JPH1027846A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1027846A
JPH1027846A JP19977296A JP19977296A JPH1027846A JP H1027846 A JPH1027846 A JP H1027846A JP 19977296 A JP19977296 A JP 19977296A JP 19977296 A JP19977296 A JP 19977296A JP H1027846 A JPH1027846 A JP H1027846A
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JP
Japan
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wiring
wirings
insulating film
semiconductor device
interlayer insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP19977296A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miwa
浩之 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積度の向上を図りつつ、配線間容量の増大
を防止し得る半導体装置を提供する。 【解決手段】 隣り合う配線同士(配線16aと配線2
0、および配線20と配線16b)を異なる配線層によ
って形成する。これにより、同じ配線ピッチ(水平距
離)に対し、両配線を同一配線層によって形成する場合
に比べて、実際の配線間距離を大きくとることができ、
配線間容量の増大防止が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の配線を有
する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置においては、素子微細
化の進展による装置性能の向上や集積度の向上が著しい
が、これを支える一要因として、半導体装置が収容する
各素子構造における寄生抵抗や寄生容量の低減が挙げら
れる。
【0003】しかしながら、素子サイズの微細化のみで
は半導体装置の高集積化を図ることは困難であり、各素
子間を接続しあるいは各素子と外部回路とを接続するた
めの各配線間の距離を小さくすることが重要である。
【0004】図4は、従来の半導体装置における配線方
法を表すものである。この図に示したように、半導体基
板111に形成された半導体素子112,113に対応
して、層間絶縁膜114を介して配線117a,117
bが形成され、同一方向(紙面と直交する方向)に延び
ている。配線117a,117bは、それぞれコンタク
ト孔115,116によって半導体素子112,113
と接続されている。ここで、配線117a,117b
は、同一の配線層をパターニングして形成されたもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
同一方向に隣接して延びる配線は同じ配線層から形成さ
れていたので、隣り合う配線間の距離を小さくした場合
には、配線間容量が増大するという問題がある。これに
対処するには、配線高さ(配線層の厚さ)を縮小すると
いう第1の方法、配線層に配置される絶縁膜の誘電率を
低下させるという第2の方法、あるいは配線間距離を大
きくするという第3の方法等が考えられる。
【0006】このうち、第1の方法では、配線の断面積
の低下による電流容量の減少を招くため、これを防ぐた
めに配線幅を増大させる必要があり、結果として装置面
積(チップ面積)の低減が困難になると共に、寄生容量
も増大することになる。
【0007】また、第2の方法では、絶縁膜として使用
する材料を十分吟味する必要があるが、実際には、絶縁
膜に要求される他の条件(膜強度や平坦化特性等)を満
たしつつ十分低い誘電率をもつ材料を選択するというこ
とは極めて困難である。
【0008】さらに、第3の方法では、結果として装置
面積を増大させることとなり、当初の目的を満たし得な
い。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、集積度の向上を図りつつ、配線間容
量の低減を可能とする半導体装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
複数の配線を有する半導体装置において、配線のうちの
少なくとも1の配線が、これと隣り合う配線と異なる配
線層として形成されるように構成したものである。この
半導体装置では、隣り合う配線同士が異なる配線層によ
って形成されているため、同じ配線ピッチ(水平距離)
に対し、両配線を同一配線層によって形成する場合に比
べて、実際の配線間距離を大きくとることができる。ま
た、本発明は、1の方向に向かって互いに平行に隣り合
うように延設された第1の配線対を含む半導体装置、さ
らには、第1の配線対の延設方向と直交する方向に向か
って互いに平行に隣り合うように延設された第2の配線
対をも含む半導体装置にも適用可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態に係る半導
体装置の断面構造を表すものである。この図に示したよ
うに、半導体基板11には、半導体素子12,13,1
4が形成され、それらを覆うようにして層間絶縁膜15
が形成されている。半導体素子12,13,14として
は、例えばMOSトランジスタのゲート、ソースまたは
ドレイン等が該当する。
【0013】層間絶縁膜15の上には、同一配線層をパ
ターニングして形成した配線16a,16bが互いに平
行に延設されている。そして、これらの配線16a,1
6bは、それぞれコンタクト孔17,18によって、互
いに隣接していない半導体素子12,14と接続されて
いる。配線16a,16bは他の層間絶縁膜19によっ
て覆われ、さらに、この層間絶縁膜9上には、配線16
a,16bと平行に延びる配線20が形成されている。
配線20はコンタクト孔21によって半導体素子13と
接続されている。
【0014】次に、以上のような構成の半導体装置の作
用を説明する。
【0015】上記のように配線16a,16bおよび2
0は互いに平行に同一方向に延設されているが、これら
のうち、互いに隣り合う配線同士(具体的には、配線1
6aと配線20、および配線20と配線16b)は、異
なる配線層から形成されている。このため、従来(図
4)のように隣り合う配線同士を同一配線層で形成した
場合と比べると、横方向(水平方向)の距離が同じであ
る限り、実際の配線間距離は、図1の場合の方が大きく
なる。したがって、素子間距離等の微細化に伴う配線間
容量の増大を抑えることができる。特に、隣り合う配線
が平行に延びている場合には、配線間距離の僅かの短縮
がその配線間容量の増大に大きく影響するため、本実施
の形態のように、隣り合う配線を互いに異なる層に形成
するようにすることは、配線間容量の増大を抑制する上
で効果が大きい。
【0016】次に、図2を参照して本発明の他の実施の
形態を説明する。
【0017】この図に示したように、半導体基板31に
は、半導体素子32,33が形成され、それらを覆うよ
うにして層間絶縁膜34が形成されている。半導体素子
32,33の内容は上記実施の形態と同様である。
【0018】層間絶縁膜34の上には、配線35が紙面
と直交する方向に延設され、コンタクト孔36によって
半導体素子32と接続されている。配線35は他の層間
絶縁膜37によって覆われ、さらに、この層間絶縁膜3
7上には、配線35と平行に延びる配線38が形成され
ている。配線38はコンタクト孔39によって半導体素
子32と接続されている。配線38はさらに他の層間絶
縁膜40によって覆われ、さらに、この層間絶縁膜40
上には、配線35および38と平行に延びる配線41が
形成されている。配線41はコンタクト孔42によって
半導体素子33と接続されている。
【0019】次に、以上のような構成の半導体装置の作
用を説明する。
【0020】上記のように配線35,38および41は
互いに平行に同一方向に延設されているが、これらはす
べて異なる配線層をパターニングして形成されている。
このため、互いに隣り合ういずれの配線同士(具体的に
は、配線35と配線38、および配線38と配線41)
も、異なる配線層から形成されている。このため、従来
の隣り合う配線同士を同一配線層で形成した場合と比べ
ると、横方向(水平方向)の距離が同じである限り、実
際の配線間距離を大きくとることができ、配線間容量の
増大を抑えることができる。
【0021】次に、図3を参照して本発明のさらに他の
実施の形態を説明する。
【0022】この図に示したように、半導体基板51に
は、半導体素子52,53が形成され、それらを覆うよ
うにして層間絶縁膜54が形成されている。半導体素子
52,53の内容は上記実施の形態と同様である。
【0023】層間絶縁膜54の上には、配線55が紙面
と直交する方向に延設され、コンタクト孔56によって
半導体素子52と接続されている。配線55は他の層間
絶縁膜57によって覆われ、さらに、この層間絶縁膜5
7上には、配線55と平行に延びる配線58が形成され
ている。配線58はコンタクト孔59によって半導体素
子52と接続されている。配線58はさらに他の層間絶
縁膜61によって覆われ、さらに、この層間絶縁膜61
上には、配線55および58と直交する方向(紙面と平
行)に延びる配線62が形成されている。配線62はコ
ンタクト孔63によって半導体素子53と接続されてい
る。配線62はさらに他の層間絶縁膜64によって覆わ
れ、さらに、この層間絶縁膜64上には、配線62と平
行に延びる配線65が形成されている。配線65はコン
タクト孔66によって半導体素子53と接続されてい
る。
【0024】次に、以上のような構成の半導体装置の作
用を説明する。
【0025】上記のように、配線55,58は互いに平
行に同一方向に隣り合って延設されているが、これらは
異なる配線層(第1配線層および第2配線層)をパター
ニングして形成されている。また、配線62,65は互
いに平行に同一方向に隣り合って延設されているが、こ
れらもまた異なる配線層(第3配線層および第4配線
層)をパターニングして形成されている。もちろん、互
いに直交する配線58および配線62もまた、異なる配
線層(第2配線層および第3配線層)によって形成され
ている。すなわち、互いに隣り合ういずれの配線同士
も、異なる配線層から形成されている。このため、上記
の各実施の形態の場合と同様に、従来の隣り合う配線同
士を同一配線層で形成した場合と比べると、横方向(水
平方向)の距離が同じである限り、実際の配線間距離を
大きくとることができ、配線間容量の増大を抑えること
ができる。
【0026】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。
【0027】例えば、第2の実施の形態(図2)では、
配線35を第1配線層によって形成し、配線38を配線
35のすぐ上の配線層(第2配線層)によって形成する
と共に、配線41を配線38のすぐ上の配線層(第3配
線層)によって形成するようにしたが、本発明はこれに
限られるものではなく、隣り合う配線が同一配線層でな
ければ他の方法によることもでき、例えば、配線38を
第3配線層によって形成すると共に、配線41を第2配
線層によって形成するようにしてもよい。
【0028】また、第3の実施の形態(図3)では、配
線55,58の配線対と、配線62,65の配線対とは
直交するものとして説明したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、これらの2つの配線対同士が90°C
以外の角度をなす場合にも適用できるのはもちろんであ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、隣り合う配線同士を異なる配線層によって
形成するようにしたので、同じ配線ピッチ(水平距離)
に対し、両配線を同一配線層によって形成する場合に比
べて実際の配線間距離を大きくとることができる。した
がって、素子および素子間の微細化による集積度の向上
を図りつつ、配線間容量の増大を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体装置を表す
断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る半導体装置を表
す断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態に係る半導体装
置を表す断面図である。
【図4】従来の半導体装置を表す断面図である。
【符号の説明】
11,31,51…半導体基板、 12,13,14,32,33,52,53…半導体素
子、 15,19,34,37,40,54,57,61,6
4…層間絶縁膜、 16a,16b,20,35,38,41,55,5
8,62,65…配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の配線を有する半導体装置におい
    て、 前記配線のうちの少なくとも1の配線が、これと隣り合
    う配線と異なる配線層として形成されていることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の配線は、少なくとも、1の方
    向に向かって互いに平行に隣り合うように延設された第
    1の配線対を含み、 前記第1の配線対のうちの一方の配線が他方の配線と異
    なる配線層として形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の配線は、さらに、前記第1の
    配線対の延設方向と直交する方向に向かって互いに平行
    に隣り合うように延設された第2の配線対を含み、 前記第2の配線対のうちの一方の配線が他方の配線と異
    なる配線層として形成されていることを特徴とする請求
    項2記載の半導体装置。
JP19977296A 1996-07-10 1996-07-10 半導体装置 Pending JPH1027846A (ja)

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JP19977296A JPH1027846A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 半導体装置

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JP19977296A JPH1027846A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 半導体装置

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JP19977296A Pending JPH1027846A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6464559B2 (en) 1999-12-01 2002-10-15 Gerber Coburn Optical Inc. Device for retaining abrasive pad on lap in eyeglass lens making apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6464559B2 (en) 1999-12-01 2002-10-15 Gerber Coburn Optical Inc. Device for retaining abrasive pad on lap in eyeglass lens making apparatus
US6561886B2 (en) 1999-12-01 2003-05-13 Gerber Coburn Optical Inc. Device for retaining abrasive pad on lap in eyeglass lens making apparatus
US6645059B1 (en) 1999-12-01 2003-11-11 Gerber Coburn Optical Inc. Device for retaining abrasive pad on lap in eyeglass lens making apparatus

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