JPH10277869A - 加工品回収装置 - Google Patents

加工品回収装置

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JPH10277869A
JPH10277869A JP10106397A JP10106397A JPH10277869A JP H10277869 A JPH10277869 A JP H10277869A JP 10106397 A JP10106397 A JP 10106397A JP 10106397 A JP10106397 A JP 10106397A JP H10277869 A JPH10277869 A JP H10277869A
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JP
Japan
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collection container
work
processed product
alignment plate
collection
Prior art date
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Pending
Application number
JP10106397A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Sakai
純一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状のワークを傷をつけずに、自動的に整列
して回収する品質の高い加工品回収装置を提供する。 【解決手段】 棒状のワークWの長さより広い幅を有
し、複数のワークWを収納し得る回収容器2を備えた加
工品回収装置において、回収容器2の中に、傾斜した面
によって囲まれた複数のホッパ部41と、ホッパ部41
の底にワークWの形状より僅かに大きく、かつ長手方向
が平行になるように配列した整列穴42とを有する弾性
体からなる整列板4と、整列板4の上方に配置されてい
る弾性体からなる複数の塊状のクッション材5Aと、整
列板4が沈む位置まで注入された緩衝液とを備えたもの
である。したがって、円筒状のワークWをクッション材
5Aで受けて、回収容器2に投入した時の運動エネルギ
を消耗させて底面に整列するので、ワークに衝撃による
傷をつけることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC旋盤等により
自動的に加工された棒状のワークを傷をつけずに回収す
る加工品回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NC旋盤等により自動的に加工さ
れた棒状のワークは、チャックから外された後、例えば
図5に示すように、シュートやベルトコンベアなどの搬
送装置1によって運ばれて、ワークWを回収する回収容
器2に投入され、次の工程に搬送されるようにしてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、ワークWが直接、回収容器2に投入されるた
め、次のような問題があった。 (1)ワークWどうしがランダムに重なり、ワークWの
角が仕上げ部分につき当たって傷をつける。 (2)後工程での取扱の安全のために、ワークを整列す
る工程が別に必要となる。 (3)回収容器からの取り出しに時間がかかるなど、作
業工程が多く、コスト高になる。 本発明は、回収容器からワークを取り出し易くして作業
工数を低減し、棒状のワークを傷をつけずに、自動的に
整列して回収する品質の高い加工品回収装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、棒状のワークの長さより広い幅を有し、
複数の前記ワークを収納し得る回収容器を備えた加工品
回収装置において、前記回収容器の中に、傾斜した面に
よって囲まれた複数のホッパ部と、前記ホッパ部の底に
前記ワークの形状より僅かに大きく、かつ長手方向が平
行になるように配列した整列穴とを有する弾性体からな
る整列板と、前記整列板の上方または下方に配置されて
いる弾性体からなる複数の塊状のクッション材と、前記
整列板が沈む位置まで注入された緩衝液とを備えたもの
である。また、前記クッション材は、前記緩衝液に複数
層に重ねて浮遊されているものである。また、前記クッ
ション材は、前記ワークの直径より大きい塊状に形成さ
れ、前記整列板の下方に配置され、前記回収容器は、バ
ネによって支持され、かつ振動装置によって振動される
ようにしてあるものである。また、前記回収容器は、底
面が前記整列板の整列穴の長手方向に対して垂直方向に
傾斜しているものである。また、棒状のワークの長さよ
り広い幅を有し、複数の前記ワークを収納し得る回収容
器を備えた加工品回収装置において、前記回収容器の中
に、前記回収容器の幅より僅かに短い長さを有し、かつ
円筒状の複数の弾性体が複数層に重ねて装入されたクッ
ション材と、前記回収容器を支持するバネと、前記回収
容器を振動させる振動装置とを備えているものである。
また、前記回収容器は、前記回収容器の底面からワーク
の直径より高い位置の両側に前記回収容器の開口部より
幅が狭い段部を設け、前記段部の間に前記円筒状のワー
クの長さより広い幅の溝部を設けてあるものである。ま
た、前記回収容器は、底面が前記円筒状のクッション材
の長手方向に対して垂直方向に傾斜しているものであ
る。また、前記回収容器は、前記傾斜して下がった前記
底面の端部に、前記ワークが排出され得る取り出し口
と、前記回収容器の外側に突出する受け皿とを備えたも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す側
断面図である。図において、1は搬送装置で、図示しな
い工作機械から加工が完了した棒状のワークWを搬送す
る。2は回収容器でワークWの長さより広い幅を有し、
搬送装置1によって搬送されたワークWを開口部20か
ら投入して収納できるようにしてある。3は回収容器2
内に注入された油または防錆剤を含んだ水などからなる
緩衝液である。4は緩衝液3の中間に沈めて、回収容器
2の内側に固定した整列板で、開口部20を覆うように
取り外し可能に回収容器2に取りつけてある。41は整
列板4に形成した傾斜した面によって囲まれた複数のホ
ッパ部で、ホッパ部41の底にはワークの形状より僅か
に大きい形状の整列穴42をそれぞれ設け、各整列穴4
2の長手方向が平行になるようにしてある。5Aはクッ
ション材で、スポンジまたは発泡スチロールのように緩
衝液3より比重が軽く、多数の球体または楕円体または
円筒体などの塊状の弾性体からなり、整列板4の上の緩
衝液3に2層以上に重なるように浮遊させてある。6は
網籠で、収納容器2の中にワークを貯めて、網籠6を引
き上げることにより、ワークWだけを取り出すようにし
てある。このような構成により、ワークWを搬送装置1
から回収容器2に投入すると、ワークWは緩衝液3の中
に浮いているクッション材5Aにつき当たり、運動エネ
ルギーを消耗するとともに、緩衝液3の浮力を受けなが
らホッパ部41に沿って整列穴42を通り、整列板4の
下側に落下する。したがって、ワークWは緩衝液3の中
を緩やかな速度で落下し、収納容器2の底に衝撃を受け
ることなく、整列穴42の長手方向に平行な一定の方向
を向いて底面21に整列する。
【0006】図2は本発明の第2の実施例を示す側断面
図である。第2の実施例の構成は、第1の実施例で示し
た構成とほぼ同様であるが、異なる点は次の点である。
すなわち、 (1)回収容器2の底面21をゴムやプラスチックなど
の弾性体で構成してある。 (2)底面21は整列穴42の長手方向に対して直角の
方向の一方側を高くして傾斜させてある。 (3)底面21をバネ22により支持して、振動装置2
3により、回収容器2を1〜数Hzで振動させるように
してある。 (4)整列板4は弾性体で形成してある。 (5)クッション材5BはワークWの比重より小さい弾
性体で、かつワークWの直径より大きい形状に形成して
あり、整列板4の下方に複数層重なるように装入してあ
る。 (6)緩衝液は使用しない。 このような構成により、回収容器2を振動装置23によ
り振動させながらワークWを搬送装置1から回収容器2
に投入すると、ワークWは整列板4の上に載せられ、振
動しながらホッパ部41に沿って整列穴42を通り、整
列穴42の長手方向に平行な一定の方向を向いて整列し
た状態で整列板4の下側に落下する。整列板4の下側に
落下したワークWはクッション材5Bにつき当たり、運
動エネルギーを消耗しながら下方に移動する。クッショ
ン材5BはワークWより比重が小さいので、ワークWは
振動を受けながらクッション材5Bの中に潜り込み、、
収納容器2の底に衝撃を受けることなく、整列する。ま
た、回収容器2の底面21が傾斜しているので、底面2
1に到達したワークWは回収容器21の側面に倣って一
定の方向を向いて整列する。
【0007】図3は本発明の第3の実施例を示す側断面
図、図4はそのA−A断面に沿う正断面図である。この
場合、第2の実施例と同様な構成であるが、異なる点
は、次の点である。すなわち、 (1)回収容器2は、底面21からワークWの直径より
高い位置の両側に段部24を設け、底面21の傾斜方向
に対して直角方向の段部24の間の幅を開口部20より
狭くワークWの長さより広くし、ワークWの長さより幅
の広い溝部25を形成してある。 (2)底面21は、傾斜して下がった端部に、ワークW
が排出される取り出し口26と、回収容器2の外側に突
出する受け皿27が設けられている。 (3)クッション材5Cは回収容器2の幅より僅かに短
い長さをもち、かつ直径がワークWより大きい中空円筒
状の弾性体で形成されている。 したがって、両側の段部24の間の幅はクッション材5
Cの長さより狭いので、クッション材5Cは回収容器2
の段部24に引っかかり、段部24より上方に複数層重
なるように並んで積み上げられる。このような構成によ
り、回収容器2を振動装置23により振動させながらワ
ークWを搬送装置1から回収容器2に投入すると、ワー
クWはクッション5Cの上に載せられ、振動しながら二
つのクッション5の間にできる長手方向に平行な空間の
中を通り、ワークWは振動を受けながらクッション材5
Cの中に潜り込み、運動エネルギーを消耗しながら下方
に移動する。クッション材5Cは、段部24に引っかか
り、段部24より下方には下がらないので、ワークWの
みが収納容器2の溝部25の底に衝撃を受けることなく
整列する。また、回収容器2の底面21が傾斜している
ので、溝部25に到達したワークWは、回収容器21の
側面に倣って一定の方向を向いて整列する。整列したワ
ークWは、取り出し口26から自動的に排出されて回収
容器2の外側に突出した受け皿27に載せられ、ワーク
Wを容易に取り出すことができる状態となる。なお、ク
ッション材5Cは断面積が異なる中空円筒状、または中
実円筒状に形成してもよい。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、円
筒状のワークをクッション材または緩衝液で受けて、回
収容器に投入した時の運動エネルギを消耗させて回収容
器の底面に整列するので、次のような効果がある。 (1)ワークどうしがつき当って衝撃を受けたり、傷を
つけられることなく、回収容器に大量のワークを収納す
ることができる。 (2)回収容器の底面に自動的に整列されるので、別に
整列工程を設ける必要がなくなる。 (3)回収容器の底面に整列されたワークを取り出す取
り出し口と受け皿を設けてあるので、回収容器からワー
クを容易に取り出すことができ、作業工数を低減するこ
とができる。したがって、NC旋盤などで夜間の無人運
転が可能となり、コストを低減し、品質の高い加工品回
収装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す側断面図であ
る。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す側断面図であ
る。
【図3】 本発明の第3の実施例を示す側断面図であ
る。
【図4】 本発明の第3の実施例を示すA−A断面に沿
う正断面図である。
【図5】 従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1:搬送装置、2:回収容器、20:開口部、21:底
面、22:バネ、23:振動装置、24:段部、25:
溝部、26:取り出し口、27:受け皿、3:緩衝液、
4:整列板、41:ホッパ部、42:整列穴、5A,5
B,5C:クッション材、6:網籠

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状のワークの長さより広い幅を有し、
    複数の前記ワークを収納し得る回収容器を備えた加工品
    回収装置において、 前記回収容器の中に、傾斜した面によって囲まれた複数
    のホッパ部と、前記ホッパ部の底に前記ワークの形状よ
    り僅かに大きく、かつ長手方向が平行になるように配列
    した整列穴とを有する弾性体からなる整列板と、前記整
    列板の上方に配置されている弾性体からなる複数の塊状
    のクッション材と、前記整列板が沈む位置まで注入され
    た緩衝液とを備えたことを特徴とする加工品回収装置。
  2. 【請求項2】 前記クッション材は、前記緩衝液に複数
    層に重ねて浮遊されている請求項1記載の加工品回収装
    置。
  3. 【請求項3】 棒状のワークの長さより広い幅を有し、
    複数の前記ワークを収納し得る回収容器を備えた加工品
    回収装置において、 前記回収容器の中に、傾斜した面によって囲まれた複数
    のホッパ部と、前記ホッパ部の底に前記ワークの形状よ
    り僅かに大きく、かつ長手方向が平行になるように配列
    した整列穴とを有する弾性体からなる整列板と、前記整
    列板の下方に配置されている弾性体からなる複数の塊状
    のクッション材と、前記回収容器を支持するバネと、前
    記回収容器を振動する振動装置とを備えたことを特徴と
    する加工品回収装置。
  4. 【請求項4】 前記回収容器は、底面が前記整列板の整
    列穴の長手方向に対して垂直方向に傾斜している請求項
    3記載の加工品回収装置。
  5. 【請求項5】 棒状のワークの長さより広い幅を有し、
    複数の前記ワークを収納し得る回収容器を備えた加工品
    回収装置において、 前記回収容器の中に、前記回収容器の幅より僅かに短い
    長さを有し、かつ円筒状の複数の弾性体が複数層に重ね
    て装入されたクッション材と、前記回収容器を支持する
    バネと、前記回収容器を振動させる振動装置とを備えて
    いることを特徴とする加工品回収装置。
  6. 【請求項6】 前記回収容器は、前記回収容器の底面か
    らワークの直径より高い位置の両側に前記回収容器の開
    口部より幅が狭い段部を設け、前記段部の間に前記円筒
    状のワークの長さより広い幅の溝部を設けてある請求項
    5記載の加工品回収装置。
  7. 【請求項7】 前記回収容器は、底面が前記円筒状のク
    ッション材の長手方向に対して垂直方向に傾斜している
    請求項5または6記載の加工品回収装置。
  8. 【請求項8】 前記回収容器は、傾斜して下がった前記
    底面の端部に、前記ワークが排出され得る取り出し口
    と、前記回収容器の外側に突出する受け皿とを備えた請
    求項7記載の加工品回収装置。
JP10106397A 1997-04-02 1997-04-02 加工品回収装置 Pending JPH10277869A (ja)

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JP10106397A JPH10277869A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 加工品回収装置

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JP10106397A JPH10277869A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 加工品回収装置

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JPH10277869A true JPH10277869A (ja) 1998-10-20

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JP10106397A Pending JPH10277869A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 加工品回収装置

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JP (1) JPH10277869A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116820A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Ario Techno Kk 無人ワーク回収装置
KR20180112936A (ko) * 2017-04-05 2018-10-15 두산공작기계 주식회사 공작 기계 가공품 반출 장치

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