JPH10277206A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH10277206A JPH10277206A JP9146875A JP14687597A JPH10277206A JP H10277206 A JPH10277206 A JP H10277206A JP 9146875 A JP9146875 A JP 9146875A JP 14687597 A JP14687597 A JP 14687597A JP H10277206 A JPH10277206 A JP H10277206A
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Abstract
に調整することにより、遊技者に大きな満足を与えなが
ら、遊技店の払出率の管理ができ、かつ、1人の遊技者
にばかり利益が偏らないようにした遊技機を提供する。 【解決手段】 複数の図柄を可変表示し、停止した時の
表示態様により特別増加入賞及び特別入賞を含む入賞が
決定される可変表示手段(4L,4C,4R)と、該可
変表示手段の可変表示を制御する制御手段(20)とを
備えた遊技機において、制御手段(20)は、遊技者の
停止操作に応じて前記可変表示を停止するチャレンジタ
イム遊技中に、特別増加入賞が発生したときは、チャレ
ンジタイム遊技を終了して特別増加入賞に対応する遊技
状態とするが、特別入賞が発生したときには、チャレン
ジタイム遊技を中断して特別入賞に対応した遊技状態と
し、該遊技状態の終了後、中断したチャレンジタイム遊
技を再開する。
Description
の図柄を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置
の可変表示を制御するマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)等の制御手段とを備えたスロットマシ
ン、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
と称される遊技機は、正面の表示窓内に複数の図柄を表
わした回転リールを複数配列することで機械的に構成し
た可変表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示す
ることで電気的に構成した可変表示装置を有し、遊技者
のスタート操作に応じて、制御手段が可変表示装置を駆
動して各リールを回転させ、一定時間後自動的に或いは
遊技者の停止操作により、各リールの回転を順次停止さ
せた時、表示窓内に現れた各リールの図柄が特定の組み
合わせ(入賞図柄)になった場合に、メダル、コイン等
の遊技媒体を払い出すことで遊技者に利益を付与するも
のであるが、現在主流の機種においては、複数の種類の
入賞を設け、特定の入賞図柄になった場合には、1回の
メダルの払い出しに終わらず、遊技状態が特別の状態に
変換され、所定の期間、通常行われる「一般遊技」より
も条件の良い「特定遊技」を楽しむ利益を遊技者に与え
る入賞が設けられている。このような入賞として、遊技
者に相対的に大きい利益を与える遊技状態となる特別増
加入賞(以下、BBと称する)及び遊技者に相対的に小
さい利益を与える遊技状態となる特別入賞(以下、RB
と称する)が含まれ、BB又はRBの入賞図柄になる
と、それぞれに定められた特別な遊技状態である「BB
遊技」又は「RB遊技」がそれぞれに定められた期間行
える。
いるリールが停止した時に入賞図柄が表示部の有効ライ
ン上に揃うのは、遊技機の内部処理で入賞に当たった場
合(具体的には、マイコンでの乱数抽出による抽選で当
選した時)である。これは、遊技者の停止操作(タイミ
ング)だけで停止時の図柄を決定すると、遊技者の熟練
度によって遊技の結果(勝敗)が決まってしまい、遊技
者の技量のみが強調されて遊技の健全さが損なわれると
共に、遊技店にとっても遊技機からのコイン払出率等の
管理が困難になるという問題を解決するためである。
遊技機(例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン)
でも、入賞に当選しなければ、遊技者がどのように停止
操作をしても、入賞図柄を有効ライン上に揃えることは
できない。すなわち、遊技者の技量が遊技の結果に現れ
にくい遊技機となっている。
の熟練度が高くなればなるほど、その技量が遊技結果に
反映しなくなり、遊技の魅力がそがれてしまうという問
題がある。
に応じた遊技結果が得られるようにした遊技機が開発さ
れた。その一例が、特公平5−74391号公報に開示
されている。これは、上記のようなスロットマシン(い
わゆるパチスロ機を含む)において、遊技中特定の条件
が達成された時には、予め定めたゲーム回数分、複数の
リールの一部又は全部について乱数抽選による停止制御
を中止するようにしたものであり、この中止期間(これ
を「チャレンジタイム」と称し、以下「CT」と略記す
る)中は、遊技者の停止操作のタイミングでリール停止
時の表示態様(図柄の組み合わせ)が決定されるので、
遊技結果に遊技者の技量が反映すると共に、上記CT期
間以外は、従来通り乱数抽選による停止制御が行われる
ので、技量の乏しい遊技者でも、ある程度の入賞は確保
される。これにより、スロットマシンは、遊技性と平等
性を調和させた遊技機となった。以下、「CT」期間中
の遊技を「CT遊技」と称する。
どの判定の有無を問わず、遊技者の停止操作に応じて可
変表示の停止時に役物図柄を揃えることができる期間で
ある。この「CT」は、所定の発生条件が成立した時に
始まり、所定の解除条件が成立した時に終了する。
に大きな利益を与える遊技状態の変更を伴う入賞、例え
ば前述のBB及びRBについての判定は行い、この判定
結果に基づいて可変表示の停止制御を行うが、遊技状態
の変更がなく一回の遊技媒体の払出で終わる入賞の判定
は行わない方式もある。
「CT」期間中に、BB又はRBが発生する場合があ
る。BB及びRBは所定の期間「BB遊技」及び「RB
遊技」を行える入賞であるから、「CT」期間との調整
が必要となる。
たはRBが発生した場合に、遊技者に大きな満足を与え
ながら、遊技店の払出率の管理ができ、かつ、1人の遊
技者にばかり利益が偏らないようにした遊技機を提供す
ることである。
BB又はRBの発生する可能性が増大するように、「C
T」期間の進行状況を遊技者に知らせるようにした遊技
機を提供することである。
技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時の表示
態様により遊技者に相対的に大きい利益を与える遊技状
態となる特別増加入賞及び遊技者に相対的に小さい利益
を与える遊技状態となる特別入賞を含む入賞が決定され
る可変表示手段と、該可変表示手段の可変表示を制御す
る制御手段とを備えた遊技機において、前記制御手段
は、前記可変表示の停止時に表示すべき態様を決定し、
その決定に基づいて前記可変表示を停止制御するが、遊
技中所定の発生条件が成立してから所定の解除条件が成
立するまでの期間中は、前記決定を行わず、遊技者の停
止操作に応じて前記可変表示を停止するように構成され
ると共に、前記制御手段は、前記期間中に、前記可変表
示が停止した時の表示態様が前記特別増加入賞に対応す
るものであるときには、当該期間を終了して前記特別増
加入賞に対応する遊技状態とし、一方、前記期間中に、
前記可変表示が停止したときの表示態様が前記特別入賞
に対応するものであるときには、前記期間を中断して前
記特別入賞に対応した遊技状態とし、該遊技状態の終了
後、当該中断した期間を再開することを特徴とする。
図柄を可変表示し、停止した時の表示態様により遊技者
に相対的に大きい利益を与える遊技状態となる特別増加
入賞及び遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技状態
となる特別入賞を含む入賞が決定される可変表示装置
と、該可変表示装置の可変表示を制御する制御手段とを
備えた遊技機において、前記制御手段は、前記可変表示
の停止時に表示すべき態様を決定し、その決定に基づい
て前記可変表示を停止制御するが、遊技中所定の発生条
件が成立してから所定の解除条件が成立するまでの期間
中は、前記特別増加入賞、前記特別入賞及び外れの決定
を行い、外れの決定をした場合は、遊技者の停止操作の
タイミングに応じて前記可変表示を停止制御し、前記特
別増加入賞の決定をして、前記可変表示が停止した時の
表示態様が前記特別増加入賞に対応するものであるとき
には、当該期間を終了して前記特別増加入賞に対応する
遊技状態とし、一方、前記特別入賞の決定をして前記可
変表示が停止したときの表示態様が前記特別入賞に対応
するものであるときには、前記期間を中断して前記特別
入賞に対応した遊技状態とし、該遊技状態の終了後、当
該中断した期間を再開することを特徴とする。
になったときにはそれを遊技者に知らせる報知手段を備
えたことを特徴とする。
除条件の成立が近づいたこととする。
技者の損失が所定の量を越えたこととする。
した時、報知手段の報知内容が変化する。
覚的な表示で報知する視覚的表示手段又は音で報知する
音発生手段から成り、制御手段は、前記予め定めた状況
になった時、前記報知手段に所定の報知動作をさせるも
のである。
覚的な表示で報知する視覚的表示手段又は音で報知する
音発生手段と、予め定めた状況になった時、前記視覚的
表示手段又は音発生手段に所定の報知動作をさせる報知
制御部とを含んでいる。
況になったことのほか、前記解除条件の成立前に遊技者
に有利な停止操作を報知するように構成される。
間中に遊技者が獲得した遊技媒体の枚数から遊技のため
に消費した遊技媒体の枚数を差し引いて得られる純増枚
数が所定の枚数に達することである。
間中の遊技回数が所定の回数に達することである。
図柄(シンボル)列を移動表示するものであればよく、
外周面に図柄列を設けたリールを回転駆動する機械的構
成を有するもの、又は液晶,LED,CRTのように図
柄を電気的に移動表示するものを含む。また、制御手段
は、乱数抽出等で入賞か否かを判定し、その判定結果に
基づいて可変表示の停止制御を実行するように構成され
たものであればよく、遊技機のマイコンが好適に用いら
れる。
T期間になると、制御手段は、その図柄列の全て又は少
なくとも1つの図柄列について、遊技者の停止操作に応
じた停止制御に切り替えることができる。
遊技」が行われる度に抽選を行って当選すること、後述
の「RB遊技」の開始時または終了時に抽選を行って当
選すること、後述の「BB遊技」の開始時または終了時
に抽選を行って当選すること等であり、各抽選において
所定の当選確率が設定されている。一般遊技が行われる
度に抽選が行われる場合は、一般遊技の入賞判定のため
に行われる乱数サンプリングで抽出した乱数値の入賞判
定などに際して、「CT遊技」の当選を「BB遊技」、
「RB遊技」の当選と組み合わせた当選を設定してもよ
い。このような組合せ当選において、「BB遊技」また
は「RB遊技」の終了後にCT遊技が開始される。
段は遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停止した時
の表示態様により遊技者に相対的に大きい利益を与える
遊技状態である「BB遊技」になる特別増加入賞(B
B)及び遊技者に相対的に小さい利益を与える遊技状態
である「RB遊技」になる特別入賞(RB)を含む入賞
が決定される。
表示を停止した時に表示すべき態様を適宜の方法(例え
ば、前述の乱数抽出による抽選)で決定する。そして、
その決定に基づいて可変表示を停止制御する。
所定の発生条件が成立すると遊技状態が「CT遊技」と
なり、所定の解除条件が成立するまでの「CT」期間中
は「CT遊技」が行える。「CT」期間中、制御手段は
前記決定を行わず、遊技者の停止操作に応じて可変表示
を停止させる。従って、遊技者は、停止ボタンを押す等
の停止操作をタイミングよく行うことにより、所望の入
賞図柄を可変表示の停止時に揃えることができる。この
ため、遊技結果は、遊技者の技量が反映したものとな
る。
所定の発生条件が成立すると遊技状態が「CT遊技」と
なり、所定の解除条件が成立するまでの「CT」期間中
は「CT遊技」が行える。「CT」期間中、制御手段は
前記BB、RB及び外れの決定を行う。制御手段は外れ
の決定した場合には、遊技者の停止操作のタイミングに
応じて可変表示を停止する。従って、遊技者は、停止ボ
タンを押す等の停止操作のタイミングにより、所望の入
賞図柄を可変表示の停止時に揃えることができ、遊技者
の技量に応じた遊技結果を得ることができる。
可変表示手段の表示態様がBB又はRBに対応する表示
態様であると、遊技状態は「BB遊技」又は「RB遊
技」になる。
中、制御手段は入賞の決定を行わないので、BB及びR
Bは遊技者の技量に応じて発生する。
中でも、制御手段はBB及びRBの決定を行うのでBB
及びRBは、遊技者の技量に左右されず、所定の確率で
発生させることが可能である。
おり、特別な遊技状態であるから、「CT遊技」と同時
に実行することは不可能である。
中に停止したときの表示態様がBBに対応するものであ
るときには、「CT」期間を終了して「BB遊技」を実
行するが、RBに対応するものであるときには、「C
T」期間を中断して「RB遊技」を実行し、「RB遊
技」が終了したら、「CT」を再開するようにした。
対的に大きいので、BBが発生したときに、「CT」期
間を終了させると、遊技者の利益は残りの「CT」期間
分減少するが、遊技者はBBが発生した喜びが大きいの
で、「CT」期間が残っているかどうかなどは気になら
ない。遊技店にとって「CT」期間の残分が消滅するこ
とで、払出率の管理をしやすくなり、かつ、1人の遊技
者に利益を独占されなくなる。
期間を中断して、「RB遊技」を実行し、「RB遊技」
が終了したら、「CT遊技」を再開し、「CT」期間を
満了させる。遊技者は「RB遊技」が終了したとき、
「CT遊技」が再開されると、「CT」期間がまだ残っ
ていたことを知り喜ぶ。RBはBBよりも遊技者に与え
る利益が少ないので、このように「 CT」 を再開させて
も、1人の遊技者に与える利益は過剰ではない。
間中、予め定めた状況になると、報知手段がそれを遊技
者に知らせる。報知される状況は、例えば、CT解除条
件の成立すなわち「CT」期間の終了が近づくこと、遊
技者の損失が所定の量を越えることであり、そのいずれ
かが発生した時、報知手段の報知内容が変化することに
より、遊技者に「CT」期間の進行状況を知らせること
ができる。このような報知によって、遊技者は、「CT
遊技」が間もなく終了すること、自己の損失が大きいこ
と等を認識し、「CT遊技」を継続できるように停止操
作を工夫したり、それ以上損失が増えないように遊技を
打ち切ったりする等、状況に応じた対策をとることがで
きる。
T,LEDなどの視覚的表示手段、或いはブザーやスピ
ーカなど、音で報知する音発生手段が好適に用いられ
る。これらの報知手段を用いる場合、予め定めた状況に
なった時、遊技機の制御手段からの信号で報知手段に所
定の報知動作(発光体の点滅、特定の音の発生等)をさ
せることで、遊技者に認識させる。
手段だけでなく、これらの手段を駆動制御する報知制御
部をも含む構成としてもよい。すなわち、報知手段は、
予め定めた状況になった時、遊技機のマイコンとは別に
報知制御部として設けたCPUで駆動されるようにして
もよい。
わちCTの終了前に、遊技者に有利な停止操作(例え
ば、複数のリールに対応した複数の停止ボタンの操作順
序)を知らせるように構成した場合には、未熟練の遊技
者でも、CT遊技を有利に実行することができる。更
に、報知手段が、内部抽選による判定の結果、BB遊
技、RB遊技などの開始される入賞があったことを知ら
せるようにしてもよい。
媒体の枚数から遊技のために消費した遊技媒体の枚数を
差し引いた「純増枚数」が所定の枚数に達することとし
た場合には、それを報知手段で報知することにより、遊
技者は、遊技回数を増やすことがBB又はRBの入賞確
率が増大し有利であるから、以後の遊技で入賞図柄にな
らないように停止操作を行うことができる。また、解除
条件を、CT期間における遊技回数が所定回数に達する
こととした場合には、それを報知手段で報知することに
より、遊技者は、遊技媒体を増やしたいとき、小さい利
益が得られる入賞を狙って入賞回数を増やし、遊技媒体
の獲得に力を入れることができる。
の外観を示す斜視図である。このスロットマシン1は遊
技媒体としてコイン、メダル或はトークン等を用いて遊
技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものと
して説明する。
ャビネット2の正面には横に並んだ3つの表示窓3L,
3C,3Rが設けられ、各表示窓には縦に3個づつの図
柄が表示される。
ている。これらの図柄は、表示窓3L,3C,3Rに対
応してキャビネット2の内部に配置した3つの回転リー
ル4L,4C,4Rの円周面を形成するシートの表面に
描かれている。
には、遊技者の操作により上記リールを回転させるため
のスタートレバー5が所定の角度範囲で回動自在に取り
付けられている。
ダルを入れるメダル投入口6が設けられ、メダル投入口
6の上方に、現在クレジットされているメダル数を表示
するクレジット表示部7Aと払い出されたメダル数を表
示する払い出し表示部7Bが設けられている。各表示部
は7セグメントLEDで構成される。なお、表示手段と
しては、LEDに限らず、LCD(液晶)素子、その他
任意のものを使用できる。
れているメダルを遊技のために投入する投入ボタン17
と遊技者が獲得したメダルのクレジット/払い出しを押
しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ8が設けられ
ている。
を停止するために遊技者が操作する停止ボタン9L,9
C,9Rが配置されている。各停止ボタンは光源を内蔵
しているか、或は、光の照射により、発光可能に構成さ
れている。従って、停止ボタン9L,9C,9Rは、各
光源の点灯、点滅、消灯により、明るくなったり暗くな
ったりする。停止ボタン9L,9C,9Rは対応する光
源9L’,9C’,9R’により点灯し、この遊技機1
における報知手段として利用される。
口12と、払い出されたメダルを溜めるメダル受け部1
3とが配置されている。メダル払出口12の右下に多数
の音出し孔から成る発音部10が設けられている。この
発音部10を通して、キャビネット2内部に配置された
スピーカ15(図2)から外部へ音が出る。スピーカ1
5は、複数の種類の音を出力でき、この遊技機1におけ
る報知手段として利用される。
賞に対してどれだけのメダルが払い出されるかを示す配
当表が表示される表示面16が設けられ、その上端の縁
は発光可能な演出部11として形成されている。演出部
11は多数のLEDからなり、点灯、点滅、消灯などの
動作により、種々の演出及び情報の表示が可能である。
この演出部11の動作も、この遊技機1における報知手
段として利用される。図2は、スロットマシン1におけ
る遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気的に接
続する周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路構成を
示す。
る構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路
を加えて構成されている。マイコン20は、予め設定さ
れたプログラムに従って制御動作を行うCPU21と、
記憶手段であるROM22及びRAM23を含み、CP
U21に、基準クロックパルスを発生するクロックパル
ス発生回路24及び分周器25と、サンプリングされる
乱数を発生する乱数発生器26及び乱数サンプリング回
路27とが接続されている。なお、乱数サンプリングの
ための手段として、マイコン20内で、すなわちCPU
21の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行する
ように構成してもよい。その場合、乱数発生器26及び
乱数サンプリング回路27は省略可能であり、或いは、
乱数サンプリング動作のバックアップ用として残してお
くことも可能である。
レバー5を操作するごとに行われる乱数サンプリングの
判定に用いられる、入賞確率テーブルを含む入賞判定の
ためのデータが格納されている。
発生するためのデータ、リール停止時に停止図柄に基づ
いて発生する音を決定するためのデータ、報知手段とし
て遊技者にCT遊技の状況に応じて発生する音を決定す
るためのデータが格納されている。
制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータ
としては、前記リール4L,4C,4Rをそれぞれ回転
駆動するステッピングモータ14L,14C,14R
と、遊技媒体のメダルを収納するホッパー(払い出しの
ための駆動部を含む)30と、表示部7A,7B、停止
ボタン9L,9C,9R及び演出部11の光源と、スピ
ーカ15とがあり、モータ駆動回路31、ホッパー駆動
回路32、光源駆動回路37、音出力回路38を介して
CPU21の出力部に接続されている。これらの駆動回
路は、それぞれCPU21から出力される駆動指令など
の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御す
る。
ために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段
としては、メダル投入口6に投入されたメダル、又は投
入ボタン17を押すことでクレジットから投入されたメ
ダルを検出するメダルセンサ6S、スタートレバー5の
操作を検出するスタートスイッチ5S、C/Pスイッチ
8、各停止ボタン9L,9C,9Rの操作に応じて停止
信号を発生するリール停止信号回路34、並びに、リー
ル回転センサからのパルス信号を受けて各リールの位置
を検出するための信号をCPU21へ供給するリール位
置検出回路35、メダル検出部33の計数値(ホッパー
30から払い出されたメダル数)が指定された枚数デー
タに達した時メダル払出し完了を検知するための信号を
CPU21へ供給する払出し完了信号回路36がある。
所定の数値範囲に属する乱数を発生し、乱数サンプリン
グ回路27は、スタートレバー5が操作された後の適宜
のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうし
て抽出された乱数は、ROM22内の記憶部に格納され
ている予め定めた入賞領域に属しているかが判定され、
判定結果に基づく信号を発生する。
た後、ステッピングモータ14L,14C,14Rの各
々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値
はRAM23の所定エリアに書き込まれる。リール4
L,4C,4Rからは各々の一回転毎にリセットパルス
が得られ、これらのパルスはリール位置検出回路35を
介してCPU21に入力される。CPU21は、こうし
て得られたリセットパルスにより、RAM23に格納し
た駆動パルス計数値を“0”にクリアする。これによ
り、RAM23内には、各リール4L,4C,4Rにつ
いて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値
が格納される。
号に基づいて各リール4L,4C,4Rの停止位置を決
定し、その位置でリールが停止するように制御する信号
をモータ駆動回路に送る。
作により発生する停止信号を検出すると各リール4L,
4C,4Rをそれぞれ停止する。
めのデータとして、入賞となる図柄の組合せと、入賞の
メダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとを
対応づけるための入賞図柄組合せテーブルが含まれ、そ
れぞれのリール4L,4C,4Rの制御時及び全リール
停止後の入賞確認を行うときに参照される。
止時に停止図柄に基づいて発生する音を決定するための
データとして、入賞図柄組み合わせテーブルと音の種類
とを関係づけるためのテーブルが含まれている。このテ
ーブルにより全リール停止後の入賞確認で音の種類が決
定される。
ゲームが実行される際のプログラム(シーケンスプログ
ラム)が格納されている。
る一般遊技、特別増加入賞遊技(以下、BB遊技と称す
る)、特別入賞遊技(以下、RB遊技と称する)及びチ
ャレンジタイム遊技(以下、CT遊技と称する)の関係
を示している。
般遊技状態となり、スタートレバー5を操作する度に乱
数サンプリングが行われ、最も有利なBB遊技とCT遊
技の組合せ、RB遊技とCT遊技の組合せ、BB遊技、
RB遊技、CT遊技及び役物のいずれかの入賞又は外れ
の判定が行われる。
は、一般遊技のゲーム1回毎、BB遊技の発生または終
了毎、及びRB遊技の発生または終了毎に行われるよう
にしてもよい。
り発生する遊技者にとって最も有利な状態で、最大30
回連続して役物入賞が発生し多数のメダルを獲得できる
遊技状態で、次に述べるRB遊技が3回発生したと同じ
状態である。BB遊技中は、BB遊技、RB遊技及びC
T遊技の入賞判定は行われず、役物の入賞判定だけが行
われる。遊技機1において、入賞図柄「7−7−7」が
発生すると、スピーカ15から、入賞図柄「7−7−
7」のために設定された音が発生する。この音によって
も遊技者はBB遊技が開始されることを知ることができ
る。
より発生し、最大12回連続して役物入賞が発生しやす
い状態が続く遊技状態である。RB遊技中もBB遊技中
と同様にBB遊技、RB遊技及びCT遊技の入賞判定は
行われず、役物の入賞判定だけが行われる。遊技機1に
おいて、入賞図柄「BAR-BAR-BAR 」が発生すると、スピ
ーカ15から、入賞図柄「BAR-BAR-BAR 」のために設定
された音が発生する。この音によっても遊技者はRB遊
技が開始されることを知ることができる。
「7−7−7」(7はリボン付き7を意味する)により
発生し、前記BB遊技の終了後CT遊技が発生する。遊
技機1において、入賞図柄「7−7−7」が発生する
と、スピーカ15から、入賞図柄「7−7−7」のため
に設定された音が発生する。この音によっても遊技者は
BB遊技だけでなくCT遊技も行えることを知ることが
できる。
ールの停止が行われるが、遊技機1においてはスタート
レバー5を操作する度に乱数サンプリングが行われ、B
B遊技及びRB遊技の入賞判定が行われ、入賞すると制
御部は入賞に応じたリールの停止制御を行う。CT遊技
及び役物の入賞判定は行われない。
般遊技中にBB遊技、RB遊技又はCT遊技に当選する
と、それぞれの遊技が開始される。BB遊技、RB遊技
又はCT遊技が終了すると一般遊技へ戻る。BB遊技又
はRB遊技とCT遊技の組合せ当選のときはBB遊技又
はRB遊技が終了するとCT遊技に移行する。CT遊技
中にBB遊技に当選するとCT遊技は終了し、BB遊技
が開始される。CT遊技中にRB遊技に当選するとCT
遊技は中断し、RB遊技が割り込み、RB遊技が終了す
ると、残りのCT遊技が再開される。
は150 回遊技すると終了する。CT遊技は、また、所定
の純増枚数のメダル、遊技機1においては200 枚の純増
枚数のメダルを獲得すると終了する。
くか又は純増枚数が200 枚に近づき、CT遊技の終了が
近づくと、遊技機1の報知手段である、停止ボタン9
L,9C,9R、演出部11及びスピーカ15は、遊技
者にその状況を知らせる報知を行う。3個の停止ボタン
は停止ボタンの操作を遊技者の有利になるような順序で
遊技者が操作できるように明るくなったり暗くなったり
し、演出部11は、遊技者に注意を喚起する表示をし、
スピーカ15は特別な音を発生する。
払出が行われないために、遊技者の消費したメダル数が
かなりの量に達したとき、遊技機1においては消費した
メダルの数が遊技で獲得したメダルの数を30枚も上回
ったとき、報知手段はそのような不利益が発生している
状況を遊技者に知らせる。
Rの外周面に設けられている図柄列である。
萄」40、「JAC 」41及び「オレンジ」42の各図柄
が現れる間隔は殆ど5か6である。
萄」40、「JAC 」41及び「オレンジ」42の各図柄
が現れる間隔は3、4または5である。
萄」40、「JAC 」41及び「オレンジ」42の各図柄
が現れる間隔は殆ど4で、稀に5の場合もある。
及び42の各図柄が現れる間隔は他の2本のリールにお
いてより近く均等であるため、リール4Lとリール4C
が停止した後にリール4Rの停止ボタン9Rを操作する
と図柄は揃い易い。
後にリール4Lの停止ボタン9Lを操作した場合、リー
ル4Rとリール4Cの図柄が揃っていても、リール4L
の各図柄の現れる間隔は離れているので図柄を揃えるこ
とは難しい。
る制御手段の動作を示すフローチャートである。このフ
ローチャートにおいて、カウンタNはメダルの純増枚数
の増加の許容枚数を表示し、初期値は200であり、カ
ウンタNはメダルが投入されると加算され、メダルが払
い出されると減算される。カウンタNが0になるとCT
遊技は終了する。カウンタTはCT遊技で許容される遊
技数の残存回数を表示し、初期値は150であり、カウ
ンタTは遊技が1回行われる毎に1減算され、カウンタ
Tが0になるとCT遊技は終了する。
と、報知手段である演出部11、停止ボタン9L,9
C,9Rは、CT遊技の通常状態を表示する「状況1」
の態様の表示を行う(ステップ1)。「状況1」の態様
については後に説明する。
から信号が発生し(ステップ2)、カウンタNに投入メ
ダル数1乃至3を加算する(ステップ3)。
イッチ5Sが作動する(ステップ4)。リール4L,4
C,4Rを回転させる(ステップ5)。カウンタTを1
減算する(ステップ6)。
7)。
テップ8)、リール4L,4C,4Rを停止させる(ス
テップ9)。
行する(ステップ10)。カウンタNを払い出したメダ
ルの数だけ減算する(ステップ11)。
かを判定する(ステップ12)。CT遊技の解除条件
は、乱数判定により、BB遊技又はRB遊技の当選があ
り、入賞図柄「7−7−7」又は「BAR-BAR-BAR 」が揃
ったとき、CT遊技中のゲーム回数が150回に達しカ
ウンタTが0のとき、及び、CT遊技中の遊技媒体の前
記純増枚数が200枚に達しカウンタNが0のときが設
定されている。
とき、即ち判定結果が"NO"のとき、カウンタNが230
以上かを判定する(ステップ13)。この判定は遊技の
ために消費したメダルの数が遊技で獲得したメダルの数
を30枚も上回ったかの判定で、"YES" の場合、即ちカ
ウンタNが230以上の場合、報知手段である、演出部
11の表示、停止ボタン9L,9C,9Rの表示及びス
ピーカ15からの音を、不利な状態が発生している「状
況2」の態様にし、遊技者に知らせる(ステップ1
4)。「状況2」の態様については後に説明する。
したときは、次にカウンタNが50以上かを判定する
(ステップ15)。"YES" の場合、即ちカウンタNが5
0以上の場合、次にカウンタTが10以上か判定する
(ステップ16)。
が終わりに近づき、判定結果が"NO"の場合、報知手段で
ある、演出部11の表示、停止ボタン9L,9C,9R
の表示及びスピーカ15からの音を、遊技できる回数が
残り少なくなり、CT遊技が終わりに近づいたことを知
らせる「状況3」の態様にする(ステップ17)。「状
況3」の態様については後に説明する。
ンタNが49以下で、判定結果が"NO"の場合、報知手段で
ある、演出部11の表示、停止ボタン9L,9C,9R
の表示及びスピーカ15からの音を、純増枚数が上限に
近づき、CT遊技が終わりに近づいたことを知らせる
「状況4」の態様にする(ステップ18)。「状況4」
の態様については後に説明する。
し、"YES" と判定されると、次に、その解除条件はBB
遊技の当選かが判定される(ステップ19)。"YES" と
判定されるとBB遊技が実行され(ステップ20)、終
了後カウンタN、カウンタTを0にして(ステップ2
3、24及び25)、一般遊技の再開(ステップ26)
に至り、CT遊技は終了する。
れると、次にRB遊技に当選したかが判定される(ステ
ップ21)。"YES" と判定されるとRB遊技が実行され
(ステップ22)、RB遊技の終了後、ステップ2に戻
りCT遊技が再開される。CT遊技再開時のカウンタN
及びカウンタTの値はRB遊技が開始される前の値であ
る。
ち、BBの当選もRBの当選もなかったときは、カウン
タNが0かを判定し(ステップ23)、"YES" のとき
は、カウンタTを0にし(ステップ24)、一般遊技を
再開し(ステップ26)、CT遊技が終了する。ステッ
プ23の判定結果が"NO"のときは、カウンタTは必ず0
であるから、カウンタNを0にして(ステップ25)、
一般遊技を再開する(ステップ26)ので、CT遊技は
終了する。
おける報知手段の「状況1」、「状況2」、「状況3」
及び「状況4」の各報知態様は報知の目的に合わせて設
定される。
を遊技者に知らせるもので、一般遊技、BB遊技、RB
遊技と異なる状態にする。例えば、演出部11の点滅状
態を変化させたり、全ての停止ボタンを点滅させたり、
異なる音を発生したりする。
費枚数が入賞により獲得したメダル数を大きく上回り、
損失が発生していることを知らせるもので、演出部11
の点滅状態を「状況1」と異ならせて遊技者の注意を喚
起する。更に、リール4Lとリール4Cが停止した後に
リール4Rの停止ボタン9Rを操作すると図柄は揃い易
いので、停止ボタン9Lだけを点滅させたり、停止ボタ
ンの光る順序を最初に停止ボタン9L、次に停止ボタン
9C、最後に停止ボタン9Rとしたりして、停止ボタン
の操作順序を教示したりする。更に、「状況1」と異な
る音を発生し注意を喚起したりする。
回数が終わりに近づいていることを知らせるもので、演
出部11の点滅状態を「状況1」と異ならせたり、「状
況2」と同様に、遊技者が限られた遊技回数で図柄入賞
を数多く果せるように停止ボタンの光る順序で操作する
停止ボタンの順序を教示したり、「状況1」と異なる音
を発生したりする。「状況3」の態様は、「状況2」の
態様と同じであってもよいが、例えば演出部11の点滅
速度を速めたり、停止ボタンの点滅速度または停止ボタ
ンの光る順序の移り変わる速度をはやめたり、異なる警
告音を発生するなど、「状況2」と異なる態様として目
的とする情報を報知するようにしてもよい。
きるメダルの純増枚数が上限に近づいていることを知ら
せるもので、演出部11の点滅状態を「状況1」、「状
況2」及び「状況3」と異ならせたり、遊技回数を増や
して乱数抽出によるBB、RBの当選のチャンスを増や
すことができるよう、図柄入賞し難い停止ボタンの操作
順序を停止ボタンの光る順序で教示したり、「状況
1」、「状況2」及び「状況3」と異なる音を発生した
りする。前述の通り、リール4Rとリール4Cが停止し
た後にリール4Lの停止ボタン9Lを操作した場合、リ
ール4Rとリール4Cの図柄が揃っていても、リール4
Lの図柄間隔は遠く図柄を揃えることは難しいので、停
止ボタン9Rだけを点滅させたり、停止ボタンの光る順
序を最初に停止ボタン9R、次に停止ボタン9C、最後
に停止ボタン9Lとしたりして、停止ボタンの操作順序
を教示したりする。
ンの押す順序を知り、或は、報知された情報を利用して
自らの工夫により有利にCT遊技を楽しむことができ
る。
正面斜視図。
を示すブロック図。
状態の関係図。
を表すフローチャート。
を表すフローチャート。
成立後の制御動作を表すフローチャート。
3R…表示窓、4L,4C,4R…リール、5…スター
トレバー、6…メダル投入口、7A…クレジット表示
部、7B…払い出し表示部、8…C/Pスイッチ、9
L,9C,9R…停止ボタン、10…発音部、11…演
出部、12…メダル払出口、13…メダル受け部、14
L,14C,14R…ステッピングモータ、15…スピ
ーカ、16…表示面、20…マイコン、21…CPU、
22…ROM、23…RAM、24…クロックパルス発
生回路、25…分周器、26……乱数発生器、27…乱
数サンプリング回路、30…ホッパー、31…モータ駆
動回路、32…ホッパー駆動回路、33…メダル検出
部、34…リール停止信号回路、35…リール位置検出
回路、36…払出し完了信号回路、37…光源駆動回
路、38…音出力回路。
Claims (11)
- 【請求項1】遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停
止した時の表示態様により遊技者に相対的に大きい利益
を与える遊技状態となる特別増加入賞及び遊技者に相対
的に小さい利益を与える遊技状態となる特別入賞を含む
入賞が決定される可変表示手段と、該可変表示手段の可
変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、
前記制御手段は、前記可変表示の停止時に表示すべき態
様を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制
御するが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の
解除条件が成立するまでの期間中は、前記決定を行わ
ず、遊技者の停止操作に応じて前記可変表示を停止する
ように構成されると共に、前記制御手段は、前記期間中
に、前記可変表示が停止した時の表示態様が前記特別増
加入賞に対応するものであるときには、当該期間を終了
して前記特別増加入賞に対応する遊技状態とし、一方、
前記期間中に、前記可変表示が停止したときの表示態様
が前記特別入賞に対応するものであるときには、前記期
間を中断して前記特別入賞に対応した遊技状態とし、該
遊技状態の終了後、当該中断した期間を再開することを
特徴とする遊技機。 - 【請求項2】遊技に必要な複数の図柄を可変表示し、停
止した時の表示態様により遊技者に相対的に大きい利益
を与える遊技状態となる特別増加入賞及び遊技者に相対
的に小さい利益を与える遊技状態となる特別入賞を含む
入賞が決定される可変表示装置と、該可変表示装置の可
変表示を制御する制御手段とを備えた遊技機において、
前記制御手段は、前記可変表示の停止時に表示すべき態
様を決定し、その決定に基づいて前記可変表示を停止制
御するが、遊技中所定の発生条件が成立してから所定の
解除条件が成立するまでの期間中は、前記特別増加入
賞、前記特別入賞及び外れの決定を行い、外れの決定を
した場合は、遊技者の停止操作のタイミングに応じて前
記可変表示を停止制御し、前記特別増加入賞の決定をし
て、前記可変表示が停止した時の表示態様が前記特別増
加入賞に対応するものであるときには、当該期間を終了
して前記特別増加入賞に対応する遊技状態とし、一方、
前記特別入賞の決定をして、前記可変表示が停止したと
きの表示態様が前記特別入賞に対応するものであるとき
には、前記期間を中断して前記特別入賞に対応した遊技
状態とし、該遊技状態の終了後、当該中断した期間を再
開することを特徴とする遊技機。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の遊技機において、前
記期間中予め定めた状況になったときにはそれを遊技者
に知らせる報知手段を備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】請求項3記載の遊技機において、前記予め
定めた状況は前記解除条件の成立が近づくことである遊
技機。 - 【請求項5】請求項3記載の遊技機において、前記予め
定めた状況は遊技者の損失が所定の量を越えることであ
る遊技機。 - 【請求項6】請求項3乃至5のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記予め定めた状況が発生した時、前記報知手
段の報知内容が変化することを特徴とする遊技機。 - 【請求項7】請求項3乃至6のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記報知手段は、遊技状態を視覚的な表示で報
知する視覚的表示手段又は音で報知する音発生手段から
成り、前記制御手段は、前記予め定めた状況になった
時、前記報知手段に所定の報知動作をさせることを特徴
とする遊技機。 - 【請求項8】請求項3乃至6のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記報知手段は、遊技状態を視覚的な表示で報
知する視覚的表示手段又は音で報知する音発生手段と、
前記予め定めた状況になった時、前記視覚的表示手段又
は音発生手段に所定の報知動作をさせる報知制御部とを
含んでいることを特徴とする遊技機。 - 【請求項9】請求項3乃至7のいずれか記載の遊技機に
おいて、前記報知手段は、前記予め定めた状況になった
ことのほか、前記解除条件の成立前に遊技者に有利な停
止操作を報知するように構成されていることを特徴とす
る遊技機。 - 【請求項10】請求項1乃至9のいずれか記載の遊技機
において、前記解除条件は、前記期間中に遊技者が獲得
した遊技媒体の枚数から遊技のために消費した遊技媒体
の枚数を差し引いて得られる純増枚数が所定の枚数に達
することである遊技機。 - 【請求項11】請求項1乃至9のいずれか記載の遊技機
において、前記解除条件は、前記期間中の遊技回数が所
定の回数に達することである遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=15417551
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- 1997-06-04 JP JP14687597A patent/JP4105781B2/ja not_active Expired - Lifetime
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