JPH10277040A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH10277040A
JPH10277040A JP9090997A JP9099797A JPH10277040A JP H10277040 A JPH10277040 A JP H10277040A JP 9090997 A JP9090997 A JP 9090997A JP 9099797 A JP9099797 A JP 9099797A JP H10277040 A JPH10277040 A JP H10277040A
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JP
Japan
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subject
circuit
ultrasonic
focus
ultrasonic transducer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9090997A
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English (en)
Inventor
Takashi Sugiyama
山 隆 司 杉
Katsunori Asafusa
房 勝 徳 浅
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体内に挿入されるカテーテル又はバイオ
プシー針、血管内視鏡などのカテーテル状術具の任意部
位に取り付けられた被検体内超音波振動子の位置を自動
的に検出し該被検体内超音波振動子とその周辺領域を画
像化して表示する。 【解決手段】 受波回路3からの受波信号を集束するフ
ォーカス回路4は複数の走査線を同時に作り出す並列受
波方式の構成とし、この構成のフォーカス回路4に対
し、被検体内に挿入するカテーテル状術具10の任意部
位に取り付けられた被検体内超音波振動子11の挿入深
度を割り出してその深さ位置を検出する振動子位置検出
回路7を接続すると共に、上記フォーカス回路4で求め
られたフォーカス位置を有する複数超音波ビームを同時
に受信し上記被検体内超音波振動子11の方向を検出す
る複数走査線同時受信手段8を接続し、上記被検体内超
音波振動子11の深さ及び方向の位置を特定し該被検体
内超音波振動子11とその周辺領域を画像化して表示す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体内に超音波
を送受信し診断部位の超音波画像を得て表示する超音波
診断装置に関し、特に、被検体内に挿入されるカテーテ
ル又はバイオプシー針、血管内視鏡などのカテーテル状
術具の任意部位に取り付けられた被検体内超音波振動子
の位置を自動的に検出し該被検体内超音波振動子とその
周辺領域を画像化して表示することができる超音波診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波診断装置として
は、特願平1−145333号で出願されているよう
に、例えばカテーテルの先端部に被検体内超音波振動子
を取り付けておき、この状態で上記被検体内超音波振動
子と共にカテーテルを被検体の内部に挿入し、通常の探
触子で被検体内に超音波を送受信し診断部位の超音波断
層像を撮像する際に、上記被検体内超音波振動子が受信
した信号を増幅し、この増幅された信号を用いて該被検
体内超音波振動子を駆動して超音波を送信し、この超音
波を上記探触子で受信してその超音波断層像上で上記被
検体内超音波振動子の位置が高輝度に表示されるように
したものがある。これにより、被検体内に挿入されたカ
テーテルの先端部の位置を把握するものである。
【0003】また、他の従来例としては、米国特許第5,
158,088号明細書に記載されているように、同じく例え
ばカテーテルの先端部に被検体内超音波振動子を取り付
けておき、この状態で上記被検体内超音波振動子と共に
カテーテルを被検体の内部に挿入し、通常の探触子で被
検体内に超音波を送受信し診断部位の超音波断層像を撮
像する際に、上記被検体内超音波振動子が受信した信号
は、上記探触子の超音波走査方向上に該被検体内超音波
振動子が存在する場合にその被検体内超音波振動子の受
波信号が最大になることと、上記探触子からの超音波の
打ち出しから被検体内超音波振動子の受波信号が最大に
なるまでの時間が該探触子と被検体内超音波振動子との
間の距離によって決まることとを利用したものがある。
そして、この例では、被検体内超音波振動子の深さ位
置、方向が判明すると、超音波断層像上のその位置にマ
ーカーを表示すると共に、スピーカーを介して音を発生
させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置においては、一般的な2次元走査に
よる超音波撮像方式を用いているため、被検体表面の探
触子と例えばカテーテルの先端部に取り付けて被検体内
に挿入された被検体内超音波振動子とが3次元的に位置
ずれを起こしているときは、術者が探触子の超音波の2
次元走査面を被検体内超音波振動子の位置と一致するよ
うに手技を用いて上記探触子を操作するか、又は探触子
として3次元走査が可能なものを用いなければならなか
った。前者の場合は、術者に複雑な操作を要求すること
となり、被検体内超音波振動子の位置を容易に知ること
はできないものであった。また、後者の場合は、超音波
の2次元走査に対し3次元走査は画像のフレームレート
が例えば数十分の一に低下し、画像のリアルタイム性が
損なわれることがあった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、被検体内に挿入されるカテーテル又はバイオプシ
ー針、血管内視鏡などのカテーテル状術具の任意部位に
取り付けられた被検体内超音波振動子の位置を自動的に
検出し該被検体内超音波振動子とその周辺領域を画像化
して表示することができる超音波診断装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波診断装置は、被検体内に向けて
超音波を送受信する探触子と、この探触子を駆動して超
音波を打ち出すための送波パルスを供給する送波回路
と、上記探触子で受信した被検体内からの反射波信号を
増幅する受波回路と、この受波回路からの受波信号を集
束するフォーカス回路と、このフォーカス回路からの出
力信号に所定の処理を施し画像化する画像処理回路と、
この画像処理回路からの画像信号を画像として表示する
表示装置とを有する超音波診断装置において、上記フォ
ーカス回路は複数の走査線を同時に作り出す並列受波方
式の構成とし、この構成のフォーカス回路に対し、被検
体内に挿入するカテーテル状術具の任意部位に取り付け
られた被検体内超音波振動子の挿入深度を割り出してそ
の深さ位置を検出する振動子位置検出回路を接続すると
共に、上記フォーカス回路で求められたフォーカス位置
を有する複数超音波ビームを同時に受信し上記被検体内
超音波振動子の方向を検出する複数走査線同時受信手段
を接続し、上記被検体内超音波振動子の深さ及び方向の
位置を特定し該被検体内超音波振動子とその周辺領域を
画像化して表示するようにしたものである。
【0007】また、上記振動子位置検出回路は、カテー
テル状術具に取り付けられた被検体内超音波振動子への
送波タイミング信号からの経過時間を計測する手段と、
上記の送波タイミング信号に同期して被検体内超音波振
動子から打ち出された超音波を前記探触子で受信するま
での時間を測定する手段とを備え、上記被検体内超音波
振動子と探触子との間の距離を求めるようにしたもので
ある。
【0008】さらに、上記複数走査線同時受信手段は、
振動子位置検出回路で求めた被検体内超音波振動子の深
度に複数の走査線をフォーカスするフォーカス計算手段
と、予め被検体内超音波振動子とその周辺領域を画像化
するにあたりその表示範囲を指定しておく走査範囲指定
手段と、この走査範囲指定手段に定められた走査範囲と
フォーカス計算手段で計算された走査範囲とを比較し計
算された走査範囲が指定された走査範囲以内に入ってい
ればその範囲で受波信号を集束して画像化し表示するよ
うに切り換える切り換え手段とを備えている。
【0009】また、上記複数走査線同時受信手段は、被
検体内超音波振動子の方向検出の操作毎に超音波の送受
波領域を狭めるようにすると共に、その送受波領域が予
め設定しておいた領域と一致した場合に該送受波領域内
の断層像を画像表示するようにしてもよい。
【0010】さらに、上記探触子は被検体に対し超音波
の3次元走査が可能なものとし、上記フォーカス回路は
その探触子からの受波信号を各走査線毎に集束するもの
とし、上記表示装置は被検体内超音波振動子とその周辺
領域の断層像を3次元的に表示することが可能なものと
してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による超
音波診断装置の実施の形態を示すブロック図である。こ
の超音波診断装置は、被検体内に超音波を送受信し診断
部位の超音波画像を得て表示すると共に、被検体内に挿
入されるカテーテル状術具の任意部位に取り付けられた
被検体内超音波振動子の位置を自動的に検出し該被検体
内超音波振動子とその周辺領域を画像化して表示するも
ので、図1に示すように、探触子1と、送波回路2と、
受波回路3と、フォーカス回路4と、画像処理回路5
と、表示装置6とを有し、さらに振動子位置検出回路7
と、複数走査線同時受信手段8とを備えて成る。
【0012】上記探触子1は、被検体内に向けて例えば
電子的にビーム走査を行って超音波を送信すると共に受
信するもので、その内部には図示省略したが、超音波の
発生源であると共に被検体内からの反射波を受信する例
えば短冊状に形成された多チャンネルの振動子素子を有
している。
【0013】送波回路2は、上記探触子1を駆動して超
音波を打ち出すための送波パルスを所定のタイミング、
周波数、電圧で供給するもので、上記振動子素子のチャ
ンネル数分だけ設けられている。また、受波回路3は、
上記探触子1で受信した被検体内からの反射波信号を増
幅するもので、その内部には図示省略したが、上記反射
波信号を所定の増幅率で増幅するプリアンプを有してい
る。なお、上記送波回路2と受波回路3は、送受分離回
路9を介して探触子1に接続されている。この送受分離
回路9は、上記探触子1で受信した反射波信号を取り込
む入り口部となるもので、送波側には例えばダイオード
から成るリミッタを内蔵し、送波回路2からの高電圧信
号が受波側に流入するのを制限するようになっている。
【0014】フォーカス回路4は、上記受波回路3から
出力され図示省略のA/D変換器でディジタル信号に変
換された受波信号を入力して集束するもので、その内部
には上記ディジタルの受波信号を記憶する記憶手段を有
し、後述のフォーカス計算回路15a,15bで求めら
れたフォーカス条件に従って上記探触子1の各チャンネ
ルのディジタルの受波信号を読み出し、加算するように
なっている。
【0015】また、画像処理回路5は、上記フォーカス
回路4からの出力信号に所定の処理を施して画像化する
もので、該フォーカス回路4で集束されたディジタルの
受波信号について圧縮し、検波し、エンハンス処理を
し、さらに表示装置6の表示フォーマットに変換するよ
うになっている。そして、表示装置6は、上記画像処理
回路5からの画像信号を入力して画像として表示するも
ので、例えばテレビモニタから成る。
【0016】ここで、本発明においては、上記フォーカ
ス回路4は複数の走査線を同時に作り出す並列受波方式
の構成とし、この構成のフォーカス回路4に対し、振動
子位置検出回路7が接続されると共に、複数走査線同時
受信手段8が接続されている。上記フォーカス回路4の
構成は、図2に示すように、例えば5個の内部回路4
a,4b,4c,4d,4eを並列に設け、前記探触子
1で受信した複数の走査線を同時に作り出す並列受波方
式のものとされている。なお、上記フォーカス回路4の
内部回路の数は、5個に限らず他の複数個であってもよ
い。また、フォーカス回路4に入力するディジタルの受
波信号をメモリに記憶するように構成すれば、上記フォ
ーカス回路4の並列受波方式は、CPU,DSP等を利
用しソフトウェアで演算制御することによっても実現可
能である。
【0017】また、振動子位置検出回路7は、被検体内
に挿入するカテーテル状術具10の任意部位に取り付け
られた被検体内超音波振動子11の挿入深度を割り出し
てその深さ位置を検出するものである。上記カテーテル
状術具10とは、被検体内に挿入して所要の検査又は手
術などを行うカテーテル或いはバイオプシー針、血管内
視鏡などである。また、被検体内超音波振動子11と
は、上記被検体内に挿入されたカテーテル状術具10の
位置を検出するために該カテーテル状術具10の任意部
位、例えば先端部に取り付けられ、超音波を送受信する
ものである。なお、図1において、符号12は、上記被
検体内超音波振動子11を駆動するための送波タイミン
グ信号を該被検体内超音波振動子11に供給する発振器
を示している。
【0018】そして、上記振動子位置検出回路7の内部
構成は、図3に示すように、上記発振器12から送られ
てくる被検体内超音波振動子11の駆動用の送波タイミ
ング信号を基点としてその経過時間を計測する手段とし
てのタイマ13と、上記の送波タイミング信号に同期し
て被検体内超音波振動子11から打ち出された超音波を
前記探触子1で受信するまでの時間を測定する手段とし
ての深さ検出回路14とを備えて成る。これにより、上
記被検体内超音波振動子11と探触子1との間の距離を
求めるようになっている。
【0019】さらに、複数走査線同時受信手段8は、上
記フォーカス回路4で求められたフォーカス位置を有す
る複数超音波ビームを同時に受信し上記被検体内超音波
振動子11の方向を検出するもので、その内部構成は図
3に示すように、上記振動子位置検出回路7で求めた被
検体内超音波振動子11の深度に複数の走査線をフォー
カスする計算手段としてのフォーカス計算回路15a,
15bと、予め被検体内超音波振動子11とその周辺領
域を画像化するにあたりその表示範囲を指定しておく指
定手段としての走査範囲指定回路16と、この走査範囲
指定回路16に定められた走査範囲とフォーカス計算回
路15a,15bで計算された走査範囲とを比較し計算
された走査範囲が指定された走査範囲内に入っていれば
その範囲で受波信号を集束して画像化し表示するように
切り換える手段としての切換回路17とを備えて成る。
【0020】なお、図3において、符号18は断層像な
どの超音波画像の表示モードと被検体内超音波振動子1
1の位置検出モードとを切り換えるモード切換器を示
し、符号19は図1及び図3に示す装置全体の動作を制
御する制御回路を示している。
【0021】次に、このように構成された超音波診断装
置の動作について説明する。まず、図1に示す探触子1
から表示装置6に至るまでの通常の構成による断層像な
どの超音波画像の表示については、従来装置と変わらな
いので説明を省略する。従って、ここではカテーテル状
術具10と共に被検体内に挿入された被検体内超音波振
動子11の位置検出とその周辺領域の画像表示について
説明する。
【0022】まず、図1において、例えば血管拡張や薬
剤注入を目的としてカテーテル状術具10が図示省略の
被検体内に挿入されているとする。このカテーテル状術
具10の任意部位には、前述のように被検体内超音波振
動子11が取り付けられており、上記カテーテル状術具
10と共に被検体内に挿入されている。このとき、上記
カテーテル状術具10が挿入された位置近傍の被検体表
面には、探触子1が接触されている。
【0023】この状態で、発振器12から上記被検体内
超音波振動子11に送波タイミング信号を供給して該被
検体内超音波振動子11を駆動すると共に、その送波タ
イミング信号は図3に示す振動子位置検出回路7内のタ
イマ13へ送られる。すると、このタイマ13は、制御
回路19から送られてくる時間計測用クロックを用い、
上記送波タイミング信号からの経過時間を計測する。こ
のとき、フォーカス回路4は、無フォーカスのままでよ
い。
【0024】上記送波タイミング信号の供給により被検
体内超音波振動子11から打ち出された超音波は、被検
体内を伝播して被検体表面に接触された探触子1に受信
され、その後図1に示す送受分離回路9と受波回路3と
フォーカス回路4とを介して、図3に示す振動子位置検
出回路7内の深さ検出回路14に入力される。この深さ
検出回路14には、前記タイマ13から送られた被検体
内超音波振動子11の駆動用の送波タイミング信号から
の経過時間が入力されている。従って、この深さ検出回
路14に入力されている上記送波タイミング信号からの
経過時間から、上記探触子1からフォーカス回路4まで
の信号処理の持つ遅れ時間を引いたものが、被検体内超
音波振動子11と探触子1との間の距離に相当する。こ
の時間を距離に換算することにより、上記探触子1と被
検体内超音波振動子11との間の距離Lが求まる。
【0025】次に、上記深さ検出回路14で求められた
距離Lの情報は、図3に示す複数走査線同時受信手段8
内の第1のフォーカス計算回路15aに送られる。する
と、この第1のフォーカス計算回路15aでは、複数の
走査線のフォーカス条件が計算される。このフォーカス
条件の計算について、図4を参照して説明する。ここで
は、図4(a)に示すように、探触子1から打ち出され
る超音波はフォーカス点をA,B,C,D,Eのように
例えば5点設けるように制御されているものとし、フォ
ーカス範囲の両端は符号A,Eを付して示す両点と仮定
する。まだ、この段階では上記第1のフォーカス計算回
路15aに入力されているのは距離Lの情報だけであ
り、実際に被検体内超音波振動子11がどの方向に存在
するかは分かっていない。
【0026】そこで、複数の走査線を前記フォーカス回
路4を用いて作成する。このとき、フォーカスの計算
は、通常の超音波断層像を得るときと同じく、探触子の
形状、フォーカス位置、振動子ピッチ、チャンネル数等
のパラメータで計算できる。同様に、各フォーカス点A
〜Eでのビーム幅も求められる。まず、図4(a)にお
いてA点にフォーカス点を設定し、上記フォーカス回路
4で必要なフォーカス条件を計算する。次に、この時の
ビーム幅を計算し、このビーム幅が点AB間の略中間に
収まるように探触子口径を定める。同様にして、次のB
点にフォーカス点を設定し、フォーカス回路4で必要な
フォーカス条件を計算し、この時のビーム幅が点AB間
の略中間と点BC間の略中間との間に収まるように探触
子口径を定める。以下、その他のフォーカス点C,D,
Eについても同様に計算し、それぞれのフォーカス条件
及びビーム幅を求める。このようにして、総てのフォー
カス点A〜Eのフォーカス条件が求められる。
【0027】次に、前記発振器12から被検体内超音波
振動子11に2度目の送波タイミング信号を供給して該
被検体内超音波振動子11を駆動する。このとき、上記
フォーカス回路4は、上記のようにフォーカス条件が求
められたフォーカス点A〜Eにフォーカスされた複数本
の走査線を持っている。いま、図4(a)に示すB点近
傍に被検体内超音波振動子11があるとすると、フォー
カス回路4の出力は、B点にフォーカスされたときに他
のA,C〜E点にフォーカスされたときより信号が大き
くなる。すなわち、複数の超音波ビームの同時受信で
は、被検体内超音波振動子11に最も近いフォーカス条
件のときに上記フォーカス回路4の出力が大きくなるた
め、その被検体内超音波振動子11の方向が予想され
る。
【0028】次に、前記発振器12から被検体内超音波
振動子11に3度目の送波タイミング信号を供給して該
被検体内超音波振動子11を駆動する。このときは、図
4(a)に示す点AB間の略中間と点BC間の略中間と
の間に複数のフォーカス点を設定する。すなわち、図4
(b)において上記設定されたフォーカス点をB1
2,…,B5で示しており、この場合は走査範囲が狭ま
ったため探触子口径も大きくし、フォーカスの分解能が
向上している。そして、図4(b)においては、点B1
〜B5にフォーカスされた各走査線のうちの一つのフォ
ーカス点B3に被検体内超音波振動子11があるとする
と、それらの点B1〜B5の5個の信号が上記フォーカス
回路4の出力で最大となる。そして、以上のシーケンス
を順次繰り返せば、図4(a)において探触子1から見
た被検体内超音波振動子11の方向が分かる。
【0029】以上の動作により、探触子1から見た被検
体内超音波振動子11の深さ及び方向が分かり、これに
より探触子1から見た被検体内超音波振動子11の位置
が自動的に判別できる。
【0030】次に、図3に示す複数走査線同時受信手段
8内の第1のフォーカス計算回路15a及び第2のフォ
ーカス計算回路15bには、上述の図4に示したフォー
カス範囲A〜E又は細部のフォーカス点B1〜B5のよう
に走査範囲の信号が入力されている。例えば、この走査
範囲を角度θとし、この角度θの信号は、図3において
切換回路17に送られる。一方、走査範囲指定回路16
には、予め術者が走査範囲を指定した角度θ′が記憶さ
れている。これは、上記走査範囲指定回路16として、
例えばロータリエンコーダ又はRAM等のメモリを備え
ることで実現できる。そして、この走査範囲指定回路1
6から読み出された走査範囲指定角度θ′も切換回路1
7に送られる。
【0031】上記切換回路17は、比較器又はメモリ等
からなり、まず上記入力された走査範囲の角度θとθ′
とを比較する。このとき、該切換回路17には、上記第
2のフォーカス計算回路15bから超音波画像用のフォ
ーカス条件が送られてきている。そして、上記入力され
た走査範囲の角度θとθ′とが略等しくなった場合に、
第2のフォーカス計算回路15bから送られてきている
超音波画像用のフォーカス条件の中から、例えば5θ
(又は5θ′)の範囲内の条件を選択し、前記フォーカ
ス回路4に送る。その後、探触子1から表示装置6に至
るまでの通常の構成による超音波画像の表示動作によ
り、上記走査範囲の角度θ内の画像を表示する。
【0032】なお、図3に示すモード切換器18は、被
検体内に挿入したカテーテル状術具10が移動し、探触
子1の操作範囲を越えたときに該探触子1の位置を変え
る必要が生じるが、このときにもう1度被検体内超音波
振動子11の位置検出からやり直す場合に、超音波画像
表示モードから位置検出モードに切り換える際にも使用
する。また、発振器12の動作は、上記切換回路17が
位置検出モードから超音波画像表示モードに切り換わっ
たときに停止するように制御回路19で制御すれば、術
者の操作労力を軽減できる。
【0033】次に、本発明の第二の実施形態について、
図5〜図8を参照して説明する。この実施の形態は、前
記探触子1は被検体に対し超音波の3次元走査が可能な
ものとし、前記フォーカス回路4はその探触子1からの
受波信号を各走査線毎に集束するものとし、前記表示装
置6は被検体内超音波振動子11とその周辺領域の断層
像を3次元的に表示することが可能なものとしたもので
ある。
【0034】まず、この実施の形態において、3次元走
査用の探触子1′は、図5に示すように、短冊状に形成
された多数の振動子素子20,20,…を例えばx方向
にm個並べ、y方向にn個並べて2次元配列の電子リニ
ア走査型とされている。この場合、上記3次元走査用の
探触子1′による走査線は、図5においてy方向でn
本、x方向でm面となる。すると、y−z面の2次元走
査断面がx方向にm枚集まって初めて一つの3次元画像
となる。これによると、画像表示のフレームレートは、
2次元走査の場合に対し1/mに低下してしまう。そこ
で、本発明では、図6(a),(b)に示すように、y
−z面でn本、x−z面でm本の受波パラレル受信を行
うようにする。
【0035】また、この実施の形態におけるフォーカス
回路4′は、図8に示すように、n×m個の内部回路を
備え、n×m本のパラレル受信を行うようになってい
る。さらに、図3に示すフォーカス計算回路15a,1
5bは、基本的に図1及び図3における実施形態の場合
の構成と同様であるが、この実施の形態においては図5
に示すx−z平面に対応した計算や位置検出のためのチ
ャンネル数が確保されている。
【0036】このような構成による動作において、図6
(a),(b)に示すように3次元走査用の探触子1′
から被検体内に超音波を送受信した状態で、図中の黒丸
の位置にカテーテル状術具10に取り付けられた被検体
内超音波振動子11があるとすれば、y−z面でN番
目、x−z面でM番目のN,M走査線で上記被検体内超
音波振動子11から発せられた超音波信号が最大にな
る。よって、図4で示したシーケンスと同様の動作によ
り、被検体内超音波振動子11の位置検出及び該被検体
内超音波振動子11を含む指定された周辺領域を画像化
して表示することができる。すなわち、図7に示すよう
に、被検体内超音波振動子11及び該被検体内超音波振
動子11を含む指定された周辺領域21のみの3次元領
域の画像が自動的に得られる。
【0037】なお上記の説明においては、3次元走査用
の探触子1′は、短冊状に形成された多数の振動子素子
20,20,…を2次元に配列した電子リニア走査型の
ものとしたが、本発明はこれに限らず、例えば3次元走
査のコンベックス型或いはセクタ型でもよいし、又は、
1次元配列の振動子を機械的に移動したり或いは向きを
変えることで3次元走査を実現する電子走査−機械走査
の組合せ型でもよい。また、フォーカス回路4′とし
て、ハードウェア的に図8に示す回路構成を持つことは
回路量が増大するため、図5に示す3次元走査用の探触
子1′の各チャンネルの受波信号をRAM等の記憶手段
に記憶し、順次各走査線毎のフォーカスを行うようにす
れば、回路量が増大しないようにできる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
フォーカス回路を複数の走査線を同時に作り出す並列受
波方式の構成とし、この構成のフォーカス回路に対し、
被検体内に挿入するカテーテル状術具の任意部位に取り
付けられた被検体内超音波振動子の挿入深度を割り出し
てその深さ位置を検出する振動子位置検出回路を接続す
ると共に、上記フォーカス回路で求められたフォーカス
位置を有する複数超音波ビームを同時に受信し上記被検
体内超音波振動子の方向を検出する複数走査線同時受信
手段を接続したことにより、被検体内に挿入されるカテ
ーテル又はバイオプシー針、血管内視鏡などのカテーテ
ル状術具の任意部位に取り付けられた被検体内超音波振
動子の深さ及び方向の位置を自動的に検出し該被検体内
超音波振動子とその周辺領域を画像化して表示すること
ができる。従って、被検体表面の探触子と被検体内に挿
入された被検体内超音波振動子とが3次元的に位置ずれ
を起こしているときでも、術者は従来のような煩雑な手
技を用いて上記被検体内超音波振動子の位置をさがす必
要はなく、その位置を容易に知ることができる。
【0039】また、3次元走査が可能な探触子を用いた
場合でも、予め被検体内に挿入された被検体内超音波振
動子の位置を検出し、術者が指定し該術者が必要とする
上記被検体内超音波振動子を含む周辺領域のみを画像化
して表示するので、従来の3次元走査の場合の表示に比
し、画像のフレームレートを向上することができ、表示
画像のリアルタイム性を向上することができる。
【0040】これらのことから、術者は被検体内に挿入
したカテーテル状術具の位置を容易に把握することがで
き、上記カテーテル状術具の例えば先端位置がよく分か
らないためそのカテーテル状術具の先端部で例えば血管
内壁を傷つけるおそれを低減し、いわゆるIVRの手技
の安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波診断装置の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すフォーカス回路の内部構成を示す説
明図である。
【図3】図1に示す振動子位置検出回路及び複数走査線
同時受信手段の内部構成を示すブロック図である。
【図4】被検体内超音波振動子の位置検出モード時にお
ける複数本の走査線のフォーカスを示す説明図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態における3次元走査
用の探触子の構造を示す説明図である。
【図6】上記3次元走査用の探触子から被検体内に超音
波を送受信した状態を示す説明図である。
【図7】上記3次元走査用の探触子の動作により、被検
体内超音波振動子及び該被検体内超音波振動子を含む指
定された周辺領域のみの3次元領域の画像の表示を示す
説明図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態におけるフォーカス
回路の内部構成を示す説明図である。
【符号の説明】 1…探触子 1′…3次元走査用の探触子 2…送波回路 3…受波回路 4,4′…フォーカス回路 5…画像処理回路 6…表示装置 7…振動子位置検出回路 8…複数走査線同時受信手段 9…送受分離回路 10…カテーテル状術具 11…被検体内超音波振動子 12…発振器 13…タイマ 14…深さ検出回路 15a,15b…フォーカス計算回路 16…走査範囲指定回路 17…切換回路 18…モード切換器 19…制御回路 20…振動子素子 21…周辺領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内に向けて超音波を送受信する探
    触子と、この探触子を駆動して超音波を打ち出すための
    送波パルスを供給する送波回路と、上記探触子で受信し
    た被検体内からの反射波信号を増幅する受波回路と、こ
    の受波回路からの受波信号を集束するフォーカス回路
    と、このフォーカス回路からの出力信号に所定の処理を
    施し画像化する画像処理回路と、この画像処理回路から
    の画像信号を画像として表示する表示装置とを有する超
    音波診断装置において、上記フォーカス回路は複数の走
    査線を同時に作り出す並列受波方式の構成とし、この構
    成のフォーカス回路に対し、被検体内に挿入するカテー
    テル状術具の任意部位に取り付けられた被検体内超音波
    振動子の挿入深度を割り出してその深さ位置を検出する
    振動子位置検出回路を接続すると共に、上記フォーカス
    回路で求められたフォーカス位置を有する複数超音波ビ
    ームを同時に受信し上記被検体内超音波振動子の方向を
    検出する複数走査線同時受信手段を接続し、上記被検体
    内超音波振動子の深さ及び方向の位置を特定し該被検体
    内超音波振動子とその周辺領域を画像化して表示するよ
    うにしたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 上記振動子位置検出回路は、カテーテル
    状術具に取り付けられた被検体内超音波振動子への送波
    タイミング信号からの経過時間を計測する手段と、上記
    の送波タイミング信号に同期して被検体内超音波振動子
    から打ち出された超音波を前記探触子で受信するまでの
    時間を測定する手段とを備え、上記被検体内超音波振動
    子と探触子との間の距離を求めるようにしたものである
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 上記複数走査線同時受信手段は、振動子
    位置検出回路で求めた被検体内超音波振動子の深度に複
    数の走査線をフォーカスするフォーカス計算手段と、予
    め被検体内超音波振動子とその周辺領域を画像化するに
    あたりその表示範囲を指定しておく走査範囲指定手段
    と、この走査範囲指定手段に定められた走査範囲とフォ
    ーカス計算手段で計算された走査範囲とを比較し計算さ
    れた走査範囲が指定された走査範囲以内に入っていれば
    その範囲で受波信号を集束して画像化し表示するように
    切り換える切り換え手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 上記複数走査線同時受信手段は、被検体
    内超音波振動子の方向検出の操作毎に超音波の送受波領
    域を狭めるようにすると共に、その送受波領域が予め設
    定しておいた領域と一致した場合に該送受波領域内の断
    層像を画像表示するようにしたものであることを特徴と
    する請求項3記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 上記探触子は被検体に対し超音波の3次
    元走査が可能なものとし、上記フォーカス回路はその探
    触子からの受波信号を各走査線毎に集束するものとし、
    上記表示装置は被検体内超音波振動子とその周辺領域の
    断層像を3次元的に表示することが可能なものとしたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の超
    音波診断装置。
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