JPH02286142A - 超音波観測装置 - Google Patents

超音波観測装置

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JPH02286142A
JPH02286142A JP1108040A JP10804089A JPH02286142A JP H02286142 A JPH02286142 A JP H02286142A JP 1108040 A JP1108040 A JP 1108040A JP 10804089 A JP10804089 A JP 10804089A JP H02286142 A JPH02286142 A JP H02286142A
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JP
Japan
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noise
signal
output
frequency
ultrasonic
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JP1108040A
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Hiroshi Fujimoto
浩 藤本
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、^周波処置装置と併用される超音波観測装置
に関し、特に、高周波処置装置による雑音を低減できる
ようにした超音波観測装置に関する。
[従来の技術] 従来、超音波を利用して、体内の組織や臓器等の診断を
行う超音波観測5A置があるが、最近では、内視鏡的に
探触子を体腔内に挿入して、体腔内から観察できる超音
波内視鏡も利用されている。
超音波内視鏡では、処置具チャンネルを有し、この処置
具チャンネルを通した高周波メス等を用いた処置が可能
なものもある。ところが、前記高周波メス等の高周波処
置具を使用すると、この高周波処置具による高周波雑音
(ノイズ)が、超音波画像に現れてしまう。
従来、このような問題には、例えば、実公昭61−10
646号公報に示されるように、高周波メスの電流が流
れている問は生体信号の取り込みを休止する方法が取ら
れていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来技術のように、高周波メスの出力電
流がオフの時に、超音波エコー等の生体信号を入力する
方法は、前記公報に示されるように心電図のような振幅
の変化の緩やかな信号を取り扱う機器には有効であるが
、境界エコー信号のような振幅変動の大きな信号を取り
扱う超音波観測装置おいては、サンプリングノイズを取
り去れずにノイズの大きな画像となってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高周
波処置装置の使用時にもノイズの少ない超音波像が得ら
れるようにした超音波側装置を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明の超音波
観測装置は、超音波像を得るための超音波振動子を有り
−ると共に、高周波処置装置と併用されるものにおいて
、前記高周波処置装置Iによる雑音を受けると共に超音
波像を得るためには一時的に不要となるケーブルあるい
は時間を利用しC1前記超音波振動子からの受信信号中
の前記高周波処置装置による雑音を低減する手段を設け
たものである。
[作用1 本発明では、超音波像を得るためには一時的に不要とな
るケーブルを利用して、例えばこのケーブルで受けた雑
音と、雑音を受けた受信信号とのFa +)」受信によ
り、jjji音が低減される。また、あるいは、超音波
像を得るためには不要となる時間を利用して、例えばこ
の時間中にのみ高周波処置装置を駆1IIIJ Uるこ
とにより、雑音が低減される。
[実施例1 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は超音波内視鏡観測装置の全体の構成を示すブロック
図、第2図はケーブルの切換のアルゴリズムを示す表、
第3図は高周波処置具を使用しないときの各ケーブルで
の信号を示す波形図、第4図は^周彼処δ具を使用した
とぎの各ケーブルでの信号を示す波形図である。
超音波内視鏡観測装置は、超音波内82鏡1と、この超
音波内視11が接続される観測装置2と、この観測装置
2に接続されるモニタ3とを備えている。この超音波内
視鏡観測装置は、高周波メス5とこの高周波メス5に電
流を供給する高周波処置装置本体4とを有する高周波処
置装置と併用可能になっている。
前記超音波内?M鏡1は、細長で例えば可撓性を有する
挿入部6を有し、この挿入部6の後端に操作部106が
設けられている。また、前記挿入部6内には、挿入部6
の先端部で開口する処置具チャンネル27が形成されて
いる。
前記挿入部6の先端部には、互いに特性の異なる複数の
超音波振動子7.8.9が取り付けられている。各振動
子7.8.9には、それぞれ、駆動信号と超音波エコー
信号を送受信する同軸ケーブル10.11.12が接続
されている。この各同軸ケーブル10,11.12は、
挿入部6内を挿通されて、操作部106内に設けられた
ケーブル切換スイッチ15に接続されている。このケー
ブル切換スイッチ15は、前記同軸ケーブル10゜11
.12のうちの2本を選択して、信号1!1l13a、
14aに接続するようになっている。前記信号線13a
、14aは、それぞれ、プリアンプ13.14の入力端
に接続されている。前記プリアンプ13.14の各出力
端は、操作部106内に設けられた差動増幅器16の各
入力端に接続されている。
前記差動増幅器16の出力は、同軸ケーブル17を介し
て、観測装置2に伝達され、この観測装置2内の検波回
路18に入力されるようになっている。前記検波回路1
8の出力は、A/Dコンバータ19に入力され、このA
IDコンバータ19の出力は、DSC(デジタルスキt
lンコンバータ)20に入力されるようになっている。
このDSC20の出力映像信号は、モニタ3に入力され
るようになっている。
前記観測装置2には、超音波内視#It1の撮動子7.
8.9の中から使用する振動子を切換える振動子切換ス
イッチ21が設けられている。この振動子切換スイッチ
21の出力は、超音波内視vt2内の同軸ケーブルを選
択切換するための制御装置22に人力され、この制@装
置22の出力は、超音波内視鏡2内の前記ケーブル切換
スイッチ15に入力され、この切換スイッチ15の切換
を制御するようになっている。
また、首記観測装置2には、振動子7,8.9を駆動づ
るパルスを発生Jるパルサー23が設けられ、前記撮動
子切換スイッチ21の出力信号は、前記パルサー23に
入力され、このパルサー23の発生するパルスを使用す
る撮動子に適したものに切換えるようになっている。前
記パルサー23の出力端は、超音波内視鏡1内のプリア
ンプ13に接続された信@線13aに接続されている。
また、^周波処置装置本体4内には、高周波発生器25
と、この高周波発生器25が発生したハ周波信号を電力
増幅する電力増幅器26とが設けられている。前記電力
増幅器26の出力端は、スイッチ24を介して、前記高
周波メス5に接続されている。
前記高周波メス5は、超音波内視鏡1の処置具チャンネ
ル27を通して、体腔内に挿入され、体腔内の高周波処
置を行うようになっている。
尚、図示しないが、前記超音波内視!i1の挿入部6の
先端部には、照明窓と観察窓とが設けられている。前記
照明窓の内側には、配光レンズが設けられ、この配光レ
ンズの後端にライトガイドが連設されている。このライ
トガイドは、挿入部6゜操作部106及び図示しないユ
ニバーサルコード内を挿通されて図示しない光源装置に
接続されるようになっている。そして、前記光源装置か
らの照明光がライトガイド及び配光レンズを通して被写
体に照射されるようになっている。また、前記観察窓の
内側には、対物レンズ系が設けられ、この対物レンズ系
の結像位置にイメージガイドの先端面が配置されている
。このイメージガイドは挿入部6及び操作部106内を
挿通され、操作部106の後端に設けられた図示しない
接眼部まで延設されている。そして、前記対物レンズ系
によって結像された被写体像は、イメージガイドによっ
て接眼部に尋かれ、この接眼部から観察されるようにな
っている。尚、前記イメージガイド及び接眼部の代りに
、対物レンズ系の結像位置にCOD等の固体!!!l像
素子を設け、この固体撮像素子によって被写体像を撮像
し、モニタに表示Jるようにしても良い。
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例において超音波観測と共に、高周波処置を行う
場合は、高周波メス5を、超音波内視鏡1の処置具チャ
ンネル27を通して体腔内に導入する。
超音波観測時に、高周波メス5等を使用するためのスイ
ッチ24を入れると、高周波発生器25が発生する高周
波信号が電力増幅器25で増幅され、その電流が高周波
メス5に供給され、切除や凝固等の高周波fla置が行
われる。
超音波内視鏡1内のチャンネル27に挿通されている高
周波メスに高周波電流が流れると、それに伴うノイズが
超音波内視鏡1内のケーブルに誘導され、従来の超音波
内pA鏡では、観察画像にノイズが現れる。本実施例で
は、後述の作用により、このノイズを除去できるように
している。
とこころで、超音波観測を行う際に、その分解能と診断
距離とを考直して、周波数特性の異なった複数の振動子
を選択切換して使用することがある。そこで、本実施例
では、超音波内視鏡1の挿入部6の先端部に、複数の振
動子7.8.9を設げている。例として、振動子7は共
振周波数5MH2,撮動子8は共振周波数7゜5MH2
,振動子9は共振周波数10MHzと覆る。
観測に使用する振動子の選択は、観測装置2に設けられ
た振動子切換スイッチ21″c行う。この切換スイッチ
21の出力に基づいて、制御装置22によって超音波内
視&lt2内のケーブル切換スイッチ15が切換えられ
、観測に使用する撮動子に接続された同楯ケーブルがプ
リアンプ13に接続され、観測に使用しない他の1つの
振動子に接続された!1111mケーブルがプリアンプ
14に接続される。このケーブル切換スイッチ15の切
換のアルゴリズムを第2図に示す。また、前記振動子切
換スイッチ21の出力信号は、パルサー23に入力され
、このパルサー23の発生づるパルスを使用する振動子
に適したものに切換える。
第1図には、診断部位を考直して7.5M)−1zの振
動子8を使用する場合の例を示している。以下は、この
場合を例にとり説明する。
観測装置2の振動子切換スイッチ21を、7゜5 M 
l−! zの振動子8を使用するようにセットすると、
制御装ffX22は、撮動子8に接続された同軸ケーブ
ル11をプリアンプ13の入力端に接続させる。このプ
リアンプに接続された信り線13aには、パルサー23
が接続されているので、このパルサー23の出力駆動電
圧は、前記信号線13aを介して、観測に使用する振動
子8に印加される。そして、振動子8が駆動されて超音
波が発生し、この超音波が生体に向けて出射される。こ
の超音波による生体からのエコーは、前記振動子8で受
信され、電気信号に変換される。この振動子8からのエ
コー信号は、同軸ケーブル11.信号線13aを介して
プリアンプ13に入力される。
ここで、6周波メス5を使用していない場合、前記プリ
アンプ13に入力される受信エコー信号(A>は、第3
図(a)に示1ように高周波メス5による誘導ノイズの
ないものとなる。
また、もう1つのプリアンプ14には、振動子9に接続
された同軸ケーブル12が接続される。
このケーブル12には、パルサー23の駆動電圧が印加
されないので、前記撮動子9は、超音波を発信しないし
、エコー信号も受信しない。従って、前記プリアンプ1
4の入力信号(B)は、第3図(b)に示すようになる
前記プリアンプ13.14の出力は、差動増幅器16に
入力される。各プリアンプ13.14の周波数特性は等
しいため、プリアンプi3.i<及び差動アンプ16の
ゲインを1倍とすると、前記差動増幅器16の出力信号
(C)は、第3図(C)に示すように前記受信エコー信
号(△)と等しくなる。この差動増幅器16の出力信号
は、検波回路18で検波され、A/Dコンバータ19で
デジタル信号に変換され、DSC20に古ぎ込まれる。
そして、このDSG20から、超音波画像が映像信号と
して読み出され、モニタ3に表示される。
次に、高周波メス5を使用した場合について説明する。
高周波メス5を使用すると、同軸ケーブル10゜11.
12にノイズが誘導される。高周波メス5と同軸ケーブ
ル10.11.12の距離は、はとんど等しく、各同軸
ケーブル10.11.12の長さ、特性及び接続されて
いる負荷も略等しいため、各同軸ケーブル10.11.
12には、高周波メス5からのノイズがほとんど等しく
誘導される。
第1図に示す例で説明すると、7.5MH2の振動子8
を使用したとき、プリアンプ13に入力される受信エコ
ー信号(A)は、第4図(a)に小り°ように高周波メ
ス5による誘導ノイズがΦ畳されたものとなる。
また、プリアンプ14の入力信号(B)には、第4図(
b)に示1ように、高周波メス5による誘導ノイズのみ
が現れる。
これらの2つの信号(A)、(8)は、特性の全く等し
いプリアンプ13.14を通過した後、差1FJJ増幅
器16に入力されるため、この差動増幅器16の出力に
は、第4図(C)に示すように、誘導ノイズのないエコ
ー信号のみが現れる。そして、この差動増幅器16の出
力信号が、検波回路18で検波され、A/Dコンバータ
19でデジタル信号に変換され、DSC20に書き込ま
れ、このDSG20から、超音波画像が映像信号として
読み出される。そして、モニタ3にノイズの少ない超音
波像が表示される。
このように、本実施例によれば、高周波メス使用時等の
、ノイズの多い環境でも、ノイズの少ない超音波像を得
ることができる。
また、ノイズのみを受信するケーブルとして、観測に使
用していない振動子に接続されたケーブルを選択して使
用するため、新しくノイズ除去用のダミーのケーブルを
、超音波内視#A1の挿入部6に設ける必要がなく、挿
入部6の細径化に有利である。
第5図は本発明の第2実施例の超音波内?!Au観測装
置の全体の構成を示すブロック図である。
本実施例では、超音波内視鏡1に設けられた振動子7.
8.9に接続された同軸ケーブル10゜11.12は、
それぞれ、操作部106内に設けられたプリアンプ28
.28.28に接続されている。前記プリアンプ28.
28.28の各出力端のうちの2つが、観測装置2内に
設けられたケーブル切換スイッチ115によって選択さ
れ、差動増幅器16の各入力端に接続されるようになっ
ている。
また、パルサー23の出力は、前記ケーブル切換スイッ
チ115によって、前記同軸ケーブル10.11.12
のうちの1つに接続されるようになっている。
前記ケーブル切換スイッチ115は、制御a置22によ
って切換えが制御されるようになっている。
その伯の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例では、振動子切換スイッチ21の状態により、
ケーブル切換スイッチ115は、パル丈−23が接続さ
れる同軸ケーブルと、工]−信号を受信する振動子に接
続されたプリアンプ28と、誘導ノイズのみを拾う同軸
ケーブルに接続されたプリアンプ28とを選択切換する
。尚、選択のアルゴリズムは、第1実施例と同様である
尚、ケーブル切換スイッチ115と、差動増幅器16は
、超音波内視鏡1と観測装置2のいずれにあっても良い
本実施例によれば、ケーブル切換スイッチ115の前段
にプリアンプ28を設けたので、ケーブル切換スイッチ
115の発生するノイズが画像に影響することがなくな
る。
その他の作用及び効果は、第1実施例と同様である。
第6図及び第7図レユ本発明の第3実施例に係り、第6
図は超音波観測装置の全体の構成を示すブロック図、第
7図は振動子の切換のアルゴリズムを示1表である。
本実施例は、電子リニアあるいは電子セクタ走査の超音
波プローブの例である。
本実施例の超音波観測装置は、第6図に示すように、電
子リニアあるいは電子セクタ走査の超音波プローブ28
と、このプローブ28が接続される観測装置2とを備え
ている。
前記プローブ28の中には、n個の振動子29゜29、
・・・が設けられている。各振動子29は、それぞれ、
同軸ケーブル30を介して、観測装置2に接続されてい
る。
前記観測a置2内には、同時に励振される振動子数(本
実施例では5つ)と同じ数のマルチプレクサ31と、他
に1つのマルチプレクサ36とが設けられている。前記
マルチプレクサ31.36は、いずれも、n個の入力端
子を有し、このn個の各入力端子には、前記同軸ケーブ
ル30を介して各振動子29が接続されている。前記マ
ルチプレクサ31の切換えは制御装置32によって行わ
れ、マルチプレクサ36の切換えは制御I装置38によ
って行われるようになっている。
前記マルチプレクサ31の各出力端子は、それぞれ、遅
延線33を介して、パルサー34と加算器35の入力端
子に接続されている。
一方、前記マルチプレクサ36の出力端子は、並列に設
けられた5つの遅延線71の入力端子に接続され、この
5つの8延線71の各出力は、加算器72に入力される
ようになっている。尚、前記遅延線71の遅延長は、前
記遅延線33の近延吊と等しくなっている。
前記加算器35の出力と前記加算器72の出力は、共に
、差動増幅器39に入力されるようになっている。この
差動増幅器39の出力は、検波回路40に入力され、こ
の検波回路40の出力は、A/Dコンバータ41に入力
されるようになっている。このA/Dコンバータ41の
出力は、DSC42に入力され、画像処理された後、モ
ニタ43に表示されるようになっている。
また、前記制til装置32と制御装置38は、マルチ
プレクサ31.36の切換えを同期して行うようになっ
ている。
次に、本実施例の作用について説明する。
電子リニアまたは電子セクタ走査を行う場合は、n個の
振動子29のうちから同時に使用する振動子(本実施例
では5つ)をマルチプレクサ31で切換える。このマル
チプレクサ31の制御は、ii+1葬装四32で行う。
選択された5つの振動子29には、パルサー34の出力
電圧が、d延線33で所定時間遅延されて印加される。
この各振動子29に印加する電圧の遅延時間を変化させ
ることにより、5つの振動子29から出(ト)される超
音波は電子的にフォーカスされる。
また、マルチプレサク36は、使用していない振動子2
9のうちの1つを選択する。使用する振動子NO0とマ
ルチプレクサ36が選択する振動子NO8の関係を、第
7図に示す。
使用している各振動子29の受信エコー信号は、遅延線
33を通った後、加算器35で加締され、1つの受信エ
コー信号となる。この場合、使用する振動子29に接続
された同軸ケーブル30には、同期性のある雑音が重畳
され、この雑音は各遅延線33で遅延されて、前記1つ
の受信エコー信号に重畳される。
一方、マルチブレフナ36で選択した使用していない振
動子29に接続された同軸ケーブル30には、主に前記
同期性のある雑音のみが現れる。
この雑音は、各遅延線71で、前記遅延線33と同じ時
間だけ遅延されて、加算器72で加算されて1つの信号
になる。従って、この信号は、前記加算器35の出力信
号の雑音成分と略一致づる。
前記加算器35の出力と加算器72の出力は、差動増幅
器39に入力され、ここで、同期性の雑音のみが除去さ
れ、受信工]−信号のみが増幅される。この受信エコー
信号は、検波回路40で検波され、A/Dコンバータ4
1でA/D変換され、DSC42で画像処理され、モニ
タ43に画像表示される。
本実施例の効果は、第1実施例と同様である。
第8図及び第9図は本発明の第4実廠例に係り、第8図
は超音波内視鏡観測装置の全体の構成を示タブロック図
、第9図は本実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
本実施例の超g波内?JAVEiでは、挿入部6に先端
部に1つの撮動子51が設けられている。この振動子5
1は、同軸ケーブル61に接続されている。この同軸ケ
ーブル61は、プリアンプ62の入力端に接続されてい
ると共に、信号線63を介して、観測装置2内のパルサ
ー49に接続されている。また、前記プリアンプ62の
出力端は、信号1664を介して、観測装置2内の検波
回路18に接続されている。
前記検波回路18の出力は、A/Dコンバータ19に入
力され、このA/Dコンバータ19の出力は、DSG2
0に入力され、画像処理された後、モニタ3に表示され
るようになっている。
また、前記観測装置2には、診断領域設定スイッチ44
と走査線数設定スイッチ45とが設番ノられている。こ
の両スイッチ44.45の出力は、演算部46に入力さ
れるようになっている。前記演算部46の出力は、スイ
ッチ制御部48に入力されるようになっている。このス
イッチ制御部48は、高周波処置装置本体4内に設けら
れた出力制御スイッチ47の0N10FFを制御Jるよ
うになっている。また、前記スイッチ制御部48には、
フレームレートに応じてパルサー49を駆動するクロッ
ク50が接続されている。前記パルサー49の出力は、
振動子51に印加されるようになっている。
前記高周波処置装置本体4には、発娠器25が設けられ
、この発!i各25の出力は、電源0NOFFスイツチ
52と、前記出力制御スイッチ47を介して、電力増幅
器26に入力されるようになっている。この電力増幅器
26の出ノ]は、高周波メス5に供給されるようになっ
ている。
次に、第9図を参照して本実施例の作用について説明す
る。
ここでは、7フレーム/S(秒)、512本走査線で、
超音波内61鏡1を使用する場合の例を説明する。
上記の条件では、1本の走査線を出すのに使用する時間
は、280μsec (μ秒)であり、レートパルス(
走査線パルス)は、第9図(a)に示すようになる。ま
た、超音波エコー信号は、第9図(b)に示すようにな
る。
ここで、診断領域を9Cmまでとすると、利用する受信
信号の領域は、 9 (Cm)、/ (1560X102)(cm/5e
C)X2=115 (μsec) である。ただし、音速を1560X102 cm/se
cとしている。
よって、この時間領域においてのみ、ノイズが乗らない
ように高周波メス5に電流を流さないようにすれば良い
。この時間領域を、第9図(C)にボ1゜ 前記診断領域は、診断領域設定スイッチ44によって設
定され、前記走査線数は、走査線数設定スイッチ45に
よって設定される。この両スイッチ44..45の出力
は、演→部46に人力され、この演粋部46は、設定さ
れたフレームレートと診断領域から演綽を行い、受信信
号利用時間を弁出し、この時間情報をスイッチ制御部4
8に送る。
前記スイッチ制御部48にはまた、フレームレート通り
にパルスの出力を行うクロック50の出力(または超音
波内視v11内の図示しないエンコーダの出力)が入力
されている。このスイッチ制御部48は、演n部46か
らの時1?i1情報とクロック50の出力に基づいて、
第9図(e)に示すような出力制御スイッチ47の0N
10FF信号を出力Jる。前記出力制御スイッチ47が
、第9図(e)に示すようなタイミングで0N10FF
されるため、第9図(Hに示すように、高周波電気メス
5に供給される電流は、受信信号を使用している時間領
域においては流れることがない。
尚、前記出力制御スイッチ47を設けない場合の高周波
メス5に供給される電流は1周波数を500 ki−t
 zとすると、第9図(d)に示すようになる。
このように本実施例によれば、超音波像を得るためには
不要となる時間を利用して、この時間中にのみ高周波メ
ス5に電流を供給することにより、超&波画像に高周波
メス使用によるノイズが乗ることを防止できる。
その他の効果は、第1実施例と同様である。
第10図は本発明の第5実施例の超音波内視鏡観測装置
の全体の構成を示Jブロック図である。
本実施例では、高周波処置装置本体4に出力制御スイッ
チ47が設けられておらず、発振器25の出力は、電源
ON−,OFFスイッチ52と、電力増幅鼎26を介し
て出力されるようになっている。
前記高周波処置装置本体4の出力は、1つのユニットに
設けられたノットスイッチ53と出力制御スイッチ47
とを介して、高周波メス5に供給されるようになってい
る。前記出力制陣スイッチ47は、第4実施例と同様に
、観IA装置2内のスイッチ制御部48によって制御さ
れる。
その他の構成は、第4実旋例と同様である。
本実施例では、ノットスイッチ53がONされて、且つ
出力副部スイッチ47がONされないと、高周波メス5
に電流が流れない。
その他の作用及び効果は、第4実施例と同様である。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば引用
される高周波処置装置は高周波メスに限らず、焼灼や止
血の処置を行うものであっても員い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、高周波処置装置に
よる雑音を受けると共に超音波像を得るためには一時的
に不要となるケーブルあるいは時間を利用して、超音波
振動子からの受信信号中の高周波処置装置による雑音が
低減されるので、新たなケーブルを挿入することなく、
高周波処置装置の使用時にもノイズの少ない超音波像が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実滴例に係り、第1
図は超音波内視鏡観測装置の全体の構成を示ずブロック
図、第2図はケーブルの切換のアルゴリズムを示す°表
、第3図は高周波処置具を使用しないときの各ケーブル
での信号を示す波形図、第4図は高周波処置具を使用し
たときの各ケーブルでの信号を示す波形図、第5図は本
発明の第2実施例の超音波内視1を観測装置の全体の構
成を示すブロック図、第6図及び第7図は本発明の第3
実施例に係り、第6図は超音波観測装置の全体の構成を
示すブロック図、第7図は振動子の切換のアルゴリズム
を示す表、第8図及び第9図は本発明の第4実施例に係
り、第8図は超音波内視鏡観測装置の全体の構成を示す
ブロック図、第9図は本実施例の動作を説明1′るため
の波形図、第10図は本発明の第5実施例の超音波内視
鏡観測装置の全体の構成を示す1099図である。 1・・・超音波内視鏡   2・・・観測装置3・・・
モニタ      5・・・凸周波メス7.8.9・・
・振動子 10.11.12・・・同軸ケーブル 13.14・・・プリアンプ 15・・・ケーブル切換スイッチ 16・・・差動増幅器 (bH3号B 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超音波像を得るための超音波振動子を有すると共に、高
    周波処置装置と併用される超音波観測装置において、前
    記高周波処置装置による雑音を受けると共に超音波像を
    得るためには一時的に不要となるケーブルあるいは時間
    を利用して、前記超音波振動子からの受信信号中の前記
    高周波処置装置による雑音を低減する手段を設けたこと
    を特徴とする超音波観測装置。
JP1108040A 1989-04-27 1989-04-27 超音波観測装置 Pending JPH02286142A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177272A (ja) * 2000-12-11 2002-06-25 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
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JP2009261441A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2011131737A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 降着装置、航空機及びセンシングシステム
US11134923B2 (en) 2016-04-01 2021-10-05 Seiko Epson Corporation Ultrasonic diagnostic apparatus

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