JPH10276441A - ヘッド分離型多板式カメラ装置 - Google Patents

ヘッド分離型多板式カメラ装置

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Publication number
JPH10276441A
JPH10276441A JP9140517A JP14051797A JPH10276441A JP H10276441 A JPH10276441 A JP H10276441A JP 9140517 A JP9140517 A JP 9140517A JP 14051797 A JP14051797 A JP 14051797A JP H10276441 A JPH10276441 A JP H10276441A
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JP
Japan
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camera
circuit
head
voltage
ccd
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Application number
JP9140517A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kubota
昭彦 久保田
Yoshihiro Egashira
義広 江頭
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラヘッドの交換を行ってもホワイトバラ
ンスがずれたり、CCDバイアスが狂うことによりブル
ーミングやスミアリングや解像度の劣化等が発生するこ
とのないヘッド分離形多板式カメラ装置を提供するこ
と。 【解決手段】 撮像された光学像は、色分解フ゜リス゛ム1に
よりR,G,Bの 3原色に分解され、CCD2,3,4により電気信
号に変換される。また、各CCDには図示しないCCUより カ
メラケーフ゛ル接合コネクタ13を介してCCD駆動ハ゜ルス65が供給される
と共に、CCDハ゛イアス供給回路8よりCCDハ゛イアス電圧が供給さ
れている。一方、前記各CCDより出力されたCCD出力信号
66,67,68は、各利得制御回路 5,6,7に入力され、D/Aコンハ
゛ータ12より供給されるコントロール電圧72,73,74により所定のレ
ヘ゛ルに設定され、それぞれ B出力62,G出力63,R出力64と
してカメラケーフ゛ル接合コネクタ13に供給され、図示しないカメラケーフ
゛ルを介して図示しないCCUに供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡または顕微鏡
などに用いられるヘッド分離型多板式カメラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーカメラには撮像管が使用さ
れてきた。これは、画像の画素をひとつひとつ考えるよ
うなものではなく、いわゆる連続したアナログ信号であ
り、撮像管の光導電層に蓄積された画像情報は、隣接し
た水平方向の各情報間で、できる限り漏れを少なくする
ような構造で保存し、電子ビームの水平方向の連続走査
によって連続信号として取り出していた。
【0003】しかし、CCD( Charge Coupled Device
= 電荷結合素子)に代表される固体撮像素子が開発さ
れて以来、現在では、撮像管は放送局用や特殊用途用以
外では用いられなくなり、ほとんどが固体撮像素子に置
き代えられている。内視鏡または顕微鏡(特に内視鏡)
など、小型化が要求されるものについては特にその傾向
が顕著である。
【0004】固体撮像素子の場合、前記撮像管と異な
り、それぞれの画素ははっきりと独立した形で記憶され
ていて、撮像管の電子ビーム走査に相当するものは、ク
ロックと呼ばれる読み出し用の基準となる連続パルスで
ある。そして、各画素情報は信号電荷として前記固体撮
像素子を構成するフォトダイオード等の光電変換素子内
に蓄えられていて、クロックパルスで順次転送され、読
み出して並べられて、映像信号となる。
【0005】固体撮像素子は、解像度の点で撮像管にや
や劣り、ブルーミング(にじみ)があり、強いハイライ
トに対してやや劣るといった欠点があるものの、撮像管
と比べ以下のような多くの長所を持っている。即ち、
(1)一枚のごく薄い1チップICなので小型軽量であ
る。(2)寿命が長く、高信頼性が保たれ、保守が容易
である。(3)消費電力が極めて少なく撮像管の偏向用
高圧電源が不要である。(4)衝撃や振動に強い。
(5)残像や焼き付き現象がない。(6)S/N比が良
好で、感度が良く、再生光域が広い。(7)画像歪みは
アナログに比べ非常に少ない。等である。
【0006】次に、固体撮像素子の代表格の1つである
CCDについて説明する。CCDとは、前述の通り電荷
結合素子のことであり、電荷を次々と隣の電極に移して
いく素子である。
【0007】図6は、CCDにおける電荷の移動を示す
図である。図6に示すごとく、CCDの本体はP型シリ
コン基板33により構成されていて、その表面は絶縁層
(シリコン酸化膜)32が覆っていて、その上に小さな
転送電極(アルミ蒸着)が並んだ構成となっている。
【0008】CCDは、1970年ベル研究所のボイル
とスミスによって提案された。図6は、ボイルらによっ
て最初に提案されたCCDの構造と同一のものである。
図6で、転送電極下に形成されるポテンシャル井戸に光
による信号電荷を蓄積し、転送電極への印可電圧を移動
させることにより、隣接転送電極下に形成されるポテン
シャル井戸に信号電荷を転送する。転送中、信号電荷は
界面トラップ等により減少する。
【0009】次に、図6を用いて三相駆動方式によるC
CDの動作について説明する。転送電極A,B,Cは1
組として1エレメントの機能を果たす。図6(a)にお
いて、光によりたまった転送すべき電荷は、転送電極A
1の下に蓄えられており、これに必要な正電圧、例えば
5Vが電極群A(A1,A2,A3,…)に加えられて
いる。次に、電極群B(B1,B2,B3,…)に電極
群Aに加えられている5Vより大きい正電圧、例えば1
0Vを与えると、A1の電荷は、図6(b)に示すごと
く、転送電極B1へ移動する。そこで、電極群A,C
(C1,C2,C3,…)の電圧を小さく、例えば0V
に、電極群Bの電圧を、例えば5Vにすれば、図6
(c)の状態となり、前記図6(a)に比べて1転送電
極分電荷が移動したことになる。このような操作をあと
2回繰り返すことで、A1に蓄えられていた電荷は、転
送電極A2に移動し、ちょうど1エレメント分だけ転送
されたことになる。即ち、3相のシフトレジスタとして
動作したこととなる。
【0010】CCDの持つ以上のような性質を用いるこ
とで、現在最も一般的なCCDの使用法であるところの
固体撮像素子、即ちインタライン形CCDとして使用可
能であることがわかる。
【0011】図7は、現在最も一般的に使用されている
固体撮像素子としてのインタライン形CCDにおける電
荷蓄積モードを示す図である。
【0012】図7に示すとおり、固体撮像素子として使
用されているインタライン形CCDの撮像部は、フォト
ダイオード(感光素子)43と垂直CCDシフトレジス
タ41とが2次元的に、互い違いに配列されている。フ
ォトダイオードは、MOSダイオード、あるいは pn
接合ダイオードで構成されるのが一般的である。
【0013】インタライン形CCD(interline CC
D)では、フォトダイオードでの信号の蓄積の方法によ
り、フレーム蓄積およびフィールド蓄積と呼ばれる2通
りの信号蓄積モードがある。
【0014】図7(a)は、フレーム蓄積における信号
の動きを示したものである。同図において、第1フィー
ルドでは、例えば奇数行のフォトダイオードにおける信
号電荷のみを、第2フィールドでは、例えば偶数行のフ
ォトダイオードにおける信号電荷のみを読み出すように
なっている。これにより、各フォトダイオードでは、1
フレーム期間にわたって、信号の光電変換および電荷蓄
積が行われることになる。この蓄積モードでは、電荷の
蓄積時間が長い(フォトダイオードから信号が読み出さ
れるのは1フレーム時間)ため、静止画像に対しては画
素数で決まる限界解像度が得られる。反面、電荷の蓄積
時間が長いため、素早く動く被写体に対しては、光電変
換されている場所と実際に信号が読み出されている場所
とに時間的なずれを生じ、一種の残像現象が発生し、動
画像に対しては必ずしも高い解像度が得られないといっ
た特徴を持っている。
【0015】図7(b)は、フィールド蓄積における信
号の動きを示したものである。同図においては、第1フ
ィールド(例えば奇数行)及び第2フィールド(例えば
偶数行)ともに、即ち全画素の信号が、CCDタイミン
グコントロールICの垂直CCD用フィールドシフトパ
ルス(垂直帰線期間)に同期して、毎回垂直CCDに読
みだされる。読み出された信号電荷は、第1フィールド
では例えば、n行目とn+1行目,n+2行目とn+3
行目……を、垂直CCD内部で加算して垂直転送・出力
される。
【0016】一方、第2フィールドでは、信号が加算さ
れるフォトダイオードの組み合わせを変え、n+1行目
とn+2行目,n+3行目とn+4行目……を、垂直C
CD内部で加算して垂直転送・出力される。この蓄積モ
ードでは、毎フィールド、フォトダイオードから信号が
読み出されるため、信号の光電変換時間は1フレーム時
間の半分、即ち1フィールド時間となっている。このた
め、フレーム蓄積モードのような残像現象が低減し、動
画解像度特性が向上する。通常、ビデオカメラでは、フ
ィールド蓄積が用いられている。しかしながら、垂直方
向に画素信号を加算出力しているため、垂直解像度が、
前記フレーム蓄積モードに比べて低下してしまうといっ
た特徴を持っている。
【0017】フレーム蓄積モード,フィールド蓄積モー
ド共に、フォトダイオードから垂直シフトレジスタ41
に読み出された信号電荷は、水平帰線期間に水平の1ラ
インずつ水平シフトレジスタへ転送され、図示せぬ出力
部より時系列信号として順次外部に取り出される。
【0018】図8は、代表的なインタライン形CCDの
単位画素の断面図を示す図である。図8(a)は、フォ
トダイオードをMOS構造としたもので、電極として、
多結晶シリコンなどの透明電極が用いられている。この
電極を透過した光が光電変換に寄与する。光電変換され
た信号電荷は、MOS容量に蓄積された後、垂直CCD
に読み出される。そして、ブルーミング現象を抑制する
ため、フォトダイオードに隣接して、横型オーバーフロ
ードレインが設けられている。
【0019】図8(b)は、フォトダイオードとしてp
n接合を用いた例である。この方式では、フォトダイオ
ード上面に電極が無いため、前記MOS構造に比べ光の
透過率が高く、したがって高感度が得られる。前記ブル
ーミング現象を抑制するために、フォトダイオード領域
をnpn構造とし、過剰に発生した電荷をシリコン基板
に掃き出す縦型オーバーフロードレイン構造が多く用い
られている。この構造は、横型オーバーフロードレイン
に比べ、画素面積の利用効率が高く、高感度化に適した
構造となっている。
【0020】次に、CCDの信号処理について説明を行
う。図9はCCDカメラの基本構成を示したブロック図
である。また、図10はCDS回路86の一例を示した
ブロック図である。
【0021】図9において、被写体からの光は光学レン
ズ82によりCCD素子83上に結像される。一方、C
CD素子83はパッケージ16に取り付けられ、水平・
垂直転送ドライバ84より送られてくるCCD駆動パル
ス65に基づいて、前記光学レンズ82により結像され
た被写体81をCCD出力信号93としてCDS(相関
2重サンプリング)回路86に出力する。CCD出力信
号は、図10(a)に示すようにリセット部89,フィ
ールドスルー部(ゼロレベル部分)90と信号部91で
構成される。CDS回路86は、タイミングジェネレー
タ85によってタイミング制御され、図10(b)に示
すクランプパルスH1によりCCD出力信号のフィール
ドスルー部90をクランプし、サンプリングパルスH2
によって信号部91をサンプリングホールドする。フィ
ールドスルー部90のクランプにより、通常CCD素子
の出力段に用いられるフローティング・ディフェージョ
ンのリセットによる雑音が除去される。CDS回路86
の出力は信号処理回路87に出力され、所定の処理(例
えば、ガンマ補正,ゲイン調整等)が行われる。信号処
理回路87の出力はエンコーダ88でエンコード(例え
ば、水平・垂直同期信号の付加等)処理されて、映像信
号として出力される。
【0022】次に、光電変換手段として上述のCCD固
体撮像素子を用いた、従来のヘッド分離型多板式カメラ
装置について説明を行う。図11は従来のヘッド分離型
多板式カメラ装置の一例を示した図である。図11はヘ
ッド分離型の3板式カメラを示したものであり、図示し
ないレンズによりとらえられた光学像を3原色に分解す
る色分解プリズム1と、3原色それぞれに分解された光
のうち、ブルー(B)を光電変換により電気信号の画素
に分解すると共にCCD(B)出力66としてカメラケー
ブル接合コネクタ13に出力するCCD固体撮像素子2
と、グリーン(G)を光電変換により電気信号の画素に
分解すると共にCCD(G)出力67としてカメラケーブ
ル接合コネクタ13に出力するCCD固体撮像素子3
と、レッド(R)を光電変換により電気信号の画素に分
解すると共にCCD(R)出力68としてカメラケーブル
接合コネクタ13に出力するCCD固体撮像素子4と、
カメラケーブル接合コネクタ13からCCD固体撮像素
子2,3,4それぞれにCCD駆動パルス65を供給す
る信号ラインと、カメラケーブル接合コネクタ16から
リセットゲート電圧供給手段27にリセットゲートパル
ス51を供給する信号ラインと、CCD4のリセットゲ
ートに所定のRリセットゲート電圧69を供給するボリ
ューム52と、CCD3のリセットゲートに所定のGリ
セットゲート電圧70を供給するボリューム53と、C
CD2のリセットゲートに所定のBリセットゲート電圧
71を供給するボリューム54と、CCD4のシリコン
基板に所定のR基板電圧(オーバーフロードレイン電
圧)58を供給するオーバーフロードレイン電圧供給手
段26を構成するボリューム55と、CCD3のシリコ
ン基板に所定のG基板電圧(オーバーフロードレイン電
圧)59を供給するオーバーフロードレイン電圧供給手
段26を構成するボリューム56と、CCD2のシリコ
ン基板に所定のB基板電圧(オーバーフロードレイン電
圧)60を供給するオーバーフロードレイン電圧供給手
段26を構成するボリューム57とにより構成される。
【0023】以上のように構成された従来のヘッド分離
型多板式カメラ装置において、R・G・Bそれぞれに対
応した各CCDにおけるCCDバイアスの調整は、原則
CCU(カメラコントロールユニット)側にその機能を
もつことが多かった。即ち、CCU内に設けられたCC
Dバイアス調整用のボリューム等によりCCDバイアス
の調整が行われ、この調整(設定)された内容(電圧値
や各種信号等)が各端子を介し、カメラケーブルを通し
て、前記ヘッド分離型多板式カメラ装置内のR・G・B
の各CCDに対し供給されることにより行われていた。
また、CCDのレベル調整についても、CCU内に設け
られたノイズ抑圧回路(サンプルホールド回路)によ
り、ベースバンド変換された後行われている。このた
め、このようなヘッド分離型多板式カメラ装置において
ヘッドの交換が行われた場合、CCUにおいて、再度こ
れらの値の設定(調整)を必要とすることになる。
【0024】なお、上記従来例で示したもののように、
ヘッド内部にボリューム等を備え(オーバーフロードレ
イン電圧設定用のボリューム55,56,57や、リセ
ットゲート電圧設定用のボリューム52,53,5
4)、前記CCUの調整機能の一部を行うことが可能な
ものも有るが、調整が可能なのは、前記CCDバイアス
(オーバーフロードレイン電圧やリセットゲート電圧
等)の調整に限られている。また、調整手段も前述の通
り機械的なものであり、前記ボリュームの配置、或いは
調整方法に制約があり、したがって、このようなヘッド
分離型多板式カメラ装置においても、ヘッドの交換が行
われた場合には、CCU側において、再度これらの値の
調整(設定)を必要とした。
【0025】このため、従来のヘッド分離型多板式カメ
ラ装置においては、ヘッドを交換した際に、CCUを再
調整する必要が生じる。即ち、例えば3板式カメラの場
合、カメラヘッドを構成するR,G,Bの各CCDの各
種のレベル値(固有のオフセット値)は前述の通り、C
CU側にて調整(設定)されているため、ヘッド交換に
より新たに取り付けられたカメラヘッドを構成するR,
G,Bの各CCDの各種のレベル値(固有のオフセット
値)が以前のものとは異なるため、ホワイトバランスが
ずれたり、CCDバイアスが狂うことによるブルーミン
グやスミアや解像度の劣化等が発生する。そのため、ヘ
ッド交換により新たなカメラヘッドが取り付けられた場
合には、その(新たな)カメラヘッドを構成するR,
G,Bの各CCDにおける各種のレベル値(固有のオフ
セット値)を、新たなカメラヘッドに合わせてCCU側
にて、人手により再調整(設定)する必要があった。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のヘ
ッド分離形多板式カメラにおいては、カメラヘッドを構
成するR,G,Bの各CCDにおける各種のレベル値
(固有のオフセット値)の調整(設定)がヘッド分離型
多板式カメラ装置のCCU側にて行われるため、カメラ
ヘッドの交換が行われた場合、交換されたカメラヘッド
を構成するR,G,Bの各CCDの各種の理想のレベル
値(固有のオフセット値)と、CCU側にて設定されて
いる以前(交換前のカメラヘッド)のレベル値とが異な
ってしまう。これにより、ホワイトバランスがずれた
り、CCDバイアスが狂うことによりブルーミングやス
ミアリングや解像度の劣化等が発生してしまう等の問題
(欠点)があった。
【0027】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
カメラヘッドの交換を行ってもホワイトバランスがずれ
たり、CCDバイアスが狂うことによりブルーミングや
スミアリングや解像度の劣化等が発生することのないヘ
ッド分離形多板式カメラ装置を提供することを目的とす
るものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よるヘッド分離型多板式カメラ装置は、複数の固体撮像
素子と、これら複数の固体撮像素子にバイアス電圧を供
給するバイアス電圧供給回路と、前記複数の固体撮像素
子からの出力をそれぞれ規定のレベルに調整する複数の
電圧制御型利得制御回路とを有したカメラヘッドと、前
記複数の固体撮像素子を駆動するための駆動信号を発生
するとともに、前記カメラヘッドから得られる撮像信号
を処理して映像信号として出力するカメラコントロール
ユニットと、前記カメラヘッドと前記カメラコントロー
ルユニットとを接続し、前記駆動信号を前記カメラヘッ
ドに伝送するとともに、前記カメラヘッドからの撮像信
号をカメラコントロールユニットに伝送するケーブルと
を具備したことを特徴とするものである。
【0029】請求項2に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項1に記載のヘッド分離型多
板式カメラ装置において、前記バイアス電圧供給回路
が、前記複数の撮像素子に対してオーバーフロードレイ
ン電圧およびリセットゲート電圧を供給するように構成
されていることを特徴とするものである。
【0030】請求項3に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項1または2に記載のヘッド
分離型多板式カメラ装置において、前記カメラヘッド
が、前記バイアス電圧供給回路に対して所定の電圧を供
給する第1のD/A変換回路と、前記電圧制御型利得制
御回路に対して所定の電圧を供給する第2のD/A変換
回路と、前記第1のD/A変換回路が前記バイアス電圧
供給回路に供給する電圧値と前記第2のD/A変換回路
が前記電圧制御型利得制御回路に供給する電圧値とを設
定するために必要なデータを記憶する記憶回路とを備え
たことを特徴とするものである。
【0031】請求項4に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項3に記載のヘッド分離型多
板式カメラ装置において、前記記憶回路がEEPROM
により構成されることを特徴とするものである。
【0032】請求項5に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項3または4に記載のヘッド
分離型多板式カメラ装置において、前記カメラヘッド
が、電源オンのタイミングで前記記憶回路前記データを
読み出して、前記第1及び第2のD/A変換回路それぞ
れに供給する、オートリード回路を備えたことを特徴と
するものである。
【0033】上記請求項1から5に記載の発明によれ
ば、カメラヘッド内部に固体撮像素子のバイアス調整,
並びに利得調整機能を持たせ、電源投入時に毎回、前記
固体撮像素子のバイアスレベル,並びに利得補正レベル
の設定を行うようにしたので、固体撮像素子の動作の安
定化,並びにカメラヘッド出力のR,G,B信号レベル
の正規化が図れ、カメラヘッドの交換の際のCCU(カ
メラコントロールユニット)側での前記固体撮像素子の
バイアスレベル,並びに利得補正レベルの再調整を不要
とすることが出来る。
【0034】請求項6に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、複数の固体撮像素子と、これら複
数の固体撮像素子にバイアス電圧を供給するバイアス電
圧供給回路と、前記複数の固体撮像素子からの各出力を
規定のレベルに調整するための電圧を供給するレベル調
整電圧供給回路と、前記レベル調整電圧を前記複数の固
体撮像素子を駆動するための駆動信号に重畳するレベル
調整電圧重畳回路とを有したカメラヘッドと、前記複数
の固体撮像素子を駆動するための駆動信号を発生すると
ともに、前記レベル調整電圧重畳回路により駆動信号に
重畳されたレベル調整電圧を検出するレベル調整電圧検
出回路と、この調整電圧に基づき前記複数の固体撮像素
子からの出力を規定のレベルに調整する複数の利得制御
回路を有し、撮像信号を処理して映像信号として出力す
るカメラコントロールユニットと、前記カメラヘッドと
前記カメラコントロールユニットとを接続し、前記駆動
信号を前記カメラヘッドに伝送するとともに、前記カメ
ラヘッドからの撮像信号をカメラコントロールユニット
に伝送するケーブルとを具備したことを特徴とするもの
である。
【0035】請求項7に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項6に記載のヘッド分離型多
板式カメラ装置において、前記カメラヘッドが、前記バ
イアス電圧供給回路に対して所定の電圧を供給する第1
のD/A変換回路と、前記レベル調整電圧供給回路に対
して所定の電圧を供給する第2のD/A変換回路と、前
記第1のD/A変換回路が前記バイアス電圧供給回路に
供給する電圧値と前記第2のD/A変換回路が前記レベ
ル調整電圧供給回路に供給する電圧値とを設定するため
に必要なデータを記憶する記憶回路とを備えたことを特
徴とするものである。
【0036】請求項8に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項7に記載のヘッド分離型多
板式カメラ装置において、前記カメラヘッドが、電源オ
ンのタイミングで前記記憶回路前記データを読み出し
て、前記第1および第2のD/A変換回路それぞれに供
給する、オートリード回路を備えたことを特徴とするも
のである。
【0037】上記請求項6から8に記載の発明によれ
ば、カメラヘッド内部に固体撮像素子のバイアス調整機
能を持たせ、CCU(カメラコントロールユニット)に
利得調整機能を持たせ、電源投入時に毎回、前記固体撮
像素子のバイアスレベル,並びに利得補正レベルの設定
(固体撮像素子を駆動するための駆動信号に重畳された
レベル調整電圧に基づいて設定される)を行うようにし
たので、固体撮像素子の動作の安定化,並びにCCU内
部においてカメラヘッド出力のR,G,B信号レベルの
正規化が図れ、カメラヘッドの交換の際のCCU(カメ
ラコントロールユニット)側での、例えば人手による前
記固体撮像素子のバイアスレベル,並びに利得補正レベ
ル等の毎回の調整を不要とすることが出来る。また、利
得制御回路をCCU内に設けたことにより、カメラヘッ
ドの小型化が図れ、利得制御回路をコントロールするた
めの利得コントロール電圧を、CCD駆動パルスに重畳
することによりカメラケーブルの追加を不要とすること
ができる。
【0038】請求項9に記載の発明によるヘッド分離型
多板式カメラ装置は、請求項5および8に記載のヘッド
分離型多板式カメラ装置において、前記カメラヘッド
が、該カメラヘッドに設けられた前記カメラケーブルを
接続するためのカメラケーブル接合コネクタを備え、該
コネクタは、前記記憶回路へのデータの書き込みまたは
書き換えを可能とする治具を接続する端子を有すること
を特徴とする。
【0039】上記請求項9に記載の発明によれば、カメ
ラヘッドの外部からカメラヘッドと接続されたカメラケ
ーブルを介して、カメラヘッド内部に設けられたEEP
ROM内のデータの書き込みまたは書き換えを行えるよ
うにしたので、カメラヘッドのキャビネットを開けるこ
となく、容易に前記固体撮像素子のバイアスレベル,並
びに利得補正レベルの調整を行うことが出来る。
【0040】請求項10に記載の発明によるヘッド分離
型多板式カメラ装置は、請求項5,8または9に記載の
ヘッド分離型多板式カメラ装置において、前記カメラヘ
ッドを構成する前記第1及び第2のD/A変換回路,記
憶回路,並びにオートリード回路が、ワンチップ化され
ていることを特徴とするものである。
【0041】上記請求項10に記載の発明によれば、前
記第1及び第2のD/A変換回路,記憶回路,並びにオ
ートリード回路をワンチップ化したことにより、従来と
比べ配線基板に物理的制約を受けることがなくなり、基
板のパターンレイアウト等に自由度を持たせることが出
来る。
【0042】請求項11に記載の発明によるヘッド分離
型多板式カメラ装置は、請求項1から10に記載のヘッ
ド分離型多板式カメラ装置において、前記カメラヘッド
が、カラー処理可能な3板式であることを特徴とするも
のである。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、ヘッド分離型3板式カメラを例にとり、図面を参照
しながら以下に説明を行う。図1は本発明であるヘッド
分離型多板式カメラ装置における第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【0044】図1における本発明のヘッド分離型多板式
カメラ装置は、図示しないレンズにより捉えられた光学
像を3原色に分解する色分解プリズム1と、3原色それ
ぞれに分解された光のうち、ブルー(B)を光電変換に
より電気信号の画素に分解すると共にCCD(B)出力
66として利得制御回路5に出力するCCD固体撮像素
子2と、グリーン(G)を光電変換により電気信号の画
素に分解すると共にCCD(G)出力67として利得制
御回路6に出力するCCD固体撮像素子3と、レッド
(R)を光電変換により電気信号の画素に分解すると共
にCCD(R)出力68として利得制御回路7に出力す
るCCD固体撮像素子4と、図示しないCCUよりカメ
ラケーブル接合コネクタ13を介して前記CCD固体撮
像素子2,3,4それぞれにCCD駆動パルス65(水
平レジスタ転送パルス,垂直レジスタ転送パルス,水平
レジスタ最終段転送パルス,リセットゲートパルス,出
力増幅器ドレイン電圧,保護トランジスタバイアス等)
を供給する信号ラインと、同じく前記CCD固体撮像素
子2,3,4それぞれにCCDバイアス電圧(各CCD
のリセットゲート電圧,基板電圧(オーバーフロードレ
イン電圧))を供給するD/Aコンバータ9及びCCD
バイアス供給回路8と、前記利得制御回路5,6,7に
対し利得コントロール電圧を供給するD/Aコンバータ
12と、前記D/Aコンバータ9及び12に供給するデ
ータ(CCD毎に異なるバイアス,利得コントロール電
圧)を記憶するEEPROM10と、電源投入時にEE
PROM10より前記データを読み出すオートリード回
路11とにより構成される。尚、前記D/Aコンバータ
9,12,EEPROM10,並びにオートリード回路
11はIC (MB88E347A)14によりワンチップ化されて
構成されている。これは、ヘッドの小型化を考慮したた
めである。このため、このIC14を制御(データの書
き込み等)するために必要な入力信号線(CLK信号ラ
イン,DI信号ライン,LD信号ライン)が、カメラケ
ーブル接合コネクタ13と接続されている。さらに、こ
の入力信号線を介して、後述するようにEEPROM1
0に記憶されるデータの内容の書き換えが行われる。
【0045】以上のように構成された本発明のヘッド分
離型多板式カメラ装置において、図示しないレンズを通
して入射した光は、光学像を3原色に分解する色分解プ
リズム1によりR,G,Bの3原色に分解され、それぞ
れに対応した各CCD2,CCD3,CCD4により電
気信号に変換される。各CCDには図示しないCCUよ
りカメラケーブル接合コネクタ13を介してCCD駆動
パルス65(水平レジスタ転送パルス,垂直レジスタ転
送パルス,水平レジスタ最終段転送パルス,リセットゲ
ートパルス,出力増幅器ドレイン電圧,保護トランジス
タバイアス等)が供給されると共に、CCDバイアス供
給回路8よりCCDバイアス電圧(各CCDのリセット
ゲート電圧,基板電圧(オーバーフロードレイン電
圧))が供給されている。
【0046】一方、図2はCCDバイアス供給回路8の
一例を示した回路図である。図2(a)に示すように、
基板電圧(オーバーフロードレイン電圧)発生回路は、
前記オートリード回路11の制御により前記EEPRO
M10より読み出されたデータに基づいて出力電圧値の
設定がなされるD/Aコンバータ電子ボリューム9a
と、抵抗R1,R2,R3,R4と、AMP1と、前記
各CCDの(例えば)シリコン基板に基板電圧(オーバ
ーフロードレイン電圧)を供給する出力端子27とによ
り構成される。
【0047】そして、前記D/Aコンバータ電子ボリュ
ーム9aより供給されたD/Aコンバータ電圧はAMP
1にてDC増幅され、出力端子27を介して、前記各C
CDの基板(例えばシリコン基板)に基板電圧(オーバ
ーフロードレイン電圧)として供給される。
【0048】また、図2(b)に示すように、リセット
ゲート電圧発生回路は、カメラケーブル接合コネクタ1
3を介して図示しないCCUから供給されるリセットゲ
ートパルスを入力するリセットゲートパルス入力端子2
9と、前記オートリード回路11の制御により前記EE
PROM10より読み出されたデータに基づいて出力電
圧値の設定がなされるD/Aコンバータ電子ボリューム
9bと、ダイオードD1と、コンデンサC1と、抵抗R
5と、各CCDのリセットゲートにリセットゲート電圧
を供給する出力端子28とにより構成される。
【0049】そして、図示しないCCUよりカメラケー
ブル接合コネクタ13を介してリセットゲートパルス入
力端子29に供給されたリセットゲートパルスは、コン
デンサC1を通り、ダイオードD1により前記D/Aコ
ンバータ電子ボリューム9bより供給されるD/Aコン
バータ電圧(リセットゲート電圧)にクランプされ、出
力端子28を介して、前記各CCDのリセットゲートに
供給される。
【0050】以上のようにしてCCDのバイアス制御が
行われる一方、前記各CCDより出力されたCCD出力
信号66,67,68は、各利得制御回路5,6,7に
入力され、D/Aコンバータ12より供給されるコント
ロール電圧72,73,74により所定のレベルに設定
され、それぞれB出力62,G出力63,R出力64と
してカメラケーブル接合コネクタ13に供給されて、図
示しないカメラケーブルを介して図示しないCCUに供
給される。
【0051】ところで、上記各CCDのバイアス制御,
並びに各利得制御回路の利得制御を行うための制御電圧
の設定は、D/Aコンバータ9,並びにD/Aコンバー
タ12により行われている。また、前記D/Aコンバー
タ9,12は、EEPROM10に記憶されたデータを
基に前記出力制御電圧の設定を行っている。即ち、カメ
ラヘッドの電源が投入されると、前記IC14を構成す
るオートリード回路11がEEPROM10から補正用
のデータを読み出し、D/Aコンバータ9,並びにD/
Aコンバータ12にそれぞれ通知し、各D/Aコンバー
タは、その内容(値)に基づいて前記出力制御電圧を出
力するようになっている。
【0052】このように、各CCD2,3,4に、CC
Dバイアス供給回路8より各々供給されるCCDバイア
ス電圧(各CCDのリセットゲート電圧,基板電圧(オ
ーバーフロードレイン電圧)),並びに各利得制御回路
5,6,7に、D/Aコンバータ12より各々供給され
る利得制御電圧(コントロール電圧)は、カメラヘッド
内部で作られ、これにより当該カメラヘッド内に装備さ
れる各CCDの出力信号に対する固有の補正(調整)
は、全て当該カメラヘッド内にて行われることになる。
これにより、CCUと接続された本発明による任意のカ
メラヘッドからは常に規定のレベルに設定されたR,
G,Bの各信号が出力されることになり、CCU側は、
カメラヘッド固有の(各CCDの有する)バラツキを一
切考慮する必要が無くなる。即ち、従来、カメラヘッド
を交換する度にCCU側で行われていた補正(調整)を
行う必要がなくなる。
【0053】次に、前記各CCDのバイアス制御,並び
に各利得制御回路の利得制御を行うための制御電圧の設
定の基準となる、EEPROM10に記憶される補正用
のデータの設定の方法について説明を行う。図3はEE
PROM10に補正用のデータの書き込みを行うための
各機器の構成例を示した概念図である。
【0054】図3において、IC14を構成するEEP
ROM10を内蔵したカメラヘッド22は、レンズ21
により結像された映像を電気信号に変換して、2つに枝
分かれした調整用カメラケーブル23の一方を介してC
CU25に送る。また、調整用カメラケーブル23の他
方は書き込み用治具(調整治具)23と接続されてい
る。
【0055】そして、調整作業を行う者は、例えば、C
CU25に設けられた図示しない映像表示手段によって
カメラヘッド22により撮像された映像を見ながら、前
記調整治具23を用いて、前記入力信号線(CLK信号
ライン,DI信号ライン,LD信号ライン)を介してI
C14制御用の信号CLK,DI,LDをカメラヘッド
22に送ることにより、前記各CCDのバイアス制御,
並びに各利得制御回路の利得制御のためのEEPROM
10内の補正用データの書き換えが行われる。これによ
り作業者は、カメラヘッド22のキャビネットを開ける
ことなく、カメラヘッド22内の各CCDのバイアス
値,並びに各利得制御回路の利得補正値の調整・設定を
容易に行うことが出来る。
【0056】尚、上記発明の実施の形態では、ヘッド分
離型3板式カメラについて説明したが、本発明はこれに
限定されずn板式(nは自然数)のカメラに応用するこ
とが可能である。
【0057】また、ヘッド分離型多板式カメラ装置に使
用されるCCD(光電素子)としても、可視光のみでな
く赤外線や紫外線、或いはX線等の不可視光等を受光可
能なものを用い、特殊用途向けのカメラに応用すること
も可能である。
【0058】図4は本発明であるヘッド分離型多板式カ
メラ装置における第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。図4において図1と同一部分に同一符号を付す。
【0059】図4おける本発明のヘッド分離型多板式カ
メラ装置は、図示しないレンズにより捉えられた光学像
を3原色に分解する色分解プリズム1と、3原色それぞ
れに分解された光のうち、ブルー(B)を光電変換によ
り電気信号の画素に分解すると共にCCD(B)出力6
6を出力するCCD固体撮像素子2と、グリーン(G)
を光電変換により電気信号の画素に分解すると共にCC
D(G)出力67を出力するCCD固体撮像素子3と、
レッド(R)を光電変換により電気信号の画素に分解す
ると共にCCD(R)出力68を出力するCCD固体撮
像素子4と、後述のCCU(カメラコントロールユニッ
ト)よりカメラケーブル接合コネクタ13を介して前記
CCD固体撮像素子2,3,4それぞれにCCD駆動パ
ルス65(水平レジスタ転送パルス,垂直レジスタ転送
パルス,水平レジスタ最終段転送パルス,リセットゲー
トパルス,出力増幅器ドレイン電圧,保護トランジスタ
バイアス等)を供給する信号ラインと、同じく前記CC
D固体撮像素子2,3,4それぞれにCCDバイアス電
圧(各CCDのリセットゲート電圧,基板電圧(オーバ
ーフロードレイン電圧))を供給するD/Aコンバータ
9及びCCDバイアス供給回路8と、CCUに設けられ
た利得制御回路へ利得コントロール電圧を供給するD/
Aコンバータ12と、前記D/Aコンバータ9及び12
に供給するデータ(CCD毎に異なるバイアス,利得コ
ントロール電圧)を記憶するEEPROM10と、電源
投入時にEEPROM10より前記データを読み出すオ
ートリード回路11とにより構成される。
【0060】また、前記D/Aコンバータ12の出力7
2,73,74は、それぞれ抵抗R6,R7,R8を介
してCCD駆動パルス65の水平転送パルスH1の供給
ライン110,水平転送パルスH2の供給ライン11
1,並びにリセットゲートパルス供給ライン112に供
給される。さらに、前記各供給ライン110,111,
112は、それぞれコンデンサC2,C3,C4,並び
に波形整形を行うインバータQ1,Q2,Q3を介し、
CCD固体撮像素子2,3,4にそれぞれ接続される。
尚、コンデンサC2及びインバータQ1,コンデンサC
3およびインバータQ2,コンデンサC4及びインバー
タQ3の接続点は、それぞれ抵抗R8,R9,R10を
介して直流電源供給ラインVccと、抵抗R11,R1
2,R13を介して基準電位点と接続される。
【0061】ところで、既述の本発明の第1の実施の形
態と同様、前記D/Aコンバータ9,12,EEPRO
M10,並びにオートリード回路11はIC (MB88E347
A)14によりワンチップ化されて構成されており、この
IC14を制御(データの書き込み等)するために必要
な入力信号線(CLK信号ライン,DI信号ライン,L
D信号ライン)が、カメラケーブル接合コネクタ13と
接続されている。さらに、この入力信号線を介して、E
EPROM10に記憶されるデータの内容の書き換えが
行われる。
【0062】一方、図5は本発明の第2の実施の形態に
おけるカメラコントロールユニット(CCU)の一例を
示した図である。
【0063】図5において、カメラケーブル接合コネク
タ13を介して供給されたCCD出力66,67,68
は、それぞれ、相関二重サンプリング処理を行うCDS
回路101,102,103,利得制御回路104,1
05,106,当該信号から映像信号を出力する信号処
理回路107,エンコーダ108を介して、エンコーダ
108より映像信号として出力される。
【0064】また、CCD固体撮像素子2,3,4への
CCD駆動パルスを発生・供給するタイミングジェネレ
ータ109の水平転送パルスH1,水平転送パルスH
2,並びにリセットゲートパルスRSの各供給ライン1
10,111,112は、それぞれ、抵抗R14および
コンデンサC5,抵抗R15およびコンデンサC6,抵
抗R16およびコンデンサC7とからなる直列回路を介
して基準電位点に接続される。
【0065】さらに、前記抵抗R14およびコンデンサ
C5,抵抗R15およびコンデンサC6,抵抗R16お
よびコンデンサC7の各接続点は、それぞれ(+)入力
端子と出力端子とが接続されたボルテージフォロア(バ
ッファアンプ)Q4,Q5,Q6の(−)入力端子に接
続されている。そして、各ボルテージフォロアQ4,Q
5,Q6の出力端子からの出力信号は、前記利得制御回
路104,105,106に供給される。
【0066】さて、次に、以上のように構成された本発
明の第2の実施の形態であるヘッド分離型多板式カメラ
装置の動作について図4および図5を参照しながら説明
を行う。
【0067】図4において、前記D/Aコンバーター1
2の出力(利得コントロール電圧)は、抵抗R6,R
7,R8を介して、CCD駆動パルス65(図では水平
転送パルスH1,水平転送パルスH2,並びにリセット
ゲートパルスRS)に重畳される。前記D/Aコンバー
ター12の出力が重畳された前記水平転送パルスH1,
水平転送パルスH2,並びにリセットゲートパルスRS
は、それぞれコンデンサC2,C3,C4を介し、抵抗
R8乃至R13にてさらにバイアスが加えられた後、イ
ンバータQ1,Q2,Q3により波形整形が施され、C
CD2,3,4にそれぞれ供給される。尚、インバータ
Q1,Q2,Q3は無くても良い。
【0068】次に、図5において、前記図4のD/Aコ
ンバーター12により、抵抗R6,R7,R8を介し、
CCD駆動パルス65(水平転送パルスH1,水平転送
パルスH2,並びにリセットゲートパルスRS)に重畳
された、利得コントロール電圧は、抵抗R14およびコ
ンデンサC5,抵抗R15およびコンデンサC6,並び
に抵抗R16およびコンデンサC7により構成される積
分回路によって、それぞれ、前記CCD駆動パルス(水
平転送パルスH1,水平転送パルスH2,並びにリセッ
トゲートパルスRS)が取り除かれる。
【0069】前記CCD駆動パルス(水平転送パルスH
1,水平転送パルスH2,並びにリセットゲートパルス
RS)の取り除かれた後の利得コントロール電圧は、ボ
ルテージフォロアQ4,Q5,Q6を介し、CDS回路
101,102,103からそれぞれベースバンドに変
換されたR,G,B信号が入力される利得制御回路10
4,105,106に供給される。そして、各利得制御
回路104,105,106によって、前記ボルテージ
フォロアQ4,Q5,Q6より供給される利得コントロ
ール電圧に基づいて利得をコントロールされ、前記R,
G,Bの各信号が規定のレベル(CCDの有する各種の
レベル値(固有のオフセット値)が補正された状態)と
なるように調整が為される。
【0070】なお、前記利得制御回路104,105,
106は、本発明の実施の形態では電圧制御型として説
明を行っているが、前記利得コントロール電圧をA/D
変換することで、ディジタル制御型の利得制御回路とし
ても良い。
【0071】ところで、上記各CCDのバイアス制御,
並びにCCU内に設けられた各利得制御回路の利得制御
を行うための制御電圧の設定は、D/Aコンバータ9,
並びにD/Aコンバータ12により行われている。ま
た、既述の本発明の第1の実施の形態の場合と同様、前
記D/Aコンバータ9,12は、EEPROM10に記
憶されたデータを基に前記出力制御電圧の設定を行って
いる。即ち、カメラヘッドの電源が投入されると、前記
IC14を構成するオートリード回路11がEEPRO
M10から補正用のデータを読み出し、D/Aコンバー
タ9,並びにD/Aコンバータ12にそれぞれ通知し、
各D/Aコンバータは、その内容(値)に基づいて前記
出力制御電圧を出力するようになっている。
【0072】このように、各CCD2,3,4に、CC
Dバイアス供給回路8より各々供給されるCCDバイア
ス電圧(各CCDのリセットゲート電圧,基板電圧(オ
ーバーフロードレイン電圧)),並びに各利得制御回路
104,105,106にD/Aコンバータ12より各
々供給される利得制御電圧(コントロール電圧)は、カ
メラヘッド内部で作られ、したがって当該カメラヘッド
内に装備される各CCDの出力信号に対する固有の補正
(調整)は、当該カメラヘッドおよびCCU内にて行わ
れることになる。
【0073】これにより、CCU内に設けられた各利得
制御回路104,105,106からは、常に規定のレ
ベルに設定されたR,G,Bの各信号が出力されること
になり、CCU側は、カメラヘッド固有の(各CCDの
有する)バラツキを一切考慮する必要が無くなる。即
ち、従来、カメラヘッドを交換する度にCCU側で行わ
れていた補正(人手による調整等)を行う必要がなくな
る。
【0074】尚、上記発明の実施の形態では、ヘッド分
離型3板式カメラについて説明したが、本発明はこれに
限定されずn板式(nは自然数)のカメラに応用するこ
とが可能である。また、多板式カメラのみでなく、色差
線順次方式等の色信号多重の単板式カメラにおいても、
CCU内にて色復調後の、R,G,B信号の利得制御を
行うことが可能である。さらに、レベル調整以外の内
容、例えばCCD固有でCCU内にて調整するもの(例
えば、単板式カメラにおける色マトリクス調整)につい
ても適用可能である。また、水平駆動パルス以外の垂直
駆動パルスについても適用可能であるそして、ヘッド分
離型多板式カメラ装置に使用されるCCD(光電素子)
としても、可視光のみでなく赤外線や紫外線、或いはX
線等の不可視光等を受光可能なものを用い、特殊用途向
けのカメラに応用することも可能である。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カメ
ラヘッド内部にCCDバイアス調整,並びに利得調整機
能を持たせ、電源投入時に毎回、前記CCDバイアスレ
ベル,並びに利得補正レベルの設定を行うようにしたの
で、CCDの動作の安定化,並びにカメラヘッド出力の
R,G,B信号レベルの正規化が可能となり、カメラヘ
ッドの交換(通常、カメラヘッドの交換は電源を落とし
てから行われる)の際のCCU側での前記CCDバイア
スレベル,並びに利得補正レベルの再調整を不要とする
ことが可能となる。
【0076】また、カメラケーブル及びコネクタに調整
制御端子設けることにより、カメラヘッド外部から、カ
メラヘッドのキャビネットを開けることなく、容易に調
整を行うことが出来る。そして、従来のカメラヘッド内
に設けられた機械的ボリュームを用いて調整作業を行う
場合と比べ、配線基板に物理的制約を受けることがない
ため、基板のパターンレイアウト等に自由度を持たせる
ことが出来る。
【0077】さらに、利得制御回路をCCU内に設ける
ことにより、カメラヘッドの小型化が図れ、利得制御回
路をコントロールするための利得コントロール電圧を、
CCD駆動パルスに重畳することによりカメラケーブル
の増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明であるヘッド分離型多板式カメラ装置に
おける第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】CCDバイアス供給回路の一例を示した回路図
である。
【図3】EEPROMに補正用のデータの書き込みを行
うための各機器の構成例を示した概念図である。
【図4】本発明であるヘッド分離型多板式カメラ装置に
おける第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるカメラコン
トロールユニット(CCU)の一例を示した図である。
【図6】CCDにおける電荷の移動を示す図である。
【図7】現在最も一般的に使用されている固体撮像素子
としてのインタライン形CCDにおける電荷蓄積モード
を示す図である。
【図8】代表的なインタライン形CCDの単位画素の断
面図を示す図である。
【図9】CCDカメラの基本構成を示したブロック図で
ある。
【図10】CCDの1画素分の出力波形を示した図であ
る。
【図11】従来のヘッド分離型多板式カメラ装置の一例
を示した図である。
【符号の説明】
1 …色分解プリズム 2 …CCD(B) 3 …CCD(G) 4 …CCD(R) 5,6,7 …利得制御回路 8 …CCDバイアス供給回路 9,12 …D/Aコンバータ 10 …EEPROM 11 …オートリード回路 13 …カメラケーブル接合コネクタ 14 …IC 62 …B出力信号 63 …G出力信号 64 …R出力信号 65 …CCD駆動パルス 66 …CCD(B)出力 67 …CCD(G)出力 68 …CCD(R)出力 72,73,74 …コントロール電圧 CLK,DI,LD…IC14用コントロール信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の固体撮像素子と、これら複数の固体
    撮像素子にバイアス電圧を供給するバイアス電圧供給回
    路と、前記複数の固体撮像素子からの出力をそれぞれ規
    定のレベルに調整する複数の電圧制御型利得制御回路と
    を有したカメラヘッドと、 前記複数の固体撮像素子を駆動するための駆動信号を発
    生するとともに、前記カメラヘッドから得られる撮像信
    号を処理して映像信号として出力するカメラコントロー
    ルユニットと、 前記カメラヘッドと前記カメラコントロールユニットと
    を接続し、前記駆動信号を前記カメラヘッドに伝送する
    とともに、前記カメラヘッドからの撮像信号をカメラコ
    ントロールユニットに伝送するケーブルとを具備したこ
    とを特徴とするヘッド分離型多板式カメラ装置。
  2. 【請求項2】前記バイアス電圧供給回路は、前記複数の
    撮像素子に対してオーバーフロードレイン電圧およびリ
    セットゲート電圧を供給するように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のヘッド分離型多板式カメ
    ラ装置。
  3. 【請求項3】前記カメラヘッドは、 前記バイアス電圧供給回路に対して所定の電圧を供給す
    る第1のD/A変換回路と、 前記電圧制御型利得制御回路に対して所定の電圧を供給
    する第2のD/A変換回路と、 前記第1のD/A変換回路が前記バイアス電圧供給回路
    に供給する電圧値と前記第2のD/A変換回路が前記電
    圧制御型利得制御回路に供給する電圧値とを設定するた
    めに必要なデータを記憶する記憶回路とを備えたことを
    特徴とする請求項1または2に記載のヘッド分離型多板
    式カメラ装置。
  4. 【請求項4】前記記憶回路はEEPROMにより構成さ
    れることを特徴とする請求項3に記載のヘッド分離型多
    板式カメラ装置。
  5. 【請求項5】前記カメラヘッドは、電源オンのタイミン
    グで前記記憶回路前記データを読み出して、前記第1及
    び第2のD/A変換回路それぞれに供給する、オートリ
    ード回路を備えたことを特徴とする請求項3または4に
    記載のヘッド分離型多板式カメラ装置。
  6. 【請求項6】複数の固体撮像素子と、これら複数の固体
    撮像素子にバイアス電圧を供給するバイアス電圧供給回
    路と、前記複数の固体撮像素子からの各出力を規定のレ
    ベルに調整するための電圧を供給するレベル調整電圧供
    給回路と、前記レベル調整電圧を前記複数の固体撮像素
    子を駆動するための駆動信号に重畳するレベル調整電圧
    重畳回路とを有したカメラヘッドと、 前記複数の固体撮像素子を駆動するための駆動信号を発
    生するとともに、前記レベル調整電圧重畳回路により駆
    動信号に重畳されたレベル調整電圧を検出するレベル調
    整電圧検出回路と、この調整電圧に基づき前記複数の固
    体撮像素子からの出力を規定のレベルに調整する複数の
    利得制御回路を有し、撮像信号を処理して映像信号とし
    て出力するカメラコントロールユニットと、 前記カメラヘッドと前記カメラコントロールユニットと
    を接続し、前記駆動信号を前記カメラヘッドに伝送する
    とともに、前記カメラヘッドからの撮像信号をカメラコ
    ントロールユニットに伝送するケーブルとを具備したこ
    とを特徴とするヘッド分離型多板式カメラ装置。
  7. 【請求項7】前記カメラヘッドは、 前記バイアス電圧供給回路に対して所定の電圧を供給す
    る第1のD/A変換回路と、 前記レベル調整電圧供給回路に対して所定の電圧を供給
    する第2のD/A変換回路と、 前記第1のD/A変換回路が前記バイアス電圧供給回路
    に供給する電圧値と前記第2のD/A変換回路が前記レ
    ベル調整電圧供給回路に供給する電圧値とを設定するた
    めに必要なデータを記憶する記憶回路とを備えた事を特
    徴とする請求項6に記載のヘッド分離型多板式カメラ装
    置。
  8. 【請求項8】前記カメラヘッドは、電源オンのタイミン
    グで前記記憶回路前記データを読み出して、前記第1お
    よび第2のD/A変換回路それぞれに供給する、オート
    リード回路を備えたことを特徴とする請求項7に記載の
    ヘッド分離型多板式カメラ装置。
  9. 【請求項9】前記カメラヘッドは、該カメラヘッドに設
    けられた前記カメラケーブルを接続するためのカメラケ
    ーブル接合コネクタを備え、該コネクタは、前記記憶回
    路へのデータの書き込みまたは書き換えを可能とする治
    具を接続する端子を有することを特徴とする請求項5お
    よび8に記載のヘッド分離型多板式カメラ装置。
  10. 【請求項10】前記カメラヘッドを構成する前記第1及
    び第2のD/A変換回路,記憶回路,並びにオートリー
    ド回路は、ワンチップ化されていることを特徴とする請
    求項5,8または9に記載のヘッド分離型多板式カメラ
    装置。
  11. 【請求項11】前記カメラヘッドは、カラー処理可能な
    3板式であることを特徴とする請求項1から10に記載
    のヘッド分離型多板式カメラ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333605A (ja) * 2003-04-25 2003-11-21 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2008271254A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Toshiba Corp ヘッド分離型カメラ装置及びその制御方法

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