JPH10275581A - 荷電粒子光学系 - Google Patents
荷電粒子光学系Info
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- JPH10275581A JPH10275581A JP9077775A JP7777597A JPH10275581A JP H10275581 A JPH10275581 A JP H10275581A JP 9077775 A JP9077775 A JP 9077775A JP 7777597 A JP7777597 A JP 7777597A JP H10275581 A JPH10275581 A JP H10275581A
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- G21K1/093—Deviation, concentration or focusing of the beam by electric or magnetic means by magnetic means
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- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/02—Details
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 収差の小さな荷電粒子光学系の提供。
【解決手段】 対称磁気ダブレット型の投影レンズ3,
4と、偏向場を形成する偏向器7,8と、光軸AXをZ
軸、光軸AX上に形成されるクロスオーバ像点をZc、
投影レンズ3,4による像の倍率をMとし、クロスオー
バ像点を原点とする光軸上の座標系でクロスオーバ像点
Zcに関して物側に形成される偏向場の軸上磁場分布を
G1(Z)、像側に形成される偏向場の軸上磁場分布を
G2(Z)としたときに、G1(Z):G2(−M・Z)
がほぼ(−M):1を満たし、かつ、荷電粒子線EBの
偏向軌道がほぼクロスオーバ像点Zcで光軸AXと交わ
るように、投影レンズ3,4および偏向器7,8の励磁
を制御する制御装置10とを備える。
4と、偏向場を形成する偏向器7,8と、光軸AXをZ
軸、光軸AX上に形成されるクロスオーバ像点をZc、
投影レンズ3,4による像の倍率をMとし、クロスオー
バ像点を原点とする光軸上の座標系でクロスオーバ像点
Zcに関して物側に形成される偏向場の軸上磁場分布を
G1(Z)、像側に形成される偏向場の軸上磁場分布を
G2(Z)としたときに、G1(Z):G2(−M・Z)
がほぼ(−M):1を満たし、かつ、荷電粒子線EBの
偏向軌道がほぼクロスオーバ像点Zcで光軸AXと交わ
るように、投影レンズ3,4および偏向器7,8の励磁
を制御する制御装置10とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子線露光装
置等の荷電粒子線装置に用いられる荷電粒子光学系に関
する。
置等の荷電粒子線装置に用いられる荷電粒子光学系に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は対称磁気ダブレット(Symmetric
Magnetic Doublet、以下ではSMDと記す)型電子線分
割投影露光装置の概略構成を示す模式図である。なお、
図5においては、露光装置の電子銃や照明光学系は省略
し、レチクルからウエハまでの構成を示した。3,4は
第1および第2の投影レンズであり、レチクル1の副視
野1aにはその領域の形状、例えば矩形断面形状の電子
線が一様に照射される。そして、副視野1aを通過した
電子線EBがクロスオーバ像点Zcの位置にあるアパー
チャ6を通ってウエハ5上に結像され、ウエハ5上のレ
ジストが露光される。図において、EB1,EB2は副視
野1aの軸外の異なる点11,12を通過する軸外ビー
ムを示しており、それぞれクロスーバ像点Zcを通過し
た後にウエハ5上の所定の位置に結像される。
Magnetic Doublet、以下ではSMDと記す)型電子線分
割投影露光装置の概略構成を示す模式図である。なお、
図5においては、露光装置の電子銃や照明光学系は省略
し、レチクルからウエハまでの構成を示した。3,4は
第1および第2の投影レンズであり、レチクル1の副視
野1aにはその領域の形状、例えば矩形断面形状の電子
線が一様に照射される。そして、副視野1aを通過した
電子線EBがクロスオーバ像点Zcの位置にあるアパー
チャ6を通ってウエハ5上に結像され、ウエハ5上のレ
ジストが露光される。図において、EB1,EB2は副視
野1aの軸外の異なる点11,12を通過する軸外ビー
ムを示しており、それぞれクロスーバ像点Zcを通過し
た後にウエハ5上の所定の位置に結像される。
【0003】図5の露光装置では、投影レンズ3,4は
SMDを構成する。すなわち、像の倍率をMとしたとき
に、投影レンズ3は投影レンズ4の1/M倍の寸法を有
し、投影レンズ3と投影レンズ4との位置関係はクロス
オーバ像点Zcに関して1:Mの関係を有している。ま
た、投影レンズ3および4は、AT数(アンペアターン
数)が等しく、レンズ軸上に形成する磁場の向きが逆向
きとなるようにそれぞれ励磁される。さらに、レチクル
1からアパーチャ6までの距離とアパーチャ6からウエ
ハ5までの距離との比が、1:Mとなるように設定され
る。
SMDを構成する。すなわち、像の倍率をMとしたとき
に、投影レンズ3は投影レンズ4の1/M倍の寸法を有
し、投影レンズ3と投影レンズ4との位置関係はクロス
オーバ像点Zcに関して1:Mの関係を有している。ま
た、投影レンズ3および4は、AT数(アンペアターン
数)が等しく、レンズ軸上に形成する磁場の向きが逆向
きとなるようにそれぞれ励磁される。さらに、レチクル
1からアパーチャ6までの距離とアパーチャ6からウエ
ハ5までの距離との比が、1:Mとなるように設定され
る。
【0004】図6は投影レンズ3,4によるレンズ軸上
磁場分布を定性的に示す図であり、縦軸は軸上磁場強度
を表し、横軸は光軸AXをZ軸としたときのZ位置を表
す。なお、Z0,Ziはレチクル1およびウエハ5の位置
を示す。上述したSMDレンズ系では、クロスオーバ像
点を原点とする光軸上の座標系でクロスオーバ像点Zc
に関してレチクル1側の軸上磁場分布をB1(Z),ウ
エハ5側の軸上磁場分布をB2(Z)としたときに、次
式(1)が成立する。
磁場分布を定性的に示す図であり、縦軸は軸上磁場強度
を表し、横軸は光軸AXをZ軸としたときのZ位置を表
す。なお、Z0,Ziはレチクル1およびウエハ5の位置
を示す。上述したSMDレンズ系では、クロスオーバ像
点を原点とする光軸上の座標系でクロスオーバ像点Zc
に関してレチクル1側の軸上磁場分布をB1(Z),ウ
エハ5側の軸上磁場分布をB2(Z)としたときに、次
式(1)が成立する。
【数1】 B1(Z)=−M・B2(−M・Z) …(1)
【0005】上述したSMDレンズ系を備える露光装置
では、投影レンズ3による倍率回転色収差および倍率回
転歪み収差は投影レンズ4による倍率回転色収差および
倍率回転歪み収差とそれぞれ相殺し、これらの収差が発
生しないという利点がある。
では、投影レンズ3による倍率回転色収差および倍率回
転歪み収差は投影レンズ4による倍率回転色収差および
倍率回転歪み収差とそれぞれ相殺し、これらの収差が発
生しないという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SMD
レンズ系であっても、非点収差や像面湾曲収差は相殺せ
ずに残り、例えば、投影露光される副視野が光軸から離
れている場合には、分割投影露光のようにパターン領域
を複数の小領域(副視野)に分割して投影露光すような
場合でも、焦点合わせで像面湾曲が小さくなるだけで大
きな像を結像するような場合と収差の程度が大差なくな
り、ボケや歪が大きくなるという欠点があった。
レンズ系であっても、非点収差や像面湾曲収差は相殺せ
ずに残り、例えば、投影露光される副視野が光軸から離
れている場合には、分割投影露光のようにパターン領域
を複数の小領域(副視野)に分割して投影露光すような
場合でも、焦点合わせで像面湾曲が小さくなるだけで大
きな像を結像するような場合と収差の程度が大差なくな
り、ボケや歪が大きくなるという欠点があった。
【0007】本発明の目的は、収差の小さな荷電粒子光
学系を提供することにある。
学系を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1に対応付けて説明すると、本発明は、荷電粒子線装
置に用いられる荷電粒子光学系に適用され、対称磁気ダ
ブレット型電磁レンズ系3,4と、偏向場を形成する偏
向器7,8と、光軸AXをZ軸、光軸AX上に形成され
るクロスオーバ像点をZc、レンズ系3,4による像の
倍率をMとし、クロスオーバ像点を原点とする光軸上の
座標系でクロスオーバ像点Zcに関して物側に形成され
る前記偏向場の軸上磁場分布をG1(Z)、像側に形成
される偏向場の軸上磁場分布をG2(Z)としたとき
に、G1(Z):G2(−M・Z)がほぼ(−M):1を
満たし、かつ、荷電粒子線EBの偏向軌道がほぼクロス
オーバ像点Zcで光軸AXと交わるように、レンズ系
3,4および偏向器7,8の励磁を制御する制御装置1
0とを備えて上述の目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、荷電粒子線装置に用いられる
荷電粒子光学系に適用され、像の倍率がMである対称磁
気ダブレット型電磁レンズ系3,4と、光軸AX上に形
成されるクロスオーバ像点Zcに対して物側に設けられ
る第1の偏向器7と、クロスオーバ像点Zcに対して像
側に設けられ、寸法が第1の偏向器7のほぼMであって
クロスオーバ像点Zcからの光軸方向距離がクロスオー
バ像点Zcと第1の偏向器7との光軸方向距離のほぼM
である第2の偏向器8と、第2の偏向器8の励磁は磁場
の方向が第1の偏向器7の磁場の方向と逆向きで大きさ
がほぼ1/Mとなり、かつ、荷電粒子線EBの偏向軌道
がほぼクロスオーバ像点Zcで光軸AXと交わるよう
に、レンズ系3,4および第1および第2の偏向器7,
8の励磁をそれぞれ制御する制御装置10とを備えて上
述の目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、請求項2に記載の荷電粒子光
学系において、第1および第2の偏向器7,8のコイル
の巻数をほぼ同一とし、かつ、同一の電源でそれぞれ励
磁するようにした。
図1に対応付けて説明すると、本発明は、荷電粒子線装
置に用いられる荷電粒子光学系に適用され、対称磁気ダ
ブレット型電磁レンズ系3,4と、偏向場を形成する偏
向器7,8と、光軸AXをZ軸、光軸AX上に形成され
るクロスオーバ像点をZc、レンズ系3,4による像の
倍率をMとし、クロスオーバ像点を原点とする光軸上の
座標系でクロスオーバ像点Zcに関して物側に形成され
る前記偏向場の軸上磁場分布をG1(Z)、像側に形成
される偏向場の軸上磁場分布をG2(Z)としたとき
に、G1(Z):G2(−M・Z)がほぼ(−M):1を
満たし、かつ、荷電粒子線EBの偏向軌道がほぼクロス
オーバ像点Zcで光軸AXと交わるように、レンズ系
3,4および偏向器7,8の励磁を制御する制御装置1
0とを備えて上述の目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、荷電粒子線装置に用いられる
荷電粒子光学系に適用され、像の倍率がMである対称磁
気ダブレット型電磁レンズ系3,4と、光軸AX上に形
成されるクロスオーバ像点Zcに対して物側に設けられ
る第1の偏向器7と、クロスオーバ像点Zcに対して像
側に設けられ、寸法が第1の偏向器7のほぼMであって
クロスオーバ像点Zcからの光軸方向距離がクロスオー
バ像点Zcと第1の偏向器7との光軸方向距離のほぼM
である第2の偏向器8と、第2の偏向器8の励磁は磁場
の方向が第1の偏向器7の磁場の方向と逆向きで大きさ
がほぼ1/Mとなり、かつ、荷電粒子線EBの偏向軌道
がほぼクロスオーバ像点Zcで光軸AXと交わるよう
に、レンズ系3,4および第1および第2の偏向器7,
8の励磁をそれぞれ制御する制御装置10とを備えて上
述の目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、請求項2に記載の荷電粒子光
学系において、第1および第2の偏向器7,8のコイル
の巻数をほぼ同一とし、かつ、同一の電源でそれぞれ励
磁するようにした。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明による荷電粒子光学系の第1の実施の形態
を説明する図であり、電子線分割投影露光装置の概略構
成を示す模式図である。なお、図5と同様に露光装置の
レチクル1からウエハ5までの概略構成を示し、同一部
分には同一の符号を付した。図1において、7,8は偏
向器であり、軸上磁場分布が図2のような分布となる偏
向場を形成するように制御装置10により制御される。
なお、投影レンズ3,4は図5の場合と同様にSMDレ
ンズ系であって、投影レンズ3,4の軸上磁場に関して
は前述した式(1)が成立している。
明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明による荷電粒子光学系の第1の実施の形態
を説明する図であり、電子線分割投影露光装置の概略構
成を示す模式図である。なお、図5と同様に露光装置の
レチクル1からウエハ5までの概略構成を示し、同一部
分には同一の符号を付した。図1において、7,8は偏
向器であり、軸上磁場分布が図2のような分布となる偏
向場を形成するように制御装置10により制御される。
なお、投影レンズ3,4は図5の場合と同様にSMDレ
ンズ系であって、投影レンズ3,4の軸上磁場に関して
は前述した式(1)が成立している。
【0011】図2において、縦軸は偏向器7,8に関す
る軸上磁場の強度を、横軸は光軸AXをZ軸としたとき
のZ位置をそれぞれ表す。なお、以下ではクロスオーバ
像点を原点とする光軸上の座標系で考える。Zcをクロ
スオーバ像点としたとき、Zcに対してレチクル側の位
置Z7a,Z7bをそれぞれ中心とする分布C1(Z),C2
(Z)は偏向器7により形成される偏向場であり、一
方、クロスオーバ像点Zcに対してウエハ側の位置Z8
a,Z8bをそれぞれ中心とする分布D1(Z),D2
(Z)は偏向器8により形成される偏向場である。ここ
で、分布C1(Z)〜D2(Z)が次式(2)を満足する
とともに、投影レンズ3,4がSMD条件を満たし、か
つ、電子線EBの偏向軌道がクロスオーバ像点Zcで光
軸AXと交わるように偏向器7,8および投影レンズ
3,4の励磁が制御装置10によって制御される。
る軸上磁場の強度を、横軸は光軸AXをZ軸としたとき
のZ位置をそれぞれ表す。なお、以下ではクロスオーバ
像点を原点とする光軸上の座標系で考える。Zcをクロ
スオーバ像点としたとき、Zcに対してレチクル側の位
置Z7a,Z7bをそれぞれ中心とする分布C1(Z),C2
(Z)は偏向器7により形成される偏向場であり、一
方、クロスオーバ像点Zcに対してウエハ側の位置Z8
a,Z8bをそれぞれ中心とする分布D1(Z),D2
(Z)は偏向器8により形成される偏向場である。ここ
で、分布C1(Z)〜D2(Z)が次式(2)を満足する
とともに、投影レンズ3,4がSMD条件を満たし、か
つ、電子線EBの偏向軌道がクロスオーバ像点Zcで光
軸AXと交わるように偏向器7,8および投影レンズ
3,4の励磁が制御装置10によって制御される。
【数2】 C1(Z):D1(−M・Z)=(−M):1 C2(Zc−Z):D2(−M・Z)=(−M):1 …(2) なお、図2において、分布C1(Z),C2(Z)のピー
クをそれぞれBmax0,Bmin0としたとき、分布D1
(Z),D2(Z)のピークはそれぞれ−(1/M)倍
であって−(1/M)・Bmax0,−(1/M)・Bmin0
になっている。
クをそれぞれBmax0,Bmin0としたとき、分布D1
(Z),D2(Z)のピークはそれぞれ−(1/M)倍
であって−(1/M)・Bmax0,−(1/M)・Bmin0
になっている。
【0012】このように構成されたSMDレンズと偏向
器7,8でパターン像を結像すると、電子線EBは図1
に示すような軌道となる。なお、EB3,EB4は副視野
1aの異なる点11,12を通過するビームを示してお
り、図5のビームEB1,EB2に対応している。
器7,8でパターン像を結像すると、電子線EBは図1
に示すような軌道となる。なお、EB3,EB4は副視野
1aの異なる点11,12を通過するビームを示してお
り、図5のビームEB1,EB2に対応している。
【0013】本実施の形態のように制御された投影レン
ズ3,4のレンズ場と偏向器7,8の偏向場とによりパ
ターン像を結像することによって、(a)従来のように
倍率回転色収差,倍率回転歪収差が相殺されるのに加え
て、(b)偏向場を加えたことにより生じる偏向色収
差,偏向歪収差(偏向位置誤差になる収差),ハイブリ
ッド歪収差(偏向による像の歪になる収差)の各々は、
クロスオーバ像点Zcよりレチクル側の偏向場による収
差とZcよりウエハ側の偏向場による収差とが相殺する
ようになる。
ズ3,4のレンズ場と偏向器7,8の偏向場とによりパ
ターン像を結像することによって、(a)従来のように
倍率回転色収差,倍率回転歪収差が相殺されるのに加え
て、(b)偏向場を加えたことにより生じる偏向色収
差,偏向歪収差(偏向位置誤差になる収差),ハイブリ
ッド歪収差(偏向による像の歪になる収差)の各々は、
クロスオーバ像点Zcよりレチクル側の偏向場による収
差とZcよりウエハ側の偏向場による収差とが相殺する
ようになる。
【0014】その結果、光軸AXから離れた位置にある
副視野のパターンを投影した場合でもパターン像のボケ
や歪を従来より小さくすることができるため、解像度,
つなぎ精度,重ね精度が向上する。また、従来より大き
な主視野を得ることができるため、スループットの高い
荷電粒子線装置が可能となる。
副視野のパターンを投影した場合でもパターン像のボケ
や歪を従来より小さくすることができるため、解像度,
つなぎ精度,重ね精度が向上する。また、従来より大き
な主視野を得ることができるため、スループットの高い
荷電粒子線装置が可能となる。
【0015】なお、偏向器の個数や位置は上述した内容
に限らず、クロスオーバ像点Zcに関して物側(レチク
ル側)の偏向場G1(Z)と像側(ウエハ側)の偏向場
G2(Z)との間に、
に限らず、クロスオーバ像点Zcに関して物側(レチク
ル側)の偏向場G1(Z)と像側(ウエハ側)の偏向場
G2(Z)との間に、
【数3】G1(Z):G2(−M・Z)=(−M):1 の関係が成立し、かつ、投影レンズ3,4がSMD条件
を満たすとともに、偏向軌道がクロスオーバ像点Zcで
光軸と交わるように、投影レンズ3,4および偏向器の
励磁を制御装置10により調整すればよい。
を満たすとともに、偏向軌道がクロスオーバ像点Zcで
光軸と交わるように、投影レンズ3,4および偏向器の
励磁を制御装置10により調整すればよい。
【0016】例えば、図3は本実施の形態の変形例を示
す図であるが、このように偏向器7をレチクル1と投影
レンズ3との間に設け、偏向器8を投影レンズ4とウエ
ハ5との間に設けてもよい。なお、図3では制御装置1
0を省略して示した。一般的には、偏向軌道の曲り方が
ゆるくなることから、偏向器を物面または像面に近づけ
て配置したほうが良い。
す図であるが、このように偏向器7をレチクル1と投影
レンズ3との間に設け、偏向器8を投影レンズ4とウエ
ハ5との間に設けてもよい。なお、図3では制御装置1
0を省略して示した。一般的には、偏向軌道の曲り方が
ゆるくなることから、偏向器を物面または像面に近づけ
て配置したほうが良い。
【0017】なお、上述した実施の形態の式(2)にお
いて、C1:D1,C2:D2の比が正確に(−M):1で
なくてもよく、倍率回転色収差,倍率回転歪収差,偏向
色収差,偏向歪収差,ハイブリッド歪収差の各収差がほ
ぼ零とみなせる範囲で、その他の収差との兼ね合いで変
形してもよい。
いて、C1:D1,C2:D2の比が正確に(−M):1で
なくてもよく、倍率回転色収差,倍率回転歪収差,偏向
色収差,偏向歪収差,ハイブリッド歪収差の各収差がほ
ぼ零とみなせる範囲で、その他の収差との兼ね合いで変
形してもよい。
【0018】−第2の実施の形態− ところで、図1の光学系において、偏向器7および8の
位置,寸法をクロスオーバ像点Zcに関して1:Mの対
称性を有するように構成するとともに、偏向器7,8に
与える励磁電流を同じアンペアターンに設定すればクロ
スオーバ像点Zcに対して対称な偏向場を容易に作るこ
とができる。例えば、偏向器7および8のコイルの巻数
を同一とすれば、偏向器7,8を同一の電源で励磁する
ことができる。
位置,寸法をクロスオーバ像点Zcに関して1:Mの対
称性を有するように構成するとともに、偏向器7,8に
与える励磁電流を同じアンペアターンに設定すればクロ
スオーバ像点Zcに対して対称な偏向場を容易に作るこ
とができる。例えば、偏向器7および8のコイルの巻数
を同一とすれば、偏向器7,8を同一の電源で励磁する
ことができる。
【0019】図4はそのような荷電粒子光学系の一例を
示す図であり、図4では図1に示した制御装置10を省
略して図示した。図4に示す本実施の形態では、偏向器
7および8はそれぞれ一対の偏向コイル71,72およ
び偏向コイル81,82で構成し、コイル71とコイル
81,およびコイル72とコイル82をそれぞれ対称な
位置関係に配設した。さらに、対称位置にあるコイル同
士の巻数を同一にするとともに、コイル71とコイル8
1,およびコイル72とコイル82をそれぞれ直列に接
続した。そのため、各コイル毎に電源を設ける必要がな
く、図4のように同一の電源20によりコイル71,8
1へ電流を供給し、電源21によりコイル72,82へ
電流を供給することが可能となり、電源の個数を減らす
ことができる。
示す図であり、図4では図1に示した制御装置10を省
略して図示した。図4に示す本実施の形態では、偏向器
7および8はそれぞれ一対の偏向コイル71,72およ
び偏向コイル81,82で構成し、コイル71とコイル
81,およびコイル72とコイル82をそれぞれ対称な
位置関係に配設した。さらに、対称位置にあるコイル同
士の巻数を同一にするとともに、コイル71とコイル8
1,およびコイル72とコイル82をそれぞれ直列に接
続した。そのため、各コイル毎に電源を設ける必要がな
く、図4のように同一の電源20によりコイル71,8
1へ電流を供給し、電源21によりコイル72,82へ
電流を供給することが可能となり、電源の個数を減らす
ことができる。
【0020】また、対称位置にあるコイルの巻数を同一
にするのではなく、収差の少ない偏向軌道を収差計算で
求め、その偏向軌道を作るような励磁比となるような巻
数比とし、同一の電源で励磁するようにしても良い。こ
の場合も電源の個数を減らすことができるとともに、収
差をより小さく抑えることができる。
にするのではなく、収差の少ない偏向軌道を収差計算で
求め、その偏向軌道を作るような励磁比となるような巻
数比とし、同一の電源で励磁するようにしても良い。こ
の場合も電源の個数を減らすことができるとともに、収
差をより小さく抑えることができる。
【0021】なお、本実施の形態のように対称位置にあ
るコイルを同一電源で励磁する場合には、抵抗分割(不
図示)などを行うことによりコイルに流す電流の微調整
を行うようにすれば良い。
るコイルを同一電源で励磁する場合には、抵抗分割(不
図示)などを行うことによりコイルに流す電流の微調整
を行うようにすれば良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の発
明によれば、(a)従来のように倍率回転色収差,倍率
回転歪収差が相殺されるのに加えて、(b)偏向色収
差,偏向歪収差,ハイブリッド歪収差の各々は、クロス
オーバ像点Zcよりレチクル側の偏向場による収差とク
ロスオーバ像点Zcよりウエハ側の偏向場による収差と
が相殺し、その結果、光軸から離れた位置にある副視野
のパターンを投影した場合でもパターン像のボケや歪を
従来より小さくすることができるため、解像度,つなぎ
精度,重ね精度が向上する。また、従来より大きな主視
野を得ることができるため、スループットの高い荷電粒
子線装置が可能となる。また、請求項3の発明では、第
1および第2の偏向器が同一の電源で励磁可能となるた
め、電源の個数を減らすことができる。
明によれば、(a)従来のように倍率回転色収差,倍率
回転歪収差が相殺されるのに加えて、(b)偏向色収
差,偏向歪収差,ハイブリッド歪収差の各々は、クロス
オーバ像点Zcよりレチクル側の偏向場による収差とク
ロスオーバ像点Zcよりウエハ側の偏向場による収差と
が相殺し、その結果、光軸から離れた位置にある副視野
のパターンを投影した場合でもパターン像のボケや歪を
従来より小さくすることができるため、解像度,つなぎ
精度,重ね精度が向上する。また、従来より大きな主視
野を得ることができるため、スループットの高い荷電粒
子線装置が可能となる。また、請求項3の発明では、第
1および第2の偏向器が同一の電源で励磁可能となるた
め、電源の個数を減らすことができる。
【図1】本発明による荷電粒子光学系の第1の実施の形
態を説明する図であり、SMD型電子線分割露光装置の
SMDレンズ系の概略構成を示す模式図。
態を説明する図であり、SMD型電子線分割露光装置の
SMDレンズ系の概略構成を示す模式図。
【図2】偏向器により形成された偏向場の軸上磁場分布
を定性的に示した図。
を定性的に示した図。
【図3】図1の変形例を示す図。
【図4】本発明による荷電粒子光学系の第2の実施の形
態を説明する図。
態を説明する図。
【図5】従来の荷電粒子光学系を説明する図。
【図6】レンズ軸上磁場分布を定性的に示した図。
1 レチクル 1a 副視野 3,4 投影レンズ 5 ウエハ 6 アパーチャ 7,8 偏向器 10 制御装置 20,21 電源 71,72,81,82 偏向コイル EB 電子線 Zc クロスオーバ像点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01J 37/305 H01J 37/305 B H01L 21/027 H01L 21/30 541B
Claims (3)
- 【請求項1】 荷電粒子線装置に用いられる荷電粒子光
学系において、 対称磁気ダブレット型電磁レンズ系と、 偏向場を形成する偏向器と、 光軸をZ軸、光軸上に形成されるクロスオーバ像点をZ
c、前記レンズ系による像の倍率をMとし、クロスオー
バ像点を原点とする光軸上の座標系でクロスオーバ像点
Zcに関して物側に形成される前記偏向場の軸上磁場分
布をG1(Z)、像側に形成される偏向場の軸上磁場分
布をG2(Z)としたときに、G1(Z):G2(−M・
Z)がほぼ(−M):1を満たし、かつ、荷電粒子線の
偏向軌道がほぼクロスオーバ像点Zcで光軸と交わるよ
うに、前記レンズ系および前記偏向器の励磁をそれぞれ
制御する制御装置とを備えることを特徴とする荷電粒子
光学系。 - 【請求項2】 荷電粒子線装置に用いられる荷電粒子光
学系において、 像の倍率がMである対称磁気ダブレット型電磁レンズ系
と、 光軸上に形成されるクロスオーバ像点に対して物側に設
けられる第1の偏向器と、 クロスオーバ像点に対して像側に設けられ、寸法が前記
第1の偏向器のほぼMであってクロスオーバ像点からの
光軸方向距離がクロスオーバ像点と前記第1の偏向器と
の光軸方向距離のほぼMである第2の偏向器と、 前記第2の偏向器の励磁は磁場の方向が前記第1の偏向
器の磁場の方向と逆向きで大きさがほぼ1/Mとなり、
かつ、荷電粒子線の偏向軌道がほぼクロスオーバ像点で
光軸と交わるように、前記レンズ系および前記第1およ
び第2の偏向器の励磁をそれぞれ制御する制御装置とを
備えることを特徴とする荷電粒子光学系。 - 【請求項3】 請求項2に記載の荷電粒子光学系におい
て、 前記第1および第2の偏向器のコイルの巻数をほぼ同一
とし、かつ、同一の電源でそれぞれ励磁するようにした
ことを特徴とする荷電粒子光学系。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077775A JPH10275581A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 荷電粒子光学系 |
US09/049,602 US6049084A (en) | 1997-03-28 | 1998-03-27 | Charged-particle-beam optical system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077775A JPH10275581A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 荷電粒子光学系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10275581A true JPH10275581A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13643341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9077775A Pending JPH10275581A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 荷電粒子光学系 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6049084A (ja) |
JP (1) | JPH10275581A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0996143A2 (en) * | 1998-10-22 | 2000-04-26 | Nikon Corporation | Technique for reducing pattern placement error in projection electron-beam lithography |
JP2003344597A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | X線顕微鏡の電子加速空間構造 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11168059A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Nikon Corp | 荷電粒子線投影光学系 |
JP2002313712A (ja) | 2001-04-19 | 2002-10-25 | Nikon Corp | 荷電粒子線露光装置 |
JP3968334B2 (ja) * | 2002-09-11 | 2007-08-29 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 荷電粒子線装置及び荷電粒子線照射方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4544846A (en) * | 1983-06-28 | 1985-10-01 | International Business Machines Corporation | Variable axis immersion lens electron beam projection system |
JPH1040848A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-13 | Nikon Corp | 荷電粒子線装置 |
US5757010A (en) * | 1996-12-18 | 1998-05-26 | International Business Machines Corporation | Curvilinear variable axis lens correction with centered dipoles |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9077775A patent/JPH10275581A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-27 US US09/049,602 patent/US6049084A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0996143A2 (en) * | 1998-10-22 | 2000-04-26 | Nikon Corporation | Technique for reducing pattern placement error in projection electron-beam lithography |
EP0996143A3 (en) * | 1998-10-22 | 2006-11-15 | Nikon Corporation | Technique for reducing pattern placement error in projection electron-beam lithography |
JP2003344597A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | X線顕微鏡の電子加速空間構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6049084A (en) | 2000-04-11 |
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