JPH10275552A - 回路遮断器のボックス装置 - Google Patents
回路遮断器のボックス装置Info
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- JPH10275552A JPH10275552A JP7718697A JP7718697A JPH10275552A JP H10275552 A JPH10275552 A JP H10275552A JP 7718697 A JP7718697 A JP 7718697A JP 7718697 A JP7718697 A JP 7718697A JP H10275552 A JPH10275552 A JP H10275552A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/02—Housings; Casings; Bases; Mountings
- H01H71/025—Constructional details of housings or casings not concerning the mounting or assembly of the different internal parts
- H01H71/0257—Strength considerations
Landscapes
- Breakers (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
内で回路遮断器の大電流遮断による内圧で、ケースとカ
バーの結合螺着部の締め付けネジが変形して、遮断後に
ケースとカバーの解体が困難となっていた。 【解決手段】 回路遮断器2が収容されるケース11を
覆うカバー12の上面から直角に延在され上記ケースの
4側面と重なる側辺12aと、ケース11側面及び側辺
12aに固着されケース11とカバー12を螺着結合す
る結合部材と、側辺12aに結合部材13、14が固着
された位置からカバー12の角の間に側辺12aを脆弱
化する切り溝16、17を設けた。
Description
の内部に収容して使用するボックス装置に関するもので
ある。
れないで、工事現場、機械装置の周囲に単独で設置され
る場合は、安全上、ボックス装置内に収容して設置され
る。図4は、この回路遮断器のボックス装置の外観を示
す図である。図5従来のボックス装置のカバーとケース
の接合部の外観斜視図。図6は従来のボックス装置で内
部の回路遮断器が大電流遮断を行った後の外観を示す図
である。図において、1はボックス装置、2はボックス
装置1内に収容された回路遮断器、3は配電線である。
11は1面が開口した箱状のボックス装置1のケース、
12はケース11の開口を覆うボックス装置のカバーで
あり、ケース11の4側面の外部に重複して係合する側
辺12aが設けられている。13は側辺12aに固着さ
れたクランプ部材、14はケース11にカバー12を覆
ったときクランプ部材13と対向する位置にケース11
の4側面に固着された腕部材であり、雌ネジが設けられ
ている。15はクランプ部材13を介して腕部材14の
雌ネジに螺着して、ケース11とカバー12を結合する
締め付けネジである。
2を収納して、締め付けネジ15によりケース11とカ
バー12を結合した使用状態において、回路遮断器2が
短絡事故などによる大電流を遮断した際は、遮断時に放
出されるエネルギー(ホットガス)による圧力により、
図6に示すように内圧上昇に対して弱い個所が最も大き
く変形する。
路用遮断器のボックス装置では、回路遮断器2の大電流
遮断時に放出されるエネルギー(ホットガス)の内圧上
昇により、特に、ケース11、カバー12の中心線上に
応力が集中し、図6に示すようにクランプ部材13、腕
部材14が斜めにこじ開けられ締め付けネジ15が変形
してしまう。このため、遮断後にボックス装置から回路
遮断器2を取り外すのに締め付けネジ15の回転が阻害
され、回路遮断器2を取り出すことができないといった
課題があった。
ためになされたもので、回路遮断器2の大電流遮断時の
内圧上昇によりケース11、カバー12が変形しても、
クランプ部材13、腕部材14への変形応力を減少さ
せ、締め付けネジ15の変形を防止することを目的とし
ている。また、回路遮断器2の遮断ガス放出によるカバ
ー12の永久変形を防止して、カバー12の取り替えを
しなくてもよいようにする。
る回路遮断器のボックス装置は、カバー上面から直角に
延在された側辺とケース側面間にケースとカバーを螺着
結合する結合部材を備え、カバーの側辺に結合部材が固
着された位置からカバーの角の間に上記側辺を脆弱化す
る切り溝を設けたものである。
ックス装置は、切り溝を設けた側辺の隣の側辺に上記切
り溝とカバーの角とほぼ等しい距離の位置に第2の切り
溝を設けたものである。
ックス装置は、各切り溝とカバーの角の間に複数個目の
切り溝を設け、切り溝の深さを上記カバーの角に近くな
るほど深くしたものである。
回路遮断器のボックス装置の外観を示す図である。図2
はこの発明のボックス装置で内部の回路遮断器が大電流
遮断を行った後の外観を示す図である。図において、1
1〜15は上記従来装置においての説明と同様のもので
ある。16はカバー12の側辺12aにクランプ部材1
3の固着された近傍に設けられた切り溝である。このよ
うに、クランプ部材13の固着された近傍の側辺12a
にカバー12を変形し易くした脆弱部である切り溝16
を設けることにより、回路遮断器2の大電流遮断時の内
圧上昇に対して、この脆弱部が変形して、内部の遮断ガ
スを放出するので、クランプ部材13、腕部材14の変
形が無く、また、締め付けネジ15の変形をも防止する
ことができる。
2aとは別の側辺12aに設けられた第2の切り溝であ
る。この第2の切り溝17はカバー12の角からの距離
が切り溝16と第2の切り溝17とはほぼ等しい位置に
設けてあり、切り溝16と第2の切り溝17とを結ぶ線
上は他よりより脆弱になっており、回路遮断器2の大電
流遮断時の内圧上昇に対して、この脆弱部が主に変形し
て、内部の遮断ガスを放出して他の部分の変形を少なく
する。
形態2のボックス装置で内部の回路遮断器が大電流遮断
を行った後の外観を示す図である。図において、11〜
17は上記実施の形態1においての説明と同様のもので
ある。16a、16bは切り溝16とカバー12の角か
らの間に設けられた複数個目の切り溝であり、切り溝の
深さは16b>16a>16にしてある。また、第2の
切り溝17とカバー12の角との間にも複数個目の切り
溝17a、17bが設けられ、この切り溝の深さも17
b>17a>17にしてある。切り溝の深さをカバー1
2の角へ近くなるほど大きくすることは、内圧による変
形応力を各切り溝で均一にさせるためである。
た構成においては、内部の回路遮断器が大電流遮断を行
ったときの内部の遮断ガスが放出される際、カバー12
の角部の切り溝が変形するが、それぞれの切り溝に分散
して変形がおこなわれるのでよほどの大電流遮断でない
限り、カバー12の材質の弾性変形内となり、永久変形
をしないので、カバー12を取り替えなくてよくなる。
クス装置の外観を示す図である。
が大電流遮断を行った後の外観を示す図である。
部の回路遮断器が大電流遮断を行った後の外観を示す図
である。
ある。
斜視図である。
電流遮断を行った後の外観を示す図である。
部材 15 締め付けネジ、 16、17 切り溝
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に回路遮断器を収容した回路遮断器
のボックス装置において、 一面が開放され上記回路遮断器が収容されるケースと、
このケースの開放面を覆うカバーと、このカバー上面か
ら直角に延在され上記ケースの4側面と重なる側辺と、
少なくとも対向する2側面および上記側辺に固着され上
記ケースとカバーを螺着結合する結合部材と、上記カバ
ーの側辺に結合部材が固着された位置からカバーの角の
間に上記側辺を脆弱化する切り溝とを設けたことを特徴
とする回路遮断器のボックス装置。 - 【請求項2】 切り溝を設けた側辺の隣の側辺に上記切
り溝とカバーの角とほぼ等しい距離の位置に第2の切り
溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器
のボックス装置。 - 【請求項3】 各切り溝とカバーの角の間に複数個目の
切り溝を設け、上記切り溝の深さを上記カバーの角に近
くなるほど深くしたことを特徴とする請求項2記載の回
路遮断器のボックス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07718697A JP3385900B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 回路遮断器のボックス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07718697A JP3385900B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 回路遮断器のボックス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10275552A true JPH10275552A (ja) | 1998-10-13 |
JP3385900B2 JP3385900B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=13626795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07718697A Expired - Fee Related JP3385900B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 回路遮断器のボックス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385900B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2690676C1 (ru) * | 2018-08-29 | 2019-06-05 | Акционерное общество "Курский электроаппаратный завод" | Выключатель автоматический |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07718697A patent/JP3385900B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2690676C1 (ru) * | 2018-08-29 | 2019-06-05 | Акционерное общество "Курский электроаппаратный завод" | Выключатель автоматический |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3385900B2 (ja) | 2003-03-10 |
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