JPH0117416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117416Y2 JPH0117416Y2 JP18792982U JP18792982U JPH0117416Y2 JP H0117416 Y2 JPH0117416 Y2 JP H0117416Y2 JP 18792982 U JP18792982 U JP 18792982U JP 18792982 U JP18792982 U JP 18792982U JP H0117416 Y2 JPH0117416 Y2 JP H0117416Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding plate
- rotor
- plate brick
- fixed
- cutout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
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- 229920001342 Bakelite® Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、取鍋、タンデイツシユのような溶鋼
鍋の底部に設けたロータリーノズルにおける摺動
板煉瓦の落下防止装置に関するものである。
鍋の底部に設けたロータリーノズルにおける摺動
板煉瓦の落下防止装置に関するものである。
ロータリーノズルは、例えば第１図（公知では
ない）に示すように、溶鋼鍋の底部に取付けた基
盤１に直接又は受金物２を介して装着されたノズ
ル穴４を有する固定板煉瓦３と、ノズル穴７を有
する摺動板煉瓦６、外周に歯車１０が固定され凹
部９に摺動板煉瓦６が収容されたロータ８、ロー
タ８が収容されたフレーム１１等を備えた扉５等
とからなり、この扉５はヒンジ１３を介して基盤
１に開閉可能に装着されている。
ない）に示すように、溶鋼鍋の底部に取付けた基
盤１に直接又は受金物２を介して装着されたノズ
ル穴４を有する固定板煉瓦３と、ノズル穴７を有
する摺動板煉瓦６、外周に歯車１０が固定され凹
部９に摺動板煉瓦６が収容されたロータ８、ロー
タ８が収容されたフレーム１１等を備えた扉５等
とからなり、この扉５はヒンジ１３を介して基盤
１に開閉可能に装着されている。
このような構造のロータリーノズルは、固定板
煉瓦３はねじ等により基盤１又は受金物２に固定
できるが、摺動板煉瓦６はロータ８の構造上固定
することができないので、扉５を開閉する際ロー
タ８から落下することがあり、危険であるばかり
でなく、高価な摺動板煉瓦６が破損することもあ
る。このような現状から、安全対策上及び経済
上、早急に落下防止策を講ずることが望まれてい
た。
煉瓦３はねじ等により基盤１又は受金物２に固定
できるが、摺動板煉瓦６はロータ８の構造上固定
することができないので、扉５を開閉する際ロー
タ８から落下することがあり、危険であるばかり
でなく、高価な摺動板煉瓦６が破損することもあ
る。このような現状から、安全対策上及び経済
上、早急に落下防止策を講ずることが望まれてい
た。
本考案は、上記のような問題点を解決すべくな
されたもので、簡単な構成で落下を防止し、しか
も他の機構、溶鋼の注入作業に全く影響のない摺
動板煉瓦の落下防止装置を得ることを目的とした
ものである。
されたもので、簡単な構成で落下を防止し、しか
も他の機構、溶鋼の注入作業に全く影響のない摺
動板煉瓦の落下防止装置を得ることを目的とした
ものである。
本考案に係るロータリーノズルにおける摺動板
煉瓦の落下防止装置は、前記の目的を達成するた
め、固定板煉瓦と、摺動板煉瓦、該摺動板煉瓦が
収容される凹部を備え外周に歯車が固定されたロ
ータ及び該ロータが収容されるフレーム等からな
るロータリーノズルにおいて、前記ロータの内周
面に少なくとも１個所の切除部を設け、該切除部
と前記摺動板煉瓦との間に耐熱材料からなる折れ
易い楔を打込んで、前記摺動板煉瓦を固定するこ
とを特徴とするものである。以下図面により本考
案を説明する。
煉瓦の落下防止装置は、前記の目的を達成するた
め、固定板煉瓦と、摺動板煉瓦、該摺動板煉瓦が
収容される凹部を備え外周に歯車が固定されたロ
ータ及び該ロータが収容されるフレーム等からな
るロータリーノズルにおいて、前記ロータの内周
面に少なくとも１個所の切除部を設け、該切除部
と前記摺動板煉瓦との間に耐熱材料からなる折れ
易い楔を打込んで、前記摺動板煉瓦を固定するこ
とを特徴とするものである。以下図面により本考
案を説明する。
第２図は、本考案を説明するための扉の要部を
示す平面図、第３図はそのＡ−Ａ断面図である。
１４は摺動板煉瓦６とロータ８との間に配設され
たスチールバンドであるが、本考案に必須のもの
ではない。１５はロータ８の内周面に設けた切除
部で、図には１個所設けた場合を示してあるが、
２個所以上設けてもよい。１６は例えばカーボン
入りベークライト、耐熱性合成樹脂等からなり、
上方に対して下方がやゝ薄く形成された折れ易い
楔である。この楔１６は、ロータ８の凹部９に摺
動板煉瓦６を配設したのち、切除部１５に打込ん
で摺動板煉瓦６を固定し第３図に矢印で示すよう
に上部をハンマー等で横から叩いてロータ８の上
面とほゞ同じ高さに切断したものである。
示す平面図、第３図はそのＡ−Ａ断面図である。
１４は摺動板煉瓦６とロータ８との間に配設され
たスチールバンドであるが、本考案に必須のもの
ではない。１５はロータ８の内周面に設けた切除
部で、図には１個所設けた場合を示してあるが、
２個所以上設けてもよい。１６は例えばカーボン
入りベークライト、耐熱性合成樹脂等からなり、
上方に対して下方がやゝ薄く形成された折れ易い
楔である。この楔１６は、ロータ８の凹部９に摺
動板煉瓦６を配設したのち、切除部１５に打込ん
で摺動板煉瓦６を固定し第３図に矢印で示すよう
に上部をハンマー等で横から叩いてロータ８の上
面とほゞ同じ高さに切断したものである。
この楔１６には、カーボン入りベークライト、
耐熱性合成樹脂以外の耐熱性材料を用いてもよい
が、万一脱落して歯車９の部分に侵入しても、容
易に破砕される材料であることが望ましい。また
楔１６は、切除部１５に打込んだとき、その頭部
がロータ８の上面とほゞ同じ高さとなるような大
きさにはじめから成形しておいてもよいが、それ
よりも予じめ大きく作成しておき、切除部１５に
打込んだのち突出部をハンマー等で叩いて切断す
るようにした方が、作業性がよい。
耐熱性合成樹脂以外の耐熱性材料を用いてもよい
が、万一脱落して歯車９の部分に侵入しても、容
易に破砕される材料であることが望ましい。また
楔１６は、切除部１５に打込んだとき、その頭部
がロータ８の上面とほゞ同じ高さとなるような大
きさにはじめから成形しておいてもよいが、それ
よりも予じめ大きく作成しておき、切除部１５に
打込んだのち突出部をハンマー等で叩いて切断す
るようにした方が、作業性がよい。
上記の説明では、摺動板煉瓦をロータに固定す
る場合について説明したが、固定板煉瓦を基盤又
は受金物に固定する場合にも本考案を実施するこ
とができる。また、本考案の構成は上記実施例に
限定するものではなく、各部の形状、構成等は、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更しうる
ことは云う迄もない。
る場合について説明したが、固定板煉瓦を基盤又
は受金物に固定する場合にも本考案を実施するこ
とができる。また、本考案の構成は上記実施例に
限定するものではなく、各部の形状、構成等は、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更しうる
ことは云う迄もない。
以上の説明から明らかなように、本考案はロー
タリーノズルのロータの内周面に１個所又はそれ
以上の切除部を設け、この切除部と摺動板煉瓦と
の間に耐熱性材料からなる折れ易い楔を打込んで
摺動板煉瓦を固定するようにしたので、簡単な構
造で容易に摺動板煉瓦を固定し、扉の開閉に際し
て落下を防止することができる。したがつて、本
考案の実施による安全上及び経済上の効果きわめ
て大である。
タリーノズルのロータの内周面に１個所又はそれ
以上の切除部を設け、この切除部と摺動板煉瓦と
の間に耐熱性材料からなる折れ易い楔を打込んで
摺動板煉瓦を固定するようにしたので、簡単な構
造で容易に摺動板煉瓦を固定し、扉の開閉に際し
て落下を防止することができる。したがつて、本
考案の実施による安全上及び経済上の効果きわめ
て大である。
第１図はロータリーノズルの一例を示す斜視
図、第２図は本考案実施例の要部を示す平面図、
第３図はそのＡ−Ａ断面図である。 １：基板、３：固定板煉瓦、５：扉、６：摺動
板煉瓦、８：ロータ、９：凹部、１０：歯車、１
１：ケース、１３：ヒンジ、１５：切除部、１
６：楔。
図、第２図は本考案実施例の要部を示す平面図、
第３図はそのＡ−Ａ断面図である。 １：基板、３：固定板煉瓦、５：扉、６：摺動
板煉瓦、８：ロータ、９：凹部、１０：歯車、１
１：ケース、１３：ヒンジ、１５：切除部、１
６：楔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定板煉瓦と、摺動板煉瓦、該摺動板煉瓦が収
容される凹部を備え外周に歯車が固定されたロー
タ及び該ロータが収容されるフレーム等からなる
ロータリーノズルにおいて、 前記ロータの内周面に少なくとも１個所の切除
部を設け、該切除部と前記摺動板煉瓦との間に耐
熱材料からなる折れ易い楔を打込んで、前記摺動
板煉瓦を固定することを特徴とするロータリーノ
ズルにおける摺動板煉瓦の落下防止装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18792982U JPS5994760U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | ロ−タリ−ノズルにおける摺動板煉瓦の落下防止装置 |
| GB08333127A GB2133505B (en) | 1982-12-14 | 1983-12-12 | Rotary nozzle system for metallurgical vessels |
| US06/560,997 US4591080A (en) | 1982-12-14 | 1983-12-13 | Rotary nozzle system for metallurgical vessels |
| IT8324143A IT1194516B (it) | 1982-12-14 | 1983-12-13 | Ufficio brevetti ing. calvani salvi e veronelli -d.calvani pza duca d'aosta 4 milano |
| DE3347901A DE3347901C2 (de) | 1982-12-14 | 1983-12-14 | Drehduesenanordnung fuer metallurgische behaelter |
| BE0/212047A BE898457A (fr) | 1982-12-14 | 1983-12-14 | Système de busette tournante pour récipients métallurgiques. |
| DE3345247A DE3345247C2 (de) | 1982-12-14 | 1983-12-14 | Drehduesenanordnung fuer metallurgische behaelter |
| LU85134A LU85134A1 (fr) | 1982-12-14 | 1983-12-14 | Systeme de tuyere rotative pour recipients metallurgiques |
| DE3347903A DE3347903C2 (de) | 1982-12-14 | 1983-12-14 | Drehduesenanordnung fuer metallurgische behaelter |
| FR8320034A FR2537473B1 (fr) | 1982-12-14 | 1983-12-14 | Obturateur tournant pour recipients metallurgiques |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18792982U JPS5994760U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | ロ−タリ−ノズルにおける摺動板煉瓦の落下防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5994760U JPS5994760U (ja) | 1984-06-27 |
| JPH0117416Y2 true JPH0117416Y2 (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=30405538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18792982U Granted JPS5994760U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | ロ−タリ−ノズルにおける摺動板煉瓦の落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5994760U (ja) |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP18792982U patent/JPS5994760U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5994760U (ja) | 1984-06-27 |
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