JPH10273401A - 観賞用植物用緑色保持剤及び観賞用植物の緑色保持方法 - Google Patents

観賞用植物用緑色保持剤及び観賞用植物の緑色保持方法

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JPH10273401A
JPH10273401A JP9281597A JP9281597A JPH10273401A JP H10273401 A JPH10273401 A JP H10273401A JP 9281597 A JP9281597 A JP 9281597A JP 9281597 A JP9281597 A JP 9281597A JP H10273401 A JPH10273401 A JP H10273401A
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義彦 飯島
Kozaburo Hayashi
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明 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観賞用植物のクロロフィル分解を有効に抑制
し、緑色度ならびに光合成能力を高め、加えて病原菌に
よる枯死を予防する手軽に使用でき、且つ安全な観賞用
植物用緑色保持剤を提供すること。 【解決手段】 ケイヒ酸及び/又はケイヒ酸誘導体とシ
クロデキストリンを含有することを特徴とする観賞用植
物用緑色保持剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は観葉植物や切花用植
物などの観賞用植物のクロロフィル分解を防止し、緑色
度を増加させ、観賞性を高め、加えて、汚染菌による品
質の低下を予防するのにも有効な安全性の高い観賞用植
物用緑色保持剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緑色の源であるクロロフィルの分
解は、萎れや微生物汚染と並んで、観賞用植物における
品質劣化の重要な要因の一つとされてきた。クロロフィ
ルの分解は植物の光合成能力を減少させ、緑色度を退歩
させ、黄色〜茶褐色への変色を惹起させる。
【0003】しかしながら、鑑賞用植物に対して効果が
持続する緑色保持剤は未だ開発されておらず、手軽に使
用できて安全な緑色保持につながるクロロフィル分解抑
制剤が要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は観賞用植物
のクロロフィル分解を有効に抑制し、緑色度ならびに光
合成能力を高め、加えて病原菌による枯死を予防する手
軽に使用でき、且つ安全な観賞用植物用緑色保持剤を提
供することである。
【0005】本発明者等は、ポストハーベスト分野で
は、ケイヒ酸が収穫後のブロッコリーやカイワレ大根の
クロロフィルを保持する効果を有することを見出したが
(特願平8−299900号、特願平8−299901
号)、更に検討した結果、ケイヒ酸は観賞用植物に対し
ても本化合物の持つクロロフィル保持能力を利用し得る
ことを見いだし、本発明を完成した。
【0006】尚、緑色保持剤として具備すべき要件は、
下記の通りである。 (クロロフィル分解の抑制)緑色保持剤として使用する
ためには、その中に再現性よくクロロフィルの分解を抑
制させる物質を含むものでなければならない。
【0007】(防黴・抗菌性)青々とした健康な観賞用
植物を得るためには、栽培期間中の病原菌の発生を抑止
することが重要であり、防黴・抗菌性は緑色保持剤とし
て具備すべき要件の一つである。
【0008】(安全性)毒性を持つ物質の使用は、直接
人間が摂取するものではないとはいえ、環境破壊の原因
となるなど種々の問題があり、厳に避けなければならな
い。
【0009】(効果の持続性)有効成分が水溶性の場
合、緑色保持剤を施した後、水を供給する際に、有効成
分の溶脱が起こるので、成分が有効に機能し、効果が発
揮される時間が限定される。したがって、より長期間の
安定した効果を期待するには、効果を持続させるための
工夫が必要である。
【0010】(特有臭)本発明で用いる緑色保持剤は、
その有効成分として芳香族化合物を含有する。したがっ
て、物質によっては、その特有な臭いが使用環境に適合
しない場合も考えられるので、特有臭を低減する措置が
期待される。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明により達成される。即ち、本発明は、ケイヒ酸及び/
又はケイヒ酸誘導体とシクロデキストリンを含有するこ
とを特徴とする観賞用植物用緑色保持剤及びそれを用い
た緑色保持方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。以下ではケイヒ酸及びケイ
ヒ酸誘導体をケイヒ酸で代表させて説明するが、本発明
はケイヒ酸に限定されるものではない。
【0013】本発明ではケイヒ酸及びケイヒ酸誘導体が
使用できるが、本発明におけるケイヒ酸誘導体とは、例
えば、p−クマル酸、コーヒー酸、フェルラ酸、シナピ
ン酸、コニフェリールアルコール、シナピルアルコー
ル、p−クマリルアルコール等のケイヒ酸から誘導可能
なケイヒ酸に化学構造が類似した物質を指している。ケ
イヒ酸誘導体のなかで特に好ましいのは、コーヒー酸及
びp−クマル酸である。ケイヒ酸及びケイヒ酸誘導体
は、単独で、又は2種以上組み合わせて使用することが
できる。これらは、合成反応生成物、あるいはリグニン
の分解生成物や天然精油等の天然物質から分離したもの
が用いられる。
【0014】本発明で使用するシクロデキストリン(以
下ではCDと称する)は、特に限定されないが、製造コ
スト及び製造効率を考慮すると、微生物が生産するCD
生成酵素を用いて製造されるα、β及びγ−CD、並び
にこれらをマルトシル化したα及びβ−マルトシルCD
の使用が好ましい。又、ケイヒ酸を高濃度で使用する場
合には、水溶性の大きいヒドロキシプロピルCDが適し
ている。
【0015】本発明の鑑賞植物用緑色保持剤は、有効成
分としてケイヒ酸とCDとを含有するものであるが、ケ
イヒ酸がCDで包接された化合物(以下ではケイヒ酸−
CD包接化合物と称することがある)として使用するこ
とが、効果の持続性、ケイヒ酸特有の臭気の低減等から
好ましい。
【0016】次にケイヒ酸とCDとの包接化合物の製造
方法について説明する。本発明で使用するCDは、グル
コースが環状にα−1,4−グルコシド結合した構造を
持ち、グルコース残基が垂直に立っていることから、そ
の1分子は筒状になっている。水溶液中でCDの内腔は
疎水性の環境になっており、エネルギー的には不安定な
状態にあるが、ケイヒ酸が接近すると疎水的な性質を有
するケイヒ酸の芳香核の部分がこの内腔部分に取り込ま
れ、エネルギー的に安定なケイヒ酸−CD包接化合物に
なると考えられる。このCDの包接作用により、ケイヒ
酸の安定化効果、臭気低減効果などが発現される。又、
ケイヒ酸−CD包接化合物は用土中で、水分の存在下、
少しづつ解離し、ケイヒ酸を徐々に放出する。すなわ
ち、徐放効果が発揮される。
【0017】ケイヒ酸とCDとの包接化合物の製造方法
は特に制限されず、従来公知の包接方法に準じて製造す
ることができる。例えば、飽和水溶液法では、CDの飽
和水溶液にケイヒ酸の水溶液、あるいはケイヒ酸を予め
エタノール等の少量の溶媒に溶かした溶液を添加、混合
し、30分乃至3〜4時間撹拌することにより、ケイヒ
酸−CD包接化合物が懸濁し、沈殿として得られる。
又、混練法ではCDに0.5〜5倍量の水を加え、必要
量のケイヒ酸を入れ、混練機で充分混合撹拌することに
よってケイヒ酸−CD包接化合物が得られる。
【0018】いずれの方法を用いるにせよ、ケイヒ酸と
CDの使用割合は任意であるが、好ましい使用割合は、
ケイヒ酸1モルに対してCDを1〜10モル、更に好ま
しくは1〜5モルの割合である。上記の割合で両物質を
使用することにより、ケイヒ酸の含有量が1〜15重量
%の包接化合物が得られる。得られた包接化合物は、そ
の水懸濁液、ペースト、湿潤粉末等を噴霧乾燥、減圧乾
燥、凍結乾燥、通風乾燥等によって乾燥するこにより粉
末として回収される。
【0019】本発明の観賞用植物用緑色保持剤において
は、上記のケイヒ酸−CD包接化合物の含有量及びその
使用形態は特に制限されない。使用形態としては、例え
ば、ケイヒ酸とCDの溶液を、又はケイヒ酸−CD包接
化合物をそのまま用土中にあるいは栽培液に散布する
か、ケイヒ酸とCDを、又はケイヒ酸−CD包接化合物
を水に易分散性の粉体又は顆粒状として、あるいはこれ
らを水又は他の溶剤に溶解、分散又は乳化させた液体と
して使用することができる。液体として使用する場合
は、予め所定の濃度に希釈したものでも、濃厚液として
使用時に希釈して使用するものでもよい。更に、必要に
応じて、肥料や他の植物活性剤、ミネラル剤など、その
他の添加剤等と混合して用いることができる。
【0020】本発明の観賞用植物用緑色保持剤の使用量
は特に限定されないが、特に効果的な使用量は、培地
(用土も含めて)の合計量100重量部あたり0.00
01〜0.2重量部(ケイヒ酸として0.00001〜
0.02重量部)である。使用量がこの範囲から外れる
と植物の生育に悪影響を及ぼすことがある。
【0021】
【作用】ケイヒ酸はクロロフィルの分解を抑制する作用
を有する。即ち、ケイヒ酸はPAL(フェニルアラニン
アンモニアリアーゼ)をアロステリックに阻害し、その
結果、スペルミンやスペルミジンといったポリアミンが
植物体内に蓄積される。このポリアミンはクロロフィル
分解の原因となるエチレンの発生を抑える働きがあり、
この結果としてクロロフィル分解が抑制されると考えら
れる。又、ケイヒ酸は顕著な防黴、抗菌性を有しており
(特願平7−88857号)、セントポーリアにおける
病害菌の発生の抑制に効果を示すものと思われる。更
に、ケイヒ酸は食品添加物として指定されており、他の
防黴剤、抗菌剤等に比して、優れた安全性をも有してい
る。本発明では、ケイヒ酸−CD包接化合物からケイヒ
酸が徐放されることにより、ケイヒ酸の少量が持続的に
用土中又は栽培液液中に放出され、この少量のケイヒ酸
が植物体に悪影響を及ぼすことなく、クロロフィルの分
解を抑制し、緑色度を保ち、病害菌の繁殖を抑制する。
【0022】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断りのない限
り重量基準である。
【0023】製造例 β−CDの純分約15%の水懸濁液100部を約70℃
に加温してβ−CDを溶解させ、これに10%ケイヒ酸
エタノール溶液19.5部を徐々に添加し撹拌した。次
いで加熱を止め、撹拌しながら放冷し室温にまで冷やし
た。生じた沈殿を濾別し、60℃以下の温度で減圧乾燥
した。得られた粉末についてX線回折を測定したとこ
ろ、図1に示したように、得られた粉末がケイヒ酸、β
−CD及びこれらの混合物とは異なるX線回折図形を示
し、包接化合物を形成していることが示された。この包
接化合物中のケイヒ酸の含有量は11.3%であった。
以下の実施例ではこの包接化合物(ケイヒ酸−CD包接
化合物と記す)を使用する。
【0024】実施例1 100ml容コニカルビーカー(口径4.6cm、高さ
9cm)の底にミリオンA(ソフト・シリカ株式会社製
珪酸塩白土)を敷き、0.1%ケイヒ酸−CD包接化合
物液及び蒸留水を口下2cmの所まで入れ、口にアルミ
箔をかぶせた。セントポーリアの葉を、葉柄のところで
斜めにカットし、これをアルミ箔の上から突き刺し、葉
柄の切り口の先端が水面下2cmになるように調整し
た。これを21℃、2000ルックス/16時間照射/
日の条件の人工気象器内に3日間置き、葉のクロロフィ
ル含量を測定した。この結果を表1に示す。
【0025】
【表1】表1.ケイヒ酸−CD包接化合物のクロロフィ
ル保持効果 (*1):アルコール抽出されたクロロフィル量/新鮮
材料
【0026】この結果から明らかなように、ケイヒ酸−
CD包接化合物はクロロフィルを保持し、緑色を保つ効
果を有する。
【0027】実施例2 100ml容コニカルビーカー(口径4.6cm、高さ
9cm)に0.1%β−CD−ケイヒ酸包接化合物液、
および蒸留水を口下2cmの所まで入れ、口にアルミ箔
をかぶせた。ポトスの葉を、葉柄のところで斜めにカッ
トし、これをアルミ箔の上から突き刺し、葉柄の切り口
の先端が水面下2cmになるように調整した。これを2
1℃、2000ルックス/16時間照射/日の条件の人
工気象器内に2日間置き、葉色を測定した。葉色の測定
については、コンピューターカラーマッチング法(大日
精化工業社製 COLORCOM-C SPECTROPHOTOMETER を使
用)を実施し、マンセル表色系(色相(H)、明度
(V)、彩度(C))での表示を試みた。この結果を表
2に示す。
【0028】
【表2】表2.ケイヒ酸−CD包接化合物の緑色保持効
【0029】表2の結果から明らかな様に、ケイヒ酸−
CD包接化合物を添加した栽培液に浸したポトスの葉色
は蒸留水に浸したポトスの葉色より緑味が増しており、
CD−ケイヒ酸包接化合物は緑色保持効果を有すること
がわかる。
【0030】実施例3 300ml容三角フラスコに試料溶液10mlを入れ、
口をパラフィルムで密封後、冷暗所(4℃)で保存し
た。1時間後これらの試料を官能試験に供した。試料は
以下に示す溶液を用いた。 コントロール :蒸留水(pH5.4) C D 液 :1.6%β−CD水溶液(pH5.4) ケイヒ酸液 :0.03%ケイヒ酸水溶液 ケイヒ酸−CD包接物液:1.6%β−CD水溶液(pH5.4)に 0.03%量のケイヒ酸を加え、加熱しつつ 1時間撹拌し、冷却した懸濁液
【0031】官能試験は女性1名を含む10名で行い、
次の6段階評価により臭気を評価した。官能試験結果を
表3に示す。 0点:無臭 1点:かすかに感ずる臭い 2点:楽に感ずる臭い 3点:明らかに感ずる臭い 4点:強い臭い 5点:耐えられない程強く感ずる臭い
【0032】
【表3】表3.ケイヒ酸臭官能試験結果
【0033】表3の結果から明らかなように、ケイヒ酸
をβ−CDで包接するとケイヒ酸臭を低減し、ほとんど
無臭にすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の本発明によれば、優れた緑色保持
効果を有し、汚染菌による品質低下を防止し、臭気もな
く、且つ安全な鑑賞用植物用の緑色保持剤が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 道衛 東京都中央日本橋馬喰町1−7−6 大日 精化工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケイヒ酸及び/又はケイヒ酸誘導体とシ
    クロデキストリンを含有することを特徴とする観賞用植
    物用緑色保持剤。
  2. 【請求項2】 ケイヒ酸及び/又はケイヒ酸誘導体とシ
    クロデキストリンが包接化合物を形成している請求項1
    に記載の観賞用植物用緑色保持剤。
  3. 【請求項3】 ケイヒ酸誘導体がコーヒー酸又はp−ク
    マル酸である請求項1に記載の観賞用植物用緑色保持
    剤。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の観賞用植物用緑
    色保持剤を鑑賞用植物に作用させることを特徴とする観
    賞用植物の緑色保持方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007110801A2 (en) * 2006-03-24 2007-10-04 Leschot Sanhueza Andres Antoni Compositions and methods to add value to plant porducts, increasing the commercial quality, resistance to external factors and polyphenol content thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007110801A2 (en) * 2006-03-24 2007-10-04 Leschot Sanhueza Andres Antoni Compositions and methods to add value to plant porducts, increasing the commercial quality, resistance to external factors and polyphenol content thereof
WO2007110801A3 (en) * 2006-03-24 2008-10-30 Leschot Sanhueza Andres Antonio Compositions and methods to add value to plant porducts, increasing the commercial quality, resistance to external factors and polyphenol content thereof

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