JPH1027285A - 展示品の盗難警報装置 - Google Patents

展示品の盗難警報装置

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JPH1027285A
JPH1027285A JP18373796A JP18373796A JPH1027285A JP H1027285 A JPH1027285 A JP H1027285A JP 18373796 A JP18373796 A JP 18373796A JP 18373796 A JP18373796 A JP 18373796A JP H1027285 A JPH1027285 A JP H1027285A
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Japan
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switch
cord
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relay bracket
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JP18373796A
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Masumi Yanase
真澄 柳瀬
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II K JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難防止用のコードを使用した盗難防止装置
において、盗難防止装置の誤動作を防止すること。 【解決手段】 コード2の先端に展示品14に貼り付け
られたときに状態が切り換わるスイッチ4を取り付け、
このスイッチ4の近傍に、コード2に対して摺動可能で
あってスイッチ4とともに展示品14に貼り付けられる
中継ブラケット9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売店、ショール
ーム等において、展示棚に置かれた展示品の盗難を防止
するための展示品の盗難警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】販売店等において、顧客が商品に直接触
わることができるように、展示棚に商品見本を展示する
ことが行われている。このとき、展示品の盗難を防止す
るために、展示棚と展示品との間を盗難防止用のコード
で連結することが行われている。また、盗難防止用のコ
ードの先端をスイッチを備えた取付片を使用して展示品
に取り付け、コードが切断されたり取付片が取り外され
たりしたことを電気的に検出して警報機を動作させるこ
とも行われている。
【0003】このような盗難防止用のコードを使用した
盗難警報装置においては、展示品の数が多くなるとコー
ドの本数が多くなって、絡まったり見栄えが悪くなると
いう問題がある。このような問題を解決するために、盗
難防止用のコードを巻き取り式にしたものが登録実用新
案第3021776号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した盗難防止用の
コードを使用した盗難警報装置においては、コードの一
端を展示棚に固定し、コードの他端に所定面積を有する
取付片を取り付け、この取付片を粘着シートにより展示
品に接着している。一般に取付片の粘着面は平面となっ
ているが、外形が曲面から形成された展示品の場合に
は、取付片の粘着面と展示品の表面との密着性が低く、
取付片を展示品に強固に接着することができず、顧客が
展示品を手に取って見るときに、コードの限度まで展示
品を取り出したときに、取付片にコードから直接力が加
わり、取付片が外れてしまうことがある。取付片が外れ
ると、取付片に設けられたスイッチがオンとなり警報機
が動作するため、顧客が不愉快な思いをしたり、盗難防
止の管理を確実に行なうことができないという問題があ
った。
【0005】そこで本発明は、盗難防止用のコードを使
用した盗難警報装置において、盗難警報装置の誤動作を
防止することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の展示品の盗難警
報装置は、コードの先端に展示品に貼り付けられたとき
に状態が切り換わるスイッチを取り付け、このスイッチ
の近傍に、コードに対して摺動可能であって前記スイッ
チとともに展示品に貼り付けられる中継ブラケットを設
けたことを特徴とする。
【0007】また、前記コードが、巻き取り器の内部に
巻き取り可能であることを特徴とする。また、前記中継
ブラケットが、弾性材からなることを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の展示品の盗難警報装置の実
施例を示す正面側から見た斜視図である。また、図2
は、本発明の展示品の盗難警報装置の実施例を示す背面
側から見た斜視図である。
【0009】巻き取り器1の内部では、盗難防止用のコ
ード2が回転リール(図示せず)に巻かれており、この
回転リールはコード2を巻き取る方向に渦巻ばね(図示
せず)により付勢されている。コード2は、電気的接続
を行なうための一対の互い絶縁されたリード線、合成樹
脂製被覆等から構成されており、たとえば、1.5mの
長さを有している。なお、一対のリード線の芯線は、そ
れぞれステンレス線と銅線を撚った撚り線から構成され
ており、ステンレス線で引っ張り強度を確保するように
なっている。また、コード2のリードの基端側の2本の
芯線は、回転リールの側面に設けられた二つの摺動電極
(図示せず)にそれぞれ電気的に接続されている。巻き
取り器1のケースの内側には、二つの摺動電極に対して
摺動可能に接触する同心円状に設けられた二つの環状電
極(図示せず)が設けられている。この二つの環状電極
は、巻き取り器1の背面に取り付けられたジャック3の
中心端子と外周端子に電気的に接続される。なお、巻き
取り器1の内部の構成に関しては本発明の要旨ではない
ので、詳細には説明しない。
【0010】巻き取り器1から引き出されるコード2の
先端には、スイッチ4が取り付けられる。図3は、スイ
ッチ4を底面側から見た斜視図である。スイッチ4の底
面には平坦な取り付け面5が形成されており、この取り
付け面5から突出するようにスイッチ4のアクチュエー
タ6が設けられている。スイッチ4は、アクチュエータ
6が突出状態のときにオフとなるように設定されてい
る。初期状態においては、図3(a)に示すように、取
り付け面5に貼付された粘着シート7の表面に剥離紙8
が貼付されている。
【0011】また、スイッチ4の近傍に、コード2に対
して摺動可能に中継ブラケット9が取り付けられてい
る。中継ブラケット9の底面にも、図4に示すように、
スイッチ4と同様に粘着シート(図示せず)が貼付さ
れ、更にその上に剥離紙10が貼付されている。中継ブ
ラケット9の面積は、十分な接着力が得られるように、
スイッチ4の底面積よりも広いことが望ましい。また、
中継ブラケット9は、展示品14の表面が曲面である場
合にも密着させることができるように、合成ゴム等の柔
軟性を有する弾性部材から形成されている。
【0012】また、コード2の先端から若干離れた位置
に、たとえば、約20cm離れた位置に、合成樹脂製の
ストッパ11が取り付けられている。このストッパ11
には、ナイロン被覆されたステンレス線からなるストラ
ップ12がループ状に取り付けられており、また、この
ストラップ12を係止するためのZ字状の切欠13が形
成されている。
【0013】次に上述した展示品の盗難警報装置の使用
態様について説明する。先ず、図3(a)に示すよう
に、スイッチ4の底面から剥離紙8を剥離し、図3
(b)に示すように、粘着シート7の粘着面を露出させ
る。次に、図5に示すように、スイッチ4の粘着面を展
示品14の表面に押しつけて、スイッチ4を展示品14
に貼り付ける。次に、図4に示すように、中継ブラケッ
ト9の底面の粘着シートから剥離紙10を剥離し、スイ
ッチ4と同様に中継ブラケット9を展示品14に貼り付
ける。このとき、中継ブラケット9はコード2に対して
摺動可能であるので、展示品14の大きさや形状に合わ
せて、適当な位置に貼り付けることができる。また、中
継ブラケット9は柔軟性を有しているので、展示品14
の表面が曲面であっても粘着シートの全面を圧着させる
ことができ、展示品14に対して中継ブラケット9を強
固に取り付けることができる。
【0014】また、図6に示すように、展示品14にス
トラップ12を通すことができる係止部14aが存在す
る場合には、ストラップ12の先端を係止部14aに通
してストッパ11の切欠13に係合させて、コード2と
展示品14をストラップ12により連結することもでき
る。
【0015】図7及び図8は、巻き取り器1を展示棚に
固定する作業を説明する斜視図である。巻き取り器1の
ケースには、挿通穴15が形成された突起部16と、挿
通穴17が形成された凹溝部18が設けられている。図
7(a)に示すように、巻き取り器1を展示棚23の垂
直部分に固定する場合には、図7(b)に示すように、
凹溝部18に沿って取付金具19を挿通穴17に挿入し
た後、図7(c)に示すように、取付金具19を折り曲
げて展示棚23の所定位置に固定する。また、図8
(a)に示すように、巻き取り器1を展示棚23の水平
部分に固定する場合には、図8(b)に示すように、取
付金具19を突起部16に形成された挿通穴15挿入し
た後、図8(c)に示すように、取付金具19を折り曲
げて展示棚23の所定位置に固定する。なお、巻き取り
器1は、両面粘着シート等を使用して展示棚に固定する
こともできる。
【0016】上記巻き取り器1の背面に設けられたジャ
ック3には、両端にプラグ20,21が接続された接続
コード22の一方のプラグ20が挿入され、他方のプラ
グ21が、図示しない集中管理装置のジャックに挿入さ
れる。集中管理装置は、集中管理装置から接続コード2
2側を見た時のオンオフ状態を検出し、オフ状態、すな
わち、開放状態が検出されたときには警報を発する。
【0017】展示品14が展示棚に展示されている状態
では、コード2は巻き取り器1の内部に巻き込まれてい
るため、コード2が絡まったり見苦しかったりすること
はない。顧客が展示品14を手に持って見たい場合に
は、展示品14を手に持って手前に引っ張ることによ
り、コード2は巻き取り器1の内部から繰り出されるの
で、展示品14を見る際にコード2が支障になることは
ない。このときコード2には張力が加わるが、この張力
は展示品14に取り付けられた中継ブラケット9で受け
止められてスイッチ4に直接加わることはない。したが
って、通常の使用状態では、スイッチ4が展示品14か
ら剥がれることはなく、不用意に警報が発せられること
はない。また、展示品14を元の位置に戻せばコード2
は巻き取り器1の内部に巻き取られる。
【0018】また、スイッチ4を展示品14から無理に
剥がして展示品14を窃取しようとした場合には、スイ
ッチ4がオフとなるため、警報が発せられる。また、コ
ード2を切断して展示品14を窃取しようとした場合に
も、回路が開放状態となるため警報が発せられる。
【0019】
【発明の効果】展示品に貼り付けられるスイッチの近傍
に、コードを支持する中継ブラケットを設けて展示品に
貼り付けるようにしたので、コードに加わる張力がスイ
ッチに直接加わることがなく、スイッチが不用意に外れ
て誤って警報が発せられることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の展示品の盗難警報装置の実施例を示
す正面側から見た斜視図である。
【図2】 本発明の展示品の盗難警報装置の実施例を示
す背面側から見た斜視図である。
【図3】 スイッチを底面側から見た斜視図である。
【図4】 貼り付け前の中継ブラケットをコードと共に
示す斜視図である。
【図5】 展示品に対するスイッチと中継ブラケットの
貼り付け状態を示す斜視図である。
【図6】 コードと展示品をストラップにより連結した
例を示す説明図である。
【図7】 巻き取り器を展示棚の垂直部分に固定する作
業を説明する斜視図である。
【図8】 巻き取り器を展示棚の水平部分に固定する作
業を説明する斜視図である。
【符号の説明】 1…巻き取り器、2…コード、3…ジャック、4…スイ
ッチ、5…取り付け面、6…アクチュエータ、7…粘着
シート、8…剥離紙、9…中継ブラケット、10…剥離
紙、11…ストッパ、12…ストラップ、13…切欠、
14…展示品、14a…係止部、15…挿通穴、16…
突起部、17…挿通穴、18…凹溝部、19…取付金
具、20,21…プラグ、22…接続コード、23…展
示棚

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードの先端に展示品に貼り付けられた
    ときに状態が切り換わるスイッチを取り付け、このスイ
    ッチの近傍に、コードに対して摺動可能であって前記ス
    イッチとともに展示品に貼り付けられる中継ブラケット
    を設けたことを特徴とする展示品の盗難警報装置。
  2. 【請求項2】 前記コードが、巻き取り器の内部に巻き
    取り可能であることを特徴とする請求項1記載の展示品
    の盗難警報装置。
  3. 【請求項3】 前記中継ブラケットが、弾性材からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の展示品の盗難警報装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102176268A (zh) * 2011-01-30 2011-09-07 重庆市科学技术研究院 一种陈设品防盗检测装置及其检测方法
JPWO2013150561A1 (ja) * 2012-04-02 2015-12-14 株式会社S−Cube 盗難防止用タグ、信号発信装置およびクリップ機構
CN115153272A (zh) * 2022-07-05 2022-10-11 苏州祐新装饰家具有限公司 展品防盗式展示柜

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CN115153272B (zh) * 2022-07-05 2024-02-20 苏州祐新装饰家具有限公司 展品防盗式展示柜

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