JPH10272286A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH10272286A JPH10272286A JP9080208A JP8020897A JPH10272286A JP H10272286 A JPH10272286 A JP H10272286A JP 9080208 A JP9080208 A JP 9080208A JP 8020897 A JP8020897 A JP 8020897A JP H10272286 A JPH10272286 A JP H10272286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balancer
- washing machine
- dehydration
- tub
- finishing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯機における脱水槽の脱水起動時の異常振
動の発生を防止して、脱水起動がスムーズに行われるよ
うにする。 【解決手段】 上周部に流体12の充填された環状のバ
ランサー15が一体に設けられ、かつ、そのバランサー
15の一部にソフナー投入部17が形成された脱水槽1
0を備える洗濯機において、バランサー15の環状位置
においてソフナー投入部17に相対する位置に、その部
分をソフナー投入部17の設けられた側と同重量とする
ための空洞部20が形成されたもの。
動の発生を防止して、脱水起動がスムーズに行われるよ
うにする。 【解決手段】 上周部に流体12の充填された環状のバ
ランサー15が一体に設けられ、かつ、そのバランサー
15の一部にソフナー投入部17が形成された脱水槽1
0を備える洗濯機において、バランサー15の環状位置
においてソフナー投入部17に相対する位置に、その部
分をソフナー投入部17の設けられた側と同重量とする
ための空洞部20が形成されたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗濯機脱水槽のバ
ランサー構造の改良に関する。
ランサー構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の洗濯機の脱水槽の縦断面構
成を示し、図5はバランサー部分の水平断面構成を示
す。
成を示し、図5はバランサー部分の水平断面構成を示
す。
【0003】1は脱水槽であり、上周部に流体3の充填
された環状のバランサー5が一体に設けられ、そのバラ
ンサー5の一部にはソフナー(仕上剤)投入部7が形成
されている。ソフナー投入部7には、洗濯物を柔らかく
仕上げるソフナーが収納され、そのソフナーが供給され
る水とともに脱水槽1内に流し込まれるようになってい
る。
された環状のバランサー5が一体に設けられ、そのバラ
ンサー5の一部にはソフナー(仕上剤)投入部7が形成
されている。ソフナー投入部7には、洗濯物を柔らかく
仕上げるソフナーが収納され、そのソフナーが供給され
る水とともに脱水槽1内に流し込まれるようになってい
る。
【0004】上記バランサー5は、脱水槽1を安定回転
させるように設けられており、その内部には塩水等の流
体がバランサー5に重量を付与するように充填されてい
る。
させるように設けられており、その内部には塩水等の流
体がバランサー5に重量を付与するように充填されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脱水槽1の場合、バランサー5が設けられているにもか
かわらず、その脱水起動時に異常振動が発生しやすく、
安全装置の動作により脱水動作が停止される場合があっ
た。
脱水槽1の場合、バランサー5が設けられているにもか
かわらず、その脱水起動時に異常振動が発生しやすく、
安全装置の動作により脱水動作が停止される場合があっ
た。
【0006】すなわち、図4に示すように、洗濯物Sが
脱水槽1内のソフナー投入部7のある位置と逆側の位置
に偏って存在する場合に異常振動が発生した。これは、
脱水槽1そのもので、バランサー5においてソフナー投
入部7のある位置に対してその逆側の位置がソフナー投
入部7がない分相対的に重くなり、さらに、そこに洗濯
物Sの重量が偏ってかかり、これにより、脱水槽1の重
量バランスがくずれることを理由とすると考えられる。
脱水槽1内のソフナー投入部7のある位置と逆側の位置
に偏って存在する場合に異常振動が発生した。これは、
脱水槽1そのもので、バランサー5においてソフナー投
入部7のある位置に対してその逆側の位置がソフナー投
入部7がない分相対的に重くなり、さらに、そこに洗濯
物Sの重量が偏ってかかり、これにより、脱水槽1の重
量バランスがくずれることを理由とすると考えられる。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑みて行ったも
ので、脱水槽の脱水起動時の異常振動の発生を防止し
て、脱水起動がスムーズに行われるようにすることを目
的とする。
ので、脱水槽の脱水起動時の異常振動の発生を防止し
て、脱水起動がスムーズに行われるようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、上周部に流体の充填された環状のバランサ
ーが一体に設けられ、かつ、そのバランサーの一部に仕
上剤投入部が形成された脱水槽を備える洗濯機におい
て、バランサーがその重心位置を平面中心位置とする構
成とした。
の発明では、上周部に流体の充填された環状のバランサ
ーが一体に設けられ、かつ、そのバランサーの一部に仕
上剤投入部が形成された脱水槽を備える洗濯機におい
て、バランサーがその重心位置を平面中心位置とする構
成とした。
【0009】また、請求項2記載の発明では、上周部に
流体の充填された環状のバランサーが一体に設けられ、
かつ、そのバランサーの一部に仕上剤投入部が形成され
た脱水槽を備える洗濯機において、バランサーの環状位
置において仕上剤投入部に相対する位置に、その部分を
仕上剤の設けられた側と同重量とするための空洞部が形
成されてなる構成とした。
流体の充填された環状のバランサーが一体に設けられ、
かつ、そのバランサーの一部に仕上剤投入部が形成され
た脱水槽を備える洗濯機において、バランサーの環状位
置において仕上剤投入部に相対する位置に、その部分を
仕上剤の設けられた側と同重量とするための空洞部が形
成されてなる構成とした。
【0010】上記それぞれの発明によれば、仮に脱水槽
の仕上剤投入部のない側に洗濯物が偏って位置する状態
において脱水起動されても、偏心荷重はそれほど大きく
ならないので異常振動の発生は少なく、脱水起動がスム
ーズに行われる。
の仕上剤投入部のない側に洗濯物が偏って位置する状態
において脱水起動されても、偏心荷重はそれほど大きく
ならないので異常振動の発生は少なく、脱水起動がスム
ーズに行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の洗濯機の脱水槽
の縦断面構成を示し、図2はそのバランサー部分の水平
断面構成を示す。
の縦断面構成を示し、図2はそのバランサー部分の水平
断面構成を示す。
【0012】10は脱水槽であり、上周部に塩水よりな
る流体12の充填された環状のバランサー15が一体に
設けられ、そのバランサー15の一部にはソフナー(仕
上剤)投入部17が形成されている。
る流体12の充填された環状のバランサー15が一体に
設けられ、そのバランサー15の一部にはソフナー(仕
上剤)投入部17が形成されている。
【0013】上記基本構成は従来例のものと同じであ
る。また、この脱水槽10が用いられる洗濯機は一般の
全自動洗濯機であり、その説明は省略する。
る。また、この脱水槽10が用いられる洗濯機は一般の
全自動洗濯機であり、その説明は省略する。
【0014】以下、この発明の特徴構成の説明を行う。
すなわち、バランサー15がその重心位置を平面中心位
置とするように、バランサー15の環状位置においてソ
フナー投入部17に相対する位置に、ソフナー投入部1
7の空洞部18と略同形状の空洞部20が形成され、こ
れにより、脱水槽10は、バランサー15の環状位置に
おいてソフナー投入部17がある部分と、それに相対す
る部分とがほぼ同重量となり、全体として重量バランス
がとれた構成となっている。
すなわち、バランサー15がその重心位置を平面中心位
置とするように、バランサー15の環状位置においてソ
フナー投入部17に相対する位置に、ソフナー投入部1
7の空洞部18と略同形状の空洞部20が形成され、こ
れにより、脱水槽10は、バランサー15の環状位置に
おいてソフナー投入部17がある部分と、それに相対す
る部分とがほぼ同重量となり、全体として重量バランス
がとれた構成となっている。
【0015】したがって、仮に脱水槽10のソフナー投
入部17のない側に洗濯物が偏って位置する状態におい
て脱水起動されても、異常振動の発生は少なく、よっ
て、安全装置の作動による脱水動作の停止回数も少なく
なって、脱水性能が向上される。また、安全装置の動作
のための偏心荷重設定値もより小さな値とできること
で、異常振動検知精度も向上できるようになる。
入部17のない側に洗濯物が偏って位置する状態におい
て脱水起動されても、異常振動の発生は少なく、よっ
て、安全装置の作動による脱水動作の停止回数も少なく
なって、脱水性能が向上される。また、安全装置の動作
のための偏心荷重設定値もより小さな値とできること
で、異常振動検知精度も向上できるようになる。
【0016】図3は他の実施形態を示し、この実施形態
ではバランサー15のソフナー投入部17に相対する側
の厚さを薄くすることで全体の重量バランスをとるよう
にしている。
ではバランサー15のソフナー投入部17に相対する側
の厚さを薄くすることで全体の重量バランスをとるよう
にしている。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、脱水槽の脱水起動時
の異常振動の発生を防止でき、脱水起動をスムーズにで
きるようになり、これにより、脱水性能を向上できるよ
うになる。
の異常振動の発生を防止でき、脱水起動をスムーズにで
きるようになり、これにより、脱水性能を向上できるよ
うになる。
【図1】この発明の脱水槽の実施形態の縦断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の脱水槽のバランサー部分の実施形態
の水平断面図である。
の水平断面図である。
【図3】この発明の脱水槽のバランサー部分の他の実施
形態の水平断面図である。
形態の水平断面図である。
【図4】従来例脱水槽の実施形態の縦断面図である。
【図5】従来例脱水槽のバランサー部分の水平断面図で
ある。
ある。
10 脱水槽 12 流体 15 バランサー 17 ソフナー投入部 20 空洞部
Claims (2)
- 【請求項1】 上周部に流体の充填された環状のバラン
サーが一体に設けられ、かつ、そのバランサーの一部に
仕上剤投入部が形成された脱水槽を備える洗濯機におい
て、バランサーがその重心位置を平面中心位置とするこ
とを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 上周部に流体の充填された環状のバラン
サーが一体に設けられ、かつ、そのバランサーの一部に
仕上剤投入部が形成された脱水槽を備える洗濯機におい
て、バランサーの環状位置において仕上剤投入部に相対
する位置に、その部分を仕上剤投入部の設けられた側と
同重量とするための空洞部が形成されてなることを特徴
とする洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080208A JPH10272286A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080208A JPH10272286A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272286A true JPH10272286A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13711978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9080208A Pending JPH10272286A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10272286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016152034A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080208A patent/JPH10272286A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016152034A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
JPWO2016152034A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2018-01-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |