JPH10272067A - 天ぷらの製造装置 - Google Patents
天ぷらの製造装置Info
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- JPH10272067A JPH10272067A JP8281697A JP8281697A JPH10272067A JP H10272067 A JPH10272067 A JP H10272067A JP 8281697 A JP8281697 A JP 8281697A JP 8281697 A JP8281697 A JP 8281697A JP H10272067 A JPH10272067 A JP H10272067A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 型崩れのない良質の天ぷらを安定して多量に
製造可能とし、しかもフライ油中の揚げ滓の発生量を可
及的に少量に抑制でき、しかも揚げ滓の除去作業が容易
でフライ油が変質し難い天ぷらの製造装置の提供。 【解決手段】 モータ4で駆動される一対の無端環状の
チェーンと、これらチェーンに揺動自在に保持される多
数の成形板とからなり、揚げ種1を油槽2内に供給する
ためのコンベヤ3を設け、コンベヤ3を下降搬送路Aに
配置し、下降搬送路Aの搬送方向の両側に設けた支持壁
に、左右一対の長尺状で断面L字形の接触ガイドを設
け、この接触ガイドの上面に移動中の成形板の自由端を
摺接させて水平状に姿勢を制御する天ぷらの製造装置。
製造可能とし、しかもフライ油中の揚げ滓の発生量を可
及的に少量に抑制でき、しかも揚げ滓の除去作業が容易
でフライ油が変質し難い天ぷらの製造装置の提供。 【解決手段】 モータ4で駆動される一対の無端環状の
チェーンと、これらチェーンに揺動自在に保持される多
数の成形板とからなり、揚げ種1を油槽2内に供給する
ためのコンベヤ3を設け、コンベヤ3を下降搬送路Aに
配置し、下降搬送路Aの搬送方向の両側に設けた支持壁
に、左右一対の長尺状で断面L字形の接触ガイドを設
け、この接触ガイドの上面に移動中の成形板の自由端を
摺接させて水平状に姿勢を制御する天ぷらの製造装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品産業として
天ぷらを製造する場合に適当な天ぷらの製造装置に関す
る。
天ぷらを製造する場合に適当な天ぷらの製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】天ぷら製品は、近年広く普及し、大型レ
ストランで提供される食品、冷凍食品、即席食品用具材
等として広い範囲で使用されるに到ったが、このような
食品産業における天ぷらやフライの製造装置は、加熱装
置付きの油槽に揚げ種を連続的に供給するコンベヤを備
えたフライヤーと称されるものであり、天ぷらの製品形
態に応じて種々の使用態様がある。
ストランで提供される食品、冷凍食品、即席食品用具材
等として広い範囲で使用されるに到ったが、このような
食品産業における天ぷらやフライの製造装置は、加熱装
置付きの油槽に揚げ種を連続的に供給するコンベヤを備
えたフライヤーと称されるものであり、天ぷらの製品形
態に応じて種々の使用態様がある。
【0003】例えば、パン粉を付けたコロッケやエビフ
ライなどのフライは、比較的型くずれし難いものである
から、そのままフライヤーに投入してフライ処理を行な
う。
ライなどのフライは、比較的型くずれし難いものである
から、そのままフライヤーに投入してフライ処理を行な
う。
【0004】一方、かき揚げ天ぷら等の天ぷらは、食品
素材の表面に小麦粉と水を主体とするバッターを付着さ
せ、これをフライ処理して製造されるものであるから、
バッターが流動状であるため、そのままフライヤーに投
入されると油中で「型崩れ」や「割れ」が発生すること
がある。
素材の表面に小麦粉と水を主体とするバッターを付着さ
せ、これをフライ処理して製造されるものであるから、
バッターが流動状であるため、そのままフライヤーに投
入されると油中で「型崩れ」や「割れ」が発生すること
がある。
【0005】このような天ぷらの不良品の発生を防止す
るには、食品素材にバッターを付着させた揚げ種を、フ
ライ油に投入する際に予め型崩れや割れが発生しないよ
うに固化させたり、型に入れて油中に投入するフライ処
理方法が採られる。
るには、食品素材にバッターを付着させた揚げ種を、フ
ライ油に投入する際に予め型崩れや割れが発生しないよ
うに固化させたり、型に入れて油中に投入するフライ処
理方法が採られる。
【0006】このような天ぷらの製造例としては、バッ
ターを適当な温度で所要程度に固化できるように加熱さ
れた金属製のプレート(板)を使用し、このプレートの
表面にフライ油を付着させて離型性を良くし、成形も板
を使用する方法がある。すなわち、このような成形板の
表面に所定量ずつ揚げ種を注下するか、または揚げ種の
形状や大きさに微妙な調整が必要である場合は、型枠を
備えた成形板上に所定量ずつ揚げ種を注下してこれを手
作業で成形し、「型崩れ」や「割れ」が発生し難いよう
にして注意深く揚げ種をフライ油に投入する方法であ
る。
ターを適当な温度で所要程度に固化できるように加熱さ
れた金属製のプレート(板)を使用し、このプレートの
表面にフライ油を付着させて離型性を良くし、成形も板
を使用する方法がある。すなわち、このような成形板の
表面に所定量ずつ揚げ種を注下するか、または揚げ種の
形状や大きさに微妙な調整が必要である場合は、型枠を
備えた成形板上に所定量ずつ揚げ種を注下してこれを手
作業で成形し、「型崩れ」や「割れ」が発生し難いよう
にして注意深く揚げ種をフライ油に投入する方法であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のかき揚げ天ぷらの製造方法では、フライ油への投入に
は注意してこわれないように成形板上等で成形しなけれ
ばならないので、品質が安定した製品が得られ難く、ま
た手作業でそれを行なうには熟練性を要するために製造
効率を充分に高めることが困難であるという問題点があ
る。
のかき揚げ天ぷらの製造方法では、フライ油への投入に
は注意してこわれないように成形板上等で成形しなけれ
ばならないので、品質が安定した製品が得られ難く、ま
た手作業でそれを行なうには熟練性を要するために製造
効率を充分に高めることが困難であるという問題点があ
る。
【0008】このような手作業での成形に用いられる成
形板は、作業効率よく使用するためおよびそれ自体を加
熱するために、高温の油槽に一部を浸漬するなど接近し
て設けられるものであるから、成形作業を行なうときに
作業者が火傷を負う危険性がある。
形板は、作業効率よく使用するためおよびそれ自体を加
熱するために、高温の油槽に一部を浸漬するなど接近し
て設けられるものであるから、成形作業を行なうときに
作業者が火傷を負う危険性がある。
【0009】また、成形板から揚げ種を油中に投入する
場合、揚げ種は斜面を滑り落ちてフライ油中に落下した
り、空中からそのまま落下することになり、落下時の衝
撃で揚げ種は分裂したり変形する場合が多くあり、特に
バッターを使用する天ぷらの揚げ種にはこの種の変形が
現れやすい。
場合、揚げ種は斜面を滑り落ちてフライ油中に落下した
り、空中からそのまま落下することになり、落下時の衝
撃で揚げ種は分裂したり変形する場合が多くあり、特に
バッターを使用する天ぷらの揚げ種にはこの種の変形が
現れやすい。
【0010】ところで、天ぷらの製造工程において、揚
げ種を油中に投入する時や、油中で加熱する時に多量の
揚げ滓が副生する。このような揚げ滓は、バッターが食
品素材に過剰に付着している場合に形成されることが多
く、これには割れた揚げ種の一部が含まれることもあ
る。
げ種を油中に投入する時や、油中で加熱する時に多量の
揚げ滓が副生する。このような揚げ滓は、バッターが食
品素材に過剰に付着している場合に形成されることが多
く、これには割れた揚げ種の一部が含まれることもあ
る。
【0011】このような揚げ滓は、生成直後のものは加
熱されたフライ油中で比較的上層の部分に漂っている
が、これらは次第に油槽底に沈殿し、そのまま長時間加
熱されると黒こげ状に炭化する。このような揚げ滓は、
他の製品に付着して不良品を発生させたり、フライ油を
着色させ、また発煙点の低下、泡立ち、その他のフライ
油の変質原因になる。
熱されたフライ油中で比較的上層の部分に漂っている
が、これらは次第に油槽底に沈殿し、そのまま長時間加
熱されると黒こげ状に炭化する。このような揚げ滓は、
他の製品に付着して不良品を発生させたり、フライ油を
着色させ、また発煙点の低下、泡立ち、その他のフライ
油の変質原因になる。
【0012】また、揚げ滓が多量に油槽底に沈殿してい
ると、フライヤーの油槽底面の伝熱効率が低下し、しか
も沈殿した揚げ滓が過熱されてフライ油がいっそう変質
し易くなる。
ると、フライヤーの油槽底面の伝熱効率が低下し、しか
も沈殿した揚げ滓が過熱されてフライ油がいっそう変質
し易くなる。
【0013】フライヤーの製造効率や油脂の劣化原因と
もなる揚げ滓を除去するための一般的な方法としては、
油を一度、別のタンクに取り出してフライヤーを掃除し
たり、フライヤーの外部にストレーナーやフィルタを設
けて循環濾過したり、微細な滓を除去するために定期的
にフライ油に珪藻土やパルプ系濾過助剤を充填した濾過
器を通過させる方法、または油槽に水を入れて分離した
油層下部の水層に揚げ滓を移すなどの方法が採用されて
きた。
もなる揚げ滓を除去するための一般的な方法としては、
油を一度、別のタンクに取り出してフライヤーを掃除し
たり、フライヤーの外部にストレーナーやフィルタを設
けて循環濾過したり、微細な滓を除去するために定期的
にフライ油に珪藻土やパルプ系濾過助剤を充填した濾過
器を通過させる方法、または油槽に水を入れて分離した
油層下部の水層に揚げ滓を移すなどの方法が採用されて
きた。
【0014】しかし、従来の揚げ滓の除去方法では、作
業が非常に煩雑であり、濾過処理に長時間を要し、かつ
油槽の底部に沈殿した揚げ滓を完全に除去し難いという
問題点がある。特に、フライ油として使用している油脂
が、常温で固形の牛脂、ラード、パーム油、硬化油であ
る場合には、油温が下がると粘性が高まって濾過効率が
低下するという問題点があり、抜き取りを行なう時に空
気に接する機会も多くなるから、油が酸化しやすくなる
という問題点もある。
業が非常に煩雑であり、濾過処理に長時間を要し、かつ
油槽の底部に沈殿した揚げ滓を完全に除去し難いという
問題点がある。特に、フライ油として使用している油脂
が、常温で固形の牛脂、ラード、パーム油、硬化油であ
る場合には、油温が下がると粘性が高まって濾過効率が
低下するという問題点があり、抜き取りを行なう時に空
気に接する機会も多くなるから、油が酸化しやすくなる
という問題点もある。
【0015】そこで、この発明の第1の課題は、上記し
た問題点を解決して、型崩れのない良質の天ぷらを安定
して多量に製造可能とし、しかもフライ油中の揚げ滓の
発生量を可及的に少量に抑制でき、フライ油が変質し難
い天ぷらの製造装置とすることである。
た問題点を解決して、型崩れのない良質の天ぷらを安定
して多量に製造可能とし、しかもフライ油中の揚げ滓の
発生量を可及的に少量に抑制でき、フライ油が変質し難
い天ぷらの製造装置とすることである。
【0016】さらに詳しくいえば、揚げ種や衣が分裂し
ないように低衝撃でフライ油中へ投入でき、しかも高温
の油槽近くで行なう危険で熟練を要する成形などの手作
業を殆ど必要なくして、製造効率を充分に高めて天ぷら
を製造することである。
ないように低衝撃でフライ油中へ投入でき、しかも高温
の油槽近くで行なう危険で熟練を要する成形などの手作
業を殆ど必要なくして、製造効率を充分に高めて天ぷら
を製造することである。
【0017】さらに、解決すべき第2の課題としては、
油槽底部に揚げ滓を沈殿しないようにしてフライヤーの
油槽底面の伝熱効率を高め、しかも揚げ滓の除去作業が
容易な天ぷらの製造装置として、フライ油が変質し難い
天ぷらの製造装置とすることである。
油槽底部に揚げ滓を沈殿しないようにしてフライヤーの
油槽底面の伝熱効率を高め、しかも揚げ滓の除去作業が
容易な天ぷらの製造装置として、フライ油が変質し難い
天ぷらの製造装置とすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るため、この発明においては、揚げ種を油槽内に供給す
るコンベヤを設けた天ぷらの製造装置において、前記コ
ンベヤを、無端環状の牽引部材に成形板を水平回転軸で
揺動可能に取り付けて設け、このコンベヤを前記油槽内
の油中に傾斜状に進入する下降搬送路に配置し、この下
降搬送路に沿って前記成形板を水平状に姿勢制御する接
触ガイドを設けた天ぷらの製造装置としたのである。
るため、この発明においては、揚げ種を油槽内に供給す
るコンベヤを設けた天ぷらの製造装置において、前記コ
ンベヤを、無端環状の牽引部材に成形板を水平回転軸で
揺動可能に取り付けて設け、このコンベヤを前記油槽内
の油中に傾斜状に進入する下降搬送路に配置し、この下
降搬送路に沿って前記成形板を水平状に姿勢制御する接
触ガイドを設けた天ぷらの製造装置としたのである。
【0019】または、上記の天ぷらの製造装置におい
て、油槽内底部に駆動力が入力される回転翼を取りつけ
て特定方向に油流を形成し、この油流に沿わせて油槽底
面に溝を形成すると共に油流の下流側に油槽底面を凹ま
せた形状の沈澱槽を設け、前記溝の上方にはコンベヤの
水平搬送路を配置したのである。
て、油槽内底部に駆動力が入力される回転翼を取りつけ
て特定方向に油流を形成し、この油流に沿わせて油槽底
面に溝を形成すると共に油流の下流側に油槽底面を凹ま
せた形状の沈澱槽を設け、前記溝の上方にはコンベヤの
水平搬送路を配置したのである。
【0020】または、上記第2の課題を解決するため、
この発明においては、油槽内にフライ油を溜め、このフ
ライ油を加熱する装置を設けた天ぷらの製造装置におい
て、前記油槽内底部に駆動される回転翼を取りつけて特
定方向に油流を形成し、この回転翼により形成される油
流の下流側に油槽底面を凹ませた形状の沈澱槽を設けた
のである。
この発明においては、油槽内にフライ油を溜め、このフ
ライ油を加熱する装置を設けた天ぷらの製造装置におい
て、前記油槽内底部に駆動される回転翼を取りつけて特
定方向に油流を形成し、この回転翼により形成される油
流の下流側に油槽底面を凹ませた形状の沈澱槽を設けた
のである。
【0021】また、油槽内の底面に溝を形成し、この溝
を形成した油槽底面を加熱するようにした上記の天ぷら
の製造装置としたのである。
を形成した油槽底面を加熱するようにした上記の天ぷら
の製造装置としたのである。
【0022】この発明でいう「成形板」とは、くずれ易
い天ぷらの形をまとめるために、型枠を付けているか、
または付けていないものであって、揚げ種を載せてフラ
イヤーに投入するまで移動させるプレートをいう。
い天ぷらの形をまとめるために、型枠を付けているか、
または付けていないものであって、揚げ種を載せてフラ
イヤーに投入するまで移動させるプレートをいう。
【0023】油中に傾斜状に進入する下降搬送路に沿っ
て接触ガイドを設けた発明では、水平回転軸の回りに揺
動可能な成形板が下降搬送路において接触ガイドに接触
した際、成形板の要所が接触ガイドに摺接することによ
ってその姿勢が制御され、揚げ種を載せた面を水平に保
ちながら油中に進入する。
て接触ガイドを設けた発明では、水平回転軸の回りに揺
動可能な成形板が下降搬送路において接触ガイドに接触
した際、成形板の要所が接触ガイドに摺接することによ
ってその姿勢が制御され、揚げ種を載せた面を水平に保
ちながら油中に進入する。
【0024】そのため、成形板に載置された揚げ種は、
殆ど油面接触時の衝撃を受けることなくフライ油中に浸
漬され、油中で衣が分裂せずに揚げ滓の発生量は極めて
少なくなる。また、この装置で天ぷらを製造すると、高
温の油槽近くで手作業で成形する必要性が殆どなくなる
から、天ぷらの製造効率が高くなる。
殆ど油面接触時の衝撃を受けることなくフライ油中に浸
漬され、油中で衣が分裂せずに揚げ滓の発生量は極めて
少なくなる。また、この装置で天ぷらを製造すると、高
温の油槽近くで手作業で成形する必要性が殆どなくなる
から、天ぷらの製造効率が高くなる。
【0025】また、油槽内底部に回転翼を取りつけた発
明では、上述の作用に加えて油槽底部に特定方向の油流
が形成され、この油流によって揚げ滓が下流側の沈澱槽
に蓄積され、適当な時にこの沈澱槽から揚げ滓を簡単に
除去できる。
明では、上述の作用に加えて油槽底部に特定方向の油流
が形成され、この油流によって揚げ滓が下流側の沈澱槽
に蓄積され、適当な時にこの沈澱槽から揚げ滓を簡単に
除去できる。
【0026】また、溝を形成した油槽底面を加熱する発
明では、油槽底面の表面積が拡大され、揚げ滓が溝底部
に少量溜まっても溝壁の上方部分などは揚げ滓で覆われ
ないから、溝のない油槽に比べて加熱時の伝導効率が高
まり、フライ油が変質し難い天ぷらの製造装置となる。
明では、油槽底面の表面積が拡大され、揚げ滓が溝底部
に少量溜まっても溝壁の上方部分などは揚げ滓で覆われ
ないから、溝のない油槽に比べて加熱時の伝導効率が高
まり、フライ油が変質し難い天ぷらの製造装置となる。
【0027】また、油槽内底部に回転翼および溝を設
け、油流の下流側に沈澱槽を設けると共に溝の上方にコ
ンベヤの水平搬送路の反転面を配置した装置に係る発明
では、溝内に溜まった揚げ滓が回転翼の駆動により形成
された油流で押し流されて沈殿槽内に効率よく溜まる。
そして、油槽内で回転翼の油流によって浮き上がった揚
げ滓は、溝上方のコンベヤの水平搬送路でそれ以上の上
昇を阻止され、前記油流によって効率よく沈殿槽に集め
られ沈殿する。
け、油流の下流側に沈澱槽を設けると共に溝の上方にコ
ンベヤの水平搬送路の反転面を配置した装置に係る発明
では、溝内に溜まった揚げ滓が回転翼の駆動により形成
された油流で押し流されて沈殿槽内に効率よく溜まる。
そして、油槽内で回転翼の油流によって浮き上がった揚
げ滓は、溝上方のコンベヤの水平搬送路でそれ以上の上
昇を阻止され、前記油流によって効率よく沈殿槽に集め
られ沈殿する。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を以下に添付
図面に基づいて説明する。図1〜5に示すように、実施
形態の天ぷらの製造装置は、揚げ種1を油槽2内に供給
するコンベヤ3を有し、このコンベヤ3はモータ4から
リンク機構を介して駆動力を伝えられる無端環状の牽引
部材である一対の並行するチェーン5(図2)と、これ
らのチェーン5に揺動自在に保持される多数の長方形状
の成形板6とからなり、このコンベヤ3を油槽2内の油
中に傾斜状に進入させる下降搬送路Aに配置し、この下
降搬送路Aの搬送方向の両側に設けた支持壁7(図4)
に、左右一対の長尺状で断面L字形の接触ガイド8aを
設け、この接触ガイド8aの上面に移動中の成形板6の
自由端を摺接させて水平状に姿勢を制御する天ぷらの製
造装置である。
図面に基づいて説明する。図1〜5に示すように、実施
形態の天ぷらの製造装置は、揚げ種1を油槽2内に供給
するコンベヤ3を有し、このコンベヤ3はモータ4から
リンク機構を介して駆動力を伝えられる無端環状の牽引
部材である一対の並行するチェーン5(図2)と、これ
らのチェーン5に揺動自在に保持される多数の長方形状
の成形板6とからなり、このコンベヤ3を油槽2内の油
中に傾斜状に進入させる下降搬送路Aに配置し、この下
降搬送路Aの搬送方向の両側に設けた支持壁7(図4)
に、左右一対の長尺状で断面L字形の接触ガイド8aを
設け、この接触ガイド8aの上面に移動中の成形板6の
自由端を摺接させて水平状に姿勢を制御する天ぷらの製
造装置である。
【0029】図2に示すように、コンベヤ3は、並行す
る2本のチェーン5に成形板6を一定間隔で多数取付け
て搬送面を形成しており、それぞれのチェーン5は、支
持壁7に固定された長尺状のブラケット9を介して取付
けたレール10で支持されている。そして、成形板6
は、その進行方向の前側の側縁を筒状に形成してその内
側に回転軸11を挿通し、この回転軸11の両端を2本
のチェーン5のリンク部分にそれぞれ回転自在に保持さ
せて揺動可能である。
る2本のチェーン5に成形板6を一定間隔で多数取付け
て搬送面を形成しており、それぞれのチェーン5は、支
持壁7に固定された長尺状のブラケット9を介して取付
けたレール10で支持されている。そして、成形板6
は、その進行方向の前側の側縁を筒状に形成してその内
側に回転軸11を挿通し、この回転軸11の両端を2本
のチェーン5のリンク部分にそれぞれ回転自在に保持さ
せて揺動可能である。
【0030】図3および図4に示すように、回転軸11
に支持されて揺動可能な成形板6の自由端は、滑らかな
曲面で上向きに曲げて形成されており、下降搬送路Aに
設けられている接触ガイド8aの傾斜面に滑らかに摺接
する。
に支持されて揺動可能な成形板6の自由端は、滑らかな
曲面で上向きに曲げて形成されており、下降搬送路Aに
設けられている接触ガイド8aの傾斜面に滑らかに摺接
する。
【0031】また、図1および図3に示すように、コン
ベヤ3は、下降搬送路Aの前後の水平搬送路B、Cを経
由して配置され、水平搬送路B、Cにおいても搬送方向
両側に支持壁7を有し、その内側の長尺状で断面L字形
の接触ガイド8b、8cに成形板6の底面を摺接させて
水平状態を維持して移動するものである。なお、チェー
ン5は、搬送方向を変更(反転)する位置で大型のスプ
ロケット12に係回されており、搬送角度の変更する場
合等の要所には小型のスプロケット13を配置し、所定
の高さおよび角度に搬送面を保持している。
ベヤ3は、下降搬送路Aの前後の水平搬送路B、Cを経
由して配置され、水平搬送路B、Cにおいても搬送方向
両側に支持壁7を有し、その内側の長尺状で断面L字形
の接触ガイド8b、8cに成形板6の底面を摺接させて
水平状態を維持して移動するものである。なお、チェー
ン5は、搬送方向を変更(反転)する位置で大型のスプ
ロケット12に係回されており、搬送角度の変更する場
合等の要所には小型のスプロケット13を配置し、所定
の高さおよび角度に搬送面を保持している。
【0032】下降搬送路Aより前方に位置する水平搬送
路Cの前端には、接触ガイド8cの先端を滑らかな曲面
で下向きに曲げて配置し、スプロケット12でチェーン
5が下向きに反転する際に成形板6を回転軸の回りに裏
返すことなく、そのまま返送側の接触ガイド8d(図
4)に支持させるようにして、往路と同じ向きに返送さ
せている。
路Cの前端には、接触ガイド8cの先端を滑らかな曲面
で下向きに曲げて配置し、スプロケット12でチェーン
5が下向きに反転する際に成形板6を回転軸の回りに裏
返すことなく、そのまま返送側の接触ガイド8d(図
4)に支持させるようにして、往路と同じ向きに返送さ
せている。
【0033】このようなコンベヤ3を使用して油槽2内
のフライ油Oに揚げ種1を浸漬する工程では、先ず、揚
げ種1を成形板6上に載せて、そのまま1〜5m程度の
長さに設けた水平搬送路B上を移動させ、次に揚げ種1
は油槽2に入るための傾斜状の下降搬送路Aを通過す
る。この下降搬送路Aを降下する際に成形板6のプレー
ト部分の後端は傾斜状の接触ガイド8aに接触し、成形
板6はエスカレータの階段状に揚げ種1を載せた面を水
平に保ちながら油中に進入する。
のフライ油Oに揚げ種1を浸漬する工程では、先ず、揚
げ種1を成形板6上に載せて、そのまま1〜5m程度の
長さに設けた水平搬送路B上を移動させ、次に揚げ種1
は油槽2に入るための傾斜状の下降搬送路Aを通過す
る。この下降搬送路Aを降下する際に成形板6のプレー
ト部分の後端は傾斜状の接触ガイド8aに接触し、成形
板6はエスカレータの階段状に揚げ種1を載せた面を水
平に保ちながら油中に進入する。
【0034】そして、揚げ種1は、油中で成形板6上に
載置された状態で加熱されながら水平方向に前進する。
この間に揚げ種1は表面から固化して衣は成形板6から
離れ易くなる。
載置された状態で加熱されながら水平方向に前進する。
この間に揚げ種1は表面から固化して衣は成形板6から
離れ易くなる。
【0035】次いで油槽2の中央部でスプロケット12
の回りにチェーン5が転回すると、成形板6は所定深度
まで下降するので、揚げ種1は浮力等によって成形板6
から離れて浮き上がる。そのとき、揚げ種1は油槽2の
中央部分の上層で回転駆動されている無端環状のネット
コンベヤ14の下面に接し、油面に浮き上がらないよう
に押さえられた状態で油槽2の出口まで搬送され、その
間に充分にフライ処理される。
の回りにチェーン5が転回すると、成形板6は所定深度
まで下降するので、揚げ種1は浮力等によって成形板6
から離れて浮き上がる。そのとき、揚げ種1は油槽2の
中央部分の上層で回転駆動されている無端環状のネット
コンベヤ14の下面に接し、油面に浮き上がらないよう
に押さえられた状態で油槽2の出口まで搬送され、その
間に充分にフライ処理される。
【0036】次いで、揚げ種1は、ネットコンベヤ14
の前端部下方に所定間隔を開けて所定長さだけ重なるよ
うに配置された他のネットコンベヤ15の上面に移乗
し、そのまま油槽出口へと搬送される。
の前端部下方に所定間隔を開けて所定長さだけ重なるよ
うに配置された他のネットコンベヤ15の上面に移乗
し、そのまま油槽出口へと搬送される。
【0037】上記したような天ぷらの製造装置では、成
形板6上に載置された揚げ種1は、油面接触時に衝撃を
ほとんど受けることなくフライ油中に浸漬されるから、
油中で揚げ種の衣などが分裂せずに揚げ滓の発生量は極
めて少なくなる。なお、上記したコンベヤについても、
何らかの方法で加熱されることが好ましいが、その場合
の加熱装置や方法は周知のものを採用すればよく、特に
限定されるものではない。
形板6上に載置された揚げ種1は、油面接触時に衝撃を
ほとんど受けることなくフライ油中に浸漬されるから、
油中で揚げ種の衣などが分裂せずに揚げ滓の発生量は極
めて少なくなる。なお、上記したコンベヤについても、
何らかの方法で加熱されることが好ましいが、その場合
の加熱装置や方法は周知のものを採用すればよく、特に
限定されるものではない。
【0038】また、図1に示すように、コンベヤ3の下
降搬送路Aおよび水平搬送路Cが配置されている油槽2
の入口付近は、その中央部に比べて深く形成されてお
り、モータ16から駆動力が入力される羽根車(または
プロペラ状であってもよい。)の回転翼17によって油
槽2の深く形成された入口方向に向かう油流を形成し、
この油流に沿って溝18を形成し、さらに油流の下流側
に油槽2の底面を方形状箱型に凹ませた沈澱槽19を設
け、溝18の直上にはコンベヤ3の水平搬送路Cの反転
面を接近するように配置している。
降搬送路Aおよび水平搬送路Cが配置されている油槽2
の入口付近は、その中央部に比べて深く形成されてお
り、モータ16から駆動力が入力される羽根車(または
プロペラ状であってもよい。)の回転翼17によって油
槽2の深く形成された入口方向に向かう油流を形成し、
この油流に沿って溝18を形成し、さらに油流の下流側
に油槽2の底面を方形状箱型に凹ませた沈澱槽19を設
け、溝18の直上にはコンベヤ3の水平搬送路Cの反転
面を接近するように配置している。
【0039】図5に示すように、溝18を形成した油槽
2の底面には炎を当てるバーナーなどの加熱器20を配
置し、沈澱槽19には適宜に開閉可能な滓抜き孔21
(図1)を形成した。なお、前記した溝の形状や大きさ
は適当なものを採用すればよく、図示したものに限定さ
れるものではない。
2の底面には炎を当てるバーナーなどの加熱器20を配
置し、沈澱槽19には適宜に開閉可能な滓抜き孔21
(図1)を形成した。なお、前記した溝の形状や大きさ
は適当なものを採用すればよく、図示したものに限定さ
れるものではない。
【0040】上記したような装置をフライ処理に使用す
ると、油槽2の底面に形成した溝18によって加熱部分
の表面積が拡大されるから、溝のないフライヤーに比べ
て加熱器20による熱エネルギーの油槽2への伝導効率
が高まり、また揚げ滓が溝底部に少量溜まった場合でも
溝18の上方部分が揚げ滓で覆われない限りは過熱が起
こらないから、フライ油の変質し難い天ぷらの製造装置
になる。
ると、油槽2の底面に形成した溝18によって加熱部分
の表面積が拡大されるから、溝のないフライヤーに比べ
て加熱器20による熱エネルギーの油槽2への伝導効率
が高まり、また揚げ滓が溝底部に少量溜まった場合でも
溝18の上方部分が揚げ滓で覆われない限りは過熱が起
こらないから、フライ油の変質し難い天ぷらの製造装置
になる。
【0041】また、溝18内に形成される油流によって
揚げ滓が下流側の沈澱槽19に蓄積され、適当な時にこ
の沈澱槽19の滓抜き孔21からまとめて揚げ滓を除去
できる。揚げ滓は、網や吸引ポンプなどによって沈澱槽
19から除去することもできる。
揚げ滓が下流側の沈澱槽19に蓄積され、適当な時にこ
の沈澱槽19の滓抜き孔21からまとめて揚げ滓を除去
できる。揚げ滓は、網や吸引ポンプなどによって沈澱槽
19から除去することもできる。
【0042】そして、回転翼17の油流によって攪拌さ
れた揚げ滓は、溝18の上方のコンベヤ3の水平搬送路
Cの反転面で浮き上がりを防止されるので、効率よく沈
殿槽19に集めることができる。
れた揚げ滓は、溝18の上方のコンベヤ3の水平搬送路
Cの反転面で浮き上がりを防止されるので、効率よく沈
殿槽19に集めることができる。
【0043】なお、図1中番号22、23は、ネットコ
ンベヤ14の前端とネットコンベヤ15の後端が重なり
揚げ種1が移乗する位置で発生する揚げ滓を収容する沈
殿槽22およびその滓抜き孔23である。このような滓
抜き孔23(21)には、適宜に開閉可能な栓を取り付
けて用いている。
ンベヤ14の前端とネットコンベヤ15の後端が重なり
揚げ種1が移乗する位置で発生する揚げ滓を収容する沈
殿槽22およびその滓抜き孔23である。このような滓
抜き孔23(21)には、適宜に開閉可能な栓を取り付
けて用いている。
【0044】
【発明の効果】この発明の天ぷらの製造装置は、以上説
明したように、水平回転軸の回りに回転揺動する成形板
が接触ガイドにより姿勢制御されて水平を保ちながら、
揚げ種や衣に着油の衝撃を与えることなく油中に浸漬さ
れるので、型崩れのない良質の天ぷらが安定して多量に
製造可能となり、しかもフライ油中の揚げ滓の発生量を
可及的に少量に抑制してフライ油の変質を抑制できるも
のとなる利点がある。
明したように、水平回転軸の回りに回転揺動する成形板
が接触ガイドにより姿勢制御されて水平を保ちながら、
揚げ種や衣に着油の衝撃を与えることなく油中に浸漬さ
れるので、型崩れのない良質の天ぷらが安定して多量に
製造可能となり、しかもフライ油中の揚げ滓の発生量を
可及的に少量に抑制してフライ油の変質を抑制できるも
のとなる利点がある。
【0045】より詳しくは、揚げ種や衣が分裂しないよ
うに低衝撃でフライ油中へ投入でき、しかも高温の油槽
近くの危険で熟練を要する成形作業を殆ど必要のない製
造装置となり、製造効率を充分に高めて天ぷらを製造で
きるものになる。
うに低衝撃でフライ油中へ投入でき、しかも高温の油槽
近くの危険で熟練を要する成形作業を殆ど必要のない製
造装置となり、製造効率を充分に高めて天ぷらを製造で
きるものになる。
【0046】また、天ぷらの製造装置において、油槽内
底部に回転翼を取りつけた発明では、上記利点に加えて
揚げ滓を沈澱槽に集めて除去できる利点があり、油槽底
面に溝を形成してこの部分を加熱するようにした発明で
は、熱の伝動効率が高まって底面が過熱し難くなる利点
がある。
底部に回転翼を取りつけた発明では、上記利点に加えて
揚げ滓を沈澱槽に集めて除去できる利点があり、油槽底
面に溝を形成してこの部分を加熱するようにした発明で
は、熱の伝動効率が高まって底面が過熱し難くなる利点
がある。
【0047】そして、溝上方のコンベヤの水平搬送路の
反転面で揚げ滓の浮き上がりを防止した発明では、油槽
底部に揚げ滓が多量に沈殿しないようになってフライヤ
ーの油槽底面の伝熱効率が高まり、しかも揚げ滓を沈澱
槽に集めて除去できるので、揚げ滓の除去作業が極めて
容易になり、これらの利点が総合されてフライ油がさら
に変質し難い天ぷらの製造装置となる。
反転面で揚げ滓の浮き上がりを防止した発明では、油槽
底部に揚げ滓が多量に沈殿しないようになってフライヤ
ーの油槽底面の伝熱効率が高まり、しかも揚げ滓を沈澱
槽に集めて除去できるので、揚げ滓の除去作業が極めて
容易になり、これらの利点が総合されてフライ油がさら
に変質し難い天ぷらの製造装置となる。
【図1】天ぷらの製造装置の全体説明図
【図2】コンベヤの平面図
【図3】下降搬送路に配置されたコンベヤの側断面図
【図4】図3のIV−IV線断面図
【図5】油槽底面の溝の拡大断面図
1 揚げ種 2 油槽 3 コンベヤ 4 モータ 5 チェーン 6 成形板 7 支持壁 8a、8b、8c 接触ガイド 9 ブラケット 10 レール 11 回転軸 12、13 スプロケット 14、15 ネットコンベヤ 16 モータ 17 回転翼 18 溝 19、22 沈殿槽 20 過熱器 21、23 滓抜き孔 A 下降搬送路 B、C 水平搬送路 O フライ油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻脇 義一 神戸市東灘区魚崎浜町17番地 植田製油株 式会社内 (72)発明者 井上 真理子 神戸市東灘区魚崎浜町17番地 植田製油株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 揚げ種を油槽内に供給するコンベヤを設
けた天ぷらの製造装置において、前記コンベヤを、無端
環状の牽引部材に成形板を水平回転軸で揺動可能に取り
付けて設け、このコンベヤを前記油槽内の油中に傾斜状
に進入する下降搬送路に配置し、この下降搬送路に沿っ
て前記成形板を水平状に姿勢制御する接触ガイドを設け
たことを特徴とする天ぷらの製造装置。 - 【請求項2】 油槽内底部に駆動力が入力される回転翼
を取りつけて特定方向に油流を形成し、この油流に沿わ
せて油槽底面に溝を形成すると共に油流の下流側に油槽
底面を凹ませた形状の沈澱槽を設け、前記溝の上方には
コンベヤの水平搬送路を配置した請求項1記載の天ぷら
の製造装置。 - 【請求項3】 油槽内にフライ油を溜め、このフライ油
を加熱する装置を設けた天ぷらの製造装置において、前
記油槽内底部に駆動される回転翼を取りつけて特定方向
に油流を形成し、この回転翼により形成される油流の下
流側に油槽底面を凹ませた形状の沈澱槽を設けた天ぷら
の製造装置。 - 【請求項4】 油槽内の底面に溝を形成し、この溝を形
成した油槽底面を加熱するようにした請求項3記載の天
ぷらの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8281697A JPH10272067A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 天ぷらの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8281697A JPH10272067A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 天ぷらの製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272067A true JPH10272067A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13784941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8281697A Pending JPH10272067A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 天ぷらの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10272067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194199A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Fuji Seisakusho:Kk | 食品の油揚げ装置 |
JP2008206622A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Tanico Corp | フライヤー |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP8281697A patent/JPH10272067A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194199A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Fuji Seisakusho:Kk | 食品の油揚げ装置 |
JP2008206622A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Tanico Corp | フライヤー |
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