JP2000014350A - 豆腐の製造方法及び製造装置 - Google Patents

豆腐の製造方法及び製造装置

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JP2000014350A
JP2000014350A JP10183579A JP18357998A JP2000014350A JP 2000014350 A JP2000014350 A JP 2000014350A JP 10183579 A JP10183579 A JP 10183579A JP 18357998 A JP18357998 A JP 18357998A JP 2000014350 A JP2000014350 A JP 2000014350A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 豆腐の製品価値を下げることなく、豆腐を自
動的かつ連続的に製造することのできる、豆腐の製造方
法及びその装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 凝固容器3内の豆乳を、上側無端コンベ
ア1により搬送し、反転部1aに到達するまでの間に凝
固させ豆腐Aを形成する。そして、前記反転部1aにお
いて、凝固容器3の反転の軌跡に従って、凝固容器内の
豆腐Aを上側無端コンベア1と同期同方向に走行する下
側無端コンベア2上に滑り出させ、そのまま下側無端コ
ンベア2により移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、豆腐の製造方法
及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】豆腐は
大豆から得られた豆乳に塩化マグネシウム等の凝固剤を
添加しつつ、凝固させることにより製造されるが、慎重
かつ丁寧に製造しないと、その製造過程中に豆腐が欠け
たりヒビ割れが生じたりし、製品価値を下げてしまうお
それがある。特に、絹豆腐に関しては、その可能性が高
い。
【0003】このため、従来、豆腐の製造はほとんど手
作業によるものであった。すなわち、凝固容器に豆乳及
び塩化マグネシウム等の凝固剤を投入し、熱湯槽等によ
って80度ぐらいに温度を保ち、豆乳を凝固させて豆腐
を形成する。次に、この豆腐を凝固容器から欠けたりし
ないようにゆっくり取り出した後、定型に切断し手作業
にて一丁ずつパックに包装したり、あるいは取り出した
豆腐を揚げるなどの調理を行ったりしていた。
【0004】しかしながら、この豆腐の製造は、上述の
ようにほとんどの作業が人による手作業であるために生
産効率が悪く、また、豆腐を直接手に触れるために非衛
生的であるという欠点があった。
【0005】この発明は、上述の問題に鑑みてなされた
ものであって、豆腐の製品価値を下げることなく、豆腐
を自動的かつ連続的に製造することのできる、豆腐の製
造方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る豆腐の製
造方法は、垂直面内で所定の軌跡に沿って循環走行する
上側無端コンベアに設けられた上向きの凝固容器に豆腐
成分を供給し、前記凝固容器が上側無端コンベアの反転
部に到達するまでに豆腐成分を凝固させて豆腐を形成
し、前記凝固容器が前記反転部において下向きに反転し
ていく過程で、凝固容器内に豆腐を、走行部の一部が前
記上側無端コンベアの反転部と対向する態様で設けら
れ、かつ同一方向に同期走行する下側無端コンベア上に
滑り出させることを特徴とするものである。
【0007】これによれば、凝固容器に供給された豆腐
成分は、上側無端コンベアによって搬送され反転部に到
達するまでの間に凝固し豆腐が形成される。そして、前
記反転部において凝固容器が下向きに反転する際に、凝
固容器内の豆腐はその自重により下方に力が作用し、下
側無端コンベア上に滑り出され、そのまま、下側無端コ
ンベアにより移送されていく。このため、豆腐の製品価
値を下げることなく、豆腐を自動的かつ連続的に製造す
ることができる。
【0008】また、この豆腐の製造方法は、豆腐成分を
収容しかつ凝固させる凝固容器が設けられ、かつこの凝
固容器が反転部において上向きから下向きへと反転して
いくように、垂直面内で所定の軌跡に沿って循環走行す
る上側無端コンベアと、走行路の一部が、前記上側無端
コンベアの前記反転部に対向する態様でかつ反転部と同
一方向に同期走行するように設けられるとともに、前記
凝固容器が前記上側無端コンベアの反転部において下向
きに反転していく過程で、凝固容器から滑り出される豆
腐を受領する下側無端コンベアとを備えたことを特徴と
する豆腐の製造装置によって行い得る。これによれば、
上述の豆腐の製造方法を簡単かつ確実に行うことができ
る。
【0009】また、上側無端コンベアの走行路の一部に
豆腐成分を凝固させ豆腐を形成するための加熱槽が設け
られると共に、下側無端コンベアの走行部の一部に豆腐
を揚げるための油槽が設けられるものとするのが好まし
い。これによれば、上側無端コンベアにおいて凝固容器
内の豆乳を、加熱槽で加熱することによって、確実に凝
固させ豆腐を形成することができると共に、下側無端コ
ンベアに滑り出され移送されてくる豆腐を、そのまま前
記油槽において揚げ調理することができる。
【0010】また、油槽内を走行する下側無端コンベア
の上方に豆腐を回転させるための回転機構が設けられる
ものとするのが好ましい。これによれば、油槽内を移送
される豆腐を回転機構により回転させることによって、
下側無端コンベアと接触している豆腐の下面を側面ある
いは上面にもってくることができるので、豆腐全体をま
んべんなく揚げることが可能となる。
【0011】また、前記凝固容器の少なくとも内面がシ
リコンゴムとなされていることが好ましい。これによれ
ば、豆腐とシリコンゴムとの間に水分膜が形成され、豆
腐が滑りやすい状態となるので、上側無端コンベアの反
転部において凝固容器が下向きに反転する際に、豆腐を
下側無端コンベアにスムーズに滑り出させることができ
る。なお、これは、凝固容器の内面にシリコンゴムが設
けられるものであってもよいし、凝固容器自体がシリコ
ンゴムからなるものであってもよい。
【0012】また、前記下側無端コンベアが弾力性のあ
る網状コンベアとなされていることが好ましい。これに
よれば、凝固容器から下側無端コンベアに滑り出される
豆腐の衝撃を吸収することができるので、形崩れするこ
となく、より安全に豆腐を製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、この発明に係
る豆腐製造装置の一実施形態を示す。
【0014】この豆腐製造装置は、一面開口の複数個の
凝固容器(3)が所定間隔ごとに一体に設けられた上側
無端コンベア(1)と該上側無端コンベア(1)の下方
に配置された下側無端コンベア(2)とを有している。
また、上側無端コンベア(1)と下側無端コンベア
(2)とは、右反転部(1a)(2a)において対向す
るように走行して、豆腐取出し部(4)を構成してお
り、該豆腐取出し部(4)における対向部間の間隔は、
前記凝固容器(3)の高さ相当から前方にいくに従って
次第に広くなっている。
【0015】上側無端コンベア(1)は、長さ方向に柔
軟に曲げることのできる網状の金属製ベルトで構成さ
れ、複数個のローラ(5)に巻き渡され、図示略の駆動
モータが回転駆動することによって、垂直面内において
ローラ(5)間を無端状に循環移動するものとなされて
いる。この実施形態では、上側無端コンベア(1)は、
図1の左側から右側に向かい、右反転部(1a)で下側
に反転し左側へと向かう時計回り方向の軌跡に沿って移
動するものとなされている。
【0016】そして、図1及び図2に示すように、上側
無端コンベア(1)の上側走行部の中間部は、4個のロ
ーラ(5)により加熱槽としての湯槽(6)内に押し込
まれる態様で、底面(7a)が水平で且つその両側が緩
やかな傾斜面(7b)の豆腐形成凹部(7)となされて
いる。この湯槽(6)は、その中に張られる湯により凝
固容器(3)を加熱するもので、上面が開口した平面視
矩形の容器形状となされており、外部底面には図示略の
加熱器が設けられ、湯の温度を豆乳(a)の凝固に最適
な温度である80度から85度に保つことができるよう
になっている。
【0017】また、前記凝固容器(3)は、豆乳(a)
を収容し豆腐(A)を形成するためのもので、ステンレ
ス製の上部開口の矩形筒体からなる。そして、図3に示
すように、凝固容器(3)の内面には、全面にわたって
肉厚の薄いシリコンゴム(9)が張着されている。この
シリコンゴム(9)は、その表面と豆腐(A)との接触
面において水分膜を形成するので、豆腐(A)がシリコ
ンゴム(9)表面にこびりつかず滑りやすい状態とな
り、凝固容器(3)から豆腐(A)をスムーズに取出す
ことができる。また、このシリコンゴム(9)は耐熱性
なる性質を有しているので、上述のように湯槽(6)内
における加熱に対しても十分に対応することができる。
なお、この実施形態では、凝固容器(3)内面のみをシ
リコンゴムとしたが、これに限らず、例えば、凝固容器
(3)自体をシリコンゴムで製作しても良い。
【0018】さらに、前記上側無端コンベア(1)の豆
腐形成凹部(7)の上方には、豆乳供給器(8)が設け
られている。この豆乳供給器(8)は、塩化マグネシウ
ム等の凝固剤を含んだ豆乳(a)と具(b)とを、上側
無端コンベア(1)により移送される凝固容器(3)に
供給するものである。これにより、前記凝固容器(3)
は、豆腐形成凹部(7)の傾斜面(7b)に沿って下り
ながら移送された後、水平面(7a)に到達した際に前
記供給器(8)によって豆乳(a)と具(b)が投入さ
れる。そして、豆乳(a)と具(b)が投入された凝固
容器(3)は、そのまま豆腐形成凹部(7)の水平面
(7a)上を移送され、傾斜面(7b)に沿って上がり
ながら移送され湯槽(6)から出るが、その間に凝固容
器(3)内の豆乳(a)が湯によって加熱され、凝固が
促進され、豆腐(A)が形成される。
【0019】なお、凝固容器(3)に供給した豆乳
(a)を確実に凝固させるために、上側無端コンベア
(1)を間欠的に移動するなどして、凝固容器(3)が
湯槽内に滞在する時間を長くするものとしてもよい。ま
た、この実施形態では、湯によって凝固容器(3)を加
熱するものとしたが、これに限らず、例えば、凝固容器
(3)に加熱ヒータを設けるものとしてもよいし、ある
いは、凝固容器(3)に供給する前に豆乳(a)自体を
あらかじめ加熱するものとしてもよい。また、具入り豆
腐を製造するものとして説明しているが、具入りでなく
てもよい。
【0020】下側無端コンベア(2)は、長さ方向に柔
軟に曲げることのできる網状の金属製コンベアで構成さ
れ、複数個のローラ(5)に巻き渡され、図示略の駆動
モータが回転駆動することによって、上側無端コンベア
(1)と同期して逆回りにローラ(5)間を無端状に循
環移動するものとなされている。この実施形態では、下
側無端コンベア(2)は、図1の右側から左側に向か
い、左反転部(2b)で下側に反転し右側へと向かう軌
跡に沿って反時計方向に移動するものとなされている。
従って、両コンベア(1)(2)が対向している豆腐取
出し部(4)では、両コンベア(1)(2)は同一方向
に移動するものとなされている。
【0021】また、下側無端コンベア(1)の右部は長
さ方向に上向きに傾斜しており、上側無端コンベア
(1)の右反転部(1a)との間には、上述のように前
記凝固容器(3)の高さ相当の間隔から前方にいくに従
って次第に広くなる豆腐取出し部(4)を形成してい
る。このため、上側無端コンベア(1)により豆腐取出
し部(4)まで移送されてきた凝固容器(3)は、豆腐
(A)を収容したまま上面を下側無端コンベア(2)に
接触される。そして、この豆腐取出し部(4)におい
て、凝固容器(3)は、そのまま上側無端コンベア
(1)の反転軌跡に従って開口部を序々に下向きにされ
つつ移送される一方、凝固容器(3)の豆腐(A)は、
図3に示すように、豆腐取出し部(4)の間隔が広がる
につれて、その自重により下側無端コンベア(2)に徐
々に滑り出されていく。
【0022】なお、下側無端コンベア(2)は網状のコ
ンベアからなるものなので、凝固容器から下側無端コン
ベアに滑り出された豆腐(A)の衝撃は緩和され、豆腐
(A)を崩すことなく凝固容器(3)から安全に滑り出
すことができる。また、下側無端コンベア上(1)には
一対の豆腐ストッパー(10)が所定間隔ごとに設けら
れており、凝固容器(3)から滑り出された豆腐(A)
が滑り落ちることを防止している。
【0023】また、下側無端コンベア(2)の上側走行
部の左部は、4個のローラ(5)により油槽(11)内
に押し込まれる態様で、底面(12a)が水平をなし且
つその両側が緩やかな傾斜面(12b)をなす豆腐揚げ
用凹部(12)となされている。この油槽(11)は、
下側無端コンベア(2)により移送されてきた豆腐
(A)の揚げ調理を行うためのもので、上面が開口した
平面視矩形の容器形状となされており、外部底面には図
示略の加熱器が設けられると共に、上方には豆腐(A)
を回転させる回転機(13)が設けられている。
【0024】このため、油槽(12)内を移送されてき
た豆腐(A)は、油槽の底面(12)において、反時計
方向に回転する回転機(13)の回転翼(13a)によ
り豆腐前面を引っ掛けられて90度回転する。この結
果、下側無端コンベア(2)と接触している豆腐(A)
の底面が前方を向いて揚油と接触することになるので、
豆腐(A)全体をまんべんなく揚げることができる。
【0025】さらに、下側無端コンベア(2)の左反転
部(2b)横にはシュート(14)が設けられており、
下側無端コンベア(2)により移送されてきた揚げ完了
後の豆腐(A)を順次収容するものとなされている。
【0026】次に、この豆腐製造装置による豆腐の製造
方法について説明する。
【0027】まず、湯槽(6)内及び油槽(11)内に
それぞれ水及び揚油を所定量満たし、図示略の加熱器に
よって水及び揚油を一定温度に加熱する。
【0028】次に、上側及び下側無端コンベア(1)
(2)を図示略の駆動モータにより同期同方向に駆動さ
せ、上側無端コンベア(1)に設けられた空の凝固容器
(3)を湯槽(6)内へ移送する。この湯槽(6)内に
移送されてきた凝固容器(3)は、豆腐形成凹部(7)
の水平面(7a)に到達した際に、供給器(8)から凝
固剤を含んだ豆乳(a)と具(b)が供給された後、そ
のまま水平面(7a)を移送され、傾斜面(7b)に沿
って上がりながら湯槽(6)から出て、その間に凝固容
器(3)内の豆乳(a)が凝固し豆腐(A)が形成され
る。
【0029】そして、上側無端コンベア(1)により豆
腐取出し部(4)まで移送されてきた凝固容器(3)
は、豆腐(A)を収容したまま上面を下側無端コンベア
(2)に接触させる。そして、この豆腐取出し部(4)
において、凝固容器(3)は上側無端コンベア(1)の
反転軌跡に従って移送される一方、凝固容器(3)の豆
腐(A)は、豆腐取出し部(4)の間隔が広がるにつれ
て、その自重により下側無端コンベア(2)に徐々に滑
り出されていく。なお、凝固容器の内面には全面にわた
って肉厚の薄いシリコンゴム(9)が張着されているの
で、豆腐(A)を凝固容器(3)からスムーズに滑り出
させることができる。
【0030】その後、この凝固容器から滑り出された豆
腐(A)は、下側無端コンベアにより油槽(11)まで
移送され、該油槽(11)内を移送される間に揚げ調理
が行われる。特に、油槽(11)上方には回転機(1
3)が設けられており、豆腐(A)は回転機(13)の
回転翼(13a)によって90度回転せしめられること
により、下側無端コンベア(2)と接触している豆腐
(A)の底面が油に接触するので、豆腐全体をまんべん
なく揚げることができる。
【0031】そして、揚げ調理がなされた豆腐(A)
は、油槽(11)から出た後、そのまま下側無端コンベ
ア(2)の左反転部(2b)まで移送され、そこで左反
転部(2b)横に設けられたシュート(14)に順次収
容される。
【0032】こうして、凝固容器(3)内における豆腐
の形成、凝固容器(3)からの豆腐(A)の離脱及び豆
腐(A)の揚げ調理を、上側及び下側無端コンベアの一
連の移送により行うことによって、豆腐(A)の製品価
値を下げることなく、豆腐(A)を自動的かつ連続的に
製造することが可能となる。
【0033】なお、以上の実施形態では、製造した豆腐
を揚げるための油槽(11)を設けたが、油槽(11)
は設けなくてもよい。ただ、揚げ豆腐を連続的に製造す
る場合には、本実施形態のように油槽を設けるのがよ
い。
【0034】また、凝固容器(3)を上側無端コンベア
(1)に長さ方向に一列に設けるものとしたが、これに
限らず、長さ方向に複数列に設けるものとしても良い。
【0035】
【発明の効果】この発明は、垂直面内で所定の軌跡に沿
って循環走行する上側無端コンベアに設けられた上向き
の凝固容器に豆腐成分を供給し、前記凝固容器が上側無
端コンベアの反転部に到達するまでに豆腐成分を凝固さ
せて豆腐を形成し、前記凝固容器が前記反転部において
下向きに反転していく過程で、凝固容器内に豆腐を、走
行部の一部が前記上側無端コンベアの反転部と対向する
態様で設けられ、かつ同一方向に同期走行する下側無端
コンベア上に滑り出させることを特徴とするので、豆腐
の製品価値を下げることなく、豆腐を自動的かつ連続的
に製造することができる。
【0036】請求項2に係る発明は、豆腐製造装置であ
って、豆腐成分を収容しかつ凝固させる凝固容器が設け
られ、かつこの凝固容器が反転部において上向きから下
向きへと反転していくように、垂直面内で所定の軌跡に
沿って循環走行する上側無端コンベアと、走行路の一部
が、前記上側無端コンベアの前記反転部に対向する態様
でかつ反転部と同一方向に同期走行するように設けられ
るとともに、前記凝固容器が前記上側無端コンベアの反
転部において下向きに反転していく過程で、凝固容器か
ら滑り出される豆腐を受領する下側無端コンベアとを備
えたことを特徴とするので、上述の豆腐の製造方法を、
簡単かつ確実に行うことができる。
【0037】請求項3にかかる発明は、上側無端コンベ
アの走行路の一部に豆腐成分を凝固させ豆腐を形成する
ための加熱槽が設けられると共に、下側無端コンベアの
走行部の一部に豆腐を揚げるための油槽が設けられるこ
とを特徴とするので、上側無端コンベアにおいて凝固容
器内の豆乳を、加熱槽で加熱することによって、確実に
凝固させ豆腐を形成することができると共に、下側無端
コンベアに滑り出され移送されてくる豆腐を、そのまま
前記油槽において揚げ調理を行うことができる。
【0038】請求項4に係る発明は、油槽内に豆腐を回
転させるための回転機が設けられることを特徴とするの
で、油槽中を移送される豆腐を回転機構により回転させ
ることによって、下側無端コンベアと接触している豆腐
の下面を側面あるいは上面にもってくることができる。
このため、豆腐全体をまんべんなく揚げることが可能と
なる。
【0039】請求項5に係る発明は、凝固容器の少なく
とも内面がシリコンゴムとなされることを特徴とするの
で、豆腐とシリコンゴムとの間に水分膜が形成され、豆
腐が滑りやすい状態となる。このため、上側無端コンベ
アの反転部において凝固容器が反転する際に、豆腐をス
ムーズに滑り出させることができる。
【0040】請求項6に係る発明は、下側無端コンベア
が弾力性のある網状コンベアとなされることを特徴とす
るので、凝固容器から下側無端コンベアに滑り出された
豆腐の衝撃を緩和することができる。このため、形崩れ
することなく、より安全に豆腐を製造することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る豆腐製造装置の全体を示す断面
図である。
【図2】図1の上側無端コンベアの上面図である。
【図3】図1のI部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1・・・上側無端コンベア 2・・・下側無端コンベア 3・・・凝固容器 4・・・取出し部 6・・・湯槽 7・・・豆腐形成凹部 8・・・投入等供給器 10・・・豆腐ストッパー 11・・・油槽 12・・・豆腐揚げ用凹部 13・・・回転機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B020 LB04 LB05 LC09 LC10 LG01 LG06 LK20 LP03 LP07 LP23 LP25 LP26 LR03 LR04 LR06 LR10 LS02 LS03 LS04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直面内で所定の軌跡に沿って循環走行
    する上側無端コンベアに設けられた上向きの凝固容器に
    豆腐成分を供給し、前記凝固容器が上側無端コンベアの
    反転部に到達するまでに豆腐成分を凝固させて豆腐を形
    成し、 前記凝固容器が前記反転部において下向きに反転してい
    く過程で、凝固容器内に豆腐を、走行部の一部が前記上
    側無端コンベアの反転部と対向する態様で設けられ、か
    つ同一方向に同期走行する下側無端コンベア上に滑り出
    させることを特徴とする豆腐の製造方法。
  2. 【請求項2】 豆腐成分を収容しかつ凝固させる凝固容
    器が設けられ、かつこの凝固容器が反転部において上向
    きから下向きへと反転していくように、垂直面内で所定
    の軌跡に沿って循環走行する上側無端コンベアと、 走行路の一部が、前記上側無端コンベアの前記反転部に
    対向する態様でかつ反転部と同一方向に同期走行するよ
    うに設けられるとともに、前記凝固容器が前記上側無端
    コンベアの反転部において下向きに反転していく過程
    で、凝固容器から滑り出される豆腐を受領する下側無端
    コンベアとを備えたことを特徴とする豆腐の製造装置。
  3. 【請求項3】 上側無端コンベアの走行路の一部に豆腐
    成分を凝固させ豆腐を形成するための加熱槽が設けられ
    ると共に、下側無端コンベアの走行部の一部に豆腐を揚
    げるための油槽が設けられていることを特徴とする請求
    項2に記載の豆腐の製造装置。
  4. 【請求項4】 油槽内を走行する下側無端コンベアの上
    方に、豆腐を回転させるための回転機構が設けられてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の豆腐の製造装置。
  5. 【請求項5】 凝固容器の少なくとも内面がシリコンゴ
    ムによって形成されていることを特徴とする請求項2な
    いし請求項4に記載の豆腐の製造装置。
  6. 【請求項6】 下側無端コンベアが弾力性のある網状コ
    ンベアとなされていることを特徴とする請求項2ないし
    請求項5に記載の豆腐の製造装置。
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Cited By (11)

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