JPH10271624A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH10271624A
JPH10271624A JP9067793A JP6779397A JPH10271624A JP H10271624 A JPH10271624 A JP H10271624A JP 9067793 A JP9067793 A JP 9067793A JP 6779397 A JP6779397 A JP 6779397A JP H10271624 A JPH10271624 A JP H10271624A
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JP
Japan
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transformer
bus
circuit
instrument
gas
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JP9067793A
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Yasutaka Shimizu
康隆 清水
Akihisa Okada
明久 岡田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の小形化と回線長寸法の短縮を図り、装
置全体を縮小したガス絶縁開閉装置を提供する。 【解決手段】 主母線1B,2Bの長手方向に母線区分
回線を接続する。母線区分回線を、母線区分回線用遮断
器10Aの両端に配置された母線断路器11A,11B
とその外側に配置された母線区分回線用接地開閉器12
A,12Bと計器用変圧器13A,13Bと分岐母線1
4A,14Bによって構成する。金属容器20の一端
を、ガス区分スペーサS1を介して分岐母線側の容器に
接続し、他端をガス区分スペーサS2を介して母線区分
用断路器11A,11Bの主胴部に接続する。金属容器
20内に、接地開閉器用導体D1をガス区分スペーサS
1によって支持する。母線区分回線用接地開閉器12
A,12Bと計器用変圧器13A,13Bを、共通の金
属容器20に配置構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ガスを充填し
た接地金属容器内に充電部を収容したガス絶縁開閉装置
に係り、特に、超高電圧(UHV)送電方式における基
幹系統用に適したガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電力需要の増大と、発電所立地点
の遠距離化に伴い、大電力の安定した送電の必要性が高
まっている。このため、次の電力系統を担う送電系統と
して、1000kV級のUHV(Ultra High
Voltage)送電が注目されている。このUHV
送電は、長距離大容量送電、基幹外輪系統などの大電力
送電に伴う系統安定度、系統短絡電流の増大などの技術
的課題を解決すると共に、送電ルート数の削減、送電損
失の低減が図れる効果的な送電方式であり、我が国及び
諸外国で開発・実用化が進められている。
【0003】このUHV送電系統に用いられる開閉装置
としては、絶縁性能に優れたガス絶縁開閉装置が適して
いる。このようなUHV送電系統に用いられるガス絶縁
開閉装置の一例を、図14〜19に従って以下に説明す
る。なお、図14は母線区分回線の平面図、図15は図
14の矢視C−C側面図を、図16は母線区分回線用断
路器11A近傍の側面透視図、図17は変圧器回線の平
面図、図18は図17の矢視D−D側面図、図19は変
圧器回線用接地開閉器12C近傍の側面透視図を示した
ものである。
【0004】まず、図14に示すように、主母線1B,
2Bに対して、その長手方向に母線区分回線が接続され
ている。この母線区分回線は、図15及び図16に示す
ように、母線区分回線用遮断器10Aの両端に配置され
た母線区分回線用断路器11A,11Bとその外側に配
置された母線区分回線用接地開閉器12A,12Bと計
器用変圧器13A,13Bと分岐母線14A,14Bに
よって構成されている。
【0005】また、図14に示すように、主母線1B,
2Bに対して、これに直交する方向に変圧器回線が接続
されている。この変圧器回線は、図17〜19に示すよ
うに、変圧器回線用遮断器10cの両端に変流器15c
が設けられ、さらにその主母線側に配置された母線区分
回線用断路器11C、変圧器側に配置された母線区分回
線用接地開閉器12C、計器用変圧器13C及び分岐母
線14Cによって構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なガス絶縁開閉装置に用いられる接地開閉器、計器用変
圧器、断路器、遮断器といった各機器は、大容量、高電
圧化に伴い、従来の550kV系統に用いられる機器と
比べて大型化し、各機器はそれぞれ単独の金属容器内に
収納されているので、ガス絶縁開閉装置が大型化するこ
とになる。
【0007】ここで、図14に示すように、ガス絶縁開
閉装置の主母線方向の寸法は、主母線1B,2Bと直交
する方向に引き出された変圧器回線間寸法L2と、母線
区分回線の長さ寸法L1により決定される。従って、主
母線方向の縮小化のためには、変圧器回線間寸法L2と
母線区分回線の長さ寸法L1の縮小が必要となる。
【0008】しかし、変圧器回線間寸法L2は、変圧器
回線用遮断器10Cのタンク外径寸法と据付作業スペー
スにより決まるので、更なる縮小化は困難である。ま
た、母線区分回線の長さ寸法L1においては、母線区分
回線用断路器11A,11Bと母線区分回線用遮断器1
0A間寸法L4は、必要最小限の長さ寸法にて構成され
ている。そして、その外側の機器である母線区分回線用
接地開閉器12A,12Bと計器用変圧器13A,13
Bは、それぞれ専用の金属容器20内に配置されている
ため、母線軸方向スペースがそれぞれ必要となる。従っ
て、母線区分回線寸法L1の更なる縮小化も困難であ
る。
【0009】一方、ガス絶縁開閉装置の主母線に直交す
る方向の寸法は、図17に示すように、変圧器回線長さ
寸法L7により決定される。従って、主母線に直交する
方向の縮小化のためには、各回線長さ寸法L7の短縮が
必要となる。しかし、この変圧器回線においても、変圧
器回線用断路器11Cと変圧器回線用遮断器10C間寸
法L6は必要最小限の長さ寸法にて構成されている。そ
して、その外側の機器である変圧器回線用接地開閉器1
2Cと計器用変圧器13Cは、それぞれ専用の金属容器
20内に配置されているため、母線軸方向スペースがそ
れぞれ必要となる。従って、変圧器回線寸法L7の更な
る縮小化も困難である。
【0010】本発明は上記のような従来技術の問題点を
解決するために提案されたものであり、その目的は、各
回線内を構成する機器の中で、接地開閉器及び計器用変
圧器の配置を改良することによって、機器の小形化と回
線長寸法の短縮を図り、装置全体を縮小したガス絶縁開
閉装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1〜3記載の発明は、母線区分回線内におけ
る遮断器の両端に、断路器を介して母線区分回線用接地
開閉器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置
において、以下のような技術的特徴を有する。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明は、前記母
線区分回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器が、共通
の金属容器内に配置されていることを特徴とする。以上
のような請求項1記載の発明では、これまでそれぞれ単
独の機器として構成されていた母線区分回線用接地開閉
器と計器用変圧器を同一の金属容器内に配置することに
よって、機器構成の簡素化と縮小化により主母線長を短
縮できる。
【0013】請求項2記載の発明は、前記母線区分回線
用接地開閉器が、前記断路器本体内部に配置されている
ことを特徴とする。以上のような請求項2記載の発明
は、母線区分回線用接地開閉器を断路器本体内部に配置
することによって主母線軸方向寸法を縮小し、母線区分
回線長を短縮できる。
【0014】請求項3記載の発明は、前記母線区分回線
用接地開閉器及び前記計器用変圧器が、前記断路器本体
内部に配置されていることを特徴とする。以上のような
請求項3記載の発明では、これまでそれぞれ単独の機器
として構成されていた母線区分回線内の母線区分回線用
接地開閉器と計器用変圧器の両方を、断路器本体内部に
配置することによって機器の簡素化を図り、母線区分回
線長を短縮できる。
【0015】また、請求項4〜9記載の発明は、変圧器
回線内における遮断器の変圧器側母線上に、変圧器回線
用接地開閉器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開
閉装置において、以下のような技術的特徴を有する。
【0016】すなわち、請求項4記載の発明は、前記変
圧器回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器が、同一の
金属容器内に配置されていることを特徴とする。以上の
ような請求項4記載の発明では、これまでそれぞれ単独
の機器として構成されていた変圧器回線用接地開閉器と
計器用変圧器を同一の金属容器内に配置することによっ
て機器を縮小化し、変圧器回線長を短縮することができ
る。
【0017】請求項5記載の発明は、前記変圧器回線用
接地開閉器及び前記計器用変圧器が、前記計器用変流器
と同一の金属容器内に配置されていることを特徴とす
る。以上のような請求項5記載の発明では、これまでそ
れぞれ単独の機器として構成されていた変圧器側母線接
地開閉器と計器用変圧器を、計器用変流器と同一の金属
容器内に配置することによって、変圧器回線長を短縮で
きる。
【0018】請求項6記載の発明は、前記変圧器回線用
接地開閉器が、前記遮断器の軸線と直交する母線内に配
置され、前記計器用変圧器が、前記計器用変流器と同一
の金属容器内に配置されていることを特徴とする。以上
のような請求項6記載の発明では、変圧器側母線接地開
閉器を遮断器の軸線と直交する母線内に配置し、計器用
変圧器を計器用変流器と同一の金属容器内に配置するこ
とによって、各機器単独の金属容器を削減して、機器の
縮小化と構造の簡素化を実現し、変圧器回線長を短縮で
きる。
【0019】請求項7記載の発明は、前記計器用変圧器
が、前記遮断器の軸線と直交する母線内に配置され、前
記変圧器回線用接地開閉器が、計器用変流器と同一の金
属容器内に配置されていることを特徴とする。以上のよ
うな請求項7記載の発明では、計器用変圧器を遮断器の
軸線と直交する母線内に配置し、変圧器側母線接地開閉
器を計器用変流器と同一の金属容器内に配置することに
よって、各機器単独の金属容器を削減して、機器の縮小
化と構造の簡素化を実現し、変圧器回線長を短縮でき
る。
【0020】請求項8記載の発明は、前記変圧器回線用
接地開閉器及び前記計器用変圧器が、前記遮断器の軸線
と直交する母線内に配置されていることを特徴とする。
以上のような請求項8記載の発明では、これまでそれぞ
れ単独の機器として構成された変圧器回線用接地開閉器
と計器用変圧器を、遮断器の軸線と直交する母線内に配
置することによって機器を縮小化し、変圧器回線長を短
縮できる。
【0021】請求項9記載の発明は、前記遮断器の軸線
と直交する母線内に、柱状絶縁物によって導体が支持さ
れ、前記導体に、前記変圧器回線用接地開閉器及び前記
計器用変圧器が配置構成されていることを特徴とする。
以上のような請求項9記載の発明では、これまでそれぞ
れ単独の機器として構成されていた変圧器回線用接地開
閉器と計器用変圧器を、遮断器の軸線と直交する母線内
に柱状絶縁物によって支持された導体に配置構成するこ
とによって、導体支持用のガス区分スペーサの削減を可
能とし、機器を縮小化して変圧器回線長を短縮できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のガス絶縁開閉装置の実施
の形態を、図面に従って以下に説明する。なお、図14
〜19に示した従来技術と同様の部材は同一の符号を付
し、説明は省略する。
【0023】(1)第1の実施の形態 請求項1記載の発明に対応する一つの実施の形態を第1
の実施の形態として、図1〜3に従って以下に説明す
る。なお、図1はガス絶縁開閉装置の配置構成を示す平
面図、図2は図1のガス絶縁開閉装置の矢視A−A側面
図、図3は母線区分回線用断路器11A近傍の側面断面
図である。
【0024】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態の基本構成は、図14〜
19に示した従来技術と同様である。但し、図1〜3に
示すように、本実施の形態においては、金属容器20の
一端が、ガス区分スペーサS1を介して分岐母線14
A,14B側の容器に接続され、他端がガス区分スペー
サS2を介して母線区分回線用断路器11A,11Bの
主胴部に接続されている。この金属容器20内には、接
地開閉器用導体D1が、ガス区分スペーサS1によって
支持されている。そして、母線区分回線用接地開閉器1
2A,12Bと計器用変圧器13A,13Bが、共通の
金属容器20に配置構成されている。
【0025】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
母線区分回線用接地開閉器12A,12Bと計器用変圧
器13A,13Bとがそれぞれ一体化され、共通の金属
容器20に配置構成されているので、金属容器とガス区
分スペーサを一部省略できる。従って、母線長の短縮に
よる母線区分回線長L1の縮小と構造の簡素化によるコ
ストダウンが可能となり、経済的且つコンパクトで、U
HV送電系統に適したガス絶縁開閉装置となる。
【0026】(2)第2の実施の形態 請求項2記載の発明に対応する一つの実施の形態を第2
の実施の形態として、図4に従って以下に説明する。な
お、図4は母線区分回線用断路器11A周辺の側面断面
図を示すが、母線区分回線用遮断器10Aを挟んで各機
器は対称に配置されているので、母線区分回線用断路器
11B周辺も同様の構成である。
【0027】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態は、第1の実施の形態と
ほぼ同様の構成であるが、図4に示すように、母線区分
回線用接地開閉器12A,12Bの配置位置が異なる。
つまり、母線区分回線用接地開閉器12A,12Bは、
母線区分回線用断路器11A,11Bの主胴部に配置構
成されている。そして、計器用変圧器13A,13B
は、専用の金属容器20に配置構成され、母線区分回線
用断路器11A,11Bの下部分岐母線に対して、ガス
区分スペーサS2を介して接続されている。
【0028】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
母線区分回線用接地開閉器12A,12Bと母線区分回
線用断路器11A,11Bとがそれぞれ一体化されてい
るので、従来主母線上に必要であった母線区分回線用接
地開閉器12A,12B用のスペースを削減でき、計器
用変圧器13A,13B単独の製作に必要なスペースの
み確保すればよいため、金属容器20の全長を短縮化す
ることができる。従って、母線区分回線長11の縮小化
と、構造の簡素化によるコストダウンが可能となり、経
済的且つコンパクトで、UHV送電系統に適したガス絶
縁開閉装置となる。
【0029】(3)第3の実施の形態 請求項3記載の発明に対応する一つの実施の形態を第3
の実施の形態として、図5に従って以下に説明する。な
お、図5は、母線区分回線用断路器11A周辺の側面断
面図を示すが、母線区分回線用遮断器10Aを挟んで各
機器は対称に配置されているので、母線区分回線用断路
器11B周辺も同様の構成である。
【0030】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態は、第1の実施の形態と
ほぼ同様の構成であるが、図5に示すように、母線区分
回線用接地開閉器12A,12Bが母線区分回線用断路
器11A,11Bの主胴部に配置構成され、計器用変圧
器13A,12Bは母線区分回線用断路器11A,11
Bの下部分岐母線に配置構成されているので、独立した
金属容器20及びこれを接続する絶縁スペーサS2が省
略されている。
【0031】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
従来必要であった母線区分回線用接地開閉器12A,1
2Bと計器用変圧器13A,13B用の金属容器20及
びガス区分スペーサS1を省略したので、母線区分回線
長11をより一層縮小することができ、構造の簡素化に
よるコストダウンが可能となり、経済的且つコンパクト
で、UHV送電系統に適したガス絶縁開閉装置となる。
【0032】(4)第4の実施の形態 請求項4記載の発明に対応する一つの実施の形態を第4
の実施の形態として、図6〜8に従って以下に説明す
る。なお、図6は変圧器回線の平面図、図7は図6のガ
ス絶縁開閉装置の矢視B−B側面図、図8は変圧器回線
用接地開閉器12C近傍の側面断面図である。
【0033】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態の基本構成は、図14〜
19に示した従来技術と同様である。但し、図6〜8に
示すように、本実施の形態においては、金属容器20の
一端が、ガス区分スペーサS1を介して変流器15C側
の容器に接続され、他端がガス区分スペーサS2を介し
て分岐母線14C側の容器に接続されている。そして、
変圧器母線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13C
が、共通の金属容器20に配置構成されている。さら
に、接地開閉器用導体D1はガス区分スペーサS1に支
持されている。
【0034】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13Cが
共通の金属容器20に配置構成され、一体化されている
ので、金属容器とガス区分スペーサを一部省略できる。
従って、変圧器回線長L7の縮小化と、母線構造の簡素
化によるコストダウンが可能となり、経済的且つコンパ
クトで、UHV送電系統に適したガス絶縁開閉装置とな
る。
【0035】(5)第5の実施の形態 請求項5記載の発明に対応する一つの実施の形態を第5
の実施の形態として、図9に従って以下に説明する。な
お、図9は変圧器回線の側面断面図を示す。
【0036】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態は、第4の実施の形態と
ほぼ同様の構成であるが、図9に示すように、金属容器
20及びガス区分スペーサS2は省略され、計器用変圧
器13Cと変圧器回線用接地開閉器12Cとは、変圧器
回線用変流器15Cの金属容器21に配置構成されてい
る。そして、接地開閉器用導体D1はガス区分スペーサ
S1に支持されている。
【0037】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13Cの
機器専用の金属容器20とガス区分スペーサS2を省略
したので、変圧器回線長17の縮小化と、専用金属容器
20の削除によるコストダウンにより、経済的且つコン
パクトで、UHV送電系統に適したガス絶縁開閉装置と
なる。
【0038】(6)第6の実施の形態 請求項6記載の発明に対応する一つの実施の形態を第6
の実施の形態として、図10に従って以下に説明する。
なお、図10は、変圧器回線の側面断面図を示す。
【0039】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態の基本構成は、第4の実
施の形態とほぼ同様の構成であるが、図10に示すよう
に、変圧器回線用接地開閉器12Cは変圧器回線用遮断
器10Cと直交配置される分岐母線14Cの金属容器2
2に配置構成され、変圧器回線用接地開閉器12Cと導
体D1はガス区分スペーサS1によって支持されてい
る。また、計器用変圧器13Cは、変圧器回線用変流器
15Cの金属容器21に配置構成されている。
【0040】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
分岐母線14Cに変圧器回線用接地開閉器12Cを配置
構成し、計器用変圧器13Cは計器用変流器15Cと同
一の金属容器21に配置構成されているので、遮断器2
7の軸方向における変圧器回線用接地開閉器12Cの設
置スペースを削減できる。従って、変圧器回線長L7の
縮小化と、専用金属容器20の削除によるコストダウン
が可能となり、経済的且つコンパクトで、UHV送電系
統に適したガス絶縁開閉装置となる。
【0041】(7)第7の実施の形態 請求項7記載の発明に対応する一つの実施の形態を第7
の実施の形態として、図11に従って以下に説明する。
なお、図11は、変圧器回線の側面断面図を示す。
【0042】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態の基本構成は、第4の実
施の形態とほぼ同様の構成であるが、図11に示すよう
に、計器用変圧器13Cが、変圧器回線用遮断器10C
と直交配置される分岐母線14Cの金属容器22に配置
構成されている。そして、導体D1をガス区分スペーサ
S1に支持された変圧器回線用接地開閉器12Cは、変
圧器回線用変流器15Cの金属容器21に配置構成され
ている。
【0043】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
分岐母線14Cの金属容器22に計器用変圧器13Cを
配置構成し、変圧器回線用変流器15Cの金属容器21
に変圧器回線用接地開閉器12Cを配置構成すること
で、変圧器回線用遮断器10Cの軸方向における計器用
変圧器13Cの設置スペースを削減できる。従って、変
圧器回線長L7の縮小化と、専用金属容器20の削除に
よるコストダウンが可能となり、経済的且つコンパクト
で、UHV送電系統に適したガス絶縁開閉装置となる。
【0044】(8)第8の実施の形態 請求項8記載の発明に対応する一つの実施の形態を第8
の実施の形態として、図12に従って以下に説明する。
なお、図12は、変圧器回線の側面断面図を示す。
【0045】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態の基本構成は、第4の実
施の形態とほぼ同様の構成であるが、図12に示すよう
に、変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13
Cとが、共に変圧器回線用遮断器10Cと直交配置され
る金属容器22に配置構成され、変圧器回線用接地開閉
器12Cの導体D1は分岐に取り付けられたガス区分ス
ペーサS1により支持されている。
【0046】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
分岐母線14Cの金属容器22内に変圧器回線用接地開
閉器12Cと計器用変圧器13Cを共に配置構成するこ
とで、変圧器回線用遮断器10Cの軸方向における変圧
器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13Cの設置
スペースを削減できる。従って、変圧器回線長L7の縮
小化と、専用金属容器20の削除によるコストダウンが
可能となり、経済的且つコンパクトで、UHV送電系統
に適したガス絶縁開閉装置となる。
【0047】(9)第9の実施の形態 請求項9記載の発明に対応する一つの実施の形態を第9
の実施の形態として、図13に従って以下に説明する。
なお、図13は変圧器回線の側面断面図を示す。
【0048】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態の基本構成は、第4の実
施の形態とほぼ同様の構成であるが、図13に示すよう
に、変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13
Cは、変圧器回線用遮断器10Cと直交配置される分岐
母線14Cの金属容器22に配置構成されている。さら
に、変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13
Cの導体D1,D2は、金属容器22内に配置された柱
状絶縁物S3により支持されている。
【0049】(作用効果)以上のような構成を有する本
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用変圧器13Cを
分岐母線14Cの金属容器22に配置構成し、導体D
1,D2を柱状絶縁部S3にて支持することで、導体D
1,D2の支持固定に必要であったガス区分スペーサS
1を省略できるとともに、変圧器回線用遮断器10Cの
軸方向における変圧器回線用接地開閉器12Cと計器用
変圧器13Cの設置スペースを削減できる。したがっ
て、変圧器回線長L7の縮小化と、専用金属容器20の
削除によるコストダウンが可能となり、経済的且つコン
パクトで、UHV送電系統に適したガス絶縁開閉装置と
なる。
【0050】(10)他の実施の形態 本発明は上記のような実施の形態に限定されるものでは
なく、各部材の配置、数等は適宜変更可能である。例え
ば、主母線数やこれに設ける各機器の数は、上記の実施
の形態に限定されるものではない。また、請求項1〜3
の母線区分回線長の短縮化と請求項4〜9の変圧器回線
長の短縮化は、自由に組み合わせて実施可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各回線内を構成する機器の中で、接地開閉器及び計器用
変圧器の配置を改良することによって、機器の小形化と
回線長寸法の短縮を図り、装置全体を縮小したガス絶縁
開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態
を示す平面図である。
【図2】本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態
を示す側面図である。
【図3】本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態
を示す側面断面図である。
【図4】本発明のガス絶縁開閉装置の第2の実施の形態
を示す側面断面図である。
【図5】本発明のガス絶縁開閉装置の第3の実施の形態
を示す側面断面図である。
【図6】本発明のガス絶縁開閉装置の第4の実施の形態
を示す平面図である。
【図7】本発明のガス絶縁開閉装置の第4の実施の形態
を示す側面図である。
【図8】本発明のガス絶縁開閉装置の第4の実施の形態
を示す側面断面図である。
【図9】本発明のガス絶縁開閉装置の第5の実施の形態
を示す側面断面図である。
【図10】本発明のガス絶縁開閉装置の第6の実施の形
態を示す側面断面図である。
【図11】本発明のガス絶縁開閉装置の第7の実施の形
態を示す側面断面図である。
【図12】本発明のガス絶縁開閉装置の第8の実施の形
態を示す側面断面図である。
【図13】本発明のガス絶縁開閉装置の第9の実施の形
態を示す側面断面図である。
【図14】従来のガス絶縁開閉装置の一例における母線
区分回線を示す平面図である。
【図15】図14の従来例における母線区分回線を示す
側面図である。
【図16】図14の従来例における母線区分回線を示す
側面断面図である。
【図17】図14の従来例における変圧器回線を示す平
面図である。
【図18】図14の従来例における変圧器回線を示す側
面図である。
【図19】図14の従来例における変圧器回線の側面断
面図である。
【符号の説明】
1B,2B…主母線 10A…母線区分回線用遮断器 10C…変圧器回線用遮断器 11A,B…母線区分回線用断路器 11C…変圧器回線用断路器 12A,12B…母線区分回線用接地開閉器 12C…変圧器回線用接地開閉器 13A,B,C…計器用変圧器 14A,B,C…分岐母線 20,21,22…金属容器 L1…母線区分回線長 L2…回線間寸法 L3…遮断器相間寸法 L4…断路器〜遮断器間寸法 L6…断路器〜遮断器間寸法 L7…変圧器回線長 S1,S2…ガス区分スペーサ S3…柱状絶縁物

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母線区分回線内における遮断器の両端
    に、断路器を介して母線区分回線用接地開閉器及び計器
    用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置において、 前記母線区分回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器
    が、共通の金属容器内に配置されていることを特徴とす
    るガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 母線区分回線内における遮断器の両端
    に、断路器を介して母線区分回線用接地開閉器及び計器
    用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置において、 前記母線区分回線用接地開閉器が、前記断路器本体内部
    に配置されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 母線区分回線内における遮断器の両端
    に、断路器を介して母線区分回線用接地開閉器及び計器
    用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置において、 前記母線区分回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器
    が、前記断路器本体内部に配置されていることを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 変圧器回線内における遮断器の変圧器側
    母線上に、変圧器回線用接地開閉器及び計器用変圧器が
    接続されたガス絶縁開閉装置において、 前記変圧器回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器が、
    同一の金属容器内に配置されていることを特徴とするガ
    ス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 変圧器回線内における遮断器の変圧器側
    母線上に、計器用変流器を介して変圧器回線用接地開閉
    器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置にお
    いて、 前記変圧器回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器が、
    前記計器用変流器と同一の金属容器内に配置されている
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  6. 【請求項6】 変圧器回線内における遮断器の変圧器側
    母線上に、計器用変流器を介して変圧器回線用接地開閉
    器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置にお
    いて、 前記変圧器回線用接地開閉器が、前記遮断器の軸線と直
    交する母線内に配置され、 前記計器用変圧器が、前記計器用変流器と同一の金属容
    器内に配置されていることを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
  7. 【請求項7】 変圧器回線内における遮断器の変圧器側
    母線上に、計器用変流器を介して変圧器回線用接地開閉
    器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置にお
    いて、 前記計器用変圧器が、前記遮断器の軸線と直交する母線
    内に配置され、 前記変圧器回線用接地開閉器が、計器用変流器と同一の
    金属容器内に配置されていることを特徴とするガス絶縁
    開閉装置。
  8. 【請求項8】 変圧器回線内における遮断器の変圧器側
    母線上に、計器用変流器を介して変圧器回線用接地開閉
    器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置にお
    いて、 前記変圧器回線用接地開閉器及び前記計器用変圧器が、
    前記遮断器の軸線と直交する母線内に配置されているこ
    とを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  9. 【請求項9】 変圧器回線内における遮断器の変圧器側
    母線上に、計器用変流器を介して変圧器回線用接地開閉
    器及び計器用変圧器が接続されたガス絶縁開閉装置にお
    いて、 前記遮断器の軸線と直交する母線内に、柱状絶縁物によ
    って導体が支持され、 前記導体に、前記変圧器回線用接地開閉器及び前記計器
    用変圧器が配置構成されていることを特徴とするガス絶
    縁開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011061899A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Hitachi Ltd 真空絶縁スイッチギヤ
CN102013642A (zh) * 2009-09-07 2011-04-13 株式会社日立制作所 真空绝缘开关机构

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