JPH10271432A - 映像記録装置及び再生装置 - Google Patents

映像記録装置及び再生装置

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JPH10271432A
JPH10271432A JP9067715A JP6771597A JPH10271432A JP H10271432 A JPH10271432 A JP H10271432A JP 9067715 A JP9067715 A JP 9067715A JP 6771597 A JP6771597 A JP 6771597A JP H10271432 A JPH10271432 A JP H10271432A
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recording
outputting
circuit
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Yasunari Obara
康徳 小原
Akira Saito
章 斎藤
Takeo Okochi
丈夫 大河内
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送受信装置と記録再生装置の操作を一体化す
る。 【解決手段】放送受信装置と記録再生装置がお互いに相
手の状態を設定したり取得したりできる通信を行い、自
機の状態をユーザーに報告したり設定させる画面と同じ
形態の画面で、他機の情報もユーザーに報告したり設定
させる。放送受信装置と記録再生装置の操作形態が一体
化するので、ユーザーの操作が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を記録及び再
生する映像記録及び再生装置の応用に関するものであ
り、特に、映像記録及び再生装置の操作方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、家庭用の映像及び音声信号の記録
再生機器としては、磁気テープを用いたアナログ方式の
ビデオテープレコーダ(以下、VTR)が実用化されて
いる。
【0003】一方、次世代のテレビ放送としてデジタル
テレビ放送が実用化され始めており、例えば、アナログ
映像及び音声信号をMPEG(Moving Picture Experts
Group)方式を用いて高能率デジタル圧縮符号化し、衛
星や同軸ケーブルを通して放送するシステムが知られて
いる。また、デジタル衛星放送を受信してアナログ映像
及び音声信号を出力するデジタル衛星放送受信器(以
下、IRD)も実用化され初めている。
【0004】なお、これらのデジタル放送システムに関
しては、例えば、テレビジョン学会誌、第47巻、第4
号(1993年)、第486頁〜第503頁、「5.放
送サービスイメージ」に詳しく述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のVTRでは、こ
のようなデジタル放送を記録することは考えられておら
ず、内蔵したアナログ放送受信用のチューナが供給する
映像及び音声信号を記録することを前提としており、デ
ジタル放送を記録するときには、IRDが出力する映像
及び音声信号をVTRの外部入力端子から入力して記録
することになる。しかし、VTRとIRDは全く独立し
た装置であり、例えば、デジタル放送の番組を予約録画
するためには、IRDとVTRの双方に予約の設定をす
る必要があり、両装置の操作方法を正確に覚えなくては
ならない。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に、VTRとIRDの操作手法を統一する手段を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】VTRとIRDがお互い
の動作状態や設定内容を設定したり取得したりできる通
信を行い、IRDが、自機の状態をユーザーに報告する
画面と同じ形態の画面を用いてVTRの情報をユーザー
に報告したり、自機の状態をユーザーに設定させる画面
と同じ形態の画面を用いてVTRの状態をユーザーに設
定させたり、また、同様に、VTRが、自機の状態をユ
ーザーに報告する画面と同じ形態の画面を用いてIRD
の情報をユーザーに報告したり、VTRが自機の状態を
ユーザーに設定させる画面と同じ形態の画面を用いてI
RDの状態をユーザーに設定させたりすることで、VT
RとIRDの操作が一体化されユーザーの操作が簡単に
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明による磁気記録再生
装置の一実施例を示す回路図である。この装置は、1/
2インチ酸化物テープにアナログ映像及び音声を磁気記
録再生する記録再生装置の一例を示している。
【0009】ここで、100はVTR、200はIR
D、250はモニタテレビ(以下、TV)である。ま
た、矢印が付けられた一本線は映像及び音声の流れを示
し、点線は制御の流れを示している。
【0010】まず、VTR100の構成要素を説明する。
【0011】10はIRD200から供給されるデジタル
放送の映像及び音声を入力することを前提とした外部入
力端子である。11はアナログ放送信号を入力する入力
端子、12はアナログ放送信号を受信して復調するアナ
ログ放送受信チューナである。13は入力ソースを切り
替える入力切替スイッチで、13Vは映像信号を切り替
える映像入力切替スイッチ、13Aは音声信号を切り替
える音声入力切替スイッチである。14は映像及び音声
の信号処理回路で、14Vは映像信号の処理を行う映像
信号処理回路、14Aは音声信号の処理を行う音声信号
処理回路であり、記録時には記録処理した信号を磁気ヘ
ッドに供給して記録し、再生時には磁気ヘッドが再生し
た信号を再生処理して出力するように動作する。15は
入力した映像信号または内部で生成する映像信号を背景
に情報を多重するアナログ・オン・スクリーン・ディスプ
レイ回路(以下、アナログOSD回路)である。ここ
で、入力した映像信号を背景に情報を表示することをス
ーパーインポーズ表示、内部で生成する映像信号を背景
に情報を表示することをブルーバック表示として、以下
これらの用語を使用する。本実施例では、アナログOS
D回路15は、VTR100とIRD200の動作状態をスーパ
ーインポーズ表示するために用いられる。16はVTR
100から映像及び音声を出力する出力端子である。20
はVTR100の動作全体の制御を行うVTRシステム制
御回路であり、上記で説明したVTR100の全ての構成
要素の制御を行う。260はVTR100とIRD200の操
作を行う釦群からなるリモコンであり、261はその受
信部で、リモコンからのユーザーの操作要求をVTRシ
ステム制御回路20に送信する。
【0012】図2は本実施例で用いるリモコン260の一
例を示したものである。ここで、300はVTR100の
電源をオン/オフさせる電源釦、301は数字を入力す
るための数字釦、302及び303はVTR100のチャ
ンネルをアップ/ダウンさせるチャンネルアップ/ダウン
釦、304及び305はTV250の音量をアップ/ダウン
させる音量アップ/ダウン釦、306は番組ガイド画面
を表示させるための番組ガイド釦、307は設定画面を
表示させるための設定画面釦、308は予約確認画面を
表示するための予約確認釦、309はVTR100とIR
D200の現在の動作状態をスーパーインポーズ表示させ
るための状態表示釦、310は設定画面や番組ガイド画
面でカーソルを上下左右に移動させるカーソル釦、31
1はカーソルが示す項目を決定する決定釦、312はテ
ープを巻き戻す巻き戻し釦、313はテープを再生する
再生釦、314はテープを早送りする早送り釦、315
は記録を開始する記録釦、316はテープの走行を停止
する停止釦である。
【0013】再び図1の説明に戻ると、図示はしない
が、VTR100内部には、信号を記録する媒体である磁
気テープ、磁気テープに信号を記録する磁気ヘッド、磁
気ヘッドを取り付けた回転ドラム、磁気テープを走行さ
せるキャプスタンなどのメカニズムがある。
【0014】次に、IRD200とTV250の構成要素を説
明する。
【0015】201はデジタル放送信号を入力する入力
端子、202は入力したデジタル放送信号を復調するデ
ジタル放送受信チューナである。203はデジタル放送
受信チューナ202が受信したデジタル信号をアナログ映
像及び音声信号に変換して出力するデコーダである。ま
た、デコーダ203は、出力する映像信号をスーパーイン
ポーズ表示やブルーバック表示にして情報を表示する機
能も備えている。本実施例では、デコーダ203の情報を
表示する機能は、設定画面や予約確認画面をブルーバッ
ク表示するために用いられる。204は変換されたアナ
ログ映像及び音声信号を出力する出力端子であり、ここ
から出力された映像及び音声信号はVTR100の入力端
子10に供給される。220はIRD200の動作全体の制
御を行うIRDシステム制御回路であり、上記で説明し
たIRD200の全ての構成要素の制御を行う。また、I
RDシステム制御回路220は、デジタル放送受信チュー
ナ202が受信したデジタル情報信号を入力し、この中か
ら番組配列情報と呼ばれる、放送番組の番組名、放送日
時、内容などを含む情報を抽出して、近日中に放送され
る番組の内容を一覧にした番組ガイド画面を作成し、デ
コーダ203により映像信号の画面として出力することが
できる。262はリモコンの受信部で、リモコンからの
ユーザーの操作要求をIRDシステム制御回路220に送
信する。
【0016】なお、図3はデコーダ内部の構成を示すブ
ロック図であり、圧縮されたデジタル信号を伸張する伸
張回路2031、デジタル信号の映像部分に情報をデジタル
的に多重するデジタル・オン・スクリーン・ディスプレイ
回路(以下、デジタルOSD回路)2032、デジタル信号
をアナログ映像及び音声信号に変換するエンコーダ2033
からなり、スーパーインポーズ表示やブルーバック表示
の実際の表示はデジタルOSD回路2032にて行われる。
【0017】再び図1の説明に戻ると、251はTV25
0用の映像及び音声を入力する入力端子であり、VTR1
00の出力端子16から供給される映像及び音声信号を入力
する。252は入力した映像信号を表示するモニタ画面
である。
【0018】VTR100とIRD200は通信線270で結ば
れており、271と272は通信線270の接続端子であ
る。
【0019】本実施例で用いる通信の内容を、主語:動
詞:主格目的語:目的補語に分けると、主語は送信元の
機器を示し、目的語は受信先の特定の動作状態や設定内
容などを示し、動詞は目的語で示したデータに対し値の
設定または取得を指示し、目的補語は動詞が設定の時に
設定する内容を示す。
【0020】例えば、IRD200がVTR100を記録状態
にするには、主語=IRD、動詞=設定、主格目的語=
VTRの走行状態、目的補語=記録となる。このような
相手の状態を設定する機能により、VTR100がIRD2
00の電源オン/オフ切り替えやチャンネルの変更などの
操作を行うことや、IRD200がVTR100の走行状態を
記録、停止、再生などに切り替えることができるので、
VTR100とIRD200の電源を連動してオンにすること
などが可能になる。
【0021】また、VTR100がIRD200に受信中のチ
ャンネル番号を聞くときは、主語=VTR、動詞=取
得、主格目的語=IRDのチューナのチャンネル番号と
なる。このような相手の状態を取得する機能により、V
TR100がIRD200の動作状態を監視してその変化を検
出することができるので、動作状態が変化したときには
アナログOSD回路15でIRD200の最新の状態を文字
や図にして表示することが可能になる。本実施例では、
スーパーインポーズ表示でユーザーに情報知らせる状態
表示画面ような画面は、IRD200の動作状態も含め
て、VTRシステム制御回路20が制御するアナログOS
D回路15にて表示を行う。
【0022】さらに、本プロトコルでは相手の機器が持
っている主格目的語の種類とその名称、またその主格目
的語に設定できる目的補語の種類とその名称を知るため
の手段を持っている。この機能により、IRD200がV
TR100の設定項目の種類とその名称、また設定項目に
対する選択肢の種類とその名称を取得して、デジタルO
SD回路2032でVTR100用の設定画面を表示すること
が可能になる。本実施例では、ブルーバック表示でユー
ザーに情報を知らせる設定画面や予約画面などの画面
は、VTR100の情報も含めて、IRDシステム制御回
路220が制御するデジタルOSD回路2032にて表示を行
う。
【0023】情報の表示の分担をこのようにするのは、
以下の理由による。
【0024】デジタルOSD回路2032はデジタル放送の
番組ガイド用の画面を表示する機能を持つので、アナロ
グOSD回路15に比べて、画面の解像度が高い、色数が
多い、第一水準以上の漢字の表示ができる、などの利点
があるが、アナログ放送受信チューナ12が出力する映像
や磁気ヘッドで再生した映像を背景にして文字を表示す
ることはできない。そのため、本実施例では、スーパー
インポーズ表示はアナログOSD回路15、ブルーバック
表示はデジタルOSD回路2032が表示するような分担と
している。
【0025】なお、VTR100とIRD200の間の実際の
通信は、VTRシステム制御回路20とIRDシステム制
御回路220の間で行われる。また、VTR100とIRD20
0が正常に通信できているときには、リモコン260から発
信されるユーザーの操作要求は全てVTRシステム制御
回路20が受信し、IRDシステム制御回路220は受信動
作を中断する。
【0026】この記録再生装置の動作を、リモコン260
の各種の釦が押されたときの動作を説明する。
【0027】リモコン260の電源釦300が押されると、V
TRシステム制御回路20はVTR100の電源をオンの状
態にすると共に、電源オンの要求をIRD200に送信
し、IRDシステム制御回路220はこれを受信してIR
D200の電源をオンの状態にする。これにより、VTR1
00とIRD200の電源状態は連動してオン/オフする。
【0028】このときに、入力切替スイッチ13の接点が
A側に接続していれば、入力端子11からVTR100に入
力したアナログ放送信号はアナログ放送受信チューナ12
で映像及び音声に変換され、入力切替スイッチ13、信号
処理回路14、アナログOSD回路14(映像信号のみ)を
介して出力端子16から出力され、アナログ放送受信チュ
ーナで受信した番組がTV250で視聴できる。また、入
力切替スイッチ13の接点がD側に接続していれば、入力
端子201からIRD200に入力したデジタル放送信号はデ
ジタル放送受信チューナ202でデジタル情報信号に変換
され、デコーダ203でアナログの映像及び音声信号に変
換され、出力端子204から出力される。さらに、これら
の信号は入力端子10からVTR100に入力され、入力切
替スイッチ13、信号処理回路14、アナログOSD回路15
(映像信号のみ)を介して出力端子16から出力され、デ
ジタル放送の番組がTV250で視聴できる。
【0029】リモコン260の状態表示釦309が押される
と、VTRシステム制御回路20は入力切替スイッチ13の
接続先に応じて、以下の処理を行う。
【0030】入力切替スイッチ13の接点がA側に接続し
ているときは、VTRシステム制御回路20は、「停止、
記録、再生」などのVTR100の動作モードとアナログ
放送受信チューナ12の受信チャンネルの情報をアナログ
OSD回路15に送信し、これらの情報を映像信号に多重
するようにアナログOSD回路15へ指示する。
【0031】次に、入力切替スイッチ13の接点がD側に
接続しているときは、VTRシステム制御回路20は、I
RD200からデジタル放送受信チューナ202が受信してい
るチャンネル番号を取得し、上記VTRの動作モードと
取得したデジタル放送の受信チャンネルの情報をアナロ
グOSD回路15により表示する。
【0032】リモコン260のチャンネルアップ釦302が押
されると、VTRシステム制御回路20は入力切替スイッ
チ13の接続先に応じて、以下の処理を行う。
【0033】入力切替スイッチ13の接点がA側に接続し
ているときは、VTRシステム制御回路20は、次に選局
するアナログ放送のチャンネル番号を検索して、検索し
たチャンネルにアナログ放送受信チューナ12をチューニ
ング制御すると共に、アナログOSD回路15にチャンネ
ル番号の表示要求を出し、モニタ画面252上には選局し
たアナログ放送の映像とそのチャンネル番号が映し出さ
れる。このときのVTR100の動作は、従来のVTRの
動作と同じである。
【0034】次に、入力切替スイッチ13の接点がD側に
接続しているときは、VTRシステム制御回路20はIR
D200にチャンネルアップの要求を送信する。IRDシ
ステム制御回路210はそれを受信して、次に選局するデ
ジタル放送のチャンネル番号を検索して、検索したチャ
ンネルにデジタル放送受信チューナ202をチューニング
制御する。VTRシステム制御回路20はIRD200の受
信チャンネルが変更されたことを検出して、アナログO
SD回路13にそのチャンネル番号の表示要求を出し、モ
ニタ画面252上には選局したデジタル放送の映像とその
チャンネル番号が表示される。
【0035】なお、上記の動作は、入力切替スイッチ13
により放送信号の種類を選択してからチャンネルアップ
釦やチャンネルダウン釦により所定のチャンネルに選局
するという選局の方法の一例であり、例えば、チャンネ
ルアップ釦によりアナログ放送とデジタル放送を含んだ
ループで巡回させたり、数字釦によりダイレクトに所定
の放送の所定のチャンネルに選局することも考えられる
が、このときのVTR100及びIRD200の間で行われる
通信と制御の内容については容易に推測できるので特に
説明しない。
【0036】リモコン260の設定画面釦307が押される
と、設定画面の表示はIRD200のデコーダ203で行うの
で、 VTRシステム制御回路20はIRD200に設定画面
表示の要求を送信する。IRDシステム制御回路220は
これを受信して設定画面用のデータを作成してデコーダ
203に表示要求を出す。また、VTRシステム制御回路2
0はIRD200が設定画面を表示したことを検出して、映
像入力切替スイッチ13Vを接点D側に接続する。これに
より、IRD200から出力される設定画面は、入力端子1
0VからVTR100に入力され、映像入力切替スイッチ13
V、映像信号処理回路14V、アナログOSD回路15、出力
端子16Vを介してTV250の入力端子に供給され、モニタ
画面252上に設定画面が表示される。
【0037】図4はIRD200が表示する設定画面の一
例を示したものである。画面400は各種設定画面を選択
する選択画面の一例である。ここで、401の斜線部は
現在のカーソル位置を示している。
【0038】IRD200が設定画面を表示しているとき
は、VTRシステム制御回路20は設定画面で使用される
釦の要求を受け付けると、その内容をIRD200に無条
件に送信し、IRDシステム制御回路220は受信した内
容に従い設定画面を切り替えたり、設定項目の内容の変
更を行う。ここで、設定画面で使用される釦は、設定画
面内の設定項目を選択するためのカーソル釦310、選択
肢を決定する決定釦311、数字を入力する数字釦300であ
る。
【0039】画面400で、「ビデオモード設定」上にカ
ーソルがあるときに決定釦311が押されると、IRDシ
ステム制御回路220はVTR100が保持する設定項目の種
類とその名称、またその選択肢とその名称、さらに現在
の設定内容をVTR100から取得し、VTR用の設定画
面を作成し、デコーダ203にビデオモード設定画面を表
示させる。
【0040】画面410はIRD200が表示するビデオモー
ド設定画面の一例を示したものである。ここで、411
は現在のカーソル位置を示し、412、413、414
は現在選択されている項目を示している。ユーザーは設
定を変更する項目の選択肢にカーソルを移動させて決定
釦311を押して設定内容を変更するが、画面410で決定釦
311が押されると「再生CMスキップ」モードが「入」
から「切」に切り替わる。
【0041】設定項目の内容が変更されたときには、I
RDシステム制御回路220は変更された項目の内容をV
TR100に送信し、VTRシステム制御回路20はこれを
受信して、内部の状態データを書き換える。
【0042】設定画面上の「設定終了」上にカーソルが
あるときに決定釦311が押されると、IRDシステム制
御回路220はこれを検出して設定画面の表示を終了させ
る。VTRシステム制御回路20は設定画面の表示が終了
したことを検出して、リモコン260の操作要求の処理を
通常動作に戻し、映像入力切替スイッチ13Vをメニュー
画面の表示前の状態に戻す。
【0043】ここで、VTRシステム制御回路20はIR
D200が設定画面を表示しているときには、リモコン260
からの状態表示要求を無視する。また、状態表示中に設
定画面が表示されたときは、状態表示を終了させる。こ
れはIRD200がブルーバック表示する設定画面とVT
R100がスーパーインポーズ表示する状態表示画面が重
ならないようにするためである。
【0044】また、VTRシステム制御回路20は、記録
中はリモコン260からの設定画面表示の要求を無視す
る。これは記録する映像信号が設定画面にならないよう
にするためである。
【0045】リモコン260の番組ガイド釦306が押される
と、VTRシステム制御回路20はIRD200に番組ガイ
ド表示を要求し、IRDシステム制御回路220はそれを
受信して、デジタル放送受信チューナ202が受信したデ
ジタル情報信号に含まれる番組配列情報から、放送番組
の番組名、放送日時、内容などの情報を抽出して、近日
中に放送される番組の内容を一覧にした番組ガイドを画
面を作成する。さらに、IRDシステム制御回路220は
VTR100に登録されているチャンネル番号を取得し
て、アナログ放送のチャンネルを番組ガイド画面に含ん
だ形に変換する。
【0046】図5は本実施例で表示する番組ガイド画面
の一例を示す図である。チャンネル番号が100以上の
ものがデジタル放送の番組であり、番組配列情報から取
得した番組のタイトルと放送時間が示されている。チャ
ンネル番号が100未満のものがアナログ放送の番組で
あり、チャンネル毎に15分単位で区切ったブロックで
構成している。
【0047】デジタル放送の番組を予約するときには、
カーソルを希望する番組に持っていき決定釦311で決定
する。希望する番組を決定すると、IRDシステム制御
回路220は指定された番組のチャンネル番号、開始時
刻、終了時刻を予約情報として抜き出してVTR200へ
送信する。VTRシステム制御回路20はそれを受信し
て、予約情報として保存する。
【0048】アナログ放送の番組を予約するときには、
希望するチャンネル毎の15分単位のブロックを幾つか
選んで開始時刻と終了時刻を15分単位で決定する。ま
ず、希望するチャンネルの開始時刻に相当するブロック
を選択して決定し、次に同じチャンネルの終了時刻に相
当するブロックを選択して決定することで、両者のブロ
ックの間に含まれる全てのブロックが選択される。画面
500は、27日木曜日の17:15〜18:15にアナ
ログ放送の8チャンネルが予約された場合の画面を示し
ている。IRDシステム制御回路220は選択された複数
のブロックから、チャンネル番号、開始時刻、終了時刻
を予約情報として抜き出してVTR100へ送信する。V
TRシステム制御回路20はそれを受信して、予約情報と
して保存する。
【0049】リモコン260の予約確認釦308が押される
と、VTR100とIRD200では上記で説明した設定画面
表示のときと同様な通信と動作を行う。ただし、予約確
認画面を生成するために、IRDシステム制御回路220
はVTR100が保存している予約の内容を取得するため
の要求をVTR100に送信し、その返信を受けて、予約
確認画面を作成するという動作が追加される。
【0050】予約確認画面にて予約内容が削除されたと
きには、IRDシステム制御回路220は削除された特定
の予約の削除要求をVTR100に送信し、VTRシステ
ム制御回路20はこれを受信して保存している予約内容か
ら対応する予約情報を削除する。
【0051】なお、本実施例では予約の内容をVTR10
0が保持するような例としているが、これを、例えば、
アナログ放送の予約内容はVTR100が保持し、デジタ
ル放送の予約内容はIRD200が保持するような例とし
たり、全ての予約内容をIRD200が保持するようにし
てもよい。
【0052】このときは、予約設定が完了したときの予
約情報の送受信、予約確認画面の表示を行うときの予約
情報の取得要求の送受信、予約の削除が行われたときの
削除要求の送受信などの動作は上記で説明したものとは
異なるものになるが、これらは容易に考えられるので特
に説明しない。
【0053】リモコン260の再生釦313が押されると、V
TRシステム制御回路20は信号処理回路14と回転ドラム
やキャプスタンなどのメカニズムを再生モードに設定し
て、VTR100の動作を再生状態にする。同時に、アナ
ログOSD回路15に「再生」文字の表示要求を指示す
る。
【0054】磁気ヘッドで再生された信号は映像及び音
声信号処理回路14で再生処理され、アナログOSD回路
15(映像信号のみ)、出力端子16から出力され、TV25
0で再生中の映像及び音声が視聴できる。
【0055】なお、再生中にメニュー画面や予約画面を
表示させるときの動作は、上記で示した停止時の動作と
同じである。
【0056】リモコン260の記録釦315が押されると、V
TRシステム制御回路20は信号処理回路14と回転ドラム
やキャプスタンなどのメカニズムを記録モードに設定し
て、VTR100の動作を記録状態にする。同時に、アナ
ログOSD回路15に「記録」文字や記録中のチャンネル
番号などの表示要求を出す。
【0057】入力切替スイッチ13で選択された信号は映
像及び音声信号処理回路で記録処理され、磁気ヘッドに
て磁気テープ上に記録されると共に、アナログOSD回
路15(映像信号のみ)、出力端子16から出力され、TV
250で記録中の映像及び音声が視聴できる。
【0058】なお、上記でも説明したが、VTRシステ
ム制御回路20は、記録中はリモコン260からの設定画面
の表示要求や予約確認画面の表示要求を受け付けない。
これは記録する映像信号が設定画面や予約確認画面にな
らないようにするためである。
【0059】最後に、予約による記録について説明す
る。本実施例では、VTR100が予約の情報を保持して
いるので、予約の実行もVTR100が行う例を示してい
る。
【0060】まず、アナログ放送の予約の実行について
説明する。
【0061】予約の開始時刻になったら、 VTRシス
テム制御回路20は、VTR100の電源をオンにし、入力
切替スイッチ13を接点A側に接続し、アナログ放送受信
チューナ12を予約したチャンネルへチューニングしてか
ら、記録を開始する。これにより、予約したアナログ放
送の番組が記録される。また、予約の終了時刻になった
ら、記録を終了し、VTR100の電源をオフにする。
【0062】次に、デジタル放送の予約の実行について
説明する。
【0063】予約の開始時刻になったら、VTRシステ
ム制御回路220は、VTR100とIRD200の電源をオン
にし、入力切替スイッチ13を接点D側に接続し、IRD
200を予約したチャンネルへチューニングしてから、記
録を開始する。これにより、予約したデジタル放送の番
組が記録される。また、予約の終了時刻になったら、記
録を停止し、VTR100とIRD200の電源をオフにす
る。
【0064】なお、本実施例ではVTR100が全ての予
約内容を保持するようにしているので、VTR100が予
約の実行を行っているが、逆に、全ての予約内容をIR
D200が保持して、IRD200が予約の実行を行うという
ことも考えられる。このときは、VTR100とIRD200
の電源立ちあげ、入力切替スイッチ11の切替制御、アナ
ログ放送またはデジタル放送受信チューナのチューニン
グ、VTR100の記録の開始という一連の動作をIRD2
00が行うことも考えられ、同じような動作を行うには多
種多様な方法があるが、これらは容易に考えられるので
特に説明しない。
【0065】なお、VTR100がIRD200と通信できな
くなった場合には、VTRシステム制御回路20はIRD
200が通信線270つながっていないものと判断して、VT
Rの動作を従来の動作に戻し、設定画面や予約画面など
の表示をアナログOSD回路15にて行う。同様に、IR
D200がVTR100と通信できなくなった場合には、IR
Dシステム制御回路220はVTR100が通信線270つなが
っていないものと判断して、IRDの動作を従来の動作
に戻し、現在の受信チャンネル番号などの状態表示をデ
コーダ203にて行う。
【0066】このときのVTR100とIRD200の操作
は、それぞれの専用のリモコンを用いて行う。
【0067】図6と図7は、VTR100とIRD200の通
信ができないときに、IRD200とVTR100が表示する
各々の設定画面を示したものであり、デジタル放送の副
音声を3倍の速度で記録するときの操作を、図6と図7
を用いて説明する。
【0068】まず、IRD専用リモコンを用いて、IR
Dの音声を副音声に選択する方法を説明する。
【0069】最初に、設定画面釦を押して設定画面の選
択画面600を表示する。IRD200が表示する画面では、
カーソル釦にてカーソルを変更したい項目に移動させて
決定釦を押すことで、その内容に関連する項目の設定画
面が表示される。ここで、601の斜線部はカーソルの
位置を示している。
【0070】今回は音声信号を選択するために、カーソ
ルを「映像・音声・データ選択」の所に持っていき決定釦
を押して映像・音声・データ設定画面610を表示させる。
ここで611の斜線部は現在のカーソル位置を示し、6
12、613、614の斜線部は現在の設定されている
項目を示している。設定画面610では、音声は「主」音
声が設定されているので、カーソルを「副」音声の所に
持っていき決定ボタンを押して「副」音声に設定を変更
する。最後に、カーソルを画面右下の「設定終了」へ持
っていき決定ボタンを押して音声の設定を終了する。
【0071】次に、VTR専用リモコンを用いて、VT
Rの記録テープ速度を3倍に設定する方法を説明する。
【0072】最初に設定画面釦を押して設定画面の選択
画面700を表示させる。VTR100が表示する画面では、
変更したい設定内容に相当する数字釦を押すと、その内
容に関連する項目の設定画面が表示される。ここでは、
数字釦の「2」を押して、ビデオモード設定画面710を
表示させる。ここで、711のように斜線を施している
部分は現在の設定内容を示している。現在、記録テープ
速度は「標準」が設定されているので、数字釦「5」を
押して記録テープ速度を「3倍」に設定する。なお、も
う一度数字釦「5」を押すと記録テープ速度は「標準」
に戻る。最後に、設定画面釦を押して設定を終了する。
【0073】最後に、記録ボタンを押してVTR100を
記録状態にすることで、デジタル放送の番組を「副音
声、3倍モード」で記録することができる。
【0074】図8と図9は、VTR100とIRD200の通
信ができないときに、IRD200が表示する番組ガイド
画面とVTR100が表示する予約設定画面を示したもの
であり、デジタル放送の予約録画を行うときの操作を、
図8と図9を用いて説明する。
【0075】まず、IRD専用リモコンを用いて、IR
Dで希望する番組を予約する方法を説明する。
【0076】最初に、番組ガイド釦を押して番組ガイド
画面800を表示させる。番組ガイド画面には近日中に放
送される番組の放送日時とタイトルが一覧表示されてい
る。番組ガイド画面では、カーソル釦にて希望する番組
にカーソルを持っていき、決定ボタンを押すとその番組
が予約される。ここで、801の斜線部は現在のカーソ
ルの位置を示している。画面800では、27日木曜日の
17:00から18:30に171チャンネルで放送さ
れるニュースを予約しようとしており、ここで決定釦を
押すとニュースが予約され、所定の時刻になると171
チャンネルの受信が始まる。
【0077】次に、VTR専用リモコンを用いて、VT
Rの予約を設定する方法を説明する。
【0078】最初に、予約設定釦を押して予約設定画面
900を表示させる。予約設定画面では、チャンネル、記
録日、開始時刻、終了時刻を数字釦で入力して予約を設
定する。なお、チャンネルに「00」を入力したときは
VTRの外部入力端子から入力している信号を選択す
る。画面910は数字釦を「002717001830」
の順に押したときの画面を示しており、予約の内容は
「27日の17:00〜18:30に外部入力の信号を
記録する」という内容である。全ての項目を入力して予
約設定釦を押すと、設定した予約が保存され予約画面を
終了する。
【0079】このように、デジタル放送の番組を予約録
画するためには、IRDとVTRの双方に予約を設定す
る必要があり、さらにユーザーはIRDで予約した番組
の放送日時、開始時刻、終了時刻をメモして、VTRに
それらの情報を入力する必要がある。
【0080】このように、VTR100とIRD200が通信
できない場合には、ユーザーの操作は非常にわずらわし
いものとなるが、デジタル放送の番組を所定のモードで
記録したり予約記録することは可能である。
【0081】図10は本発明による記録再生装置の第二
の実施例を示すブロック図である。本実施例は、リモコ
ン260からの操作要求をIRD200が受信してIRD200
とVTR100の操作を行うという例である。図におい
て、262はリモコンの受信部で、リモコン260からの
ユーザーの操作要求をIRDシステム制御回路220に送
信する。
【0082】図10の装置における動作をリモコン260
の設定画面釦307が押されたときの動作を説明する。
【0083】リモコン30の設定画面釦307が押されると
IRDシステム制御回路220はこれを検出して設定画面
を作成してデコーダ203に表示要求を出す。VTRシス
テム制御回路20はIRD200が設定画面の表示をしたこ
とを検出して映像入力切換スイッチ13Vを接点D側に接
続する。これにより設定画面がモニタ画面252上に表示
される。
【0084】もし、VTR100が記録中の場合には、記
録中の映像信号が設定画面にならないように、VTRシ
ステム制御回路20は設定画面の終了の要求をIRD200
に送信し、映像入力切替スイッチ13Vの状態をそのまま
にしておく。
【0085】ただし、この方法ではデジタル放送の番組
を記録しているときには、IRD200がVTR100からの
設定画面の終了要求を受け取るまで設定画面が磁気テー
プ上に記録されてしまうことになる。そのため、IRD
200が設定画面の表示を開始する前に、VTR100が出力
する映像をデジタル放送の映像にするように要求して、
VTR100に拒否されたら表示をキャンセルしたり、I
RDシステム制御回路220がVTR100の走行状態を監視
して、VTR100が記録中の時には設定画面の表示要求
をキャンセルするように動作することも考えられる。
【0086】なお、VTR100の専用リモコンとIRD2
00用の専用リモコンの両方を用いて操作する場合も考え
られるが、このときのVTR100とIRD200の通信及び
動作の内容は容易に推測できるので特に説明をしない。
【0087】図11は本発明による記録再生装置の第三
の実施例を示すブロック図である。
【0088】この例では、アナログOSD回路15の直前
にVTR100で記録再生している映像信号とIRD200か
ら供給される映像信号を選択して出力する映像出力切替
スイッチ40Vを設けている例を示している。
【0089】この場合は、映像出力切換スイッチ40Vを
接点D側にすることでIRD200が表示する設定画面を
VTR100から出力することが可能になるので、アナロ
グ放送の番組を記録しながらIRD200による情報の表
示が可能になる。
【0090】図12は本発明による記録再生装置の第四
の実施れを示すブロック図である。この例では、図1で
用いているデコーダ203の代わりに、デジタルOSD回
路2032により情報を表示する映像信号に加えて、デジタ
ル放送の映像を常に映す記録用の映像信号を出力する機
能を持つデコーダ213を用いている例を示している。
【0091】図13はデコーダ213の内部の構成要素を
示すブロック図である。図13のデコーダ213は図3の
デコーダ203にエンコーダ小2032を一つ追加し、伸張回
路2031から出力されるデジタル信号を追加したエンコー
ダ2033に直接に供給している。これによりデジタルOS
D回路2032を介さない映像信号には設定画面などの情報
表示が行われないので記録用として用いることができ
る。
【0092】また、VTR100にはIRD200が出力する
2種類の映像信号を入力する端子を設け、入力切換スイ
ッチ13につながっている映像入力端子10Vには前記の記
録用の映像信号を供給し、新たに設けた映像入力端子50
には設定画面などの情報が表示される映像信号を供給す
る。
【0093】この場合は、映像出力切換スイッチ40Vを
接点D側にすることで、アナログ放送の記録中に加えて
デジタル放送の記録中もIRD200が表示する設定画面
などの情報の表示が可能になる。
【0094】図14は本発明による記録再生装置の第五
の実施例を示すブロック図である。
【0095】この例では、VTR100はアナログ映像及
び音声信号とデジタル情報信号の一方を選択して記録
し、再生する記録再生装置としている。
【0096】デジタル情報信号の記録時は、VTRシス
テム制御回路20は入力切替スイッチ13を接点D側に、デ
ジタル信号入力切換スイッチ230を接点R側に接続す
る。
【0097】そして、デジタル放送受信チューナ202で
受信したデジタル情報信号は、デジタル信号出力端子23
1から出力され、デジタル入力端子50よりVTR100に入
力され、デジタル信号処理回路51で記録処理されて磁気
ヘッドで磁気テープ上に記録される。同時に、デジタル
情報信号はデコーダ203でアナログ映像及び音声信号に
変換されて出力端子204から出力される。このデジタル
放送の映像及び音声信号は入力端子10からVTRに入力
され、入力切替スイッチ13、信号処理回路14、アナログ
OSD回路15(映像信号のみ)を介して出力端子16から
出力されTV300に供給される。これにより、TV300で
デジタル記録している番組の映像及び音声が視聴でき
る。
【0098】このときに、IRD200がデジタル出力端
子231から出力するデジタル情報信号はデジタルOSD
回路2032により情報信号を加える前の信号なので、デジ
タルOSD回路2032にて情報を表示してもデジタル記録
しているデジタル情報信号には何ら影響を及ぼさない。
そのため、前記第三と第四の実施例のように映像出力ス
イッチを設けなくてもデジタル記録中にはIRD200に
より情報の表示が可能になる。
【0099】なお、デジタル情報信号の再生時には、V
TRシステム制御回路20は入力切替スイッチ13を接点D
側に、デジタル信号入力切換スイッチ230を接点P側に
接続する。
【0100】そして、磁気ヘッドで再生したデジタル情
報信号はデジタル信号処理回路51で再生処理されてデジ
タル出力端子52から出力され、デジタル入力端子232か
らIRD200に入力され、デジタル信号入力信号切換ス
イッチ230、デコーダ203を介して出力端子204からアナ
ログ映像及び音声信号として出力される。これらの信号
は再びVTR100に入力され、デジタル記録時と同じ経
路を通ってTV300に供給される。これにより、デジタ
ル再生中している映像及び音声が視聴できる。
【0101】なお、アナログ信号を記録または再生する
ときの動作は、図1の装置の動作と同じである。
【0102】図15は本発明による記録再生装置の第六
の実施例を示すブロック図である。
【0103】この例では、VTR100とIRD200を分離
した形ではなく、一体化した記録再生装置としている。
この場合は、VTR100とIRD200の間を行き来する各
信号のための入出力端子は不要となる。
【0104】また、IRD200はVTR100が保持する設
定項目の種類とその名称、その選択肢とその名称などは
あらかじめ分かっているので、それらの設定項目の現在
の状態だけを取得すればVTR用の設定画面を作成でき
る。
【0105】なお、図1、図10、図11、図12、図
14、図15の実施例では、VTR100とIRD200の操
作をリモコンを用いて行ったが、これをVTR100やI
RD200の本体に配置した操作釦を用いて行うことも可
能である。また、VTR100とIRD200の状態を情報と
して出力する手段をOSD回路を用いた画面によるもの
にしているが、これを音声による情報の出力とすること
も考えられる。
【0106】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれ
ば、VTRとIRDがお互いの動作状態や設定内容を設
定したり取得したりできる通信を行い、IRDが、自機
の状態をユーザーに報告する画面と同じ形態の画面を用
いてVTRの情報をユーザーに報告したり、自機の状態
をユーザーに設定させる画面と同じ形態の画面を用いて
VTRの状態をユーザーに設定させたり、また、同様
に、VTRが、自機の状態をユーザーに報告する画面と
同じ形態の画面を用いてIRDの情報をユーザーに報告
したり、VTRが自機の状態をユーザーに設定させる画
面と同じ形態の画面を用いてIRDの状態をユーザーに
設定させたりすることで、VTRとIRDの操作が一体
化されユーザーの操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本発明で用いる操作用リモコンの外観を示す
図。
【図3】本発明で用いるデコーダの構成例を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明でIRDが表示する設定画面の一例を示
す図。
【図5】本発明でIRDが表示する番組ガイド画面の一
例を示す図
【図6】従来のIRDが表示する設定画面の一例を示す
図。
【図7】従来のVTRが表示する設定画面の一例を示す
図。
【図8】従来のIRDが表示する番組ガイド画面の一例
を示す図。
【図9】従来のVTRが表示する予約設定画面の一例を
示す図。
【図10】本発明による他の構成例を示すブロック図。
【図11】本発明による他の構成例を示すブロック図。
【図12】本発明による他の構成例を示すブロック図。
【図13】図12の実施例で用いるデコーダの構成例を
示すブロック図。
【図14】本発明による他の構成例を示すブロック図。
【図15】本発明による他の構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
100・・・VTR、10・・・入力端子、11・・・アナログ
放送入力端子、12・・・アナログ放送受信チューナ、1
3・・・入力切替スイッチ、14・・・信号処理回路、15・・
・アナログOSD回路、16・・・出力端子、20・・・VT
Rシステム制御回路、30・・・VTR操作リモコン、3
1・・・リモコン受信回路、40・・・出力切替スイッチ、5
0・・・デジタル信号入力端子、51・・・デジタル信号処理
回路、52・・・デジタル信号出力端子、200・・・IR
D、201・・・デジタル放送入力端子、202・・・デジタ
ル放送受信チューナ、203・・・デコーダ、204・・・出
力端子、220・・・IRDシステム制御回路、230・・・
デジタル信号入力切換スイッチ、231・・・デジタル信
号出力端子、232・・・デジタル信号入力端子、250・
・・TV、251・・・入力端子、252・・・モニタ画面、2
60・・・リモコン、270・・・通信線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 宏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した信号を記録可能な形式の映像信号
    に変換して出力する受信手段と、 前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手
    段と、 を備えた映像記録装置において、 前記受信手段は、 自身と前記記録手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路を備え、 前記記録手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記記録手段の情報を出
    力することを特徴とする映像記録装置。
  2. 【請求項2】受信した信号を記録可能な形式の映像信号
    に変換して出力する受信手段と、 前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手
    段と、 を備えた映像記録装置において、 前記受信手段は、 自身と前記記録手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 前記記録手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記記録手段の状態を出力し、自身
    の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記記録手
    段の状態を設定させて、その設定内容を前記記録手段に
    出力することを特徴とする映像記録装置。
  3. 【請求項3】受信した信号を特定な形式の映像信号に変
    換して出力する受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像再生装置において、 前記受信手段は、 自身と前記再生手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路を備え、 前記再生手段と他の受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記再生手段の情報を出
    力することを特徴とする映像再生装置。
  4. 【請求項4】受信した信号を特定な形式の映像信号に変
    換して出力する受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像記録装置において、 前記受信手段は、 自身と前記再生手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 前記記録手段と他の受信手段の状態を取得し、 前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記再生手段の状態を出力し、自身
    の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記再生手
    段の状態を設定させて、その設定内容を前記再生手段に
    出力することを特徴とする映像再生装置。
  5. 【請求項5】受信した信号を記録可能な形式の映像信号
    に変換して出力する受信手段と、 前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手
    段と、 を備えた映像記録装置において、 前記記録手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路を備え、 前記受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記受信手段の情報を出
    力することを特徴とする映像記録装置。
  6. 【請求項6】受信した信号を記録可能な形式の映像信号
    に変換して出力する受信手段と、 前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手
    段と、 を備えた映像記録装置において、 前記記録手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 受信手段の状態を取得し、 前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記受信手段の状態を出力し、自身
    の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記受信手
    段の状態を設定させて、その設定内容を前記受信手段に
    報告することを特徴とする映像記録装置。
  7. 【請求項7】受信した信号を特定な形式の映像信号に変
    換して出力する受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像再生装置において、 前記再生手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路を備え、 前記受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記前記受信手段の情報
    を出力することを特徴とする映像再生装置。
  8. 【請求項8】受信した信号を特定な形式の映像信号に変
    換して出力する受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像再生装置において、 前記再生手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 受信手段の状態を取得し、 前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記受信手段の状態を出力し、自身
    の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記受信手
    段の状態を設定させて、その設定内容を前記受信手段に
    報告することを特徴とする映像再生装置。
  9. 【請求項9】受信した信号を記録可能な形式の映像信号
    に変換して出力する複数の受信手段と、 前記複数受信手段から供給される映像信号から一つを選
    択して記録する記録手段と、 を備えた映像記録装置において、 前記受信手段の少なくとも一つは、 自身と前記記録手段と他の受信手段の状態を情報として
    出力する情報出力回路を備え、 前記記録手段と前記他の受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記記録手段と前記他の
    受信手段の情報を出力することを特徴とする映像記録装
    置。
  10. 【請求項10】受信した信号を記録可能な形式の映像信
    号に変換して出力する複数の受信手段と、 前記複数の受信手段から供給される映像信号から一つを
    選択して記録する記録手段と、 を備えた映像記録装置において、 前記受信手段の少なくとも一つは、 自身と前記記録手段と他の受信手段の状態を情報として
    出力する情報出力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 前記記録手段と前記他の受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記記録手段と他の受信手段の状態
    を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形
    態で前記記録手段と前記他の受信手段の状態を設定させ
    て、その設定内容を前記記録手段と前記他の受信手段に
    出力することを特徴とする映像記録装置。
  11. 【請求項11】受信した信号を特定な形式の映像信号に
    変換して出力する複数の受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像再生装置において、 前記受信手段の少なくとも一つは、 自身と前記再生手段と他の受信手段の状態を情報として
    出力する情報出力回路を備え、 前記再生手段と前記他の受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記再生手段と前記他の
    受信手段の情報を出力することを特徴とする映像再生装
    置。
  12. 【請求項12】受信した信号を特定な形式の映像信号に
    変換して出力する複数の受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像記録装置において、 前記受信手段の少なくとも一つは、 自身と前記再生手段と他の受信手段の状態を情報として
    出力する情報出力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 前記記録手段と前記他の受信手段の状態を取得し、 前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記再生手段と他の受信手段の状態
    を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形
    態で前記再生手段と他の受信手段の状態を設定させて、
    その設定内容を前記再生手段と他の受信手段に出力する
    ことを特徴とする映像再生装置。
  13. 【請求項13】受信した信号を記録可能な形式の映像信
    号に変換して出力する複数の受信手段と、 前記複数の受信手段から供給される映像信号から一つを
    選択して記録する記録手段と、 を備えた映像記録装置において、 前記記録手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路を備え、 少なくとも一つ以上の前記受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つ以上
    の受信手段の情報を出力することを特徴とする映像記録
    装置。
  14. 【請求項14】受信した信号を記録可能な形式の映像信
    号に変換して出力する複数の受信手段と、 前記複数の受信手段から供給される映像信号から一つを
    選択して記録する記録手段と、 を備えた映像記録装置において、 前記記録手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 少なくとも一つ以上の受信手段の状態を取得し、 前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つ以上の受信手段
    の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同
    一の形態で前記少なくとも一つ以上の受信手段の状態を
    設定させて、その設定内容を前記少なくとも一つ以上の
    受信手段に報告することを特徴とする映像記録装置。
  15. 【請求項15】受信した信号を特定な形式の映像信号に
    変換して出力する複数の受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像再生装置において、 前記再生手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路を備え、 少なくとも一つの前記受信手段の状態を取得し、 前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出
    力する形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つの前
    記受信手段の情報を出力することを特徴とする映像再生
    装置。
  16. 【請求項16】受信した信号を特定な形式の映像信号に
    変換して出力する複数の受信手段と、 上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号
    を再生する再生手段と、 を備えた映像再生装置において、 前記再生手段は、 自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出
    力回路と、 前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路
    を備え、 少なくとも一つの受信手段の状態を取得し、 前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態
    とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つの受信手段の状
    態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の
    形態で前記少なくとも一つの受信手段の状態を設定させ
    て、その設定内容を前記少なくとも一つの受信手段に報
    告することを特徴とする映像再生装置。
  17. 【請求項17】請求項1、2、3、4、9、10、11
    又は12において、 前記情報出力回路により情報を出力する受信手段は、 デジタル放送信号を受信して前記映像信号を出力するこ
    とを特徴とする映像記録及び再生装置。
  18. 【請求項18】請求項5、6、7、8、13、14、1
    5又は16において、 受信手段の少なくとも一つは、 デジタル放送信号を受信して前記映像信号を出力するこ
    とを特徴とする映像記録及び再生装置。
  19. 【請求項19】請求項1、2、3、4、9、10、11
    又は12において、 前記情報出力回路は、 映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力し
    た映像信号に多重または上書きして出力することによ
    り、情報を出力することを特徴とする映像記録装置。
  20. 【請求項20】請求項5、6、7、8、13、14、1
    5又は16において、 前記情報出力回路は、 映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力し
    た映像信号に多重または上書きして出力することによ
    り、情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  21. 【請求項21】請求項1、2、3、4、9、10、11
    又は12において、 前記情報出力回路により情報を出力する受信手段は、 デジタル放送信号を復調して圧縮デジタル映像信号を出
    力するデジタル放送受信回路と、 前記圧縮デジタル映像信号を伸張してデジタル映像信号
    を出力する伸張回路と、 前記デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換するデ
    ジタル-アナログ変換回路と、 を備え、 前記情報出力回路は、 前記デジタル映像信号を入力して、情報を表示するデジ
    タル映像信号を入力した前記デジタル映像信号に多重ま
    たは上書きして出力することにより、情報を出力するこ
    とを特徴とする映像再生装置。
  22. 【請求項22】請求項9又は10において、 情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、 映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力し
    た映像信号に多重または上書きして出力することによ
    り、情報を出力する回路であり、 前記情報を出力する受信手段は、 少なくとも前記情報出力回路により情報を多重または上
    書きされた後の第一の映像信号を出力し、 前記記録手段は、 複数の映像信号から一つを選択して第二の映像信号を出
    力する第一の切り替え回路と、 供給された映像信号を記録する記録回路と、 を備え、 少なくとも前記第一の映像信号を前記第一の切り替え回
    路に供給し、 前記第二の映像信号を前記記録回路に供給し、 前記第二の映像信号を出力し、 前記第一の切り替え回路は、 前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記
    第二の映像信号を選択して出力することを特徴とする映
    像記録装置。
  23. 【請求項23】請求項22において、 前記記録回路が記録中のときは、 前記情報出力回路は情報の表示をしないことを特徴とす
    る映像記録装置。
  24. 【請求項24】請求項9又は10において、 情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、 映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力し
    た映像信号に多重または上書きして出力することによ
    り、情報を出力する回路であり、 前記情報を出力する受信手段は、 少なくとも前記情報出力回路により情報を多重または上
    書きされた後の第一の映像信号を出力し、 前記記録手段は、 複数の映像信号から一つを選択して第二の映像信号を出
    力する第一の切り替え回路と、 二つの映像信号から一つを選択して第三の映像信号を出
    力する第二の切り替え回路と、 供給された映像信号を記録する記録回路と、 を備え、 少なくとも前記第一の映像信号を前記第一の切り替え回
    路に供給し、 前記第二の映像信号を前記記録回路に供給し、 前記第一と第二の映像信号を前記第二の切り替え回路に
    供給し、 前記第三の映像信号を出力し、 前記第二の切り替え回路は、 前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記
    第一の映像信号を選択して出力することを特徴とする映
    像記録装置。
  25. 【請求項25】請求項24において、 前記記録回路が記録中で、 前記第一の切り替え回路が前記第一の映像信号を選択し
    ているときには、 前記情報出力回路は情報の表示をしないことを特徴とす
    る映像記録装置。
  26. 【請求項26】請求項24において、 情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、 映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力し
    た映像信号に多重または上書きして出力することによ
    り、情報を出力する回路であり、 前記情報を出力する受信手段は、 少なくとも、 前記情報出力回路により情報を多重または上書きされた
    後の第一の映像信号と前記情報出力回路により情報を多
    重または上書きされる前の第二の映像信号を出力し、 前記記録手段は、 少なくとも前記第二の映像信号を前記第一の切り替え回
    路に供給することを特徴とする映像記録装置。
  27. 【請求項27】請求項9又は10において、 情報を出力する受信手段は、 デジタル放送信号を復調して圧縮デジタル映像信号を出
    力するデジタル放送受信回路と、 前記圧縮デジタル映像信号を伸張してデジタル映像信号
    を出力する伸張回路と、 前記デジタル映像信号を第一のアナログ映像信号に変換
    するデジタル-アナログ変換回路と、 を備え、 前記情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路
    は、 前記デジタル映像信号を入力して、情報を表示するデジ
    タル映像信号を入力した前記デジタル映像信号に多重ま
    たは上書きして出力することにより、情報を出力する回
    路であり、 少なくとも、 前記情報出力回路に入力する前のデジタル映像信号と前
    記第一のアナログ映像信号を出力し、 前記記録手段は、 複数の映像信号から一つを選択して第二のアナログ映像
    信号を出力する第一の切り替え回路と、 供給されたデジタル映像信号とアナログ映像信号の一方
    を選択して記録する記録回路と、 を備え、 少なくとも前記第一のアナログ映像信号を前記第一の切
    り替え回路に供給し、 前記受信手段から出力されるデジタル映像信号と前記第
    二のアナログ映像信号を記録回路に供給し、 前記第一と第二のアナログ映像信号を前記第二の切り替
    え回路に供給し、 前記第二のアナログ映像信号を出力し、 前記第一の切り替え回路は、 前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記
    第一のアナログ映像信号を選択して出力し、 前記情報出力回路は、 前記記録回路がアナログ映像信号を記録中のときは、情
    報の表示をしないことを特徴とする映像記録装置。
  28. 【請求項28】請求項9又は10において、 情報を出力する受信手段は、 デジタル放送信号を復調して圧縮デジタル映像信号を出
    力するデジタル放送受信回路と、 前記圧縮デジタル映像信号を伸張してデジタル映像信号
    を出力する伸張回路と、 前記デジタル映像信号を第一のアナログ映像信号に変換
    するデジタル-アナログ変換回路と、 を備え、 前記情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路
    は、 前記デジタル映像信号を入力して、情報を表示するデジ
    タル映像信号を入力した前記デジタル映像信号に多重ま
    たは上書きして出力することにより、情報を出力する回
    路であり、 少なくとも、 前記情報出力回路に入力する前のデジタル映像信号と前
    記第一のアナログ映像信号を出力し、 前記記録手段は、 複数の映像信号から一つを選択して第二のアナログ映像
    信号を出力する第一の切り替え回路と、 供給されたデジタル映像信号とアナログ映像信号の一方
    を選択して記録する記録回路と、 を備え、 少なくとも前記第一のアナログ映像信号を前記第一の切
    り替え回路に供給し、 前記受信手段から出力されるデジタル映像信号と前記第
    二のアナログ映像信号を記録回路に供給し、 前記第一と第二のアナログ映像信号を前記第二の切り替
    え回路に供給し、 前記第二のアナログ映像信号を出力し、 前記第二の切り替え回路は、 前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記
    第一のアナログ映像信号を選択して出力し、 前記情報出力回路は、 前記記録回路がアナログ映像信号を記録中で、 前記第一の切り替え回路が前記第一の映像信号を選択し
    て出力しているときには、 情報の表示をしないことを特徴とする映像記録装置。
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