JP3443129B2 - 複合映像装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受像機部(以下「TV
部」という)とビデオテープレコーダ部(以下「VTR
部」という)とを組合わせた複合映像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種複合映像装置はTV部とV
TR部とを別筐体に収容した分離型又は両部を同一筐体
に収容した一体型に形成される。また、例えばVTR部
の録画中に録画チャンネルと異なるチャンネルの放送を
TV部に画面表示するため、TV部,VTR部はそれぞ
れテレビチューナを内蔵する。 【0003】この場合、とくに分離型の装置において
は、TV部とVTR部は別個の操作部を有し、通常、各
々の操作部により個別に電源投入,選局等の制御が行わ
れる。さらに、特開昭58−12483号公報(H04
N 5/44)には、一体型の装置において、VTR部
の再生,録画の操作に連動してTV部の電源制御,入力
ソースを切換え、操作性を向上することが記載されてい
る。 【0004】また、特開昭60−141082号公報
(H04N 5/44)には、分離型の装置のTV部に
適用可能な受像機において、VTR部の出力がアンテナ
入力端子,ビデオ入力端子のいずれから供給されるとき
にも同じ操作で入力端子の切換えが行えるようにして操
作性を向上することが記載されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来のこの種複合
映像装置の場合、例えばVTR部を再生にしてそのテー
プ再生画面を見るには、少なくともVTR部の再生操作
を要し、TV部の操作のみでは行えない。 【0006】また、VTR部の再生を停止して所望の放
送を画面表示するには、VTR部の再生停止操作及び選
局操作が必要になる。さらに、TV部により受信されて
画面表示されているテレビ放送を録画するには、VTR
部の内蔵チューナのチャンネル同期化の選局操作及び録
画操作が必要になる。 【0007】また、VTR部の録画中に録画放送と異な
る放送をTV部に画面表示するには、TV部の入力ソー
スを内蔵チューナに切換えて選局操作する必要があり、
しかも、これらの操作はVTR部からは行えない。 【0008】したがって、前記両公報に記載のように構
成しても十分な操作性が得られず、取扱いに不慣れな子
供,老人等にとっては極めて不便であり、しかも、取扱
いに慣れた者にとっても、とくに放映中の番組録画に際
しては、操作に戸惑って必要な場面が録画できなかった
り、異なるチャンネルの放送を誤録画する事態が生じる
問題点がある。本発明は、TV部の操作とVTR部の操
作との別を意識することなく扱えるようにして操作性を
向上することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明の複合映像装置においては、前記TV部の操作
釦としてVTR再生指令用のVTR釦を設け、前記TV
部のマイコンと前記VTR部のマイコンとの間に制御情
報の相互の通信を行うための通信手段と、前記TV部と
前記VTR部が共に電源投入状態になったときに前記通
信手段によって前記TV部と前記VTR部のそれぞれの
前記内蔵テレビチューナを同一チャンネルに同期化して
前記TV部の入力ソースを前記TV部の前記内蔵テレビ
チューナから前記VTR部に切換える手段と、 前記V
TR釦の操作により前記VTR部を再生に制御して前記
VTR部の出力を前記VTR部の前記内蔵テレビチュー
ナ出力からテープ再生出力に切換える手段と、 前記V
TR部の非録画中に、前記TV部の選局操作を行うとそ
の操作情報が通信手段によって前記VTR部にも送ら
れ、前記VTR部の選局操作を行うとその操作情報が通
信手段によって前記TV部にも送られるようにして、前
記TV部及び前記VTR部のそれぞれの前記内蔵テレビ
チューナを共に選局されたチャンネルに同期化する手段
と、 前記VTR部の再生中に、前記VTR部の選局操
作により、又は前記TV部の選局操作による該操作情報
が前記通信手段によって前記VTR部に送られることに
より、前記VTR部は再生動作を停止するとともに前記
VTR部の出力をテープ再生出力から前記VTR部の前
記内蔵テレビチューナ出力に切換える手段と、前記VT
R部の録画操作が行われたとき、前記VTR部は録画動
作を行うとともに該操作情報が前記通信手段によって前
記TV部に送られ、該TV部は入力ソースを前記VTR
部から前記TV部の内蔵テレビチューナに切換える手段
と、前記VTR部の録画中に、前記TV部又は前記VT
R部の選局操作により該操作情報が前記通信手段によっ
て前記TV部に送られ、前記TV部の前記内蔵テレビチ
ューナのみを選局されたチャンネルに制御するとともに
前記VTR部の選局動作を禁止する手段と、前記VTR
部の録画停止操作により前記VTR部は録画を停止する
とともに前記通信手段によって前記VTR部は前記VT
R部の前記内蔵テレビチューナを前記TV部の前記内蔵
テレビチューナのチャンネルに同期化し、かつ前記TV
部は入力ソースを前記TV部の前記内蔵テレビチューナ
から前記VTR部に切換える手段とを備える。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【作用】前記のように構成された本発明の複合映像装置
の場合、VTR部を再生にしてそのテープ再生画面を見
るときは、TV部のVTR釦を操作するのみでVTR部
が再生に制御されるとともにTV部の入力ソースがVT
R部に切換わり、VTR部のテープ再生出力がTV部に
画面表示される。また、VTR部のテープ再生中に表示
画面をテレビ放送に切換える場合、TV部,VTR部い
ずれの選局操作によってもVTR部の再生が停止してT
V部の表示画面が選局されたチャンネルの放送画面に切
換わる。 【0017】さらに、画面表示中のチャンネルの放送を
録画するときは、録画操作のみにより、VTR部が自動
的にその放送のチャンネルの録画に制御される。しか
も、録画中にTV部,VTR部いずれの選局操作が行わ
れても、TV部の表示画面が選局されたチャンネルの放
送画面に切換わる。 【0018】 【実施例】実施例について、図1ないし図7を参照して
説明する。 (1実施例)1実施例について、図1ないし図5を参照
して説明する。 【0019】(構成)図1は分離型の場合の構成を示
し、同図において、1はTV部、2はTV部1にケーブ
ル接続されたVTR部である。 【0020】さらに、TV部1において、3はテレビチ
ューナ(内蔵チューナ)であり、VTR部2のRFコン
バータ4を介して受信アンテナ5に接続されている。6
はチューナ3の後段の中間周波増幅回路(以下「IF回
路」という)、7はIF回路6の後段の映像検波回路、
8は内蔵チューナ接点8a及び外部入力接点8bを有す
る入力切換スイッチであり、内蔵チューナ接点8aは映
像検波回路7に接続されている。 【0021】9は入力切換スイッチ8の後段の表示処理
回路、10は表示処理回路9の出力を画面表示するCR
Tである。11は入力切換スイッチ8等のTV部1の各
部を制御するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」
という)であり、VTR部2のマイコン12とともに制
御部13を形成する。14はマイコン11に接続された
TV部1の操作部であり、通常の受像機の操作部が備え
る選局操作用のテンキー及びチャンネル,音量のアップ
/ダウンの操作釦等の各種操作釦が設けられるととも
に、例えば選局操作用のテンキーと同じ操作感覚で操作
できるキー釦式のVTR釦15が設けられる。 【0022】つぎに、VTR部2において、16はコン
バータ4の後段のテレビチューナ(内蔵チューナ)、1
7はテープ録再機構及び録再回路からなる録再処理部で
あり、マイコン12により動作制御され、再生時のテー
プ再生出力及び録画時等のチューナ16の受信出力を,
ケーブル18,TV部1ビデオ入力端子(図示せず)を
介して入力切換スイッチ8の外部入力接点8bに供給す
る。19はマイコン12に接続されたVTR部2の操作
部であり、通常のテレビチューナ内蔵型のビデオテープ
レコーダの操作部と同様、選局操作用のテンキー及び再
生,録画,停止等のVTR部2の動作制御用の各種の操
作釦が設けられている。なお、図1はTV部1及びVT
R部2の要部の構成を示し、それぞれ音声処理等の他の
構成は説明を簡単にするために省略されている。 【0023】(動作)マイコン11,12は図2,図3
のTV部1の制御,図4,図5のVTR部2の制御それ
ぞれを実行し、制御ケーブルを介して相互に情報をやり
とりする。 (I)TV部1の動作 TV部1は自己の電源が投入されるまで図2のステップ
A1の判断をくり返し、電源が投入(P.ON)される
と、電源投入をVTR部2に通知してステップA2に移
行し、VTR部2からの電源投入の通知の有,無に基づ
き、VTR部2が先に電源投入されているか否かを判別
する。 【0024】このとき、VTR部2が電源未投入であれ
ばステップA3に移行し、VTR部2が電源投入される
までは、ステップA4により通常の受像機としての処
理,すなわち操作部14によるチューナ3の選局等の単
独処理実行する。 【0025】つぎに、VTR部2が電源投入されてTV
部1及びVTR部2が共に電源投入状態になり、TV部
1とVTR部2との同時使用状態に移ると、ステップA
3からステップA5に移行し、後から電源投入されたV
TR部2にチューナ3の現在のチャンネル情報(CH)
を送り、この情報によりVTR部2のチューナ16がチ
ューナ3のチャンネルに同期化されてVTR部2から動
作完了が通知されるまでステップA6の待機になる。 【0026】そして、動作完了が通知されると、ステッ
プA7に移行して入力切換スイッチ8を初期設定の内蔵
チューナ接点8aから外部入力接点8bに切換え、TV
部1の入力ソースをチューナ3からVTR部2に切換え
てCRT10の表示画面をVTR部2のテープ再生出力
又は受信出力の画面にする。 【0027】ところで、ステップA2において、VTR
部2が先に電源投入されていれば、ステップA3に移行
せずにステップA8に移行してVTR部2からのチュー
ナ16の現在のチャンネル情報を受信し、ステップA9
によりチューナ3をチューナ16のチャンネルに同期化
してステップA7に移行する。したがって、ステップA
7に移行したときには、チューナ3,16が先に電源投
入された一方のチャンネルに同期化されて同じになる。 【0028】そして、ステップA7から図3のステップ
A10に移行し、操作部14のVTR釦15が操作され
たか否かを判別する。このVTR釦15はTV部1の操
作でVTR部2を再生(PLAY)に制御するために設
けられ、VTR釦15が操作されると、ステップA10
からステップA11に移行してVTR部2に再生制御を
通知する。 【0029】さらに、この通知によりVTR部2が再生
に制御された後等はVTR釦15が操作されないため、
ステップA10からステップA12〜A16を介してス
テップA10に戻るループにより、VTR部2の録画操
作,録画停止操作及びTV部1又はVTR部2の選局操
作の発生が監視される。なお、ステップA16では色調
整,音量調整等の処理が行われる。 【0030】そして、VTR部2の再生中に操作部14
によりTV部1の選局操作が行われると、ステップA1
4からステップA17を介してステップA18に移行
し、チューナ3を選局されたチャンネル制御した後、ス
テップA19に移行してそのチャンネル情報をVTR部
2に通知する。 【0031】また、VTR部2の再生中に操作部19に
よりVTR部2の選局操作が行われ、そのチャンネル情
報がVTR部2から通知されると、ステップA15から
ステップA20に移行してチューナ3を選局されたチャ
ンネルに制御した後、ステップA21に移行してVTR
部2に動作完了を通知する。 【0032】さらに、VTR部2の録画操作が通知され
ると、ステップA12からステップA22に移行し、入
力切換スイッチ8を内蔵チューナ接点8aに切戻し、C
RT10の表示画面をチューナ3の受信画面に戻した
後、ステップA23に移行してVTR部2に動作完了を
通知する。また、VTR部2の録画中に操作部14によ
り選局されると、チューナ16のチャンネル変更を行わ
ないため、ステップA14,A17を介してステップA
24に移行してチューナ3を選局されたチャンネルに移
行する。 【0033】なお、VTR部2の録画中に操作部19に
よりVTR部2の選局操作が発生すると、再生中と同
様、ステップA15,A20,A21の処理が行われ
る。さらに、VTR部2の録画停止が通知されると、ス
テップA13から図2のステップA5に戻り、このステ
ップA5からの処理が行われる。 【0034】(II)VTR部2の動作 VTR部2は自己の電源が投入されるまで図4のステッ
プB1の判断をくり返し、電源が投入されると、電源投
入をTV部1に通知してステップB2に移行し、TV部
1からの電源投入の通知の有,無に基づき、TV部1が
先に電源投入されているか否かを判別する。 【0035】そして、VTR部2が先に電源投入されて
いれば、図4のステップB3〜B6により図2のステッ
プA3〜A6と同様の処理をVTR部2で行う。また、
TV部2が先に電源投入されていれば、図4のステップ
B7,B8により図2のステップA7,A8と同様の処
理をVTR部2で行う。 【0036】そして、図4のステップB6又はB8によ
りチューナ3,16が先に電源投入された一方のチャン
ネルに同期化されて同じになると、図5のステップB9
に移行する。このステップB9により操作部16の再生
操作又は操作部14のVTR釦15の操作に基づくTV
部1からの再生制御の通知を判別すると、ステップB1
0に移行して録再処理部17を再生に制御し、テープ再
生出力をケーブル18を介してTV部1に供給する。 【0037】このとき、TV部1の入力切換スイッチ8
が外部入力接点8bに切換わるため、VTR部2のテー
プ再生出力がCRT10に画面表示される。さらに、再
生制御の通知が受信されないときは、ステップB9から
ステップB11〜B15を介してステップB9に戻るル
ープによりVTR部2又はTV部1の選局操作及びVT
R部2の録画操作,録画停止操作の発生が監視される。
なお、ステップB15ではトラッキング調整,タイマ予
約処理等が行われる。 【0038】そして、操作部19によりVTR部2の選
局操作が行われると、ステップB11からステップB1
6に移行してチャンネル情報をTV部1に通知した後、
ステップB17により録画中か否かを判別する。これ
は、録画中であればVTR部2のチャンネル変更を禁止
して録画を継続するためである。 【0039】そして、録画以外のとき(非録画時)はス
テップB18によりチューナ16を選局されたチャンネ
ルに制御し、ステップB19により動作完了をTV部1
に通知する。さらに、ステップB20により再生中か否
かを判別し、再生中であれば、ステップB21に移行し
て録再処理部17を停止に制御し、TV部1にチューナ
16の受信出力を供給し、CRT10の表示画面をテー
プ再生画面から選局チャンネルの受信画面に切換える。 【0040】また、操作部14によりTV部1の選局操
作が行われ、そのチャンネル情報がVTR部2に通知さ
れると、ステップB12からステップB17に移行し、
このステップB17からの処理を行う。さらに、操作部
19により録画操作が行われると、ステップB13から
ステップB22に移行して録画操作をTV部1に通知
し、ステップB23によりTV部1からの動作完了の通
知を待ち、動作完了が通知されると、ステップB24に
移行して録再処理部17を録画に制御し、チューナ16
の受信チャンネルの放送を録画する。 【0041】このとき、録画されるチャンネルは、必ず
その直前にCRT10に画面表示されていたチャンネル
に一致する。また、操作部19により録画停止操作が行
われると、ステップB14からステップB25に移行し
て録画停止操作をTV部1に通知し、ステップB26に
よりTV部1からの画面表示中のチューナ3のチャンネ
ル情報を待ち、この情報を受信してチューナ16をチュ
ーナ3のチャンネルに同期化する。そして、ステップB
27によりチャンネルの設定完了をTV部1に通知した
後、ステップB28に移行して録再処理部17を停止に
制御する。 【0042】(III) 装置全体の動作 そして、前記のTV部1,VTR部2の動作により、装
置全体としては、つぎのように動作する。 (a)TV部1,VTR部2が共に電源投入状態になっ
たときは、先に電源が投入された方のチューナ3又は1
6のチャンネルを基準にして両チューナ3,16のチャ
ンネルが同期化され、TV部1の入力ソースがチューナ
3からVTR部2に切換わる。 【0043】この切換えにより、以降はVTR部2の録
画時以外VTR部2のテープ再生出力又は受信出力がC
RT10に画面表示される。 (b)VTR部2を再生にするときは、TV部1のVT
R釦15を操作することにより、VTR部2が再生に制
御されてCRT10の表示画面がテープ再生画面にな
る。 【0044】このとき、VTR釦15によりVTR部2
をあたかもチャンネルの1つとしてTV部1で選択して
再生に制御することができ、VTR部2の再生操作であ
ることを意識することなく、TV部1のいわゆるワンタ
ッチ選局操作でVTR部2の再生が行える。 【0045】(c)VTR部2の再生中にTV部1又は
VTR部2で選局操作を行うと、この操作がテープ再生
を終了してテレビ番組を見るときに行われるため、VT
R部2の再生が停止されるとともに、TV部1,VTR
部2のいずれの選局操作であってもチューナ3,16が
共に選局されたチャンネルに同期化され、VTR部2が
テープ再生出力から選局されたチャンネルのテレビチュ
ーナ出力に切換わり、CRT10の表示画面が選局され
たチャンネルの放送に切換わる。 【0046】そして、TV部1,VTR部2のいずれか
らでも選局操作が行えるため、例えばVTR部2の再生
中の表示画面をTV部1の単独使用時の画面と感違いし
てTV部1で選局操作を行っても選局したチャンネルに
表示画面が切換わり、操作に戸惑うことがない。 【0047】(d)VTR部2の録画操作を行うと、V
TR部2は内蔵のチューナ16の録画を始め、TV部1
は入力ソースを内蔵のチューナ3に切換えてこのチュー
ナ3の受信チャンネルの放送をCRT10に画面表示す
る。そして、録画前の画面表示がチューナ16の受信放
送であるため、VTR部2のチャンネル同期化の選局操
作を行うことなく、確実にその放送の録画が行える。 【0048】しかも、録画前のチューナ3,16のチャ
ンネルが同期化されているため、録画によりTV部1の
入力ソースが切換わってもCRT10に画面表示される
放送は変わらない。 【0049】(e)VTR部2の録画中にTV部1又は
VTR部2で選局操作を行うと、この操作に伴う録画チ
ャンネルの変更を禁止するため、チューナ16のチャン
ネルは変わらないが、チューナ3は選局されたチャンネ
ルに変わり、CRT10に選局されたチャンネルの放送
が画面表示される。 【0050】そして、TV部1,VTR部2のいずれか
らでも選局操作が行えるため、(例えばVTR部2の録
画画面が表示されていると感違いしてVTR部2で選局
操作を行っても選局したチャンネルにCRT10の表示
画面が切換わり、操作に戸惑うことがない。 【0051】(f)VTR部2の録画停止操作を行う
と、VTR部2が録画を停止するとともにチューナ16
がチューナ3の画面表示中のチャンネルに同期化され、
しかも、TV部1の入力ソースが再びVTR部2に切換
わる。そして、CRT10に画面表示されるチャンネル
が録画停止操作で変わらないため、不用意なチャンネル
変更は発生しない。 【0052】(他の実施例)つぎに、他の実施例につい
て、図1及び図6,図7を参照して説明する。この実施
例が1実施例と異なる点は図1の制御部13の制御手法
であり、以下に図1の符号を用いて動作を説明する。 【0053】(動作)制御部13のマイコン11,12
は図6のTV部1の制御,図7のVTR部2の制御それ
ぞれを実行する。 (I)TV部1の動作 TV部1は図6のステップC1によりVTR釦15の操
作の有無を判別し、VTR釦15が操作されると、ステ
ップC2によりVTR部2に再生制御を通知した後、ス
テップC3によりVTR部2からの動作完了の通知を待
ち、この通知を着信すると、ステップC4により入力切
換スイッチ8を内蔵チューナ接点8aから外部入力接点
8bに切換える。 【0054】また、VTR釦15が操作されないとき
は、ステップC1からステップC5〜C9を介してステ
ップC1に戻るループにより、VTR部2の録画操作,
録画停止操作の発生及びTV部1又はVTR部2の選局
操作の発生が監視される。なお、ステップC9では図3
のステップA16と同様の処理が行われる。 【0055】そして、VTR部2の録画操作の通知を受
信すると、ステップC5からステップC10に移行して
チューナ3のチャンネル情報をVTR部2に通知し、ス
テップC11によりVTR部2の動作完了を待つ。ま
た、操作部14によるTV部1の選局操作が発生する
と、ステップC7からステップC12に移行してVTR
部2が再生中か否かを判別する。 【0056】そして、VTR部2の再生中であればステ
ップC13〜C15により、チューナ3を選局されたチ
ャンネルに制御するとともに入力切換スイッチ8を内臓
チューナ接点8aに切戻し、かつ、VTR部2に再生停
止を通知する。 【0057】また、VTR部2が再生中でなければステ
ップC16,C17により、チューナ3を選局されたチ
ャンネルに制御するとともに入力切換スイッチ8を内蔵
チューナ接点8aに切戻す。 【0058】つぎに、操作部19によるVTR部2の選
局操作が発生してチャンネル情報を受信すると、ステッ
プC8からステップC12に移行し、このステップC1
2からの処理を行う。なお、VTR部2の録画停止操作
の通知を受信したときは、ステップC6を肯定で通過し
て現状を維持する。 【0059】(II)VTR部2の動作 VTR部2は図7のステップD1,D2により図5のス
テップB9,B10と同様に動作し、TV部1のVTR
釦15の操作又はVTR部2の再生操作により録再処理
部17を再生に制御する。また、図7のステップD3〜
D7により図5のステップB11〜B15と同様の監視
を行う。 【0060】そして、操作部19によるVTR部2の選
局操作が発生すると、ステップD3からステップD8に
移行し、ステップD8〜D13により図5のステップB
16〜B21と同様の処理を行う。また、TV部1の選
局操作が発生してTV部1からチャンネル情報が通知さ
れると、ステップD4からステップD14に移行して録
画中か否かを判別する。 【0061】そして、録画中であればチューナ16のチ
ャンネル変更を禁止するため、何もせずに現状を維持す
る。一方、録画中でなければステップD14からステッ
プD12に移行し、ステップD12,D13の処理を行
う。 【0062】つぎに、操作部19によるVTR部2の録
画操作が発生すると、ステップD5からステップD15
に移行して録画操作の発生をTV部1に通知し、この通
知に基づきTV部1からチャンネル情報が通知される
と、ステップD16を介してステップD17に移行して
チューナ16を通知されたチャンネルに同期化し、ステ
ップD18によりチャンネル設定完了をTV部1に通知
した後、ステップD19により録再処理部17を録画に
制御し、チューナ16の受信放送を録画する。また、操
作部19によるVTR部2の録画停止操作が発生する
と、ステップD6からステップD20に移行して録画停
止操作の発生をTV部1に通知した後、ステップD21
により録再処理部17を停止に制御し、録画を終了す
る。 【0063】(III) 装置全体の動作 (a)TV部1,VTR部2が共に電源投入状態になっ
たときは、CRT10の表示画面に変更がないため、T
V部1の入力ソースは内蔵のチューナ3に保たれる。 (b)TV部1のVTR釦15の操作が発生すると、T
V部1の入力ソースがVTR部2に切換わるとともにV
TR部2が再生に制御され、CRT10にテープ再生出
力が画面表示される。 【0064】したがって、1実施例の場合と同様、TV
部1に設けたVTR釦15のワンタッチ選局操作でVT
R部2が再生に制御されてその再生画面がTV部1に表
示される。 【0065】(c)VTR部2の再生中にTV部1又は
VTR部2により選局操作を行うと、1実施例の場合と
同様、VTR部2の再生が停止されて選局されたチャン
ネルの放送がCRT10に画面表示される。なお、1実
施例の場合はTV部1の入力ソースがVTR部2に保持
され、チューナ16の出力によって画面表示が行われる
が、この実施例の場合はTV部1の入力ソースが内蔵の
チューナ3に切換わり、このチューナ3の出力によって
画面表示が行われる。 【0066】(d)VTR部2の録画操作を行うと、V
TR部2のチューナ16が画面表示中のTV部1のチュ
ーナ3のチャンネルに同期化された後、VTR部2がチ
ューナ16の受信出力の録画を始め、このとき、TV部
1ではチューナ3の受信出力により選局チャンネルの画
面表示が行われる。 【0067】(e)VTR部2の録画中にTV部1又は
VTR部2で選局操作が行われると、チューナ3のみが
選局されたチャンネルに変わり、CRT10の表示画面
が選局されたチャンネルの放送になる。 【0068】(f)VTR部2の録画停止操作を行う
と、VTR部2の録画は停止され、このとき、TV部1
には変化がなく、チューナ3の出力に基づく選局チャン
ネルの放送が画面表示され続ける。 【0069】そして、この実施例の場合は、図2〜図5
と図6,図7との比較からも明らかなように、1実施例
の場合より制御を簡素化して同等の機能を発揮できる。
ところで、前記両実施例では分離型の装置に適用して説
明したが一体型の装置にも適用できるのは勿論である。 【0070】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。VTR部2
を再生にしてそのテープ再生画面を見るときは、TV部
1のVTR釦15を操作するのみでVTR部2が再生に
制御されてVTR部2のテープ再生出力がTV部1に画
面表示される。 【0071】また、VTR部2のテープ再生中に表示画
面をテレビ放送に切換える場合、TV部1,VTR部2
いずれの選局操作によってもVTR部2の再生が停止し
てTV部1の表示画面が選局されたチャンネルの放送画
面に切換わる。さらに、画面表示中の放送を録画すると
きは、録画操作のみにより、VTR部2が自動的にその
放送のチャンネルの録画に制御される。 【0072】しかも、録画中にTV部1,VTR部2い
ずれの選局操作が行われても、TV部1の表示画面が選
局されたチャンネルの放送画面に切換わる。したがっ
て、TV部1の操作とVTR部2の操作との別を意識す
ることなく扱え、VTR部2のテープ再生,番組録画等
が極めて容易に行え、操作性が著しく向上する。
部」という)とビデオテープレコーダ部(以下「VTR
部」という)とを組合わせた複合映像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種複合映像装置はTV部とV
TR部とを別筐体に収容した分離型又は両部を同一筐体
に収容した一体型に形成される。また、例えばVTR部
の録画中に録画チャンネルと異なるチャンネルの放送を
TV部に画面表示するため、TV部,VTR部はそれぞ
れテレビチューナを内蔵する。 【0003】この場合、とくに分離型の装置において
は、TV部とVTR部は別個の操作部を有し、通常、各
々の操作部により個別に電源投入,選局等の制御が行わ
れる。さらに、特開昭58−12483号公報(H04
N 5/44)には、一体型の装置において、VTR部
の再生,録画の操作に連動してTV部の電源制御,入力
ソースを切換え、操作性を向上することが記載されてい
る。 【0004】また、特開昭60−141082号公報
(H04N 5/44)には、分離型の装置のTV部に
適用可能な受像機において、VTR部の出力がアンテナ
入力端子,ビデオ入力端子のいずれから供給されるとき
にも同じ操作で入力端子の切換えが行えるようにして操
作性を向上することが記載されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来のこの種複合
映像装置の場合、例えばVTR部を再生にしてそのテー
プ再生画面を見るには、少なくともVTR部の再生操作
を要し、TV部の操作のみでは行えない。 【0006】また、VTR部の再生を停止して所望の放
送を画面表示するには、VTR部の再生停止操作及び選
局操作が必要になる。さらに、TV部により受信されて
画面表示されているテレビ放送を録画するには、VTR
部の内蔵チューナのチャンネル同期化の選局操作及び録
画操作が必要になる。 【0007】また、VTR部の録画中に録画放送と異な
る放送をTV部に画面表示するには、TV部の入力ソー
スを内蔵チューナに切換えて選局操作する必要があり、
しかも、これらの操作はVTR部からは行えない。 【0008】したがって、前記両公報に記載のように構
成しても十分な操作性が得られず、取扱いに不慣れな子
供,老人等にとっては極めて不便であり、しかも、取扱
いに慣れた者にとっても、とくに放映中の番組録画に際
しては、操作に戸惑って必要な場面が録画できなかった
り、異なるチャンネルの放送を誤録画する事態が生じる
問題点がある。本発明は、TV部の操作とVTR部の操
作との別を意識することなく扱えるようにして操作性を
向上することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明の複合映像装置においては、前記TV部の操作
釦としてVTR再生指令用のVTR釦を設け、前記TV
部のマイコンと前記VTR部のマイコンとの間に制御情
報の相互の通信を行うための通信手段と、前記TV部と
前記VTR部が共に電源投入状態になったときに前記通
信手段によって前記TV部と前記VTR部のそれぞれの
前記内蔵テレビチューナを同一チャンネルに同期化して
前記TV部の入力ソースを前記TV部の前記内蔵テレビ
チューナから前記VTR部に切換える手段と、 前記V
TR釦の操作により前記VTR部を再生に制御して前記
VTR部の出力を前記VTR部の前記内蔵テレビチュー
ナ出力からテープ再生出力に切換える手段と、 前記V
TR部の非録画中に、前記TV部の選局操作を行うとそ
の操作情報が通信手段によって前記VTR部にも送ら
れ、前記VTR部の選局操作を行うとその操作情報が通
信手段によって前記TV部にも送られるようにして、前
記TV部及び前記VTR部のそれぞれの前記内蔵テレビ
チューナを共に選局されたチャンネルに同期化する手段
と、 前記VTR部の再生中に、前記VTR部の選局操
作により、又は前記TV部の選局操作による該操作情報
が前記通信手段によって前記VTR部に送られることに
より、前記VTR部は再生動作を停止するとともに前記
VTR部の出力をテープ再生出力から前記VTR部の前
記内蔵テレビチューナ出力に切換える手段と、前記VT
R部の録画操作が行われたとき、前記VTR部は録画動
作を行うとともに該操作情報が前記通信手段によって前
記TV部に送られ、該TV部は入力ソースを前記VTR
部から前記TV部の内蔵テレビチューナに切換える手段
と、前記VTR部の録画中に、前記TV部又は前記VT
R部の選局操作により該操作情報が前記通信手段によっ
て前記TV部に送られ、前記TV部の前記内蔵テレビチ
ューナのみを選局されたチャンネルに制御するとともに
前記VTR部の選局動作を禁止する手段と、前記VTR
部の録画停止操作により前記VTR部は録画を停止する
とともに前記通信手段によって前記VTR部は前記VT
R部の前記内蔵テレビチューナを前記TV部の前記内蔵
テレビチューナのチャンネルに同期化し、かつ前記TV
部は入力ソースを前記TV部の前記内蔵テレビチューナ
から前記VTR部に切換える手段とを備える。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【作用】前記のように構成された本発明の複合映像装置
の場合、VTR部を再生にしてそのテープ再生画面を見
るときは、TV部のVTR釦を操作するのみでVTR部
が再生に制御されるとともにTV部の入力ソースがVT
R部に切換わり、VTR部のテープ再生出力がTV部に
画面表示される。また、VTR部のテープ再生中に表示
画面をテレビ放送に切換える場合、TV部,VTR部い
ずれの選局操作によってもVTR部の再生が停止してT
V部の表示画面が選局されたチャンネルの放送画面に切
換わる。 【0017】さらに、画面表示中のチャンネルの放送を
録画するときは、録画操作のみにより、VTR部が自動
的にその放送のチャンネルの録画に制御される。しか
も、録画中にTV部,VTR部いずれの選局操作が行わ
れても、TV部の表示画面が選局されたチャンネルの放
送画面に切換わる。 【0018】 【実施例】実施例について、図1ないし図7を参照して
説明する。 (1実施例)1実施例について、図1ないし図5を参照
して説明する。 【0019】(構成)図1は分離型の場合の構成を示
し、同図において、1はTV部、2はTV部1にケーブ
ル接続されたVTR部である。 【0020】さらに、TV部1において、3はテレビチ
ューナ(内蔵チューナ)であり、VTR部2のRFコン
バータ4を介して受信アンテナ5に接続されている。6
はチューナ3の後段の中間周波増幅回路(以下「IF回
路」という)、7はIF回路6の後段の映像検波回路、
8は内蔵チューナ接点8a及び外部入力接点8bを有す
る入力切換スイッチであり、内蔵チューナ接点8aは映
像検波回路7に接続されている。 【0021】9は入力切換スイッチ8の後段の表示処理
回路、10は表示処理回路9の出力を画面表示するCR
Tである。11は入力切換スイッチ8等のTV部1の各
部を制御するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」
という)であり、VTR部2のマイコン12とともに制
御部13を形成する。14はマイコン11に接続された
TV部1の操作部であり、通常の受像機の操作部が備え
る選局操作用のテンキー及びチャンネル,音量のアップ
/ダウンの操作釦等の各種操作釦が設けられるととも
に、例えば選局操作用のテンキーと同じ操作感覚で操作
できるキー釦式のVTR釦15が設けられる。 【0022】つぎに、VTR部2において、16はコン
バータ4の後段のテレビチューナ(内蔵チューナ)、1
7はテープ録再機構及び録再回路からなる録再処理部で
あり、マイコン12により動作制御され、再生時のテー
プ再生出力及び録画時等のチューナ16の受信出力を,
ケーブル18,TV部1ビデオ入力端子(図示せず)を
介して入力切換スイッチ8の外部入力接点8bに供給す
る。19はマイコン12に接続されたVTR部2の操作
部であり、通常のテレビチューナ内蔵型のビデオテープ
レコーダの操作部と同様、選局操作用のテンキー及び再
生,録画,停止等のVTR部2の動作制御用の各種の操
作釦が設けられている。なお、図1はTV部1及びVT
R部2の要部の構成を示し、それぞれ音声処理等の他の
構成は説明を簡単にするために省略されている。 【0023】(動作)マイコン11,12は図2,図3
のTV部1の制御,図4,図5のVTR部2の制御それ
ぞれを実行し、制御ケーブルを介して相互に情報をやり
とりする。 (I)TV部1の動作 TV部1は自己の電源が投入されるまで図2のステップ
A1の判断をくり返し、電源が投入(P.ON)される
と、電源投入をVTR部2に通知してステップA2に移
行し、VTR部2からの電源投入の通知の有,無に基づ
き、VTR部2が先に電源投入されているか否かを判別
する。 【0024】このとき、VTR部2が電源未投入であれ
ばステップA3に移行し、VTR部2が電源投入される
までは、ステップA4により通常の受像機としての処
理,すなわち操作部14によるチューナ3の選局等の単
独処理実行する。 【0025】つぎに、VTR部2が電源投入されてTV
部1及びVTR部2が共に電源投入状態になり、TV部
1とVTR部2との同時使用状態に移ると、ステップA
3からステップA5に移行し、後から電源投入されたV
TR部2にチューナ3の現在のチャンネル情報(CH)
を送り、この情報によりVTR部2のチューナ16がチ
ューナ3のチャンネルに同期化されてVTR部2から動
作完了が通知されるまでステップA6の待機になる。 【0026】そして、動作完了が通知されると、ステッ
プA7に移行して入力切換スイッチ8を初期設定の内蔵
チューナ接点8aから外部入力接点8bに切換え、TV
部1の入力ソースをチューナ3からVTR部2に切換え
てCRT10の表示画面をVTR部2のテープ再生出力
又は受信出力の画面にする。 【0027】ところで、ステップA2において、VTR
部2が先に電源投入されていれば、ステップA3に移行
せずにステップA8に移行してVTR部2からのチュー
ナ16の現在のチャンネル情報を受信し、ステップA9
によりチューナ3をチューナ16のチャンネルに同期化
してステップA7に移行する。したがって、ステップA
7に移行したときには、チューナ3,16が先に電源投
入された一方のチャンネルに同期化されて同じになる。 【0028】そして、ステップA7から図3のステップ
A10に移行し、操作部14のVTR釦15が操作され
たか否かを判別する。このVTR釦15はTV部1の操
作でVTR部2を再生(PLAY)に制御するために設
けられ、VTR釦15が操作されると、ステップA10
からステップA11に移行してVTR部2に再生制御を
通知する。 【0029】さらに、この通知によりVTR部2が再生
に制御された後等はVTR釦15が操作されないため、
ステップA10からステップA12〜A16を介してス
テップA10に戻るループにより、VTR部2の録画操
作,録画停止操作及びTV部1又はVTR部2の選局操
作の発生が監視される。なお、ステップA16では色調
整,音量調整等の処理が行われる。 【0030】そして、VTR部2の再生中に操作部14
によりTV部1の選局操作が行われると、ステップA1
4からステップA17を介してステップA18に移行
し、チューナ3を選局されたチャンネル制御した後、ス
テップA19に移行してそのチャンネル情報をVTR部
2に通知する。 【0031】また、VTR部2の再生中に操作部19に
よりVTR部2の選局操作が行われ、そのチャンネル情
報がVTR部2から通知されると、ステップA15から
ステップA20に移行してチューナ3を選局されたチャ
ンネルに制御した後、ステップA21に移行してVTR
部2に動作完了を通知する。 【0032】さらに、VTR部2の録画操作が通知され
ると、ステップA12からステップA22に移行し、入
力切換スイッチ8を内蔵チューナ接点8aに切戻し、C
RT10の表示画面をチューナ3の受信画面に戻した
後、ステップA23に移行してVTR部2に動作完了を
通知する。また、VTR部2の録画中に操作部14によ
り選局されると、チューナ16のチャンネル変更を行わ
ないため、ステップA14,A17を介してステップA
24に移行してチューナ3を選局されたチャンネルに移
行する。 【0033】なお、VTR部2の録画中に操作部19に
よりVTR部2の選局操作が発生すると、再生中と同
様、ステップA15,A20,A21の処理が行われ
る。さらに、VTR部2の録画停止が通知されると、ス
テップA13から図2のステップA5に戻り、このステ
ップA5からの処理が行われる。 【0034】(II)VTR部2の動作 VTR部2は自己の電源が投入されるまで図4のステッ
プB1の判断をくり返し、電源が投入されると、電源投
入をTV部1に通知してステップB2に移行し、TV部
1からの電源投入の通知の有,無に基づき、TV部1が
先に電源投入されているか否かを判別する。 【0035】そして、VTR部2が先に電源投入されて
いれば、図4のステップB3〜B6により図2のステッ
プA3〜A6と同様の処理をVTR部2で行う。また、
TV部2が先に電源投入されていれば、図4のステップ
B7,B8により図2のステップA7,A8と同様の処
理をVTR部2で行う。 【0036】そして、図4のステップB6又はB8によ
りチューナ3,16が先に電源投入された一方のチャン
ネルに同期化されて同じになると、図5のステップB9
に移行する。このステップB9により操作部16の再生
操作又は操作部14のVTR釦15の操作に基づくTV
部1からの再生制御の通知を判別すると、ステップB1
0に移行して録再処理部17を再生に制御し、テープ再
生出力をケーブル18を介してTV部1に供給する。 【0037】このとき、TV部1の入力切換スイッチ8
が外部入力接点8bに切換わるため、VTR部2のテー
プ再生出力がCRT10に画面表示される。さらに、再
生制御の通知が受信されないときは、ステップB9から
ステップB11〜B15を介してステップB9に戻るル
ープによりVTR部2又はTV部1の選局操作及びVT
R部2の録画操作,録画停止操作の発生が監視される。
なお、ステップB15ではトラッキング調整,タイマ予
約処理等が行われる。 【0038】そして、操作部19によりVTR部2の選
局操作が行われると、ステップB11からステップB1
6に移行してチャンネル情報をTV部1に通知した後、
ステップB17により録画中か否かを判別する。これ
は、録画中であればVTR部2のチャンネル変更を禁止
して録画を継続するためである。 【0039】そして、録画以外のとき(非録画時)はス
テップB18によりチューナ16を選局されたチャンネ
ルに制御し、ステップB19により動作完了をTV部1
に通知する。さらに、ステップB20により再生中か否
かを判別し、再生中であれば、ステップB21に移行し
て録再処理部17を停止に制御し、TV部1にチューナ
16の受信出力を供給し、CRT10の表示画面をテー
プ再生画面から選局チャンネルの受信画面に切換える。 【0040】また、操作部14によりTV部1の選局操
作が行われ、そのチャンネル情報がVTR部2に通知さ
れると、ステップB12からステップB17に移行し、
このステップB17からの処理を行う。さらに、操作部
19により録画操作が行われると、ステップB13から
ステップB22に移行して録画操作をTV部1に通知
し、ステップB23によりTV部1からの動作完了の通
知を待ち、動作完了が通知されると、ステップB24に
移行して録再処理部17を録画に制御し、チューナ16
の受信チャンネルの放送を録画する。 【0041】このとき、録画されるチャンネルは、必ず
その直前にCRT10に画面表示されていたチャンネル
に一致する。また、操作部19により録画停止操作が行
われると、ステップB14からステップB25に移行し
て録画停止操作をTV部1に通知し、ステップB26に
よりTV部1からの画面表示中のチューナ3のチャンネ
ル情報を待ち、この情報を受信してチューナ16をチュ
ーナ3のチャンネルに同期化する。そして、ステップB
27によりチャンネルの設定完了をTV部1に通知した
後、ステップB28に移行して録再処理部17を停止に
制御する。 【0042】(III) 装置全体の動作 そして、前記のTV部1,VTR部2の動作により、装
置全体としては、つぎのように動作する。 (a)TV部1,VTR部2が共に電源投入状態になっ
たときは、先に電源が投入された方のチューナ3又は1
6のチャンネルを基準にして両チューナ3,16のチャ
ンネルが同期化され、TV部1の入力ソースがチューナ
3からVTR部2に切換わる。 【0043】この切換えにより、以降はVTR部2の録
画時以外VTR部2のテープ再生出力又は受信出力がC
RT10に画面表示される。 (b)VTR部2を再生にするときは、TV部1のVT
R釦15を操作することにより、VTR部2が再生に制
御されてCRT10の表示画面がテープ再生画面にな
る。 【0044】このとき、VTR釦15によりVTR部2
をあたかもチャンネルの1つとしてTV部1で選択して
再生に制御することができ、VTR部2の再生操作であ
ることを意識することなく、TV部1のいわゆるワンタ
ッチ選局操作でVTR部2の再生が行える。 【0045】(c)VTR部2の再生中にTV部1又は
VTR部2で選局操作を行うと、この操作がテープ再生
を終了してテレビ番組を見るときに行われるため、VT
R部2の再生が停止されるとともに、TV部1,VTR
部2のいずれの選局操作であってもチューナ3,16が
共に選局されたチャンネルに同期化され、VTR部2が
テープ再生出力から選局されたチャンネルのテレビチュ
ーナ出力に切換わり、CRT10の表示画面が選局され
たチャンネルの放送に切換わる。 【0046】そして、TV部1,VTR部2のいずれか
らでも選局操作が行えるため、例えばVTR部2の再生
中の表示画面をTV部1の単独使用時の画面と感違いし
てTV部1で選局操作を行っても選局したチャンネルに
表示画面が切換わり、操作に戸惑うことがない。 【0047】(d)VTR部2の録画操作を行うと、V
TR部2は内蔵のチューナ16の録画を始め、TV部1
は入力ソースを内蔵のチューナ3に切換えてこのチュー
ナ3の受信チャンネルの放送をCRT10に画面表示す
る。そして、録画前の画面表示がチューナ16の受信放
送であるため、VTR部2のチャンネル同期化の選局操
作を行うことなく、確実にその放送の録画が行える。 【0048】しかも、録画前のチューナ3,16のチャ
ンネルが同期化されているため、録画によりTV部1の
入力ソースが切換わってもCRT10に画面表示される
放送は変わらない。 【0049】(e)VTR部2の録画中にTV部1又は
VTR部2で選局操作を行うと、この操作に伴う録画チ
ャンネルの変更を禁止するため、チューナ16のチャン
ネルは変わらないが、チューナ3は選局されたチャンネ
ルに変わり、CRT10に選局されたチャンネルの放送
が画面表示される。 【0050】そして、TV部1,VTR部2のいずれか
らでも選局操作が行えるため、(例えばVTR部2の録
画画面が表示されていると感違いしてVTR部2で選局
操作を行っても選局したチャンネルにCRT10の表示
画面が切換わり、操作に戸惑うことがない。 【0051】(f)VTR部2の録画停止操作を行う
と、VTR部2が録画を停止するとともにチューナ16
がチューナ3の画面表示中のチャンネルに同期化され、
しかも、TV部1の入力ソースが再びVTR部2に切換
わる。そして、CRT10に画面表示されるチャンネル
が録画停止操作で変わらないため、不用意なチャンネル
変更は発生しない。 【0052】(他の実施例)つぎに、他の実施例につい
て、図1及び図6,図7を参照して説明する。この実施
例が1実施例と異なる点は図1の制御部13の制御手法
であり、以下に図1の符号を用いて動作を説明する。 【0053】(動作)制御部13のマイコン11,12
は図6のTV部1の制御,図7のVTR部2の制御それ
ぞれを実行する。 (I)TV部1の動作 TV部1は図6のステップC1によりVTR釦15の操
作の有無を判別し、VTR釦15が操作されると、ステ
ップC2によりVTR部2に再生制御を通知した後、ス
テップC3によりVTR部2からの動作完了の通知を待
ち、この通知を着信すると、ステップC4により入力切
換スイッチ8を内蔵チューナ接点8aから外部入力接点
8bに切換える。 【0054】また、VTR釦15が操作されないとき
は、ステップC1からステップC5〜C9を介してステ
ップC1に戻るループにより、VTR部2の録画操作,
録画停止操作の発生及びTV部1又はVTR部2の選局
操作の発生が監視される。なお、ステップC9では図3
のステップA16と同様の処理が行われる。 【0055】そして、VTR部2の録画操作の通知を受
信すると、ステップC5からステップC10に移行して
チューナ3のチャンネル情報をVTR部2に通知し、ス
テップC11によりVTR部2の動作完了を待つ。ま
た、操作部14によるTV部1の選局操作が発生する
と、ステップC7からステップC12に移行してVTR
部2が再生中か否かを判別する。 【0056】そして、VTR部2の再生中であればステ
ップC13〜C15により、チューナ3を選局されたチ
ャンネルに制御するとともに入力切換スイッチ8を内臓
チューナ接点8aに切戻し、かつ、VTR部2に再生停
止を通知する。 【0057】また、VTR部2が再生中でなければステ
ップC16,C17により、チューナ3を選局されたチ
ャンネルに制御するとともに入力切換スイッチ8を内蔵
チューナ接点8aに切戻す。 【0058】つぎに、操作部19によるVTR部2の選
局操作が発生してチャンネル情報を受信すると、ステッ
プC8からステップC12に移行し、このステップC1
2からの処理を行う。なお、VTR部2の録画停止操作
の通知を受信したときは、ステップC6を肯定で通過し
て現状を維持する。 【0059】(II)VTR部2の動作 VTR部2は図7のステップD1,D2により図5のス
テップB9,B10と同様に動作し、TV部1のVTR
釦15の操作又はVTR部2の再生操作により録再処理
部17を再生に制御する。また、図7のステップD3〜
D7により図5のステップB11〜B15と同様の監視
を行う。 【0060】そして、操作部19によるVTR部2の選
局操作が発生すると、ステップD3からステップD8に
移行し、ステップD8〜D13により図5のステップB
16〜B21と同様の処理を行う。また、TV部1の選
局操作が発生してTV部1からチャンネル情報が通知さ
れると、ステップD4からステップD14に移行して録
画中か否かを判別する。 【0061】そして、録画中であればチューナ16のチ
ャンネル変更を禁止するため、何もせずに現状を維持す
る。一方、録画中でなければステップD14からステッ
プD12に移行し、ステップD12,D13の処理を行
う。 【0062】つぎに、操作部19によるVTR部2の録
画操作が発生すると、ステップD5からステップD15
に移行して録画操作の発生をTV部1に通知し、この通
知に基づきTV部1からチャンネル情報が通知される
と、ステップD16を介してステップD17に移行して
チューナ16を通知されたチャンネルに同期化し、ステ
ップD18によりチャンネル設定完了をTV部1に通知
した後、ステップD19により録再処理部17を録画に
制御し、チューナ16の受信放送を録画する。また、操
作部19によるVTR部2の録画停止操作が発生する
と、ステップD6からステップD20に移行して録画停
止操作の発生をTV部1に通知した後、ステップD21
により録再処理部17を停止に制御し、録画を終了す
る。 【0063】(III) 装置全体の動作 (a)TV部1,VTR部2が共に電源投入状態になっ
たときは、CRT10の表示画面に変更がないため、T
V部1の入力ソースは内蔵のチューナ3に保たれる。 (b)TV部1のVTR釦15の操作が発生すると、T
V部1の入力ソースがVTR部2に切換わるとともにV
TR部2が再生に制御され、CRT10にテープ再生出
力が画面表示される。 【0064】したがって、1実施例の場合と同様、TV
部1に設けたVTR釦15のワンタッチ選局操作でVT
R部2が再生に制御されてその再生画面がTV部1に表
示される。 【0065】(c)VTR部2の再生中にTV部1又は
VTR部2により選局操作を行うと、1実施例の場合と
同様、VTR部2の再生が停止されて選局されたチャン
ネルの放送がCRT10に画面表示される。なお、1実
施例の場合はTV部1の入力ソースがVTR部2に保持
され、チューナ16の出力によって画面表示が行われる
が、この実施例の場合はTV部1の入力ソースが内蔵の
チューナ3に切換わり、このチューナ3の出力によって
画面表示が行われる。 【0066】(d)VTR部2の録画操作を行うと、V
TR部2のチューナ16が画面表示中のTV部1のチュ
ーナ3のチャンネルに同期化された後、VTR部2がチ
ューナ16の受信出力の録画を始め、このとき、TV部
1ではチューナ3の受信出力により選局チャンネルの画
面表示が行われる。 【0067】(e)VTR部2の録画中にTV部1又は
VTR部2で選局操作が行われると、チューナ3のみが
選局されたチャンネルに変わり、CRT10の表示画面
が選局されたチャンネルの放送になる。 【0068】(f)VTR部2の録画停止操作を行う
と、VTR部2の録画は停止され、このとき、TV部1
には変化がなく、チューナ3の出力に基づく選局チャン
ネルの放送が画面表示され続ける。 【0069】そして、この実施例の場合は、図2〜図5
と図6,図7との比較からも明らかなように、1実施例
の場合より制御を簡素化して同等の機能を発揮できる。
ところで、前記両実施例では分離型の装置に適用して説
明したが一体型の装置にも適用できるのは勿論である。 【0070】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。VTR部2
を再生にしてそのテープ再生画面を見るときは、TV部
1のVTR釦15を操作するのみでVTR部2が再生に
制御されてVTR部2のテープ再生出力がTV部1に画
面表示される。 【0071】また、VTR部2のテープ再生中に表示画
面をテレビ放送に切換える場合、TV部1,VTR部2
いずれの選局操作によってもVTR部2の再生が停止し
てTV部1の表示画面が選局されたチャンネルの放送画
面に切換わる。さらに、画面表示中の放送を録画すると
きは、録画操作のみにより、VTR部2が自動的にその
放送のチャンネルの録画に制御される。 【0072】しかも、録画中にTV部1,VTR部2い
ずれの選局操作が行われても、TV部1の表示画面が選
局されたチャンネルの放送画面に切換わる。したがっ
て、TV部1の操作とVTR部2の操作との別を意識す
ることなく扱え、VTR部2のテープ再生,番組録画等
が極めて容易に行え、操作性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合映像装置の1実施例のブロック図
である。 【図2】図1のTV部の動作説明用の第1のフローチャ
ートである。 【図3】図1のTV部の動作説明用の第2のフローチャ
ートである。 【図4】図1のVTR部の動作説明用の第1のフローチ
ャートである。 【図5】図1のVTR部の動作説明用の第2のフローチ
ャートである。 【図6】本発明の他の実施例のTV部の動作説明用のフ
ローチャートである。 【図7】本発明の他の実施例のVTR部の動作説明用の
フローチャートである。 【符号の説明】 1 TV部 2 VTR部 3,16 テレビチューナ 13 制御部 15 VTR釦
である。 【図2】図1のTV部の動作説明用の第1のフローチャ
ートである。 【図3】図1のTV部の動作説明用の第2のフローチャ
ートである。 【図4】図1のVTR部の動作説明用の第1のフローチ
ャートである。 【図5】図1のVTR部の動作説明用の第2のフローチ
ャートである。 【図6】本発明の他の実施例のTV部の動作説明用のフ
ローチャートである。 【図7】本発明の他の実施例のVTR部の動作説明用の
フローチャートである。 【符号の説明】 1 TV部 2 VTR部 3,16 テレビチューナ 13 制御部 15 VTR釦
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭58−12483(JP,A)
特開 昭55−58871(JP,A)
特開 昭57−8977(JP,A)
特開 昭63−258174(JP,A)
実開 昭62−146368(JP,U)
実開 昭56−15170(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】テレビチューナを内蔵した受像機部(以下
「TV部」という)、ビデオテープレコーダ部(以下
「VTR部」という)からなる複合映像装置において、 前記TV部の操作釦としてVTR再生指令用のVTR釦
を設け、 前記TV部のマイコンと前記VTR部のマイコンとの間
に制御情報の相互の通信を行うための通信手段と、 前記TV部と前記VTR部が共に電源投入状態になった
ときに前記通信手段によって前記TV部と前記VTR部
のそれぞれの前記内蔵テレビチューナを同一チャンネル
に同期化して前記TV部の入力ソースを前記TV部の前
記内蔵テレビチューナから前記VTR部に切換える手段
と、 前記VTR釦の操作により前記VTR部を再生に制御し
て前記VTR部の出力を前記VTR部の前記内蔵テレビ
チューナ出力からテープ再生出力に切換える手段と、 前記VTR部の非録画中に、前記TV部の選局操作を行
うとその操作情報が通信手段によって前記VTR部にも
送られ、前記VTR部の選局操作を行うとその操作情報
が通信手段によって前記TV部にも送られるようにし
て、前記TV部及び前記VTR部のそれぞれの前記内蔵
テレビチューナを共に選局されたチャンネルに同期化す
る手段と、 前記VTR部の再生中に、前記VTR部の選局操作によ
り、又は前記TV部の選局操作による該操作情報が前記
通信手段によって前記VTR部に送られることにより、
前記VTR部は再生動作を停止するとともに前記VTR
部の出力をテープ再生出力から前記VTR部の前記内蔵
テレビチューナ出力に切換える手段と、 前記VTR部の録画操作が行われたとき、前記VTR部
は録画動作を行うとともに該操作情報が前記通信手段に
よって前記TV部に送られ、該TV部は入力ソースを前
記VTR部から前記TV部の内蔵テレビチューナに切換
える手段と、 前記VTR部の録画中に、前記TV部又は前記VTR部
の選局操作により該操作情報が前記通信手段によって前
記TV部に送られ、前記TV部の前記内蔵テレビチュー
ナのみを選局されたチャンネルに制御するとともに前記
VTR部の選局動作を禁止する手段と、 前記VTR部の録画停止操作により前記VTR部は録画
を停止するとともに前記通信手段によって前記VTR部
は前記VTR部の前記内蔵テレビチューナを前記TV部
の前記内蔵テレビチューナのチャンネルに同期化し、か
つ前記TV部は入力ソースを前記TV部の前記内蔵テレ
ビチューナから前記VTR部に切換える手段とを備えた
ことを特徴とする複合映像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04207693A JP3443129B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 複合映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04207693A JP3443129B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 複合映像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233201A JPH06233201A (ja) | 1994-08-19 |
JP3443129B2 true JP3443129B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=12625976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04207693A Expired - Fee Related JP3443129B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 複合映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3443129B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7106947B2 (en) * | 2001-09-20 | 2006-09-12 | Keen Personal Media, Inc. | Communicating a channel-change event from a set top box to a digital video recorder |
US7027716B1 (en) | 2001-09-20 | 2006-04-11 | Keen Personal Media, Inc. | Communicating between a digital video recorder (DVR) and a set top box (STB) to coordinate the display of a graphical user interface |
JPWO2008072349A1 (ja) * | 2006-12-15 | 2010-03-25 | パイオニア株式会社 | 放送記録再生システム、放送記録再生システムの制御方法、及びコンピュータプログラム |
JP2010016490A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Sharp Corp | 映像表示システム、表示装置及び再生装置 |
JP5794847B2 (ja) * | 2011-07-15 | 2015-10-14 | シャープ株式会社 | 録画装置及び録画システム |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP04207693A patent/JP3443129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06233201A (ja) | 1994-08-19 |
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