JPH10271028A - セルラ−電話機の受信回路 - Google Patents
セルラ−電話機の受信回路Info
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- JPH10271028A JPH10271028A JP9071786A JP7178697A JPH10271028A JP H10271028 A JPH10271028 A JP H10271028A JP 9071786 A JP9071786 A JP 9071786A JP 7178697 A JP7178697 A JP 7178697A JP H10271028 A JPH10271028 A JP H10271028A
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- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDMAモ−ドとFMモ−ドとで、中間周波
増幅回路の増幅用のトランジスタに流すコレクタバイア
ス電流が同一で、しかもCDMAモ−ド時に要求される
相互変調等の歪みを低くするため大きなコレクタバイア
ス電流を流しているので、FMモ−ドでは余分な電流消
費をしていることになり、電池の消耗を早め、携帯電話
としての利便性を低下するという問題があった。 【解決手段】 符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式とで共用するとともに増幅用のトランジスタ1
0を有した中間周波増幅回路9を備え、前記トランジス
タ10のコレクタバイアス電流を、前記符号分割多重接
続方式の使用時に大きく、前記周波数分割多重接続方式
の使用時に少なくなるように切り替えた。
増幅回路の増幅用のトランジスタに流すコレクタバイア
ス電流が同一で、しかもCDMAモ−ド時に要求される
相互変調等の歪みを低くするため大きなコレクタバイア
ス電流を流しているので、FMモ−ドでは余分な電流消
費をしていることになり、電池の消耗を早め、携帯電話
としての利便性を低下するという問題があった。 【解決手段】 符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式とで共用するとともに増幅用のトランジスタ1
0を有した中間周波増幅回路9を備え、前記トランジス
タ10のコレクタバイアス電流を、前記符号分割多重接
続方式の使用時に大きく、前記周波数分割多重接続方式
の使用時に少なくなるように切り替えた。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、符号分割多重接
続方式と周波数分割多重接続方式との両方式を共用する
セルラ−電話機の受信回路、詳しくはこの受信回路にお
ける中間周波回路に関する。
続方式と周波数分割多重接続方式との両方式を共用する
セルラ−電話機の受信回路、詳しくはこの受信回路にお
ける中間周波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式との二つの方式で使用可能とした、いわゆるデ
ュアルモ−ドセルラ−電話機の従来の受信回路の一部を
図2を参照して説明する。
接続方式との二つの方式で使用可能とした、いわゆるデ
ュアルモ−ドセルラ−電話機の従来の受信回路の一部を
図2を参照して説明する。
【0003】図2において、セルラ−電話機31は、送
信回路32からの送信信号が、アンテナ共用器33を介
してアンテナ34から図示しない基地局に向けて送信さ
れ、一方、アンテナ34で受信された、図示しない基地
局からの送信信号が、アンテナ共用器33を介して受信
回路35に入力されるようになっている。そして、この
セルラ−電話機31は、符号分割多重接続方式(以下、
CDMAモ−ドという)と、周波数分割多重接続方式
(以下、FMモ−ドという)とのいずれの方式によって
も基地局との間で送受信することが可能となっている。
信回路32からの送信信号が、アンテナ共用器33を介
してアンテナ34から図示しない基地局に向けて送信さ
れ、一方、アンテナ34で受信された、図示しない基地
局からの送信信号が、アンテナ共用器33を介して受信
回路35に入力されるようになっている。そして、この
セルラ−電話機31は、符号分割多重接続方式(以下、
CDMAモ−ドという)と、周波数分割多重接続方式
(以下、FMモ−ドという)とのいずれの方式によって
も基地局との間で送受信することが可能となっている。
【0004】ここで、受信回路35について、以下に説
明する。アンテナ共用器33からのほぼ880MHz帯
の受信信号は、低雑音増幅回路36で増幅された後、混
合回路37に入力される。混合回路37に入力された受
信信号は、局部発振回路38からの発振信号と混合され
ることにより、ほぼ85MHzの中間周波数に周波数変
換され、中間周波増幅回路39に入力される。ここで、
CDMAモ−ドとFMモ−ドとでは一通話チャンネルに
占める帯域幅が、CDMAモ−ドではほぼ1.23MH
z、FMモ−ドではほぼ30KHzと異なり、又、使用
されるいずれか一方のモ−ドの受信信号のみが周波数変
換されるようになっている。
明する。アンテナ共用器33からのほぼ880MHz帯
の受信信号は、低雑音増幅回路36で増幅された後、混
合回路37に入力される。混合回路37に入力された受
信信号は、局部発振回路38からの発振信号と混合され
ることにより、ほぼ85MHzの中間周波数に周波数変
換され、中間周波増幅回路39に入力される。ここで、
CDMAモ−ドとFMモ−ドとでは一通話チャンネルに
占める帯域幅が、CDMAモ−ドではほぼ1.23MH
z、FMモ−ドではほぼ30KHzと異なり、又、使用
されるいずれか一方のモ−ドの受信信号のみが周波数変
換されるようになっている。
【0005】中間周波増幅回路39には、バイアス抵抗
40、41によってベ−スに固定バイアス電圧が与えら
れたトランジスタ42が用いられ、この中間周波増幅回
路39で所定レベルに増幅された中間周波信号が、トラ
ンジスタ42のコレクタから出力される。
40、41によってベ−スに固定バイアス電圧が与えら
れたトランジスタ42が用いられ、この中間周波増幅回
路39で所定レベルに増幅された中間周波信号が、トラ
ンジスタ42のコレクタから出力される。
【0006】そして、中間周波増幅回路39で増幅され
たCDMAモ−ドの中間周波信号又はFMモ−ドの中間
周波信号は、それぞれスイッチダイオ−ド43、44を
介してCDMAモ−ドの中間周波信号を通過するフィル
タ45とFMモ−ドの中間周波信号を通過するフィルタ
46に入力される。
たCDMAモ−ドの中間周波信号又はFMモ−ドの中間
周波信号は、それぞれスイッチダイオ−ド43、44を
介してCDMAモ−ドの中間周波信号を通過するフィル
タ45とFMモ−ドの中間周波信号を通過するフィルタ
46に入力される。
【0007】ここで、セルラ−電話機31がCDMAモ
−ドで使用される場合は、モ−ド切り替え端子X1にモ
−ド切り替え電圧が供給されることにより抵抗47、ス
イッチダイオ−ド43、抵抗48を通して電流が流れて
スイッチダイオ−ド43が導通し、CDMAモ−ドの中
間周波信号がフィルタ45に導かれ、一方、FMモ−ド
で使用される場合は、モ−ド切り替え端子X2にモ−ド
切り替え電圧が供給されることにより抵抗49、スイッ
チダイオ−ド44、抵抗48に電流が流れるてスイッチ
ダイオ−ド44が導通し、FMモ−ドの中間周波信号が
フィルタ46に導かれるようになっている。
−ドで使用される場合は、モ−ド切り替え端子X1にモ
−ド切り替え電圧が供給されることにより抵抗47、ス
イッチダイオ−ド43、抵抗48を通して電流が流れて
スイッチダイオ−ド43が導通し、CDMAモ−ドの中
間周波信号がフィルタ45に導かれ、一方、FMモ−ド
で使用される場合は、モ−ド切り替え端子X2にモ−ド
切り替え電圧が供給されることにより抵抗49、スイッ
チダイオ−ド44、抵抗48に電流が流れるてスイッチ
ダイオ−ド44が導通し、FMモ−ドの中間周波信号が
フィルタ46に導かれるようになっている。
【0008】ところで、CDMAモ−ドとFMモ−ドと
では、要求される電気的性能のレベルが異なり、特に、
CDMAモ−ド時には、中間周波増幅回路39ので発生
する相互変調歪みを低く押さえる必要がある。そのた
め、中間周波増幅回路39のトランジスタ42には常に
大きな動作電流(コレクタバイアス電流)を流すように
バイアス抵抗40、41の値を設定し、CDMAモ−ド
時、FMモ−ド時にかかわりなく同じ動作電流で中間周
波増幅回路39を動作させている。
では、要求される電気的性能のレベルが異なり、特に、
CDMAモ−ド時には、中間周波増幅回路39ので発生
する相互変調歪みを低く押さえる必要がある。そのた
め、中間周波増幅回路39のトランジスタ42には常に
大きな動作電流(コレクタバイアス電流)を流すように
バイアス抵抗40、41の値を設定し、CDMAモ−ド
時、FMモ−ド時にかかわりなく同じ動作電流で中間周
波増幅回路39を動作させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のセルラ−
電話機の受信回路にあっては、CDMAモ−ド、FMモ
−ドにかかわりなく、中間周波増幅回路36のトランジ
スタ41には大きな動作電流を流すようにしている。し
かし、FMモ−ドに対する中間周波増幅回路39の相互
変調等の歪み特性の要求は、FMモ−ドでは、周波数変
調を採用していることから、CDMAのそれに対するほ
ど厳しいものではないので、FMモ−ドでは余分な電流
消費をしていることになる。そのため、電池の消耗を早
め、携帯電話としての利便性を低下するという問題があ
った。
電話機の受信回路にあっては、CDMAモ−ド、FMモ
−ドにかかわりなく、中間周波増幅回路36のトランジ
スタ41には大きな動作電流を流すようにしている。し
かし、FMモ−ドに対する中間周波増幅回路39の相互
変調等の歪み特性の要求は、FMモ−ドでは、周波数変
調を採用していることから、CDMAのそれに対するほ
ど厳しいものではないので、FMモ−ドでは余分な電流
消費をしていることになる。そのため、電池の消耗を早
め、携帯電話としての利便性を低下するという問題があ
った。
【0010】そこで、本発明のセルラ−電話機の受信回
路では、FMモ−ドでは中間周波増幅回路の動作電流を
少なくして、電池の消耗を防止し、携帯電話としての利
便性を高めるものである。
路では、FMモ−ドでは中間周波増幅回路の動作電流を
少なくして、電池の消耗を防止し、携帯電話としての利
便性を高めるものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明のセルラ−電話機の受信回路は、符号分割多
重接続方式と周波数分割多重接続方式とで共用するとと
もに増幅用のトランジスタを有した中間周波増幅回路を
備え、前記トランジスタのコレクタバイアス電流を、前
記符号分割多重接続方式の使用時に大きく、前記周波数
分割多重接続方式の使用時に少なくなるように切り替え
た。
め、本発明のセルラ−電話機の受信回路は、符号分割多
重接続方式と周波数分割多重接続方式とで共用するとと
もに増幅用のトランジスタを有した中間周波増幅回路を
備え、前記トランジスタのコレクタバイアス電流を、前
記符号分割多重接続方式の使用時に大きく、前記周波数
分割多重接続方式の使用時に少なくなるように切り替え
た。
【0012】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記中間周波増幅回路からの前記符号分割多重接続
方式に基づく中間周波信号、または前記周波数分割多重
接続方式に基づく中間周波信号を択一的に切り替えて導
出するスイッチダイオ−ドを前記中間周波増幅回路に接
続し、前記トランジスタのコレクタバイアス電流の切り
替えと前記スイッチダイオ−ドの切り替えとを連動させ
た。
は、前記中間周波増幅回路からの前記符号分割多重接続
方式に基づく中間周波信号、または前記周波数分割多重
接続方式に基づく中間周波信号を択一的に切り替えて導
出するスイッチダイオ−ドを前記中間周波増幅回路に接
続し、前記トランジスタのコレクタバイアス電流の切り
替えと前記スイッチダイオ−ドの切り替えとを連動させ
た。
【0013】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記スイッチダイオ−ドを第一のスイッチダイオ−
ドと第二のスイッチダイオ−ドとの二つのスイッチダイ
オ−ドで構成し、前記第一のスイッチダイオ−ドの導通
状態で前記符号分割多重接続方式に基づく中間周波信号
を導出するとともに、前記第二のスイッチダイオ−ドの
導通状態で前記周波数分割方式に基づく中間周波信号を
導出するようにし、前記第一のスイッチダイオ−ドまた
は前記第二のスイッチダイオ−ドを択一的に導通させる
切り替え電圧を供給し、前記第一のスイッチダイオ−ド
または前記第二のスイッチダイオ−ドを介して前記トラ
ンジスタのベ−スにベ−スバイアス電圧を変えて供給す
るとともに前記コレクタバイアス電流を切り替えるよう
にした。
は、前記スイッチダイオ−ドを第一のスイッチダイオ−
ドと第二のスイッチダイオ−ドとの二つのスイッチダイ
オ−ドで構成し、前記第一のスイッチダイオ−ドの導通
状態で前記符号分割多重接続方式に基づく中間周波信号
を導出するとともに、前記第二のスイッチダイオ−ドの
導通状態で前記周波数分割方式に基づく中間周波信号を
導出するようにし、前記第一のスイッチダイオ−ドまた
は前記第二のスイッチダイオ−ドを択一的に導通させる
切り替え電圧を供給し、前記第一のスイッチダイオ−ド
または前記第二のスイッチダイオ−ドを介して前記トラ
ンジスタのベ−スにベ−スバイアス電圧を変えて供給す
るとともに前記コレクタバイアス電流を切り替えるよう
にした。
【0014】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記第一のスイッチダイオ−ド及び前記第二のスイ
ッチダイオ−ドのそれぞれに、前記第一または第二のス
イッチダイオ−ドを導通させるための切り替え電圧を供
給する給電抵抗を接続し、前記一方のスイッチダイオ−
ドに接続された給電抵抗の抵抗値を小さく、前記第二の
スイッチダイオ−ドに接続された給電抵抗の抵抗値を大
きくして前記トランジスタのベ−スバイアス電圧を変え
た
は、前記第一のスイッチダイオ−ド及び前記第二のスイ
ッチダイオ−ドのそれぞれに、前記第一または第二のス
イッチダイオ−ドを導通させるための切り替え電圧を供
給する給電抵抗を接続し、前記一方のスイッチダイオ−
ドに接続された給電抵抗の抵抗値を小さく、前記第二の
スイッチダイオ−ドに接続された給電抵抗の抵抗値を大
きくして前記トランジスタのベ−スバイアス電圧を変え
た
【0015】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記第一のスイッチダイオ−ド及び前記第二のスイ
ッチダイオ−ドのそれぞれに、第一の中間周波フィルタ
及び第二の中間周波フィルタを接続し、前記第一のスイ
ッチダイオ−ドを介して前記中間周波増幅回路からの前
記符号分割多重接続方式に基づく中間周波信号を前記第
一の中間周波フィルタに導出し、前記第二のスイッチダ
イオ−ドを介して前記周波数分割多重接続方式に基づく
中間周波周波信号を前記第二の中間周波フィルタに導出
するようにした。
は、前記第一のスイッチダイオ−ド及び前記第二のスイ
ッチダイオ−ドのそれぞれに、第一の中間周波フィルタ
及び第二の中間周波フィルタを接続し、前記第一のスイ
ッチダイオ−ドを介して前記中間周波増幅回路からの前
記符号分割多重接続方式に基づく中間周波信号を前記第
一の中間周波フィルタに導出し、前記第二のスイッチダ
イオ−ドを介して前記周波数分割多重接続方式に基づく
中間周波周波信号を前記第二の中間周波フィルタに導出
するようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して本発明のセ
ルラ−電話機の受信回路を説明する。セルラ−電話機1
は、送信回路2からの送信信号が、アンテナ共用器3を
介してアンテナ4から図示しない基地局に向けて送信さ
れ、一方、アンテナ4で受信された、図示しない基地局
からの送信信号が、アンテナ共用器3を介して受信回路
5に入力されるようになっている。そして、このセルラ
−電話機1は、符号分割多重接続方式(以下、CDMA
モ−ドという)と、周波数分割多重接続方式(以下、F
Mモ−ドという)とのいずれの方式によっても基地局と
の間で送受信することが可能となっている。
ルラ−電話機の受信回路を説明する。セルラ−電話機1
は、送信回路2からの送信信号が、アンテナ共用器3を
介してアンテナ4から図示しない基地局に向けて送信さ
れ、一方、アンテナ4で受信された、図示しない基地局
からの送信信号が、アンテナ共用器3を介して受信回路
5に入力されるようになっている。そして、このセルラ
−電話機1は、符号分割多重接続方式(以下、CDMA
モ−ドという)と、周波数分割多重接続方式(以下、F
Mモ−ドという)とのいずれの方式によっても基地局と
の間で送受信することが可能となっている。
【0017】ここで、受信回路5について、以下に説明
する。アンテナ共用器3からのほぼ880MHz帯の受
信信号は、低雑音増幅回路6で増幅された後、混合回路
7に入力される。混合回路7に入力された受信信号は、
局部発振回路8からの発振信号と混合されることによ
り、ほぼ85MHzの中間周波数に周波数変換され、中
間周波増幅回路9に入力される。従って、中間周波増幅
回路9は、CDMAモ−ドとFMモ−ドとで共用されて
いることになる。ここで、CDMAモ−ドとFMモ−ド
とでは一通話チャンネルに占める帯域幅が、CDMAモ
−ドではほぼ1.23MHz、FMモ−ドではほぼ30
KHzと異なり、使用されるいずれか一方のモ−ドの受
信信号のみが周波数変換されるようになっている。
する。アンテナ共用器3からのほぼ880MHz帯の受
信信号は、低雑音増幅回路6で増幅された後、混合回路
7に入力される。混合回路7に入力された受信信号は、
局部発振回路8からの発振信号と混合されることによ
り、ほぼ85MHzの中間周波数に周波数変換され、中
間周波増幅回路9に入力される。従って、中間周波増幅
回路9は、CDMAモ−ドとFMモ−ドとで共用されて
いることになる。ここで、CDMAモ−ドとFMモ−ド
とでは一通話チャンネルに占める帯域幅が、CDMAモ
−ドではほぼ1.23MHz、FMモ−ドではほぼ30
KHzと異なり、使用されるいずれか一方のモ−ドの受
信信号のみが周波数変換されるようになっている。
【0018】中間周波増幅回路9には、エミッタ接地型
のトランジスタ10が用いられ、そのコレクタには直流
阻止コンデンサ11の一端が接続され、この直流阻止コ
ンデンサ11の他端から所定レベルに増幅された中間周
波信号が取り出される。また、直流阻止コンデンサ11
の他端には、第一のスイッチダイオ−ド12、第二のス
イッチダイオ−ド13のそれぞれのカソ−ドが接続さ
れ、これらのスイッチダイオ−ド12、13のそれぞれ
のアノ−ドにはCDMAの中間周波信号を通過する広帯
域の第一の中間周波フィルタの14、狭帯域の第二の中
間周波フィルタ15が接続されている。
のトランジスタ10が用いられ、そのコレクタには直流
阻止コンデンサ11の一端が接続され、この直流阻止コ
ンデンサ11の他端から所定レベルに増幅された中間周
波信号が取り出される。また、直流阻止コンデンサ11
の他端には、第一のスイッチダイオ−ド12、第二のス
イッチダイオ−ド13のそれぞれのカソ−ドが接続さ
れ、これらのスイッチダイオ−ド12、13のそれぞれ
のアノ−ドにはCDMAの中間周波信号を通過する広帯
域の第一の中間周波フィルタの14、狭帯域の第二の中
間周波フィルタ15が接続されている。
【0019】また、第一及び第二のスイッチダイオ−ド
12、13のそれぞれのアノ−ドには給電抵抗16、1
7が接続され、この給電抵抗16、17を介してモ−ド
切り替え端子Xc、Xfからのモ−ド切り替え電圧が第
一及び第二のスイッチダイオ−ド12、13のそれぞれ
のアノ−ドに加えられるようになっている。ここで、給
電抵抗16の値は、給電抵抗17の値よりも小さく設定
されている。さらに、第一及び第二のスイッチダイオ−
ド12、13のそれぞれのカソ−ドとトランジスタ10
のベ−スとの間、及び第一及び第二のスイッチダイオ−
ド12、13のそれぞれのカソ−ドと接地間にはそれぞ
れ抵抗18、19が接続されている。このうち、抵抗1
9は、トランジスタ10のベ−スバイアス電圧を決める
ベ−スバイアス抵抗となっている。
12、13のそれぞれのアノ−ドには給電抵抗16、1
7が接続され、この給電抵抗16、17を介してモ−ド
切り替え端子Xc、Xfからのモ−ド切り替え電圧が第
一及び第二のスイッチダイオ−ド12、13のそれぞれ
のアノ−ドに加えられるようになっている。ここで、給
電抵抗16の値は、給電抵抗17の値よりも小さく設定
されている。さらに、第一及び第二のスイッチダイオ−
ド12、13のそれぞれのカソ−ドとトランジスタ10
のベ−スとの間、及び第一及び第二のスイッチダイオ−
ド12、13のそれぞれのカソ−ドと接地間にはそれぞ
れ抵抗18、19が接続されている。このうち、抵抗1
9は、トランジスタ10のベ−スバイアス電圧を決める
ベ−スバイアス抵抗となっている。
【0020】そして、セルラ−電話機1がCDMAモ−
ドで使用される場合は、モ−ド切り替え端子Xcにモ−
ド切り替え電圧が供給されることにより抵抗16、第一
のスイッチダイオ−ド12、ベ−スバイアス抵抗19を
通して電流が流れ、第一のスイッチダイオ−ド12が導
通するとともに給電抵抗16とベ−スバイアス抵抗19
とによってほぼ決定されるバイアス電圧が抵抗18を介
してトランジスタ10のベ−スに供給され、中間周波増
幅回路9で増幅されたCDMAモ−ドに基づく中間周波
信号が第一のスイッチダイオ−ド12を介して広帯域の
第一の中間周波フィルタ14に導かれる。
ドで使用される場合は、モ−ド切り替え端子Xcにモ−
ド切り替え電圧が供給されることにより抵抗16、第一
のスイッチダイオ−ド12、ベ−スバイアス抵抗19を
通して電流が流れ、第一のスイッチダイオ−ド12が導
通するとともに給電抵抗16とベ−スバイアス抵抗19
とによってほぼ決定されるバイアス電圧が抵抗18を介
してトランジスタ10のベ−スに供給され、中間周波増
幅回路9で増幅されたCDMAモ−ドに基づく中間周波
信号が第一のスイッチダイオ−ド12を介して広帯域の
第一の中間周波フィルタ14に導かれる。
【0021】一方、FMモ−ドで使用される場合は、モ
−ド切り替え端子Xfにモ−ド切り替え電圧が供給され
ることにより抵抗17、第二のスイッチダイオ−ド1
3、ベ−スバイアス抵抗19を通して電流が流れ、第二
のスイッチダイオ−ド13が導通するとともに給電抵抗
17とベ−スバイアス抵抗19とによってほぼ決定され
るバイアス電圧が抵抗18を介してトランジスタ10の
ベ−スに供給され、中間周波増幅回路9で増幅されたC
DMAモ−ドに基づく中間周波信号が第二のスイッチダ
イオ−ド13を介して狭帯域の第二の中間周波フィルタ
15に導かれる。
−ド切り替え端子Xfにモ−ド切り替え電圧が供給され
ることにより抵抗17、第二のスイッチダイオ−ド1
3、ベ−スバイアス抵抗19を通して電流が流れ、第二
のスイッチダイオ−ド13が導通するとともに給電抵抗
17とベ−スバイアス抵抗19とによってほぼ決定され
るバイアス電圧が抵抗18を介してトランジスタ10の
ベ−スに供給され、中間周波増幅回路9で増幅されたC
DMAモ−ドに基づく中間周波信号が第二のスイッチダ
イオ−ド13を介して狭帯域の第二の中間周波フィルタ
15に導かれる。
【0022】そのため、第一のスイッチダイオ−ド12
又は第二のスイッチダイオ−ド13の導通だけでトラン
ジスタ10のコレクタバイアス電流を切り替えられるだ
けでなく、第一又は第二の中間周波フィルタからそれぞ
れの方式に基づく中間周波信号を取り出すことがでるよ
うになっている。
又は第二のスイッチダイオ−ド13の導通だけでトラン
ジスタ10のコレクタバイアス電流を切り替えられるだ
けでなく、第一又は第二の中間周波フィルタからそれぞ
れの方式に基づく中間周波信号を取り出すことがでるよ
うになっている。
【0023】そして、給電抵抗16は給電抵抗17より
もその値が小さく設定されているので、CDMAモ−ド
時は、FMモ−ド時よりもトランジスタ10のベ−スバ
イアス電圧が高くなり、コレクタバイアス電流が大きく
なる。そこで、このコレクタバイアス電流を、CDMA
モ−ド時に要求される相互変調歪みに耐え得るような値
になるように給電抵抗16が設定される。一方、給電抵
抗17は大きくしてトランジスタ10のコレクタバイア
ス電流が少なくなるようにしている。これによって、F
Mモ−ドでは中間周波増幅回路9のトランジスタ10の
歪みが増加しても、FMモ−ドでは、周波数変調を採用
しているのでこの歪みが問題になることはない。そして
この給電抵抗16、17の抵抗値のみでトランジスタ1
0のコレクタバイアス電流を設定できる。
もその値が小さく設定されているので、CDMAモ−ド
時は、FMモ−ド時よりもトランジスタ10のベ−スバ
イアス電圧が高くなり、コレクタバイアス電流が大きく
なる。そこで、このコレクタバイアス電流を、CDMA
モ−ド時に要求される相互変調歪みに耐え得るような値
になるように給電抵抗16が設定される。一方、給電抵
抗17は大きくしてトランジスタ10のコレクタバイア
ス電流が少なくなるようにしている。これによって、F
Mモ−ドでは中間周波増幅回路9のトランジスタ10の
歪みが増加しても、FMモ−ドでは、周波数変調を採用
しているのでこの歪みが問題になることはない。そして
この給電抵抗16、17の抵抗値のみでトランジスタ1
0のコレクタバイアス電流を設定できる。
【0024】このように、モ−ド切り替えに対応して、
いずれかのモ−ドの中間周波信号を選択する第一及び第
二のスイッチダイオ−ド12、13で中間周波増幅回路
9のバイアス電流を切り換えるように連動しているの
で、中間周波増幅回路9のトランジスタ10に、それぞ
れのモ−ドで最適なコレクタバイアス電流を与えること
ができ、特に、相互変調歪みを低く押さえる必要のある
CDMAモ−ドではバイアス電流を大きくし、相互変調
歪みに対して厳しい要求のないFMモ−ドでは、バイア
ス電流を少なくして電池の消耗を防ぐようにできる。
いずれかのモ−ドの中間周波信号を選択する第一及び第
二のスイッチダイオ−ド12、13で中間周波増幅回路
9のバイアス電流を切り換えるように連動しているの
で、中間周波増幅回路9のトランジスタ10に、それぞ
れのモ−ドで最適なコレクタバイアス電流を与えること
ができ、特に、相互変調歪みを低く押さえる必要のある
CDMAモ−ドではバイアス電流を大きくし、相互変調
歪みに対して厳しい要求のないFMモ−ドでは、バイア
ス電流を少なくして電池の消耗を防ぐようにできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明のセルラ−電話機
の受信回路は、符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式とで共用するとともに増幅用のトランジスタを
有した中間周波増幅回路を備え、トランジスタのコレク
タバイアス電流を、符号分割多重接続方式の使用時に大
きく、周波数分割多重接続方式の使用時に少なくなるよ
うに切り替えたので、符号分割多重接続方式の使用時に
は中間周波増幅回路の歪みを少なくし、また、周波数分
割多重接続方式の使用時には中間周波増幅回路の消費電
流を少なくすることで電池の寿命を伸ばすことができ
る。これによって、携帯電話としての利便性を高くする
ことができる。
の受信回路は、符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式とで共用するとともに増幅用のトランジスタを
有した中間周波増幅回路を備え、トランジスタのコレク
タバイアス電流を、符号分割多重接続方式の使用時に大
きく、周波数分割多重接続方式の使用時に少なくなるよ
うに切り替えたので、符号分割多重接続方式の使用時に
は中間周波増幅回路の歪みを少なくし、また、周波数分
割多重接続方式の使用時には中間周波増幅回路の消費電
流を少なくすることで電池の寿命を伸ばすことができ
る。これによって、携帯電話としての利便性を高くする
ことができる。
【0026】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、中間周波増幅回路からの前記符号分割多重接続方式
に基づく中間周波信号、または周波数分割多重接続方式
に基づく中間周波信号を択一的に切り替えて導出するス
イッチダイオ−ドを、中間周波増幅回路に接続し、トラ
ンジスタのコレクタバイアス電流の切り替えとスイッチ
ダイオ−ドの切り替えとを連動させたので、それぞれの
方式に対応して必ず中間周波増幅回路のトランジスタの
コレクタバイアス電流が切り替えられることになる。
は、中間周波増幅回路からの前記符号分割多重接続方式
に基づく中間周波信号、または周波数分割多重接続方式
に基づく中間周波信号を択一的に切り替えて導出するス
イッチダイオ−ドを、中間周波増幅回路に接続し、トラ
ンジスタのコレクタバイアス電流の切り替えとスイッチ
ダイオ−ドの切り替えとを連動させたので、それぞれの
方式に対応して必ず中間周波増幅回路のトランジスタの
コレクタバイアス電流が切り替えられることになる。
【0027】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、スイッチダイオ−ドを第一のスイッチダイオ−ドと
第二のスイッチダイオ−ドの二つのスイッチダイオ−ド
で構成し、第一のスイッチダイオ−ドの導通状態で符号
分割多重接続方式に基づく中間周波信号を導出するとと
もに、第二のスイッチダイオ−ドの導通状態で周波数分
割方式に基づく中間周波信号を導出するようにし、第一
のスイッチダイオ−ドまたは第二のスイッチダイオ−ド
を択一的に導通させる切り替え電圧を供給し、第一のス
イッチダイオ−ドまたは第二のスイッチダイオ−ドを介
して前記トランジスタのベ−スにベ−スバイアス電圧を
変えて供給するとともに前記コレクタバイアス電流を切
り替えるようにしたので、中間周波増幅回路のトランジ
スタのバイアス電流切り替えが簡単にできる。
は、スイッチダイオ−ドを第一のスイッチダイオ−ドと
第二のスイッチダイオ−ドの二つのスイッチダイオ−ド
で構成し、第一のスイッチダイオ−ドの導通状態で符号
分割多重接続方式に基づく中間周波信号を導出するとと
もに、第二のスイッチダイオ−ドの導通状態で周波数分
割方式に基づく中間周波信号を導出するようにし、第一
のスイッチダイオ−ドまたは第二のスイッチダイオ−ド
を択一的に導通させる切り替え電圧を供給し、第一のス
イッチダイオ−ドまたは第二のスイッチダイオ−ドを介
して前記トランジスタのベ−スにベ−スバイアス電圧を
変えて供給するとともに前記コレクタバイアス電流を切
り替えるようにしたので、中間周波増幅回路のトランジ
スタのバイアス電流切り替えが簡単にできる。
【0028】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、第一のスイッチダイオ−ド及び第二のスイッチダイ
オ−ドのそれぞれに、これらの第一または第二のスイッ
チダイオ−ドを導通させるための切り替え電圧を供給す
る給電抵抗を接続し、一方のスイッチダイオ−ドに接続
された給電抵抗の抵抗値を小さく、第二のスイッチダイ
オ−ドに接続された給電抵抗の抵抗値を大きくして前記
トランジスタのベ−スバイアス電圧を変えたたので、給
電抵抗のみで、トランジスタの切り替えられるコレクタ
バイアス電流の値を設定できる。
は、第一のスイッチダイオ−ド及び第二のスイッチダイ
オ−ドのそれぞれに、これらの第一または第二のスイッ
チダイオ−ドを導通させるための切り替え電圧を供給す
る給電抵抗を接続し、一方のスイッチダイオ−ドに接続
された給電抵抗の抵抗値を小さく、第二のスイッチダイ
オ−ドに接続された給電抵抗の抵抗値を大きくして前記
トランジスタのベ−スバイアス電圧を変えたたので、給
電抵抗のみで、トランジスタの切り替えられるコレクタ
バイアス電流の値を設定できる。
【0029】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、第一のスイッチダイオ−ド及び第二のスイッチダイ
オ−ドのそれぞれに、第一の中間周波フィルタ及び第二
の中間周波フィルタを接続し、第一のスイッチダイオ−
ドを介して中間周波増幅回路からの前記符号分割多重接
続方式に基づく中間周波信号を第一の中間周波フィルタ
に導出し、第二のスイッチダイオ−ドを介して周波数分
割多重接続方式に基づく中間周波周波信号を第二の中間
周波フィルタに導出するようにしたので、ダイオ−ドの
切り替えだけで中間周波フィルタに直接中間周波信号を
取り出すことができる。
は、第一のスイッチダイオ−ド及び第二のスイッチダイ
オ−ドのそれぞれに、第一の中間周波フィルタ及び第二
の中間周波フィルタを接続し、第一のスイッチダイオ−
ドを介して中間周波増幅回路からの前記符号分割多重接
続方式に基づく中間周波信号を第一の中間周波フィルタ
に導出し、第二のスイッチダイオ−ドを介して周波数分
割多重接続方式に基づく中間周波周波信号を第二の中間
周波フィルタに導出するようにしたので、ダイオ−ドの
切り替えだけで中間周波フィルタに直接中間周波信号を
取り出すことができる。
【図1】本発明のセルラ−電話機の受信回路図である。
【図2】従来のセルラ−電話機の受信回路図である。
1 セルラ−電話機 2 送信回路 3 アンテナ共用器 4 アンテナ 5 受信回路 6 低雑音増幅回路 7 混合回路 8 局部発振回路 9 中間周波増幅回路 10 トランジスタ 11 直流阻止コンデンサ 12 第一のスイッチダイオ−ド 13 第二のスイッチダイオ−ド 14 広帯域の中間周波フィルタ 15 狭帯域の中間周波フィルタ 16.17 給電抵抗 18 抵抗 19 ベ−スバイアス抵抗 Xc.Xf モ−ド切り替え端子
Claims (5)
- 【請求項1】 符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式とで共用するとともに増幅用のトランジスタを
有した中間周波増幅回路を備え、前記トランジスタのコ
レクタバイアス電流を、前記符号分割多重接続方式の使
用時に大きく、前記周波数分割多重接続方式の使用時に
少なくなるように切り替えたことを特徴とするセルラ−
電話機の受信回路。 - 【請求項2】 前記中間周波増幅回路からの前記符号分
割多重接続方式に基づく中間周波信号、または前記周波
数分割多重接続方式に基づく中間周波信号を択一的に切
り替えて導出するスイッチダイオ−ドを前記中間周波増
幅回路に接続し、前記トランジスタのコレクタバイアス
電流の切り替えと前記スイッチダイオ−ドの切り替えと
を連動させたことを特徴とする請求項1記載のセルラ−
電話機の受信回路。 - 【請求項3】 前記スイッチダイオ−ドを第一のスイッ
チダイオ−ドと第二のスイッチダイオ−ドとの二つのス
イッチダイオ−ドで構成し、前記第一のスイッチダイオ
−ドの導通状態で前記符号分割多重接続方式に基づく中
間周波信号を導出するとともに、前記第二のスイッチダ
イオ−ドの導通状態で前記周波数分割方式に基づく中間
周波信号を導出するようにし、前記第一のスイッチダイ
オ−ドまたは前記第二のスイッチダイオ−ドを択一的に
導通させる切り替え電圧を供給し、前記第一のスイッチ
ダイオ−ドまたは前記第二のスイッチダイオ−ドを介し
て前記トランジスタのベ−スにベ−スバイアス電圧を変
えて供給するとともに前記コレクタバイアス電流を切り
替えるようにしたことを特徴とする請求項2記載のセル
ラ−電話機の受信回路。 - 【請求項4】 前記第一のスイッチダイオ−ド及び前記
第二のスイッチダイオ−ドのそれぞれに、前記第一また
は第二のスイッチダイオ−ドを導通させるための切り替
え電圧を供給する給電抵抗を接続し、前記一方のスイッ
チダイオ−ドに接続された給電抵抗の抵抗値を小さく、
前記第二のスイッチダイオ−ドに接続された給電抵抗の
抵抗値を大きくして前記トランジスタのベ−スバイアス
電圧を変えたことを特徴とする請求項3記載のセルラ−
電話機の受信回路。 - 【請求項5】 前記第一のスイッチダイオ−ド及び前記
第二のスイッチダイオ−ドのそれぞれに、第一の中間周
波フィルタ及び第二の中間周波フィルタを接続し、前記
第一のスイッチダイオ−ドを介して前記中間周波増幅回
路からの前記符号分割多重接続方式に基づく中間周波信
号を前記第一の中間周波フィルタに導出し、前記第二の
スイッチダイオ−ドを介して前記周波数分割多重接続方
式に基づく中間周波周波信号を前記第二の中間周波フィ
ルタに導出するようにしたことを特徴とする請求項3ま
たは4記載のセルラ−電話機の受信回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071786A JPH10271028A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | セルラ−電話機の受信回路 |
US09/042,317 US6222831B1 (en) | 1997-03-25 | 1998-03-13 | Receiving circuit of cellular telephone set |
CN98100948A CN1120648C (zh) | 1997-03-25 | 1998-03-23 | 蜂窝式电话机的接收回路 |
KR1019980010064A KR100286463B1 (ko) | 1997-03-25 | 1998-03-24 | 셀룰러전화기의수신회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071786A JPH10271028A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | セルラ−電話機の受信回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10271028A true JPH10271028A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13470615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9071786A Withdrawn JPH10271028A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | セルラ−電話機の受信回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6222831B1 (ja) |
JP (1) | JPH10271028A (ja) |
KR (1) | KR100286463B1 (ja) |
CN (1) | CN1120648C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7395087B2 (en) | 1998-04-10 | 2008-07-01 | Fujitsu Limited | Radio receiver and signal amplifying method in radio receiver |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004129066A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Samsung Electronics Co Ltd | マルチバンド無線機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4995072A (en) * | 1989-06-30 | 1991-02-19 | Harold Sandler | Self-powered base and remote telephone communication set |
US5267262A (en) * | 1989-11-07 | 1993-11-30 | Qualcomm Incorporated | Transmitter power control system |
JP3393954B2 (ja) | 1995-05-16 | 2003-04-07 | 松下電器産業株式会社 | 時分割多重fdd/tddデュアルモード無線機 |
US6049535A (en) * | 1996-06-27 | 2000-04-11 | Interdigital Technology Corporation | Code division multiple access (CDMA) communication system |
ZA965340B (en) * | 1995-06-30 | 1997-01-27 | Interdigital Tech Corp | Code division multiple access (cdma) communication system |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9071786A patent/JPH10271028A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-03-13 US US09/042,317 patent/US6222831B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-23 CN CN98100948A patent/CN1120648C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-24 KR KR1019980010064A patent/KR100286463B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7395087B2 (en) | 1998-04-10 | 2008-07-01 | Fujitsu Limited | Radio receiver and signal amplifying method in radio receiver |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100286463B1 (ko) | 2001-04-16 |
US6222831B1 (en) | 2001-04-24 |
KR19980080584A (ko) | 1998-11-25 |
CN1194555A (zh) | 1998-09-30 |
CN1120648C (zh) | 2003-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |