JPH10303772A - セルラ−電話機の受信回路 - Google Patents

セルラ−電話機の受信回路

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JPH10303772A
JPH10303772A JP9109847A JP10984797A JPH10303772A JP H10303772 A JPH10303772 A JP H10303772A JP 9109847 A JP9109847 A JP 9109847A JP 10984797 A JP10984797 A JP 10984797A JP H10303772 A JPH10303772 A JP H10303772A
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circuit
switch
access system
cellular telephone
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JP9109847A
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Toru Izumiyama
徹 泉山
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3068Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages

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  • Signal Processing (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する近隣にレベルの高い信号を送信して
いる他のセルラ−電話機が存在しても、これによって受
信妨害を起こされにくくする。 【解決手段】 符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式とで共用し、最前段の増幅回路8と、前記最前
段の増幅回路8よりも利得が低く、前記最前段の増幅回
路8に並列に接続したバイパス回路23と、前記最前段
の増幅回路8と前記バイパス回路23との後段に接続さ
れた共通の処理回路36とを備え、前記符号分割多重接
続方式の使用時に、前記符号分割多重接続方式に基ずく
受信信号を、前記バイパス回路23を介して前記処理回
路36に導出し、前記周波数分割多重接続方式の使用時
に、前記周波数分割多重接続方式に基づく受信信号を、
前記最前段の増幅回路8を介して前記処理回路36に導
出するように切り替えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、符号分割多重接
続方式と周波数分割多重接続方式との両方式を共用する
セルラ−電話機の受信回路、詳しくは、受信回路におけ
る低雑音増幅回路を含む周辺回路に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多重接続方式と周波数分割多重
接続方式との二つの方式で使用可能とした、いわゆるデ
ュアルモ−ドセルラ−電話機の従来の受信回路の一部を
図3を参照して説明する。
【0003】図3において、セルラ−電話機は、符号分
割多重接続方式(以下、CDMAモ−ドという)と、周
波数分割多重接続方式(以下、FMモ−ドという)との
いずれの方式によっても基地局との間で送受信すること
が可能となっている。そして、送信回路41からの送信
信号が、アンテナ共用器42を介してアンテナ43から
図示しない基地局に向けて送信され、一方、図示しない
基地局からの送信信号は、アンテナ43で受信され、ア
ンテナ共用器42を介して受信回路44に入力される。
【0004】ここで、図示しない基地局からの送信信号
(セルラ−電話機の受信信号)の周波数は880MHz
帯となっており、この帯域の中で、それぞれのモ−ドに
よって使用する周波数が割り当てられている。また、一
通話チャンネルに占める帯域幅は、CDMAモ−ドでは
ほぼ1.23MHz、FMモ−ドではほぼ30KHzと
なっている。そして、この二つのモ−ドの送信信号は常
時混在した状態でアンテナ43に入力されている。
【0005】次に、受信回路44について、以下に説明
する。アンテナ共用器42を介して入力されたほぼ88
0MHz帯の受信信号は、低雑音増幅回路45で増幅さ
れた後、SAWフィルタ46を通過して混合回路47に
入力され、この混合回路47によってほぼ85MHzの
中間周波数に周波数変換される。そして、次の中間周波
増幅回路48、49(ここでは2段構成で示す)で増幅
された後、この中間周波増幅回路48、49の後段に接
続された図示しない復調回路等によって音声信号が取り
出される。
【0006】また、中間周波増幅回路48、49の後段
に接続された、図示しない復調回路で中間周波信号が検
波され、この検波電圧が、AGC電圧端子50を介して
AGC電圧として中間周波増幅回路48、49に供給さ
れている。なお、アンテナ共用器42と低雑音増幅回路
45との間には、L型に接続されたインダクタ51、5
2によるインピ−ダンス整合回路53が設けられて、ア
ンテナ共用器42の出力インピ−ダンスと低雑音増幅回
路45入力インピ−ダンスとを整合している。
【0007】低雑音増幅回路45は、バイポ−ラトラン
ジスタ54等の増幅素子で構成し、そのベ−スには固定
バイアス電圧を与え、エミッタ接地型で使用している。
そして、トランジスタタ54で増幅された受信信号は、
結合コンデンサ55を介してトランジスタ54のコレク
タから取り出されてSAWフィルタ46に入力されるよ
うになっている。
【0008】ところで、セルラ−電話システムでは、基
地局から移動局であるセルラ−電話機に対して送信する
信号レベルは常に一定になっている。このため、セルラ
−電話機が基地局から遠方に離れた場合は、受信信号レ
ベルは低くなり、反対に、基地局の近くでは受信信号レ
ベルは高くなるが、基地局から送信される信号レベル
は、遠方のセルラ−電話機でも受信可能なように充分な
レベルに維持されている。従って、セルラ−電話機の受
信回路44は、レベルの低い信号からレベルの高い信号
までを歪み無く受信できるように、大きなダイナミック
レンジ(ほぼ80dB)を有している。そのため、受信
回路44はこの大きなダイナミックレンジに耐え得るよ
うに、所定の段数で構成した中間周波増幅回路48、4
9の利得をAGC電圧で制御している。
【0009】一方、セルラ−電話機から基地局に向けて
送信する信号のレベルは、基地局側において一定になる
ように、基地局から遠方に離れている場合は送信信号レ
ベルを高くし、基地局の近くでは低くしている。そのた
め、送信回路41も、レベルの低い信号からレベルの高
い信号までを送信出来るように、大きなダイナミックレ
ンジ(ほぼ80dB)を有している。
【0010】そして、前述したように、基地局からの送
信信号レベルは、遠方のセルラ−電話機でも受信可能な
レベルで送信されているので、例えば、セルラ−電話機
が基地局の近くで使用される場合は、極めて高いレベル
の信号を受信することになるので、AGC電圧端子50
からのAGC電圧によって中間周波増幅回路47、48
の利得を下げ、図示しない後段の復調回路等に入力され
る信号レベルを一定にするとともに、特に、二段目の中
間周波増幅回路49以降の回路で歪みが発生しないよう
にしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特定のセルラ
−電話機が基地局から遠方に離れた地域で使用される場
合、基地局からの送信信号(以下、希望信号という)の
受信レベルは低くなるので、中間周波増幅回路48、4
9には、この中間増幅回路48、49が最大利得になる
AGC電圧が供給され、この結果、中間周波増幅回路4
8、49は最大利得の動作状態となる。このような状態
のときに、基地局と送受信している他のセルラ−電話機
が近くの区域に存在すると、このセルラ−電話機は高い
レベルの信号(以下、非希望信号という)を送信してい
るため、他のセルラ−電話機からのレベルの高い非希望
信号が、特定のセルラ−電話機のアンテナ43を介して
受信回路44に入力されることになる。
【0012】そのため、低雑音増幅回路45では、希望
信号と非希望信号とを同時に増幅することになり、しか
も、非希望信号のレベルが大きいことから、この低雑音
増幅回路45では相互変調による大きな歪みが発生する
という問題が起きる。また、低雑音増幅回路45で増幅
された非希望信号がSAWフィルタ46を介して混合回
路47に入力されるので、この混合回路47でも相互変
調による大きな歪みを発生する。
【0013】さらに、前述したように、特定のセルラ−
電話機は基地局からの希望信号に基づいてAGC電圧を
生成しているので、中間周波増幅回路48、49は最大
利得状態で動作している。そのため、低雑音増幅回路4
5で増幅され、また、混合回路47を介して入力された
受信信号は、中間周波増幅回47、48でさらに増幅さ
れることになるので、特に、後段の中間周波増幅回路4
9の動作が飽和してますます大きな歪みを発生すること
になり、最悪の場合は通話不能となる。即ち、他のセル
ラ−電話機からの非希望信号によって受信妨害を起こさ
れることになる。
【0014】特に、この特定のセルラ−電話機がFMモ
−ドで使用するときよりもCDMAモ−ドで使用すると
きに、受信妨害を起こされやすい。この理由の一つとし
て、1通話チャンネルの帯域幅がCDMAモ−ドでは広
く(1.23MHz)FMモ−ドでは狭い(30KH
z)ためと考えられている。即ち、一通話チャンネルの
帯域幅が広いと、他のセルラ−電話機からの非希望信号
の存在によって引き起こされる相互変調歪みの周波数が
この通話チャンネルの帯域内に位置する確率が高くなる
からである。そこで、この発明は、使用する近隣にレベ
ルの高い信号を送信している他のセルラ−電話機が存在
しても、これによって受信妨害を起こされにくくするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のセルラ−電話機の受信回路は、符号分割多
重接続方式と周波数分割多重接続方式とで共用し、最前
段の増幅回路と、前記最前段の増幅回路よりも利得が低
く、前記最前段の増幅回路に並列に接続したバイパス回
路と、前記最前段の増幅回路と前記バイパス回路との後
段に接続された共通の処理回路とを備え、前記符号分割
多重接続方式の使用時に、前記符号分割多重接続方式に
基ずく受信信号を、前記バイパス回路を介して前記処理
回路に導出し、前記周波数分割多重接続方式の使用時
に、前記周波数分割多重接続方式に基づく受信信号を、
前記最前段の増幅回路を介して前記処理回路に導出する
ように切り替えた。
【0016】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記符号分割多重接続方式に基づく受信信号のレベ
ルが所定値以上のときに、前記符号分割多重接続方式に
基づく前記受信信号を、前記バイパス回路を介して前記
処理回路に導出した。
【0017】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記処理回路に利得が可変の中間周波増幅回路を設
け、前記中間周波増幅回路の利得を制御するAGC電圧
の値が所定値以上のときに、前記AGC電圧に基づい
て、前記符号分割多重接続方式に基づく前記受信信号を
前記バイパス回路を介して前記処理回路に導出した。
【0018】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記最前段の増幅回路と前記バイパス回路との入力
側に設けられた第一の切り替え回路と、前記最前段の増
幅回路と前記バイパス回路との出力側に設けられた第二
の切り替え回路と、前記AGC電圧値と前記所定値とを
比較してハイレベルまたはロ−レベルを出力する比較回
路と、前記比較回路の出力を入力されて前記第一及び第
二のスイッチ回路を制御するスイッチ回路とを備え、前
記AGC電圧値が前記所定値以上のときに、前記符号分
割多重接続方式に基づく受信信号を前記第一及び第二の
切り替え回路により前記バイパス回路を介して前記処理
回路に導出した。
【0019】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記符号分割多重接続方式に基づく受信信号を前記
第一及び第二の切り替え回路により前記バイパス回路を
介して前記処理回路に導出するとともに、前記最前段の
増幅回路を動作させるための電源電圧の供給を停止し
た。
【0020】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記第一の切り替え回路を第一及び第二のスイッチ
ダイオ−ドで構成し、前記第二の切り替え回路を第三及
び第四のスイッチダイオ−ドで構成し、前記第一のスイ
ッチダイオ−ドと前記第三のスイッチダイオ−ドとの間
に前記最前段の増幅回路を設け、前記第二のスイッチダ
イオ−ドと前記第四のスイッチダイオ−ドとの間に前記
バイパス回路を設け、前記AGC電圧値が前記所定値以
上のときに、前記スイッチ回路で前記第一及び前記第三
のスイッチダイオ−ドをともに非導通状態にするととも
に前記第二及び前記第四のスイッチダイオ−ドをともに
導通状態とした。
【0021】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、前記バイパス回路に減衰手段を設けた。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明のセルラ−電話機の受信回路を説明する。先ず、
図1において、セルラ−電話機は、符号分割多重接続方
式(以下、CDMAモ−ドという)と、周波数分割多重
接続方式(以下、FMモ−ドという)とのいずれの方式
によっても基地局との間で送受信することが可能となっ
ている。そして、送信回路1からの送信信号が、アンテ
ナ共用器2を介してアンテナ3から図示しない基地局に
向けて送信され、一方、図示しない基地局からの送信信
号は、アンテナ3で受信され、アンテナ共用器2を介し
て受信回路4に入力される。
【0023】ここで、図示しない基地局からの送信信号
(セルラ−電話機の受信信号)の周波数は880MHz
帯となっており、この帯域の中で、それぞれのモ−ドに
よって使用される周波数が割り当てられている。一方、
一通話チャンネルに占める帯域幅は、CDMAモ−ドで
はほぼ1.23MHz、FMモ−ドではほぼ30KHz
となっている。そして、この二つのモ−ドの送信信号は
常時混在した状態でアンテナ3に入力されている。
【0024】次に、受信回路4について、以下に説明す
る。アンテナ共用器2を介して入力されたほぼ880M
Hz帯の受信信号は、カソ−ド同志が接続された第一の
スイッチダイオ−ド5、第二のスイッチダイオ−ド6か
らなる第一の切り替え回路7の一方のダイオ−ド(第一
のダイオ−ド)5を介して最前段の増幅回路である低雑
音増幅回路8に入力される。そして、低雑音増幅回路8
で増幅された後、カソ−ド同志が接続された第三のスイ
ッチダイオ−ド9、第四のスイッチダイオ−ド10から
なる第二の切り替え回路11の一方のダイオ−ド(第三
のスイッチダイオ−ド)9を介してSAWフィルタ12
に入力される。
【0025】SAWフィルタ12を通過した受信信号は
混合回路13に入力され、この混合回路13でほぼ85
MHzの中間周波数に周波数変換される。そして、次の
利得可変の中間周波増幅回路14、15(ここでは2段
構成で示す)で増幅された後、この中間周波増幅回路1
4、15の後段に接続された図示しない復調回路等によ
って音声信号が取り出される。また、中間周波増幅回路
14、15の後段に接続された図示しない検波回路で中
間周波信号が検波され、この検波電圧が、AGC電圧端
子16を介してAGC電圧として中間周波増幅回路1
4、15に供給し、その利得を変えている。
【0026】低雑音増幅回路8は、バイポ−ラトランジ
スタ17等の増幅素子を使用し、そのベ−スには固定の
バイアス電圧を与え、エミッタ接地型で構成されてい
る。そして、トランジスタ17で増幅された受信信号
は、そのコレクタから結合コンデンサ18を介して取り
出されるとともに、第二の切り替え回路11の第三のス
イッチダイオ−ド9を経由してSAWフィルタ12に入
力される。なお、第一の切り替え回路7における第一の
スイッチダイオ−ド5のアノ−ドと低雑音増幅回路8と
の間には、L型に接続された第一のインダクタ19と第
二のインダクタ20とから構成される整合回路21が設
けられて、アンテナ共用器2の出力インピ−ダンスと低
雑音増幅回路8の入力インピ−ダンスとを整合してい
る。
【0027】第一のインダクタ19と第二のインダクタ
20とは一端同志が高周波的に接続されるとともにこの
第一のインダクタの一端は第一のスイッチダイオ−ド5
のアノ−ドに接続され、第一のインダクタの他端は高周
波的に接地されている。また、第二のインダクタ20の
他端はトランジスタ17のベ−スに接続されている。
【0028】一方、第一の切り替え回路7の他方のスイ
ッチダイオ−ド(第二のスイッチダイオ−ド)6のアノ
−ドと第二の切り替え回路11の他方のスイッチダイオ
−ド(第四のスイッチダイオ−ド)10のアノ−ドとの
間には抵抗22が設けられている。そして、第一の切り
替え回路7及び第二の切り替え回路11の切り替えによ
って、アンテナ共用器2を介して入力された受信信号
は、低雑音増幅回路8を介してSAWフィルタ12に入
力されるか、または第二のスイッチダイオ−ド6と第四
のスイッチダイオ−ド10との間に設けられた抵抗22
を介してSAWフィルタ12に入力されるようになって
いる。従って、抵抗22が設けられた信号伝送線路は、
低雑音増幅回路8に対するバイパス回路23を構成して
いる。また、このSAWフィルタ12とその後に続く混
合回路13、中間周波増幅回路14、15等は、低雑音
増幅回路8とバイパス回路23とに共通の後段の処理回
路36となっている。
【0029】ところで、セルラ−電話システムでは、基
地局から移動局であるセルラ−電話機に対して送信する
信号レベルは常に一定になっている。このため、セルラ
−電話機が基地局から遠方に離れた場合は、受信信号レ
ベルは低くなり、反対に、基地局の近くでは受信信号レ
ベルは高くなるが、基地局から送信される信号レベル
は、遠方のセルラ−電話機でも受信可能なように充分な
レベルに維持されている。従って、セルラ−電話機の受
信回路4は、レベルの低い信号(ほぼ−105dBm)
からレベルの高い信号(ほぼ−25dBm)までを歪み
無く受信できるように、大きなダイナミックレンジ(ほ
ぼ80dB)を有している。そのため、受信回路4はこ
の大きなダイナミックレンジに耐え得るように、所定の
段数で構成した利得が可変の中間周波増幅回路14、1
5の利得をAGC電圧で制御している。
【0030】一方、セルラ−電話機から基地局に向けて
送信する信号のレベルは、基地局で一定になるように、
基地局から遠方に離れている場合は送信信号レベルを高
くし、基地局の近くでは低くしている。そのため、送信
回路1も、レベルの低い信号からレベルの高い信号まで
を送信出来るように、大きなダイナミックレンジ(ほぼ
80dB)を有している。
【0031】そして、前述したように、基地局からの送
信信号レベルは、遠方のセルラ−電話機でも受信可能な
レベルで送信されているので、例えば、セルラ−電話機
が基地局の近くで使用される場合は、極めて高いレベル
の信号を受信することになるので、AGC電圧端子16
からのAGC電圧によって中間周波増幅回路14、15
の利得を下げ、特に、二段目の中間周波増幅回路15以
降の回路で歪みが発生しないようにしている。
【0032】そして、本発明においては、三個のスイッ
チトランジスタ24、25、26からなるスイッチ回路
27を設け、このスイッチ回路27によって、CDMA
モ−ドのときには、第一の切り替え回路7の第二のスイ
ッチダイオ−ド6と第二の切り替え回路11の第四のス
イッチダイオ−ド10とを導通状態にするとともに、第
一の切り替え回路7の第一のスイッチダイオ−ド5と第
二の切り替え回路11の第三のスイッチダイオ−ド9と
を非導通状態にして、アンテナ共用器2を介して入力さ
れた符号分割多重接続方式に基づく受信信号を低雑音増
幅回路8を介さずにバイパス回路23を介してSAWフ
ィルタ12に入力するようにしている
【0033】また、FMモ−ドのときには、第一の切り
替え回路7の第一のスイッチダイオ−ド5と第二の切り
替え回路11の第三のスイッチダイオ−ド9とを導通状
態にするとともに、第一の切り替え回路7の第二のスイ
ッチダイオ−ド6と第二の切り替え回路11の第四のス
イッチダイオ−ド10とを非導通状態にして、アンテナ
共用器2を介して入力された周波数分割多重接続方式に
基づく受信信号を低雑音増幅回路8で増幅してSAWフ
ィルタ12に入力するようにしている。
【0034】即ち、スイッチ回路27におけるエミッタ
接地されたNPN型の第一のスイッチトランジスタ24
のベ−スに、このセルラ−電話機をCDMAモ−ドまた
はFMモ−ドに切り替えるための切り替え信号を入力す
るようにし、この第一のスイッチトランジスタ24のコ
レクタにベ−スが接続されたPNP型の第二のスイッチ
トランジスタ25のエミッタに電源電圧Bを与え、この
第二のスイッチトランジスタ25のコレクタを、整合回
路21の第一のインダクタ19を介して第一の切り替え
回路7の第一のスイッチダイオ−ド5のアノ−ドに接続
するとともに、チョ−クインダクタ28を介して第二の
切り替え回路11の第三のスイッチダイオ−ド9のアノ
−ドに接続している。さらに、この第二のスイッチトラ
ンジスタ25のコレクタを、低雑音増幅回路8のトラン
ジスタ17のコレクタに、このトランジスタ17の負荷
インダクタ29を介して接続している。
【0035】また、第二のスイッチトランジスタ25の
コレクタにベ−スが接続されたPNP型の第三のスイッ
チトランジスタ26を設け、この第三のスイッチトラン
ジスタ26のコレクタを、バイパス回路23の抵抗22
と第二の切り替え回路11における第四のスイッチダイ
オ−ド10のアノ−ドとの接続点に接続し、さらに、そ
のエミッタに、第二のスイッチトランジスタ25のエミ
ッタとともに電源電圧Bを与えている。そして、第一の
スイッチトランジスタ24のベ−スに、CDMAモ−ド
時には、ロ−レベル(”0”)、FMモ−ド時には、ハ
イレベル(”1”)の切り替え信号を与えるようにして
いる。
【0036】また、第一の切り替え回路7の第一及び第
二のスイッチダイオ−ド5、6のそれぞれのカソ−ドを
共通のバイアス抵抗30を介して接地し、第二の切り替
え回路11の第三及び第四のスイッチダイオ−ド9、1
0のそれぞれのカソ−ドも共通のバイアス抵抗31を介
して接地している。さらに、第三のスイッチトランジス
タ26のコレクタはバイアス抵抗32を介して接地され
ている。
【0037】ここで、FMモ−ド時には、第一のスイッ
チトランジスタ24のベ−スに、ハイレベルの切り替え
信号を与えると、第一及び第二のスイッチトランジスタ
24、25のそれそれのコレクタ、エミッタ間が導通し
て電源電圧Bが第一及び第三のスイッチダイオ−ド5、
9のアノ−ドに印加されて、これらのスイッチダイオ−
ド5、9が導通するとともに増幅回路8のトランジスタ
17のコレクタに電源電圧Bが印加される。また、第三
のスイッチトランジスタ26のコレクタ、エミッタ間は
非導通となり、従って、第二及び第四のスイッチダイオ
−ド6、10のそれぞれのアノ−ドには電源電圧Bが供
給されず、これらのスイッチダイオ−ド6、10は逆バ
イアス状態となって非導通となる。従って、アンテナ共
用器2を介して入力された受信信号は、バイパス回路2
3を介することなく、低雑音増幅回路8で増幅してSA
Wフィルタ12に入力される。
【0038】一方、CDMAモ−ド時には、第一のスイ
ッチトランジスタ24のベ−スに、ロ−レベルの切り替
え信号が与えられると、第二のスイッチトランジスタ2
5のコレクタ、エミッタ間は非導通となり、第一及び第
三のスイッチダイオ−ド5、9には電源電圧Bが印加さ
れずに逆バイアス状態となって非道通となるるともに低
雑音増幅回路8のトランジスタ17のコレクタにも電源
電圧Bが供給されず、一方、第三のトランジスタ26の
コレクタ、エミッタ間が導通して第二及び第四のスイッ
チダイオ−ド6、10のアノ−ドに電源電圧が印加され
て導通する。従って、アンテナ共用器2を介して入力さ
れた受信信号は低雑音増幅回路8を介さずにバイパス回
路23を介してSAWフィルタ12に入力される。
【0039】従って、CDMAモ−ド時には、このセル
ラ−電話機を使用している区域内の近傍でレベルの高い
信号を送信している他のセルラ−電話機があっても、低
雑音増幅回路8にレベルの高い他のセルラ−電話機から
の信号が入力されないので、この低雑音増幅回路8では
相互変調による歪みが発生しない。また、受信信号はバ
イパス回路23を介してSAWフィルタ12に入力され
るので、このSAWフィルタ12に入力される信号のレ
ベルは、低雑音増幅回路8の利得で増幅されるレベルよ
りも低いレベルで入力されるので、このSAWフィルタ
12の後段に接続された混合回路13や中間周波増幅回
路14、15で発生する相互変調歪みは少なくなる。こ
の場合、バイパス回路23の抵抗22の値を大きくする
ほどこの歪みを少なくすることができる。
【0040】また、FMモ−ド時には、第二及び第四の
スイッチダイオ−ド6、10が逆バイアス状態となって
非道通であるので、アンテナ共用器2からの受信信号が
バイパス回路23に流入することはなく、また、低雑音
増幅回路8で増幅された受信信号もバイパス回路23に
逆流することもない。同様に、CDMAモ−ド時には、
第一及び第三のスイッチダイオ−ド5、9が逆バイアス
状態となって非道通であるので、アンテナ共用器2から
の受信信号が整合回路21に流入することはなく、ま
た、バイパス回路23の第四のスイッチダイオ−ド10
からの受信信号も低雑音増幅回路8に逆流することもな
い。従ってバイパス回路23と整合回路21及び低雑音
増幅回路8とのアイソレ−ションが良い。
【0041】なお、CDMAモ−ド時は、低雑音増幅回
路8のトランジスタ17は非動作状態であるので、この
ことだけによってもバイパス回路23の第四のスイッチ
ダイオ−ド10からの受信信号が低雑音増幅回路8に逆
流しにくくなっているので、第三のスイッチダイオ−ド
9を設けなくても実用上アイソレ−ションは問題にはな
らない。そして、この場合は第二の切り替え回路11は
第三のスイッチダイオ−ド9を設けないので、第二の切
り替え回路11は簡単になる。
【0042】なおここで、CDMAモ−ドに基づく受信
信号が所定のレベル以上になったときに、第一のスイッ
チトランジスタ24のベ−スに入力するCDMAモ−ド
時のロ−レベルの切り替え信号を入力するようにするこ
とも可能である。即ち、CDMAモ−ドに基ずく受信信
号のレベルが低い状態(ほぼ−105dBm〜−95d
Bmの範囲)では第一のスイッチトランジスタ24のベ
−スにはハイレベルの切り替え信号を与えておき、受信
信号のレベルが高くなったときに(例えば、−90dB
mを越えたとき)ロ−レベルの切り替え信号を入力する
ようにする。
【0043】このようにすれば、CDMAモ−ド時に
も、妨害信号の低いレベルの範囲では、妨害信号が低雑
音増幅回路8で増幅されることになるが信号のレベルが
低いので低雑音増幅回路8で発生する相互変調歪みは少
なくて済む。また、バイパス回路23を通過せずに、低
雑音増幅回路8で増幅するので希望信号の/N比も向上
する。従って、バイパス回路に切り替えるときの受信信
号のレベルの設定は、妨害信号による歪みと希望信号の
C/N比とのトレ−ドオフを勘案して適宜に設定でき
る。さらに、バイパス回路23に切り替えられたときに
SAWフィルタ46、混合回路47、中間週は増幅回路
48、49等に入力される信号のレベルは、バイパス回
路23の抵抗22の値に依存し、これらの処理回路での
歪みとC/N比にも影響する。従って、この観点からも
抵抗22の値を適宜に設定することができる。
【0044】また、この場合、図2に示すように、AG
C電圧端子16からのAGC電圧を、CDMAモ−ドと
FMモ−ドとの切り替えスイッチ33を介して比較回路
34に入力し、この比較回路34で基準電圧Vrと比較
することによって切り替え信号を生成して第一のスイッ
チトランジスタ24に入力するようにする。基準電圧V
rは、例えば、入力信号のレベルが−90dBmの時に
AGC電圧端子16に発生しているAGC電圧と同じ電
圧に設定してある。そこで、入力信号のレベルが−90
dBm以上になると比較回路34の出力がハイレベルと
なり次のインバ−タ35にロ−レベルに変換されて第一
のスイッチトランジスタ24のベ−スに入力され、この
コレクタ、エミッタ間を非道通にする。この結果、図1
に示す第三のスイッチトランジスタ26のコレクタ、エ
ミッタ間が導通してバイパス回路23の第二及び第四の
スイッチダイオ−ドが導通する。
【0045】入力信号のレベルが−90dBmよりも低
い場合には、比較回路34の出力はロ−レベルの状態に
なっており、第一のスイッチトランジスタ24のベ−ス
にはハイレベルの切り替え信号が入力され、第二のスイ
ッチトランジスタ25のコレクタ、エミッタ間が導通し
て第一及び第三のスイッチダイオ−ドが導通するととも
に低雑音増幅回路8のトランジスタ17のコレクタに電
源電圧Bが供給される。また、切り替えスイッチ33を
FMモ−ド側に接続した場合も、比較回路34の出力が
ロ−レベルになって、第一のスイッチトランジスタ24
のベ−スにはハイレベルの切り替え信号が入力され、第
二のスイッチトランジスタ25のコレクタ、エミッタ間
が導通して第一及び第三のスイッチダイオ−ドが導通す
るとともに低雑音増幅回路8のトランジスタ17のコレ
クタに電源電圧Bが供給される。
【0046】このように、第一のスイッチトランジスタ
24への切り替え信号を、AGC電圧と基準電圧との比
較によって発生させることで、入力信号の任意のレベル
でCDMAモ−ドの受信信号をバイパス回路23を通過
させることが出来る。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明のセルラ−電話機
の受信回路は、最前段の増幅回路と、この最前段の増幅
回路よりも利得が低く、最前段の増幅回路に併設したバ
イパス回路と、最前段の増幅回路とバイパス回路との後
段に接続された共通の処理回路とを有し、符号分割多重
接続方式の使用時に、この符号分割多重接続方式に基ず
く受信信号を、バイパス回路を介して処理回路に導出
し、周波数分割多重接続方式の使用時に、この周波数分
割多重接続方式に基づく受信信号を、最前段の増幅回路
を介して処理回路に導出するように切り替えたので、符
号分割多重接続方式を使用している場合に、近くで使用
している他のセルラ−電話機からのレベルの高い信号が
入力されても最前段の増幅回路で相互変調歪みを発生さ
せることがない。また、他の回路、例えば、混合回路や
中間周波増幅回路で発生する相互変調歪みを低く押さえ
ることができる。
【0048】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、符号分割多重接続方式に基づく受信信号のレベルが
所定値以上のときに、符号分割多重接続方式に基づく受
信信号を、バイパス回路を介して処理回路に導出したの
で符号分割多重接続方式に基づく受信信号のレベルが所
定値以下の低いレベルではC/N比を悪化させることが
ない。また、この所定値を適宜に設定することで相互変
調歪みとC/N比とのトレ−ドオフをバランスさせるこ
とができる。
【0049】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、処理回路に利得が可変の中間周波増幅回路を設け、
この中間周波増幅回路の利得を制御するAGC電圧の値
が所定値以上のときに、このAGC電圧に基づいて、符
号分割多重接続方式に基づく受信信号をバイパス回路を
介して処理回路に導出したので、バイパス回路への切り
替えをAGC電圧に連動させることが可能となる。
【0050】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、最前段の増幅回路とバイパス回路との入力側に設け
られた第一の切り替え回路と、最前段の増幅回路とバイ
パス回路との出力側に設けられた第二の切り替え回路
と、AGC電圧値と所定電圧値とを比較してハイレベル
またはロ−レベルを出力する比較回路と、比較回路の出
力を入力されて第一及び第二のスイッチ回路を制御する
スイッチ回路とを備え、AGC電圧値が所定値以上のと
きに、符号分割多重接続方式に基づく受信信号を第一及
び第二の切り替え回路により前記バイパス回路を介して
前記処理回路に導出したので、比較回路に入力する所定
の電圧値を設定するだけで第一と第二の切り替え回路の
切り替えが簡単になる。
【0051】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、符号分割多重接続方式に基づく受信信号を第一及び
第二の切り替え回路によりバイパス回路を介して処理回
路に導出するとともに、最前段の増幅回路を動作させる
ための電源電圧の供給を停止したので、最前段の増幅回
路のトランジスタは非動作状態となって逆方向には受信
信号が逆流しにくくなり、第二の切り替え回路を簡単に
出来る。
【0052】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、第一の切り替え回路を第一及び第二のスイッチダイ
オ−ドで構成し、第二の切り替え回路を第三及び第四の
スイッチダイオ−ドで構成し、第一のスイッチダイオ−
ドと前記第三のスイッチダイオ−ドとの間に最前段の増
幅回路を介挿し、第二のスイッチダイオ−ドと第四のス
イッチダイオ−ドとの間にバイパス回路を設け、AGC
電圧値が所定値以上のときに、スイッチ回路で第一及び
第三のスイッチダイオ−ドをともに非導通状態にすると
ともに第二及び第四のスイッチダイオ−ドをともに導通
状態としたので、最前段の増幅回路とバイパス回路との
アイソレ−ションがよくなり、相互に干渉することがな
い。
【0053】また、本発明のセルラ−電話機の受信回路
は、バイパス回路に減衰手段を設けたので、この抵抗の
値を適宜に設定することで、符号分割多重接続方式に基
づく受信信号のC/N比と相互変調歪みとのトレ−ドオ
フの設定範囲を広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルラ−電話機の受信回路の説明図で
ある。
【図2】本発明のセルラ−電話機の受信回路の他の説明
図である。
【図3】従来のセルラ−電話機の受信回路の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 送信回路 2 アンテナ共用器 3 アンテナ 4 受信回路 5 第一のスイッチダイオ−ド 6 第二のスイッチダイオ−ド 7 第一の切り替え回路 8 低雑音増幅回路 9 第三のスイッチダイオ−ド 10 第四のスイッチダイオ−ド 11 第二の切り替え回路 12 SAWフィルタ 13 混合回路 14、15 中間周波増幅回路 16 AGC電圧端子 17 トランジスタ 18 結合コンデンサ 19 第一のインダクタ 20 第二のインダクタ 21 整合回路 22 抵抗 23 バイパス回路 24 第一のスイッチトランジスタ 25 第二のスイッチトランジスタ 26 第三のスイッチトランジスタ 27 スイッチ回路 28 チョ−クインダクタ 29 負荷インダクタ 30、31、32 バイアス抵抗 33 切り替えスイッチ 34 比較回路 35 インバ−タ 36 処理回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号分割多重接続方式と周波数分割多重
    接続方式とで共用し、最前段の増幅回路と、前記最前段
    の増幅回路よりも利得が低く、前記最前段の増幅回路に
    並列に接続したバイパス回路と、前記最前段の増幅回路
    と前記バイパス回路との後段に接続された共通の処理回
    路とを備え、前記符号分割多重接続方式の使用時に、前
    記符号分割多重接続方式に基ずく受信信号を、前記バイ
    パス回路を介して前記処理回路に導出し、前記周波数分
    割多重接続方式の使用時に、前記周波数分割多重接続方
    式に基づく受信信号を、前記最前段の増幅回路を介して
    前記処理回路に導出するように切り替えたことを特徴と
    するセルラ−電話機の受信回路。
  2. 【請求項2】 前記符号分割多重接続方式に基づく受信
    信号のレベルが所定値以上のときに、前記符号分割多重
    接続方式に基づく前記受信信号を、前記バイパス回路を
    介して前記処理回路に導出したことを特徴とする請求項
    1記載のセルラ−電話機の受信回路。
  3. 【請求項3】 前記処理回路に利得が可変の中間周波増
    幅回路を設け、前記中間周波増幅回路の利得を制御する
    AGC電圧の値が所定値以上のときに、前記AGC電圧
    に基づいて、前記符号分割多重接続方式に基づく前記受
    信信号を前記バイパス回路を介して前記処理回路に導出
    したことを特徴とする請求項1記載のセルラ−電話機の
    受信回路。
  4. 【請求項4】 前記最前段の増幅回路と前記バイパス回
    路との入力側に設けられた第一の切り替え回路と、前記
    最前段の増幅回路と前記バイパス回路との出力側に設け
    られた第二の切り替え回路と、前記AGC電圧値と前記
    所定値とを比較してハイレベルまたはロ−レベルを出力
    する比較回路と、前記比較回路の出力を入力されて前記
    第一及び第二のスイッチ回路を制御するスイッチ回路と
    を備え、前記AGC電圧値が前記所定値以上のときに、
    前記符号分割多重接続方式に基づく受信信号を前記第一
    及び第二の切り替え回路により前記バイパス回路を介し
    て前記処理回路に導出したことを特徴とする請求項3記
    載のセルラ−電話機の受信回路。
  5. 【請求項5】 前記符号分割多重接続方式に基づく受信
    信号を前記第一及び第二の切り替え回路により前記バイ
    パス回路を介して前記処理回路に導出するとともに、前
    記最前段の増幅回路を動作させるための電源電圧の供給
    を停止したことを特徴とする請求項4記載のセルラ−電
    話機の受信回路。
  6. 【請求項6】 前記第一の切り替え回路を第一及び第二
    のスイッチダイオ−ドで構成し、前記第二の切り替え回
    路を第三及び第四のスイッチダイオ−ドで構成し、前記
    第一のスイッチダイオ−ドと前記第三のスイッチダイオ
    −ドとの間に前記最前段の増幅回路を設け、前記第二の
    スイッチダイオ−ドと前記第四のスイッチダイオ−ドと
    の間に前記バイパス回路を設け、前記AGC電圧値が前
    記所定値以上のときに、前記スイッチ回路で前記第一及
    び前記第三のスイッチダイオ−ドをともに非導通状態に
    するとともに前記第二及び前記第四のスイッチダイオ−
    ドをともに導通状態としたことを特徴とする請求項4ま
    たは5記載のセルラ−電話機の受信回路。
  7. 【請求項7】 前記バイパス回路に減衰手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2または3または4また
    は5または6記載のセルラ−電話機の受信回路。
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