JPH10270923A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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Publication number
JPH10270923A
JPH10270923A JP7518997A JP7518997A JPH10270923A JP H10270923 A JPH10270923 A JP H10270923A JP 7518997 A JP7518997 A JP 7518997A JP 7518997 A JP7518997 A JP 7518997A JP H10270923 A JPH10270923 A JP H10270923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
loop antenna
loop
spacecraft
aerospace vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7518997A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Osako
俊樹 大迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7518997A priority Critical patent/JPH10270923A/ja
Publication of JPH10270923A publication Critical patent/JPH10270923A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、小形・軽量化の促進を図ったうえ
で、運用の多様化を促進し得るようにすることにある。 【解決手段】宇宙航行体10の壁面Aをアンテナ基材と
して、導体11aをループ状に巻き回してループアンテ
ナ11を配置するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば通信衛星
等の人工衛星を含む宇宙航行体に搭載するのに好適する
アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人工衛星等の宇宙航行体に搭載
するアンテナ装置としては、アンテナ本体を支持構体を
用いて宇宙航行体に取付け配置して、このアンテナ本体
を支持構体を介して取付け配置した宇宙航行体が宇宙空
間に打ち上げられる。そして、宇宙航行体が宇宙空間に
到達すると、アンテナ本体は、支持構体を介して目標方
向に指向され、目標との通信等の各種運用に供される。
【0003】ところで、最近の宇宙開発の分野において
は、通信を含む運用の多様化の要請があり、この要請に
基づいて、高密度実装化の促進が図られている。このよ
うな運用の多様化と共に、高密度実装化の要請を満足す
るうえにおいては、従来より宇宙開発の分野において、
要求されている小形・軽量化を満足することが重要とな
る。
【0004】しかしながら、上記アンテナ装置では、そ
の構成上、運用の多様化を図ると、そのアンテナ本体を
大形化させることとなるいために、高密度実装化の要求
を満足することが困難となるという問題を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のアンテナ装置では、運用の多様化を図ると、大形化
が促進され、高密度実装化の要求を満足するのが困難と
なるという問題を有する。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、小形・軽量化の促進を図り得、且
つ、運用の多様化を促進し得るようにしたアンテナ装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、導体を宇宙
航行体の壁面にループ状に巻き回したループアンテナを
備えてアンテナ装置を構成した。上記構成によれば、宇
宙航行体の壁面をループアンテナを巻き回すアンテナ基
材として兼用していることにより、構成部品の軽減が図
れる。従って、小形・軽量化の促進が図れて高密度実装
化が実現され、且つ、通信を含む運用の多様化の促進が
図れる。
【0008】また、この発明は、導体を宇宙航行体に搭
載される太陽電池パドルの太陽光受光面側にループ状に
巻き回したループアンテナを備えてアンテナ装置を構成
した。
【0009】上記構成によれば、太陽電池パドルの一部
をループアンテナを巻き回すアンテナ基材として兼用し
ていることにより、構成部品の軽減が図れる。従って、
小形・軽量化の促進が図れて高密度実装化が実現され、
且つ、通信を含む運用の多様化の促進が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係るアンテナ装置を示すもので、宇宙
航行帯10は、その構体が例えば、周知のハニカムコア
等で略箱状に形成される。そして、この宇宙航行体10
は、例えば地球方向等の指向方向に対応する壁面Aに絶
縁層(図の都合上、図示せず)が形成される。
【0011】この宇宙航行体の絶縁層が形成された壁面
Aは、宇宙航行体10の構体の一部を形成しており、ル
ープアンテナ11のアンテナ基材を兼用する。即ち、こ
の宇宙航行体10の壁面Aの周囲部には、導体11a
が、例えば矩形をしたループ状に複数重巻き回されてル
ープアンテナ11が取付け配置される。そして、このル
ープアンテナ11の中間部には、図示しない給電部が接
続され、この給電部(図示せず)を介して給電される。
【0012】また、ループアンテナ11には、宇宙航行
体10内部に収容される図示しない送受信機が接続構成
され、この送受信機(図示せず)を介して通信等の運用
に供される。
【0013】また、宇宙航行体10には、壁面A以外の
壁面には、太陽電池パドル12や図示しない推進機等が
とり連れ配置される。上記構成により、ループアンテナ
11は、宇宙航行体10が軌道上に打ち上げられると、
該宇宙航行体10の壁面Aにより所望の指向方向に指向
される。そして、この指向状態において、ループアンテ
ナ11は、その中間部が給電されて、上記送受信機(図
示せず)を介して指向方向と通信を含む各種の運用に供
される。
【0014】このように、上記アンテナ装置は、宇宙航
行体10の壁面Aをアンテナ基材として、導体11aを
ループ状に巻き回してループアンテナ11を配置するよ
うに構成した。
【0015】これによれば、宇宙航行体10の壁面Aを
ループアンテナ11を配設するアンテナ基材として兼用
していることにより、アンテナシステムとしての構成部
品の軽減が図れるため、小形・軽量化の促進が容易に実
現される。この結果、最近の宇宙開発の分野で開発され
ている通信を含む運用の多様化の促進と共に、高密度実
装を図ることができる。
【0016】なお、上記実施の形態では、ループアンテ
ナ11を宇宙航行体10の一つの壁面Aのみに取付け配
置するように構成した場合で説明したが、これに限るこ
となく、運用形式等に応じて複数の壁面に取付け配置し
て構成するようにしてもよい。
【0017】また、上記実施の形態では、ループアンテ
ナ11を宇宙航行体10の壁面1aをアンテナ基材とし
てに取付け配置するように構成した場合で説明したが、
これに限ることなく、例えば図2に示すように宇宙航行
体10に折畳み展開自在に取付け配置される太陽電池パ
ドル13の一部をアンテナ基材として取付け配置するよ
うに構成してもよい。
【0018】即ち、上記ループアンテナ20は、太陽電
池パドル13の太陽光受光面の周壁の絶縁層部Bを形成
して、この絶縁層部Bに導体20aを、例えば矩形をし
たループ状に複数重巻き回して取付け配置する。これに
より、ループアンテナ20は、そのアンテナ基材が太陽
電池パドル13の一部を兼用して、構成部品の軽減が図
れ、図1と略同様の効果が得られる。そして、この太陽
電池パドル13は、図示しない折畳み展開機構により宇
宙航行体に対して折畳み展開される。
【0019】なお、ループアンテナ20を取付け配置す
る太陽電池パドル13の構造としては、上記折畳み展開
構造に限ることなく、その他、伸縮構造等の各種パドル
構造のものにおいて、適用可能でいずれの構造において
も、略同様の効果が期待される。
【0020】また、上記実施の形態では、ループアンテ
ナ11,20を矩形をしたループ状に複数重巻き回すよ
うに構成した場合で説明したが、これに限ることなく、
導体を一重ループ状に巻き回すように構成することが可
能である。そして、この導体のループ形状としては、矩
形状に限ることなく、楕円等の各種の形状に巻き回し構
成することが可能である。よって、この発明は上記実施
の形態に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論のこと
である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、小形・軽量化の促進を図り得、且
つ、運用の多様化を促進し得るようにしたアンテナ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るアンテナ装置を
示した図。
【図2】この発明の他の実施の形態を示した図。
【符号の説明】
10…宇宙航行体。 11,20…ループアンテナ。 11a,20a…導体。 12,13…太陽電池パドル。 A…壁面。 B…絶縁層部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体を宇宙航行体の壁面にループ状に巻
    き回したループアンテナを具備したことを特徴とするア
    ンテナ装置。
  2. 【請求項2】 導体を宇宙航行体に搭載した太陽電池パ
    ドルの太陽光受光面側にループ状に巻き回したループア
    ンテナを具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記太陽電池パドルは、宇宙航行体に対
    して折畳み展開自在に搭載されることを特徴とする請求
    項2記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記ループアンテナは、導体が複数重巻
    き回されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のアンテナ装置。
JP7518997A 1997-03-27 1997-03-27 アンテナ装置 Pending JPH10270923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7518997A JPH10270923A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7518997A JPH10270923A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10270923A true JPH10270923A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13569014

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7518997A Pending JPH10270923A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 アンテナ装置

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JP (1) JPH10270923A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014019238A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Kagawa Univ 人工衛星

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014019238A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Kagawa Univ 人工衛星

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