JPH10270121A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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Publication number
JPH10270121A
JPH10270121A JP9089971A JP8997197A JPH10270121A JP H10270121 A JPH10270121 A JP H10270121A JP 9089971 A JP9089971 A JP 9089971A JP 8997197 A JP8997197 A JP 8997197A JP H10270121 A JPH10270121 A JP H10270121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
contact
fitting portion
fitting
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP9089971A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Fujiwara
吉人 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by AMP Japan Ltd filed Critical AMP Japan Ltd
Priority to JP9089971A priority Critical patent/JPH10270121A/ja
Priority to KR1019980009538A priority patent/KR19980080472A/ko
Publication of JPH10270121A publication Critical patent/JPH10270121A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合部とコンタクトを所定の位置関係に保
ち、電気的接続の信頼性の高い電気コネクタを得るこ
と。 【解決手段】 電気コネクタ1は、ハウジング2、別体
の嵌合部6’、及び基板組立体50を有する。コンタク
ト30’は基板組立体50を介してハウジング2の所定
位置に固定される。嵌合部6’はコンタクト30’を取
り付けた時に、ハウジング2との間の間隙W1内で水平
に移動し、コンタクトの位置ずれを吸収する。これによ
り嵌合部6’内でコンタクト30’は所定の位置に配置
され相手方のコネクタと円滑に嵌合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特に、ハウジングと別体の嵌合部を有する電気コネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用としてコンピュータ制御用の素
子を搭載した基板を有する電気コネクタが知られてい
る。例えば、特開平7−312267号公報には、図6
に示す電気コネクタ(以下、単にコネクタという)20
0が開示されている。このコネクタ200は、時間をず
らして一体に成形されたハウジング202及び204を
有し、嵌合部206にはコンタクト208が突設されて
いる。コネクタ200の下部には基板受容部210があ
り、電子素子を載置した基板(図示せず)が受容されて
コンタクト208と接続される。
【0003】
【発明が解決すべき課題】前述の従来例に於いては、嵌
合部206は1個のみであるが、複数、例えば2個設け
られる場合がある。このとき、基板は両嵌合部に渡って
延び、各嵌合部206のコンタクトと電気的に接続され
る。しかし、ハウジングと基板の膨張率に差がある為嵌
合部206同士の距離が長いと、温度変化によりコンタ
クト208と基板とのはんだ付接続部にクラック(亀
裂)が生じ、電気的接続の信頼性が低下する。また、コ
ンタクト208を基板の伸縮に合わせて移動可能にした
場合、嵌合部206内でコンタクト208の位置がずれ
てしまい、相手方コネクタとの嵌合時にコンタクト20
8の先端部208aを変形させてしまう慮れがある。更
に甚だしい場合には嵌合そのものが不可能になることも
考えられる。
【0004】更にハウジングを成形する金型は、コンタ
クト208の太さ、断面形状、等にあわせたものとなる
為、コンタクト208の変更によりハウジングを変更す
ることが必要となり、その為に金型を変更しなければな
らないという問題が生じる。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、コンタクトと基板との接続部に、はんだクラックを
生じない電気コネクタを提供することを目的とする。
【0006】他の目的は、嵌合部内でコンタクトが常に
正確に位置決めされて、相手方コネクタとの嵌合が常に
適切になされる電気コネクタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、嵌合部を有するハウジングと、前記嵌合部内に突出
するコンタクトを前記ハウジング内に含む電気コネクタ
において、前記嵌合部は前記ハウジングと別体に構成さ
れると共に、前記コンタクトと所定の位置関係になる様
前記ハウジングに移動可能に取り付けられることを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
電気コネクタ(以下、単にコネクタという)の好適な実
施の形態について詳細に説明する。
【0009】図1は本発明のコネクタ1の平面図であ
る。略矩形の絶縁性のハウジング2は、他の部材へ取付
ける為のフランジ4、4’を両端に有し、これらのフラ
ンジ4、4’近傍に嵌合部6、6’を有する。フランジ
4、4’には、固定用のボルト(図示せず)を挿通する
為の孔8、8’を有する金属製のブッシュ10、10’
が、各々インサートモールドにより固定されている。ハ
ウジング2の中央部は矩形の開口12が形成されてお
り、後述するヒートシンク(放熱板)20(図2参照)
が配置される。
【0010】嵌合部6、6’はハウジング2の上面14
から上方、即ち紙面の手前側に突設されたフード16、
16’を有し、嵌合部6はハウジング2と一体に形成さ
れ、嵌合部6’はハウジング2とは別体に形成されてい
る。嵌合部6’は略矩形のフランジ18を有する。
【0011】嵌合部6のフード16には紙面と直交方向
に延びる複数のリブ16a、16b、16c、16d、
16e、16fが形成され、相手方のプラグコネクタ
(図示せず)とこれらのリブ16a〜16fとが協働し
て、極性付け、及び嵌合時の案内となっている。またフ
ード16の嵌合部6’と対向する外側面18には枠状の
係合部22が形成されている。係合部22には内側にプ
ラグコネクタとラッチ係合する突起22aが形成されて
いる。フード16の内側は嵌合凹部24となっており、
この中に多数のピン状のコンタクト30が2列に配置さ
れている。
【0012】次に嵌合部6’について説明するが、嵌合
部6’の各部分のうち嵌合部6と同様な構成について
は、同じ参照番号にダッシュを付し、詳細な説明は省略
する。嵌合部6’の嵌合凹部24’内にはコンタクト3
0と同様なコンタクト30’が配置されているが、これ
らはコンタクト30と同一であっても、異なっていても
よい。
【0013】図2は図1のII−II線に沿う断面図で
ある。ハウジング2の嵌合凹部24、24’には、貫通
孔26a、26a’を有する底壁26、26’が形成さ
れる。ハウジング2の下部には基板40を収容する基板
受容開口(以下単に開口という)28が形成される。開
口28は開口12と連通すると共に、図に於いてハウジ
ング2の左側で底壁26まで延びる凹所28を有する。
他方他端側では別体の嵌合部6’を受容する嵌合部受容
開口(以下、単に開口という)32が形成される。嵌合
部6’の下部には凹所28と同様な凹所28’が形成さ
れている。基板40の両端部には凹所28、28’に夫
々対応して、内側ハウジング34、34’が取り付けら
れる。内側ハウジング34、34’はベース52(図3
参照)に一体に形成されるが、これらについては後述す
る。
【0014】内側ハウジング34、34’には夫々コン
タクト30、30’が圧入されており、夫々のコンタク
ト30、30’はそれらのタイン(はんだ接続部)30
a、30a’で基板40にはんだ付けされている。各コ
ンタクト30、30’には板状の弾性を有するシール部
材44、44’が被冠されて基板副組立体(以下単に副
組立体という)50が構成される。嵌合部6、6’の下
部には凹所28、28’に沿って環状の溝36、36’
が形成されている。更に溝36、36’に隣接して溝3
8が形成されている。この溝38、38’はヒートシン
ク20を固定する為のもので、接着剤を塗布後ヒートシ
ンク20のリブ20aを受容して接着固定する。ヒート
シンク20はこの時開口12内に露出する。内側ハウジ
ング34、34’には夫々溝36、36’に対応して環
状の突条42、42’が形成されている。基板副組立体
50は、内側ハウジング34、34’の突条42、4
2’が嵌合部6、6’の溝36、36’に嵌合されて取
り付けられる。溝36、36’には予め接着剤を塗布し
ておくことにより副組立体50はハウジング2に接着固
定される。その際コンタクト30、30’はコンタクト
30、30’より大径の貫通孔26a、26a’に挿通
され、シール部材44、44’は底壁26、26’と内
側ハウジング34、34’の上面34a、34a’との
間に密接状態に押圧される。
【0015】基板40の下面40aには、図示しない電
気、或いは電子素子が取り付けられる。この開口29内
には図示しないジェルが充填されて素子から発生する熱
が均一に拡散され各素子及び回路の保護がなされる。ま
た基板40の接続部も酸化から保護される。ジェルを充
填した後は、図示しないカバーによってハウジング2の
下部は封止される。ハウジング2の下部に設けた溝2a
は、接着剤が塗布されてカバーを固定する為のものであ
る。ジェルはカバーとシール部材44、44’により外
部への流出が阻止される。
【0016】ヒートシンク20の下面20bは基板40
の上面40aと略接し、電気/電子素子で発生した熱を
効果的に外部へ放散する。内側ハウジング34、34’
には、コンタクト30、30’に沿って基板40側から
空間34b、34b’が形成されている。この空間34
b、34b’内ではコンタクト30、30’に撓みが可
能となり温度変化による基板40の伸縮があっても、コ
ンタクト30、30’がこれに追従するのではんだクラ
ックが生じにくい。
【0017】嵌合部6’のフランジ18の下部はハウジ
ング2の開口32に挿入される。前述の凹所28’はこ
の嵌合部6’の下部に形成される。フランジ18はハウ
ジング2の上面に設けた相補形の受け部46と嵌まり合
うようになっている。この受け部46には、フランジ1
8の外形に沿って凹溝46aが形成され、この凹溝46
a内に配置されたO−リング等のシール部材48との間
に防水構造が形成される。フランジ18の外面18aと
受け部46の内壁46aとの間には間隙W1が形成され
ているので、内側ハウジング34’と凹所28’との嵌
め合いの際、嵌合部6’はこの間隙W1の範囲内で移動
して位置ずれが吸収される。
【0018】図3は図1のIII−III線に沿う断面
図である。但し、ハウジング2と嵌合部6’及びシール
部材48のみ示す。フランジ18の下面18bには下向
きにラッチアーム62が形成されている。ラッチアーム
62の先端には鍵部62aが形成されており、開口32
の下向きの肩部64と係合することにより嵌合部6’は
ハウジング2に取り付けられる。この状態でフランジの
外面18aと受け部46の内壁46aとの間には間隙W
2があるので、ラッチアーム62の撓みにより間隙W2
ぶんだけ移動でき、内側ハウジング34’との位置ずれ
を吸収する。間隙W1、W2の値は同じでも異なってい
てもよい。
【0019】即ち、内側ハウジング34、34’の間隔
が固定されている為、嵌合部6、6’と嵌合させた際、
ハウジング2の成形後の収縮等による寸法差を吸収して
常に確実に取り付けることができる。
【0020】図4は内側ハウジング34、34’が形成
されたベース52の平面図である。以下、ベース52に
ついて説明する。内側ハウジング34、34’は略矩形
の枠状ベース52に対向して形成される。内側ハウジン
グ34、34’の上面34a、34a’にはコンタクト
受容孔34c、34c’が2列に形成されている。内側
ハウジング34、34’の端壁34d、34e、34
d’、34e’には夫々極性付与の為のリブ56、5
6’、58、58’が形成されている。内側ハウジング
34、34’の周囲には接着の為に突条42、42’が
形成されているのがよくわかる。ベース52の中央部に
はヒートシンク20を受容する為の開口62が形成され
ている。
【0021】図5は図1のコネクタ1の底面図である。
但し基板40は除いて示す。ベース52はハウジング2
の開口29内に配置されている状態が明瞭に判る。また
コンタクト30、30’の周りに形成された空間34
b、34b’が、コンタクト列に沿って細長く形成され
ているのが容易に理解できよう。例えばコンタクトの太
さ、形状が異なってもハウジング2はそのまま共用でき
副組立体50のみ替えればよい。これにより種々の用途
の変更に対し低コストで対応できる。
【0022】以上本発明について詳細に説明したが本発
明の要旨の範囲内で種々の変形変更が可能であることは
いうまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明の電気コネクタは、嵌合部をハウ
ジングと別体に構成すると共に、コンタクトと所定の位
置関係になるようにハウジングに移動可能に取り付け、
コンタクトの位置ずれを吸収するようにしたので次の効
果を奏する。
【0024】即ち、相手方のコネクタを嵌合部に挿入し
た時に、嵌合部内のコンタクトと当接し、或いはコンタ
クトを変形させることなく円滑に接続でき、電気的接続
の信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気コネクタの平面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 図1のIII−III線に沿う断面図であ
る。但し基板副組立体は除く。
【図4】 ベースの平面図である。
【図5】 本発明の電気コネクタの、基板を除いた底
面図である。
【図6】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 ハウジング 6’ 嵌合部 30’ コンタクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合部を有するハウジングと、前記嵌合
    部内に突出するコンタクトを前記ハウジング内に含む電
    気コネクタにおいて、 前記嵌合部は前記ハウジングと別体に構成されると共
    に、前記コンタクトと所定の位置関係になる様前記ハウ
    ジングに移動可能に取り付けられることを特徴とする電
    気コネクタ。
JP9089971A 1997-03-26 1997-03-26 電気コネクタ Pending JPH10270121A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089971A JPH10270121A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 電気コネクタ
KR1019980009538A KR19980080472A (ko) 1997-03-26 1998-03-19 전기 컨넥터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089971A JPH10270121A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10270121A true JPH10270121A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13985577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9089971A Pending JPH10270121A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 電気コネクタ

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JP (1) JPH10270121A (ja)
KR (1) KR19980080472A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018801A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 一体型コネクタを有する耐環境封止された電気ハウジングアセンブリ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018801A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 一体型コネクタを有する耐環境封止された電気ハウジングアセンブリ

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KR19980080472A (ko) 1998-11-25

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