JPH10269693A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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Publication number
JPH10269693A
JPH10269693A JP9066378A JP6637897A JPH10269693A JP H10269693 A JPH10269693 A JP H10269693A JP 9066378 A JP9066378 A JP 9066378A JP 6637897 A JP6637897 A JP 6637897A JP H10269693 A JPH10269693 A JP H10269693A
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JP
Japan
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disk
quality
disk drive
errors
specified number
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Application number
JP9066378A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tanaka
博明 田中
Takuji Yoshida
卓司 吉田
Hiroya Mitsuishi
浩哉 三石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】読み書きを速くしても良いディスクにはそれな
りの速度の回転速度を適応的に設定できるようにする。 【解決手段】スピンドル速度決定部44は、ディスク種
類情報メモリ46からのディスクの種類の情報を受け取
る他に、ディスク読み書きエラー情報メモリ47からの
エラー情報も取り込み、総合的に現在のディスクの速度
をどのようにすべきかを適応的に決定する。決定した情
報は、スピンドル速度指示情報メモリ48にあたえら
れ、この情報に基づいてスピンドル制御部42は、スピ
ンドルモータの速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可換型・非接触型デ
ィスク駆動装置であり、例えばCD,LD,MO,DV
D等を駆動するディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】偏心したり、面がゆがんだような粗悪な
ディスクを読み書きするとディスク駆動装置が異常音を
発生する、読み出し(書き込み)エラーが発生するとい
った問題が発生する。この問題に対処するため、従来は
ディスクの種類を判定し、さほど高速の読み書きを必要
としないディスクの場合は回転速度を通常の回転数より
落として読み書きを行う方法を取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法ではディスクの種類が同じならばディスク固有の品位
とは関係なく回転速度が決まってしまう。アクセスタイ
ム、最大転送速度などのディスク駆動装置の主要な性能
はディスクの回転速度に大きく依存している。このた
め、ディスクの種類によってはどのように高品位のディ
スクであろうとも低い性能しか出すことが出来ない問題
が発生する。
【0004】例えばある粗悪なディスクが知られてお
り、そのディスクに対して安定した読み書きできるよう
にその種類のディスクの回転速度を設定するならば、同
種のより高品位ディスクを読み書きする場合にも、その
高品位ディスクはその設定された速度で回転される。こ
のためディスク駆動装置はディスク固有の品位とは関係
なく、低い性能しか発揮することができない。
【0005】そこでこの発明は、ディスクの読み書き速
度がディスクの種類によって決まってしまい、読み書き
の性能が粗悪なディスクに合わせて決定されてしまうと
いうような不具合をなくし、読み書きを速くしても良い
ディスクにはそれなりの速度の回転速度を適応的に設定
し、これにより効率的なディスクドライブを実現するこ
とができるディスク駆動装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、スピンド
ル速度決定部の実行に当たってディスク読み書きエラー
情報を参照するようにしている。ここで前記スピンドル
速度決定部は現在のディスクの品位を評価する機能を持
ち、そのディスクの品位が高品位であると判定した場合
はスピンドルを「高速」動作させ、またそのディスクの
品位が高品位でないと判定した場合はスピンドルを「低
速」動作させるようにすることを特徴とする。
【0007】また前記スピンドル速度決定部は実行にあ
たってディスク読み書きエラー情報、並びに入出力アド
レスを参照することを特徴とする。さらにまた前記スピ
ンドル速度決定部は入出力アドレスの領域毎に現在のデ
ィスクの品位を評価する機能を持ち、そのディスクの品
位が高品位であると判定した場合は当該入出力アドレス
に関するスピンドルを「高速」動作させ、またそのディ
スクの品位が高品位でないと判定した場合は当該入出力
アドレスに関するスピンドルを「低速」動作させるよう
にすることを特徴とする。
【0008】上記のような手段を有することにより、読
み書き速くしても良いディスクにはそれなりの速度の回
転速度を適応的に設定することができる。これにより効
率的なデータの読み書きが実行される。
【0009】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1はディスク駆動装置のうち、本発
明に関係するハードウェア構成を概略的に示している。
【0010】ディスク駆動装置10は、ピックアップ装
置12、スピンドルモータ13、並びに制御装置14を
含み、これらによって構成されるディスク駆動装置がデ
ィスク11を駆動して、ディスク11からの情報の読み
取り、またはディスク11に対する情報の書きを行う。
また読み書きをする情報は、入出力端子15を通じてて
外部の装置、例えばコンピュータシステムと入出力され
る。
【0011】ピックアップ装置12は、情報をディスク
に読み書きする実際の作業を担当する機能素子である。
スピンドルモータ13はディスク11の回転数の加減を
制御する機能素子である。制御装置14はピックアップ
12、スピンドルモータ13などの各機能素子を制御
し、また入出力端子15におけるデータの入出力を制御
する。
【0012】図2は、制御装置14を構成する各種機
能、データのうち、本発明に関する部分を説明するブロ
ック図である。制御装置14は、データ読み書き部4
1、スピンドル制御部42、入出力制御部43、スピン
ドル速度決定部44を含み、さらに内部で使用するデー
タの流れを得るために、入出力データメモリ45、ディ
スク種類情報メモリ46、ディスク読み書きエラー情報
メモリ47、スピンドル速度指示情報メモリ48を含ん
でいる。
【0013】データ読み書き部41は入出力データメモ
リ45内のうち、ディスクに書き込むべきデータをピッ
クアップ装置12に送出し、またピックアップ装置12
から読みとったディスク上のデータを入出力データメモ
リ45に書き出す。スピンドル制御部42は、メモリ4
8からのスピンドル速度指示情報に基づき、常にピック
アップ装置12が最適の状態でデータを読み書きできる
よう、スピンドルモータ13の回転を制御する。このス
ピンドル速度指示情報は実際にピックアップ装置12の
位置におけるディスク11の線速度に対する指示であ
り、スピンドルモータ13の回転数は、スピンドル制御
部42がスピンドル速度指示情報の外、入出力データに
含まれる入出力アドレスを参照して決めている。入出力
制御部43は、入出力端子15を介して外部の装置、例
えばコンピュータシステムとデーのやりとりを行う。入
出力端子15から受け取った書き込みデータは、入出力
データメモリ45に格納し、入出力データメモリ45に
書き込まれたディスクからの読み取りデータは、入出力
端子15を通して外部の装置へ送られる。
【0014】また、メモリ46のディスク種類情報、メ
モリ47のディスク読み書きエラー情報もまた入出力端
子15を介して外部の装置に送られる。スピンドル速度
決定部44はディスク種類情報、ディスク読み書きエラ
ー情報をもとに安定した読み書きと高性能を両立するス
ピンドルの回転速度を決定し、スピンドル速度指示情報
メモリ48に書き込む。
【0015】図2に示した制御装置14の構成のうち、
特に、スピンドル速度決定部44の実現する機能、並び
にメモリ47からのディスク読み書きエラー情報をスピ
ンドル速度決定部44が参照する(図2で矢印が符号4
7から符号44のブロックに向かっている)点は、本発
明の特徴部分である。
【0016】図3は、スピンドル速度決定部44の動作
を説明するフローチャートである。まず、ステップ03
1で、メモリ46のディスク種類情報から現在実装され
ているディスクの種類を読みとる。そしてステップ03
2で、固定速度でディスクの読み書きをしなくてはなら
ない種類のディスクかどうかを判別する。固定速度で読
み書きをしなくてはならない種類のディスクとは、例え
ばオーディオディスクのように、ディスクの品位に関係
なく一定の速度で読み書きを行わないと目的を達せられ
ない種類のディスクである。もし固定速度で読み書きを
しなくてはならない場合、ステップ033で、固定の速
度をメモリ48にスピンドル速度指示情報として書き込
んで終了する。ステップ032の判定で必ずしも固定速
度で読み書きをしなくて良いとされた場合、ステップ0
34でメモリ47のディスク読み書きエラー情報を読み
とる。そしてステップ035でそのエラー情報を元に現
在のディスクの品位を評価する。ステップ036の判定
で、ディスクの品位がまだ評価していない場合には何も
行わずに終了する。何らかのディスクの品位判定が行わ
れた場合は続いてステップ037に移行する。
【0017】ステップ037ではそのディスクは高品位
であるかどうかを判定する。高品位とは、そのディスク
が高速な読み書き動作に耐えられることを意味する。逆
に高品位でない(低品位)とは、そのディスクが高速の
読み書き動作に耐えられないことを意味する。高品位で
あると判定した場合、ステップ038でメモリ48に
「高速」をスピンドル速度指示情報として書き込んで終
了する。一方、ステップ037で高品位でないと判定し
た場合、ステップ039でメモリ48に「低速」をスピ
ンドル速度指示情報としてに書き込んで終了する。
【0018】なお、図3に示されたフローチャートは、
ディスク再生中、書き込み中においても繰り返し実行さ
れ、その時点で最新のディスク種類情報、ディスク読み
書きエラー情報に基づいた判定が行われる。
【0019】図4は、従来技術に基づいて作成されたス
ピンドル速度決定部44の動作を説明するフローチャー
トである。ステップ041でディスク種類情報を読みと
るところは図3の場合と同様である。図4では、この
後、ステップ042にてすぐにスピンドル速度を決定す
る。この決定はディスク種類情報だけに基づいて、例え
ば内蔵する固定データテーブルを参照するなどの方法で
なされており、ディスク読み書きエラー情報を活用して
いない。そしてステップ043において決定されたスピ
ンドル速度をメモリ48スピンドル速度指示情報として
に書き込み終了する。
【0020】図5は、図3におけるステップ035でデ
ィスクの品位評価を行うが、そのより詳細な一例を説明
するフローチャートである。このフローチャートの場
合、図3に示されたフローチャートはディスクの読み書
きを実行する度に実行するものとする。メモリ47のデ
ィスク読み書きエラー情報としては、今回のディスク読
み書きが成功したか、失敗したかを保持している。
【0021】図5のフローチャートでは、内部変数「累
積回数」と「エラー回数」を使用する。累積回数はその
ディスクへの読み書きの回数を、成功、失敗に関わらず
カウントする変数であり、エラー回数は読み書きがエラ
ーとなった回数をカウントする変数である。どちらの変
数の値もディスク駆動装置の電源投入直後、並びにディ
スク交換の直後は0である。
【0022】まず、ステップ0501で累積回数をイン
クリメント(元の値に1を加算)する。続いて、ステッ
プ0502で、ディスク読み書きエラー情報がエラーで
あったかどうかを調べる。エラーだった場合、ステップ
0503でエラー回数をインクリメントする。エラーで
なかった場合、なにもせずステップ0504に移動す
る。続いてステップ0504で累積回数が規定回数、例
えば256回に達したかどうかを判定する。累積回数が
規定回数に達していない場合、ステップ0505に移行
しディスクの品位評価をしない。累積回数が規定回数に
達している場合、ステップ0506でさらにエラー回数
が規定回数、例えば80回に達しているかどうかを判定
する。エラー回数が規定回数に達している場合は、ステ
ップ0507でこのディスクを「低品位」と評価する。
エラー回数が規定回数に達していない場合は、ステップ
0508でこのディスクを「高品位」と評価する。いず
れの評価を得た場合もステップ0509で累積回数、エ
ラー回数をクリア(0を代入)する。
【0023】図5のフローチャートではディスクの読み
書きのどちらかが実行されれば累積回数をインクリメン
トし、かつエラー回数を必要に応じてインクリメントす
る方式を取っているが、読み取りと書き込みで著しくエ
ラーの発生状況が異なる場合は、これらを別々に計数す
る方がよい。すなわちステップ0501を実行する手前
で直前の動作が読み取りであったか書き込みであったか
を判定する条件判定文を挿入し、読み取りであった場合
は読み取り時専用の累積回数、エラー回数を操作し、判
定も読み取り専用の累積回数、エラー回数を用いて行
う。同様に書き込み動作であった場合は書き込み専用の
累積回数、エラー回数を操作するやり方である。この実
施例に従えば、ディスクの品位も例えば読み取りは高品
位、かつ書き込みは低品位といった評価が行われるた
め、読み取り時、書き込み時には各々の品位に合わせて
スピンドルモータの回転速度が決定される。
【0024】図6は、図3におけるステップ035ディ
スクの品位評価の他の例であり、図5とは異なるフロー
チャートである。また、ステップ0601、0602、
0603、0604は、ステップ0501、0502、
0503、0504に対応する。またステップ0605
は、ステップ0506に対応する。
【0025】図6のフローチャートの場合、図3に示さ
れたフローチャートがディスクの読み書きを実行する度
に実行されるものとしている。メモリ47のディスク読
み書きエラー情報としては、今回のディスク読み書きが
成功したか失敗したかを示している。図6のフローチャ
ートでは、内部変数「累積回数」、「エラー回数」、並
びに「連続回数」を使用する。累積回数はそのディスク
への読み書きの回数を成功、失敗に関わらずカウントす
る変数であり、エラー回数は読み書きがエラーとなった
回数をカウントする変数である。
【0026】また連続回数は、ステップ0607に示す
ように累積回数が規定回数に達したとき、エラー回数が
規定回数に達している事実が連続して発生している回数
をカウントするものである。いずれの変数の値もディス
ク駆動装置の電源投入直後、並びにディスク交換の直後
は0である。また、図6では当該ディスクが低品位のも
のかどうかの評価は行うが、高品位の評価を行わない。
このためディスクを新たに挿入する度に、そのディスク
を高品位と評価するように別途初期化しておくようにし
ている。
【0027】まず、ステップ0601で累積回数をイン
クリメント(元の値に1を加算)する。続いて、ステッ
プ0602でディスク読み書きエラー情報がエラーであ
ったかどうかを調べる。エラーだった場合、ステップ0
603でエラー回数をインクリメントする。エラーでな
かった場合、なにもせずステップ0604に移動する。
続いてステップ0604で累積回数が規定回数、例えば
256回に達したかどうかを判定する。累積回数が規定
回数に達していない場合、図6のフローチャートは終了
し、ディスクの品位評価をしない。
【0028】累積回数が規定回数に達している場合、ス
テップ0605でさらにエラー回数が規定回数、例えば
80回に達しているかどうかを判定する。エラー回数が
規定回数に達していない場合は、ステップ0606で連
続回数をクリア(0を代入)してステップ0611に移
動する。エラー回数が規定回数に達していた場合、ステ
ップ0607で連続回数をインクリメントする。さらに
ステップ0608で連続回数が規定回数、例えば3回に
達したかどうかを調べる。規定回数に達していない場合
はステップ0611へ移動する。規定回数に達していた
場合、ステップ0609でこのディスクは低品位と評価
する。さらにステップ0610で連続回数をクリアして
ステップ0611に移る。ステップ0611では累積回
数、並びにエラー回数をクリアして図6のフローチャー
トを終了する。
【0029】図7は、図3におけるステップ035のデ
ィスクの品位評価のさらに別の例であり、図5,図6の
例とは異なるフローチャートである。このフローチャー
トの場合も、図3に示されたフローチャートがディスク
の読み書きを実行する度に実行されるものとしている。
ディスク読み書きエラー情報としては今回のディスク読
み書きが成功したか、失敗したかを保持している。
【0030】図7のフローチャートでは、内部変数「累
積回数」、「エラー回数」、「連続回数」、並びに「積
算回数」を使用する。累積回数はそのディスクへの読み
書きの回数を成功、失敗に関わらずカウントする変数で
あり、エラー回数は累積回数の範囲内で読み書きがエラ
ーとなった回数をカウントする変数である。また連続回
数は累積回数が規定回数に達したとき、エラー回数が規
定回数に達している事実が連続して発生している回数を
カウントするものである。さらに積算回数は前記連続回
数が規定回数に到達した事実を計数する変数である。い
ずれの変数の値もディスク駆動装置の電源投入直後、並
びにディスク交換の直後は0である。
【0031】また、図7では当該ディスクが低品位であ
るとの評価は行うが、高品位であるとの評価を行わな
い。このためディスクを新たに挿入する度に、そのディ
スクを高品位と評価するように別途初期化しておく。
【0032】まず、ステップ0701で累積回数をイン
クリメント(元の値に1を加算)する。続いて、ステッ
プ0702でディスク読み書きエラー情報がエラーであ
ったかどうかを調べる。エラーだった場合、ステップ0
703でエラー回数をインクリメントする。エラーでな
かった場合、なにもせずステップ0704に移動する。
続いてステップ0704で累積回数が規定回数、例えば
256回に達したかどうかを判定する。累積回数が規定
回数に達していない場合、図7のフローチャートは終了
し、ディスクの品位評価をしない。
【0033】累積回数が規定回数に達している場合、ス
テップ0705でさらにエラー回数が規定回数、例えば
80回に達しているかどうかを判定する。エラー回数が
規定回数に達していない場合は、ステップ0706で連
続回数をクリア(0を代入)してステップ0713に移
動する。エラー回数が規定回数に達していた場合、ステ
ップ0707で連続回数をインクリメントする。さらに
ステップ0708で連続回数が規定回数、例えば3回に
達したかどうかを調べる。規定回数に達していない場合
はステップ0713へ移動する。規定回数に達していた
場合、ステップ0709で積算回数をインクリメントす
る。続いてステップ0710で積算回数が規定回数、例
えば4回に達したかどうかを判定する。規定回数に達し
ていない場合はステップ0712に移動する。規定回数
に達していた場合にはステップ0711でこのディスク
は低品位であると評価して0712に移動する。ちなみ
にこの積算回数はディスク交換、リセット以外ではクリ
アされることはない。ステップ0712では連続回数を
クリアしてステップ0713に移動する。ステップ07
13では累積回数、並びにエラー回数をクリアし、図7
のフローチャートを終了する。
【0034】図8は、図3におけるステップ035のデ
ィスクの品位評価の詳細が、図5,図6,図7とは異な
るまた別の例を示すフローチャートである。このフロー
チャートの場合、図3に示されたフローチャートはディ
スクの読み書きを実行する度に実行するものとする。デ
ィスク読み書きエラー情報としては、今回のディスク読
み書きが成功したか、失敗したかを保持している。
【0035】図8のフローチャートでは、内部変数「累
積回数」、「エラー回数」、並びに「連続回数」を使用
する。累積回数はそのディスクへの読み書きの回数を成
功、失敗に関わらずカウントする変数であり、エラー回
数は累積回数の範囲内で読み書きがエラーとなった回数
をカウントする変数である。また連続回数は累積回数が
規定回数Aに達すればカウントアップ、規定回数Bに満
たないればカウントダウンするもので、正負両方の値を
取り得る変数である。いずれの変数の値もディスク駆動
装置の電源投入直後、並びにディスク交換の直後は0で
ある。
【0036】ディスク交換直後のディスク品位は適当な
値、例えば高品位として初期化するようになっている。
まず、ステップ0801で累積回数をインクリメント
(元の値に1を加算)する。続いて、0802でディス
ク読み書きエラー情報が、エラーであったかどうかを調
べる。エラーだった場合、ステップ0803でエラー回
数をインクリメントする。エラーでなかった場合は何も
せずステップ0804に移動する。続いてステップ08
04で累積回数が規定回数、例えば256回に達したか
どうかを判定する。累積回数が規定回数に達していない
場合、図8のフローチャートは終了し、ディスクの品位
評価をしない。
【0037】累積回数が規定回数に達している場合、ス
テップ0805でさらにエラー回数がどの範囲にあるか
を判定する。エラー回数が規定回数A、例えば80回に
達している場合はステップ0806へ移動する。エラー
回数が規定回数B、例えば、5回に満たない場合はステ
ップ0812へ移動する。どちらの条件も満たしていな
い場合はステップ0817へ移動する。
【0038】規定回数Aと規定回数Bの間には常に規定
回数A≧規定回数Bの関係が成り立つ。さて、ステップ
0806では連続回数が負かどうかを判定する。負の場
合はステップ0807で連続回数に0を代入する。負で
ない場合は何もせずステップ0808に移動する。続い
てステップ0808で連続回数をインクリメントする。
そしてステップ0809で連続回数が規定回数、例えば
3回に達しているかどうかを調べる。連続回数が規定回
数に達している場合、ステップ0810で当該ディスク
は低品位であると評価し、ステップ0811に移動す
る。連続回数が規定回数に達していない場合には何もせ
ずステップ0811に移動する。ステップ0811では
累積回数、並びにエラー回数をクリアし、図8のフロー
チャートを終了する。
【0039】ステップ0812では、連続回数が正かど
うかを判定する。正の場合はステップ0813で連続回
数に0を代入する。正でない場合は何もせずにステップ
0814に移動する。続いてステップ0814では連続
回数をデクリメント(元の値から1を減算)する。そし
てステップ0815で連続回数が規定回数、例えば、−
1以下どうかを調べる。規定回数以下の場合にはステッ
プ0816で当該ディスクは高品位であると評価し、ス
テップ0811に移動する。連続回数が規定回数より大
きい(連続回数のデクリメントが足りない)場合には何
もせずにステップ0811に移動する。
【0040】最後にステップ0817では連続回数をク
リア(0を代入)し、ステップ0811に移動する。上
記の図8のフローチャートではエラー回数が規定回数A
に達した事象が連続する回数と、エラー回数が規定回数
Bに満たない事象が連続する回数とを一つの内部変数
「連続回数」で計数する方法を示しているが、同様の目
的を達する方法はいくつかある。例えば内部変数「連続
変数」の正負の意味づけを逆転しても同様の効果を得る
ことができる。また例えばエラー回数が規定回数Aに達
した事象を計数する専用の内部変数「低品位連続回数」
と、エラー回数が規定回数Bに満たない事象を計数する
専用の内部変数「高品位連続回数」とを用意し、各々独
立に計数する形式を取っても良い。
【0041】上記の例の実施を行った場合、ステップ0
807,0813,並びに0817では「高品位連続回
数」、「低品位連続回数」の両方の内部変数をクリアす
る様にしなくてはならない。
【0042】図9はこれまで説明した実施の形態とは構
成の異なる、もう一つの実施の形態を説明するブロック
図で、図1の制御装置14を構成する各種機能、データ
のうち、本発明に関する部分を説明する。
【0043】図2で説明したとおり、図2の入出力デー
タメモリ45には、そのデータが格納されるディスク上
のアドレス、すなわち入出力アドレスが含まれており、
スピンドル制御部42はこの入出力アドレスを参照する
が、図9の実施の形態では、この部分が明確に入出力デ
ータメモリ45への系統と、入出力アドレスメモリ49
への系統に分かれている。そしてスピンドル制御部42
はこの入出力アドレスを参照する。
【0044】図9に示す実施の形態では、さらにスピン
ドル速度決定部44もまた入出力アドレスを参照する。
すなわち、スピンドル速度決定部44は、ディスク種類
情報、ディスク読み書きエラー情報に加えて入出力アド
レスを参照してスピンドル速度指示情報に書き込む値を
決定する。
【0045】図10は、図9に示したブロック図のスピ
ンドル速度決定部48の動作を示すフローチャートであ
る。ステップ1001でメモリ46のディスク種類情報
に格納されている現在実装されているディスクの種類を
読みとる。続いてステップ1002で固定速度でディス
クの読み書きをしなくてはならないディスクかどうかを
判定する。ここで固定速度でディスクの読み書きを行わ
なくてはならないと判定された場合は、ステップ100
3でスピンドル速度指示情報の全アドレス領域に指定さ
れた速度を書き込んで終了する。
【0046】また必ずしも固定速度で読み書きしなくて
も良いディスクであると判定された場合には、さらにス
テップ1004でメモリ49の入出力アドレス、メモリ
47のディスク読み書きエラー情報を読み取る。続けて
ステップ1005で入出力アドレスが属するアドレス領
域を求める。本実施の形態では、図11に示したような
定数表に、入出力アドレスの範囲と各規定回数の知識を
まとめて記録している。これにより、ディスクの領域に
応じて、感度が可変されることになる。
【0047】即ち、ステップ1005では現在の入出力
アドレスがどのアドレス領域に属するかを検索する。そ
の結果は例えばアドレス領域番号によって与えられる。
続いてステップ1006で当該アドレス領域について、
現在のディスク品位を評価する。ディスク品位の評価方
法は幾つかあり、例えば先の図5,図6,図7,図8に
示したものがある。このディスク品位の評価は各アドレ
ス領域毎に完全に独立である。例えばディスク品位の評
価方法の一つである図7の方法は累積回数、エラー回
数、連続回数、積算回数の4つの内部変数を使用する
が、これらの変数はアドレス領域1,アドレス領域2,
アドレス領域3で全て異なるように設定されている。ま
た、図5,図6,図7,図8に示された各処理を実行す
るに当たって様々な定数、「規定回数」を必要とする
が、これらは図11の定数表の、現在のアドレス領域に
対応したものを用いる。図11では図7のディスク評価
方法で必要とする規定回数の項目を例示してある。
【0048】さて、ディスク品位の評価が終了したら、
ステップ1007でディスク品位を評価したかどうかを
判定する。評価していない、つまりディスク品位の評価
を先送りした場合にはそのまま図10のフローチャート
を終了する。ディスクの品位を評価している場合はステ
ップ1008でそのディスクは高品位かどうかを判定す
る。高品位であった場合、ステップ1009でスピンド
ル速度指示情報の当該アドレス領域に「高速」を書き込
んで終了する。この例におけるスピンドル指示情報の構
成の例を図12に示す。図12に示したように、スピン
ドル速度指示情報は各アドレス領域毎に独立して書かれ
る。ステップ1008でそのディスクは高品位ではな
い、つまり低品位であると判定された場合はステップ1
010でスピンドル速度指示情報の当該アドレス領域に
「低速」を書き込んで終了する。
【0049】図11は図9に示したブロック図のスピン
ドル速度決定部で使用する定数表の実施例である。また
図12は図9に示したブロック図のスピンドル速度指示
情報の構成の実施例である。
【0050】スピンドル制御部42は、入出力アドレス
とスピンドル速度指示情報とからまずアドレス範囲を決
定し、そのアドレス範囲でどのような線速度が要求され
るかを知り、これに基づいてスピンドルモータの回転数
を決定する。入出力アドレスからテーブルのアドレス範
囲を検索する手順がスピンドル速度決定部、並びにスピ
ンドル制御部の両方で実行されているが、これらは入出
力アドレスにアドレス領域番号を付属させることで一回
の検索で十分なようにすることも可能である。
【0051】本発明によれば、個々のディスクに対して
実際に読み書きを行った結果、それが成功したか、失敗
したかという経験に基づきディスクの回転速度を決定す
ることができる。これによって、従来ディスクの種類毎
にディスクの回転数を一通りしか選べなかったため、個
々のディスクの品位に合わせて最適な回転数を選択でき
ないといった問題点を解決することができる。
【0052】図5に示した発明の実施の形態では、個々
のディスク読み書きの成功、失敗ではなく、規定回数の
読み書きに対する失敗の割合という統計的手法に基づい
てディスクの品位を評価する。この評価方法は個々の読
み書きの成功、失敗の結果が比較的速やかにディスクの
回転速度に反映する。このためディスクの回転速度を比
較的簡単に変えることの出来るディスク駆動装置に有効
な方法である。
【0053】また図5における累積回数の規定回数は1
00回程度以上300回程度以下、かつエラー回数の規
定回数は累積回数の規定回数に対して25%程度以上4
0%程度以下ならば、個々の読み書きの成功、失敗の事
象に左右されることなく、かつ比較的速やか、かつ的確
にディスクの品位を評価することができる。
【0054】さらに図5の説明に付記したディスクの読
み取り、書き込みの各動作毎に別系統のディスクの品位
を評価する方法によれば、ディスクの読み取り動作、書
き込み動作によって品位が著しく変化するディスクに対
しても読み取り、書き込み動作毎にディスクの品位を評
価できるため、各々最適なディスク回転速度を得ること
ができる。
【0055】また、図6に示した発明の実施の形態は規
定回数の読み書きに対する失敗の割合が高かったという
事実が規定回数連続することによってディスクの低品位
を判定する。ディスクに傷がついているような場合には
図5の方法によるとしばしば低品位と判定されてしまう
が、図6の方法によると連続回数の計数によってこの低
品位判定を避けることができる。このため、図6の方法
はディスクの傷などの問題による低品位判定を避けたい
場合に有効なディスク駆動装置となる。
【0056】また図7に示した発明の実施の形態では、
図6でディスクを低品位と判定するような結果をさらに
積算し、規定回数だけ同じ事実が発生した場合に初めて
当該ディスクを低品位と判定する。図6に示した方法で
は2ピックアップ装置の不安定さなどの理由により連続
してエラー回数が規定回数を超えるような事象がまれに
発生する。図7の方法では、このような事象さえも極力
低品位の判定に結びつけないように工夫したもので、低
品位のディスクや偏重心ディスクなどの本当に低速回転
に依らなければ安定した読み書きを実現できない場合に
のみ低品位判定を行うディスク駆動装置となる。
【0057】また図7における累積回数の規定回数は1
00回程度以上300回程度以下、かつエラー回数の規
定回数は累積回数の規定回数に対して25%程度以上4
0%程度以下ならば上記実施例とほぼ同じ効果を得るこ
とができる。また連続回数の規定回数は3回、積算回数
の規定回数は4回の時にディスクの傷などによる周期的
問題の要素を排除し、ディスクそのものの品位や偏重心
のようなディスクの全周にわたって発生する問題を検出
する能力が高くなる。
【0058】また図8に示した発明の実施の形態例では
図6に示したものと同様の考え方に基づくディスク品位
評価を、低品位、高品位の両方に適用できる。偏重心デ
ィスクを読み書きする場合、特定の半径上のデータを読
み書きする場合に限ってディスクの回転と筐体とが共振
し、このため読み書きエラーが多発して回転速度を落と
さざるを得ない状況が発生する。この場合、読み書きす
るデータの位置が移動すれば再び回転速度を上げて読み
書きすることが可能である。図8の方法によれば、共振
によって一旦回転速度を落としても、読み書きエラーが
減少すれば再び回転速度を上げることが可能となるた
め、常に可能な最高速度でディスクの読み書きが可能と
なる。
【0059】さらにまた図9,図10,図11並びに図
12で説明した発明の実施の形態では、スピンドル速度
の決定に際して入出力アドレスを参照する方法を示して
いる。スピンドルモータの回転と筐体の共振現象に起因
するディスクの読み書き失敗は、特定の入出力アドレス
の近辺でのみ発生することが知られている。この実施の
形態では、この特定範囲に入る入出力アドレスのみ特別
扱いする事が可能なため、全体としてのディスク読み書
き性能を損なうことなく、当該アドレス近辺の共振現象
に対応することが可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ディスクの読み書き速度がディスクの種類によって決ま
ってしまい、読み書きの性能が粗悪なディスクに合わせ
て決定されてしまうというような不具合をなくし、読み
書きを速くしても良いディスクにはそれなりの速度の回
転速度を適応的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスク駆動装置の全体的な概略構成を示す
図。
【図2】 この発明に係る図1の制御装置の構成例を示
す図。
【図3】 この発明の一実施の形態の動作フローチャー
ト。
【図4】 従来のスピンドル速度設定のための動作フロ
ーチャート。
【図5】 この発明の他の実施の形態の動作フローチャ
ート。
【図6】 この発明のさらに他の実施の形態の動作フロ
ーチャート。
【図7】 この発明のまた他の実施の形態の動作フロー
チャート。
【図8】 この発明のさらにまた他の実施の形態の動作
フローチャート。
【図9】 この発明に係る図1の制御装置の他の構成例
を示す図。
【図10】図9の装置の実施の形態の動作フローチャー
ト。
【図11】図9の装置の動作例を説明するために示した
図。
【図12】同じく図9の装置の動作例を説明するために
示した図。
【符号の説明】
14…制御装置、 41…データ読み書き部、 42…スピンドル制御部、 43…入出力制御部、 44…スピンドル速度決定部、 45…入出力データメモリ、 46…ディスク種類メモリ、 47…ディスク読み書きエラー情報メモリ、 48…スピンドル速度指示情報メモリ、 49…入出力アドレスメモリ。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドル速度決定部の実行に当たって
    ディスク読み取りエラー情報を参照して適性速度に設定
    することを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 スピンドル速度決定部の実行に当たって
    少なくともディスク書き込みエラー情報を参照して適性
    速度に設定することを特徴とするディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記スピンドル速度決定部は現在のディ
    スクの品位を評価する機能を持ち、そのディスクの品位
    が高品位であると判定した場合はスピンドルを「高速」
    動作させ、またそのディスクの品位が高品位でないと判
    定した場合はスピンドルを「低速」動作させるようにす
    ることを特徴とする請求項2記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記スピンドル速度決定部は実行にあた
    ってディスク読み書きエラー情報、並びに入出力アドレ
    スを参照することを特徴とする請求項2記載のディスク
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記スピンドル速度決定部は入出力アド
    レスの領域毎に現在のディスクの品位を評価する機能を
    持ち、そのディスクの品位が高品位であると判定した場
    合は当該入出力アドレスに関するスピンドルを「高速」
    動作させ、またそのディスクの品位が高品位でないと判
    定した場合は当該入出力アドレスに関するスピンドルを
    「低速」動作させるようにすることを特徴とする請求項
    2記載のディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、累積回数とエラー回数を計数し、規定回数の読み
    書き動作の度にその間のエラー回数に従ってディスクの
    高品位、低品位の評価を行うことを特徴とする請求項3
    記載のディスク駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、読み取り動作と書き込み動作の各々に対して累積
    回数とエラー回数を計数し、各々の動作毎の規定回数の
    読み書き動作の度にその間のエラー回数に従って前記デ
    ィスクの高品位、低品位の評価を行うことを特徴とする
    請求項3記載のディスク駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、累積回数とエラー回数と連続回数とを計数し、規
    定回数の読み書き動作の度にその間のエラー回数が規定
    回数に達したかを判定し、エラー回数が規定回数に達し
    た事象が規定回数以上連続する場合にはディスクを低品
    位と評価することを特徴とする請求項3記載のディスク
    駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスクを低品位と判定しても、実
    際に低品位と決定づけるためには、その事象の回数を計
    数し(積算回数)、その事象の回数が規定回数に達した
    ときに初めて当該ディスクを低品位と評価することを特
    徴とする請求項8記載のディスク駆動装置。
  10. 【請求項10】前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、累積回数、エラー回数とこの連続回数とを計数
    し、規定回数の読み書き動作の度にその間のエラー回数
    が規定回数Aに達したか、または規定回数Bに満たなか
    ったか、またはそのいずれでもないかを判定し、エラー
    回数が規定回数Aに達した事象が規定回数以上連続する
    場合にはそのディスクを低品位と評価し、またエラー回
    数が規定回数Bに満たなかった事象が規定回数以上連続
    する場合にはそのディスクを高品位と評価することを特
    徴とする請求項3記載のディスク駆動装置。
  11. 【請求項11】前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、累積回数とエラー回数を計数し、規定回数の読み
    書き動作の度にその間のエラー回数に従ってディスクの
    高品位、低品位の評価を行うことを特徴とする請求項5
    記載のディスク駆動装置。
  12. 【請求項12】前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、読み取り動作と書き込み動作の各々に対して累積
    回数とエラー回数を計数し、各々の動作毎の規定回数の
    読み書き動作の度にその間のエラー回数に従ってディス
    クの高品位、低品位の評価を行うことを特徴とする請求
    項5記載のディスク駆動装置。
  13. 【請求項13】前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、累積回数とエラー回数と連続回数とを計数し、規
    定回数の読み書き動作の度にその間のエラー回数が規定
    回数に達したかを判定し、エラー回数が規定回数に達し
    た事象が規定回数以上連続する場合にはディスクを低品
    位として評価することを特徴とする請求項5記載のディ
    スク駆動装置。
  14. 【請求項14】前記ディスクを低品位と判定しても、実
    際に低品位と決定づけるためには、その事象の回数を計
    数し(積算回数)、その事象の回数が規定回数に達した
    ときに初めて当該ディスクを低品位と評価することを特
    徴とする請求項13記載のディスク駆動装置。
  15. 【請求項15】前記現在のディスクの品位を評価する方
    法は、累積回数、エラー回数とこの連続回数とを計数
    し、規定回数の読み書き動作の度にその間のエラー回数
    が規定回数Aに達したか、または規定回数Bに満たなか
    ったか、またはそのいずれでもないかを判定し、エラー
    回数が規定回数Aに達した事象が規定回数以上連続する
    場合にはそのディスクを低品位と評価し、またエラー回
    数が規定回数Bに満たなかった事象が規定回数以上連続
    する場合にはそのディスクを高品位と評価することを特
    徴とする請求項5記載のディスク駆動装置。
  16. 【請求項16】前記累積回数の規定回数は100回程度
    以上300回程度以下、かつ前記エラー回数の規定回数
    は前記累積回数の規定回数に対して25%程度以上40
    %程度以下であることを特徴とする請求項6記載のディ
    スク駆動装置。
  17. 【請求項17】前記累積回数の規定回数は100回程度
    以上300回程度以下、かつ前記エラー回数の規定回数
    は前記累積回数の規定回数に対して25%程度以上40
    %程度以下であることを特徴とする請求項9記載のディ
    スク駆動装置。
  18. 【請求項18】前記連続回数の規定回数は3回、積算回
    数の規定回数は4 回であることを特徴とする請求項10
    記載のディスク駆動装置。
  19. 【請求項19】前記累積回数の規定回数は100回程度
    以上300回程度以下、かつ前記エラー回数の規定回数
    は前記累積回数の規定回数に対して25%程度以上40
    %程度以下であることを特徴とする請求項11記載のデ
    ィスク駆動装置。
  20. 【請求項20】前記累積回数の規定回数は100回程度
    以上300回程度以下、かつ前記エラー回数の規定回数
    は前記累積回数の規定回数に対して25%程度以上40
    %程度以下であることを特徴とする請求項14記載のデ
    ィスク駆動装置。
  21. 【請求項21】前記連続回数の規定回数は3回、積算回
    数の規定回数は4 回であることを特徴とする請求項15
    記載のディスク駆動装置。
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