JPH10269437A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents
自動販売機の商品収納装置Info
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- JPH10269437A JPH10269437A JP9015297A JP9015297A JPH10269437A JP H10269437 A JPH10269437 A JP H10269437A JP 9015297 A JP9015297 A JP 9015297A JP 9015297 A JP9015297 A JP 9015297A JP H10269437 A JPH10269437 A JP H10269437A
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Abstract
き、しかも他の商品の収納にも併用可能な自動販売機の
商品収納装置を提供する。 【解決手段】 商品を商品通路内に積み重ねて収納し、
最下段の商品を順次搬出するとともに、その直上の商品
を商品通路内に対向配置されたスペーサとセパレータと
の共働により保持するようにした自動販売機の商品収納
装置において、前記スペーサに、商品搬出口側にいくに
つれ商品通路内方に張り出す方向に傾斜する傾斜面を設
けたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
Description
に積み重ねて収納する自動販売機の商品収納装置に関す
る。
は、図4に示すようなものが知られている。図4におい
て、51、52は商品通路を示しており、たとえば商品
通路51、52内には、それぞれ、大きさの異なる商品
53、54(図4においては金属缶)が積み重ねられて
収納されている。また、商品通路51、52の下部に
は、商品搬出口55、56が設けられている。商品搬出
口55、56には、該商品搬出口55、56を開閉可能
なフラッパ57、58(商品搬出制御機構)が設けられ
ている。なお、商品搬出口55、56は、自動販売機の
商品取出口(図示略)に連通されている。
51、52の内方へ回動可能なセパレータ60が設けら
れている。商品通路51、52の通路幅Aは、多様なサ
イズ、形状の商品に対応すべく大き目に、あるいは最大
径の商品に合わせて設計されており、たとえば小さな金
属缶54を収納する際には、所定厚みのスペーサ59を
装着し通路幅Aを調整できるようになっている。
いては、販売待機時には、商品搬出口55、56はフラ
ッパ57、58により閉塞される(図4(a))。一
方、商品販売時において、たとえば商品選択釦(図示
略)等により、一方の商品としての金属缶53が選択さ
れた場合には、セパレータ60が通路51の内方の商品
保持位置まで回動して最下段商品の直上の金属缶53を
保持するとともに、フラッパ57が回動されて搬出口5
5が開放され、最下段の金属缶53が搬出されるように
なっている(図4(b))。また、金属缶54が選択さ
れた場合には、商品通路52側に設けられたセパレータ
60とスペーサ59との共働により最下段の直上の金属
缶54が保持された状態でフラッパ58が回動し搬出口
56が開放され最下段の金属缶54が搬出される。
る商品が変形しにくい金属缶53、54であるから、セ
パレータ60等により保持される最下段の直上の金属缶
53、54には変形はほとんど生じない。
納した自動販売機の商品収納装置を示している。販売待
機時(図5(a))における紙パック61、62の収納
状態は、金属缶の場合とほぼ同様になっている。しか
し、紙パック61、62は、金属缶に比べきわめて変形
し易い。また、変形後の復元力もごく僅かである。この
ため、商品保持時に最下段の直上の紙パック61、62
がセパレータ60で保持されると該紙パック61、62
が変形し変形状態のまま保持されるようになっている
(図5(b))。紙パックの場合、一般に、上記のよう
に多少変形したままその商品が搬出、販売されても、別
段問題は生じない。
来装置にプラスチック製ボトルを収納しようとすると、
以下のような問題が生じるおそれがある。つまり、プラ
スチック製ボトルは、紙パック程ではないにしても一般
に弾性変形し易く、大きく変形した場合には元に戻りに
くく、そのまま販売されると商品価値が損なわれる。一
方、比較的小さな変形の場合には、弾性復元力により元
に戻る。
トルを上記従来装置に収納する場合、スペーサによって
設定される商品との間のクリアランスを広く設定する
と、最下段の直上のプラスチック製ボトル65は図6に
示すようにセパレータ60によって弾性変形し、セパレ
ータ60等による保持をすり抜けて落下するおそれがあ
る。一方、上記クリアランスを狭く設定、上記のような
変形を小さく抑えようとすると、プラスチック製ボトル
65を保持するためのセパレータ60の駆動手段(図示
略)に過大な負荷がかかるおそれがある(図7)。
変形の小さい最適な状態で保持、収納でき、しかも缶、
紙パック等の多様な商品の収納にも併用可能な自動販売
機の商品収納装置を提供することにある。
に、本発明の自動販売機の商品収納装置は、商品を商品
通路内に積み重ねて収納し、最下段の商品を順次搬出す
るとともに、その直上の商品を商品通路内に対向配置さ
れたスペーサとセパレータとの共働により保持するよう
にした自動販売機の商品収納装置において、前記スペー
サに、商品搬出口側にいくにつれ商品通路内方に張り出
す方向に傾斜する傾斜面を設けたことを特徴とするもの
からなる。
ことが望ましい。
可能な商品は、とくに限定されるものではなく、金属缶
(たとえば、アルミ缶)、紙パック、プラスチック製ボ
トル等を挙げることができるが、とくに本発明の自動販
売機の商品収納装置は、近年販売量の増加が著しいプラ
スチック製ボトルを最適な状態で保持、収納できるもの
である。
ーサは、上記のような特定の傾斜面を有するものであれ
ばよい。したがって、既存の装置に対しても容易に適用
することができる。また、スペーサの断面形状を三角形
にすれば簡単に上記のような特定の傾斜面を設けること
ができる。
おいては、スペーサに上記のような特定の傾斜面が形成
されているので、最下段の直上の商品を保持する際に
は、スペーサの傾斜面およびセパレータの共働により、
商品搬出口側にいくにつれ商品通路内方へ張り出す逆ハ
字状の保持構造が形成される。したがって、商品は、逆
ハ字状の保持構造の先細り部に自重等により自然にくい
込んでいき、セパレータ側から大きな負荷を加えること
なく、したがって、商品に大きな変形を生じさせること
なく、所望の姿勢で確実に保持される。一方、セパレー
タが商品通路内方側から後退すると上記保持構造は解除
され、商品はスペーサの傾斜面上を滑って下方(商品搬
出口側)へスムーズに落下する。
ましい。スペーサを着脱可能にすれば、商品形状等に応
じて適宜最適な傾斜面を設定することができる。
すれば、上記のような特定の傾斜面を簡単に形成するこ
とができる。
品収納装置の望ましい実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1および図2は、本発明の第1実施態様
に係る自動販売機の商品収納装置を示している。図にお
いて1は、自動販売機の外観を示している。自動販売機
1内部には商品収納装置2が設けられている。商品収納
装置2は、商品通路3、4を有しており、商品通路3、
4内には、たとえば飲料水の入ったプラスチック製ボト
ル(本実施態様では、ペットボトル)20、21が積み
重ねられて収納されている。
5、6が設けられている。商品搬出口5、6には、該搬
出口5、6を開閉可能なフラッパ7、8(商品搬出制御
機構)が設けられている。商品搬出口5、6は商品取出
口9に連通されている。
0とセパレータ11とが対向配置されている。セパレー
タ11は、図2に示すように商品保持時には、通路3、
4内の保持位置まで回動し、販売待機時には待機位置ま
で後退するようになっている。
ている。傾斜面12は、商品搬出口5、6側にいくにつ
れ商品通路3、4内方に張り出す方向に傾斜している。
また、本実施態様においては、スペーサ10は着脱可能
に構成されており、その断面形状は図2に示すように三
角形になっている。
面12が設けられているので、たとえば、商品通路3内
の最下段のプラスチック製ボトル20が搬出される際に
は、セパレータ11が商品通路3内の商品保持位置まで
回動して、スペーサ10の傾斜面12との共働により商
品搬出口5側にいくにつれて先細りになる逆ハ字状の保
持構造を形成する。このため、最下段(搬出されるボト
ル20)の直上のプラスチック製ボトル20は、自重等
により上記保持構造の先細り部にごく自然にくい込む。
保持機構側から大きな力を加えることなく、従来装置の
ように、ボトル20を大きく変形させずに商品の自重を
利用して保持でき、たとえ商品に変形が生じても小さく
抑えられるので、変形を自身の弾性復元力により容易に
回復できるようになる。そして、該保持状態のままフラ
ッパ7が回動し最下段のプラスチック製ボトル20が商
品搬出口5から搬送される。
により商品搬出口5が閉塞されると、セパレータ11は
待機位置まで後退し上記逆ハ字状の保持構造が解除され
る。そして、最下段の直上に位置していたボトル20
が、スペーサ10の傾斜面を滑って下方へとスムーズに
落下し、フラッパ7上に載置される。なお、傾斜面12
は、商品搬出口5側にいくにつれ商品通路3内方に張り
出す方向に傾斜しているので、上記落下するボトル20
の落下位置等を正しく矯正できるようになっている。
ータ11との共働により形成される逆ハ字状の保持構造
は、商品の材質や形状等に関係なく、商品を変形の小さ
な最適な状態で保持できるので、他の商品、たとえば金
属缶、紙パック等に適用しても有効である。
販売機の商品収納装置を示している。本実施態様におい
ては、商品通路3、4内に設けられるスペーサ15は、
所定厚さで上下に延びた後、その下端部において前記同
様の傾斜面12が形成されている。
通路3、4内にセパレータ11と傾斜面12の共働によ
り逆ハ字状の保持構造が形成されるので、最下段の直上
のボトル20の変形を抑制した最適の保持状態を実現す
ることができる。
機の商品収納装置によるときは、プラスチック製ボトル
を変形の小さい最適な状態で保持、収納でき、しかも他
の商品(たとえば、金属缶、紙パック)の収納、保持に
も有効な商品収納装置を得ることができる。
納装置が用いられる自動販売機の外観構成図である。
収納装置の概略構成図である。
収納装置の概略構成図である。
納した場合の(a)の販売待機状態から(b)の商品保
持状態への移行を示す状態図である。
収納した場合の(a)の販売待機状態から(b)の商品
保持状態への移行を示す状態図である。
ク製ボトルを収納した場合の商品保持状態を示す状態図
である。
ク製ボトルを収納した場合の商品保持状態を示す状態図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 商品を商品通路内に積み重ねて収納し、
最下段の商品を順次搬出するとともに、その直上の商品
を商品通路内に対向配置されたスペーサとセパレータと
の共働により保持するようにした自動販売機の商品収納
装置において、前記スペーサに、商品搬出口側にいくに
つれ商品通路内方に張り出す方向に傾斜する傾斜面を設
けたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。 - 【請求項2】 前記スペーサが着脱可能に構成されてい
る、請求項1の自動販売機の商品収納装置。 - 【請求項3】 前記商品がプラスチック製ボトルであ
る、請求項1または2の自動販売機の商品収納装置。 - 【請求項4】 前記スペーサの断面形状が三角形であ
る、請求項1ないし3のいずれかに記載の自動販売機の
商品収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09015297A JP4360697B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 自動販売機の商品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09015297A JP4360697B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 自動販売機の商品収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269437A true JPH10269437A (ja) | 1998-10-09 |
JP4360697B2 JP4360697B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=13990530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09015297A Expired - Lifetime JP4360697B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 自動販売機の商品収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4360697B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP09015297A patent/JP4360697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4360697B2 (ja) | 2009-11-11 |
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