JPH10269253A - 関心度収集用ｉｃカード及びそれを使用した関心度収集システム - Google Patents
関心度収集用ｉｃカード及びそれを使用した関心度収集システムInfo
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- JPH10269253A JPH10269253A JP7705097A JP7705097A JPH10269253A JP H10269253 A JPH10269253 A JP H10269253A JP 7705097 A JP7705097 A JP 7705097A JP 7705097 A JP7705097 A JP 7705097A JP H10269253 A JPH10269253 A JP H10269253A
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 購買者の商品に対する関心度を収集すること
ができる関心度収集用ＩＣカードを提供する。 【解決手段】 ＩＣカード１０の前面には、商品に関す
る情報を表示するためのディスプレイ１２が設けられて
おり、このディスプレイ１２の表示は購買者がセンサ１
４に触れることにより連続的にあるいは段階的に変更で
きる。ディスプレイ１２の表示は通常淡い表示となって
おり、購買者が関心のある商品の情報をよりよく得よう
とする場合には、センサ１４に触れ、ディスプレイ１２
の表示を濃くはっきりしたものとする必要がある。した
がって、購買者は関心のある商品に付けられたＩＣカー
ド１０のセンサ１４に触れるので、その回数をカウント
することにより、購買者の商品に対する関心度を定量的
に把握することができる。
ができる関心度収集用ＩＣカードを提供する。 【解決手段】 ＩＣカード１０の前面には、商品に関す
る情報を表示するためのディスプレイ１２が設けられて
おり、このディスプレイ１２の表示は購買者がセンサ１
４に触れることにより連続的にあるいは段階的に変更で
きる。ディスプレイ１２の表示は通常淡い表示となって
おり、購買者が関心のある商品の情報をよりよく得よう
とする場合には、センサ１４に触れ、ディスプレイ１２
の表示を濃くはっきりしたものとする必要がある。した
がって、購買者は関心のある商品に付けられたＩＣカー
ド１０のセンサ１４に触れるので、その回数をカウント
することにより、購買者の商品に対する関心度を定量的
に把握することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＩＣカード、特に商
品に付けられるタグとして使用され、購買者の商品に対
する関心度を収集するためのＩＣカード及びこれを使用
した関心度収集システムに関する。
品に付けられるタグとして使用され、購買者の商品に対
する関心度を収集するためのＩＣカード及びこれを使用
した関心度収集システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、商品には、商品の価格やサイ
ズあるいは使用材料を表示するためのタグが付けられ、
それぞれ売り場に展示されている。これらのタグについ
ては、ＩＣカードとする提案も従来なされていた。この
ようなＩＣカードによって構成されたタグを商品に取り
付けることにより、例えば物流管理等に適用し、その効
率化を図ろうとするものである。
ズあるいは使用材料を表示するためのタグが付けられ、
それぞれ売り場に展示されている。これらのタグについ
ては、ＩＣカードとする提案も従来なされていた。この
ようなＩＣカードによって構成されたタグを商品に取り
付けることにより、例えば物流管理等に適用し、その効
率化を図ろうとするものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際に商品を
購買者に売る小売店においては、購買者がどのような商
品に関心を持っているかのデータが販売戦略上極めて重
要である。ところが、上記従来のＩＣカードを使用した
タグでは、このような購買者の関心度を客観的なデータ
として収集する構成とはなっていなかった。したがっ
て、このような購買者の関心度は、担当者が特定の商品
の前に立ち、購買者がかかる商品に手を触れた回数をカ
ウントすることにより収集していた。このため従来この
ような関心度を収集するために、多大なコストがかかる
という問題があった。
購買者に売る小売店においては、購買者がどのような商
品に関心を持っているかのデータが販売戦略上極めて重
要である。ところが、上記従来のＩＣカードを使用した
タグでは、このような購買者の関心度を客観的なデータ
として収集する構成とはなっていなかった。したがっ
て、このような購買者の関心度は、担当者が特定の商品
の前に立ち、購買者がかかる商品に手を触れた回数をカ
ウントすることにより収集していた。このため従来この
ような関心度を収集するために、多大なコストがかかる
という問題があった。
【０００４】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、購買者の商品に対する関心度を
収集することができる関心度収集用ＩＣカード及びそれ
を使用した関心度収集システムを提供することにある。
のであり、その目的は、購買者の商品に対する関心度を
収集することができる関心度収集用ＩＣカード及びそれ
を使用した関心度収集システムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、商品に付けられ、購買者の商品に対する
関心度を収集する関心度収集用ＩＣカードであって、所
定の商品情報を表示でき、表示濃度を変更できる表示部
と、購買者が触れたことを検出すると、表示部の表示濃
度を変更するセンサと、センサが触れられた回数をカウ
ントするカウンタと、を備え、購買者の関心度を購買者
がセンサに触れた回数として収集することを特徴とす
る。
に、本発明は、商品に付けられ、購買者の商品に対する
関心度を収集する関心度収集用ＩＣカードであって、所
定の商品情報を表示でき、表示濃度を変更できる表示部
と、購買者が触れたことを検出すると、表示部の表示濃
度を変更するセンサと、センサが触れられた回数をカウ
ントするカウンタと、を備え、購買者の関心度を購買者
がセンサに触れた回数として収集することを特徴とす
る。
【０００６】上記構成によれば、表示部の表示濃度を変
更できるので、購買者は関心のある商品に付けられたＩ
Ｃカードのセンサ部分に触れ、淡い表示を濃くして表示
内容を確認するので、この購買者がセンサに触れた回数
をカウントすることにより、購買者のその商品への関心
度を収集することができる。
更できるので、購買者は関心のある商品に付けられたＩ
Ｃカードのセンサ部分に触れ、淡い表示を濃くして表示
内容を確認するので、この購買者がセンサに触れた回数
をカウントすることにより、購買者のその商品への関心
度を収集することができる。
【０００７】また本発明は、関心度収集システムであっ
て、上記関心度収集用ＩＣカードが収集した関心度を、
売り場毎に設置されたローカル制御装置にて収集するこ
とを特徴とする。
て、上記関心度収集用ＩＣカードが収集した関心度を、
売り場毎に設置されたローカル制御装置にて収集するこ
とを特徴とする。
【０００８】上記構成によれば、ローカル制御装置によ
り、各関心度収集用ＩＣカードが収集した関心度を容易
に収集することができ、商品の売れ筋を予測することが
できる。
り、各関心度収集用ＩＣカードが収集した関心度を容易
に収集することができ、商品の売れ筋を予測することが
できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態（以下
実施形態という）について、図面に基づいて説明する。
実施形態という）について、図面に基づいて説明する。
【００１０】図１には、本発明に係る関心度収集用ＩＣ
カードの実施形態の平面図が示される。図１において、
商品につけられたＩＣカード１０の前面には、ディスプ
レイ１２が設けられている。このディスプレイ１２に
は、商品の価格やサイズ等の必要な情報が表示されてい
る。この表示濃度は、購買者がセンサ１４に触れること
により、連続的にあるいは段階的に変更することがで
き、例えば濃淡２段階で表示できる構成となっている。
通常は淡い表示となっており、表示内容が見えにくい状
態となっている。従って、購買者が自分に関心のある商
品の情報をさらによく知るためには、ＩＣカード１０の
前面に設けられたセンサ１４の部分に触れ、ディスプレ
イ１２の表示を濃くする必要がある。これにより、購買
者が関心を持った商品については、センサ１４が触れら
れることになるので、このセンサ１４が触れられた回数
をカウントしておけば、その回数により購買者の関心度
が高いか低いかを判定することができる。なお、センサ
１４としては、購買者が触れたことを感知できる圧力セ
ンサの他、人の指がタグとしてのセンサ１４に触れたこ
とを検知できる構成であればよい。
カードの実施形態の平面図が示される。図１において、
商品につけられたＩＣカード１０の前面には、ディスプ
レイ１２が設けられている。このディスプレイ１２に
は、商品の価格やサイズ等の必要な情報が表示されてい
る。この表示濃度は、購買者がセンサ１４に触れること
により、連続的にあるいは段階的に変更することがで
き、例えば濃淡２段階で表示できる構成となっている。
通常は淡い表示となっており、表示内容が見えにくい状
態となっている。従って、購買者が自分に関心のある商
品の情報をさらによく知るためには、ＩＣカード１０の
前面に設けられたセンサ１４の部分に触れ、ディスプレ
イ１２の表示を濃くする必要がある。これにより、購買
者が関心を持った商品については、センサ１４が触れら
れることになるので、このセンサ１４が触れられた回数
をカウントしておけば、その回数により購買者の関心度
が高いか低いかを判定することができる。なお、センサ
１４としては、購買者が触れたことを感知できる圧力セ
ンサの他、人の指がタグとしてのセンサ１４に触れたこ
とを検知できる構成であればよい。
【００１１】また、図１に示されたＩＣカード１０に
は、各部への電力を供給するためのソーラーセル１６
と、ＩＣカード１０をタグとして商品に付ける際に使用
する取り付け部材１８と、音声による商品のＰＲをする
ための小型のスピーカ２０等が設けられている。なお、
上述したディスプレイ１２は、例えば液晶表示素子（Ｌ
ＣＤ）によって構成することもでき、カラー液晶表示と
することも可能である。
は、各部への電力を供給するためのソーラーセル１６
と、ＩＣカード１０をタグとして商品に付ける際に使用
する取り付け部材１８と、音声による商品のＰＲをする
ための小型のスピーカ２０等が設けられている。なお、
上述したディスプレイ１２は、例えば液晶表示素子（Ｌ
ＣＤ）によって構成することもでき、カラー液晶表示と
することも可能である。
【００１２】図２には、本実施形態にかかる関心度収集
用ＩＣカードの構成のブロック図が示される。図２にお
いて、ＩＣカード１０には、必要な情報が記憶される記
憶部２２が設けられている。この記憶部２２に記憶され
た情報は、制御部２４を介し、表示部２６により制御さ
れるディスプレイ１２に表示される。また、必要に応じ
て、音声部２８によって制御されるスピーカ２０から音
声情報を出力することも可能である。また、本実施形態
のＩＣカード１０には、制御部２４に接続された送受信
部３０が設けられており、外部のコントローラと所定の
情報の授受を行うことができる。したがって、例えば所
定の場所に所定の商品が存在しているか否かの情報を授
受し、在庫管理や盗難防止に利用することも可能とな
る。
用ＩＣカードの構成のブロック図が示される。図２にお
いて、ＩＣカード１０には、必要な情報が記憶される記
憶部２２が設けられている。この記憶部２２に記憶され
た情報は、制御部２４を介し、表示部２６により制御さ
れるディスプレイ１２に表示される。また、必要に応じ
て、音声部２８によって制御されるスピーカ２０から音
声情報を出力することも可能である。また、本実施形態
のＩＣカード１０には、制御部２４に接続された送受信
部３０が設けられており、外部のコントローラと所定の
情報の授受を行うことができる。したがって、例えば所
定の場所に所定の商品が存在しているか否かの情報を授
受し、在庫管理や盗難防止に利用することも可能とな
る。
【００１３】さらに、制御部２４にはセンサ１４及びカ
ウンタ３２が接続されている。前述したように、購買者
が自己に関心のある商品に付けられたＩＣカード１０の
センサ１４に触れた場合には、その都度カウンタ３２で
その回数がカウントされる。カウンタ３２のカウント数
は記憶部２２に記憶されていく。購買者の関心度が高い
場合には、センサ１４が触れられる回数すなわちカウン
タ３２によるカウント回数が多くなるので、これによっ
てその商品の関心度の高低を定量的に把握することが可
能となる。このようにしてセンサ１４及びカウンタ３２
により収集された購買者の関心度に関するデータは、記
憶部２２にいったん蓄えられた後、送受信部３０を介し
て外部のコントローラに送られる。
ウンタ３２が接続されている。前述したように、購買者
が自己に関心のある商品に付けられたＩＣカード１０の
センサ１４に触れた場合には、その都度カウンタ３２で
その回数がカウントされる。カウンタ３２のカウント数
は記憶部２２に記憶されていく。購買者の関心度が高い
場合には、センサ１４が触れられる回数すなわちカウン
タ３２によるカウント回数が多くなるので、これによっ
てその商品の関心度の高低を定量的に把握することが可
能となる。このようにしてセンサ１４及びカウンタ３２
により収集された購買者の関心度に関するデータは、記
憶部２２にいったん蓄えられた後、送受信部３０を介し
て外部のコントローラに送られる。
【００１４】図３には、本実施形態にかかる関心度収集
用ＩＣカードを使用した関心度収集システムの例が示さ
れる。図３において、商品３４は洋服であり、それぞれ
ハンガーラック３６にかけられている。各ハンガーラッ
ク３６には、ハンガーラックコントローラ３８が設けら
れている。また、本実施形態にかかるＩＣカード１０
は、各商品につり下げられている。
用ＩＣカードを使用した関心度収集システムの例が示さ
れる。図３において、商品３４は洋服であり、それぞれ
ハンガーラック３６にかけられている。各ハンガーラッ
ク３６には、ハンガーラックコントローラ３８が設けら
れている。また、本実施形態にかかるＩＣカード１０
は、各商品につり下げられている。
【００１５】ハンガーラックコントローラ３８は、ＩＣ
カード１０の送受信部３０から発信された購買者の関心
度に関する情報を受信でき、自己が設けられているハン
ガーラック３６の商品の関心度をそれぞれ収集すること
ができる構成となっている。また、各ハンガーラックコ
ントローラ３８は、自分が設けられているハンガーラッ
ク３６にどのような商品３４がかけられているかを予め
認識しており、その数の増減により在庫管理や盗難の有
無等の監視も行っている。さらに、ハンガーラックコン
トローラ３８に外部から指示を与えることにより、ハン
ガーラック３６にかけられた各商品３４のタグとしての
ＩＣカード１０の表示内容を一括して変更することもで
きる。これにより、従来人手によって行われていたタグ
の表示変更を一括して実施することができ、この部分の
人件費の削減が可能となる。また、従来使用されていた
タグでは、例えばバーコード等を使用していたが、本実
施形態にかかるＩＣカード１０をタグとして使用した場
合には、扱うことができる情報の種類及び量を飛躍的に
増大させることができる。したがって、単に購買者の関
心度のみならず、総合的な物流管理の手段としても使用
することが可能である。なお、関心度収集用ＩＣカード
１０とハンガーラックコントローラ３８との間では、例
えば１０秒に１回程度交信をし、データの授受を行って
いる。
カード１０の送受信部３０から発信された購買者の関心
度に関する情報を受信でき、自己が設けられているハン
ガーラック３６の商品の関心度をそれぞれ収集すること
ができる構成となっている。また、各ハンガーラックコ
ントローラ３８は、自分が設けられているハンガーラッ
ク３６にどのような商品３４がかけられているかを予め
認識しており、その数の増減により在庫管理や盗難の有
無等の監視も行っている。さらに、ハンガーラックコン
トローラ３８に外部から指示を与えることにより、ハン
ガーラック３６にかけられた各商品３４のタグとしての
ＩＣカード１０の表示内容を一括して変更することもで
きる。これにより、従来人手によって行われていたタグ
の表示変更を一括して実施することができ、この部分の
人件費の削減が可能となる。また、従来使用されていた
タグでは、例えばバーコード等を使用していたが、本実
施形態にかかるＩＣカード１０をタグとして使用した場
合には、扱うことができる情報の種類及び量を飛躍的に
増大させることができる。したがって、単に購買者の関
心度のみならず、総合的な物流管理の手段としても使用
することが可能である。なお、関心度収集用ＩＣカード
１０とハンガーラックコントローラ３８との間では、例
えば１０秒に１回程度交信をし、データの授受を行って
いる。
【００１６】図４には、図３に示されたＩＣカード１０
及びハンガーラックコントローラ３８を利用した総合的
な物流システムの例が示される。図４において、商品の
生産者によって生産された商品が、例えば段ボールの箱
４０に詰め込まれて物流センターまで運搬される。この
際、各箱４０には、それぞれ本実施形態にかかるＩＣカ
ード１０が取り付けられている。ただし、この場合に
は、購買者の関心度を収集するのが目的ではなく、例え
ば商品運搬用のトラックに設けられた図示しない車載コ
ントローラとの間で情報の授受を行う。これにより、ト
ラックに積み込まれた商品の内容及び数量を常に把握す
ることができ、盗難防止等に役立たせることが可能とな
る。
及びハンガーラックコントローラ３８を利用した総合的
な物流システムの例が示される。図４において、商品の
生産者によって生産された商品が、例えば段ボールの箱
４０に詰め込まれて物流センターまで運搬される。この
際、各箱４０には、それぞれ本実施形態にかかるＩＣカ
ード１０が取り付けられている。ただし、この場合に
は、購買者の関心度を収集するのが目的ではなく、例え
ば商品運搬用のトラックに設けられた図示しない車載コ
ントローラとの間で情報の授受を行う。これにより、ト
ラックに積み込まれた商品の内容及び数量を常に把握す
ることができ、盗難防止等に役立たせることが可能とな
る。
【００１７】物流センターに到着した商品には、ここで
商品ごとに関心度収集用ＩＣカードが付けられる。ま
た、前述したように、この商品はハンガーラック３６に
かけられ、各ハンガーラック３６にはハンガーラックコ
ントローラ３８が設けられているので、関心度収集用Ｉ
Ｃカード１０とハンガーラックコントローラ３８との間
で前述したデータの授受が行われる。この際、物流セン
ターにおいて例えばリモコン式ＰＤＡ（Personal Digi
tal Assistant）等を使用し、各商品ごとの価格表示等
を一括して行うこともできる。
商品ごとに関心度収集用ＩＣカードが付けられる。ま
た、前述したように、この商品はハンガーラック３６に
かけられ、各ハンガーラック３６にはハンガーラックコ
ントローラ３８が設けられているので、関心度収集用Ｉ
Ｃカード１０とハンガーラックコントローラ３８との間
で前述したデータの授受が行われる。この際、物流セン
ターにおいて例えばリモコン式ＰＤＡ（Personal Digi
tal Assistant）等を使用し、各商品ごとの価格表示等
を一括して行うこともできる。
【００１８】ハンガーラック３６にかけられた商品３４
は、さらに物流センターから小売店である各デパートに
運搬される。なお、物流センターにおいてハンガーラッ
ク３６に商品３４をかけず、箱４０に詰め込まれたまま
各デパートに運搬することももちろん可能である。
は、さらに物流センターから小売店である各デパートに
運搬される。なお、物流センターにおいてハンガーラッ
ク３６に商品３４をかけず、箱４０に詰め込まれたまま
各デパートに運搬することももちろん可能である。
【００１９】各デパートに到着した商品３４は、関心度
収集用ＩＣカード１０によって購買者の関心度を収集
し、この関心度に関するデータをハンガーラックコント
ローラ３８に送信する。ハンガーラックコントローラ３
８に収集された関心度に関するデータは、各小売店であ
るデパートの売場ごとに設置されたローカル制御装置４
２との間で情報の授受が行われる。このようにローカル
制御装置４２によって収集された関心度データは、さら
に物流センターにフィードバックすることも可能であ
り、物流センターからさらに生産者までフィードバック
することも可能である。このようにして、関心度に関す
るデータが物流センターあるいは生産者までフィードバ
ックされることにより、商品物流の上流側において商品
の売れ筋予測をすることが可能となる。これにより、生
産者はどの商品をどの程度生産すべきかの判断が可能と
なる。また物流センターとしては、どのデパートにどの
商品をどのタイミングでどれだけの量を配送すればよい
かの予測もたてることができる。
収集用ＩＣカード１０によって購買者の関心度を収集
し、この関心度に関するデータをハンガーラックコント
ローラ３８に送信する。ハンガーラックコントローラ３
８に収集された関心度に関するデータは、各小売店であ
るデパートの売場ごとに設置されたローカル制御装置４
２との間で情報の授受が行われる。このようにローカル
制御装置４２によって収集された関心度データは、さら
に物流センターにフィードバックすることも可能であ
り、物流センターからさらに生産者までフィードバック
することも可能である。このようにして、関心度に関す
るデータが物流センターあるいは生産者までフィードバ
ックされることにより、商品物流の上流側において商品
の売れ筋予測をすることが可能となる。これにより、生
産者はどの商品をどの程度生産すべきかの判断が可能と
なる。また物流センターとしては、どのデパートにどの
商品をどのタイミングでどれだけの量を配送すればよい
かの予測もたてることができる。
【００２０】これらに類似するシステムは、従来ＰＯＳ
として実現されている。しかし、ＰＯＳの場合には、ど
の商品がどれだけ売れたかという過去の結果に関する情
報であり、今後どの商品がどの程度売れるかという予測
をたてるには必ずしも適したものとはいえなかった。本
実施形態のＩＣカード１０によって収集された関心度デ
ータによれば、将来の売れ筋予測を行うことが可能とな
るので、従来のＰＯＳシステムではできなかった将来予
測を可能とすることができる。
として実現されている。しかし、ＰＯＳの場合には、ど
の商品がどれだけ売れたかという過去の結果に関する情
報であり、今後どの商品がどの程度売れるかという予測
をたてるには必ずしも適したものとはいえなかった。本
実施形態のＩＣカード１０によって収集された関心度デ
ータによれば、将来の売れ筋予測を行うことが可能とな
るので、従来のＰＯＳシステムではできなかった将来予
測を可能とすることができる。
【００２１】また、前述したように、本実施形態にかか
る関心度収集用ＩＣカードを使用すれば、関心度のみな
らず在庫の管理も同時にできる。すなわち、商品３４が
売れる度に、商品３４についていたＩＣカード１０も例
えば購買者に持ち帰ってもらう等により、従来存在して
いたハンガーラック３６に存在しないことにする。これ
により、その商品３４が売れたことをハンガーラックコ
ントローラ３８にあるいはローカル制御装置４２に認識
させる。この結果、在庫の減少を把握することができ、
在庫管理を行うことができる。したがって、ＰＯＳシス
テムと同様の機能も奏することができる。
る関心度収集用ＩＣカードを使用すれば、関心度のみな
らず在庫の管理も同時にできる。すなわち、商品３４が
売れる度に、商品３４についていたＩＣカード１０も例
えば購買者に持ち帰ってもらう等により、従来存在して
いたハンガーラック３６に存在しないことにする。これ
により、その商品３４が売れたことをハンガーラックコ
ントローラ３８にあるいはローカル制御装置４２に認識
させる。この結果、在庫の減少を把握することができ、
在庫管理を行うことができる。したがって、ＰＯＳシス
テムと同様の機能も奏することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
関心度収集用ＩＣカードのセンサに購買者が触れる度に
カウントしておき、そのカウント数によって購買者の関
心度を定量的に把握することができる。
関心度収集用ＩＣカードのセンサに購買者が触れる度に
カウントしておき、そのカウント数によって購買者の関
心度を定量的に把握することができる。
【００２３】また、関心度収集用ＩＣカードを収集した
関心度データをローカル制御装置で集めることにより、
各商品の今後の売れ筋の予測をすることが可能となる。
関心度データをローカル制御装置で集めることにより、
各商品の今後の売れ筋の予測をすることが可能となる。
【図１】 本発明に係る関心度収集用ＩＣカードの実施
形態の正面図である。
形態の正面図である。
【図２】 図１に示された関心度収集用ＩＣカードの構
成のブロック図である。
成のブロック図である。
【図３】 図１に示された関心度収集用ＩＣカードを使
用した関心度収集システムの例を示す図である。
用した関心度収集システムの例を示す図である。
【図４】 図１に示された関心度収集用ＩＣカード及び
ハンガーラックコントローラを使用した物流システムの
例を示す図である。
ハンガーラックコントローラを使用した物流システムの
例を示す図である。
１０ ＩＣカード、１２ ディスプレイ、１４ セン
サ、１６ ソーラーセル、１８ 取り付け部材、２０
スピーカ、２２ 記憶部、２４ 制御部、２６表示部、
２８ 音声部、３０ 送受信部、３２ カウンタ、３４
商品、３６ハンガーラック、３８ ハンガーラックコ
ントローラ、４０ 箱、４２ ローカル制御装置。
サ、１６ ソーラーセル、１８ 取り付け部材、２０
スピーカ、２２ 記憶部、２４ 制御部、２６表示部、
２８ 音声部、３０ 送受信部、３２ カウンタ、３４
商品、３６ハンガーラック、３８ ハンガーラックコ
ントローラ、４０ 箱、４２ ローカル制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ // Ｇ０７Ｇ 1/12 ３４１ Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｑ
Claims (2)
- 【請求項１】 商品に付けられ、購買者の商品に対する
関心度を収集する関心度収集用ＩＣカードであって、 所定の商品情報を表示でき、表示濃度を変更できる表示
部と、 購買者が触れたことを検出すると、前記表示部の表示濃
度を変更するセンサと、 前記センサが触れられた回数をカウントするカウンタ
と、 を備え、購買者の関心度を購買者が前記センサに触れた
回数として収集することを特徴とする関心度収集用ＩＣ
カード。 - 【請求項２】 請求項１記載の関心度収集用ＩＣカード
が収集した関心度を、売り場毎に設置されたローカル制
御装置にて収集することを特徴とする関心度収集システ
ム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7705097A JP3145948B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 関心度収集用ｉｃカード及びそれを使用した関心度収集システム |
| US09/018,335 US6283377B1 (en) | 1997-03-28 | 1998-02-04 | IC card for accumulating degree of interest and system for accumulating degree of interest using such card |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7705097A JP3145948B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 関心度収集用ｉｃカード及びそれを使用した関心度収集システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3145948B2 JP3145948B2 (ja) | 2001-03-12 |
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ID=13622967
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP7705097A Expired - Fee Related JP3145948B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 関心度収集用ｉｃカード及びそれを使用した関心度収集システム |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008071123A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Nec Corp | Ｉｃタグ、商品管理システムおよび商品管理方法 |
| JP2008250612A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Japan Tobacco Inc | データ管理システム、カード陳列装置、販売登録装置、販売管理装置、ダミーカード、コンピュータプログラム |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| CN109416288B (zh) * | 2016-04-22 | 2022-11-11 | 株式会社村田制作所 | 监测系统 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7705097A patent/JP3145948B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Publication date |
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