JPH10268727A - 電子写真記録装置のクリーニング装置 - Google Patents

電子写真記録装置のクリーニング装置

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JPH10268727A
JPH10268727A JP7675297A JP7675297A JPH10268727A JP H10268727 A JPH10268727 A JP H10268727A JP 7675297 A JP7675297 A JP 7675297A JP 7675297 A JP7675297 A JP 7675297A JP H10268727 A JPH10268727 A JP H10268727A
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JP
Japan
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photosensitive drum
waste toner
storage chamber
toner
life
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JP7675297A
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Toshiaki Hatanaka
俊昭 畑中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化し感光ドラムを寿命まで使いきること
ができる電子写真記録装置のクリーニング装置を提供す
る。 【解決手段】 転写後の廃トナーを蓄える廃トナー貯留
室4と、廃トナー貯留室4の廃トナー量が規定量に達し
たことを検出する検出部8と、通常は感光ドラム1の表
面に接触し廃トナーを除去して廃トナー貯留室4に溜
め、検出部8の検出出力によって感光ドラム表面から離
れる除去手段3と、除去手段3が感光ドラム表面から離
れているときに感光ドラム表面の廃トナーを除去し貯留
する除去貯留手段7とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を応
用したプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装
置に関し、特に画像形成装置内で使用されるクリーニン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いた画像形成装置
では、感光ドラム表面に形成される静電画像にトナーを
付着させ、コロナ放電等の転写装置によって、記録紙に
トナーを転写させている。この転写ではトナーが感光ド
ラム表面に残留する為、転写部以降にクリーニング装置
を設け感光ドラム表面上の残留トナーを回収している。
この為、感光ドラムに現像されるトナーを貯留する第1
の貯留室と廃トナーを貯留する第2の貯留室を設けるス
ペースが必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果、画像形成装
置は図3に示す様な配置になる。現像、転写後に感光ド
ラム30上の余分なトナーは除去手段34で除去され
る。記録枚数を増やそうとすると、現像前の未使用のト
ナー33を蓄積する第1の貯留室31のスペースが大き
くなるとともに、廃トナー35を蓄える第2の貯留室3
2のスペースも大きくなる。装置内に割り当てられる画
像形成部のスペースには限りがある為、記録枚数が制限
を受ける、すなわち感光ドラム30の寿命よりはるかに
少ないトナー量しか充填できないという問題があった。
【0004】この対応として、廃トナーの第2の貯留室
をなくし廃トナーを一時貯留手段に蓄え、記録終了後、
未使用トナーの貯留室に戻す方式が採用されている。こ
の方式を図4に示す。一時貯留手段としては一般的に帯
電式のブラシローラが使用されている。ブラシローラで
廃トナーを感光ドラム表面から剥がし同時に電位差を利
用しブラシローラ内に廃トナーを貯留した後、廃トナー
を吐き出し、未使用トナーの第1の貯留室に戻すのであ
る。しかし、この方式では一時貯留手段が、使用するに
つれ廃トナーで汚れてしまう。その為、記録の黒率によ
っては感光ドラムが寿命になる前に、感光ドラムの寿命
によってではなく一時貯留手段の寿命によって画質劣化
を起こすという問題点があった。
【0005】廃トナー貯留室を付けたままでトナーを有
効に使う方式として、特開平8−146833が提言さ
れている。これは試し印字時、除去手段を一時的に解除
し別に設けた除去手段で廃トナーを除去、同時に第2の
貯留室に貯留した廃トナーを再利用することで、試し印
字の際の無駄を省き、同じスペースでトナーを有効的に
使用するというものである。
【0006】本発明は、装置外形サイズを小型にとど
め、かつ感光ドラムを寿命まで使い切るカートリッジを
可能とするクリーニング装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーニング装
置は、廃トナー貯留室(図1の4)の廃トナー量が規定
量に達したことを検出する検出部(図1の8)と、この
検出を受けると感光ドラム表面から離れる廃トナー除去
手段(図1の3)と、除去手段が感光ドラムから離れて
いる際に廃トナーを除去して貯留する除去貯留手段(図
1の7)とを有する。
【0008】本発明のクリーニング装置は、廃トナー貯
留室が規定量に達すると、貯留室への廃トナー貯留をや
め、一時貯留室を仲介として未使用トナー貯留室に廃ト
ナーを戻してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1を参照すると、本発明の最良の実施の
形態は、トナーを記録紙9に転写するための介在となる
感光ドラム1に対し、未使用トナー5を貯留している第
1の貯留室2を配し、そこで現像する。さらに、記録紙
9への転写後感光ドラム表面に残留する廃トナーを除去
する可動可能な除去手段3を第2の貯留室4の内部の下
流側に設けている。この除去手段3によって除去された
廃トナー6は貯留室4に貯留される。この貯留室4に貯
留された廃トナー6が規定量になったことを検知する検
出部8からの情報によって感光ドラム1から除去手段3
が離れた後、廃トナーは、貯留室4の中の除去手段3の
下流に位置する一時貯留手段7で除去され一時貯留され
る。
【0011】検出部8は、第2の貯留室4の中の廃トナ
ー6の量がある一定のレベルに達したことを検出すると
出力を発生する。
【0012】第1の除去手段3は、感光ドラム1の周面
に先端が当接する樹脂ブレード板3aとその樹脂ブレー
ド板を回動する機構3bとを有し、検出部8の出力によ
って機構3bが作動して樹脂ブレード板3aを回動し感
光ドラム1から離す。
【0013】一時貯留手段7は、感光ドラム1に付着し
ている不要トナーを、静電気力によって吸着する部材か
ら成り、たとえば帯電ブラシが使用される。静電気力は
検出部8の出力によって発生する。検出出力がなく除去
手段3がトナーを除去している間は、不要トナーを除去
する静電気が発生しない。一時貯留手段7に貯留された
廃トナーがいっぱいになると、一時貯留された廃トナー
が再利用される。
【0014】この場合、一時貯留手段7は、一時的に蓄
えていた廃トナーを、廃トナー除去時に印加されていた
電圧と逆の極性の電圧を加えることで感光ドラム1に戻
す。戻った廃トナーは未使用トナーの貯留室2によって
吸収され未使用トナーとして再利用される。
【0015】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1と図2を参照して詳細に説明する。貯留室4の
廃トナー量が規定以下であると、除去手段3は感光ドラ
ム1の表面に接触している。この状態では、トナー5は
貯留室2から感光ドラム1の表面に移行し、図示しない
転写手段によって記録紙9に転写される。
【0016】転写後、感光ドラム表面になおも残留して
いる廃トナーは除去手段3により除去され、貯留室4に
貯留される。貯留室4の廃トナーが規定量に達したこと
を検出部8が検出すると、除去手段3は回動し感光ドラ
ム1の表面から離れる(図2)。これにより廃トナーは
感光ドラム1の表面に残留したまま一時貯留手段7のと
ころまで運ばれる。一時貯留手段7によって廃トナーは
感光ドラム表面から剥がされ同時に一時貯留される。記
録終了後、一時貯留手段7から廃トナーは吐き出され、
貯留室2に戻される。
【0017】また、貯留室2と貯留室4は分離構成にな
っているので、貯留室2のスペースは貯留室4のスペー
スに依存する必要はなく、貯留室4が規定量になるまで
貯留室2を次々と新しいものに交換していく。規定量に
達した後も、一時貯留手段7が寿命になるまで貯留室2
を交換し使用していく。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明のクリーニング装置
では、感光ドラムを寿命まで使い切り、かつ、クリーニ
ング装置の小型化を実現できるという効果がある。
【0019】その理由は、規定量になるまでは廃トナー
を廃トナー用貯留室の下流には流さないので一時貯留手
段を劣化させることはない。貯留室が規定量になった後
に初めて一時貯留手段を使用するので、感光ドラム寿命
より一時貯留手段の寿命を先に延ばすことができる。こ
れにより感光ドラムは寿命まで使い切れる。
【0020】また、未使用トナーの貯留室は廃トナーの
貯留室及び感光ドラムに対し分離構成となっている。一
体である場合、感光ドラム寿命まで使い切る為には未使
用トナーの貯留室は大きなスペースが必要で、廃トナー
の貯留室のスペースもトナーの感光ドラム表面に残留す
る残留率によって決まる。分離であるのでこの依存関係
はなく、感光ドラム寿命は廃トナーの貯留室のスペース
と一時貯留手段の寿命合計となる。また貯留室から一時
貯留手段に切り替えた後は、廃トナーは未使用トナーの
貯留室に戻るも、未使用トナーの貯留室のトナー量は記
録紙に転写する分だけ確実に減る。従って、未使用トナ
ーの貯留室のスペースは廃トナーの量で決まるのでな
く、あくまでも未使用トナーの量で決まる。分離である
ので未使用トナーの貯留室は取り替えが効き、取り替え
回数によって、貯留室のスペースは小型化することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニング装置の実施の形態の断面
図である。
【図2】本発明のクリーニング装置の実施の形態の別の
状態を示す断面図である。
【図3】従来の廃トナー貯留室付きの画像形成装置の断
面図である。
【図4】従来の一時貯留手段を用いた、廃トナー貯留室
のない画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 第1の貯留室 3 除去手段 4 第2の貯留室 5 一時貯留手段 6 トナー 7 廃トナー 8 検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写後の廃トナーを蓄える廃トナー貯留
    室と、前記廃トナー貯留室の廃トナー量が規定量に達し
    たことを検出する検出部と、通常は感光ドラムの表面に
    接触し廃トナーを除去して前記廃トナー貯留室に溜め、
    前記検出部の検出出力によって前記感光ドラム表面から
    離れる除去手段と、前記除去手段が前記感光ドラム表面
    から離れているときに前記感光ドラム表面の廃トナーを
    除去し貯留する除去貯留手段とを含むクリーニング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記除去手段は、前記感光ドラムの表面
    に接触するブレードと、前記ブレードを前記感光ドラム
    の表面から離すよう移動する手段とを含む請求項1記載
    のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記除去貯留手段は、前記感光ドラム表
    面の廃トナーを静電気力によって除去し蓄えることを特
    徴とする請求項1記載のクリーニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9229454B1 (en) 2004-07-07 2016-01-05 Irobot Corporation Autonomous mobile robot system

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