JPH102684A - ガス加熱装置 - Google Patents
ガス加熱装置Info
- Publication number
- JPH102684A JPH102684A JP15137996A JP15137996A JPH102684A JP H102684 A JPH102684 A JP H102684A JP 15137996 A JP15137996 A JP 15137996A JP 15137996 A JP15137996 A JP 15137996A JP H102684 A JPH102684 A JP H102684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- heat exchange
- outer tube
- exchange chamber
- heating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/06—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits having a single U-bend
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造を単純化しながら組み付け性を高め、加
熱部のシースヒータのメンテナンス性を向上させるとと
もに、ガスの加熱効率向上を図る。 【解決手段】 本体胴部の内部の熱交換室に、内部ガス
と熱交換を行なうための加熱部が挿入状態に配され、加
熱部として、熱交換室に着脱可能に取り付けられかつ熱
交換室の内部に対して隔離状態とするための外筒管と、
該外筒管の内部に挿入される複数本のシースヒータとを
有する構成が採用される。
熱部のシースヒータのメンテナンス性を向上させるとと
もに、ガスの加熱効率向上を図る。 【解決手段】 本体胴部の内部の熱交換室に、内部ガス
と熱交換を行なうための加熱部が挿入状態に配され、加
熱部として、熱交換室に着脱可能に取り付けられかつ熱
交換室の内部に対して隔離状態とするための外筒管と、
該外筒管の内部に挿入される複数本のシースヒータとを
有する構成が採用される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス加熱装置に係
り、特に、構造の単純化と加熱用シースヒータのメンテ
ナンス性向上と熱交換効率の向上とを図るものである。
り、特に、構造の単純化と加熱用シースヒータのメンテ
ナンス性向上と熱交換効率の向上とを図るものである。
【０００２】
【従来の技術】ガス加熱装置にあっては、本体胴部の内
部に熱交換室を形成し、該熱交換室にシースヒータをパ
イプ状のケーシングに収納した状態で必要本数挿入する
とともに、熱交換室に被加熱ガスを挿通させるようにし
た構造が採用される。このようなガス加熱装置は、シー
スヒータの本数によって加熱エネルギの調整が容易であ
るという優れた特長を有しており、例えば、メンテナン
ス性が損なわれ易い原子力発電施設におけるオフガス処
理ラインのオフガス加熱装置に対して適用される。
部に熱交換室を形成し、該熱交換室にシースヒータをパ
イプ状のケーシングに収納した状態で必要本数挿入する
とともに、熱交換室に被加熱ガスを挿通させるようにし
た構造が採用される。このようなガス加熱装置は、シー
スヒータの本数によって加熱エネルギの調整が容易であ
るという優れた特長を有しており、例えば、メンテナン
ス性が損なわれ易い原子力発電施設におけるオフガス処
理ラインのオフガス加熱装置に対して適用される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シースヒータ
をパイプ状のケーシングに収納したものを寄せ集めて加
熱部を構成すると、以下のような技術的課題が生じる。 ａ）本体胴部と個々の細いケーシングとの間のシール箇
所の気密性を十分に確保する必要があること。 ｂ）細いケーシングを複数本並列状態に配する構造を採
用せざるを得ず、先端部分の振れ止めや耐震性を十分な
ものとする必要があること。 ｃ）個々のケーシングの間に、熱交換流路を区画形成す
る必要があり、組み付け精度の確保が困難になり易いこ
と。
をパイプ状のケーシングに収納したものを寄せ集めて加
熱部を構成すると、以下のような技術的課題が生じる。 ａ）本体胴部と個々の細いケーシングとの間のシール箇
所の気密性を十分に確保する必要があること。 ｂ）細いケーシングを複数本並列状態に配する構造を採
用せざるを得ず、先端部分の振れ止めや耐震性を十分な
ものとする必要があること。 ｃ）個々のケーシングの間に、熱交換流路を区画形成す
る必要があり、組み付け精度の確保が困難になり易いこ
と。
【０００４】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、以下の目的を達成するものである。 構造を単純化し、組み付け性を高めること。 シール箇所の気密性を高め、加熱部のシースヒータの
メンテナンス性を向上させること。 ガスの加熱効率を向上させること。 機械的強度を高めること。
もので、以下の目的を達成するものである。 構造を単純化し、組み付け性を高めること。 シール箇所の気密性を高め、加熱部のシースヒータの
メンテナンス性を向上させること。 ガスの加熱効率を向上させること。 機械的強度を高めること。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本体胴部の内部に熱交換
室が形成されるとともに、該熱交換室に内部ガスと熱交
換を行なうための加熱部が挿入状態に配されるガス加熱
装置において、加熱部が、熱交換室に着脱可能に取り付
けられかつ熱交換室の内部に対して隔離状態とするため
の外筒管と、該外筒管の内部に挿入される複数本のシー
スヒータとを有する構成が採用される。外筒管は、熱交
換室の内部の中心位置に同心状に配され、その外表面
に、熱交換用フィンが長手方向に沿って複数並列状態に
配される。外筒管とシースヒータとの間の空間には、熱
伝達促進体が充填され、該熱伝達促進体としては、酸化
マグネシウム粒体等が適用される。本体胴部は、立設状
態等に配され、両端部（上下端部）にガス入口及びガス
出口が配され、外筒管の回りに複数のバッフルプレート
が配されることことにより、ガス入口及びガス出口の間
における熱交換室の一部を区画して、ガスを蛇行させる
ための流路を形成する技術が採用される。外筒管の内部
の適宜位置には、その内部温度を検出するために、熱電
対等の温度センサが配される。シースヒータや温度セン
サは、外部の機器との接続のためにリード線を介して外
筒管の外部に接続される。
室が形成されるとともに、該熱交換室に内部ガスと熱交
換を行なうための加熱部が挿入状態に配されるガス加熱
装置において、加熱部が、熱交換室に着脱可能に取り付
けられかつ熱交換室の内部に対して隔離状態とするため
の外筒管と、該外筒管の内部に挿入される複数本のシー
スヒータとを有する構成が採用される。外筒管は、熱交
換室の内部の中心位置に同心状に配され、その外表面
に、熱交換用フィンが長手方向に沿って複数並列状態に
配される。外筒管とシースヒータとの間の空間には、熱
伝達促進体が充填され、該熱伝達促進体としては、酸化
マグネシウム粒体等が適用される。本体胴部は、立設状
態等に配され、両端部（上下端部）にガス入口及びガス
出口が配され、外筒管の回りに複数のバッフルプレート
が配されることことにより、ガス入口及びガス出口の間
における熱交換室の一部を区画して、ガスを蛇行させる
ための流路を形成する技術が採用される。外筒管の内部
の適宜位置には、その内部温度を検出するために、熱電
対等の温度センサが配される。シースヒータや温度セン
サは、外部の機器との接続のためにリード線を介して外
筒管の外部に接続される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガス加熱装置
の一実施形態を図１ないし図５に基づいて説明する。こ
れら各図において、符号１は本体胴部、２は熱交換室、
３は外筒管、４はシースヒータ、５は熱交換用フィン、
６は熱伝達促進体、７はバッフルプレート、８は温度セ
ンサ、Ｈは加熱部である。
の一実施形態を図１ないし図５に基づいて説明する。こ
れら各図において、符号１は本体胴部、２は熱交換室、
３は外筒管、４はシースヒータ、５は熱交換用フィン、
６は熱伝達促進体、７はバッフルプレート、８は温度セ
ンサ、Ｈは加熱部である。
【０００７】前記本体胴部１は、図１に示すように、通
常の場合にあっては立設状態に配され、その内部が熱交
換室２とされ、この場合両端部となる上方端部及び下方
端部に、外部と熱交換室２の内部とを接続するためのガ
ス入口１１及びガス出口１２が配され、胴部の中間位置
に設置床やセル室等の支持構造物に取り付けるための支
持構造体１３が配されるとともに、上部に加熱部Ｈと一
体かつ気密に組み付けるためのフランジ部１４が配され
る。
常の場合にあっては立設状態に配され、その内部が熱交
換室２とされ、この場合両端部となる上方端部及び下方
端部に、外部と熱交換室２の内部とを接続するためのガ
ス入口１１及びガス出口１２が配され、胴部の中間位置
に設置床やセル室等の支持構造物に取り付けるための支
持構造体１３が配されるとともに、上部に加熱部Ｈと一
体かつ気密に組み付けるためのフランジ部１４が配され
る。
【０００８】前記加熱部Ｈは、本体胴部１のフランジ部
１４及び熱交換室２に対して着脱可能に取り付けられる
もので、熱交換室２の内部の中心位置に本体胴部１の上
部開口を介して同心状に挿入される外筒管３と、該外筒
管３の内部に挿入される複数本のシースヒータ４と、熱
交換用フィン５，熱伝達促進体６，バッフルプレート７
及び温度センサ８とを有している。
１４及び熱交換室２に対して着脱可能に取り付けられる
もので、熱交換室２の内部の中心位置に本体胴部１の上
部開口を介して同心状に挿入される外筒管３と、該外筒
管３の内部に挿入される複数本のシースヒータ４と、熱
交換用フィン５，熱伝達促進体６，バッフルプレート７
及び温度センサ８とを有している。
【０００９】前記外筒管３にあっては、熱交換室２の内
部の中心位置に、同心状にかつ配されるとともに、本体
胴部１の形状に合わせて円筒状（管状）に形成されて底
部を閉塞状態とすることにより、管壁により熱交換室２
との間の隔離性が確保され、本体胴部１の内壁との間に
ガスの熱交換用流路が円環状に形成され、また、外表面
に熱交換用フィン５が長手方向に沿って複数並列状態に
配される。外筒管３の上部には、フランジ部１４と組み
合わせされる管板（フランジ部）３１が配され、該管板
３１の外方となる上に接続ボックス３２が搭載される。
なお、図１において、符号Ｓはシール部材であり、フラ
ンジ部１４，３１の間のシールを行なうものである。
部の中心位置に、同心状にかつ配されるとともに、本体
胴部１の形状に合わせて円筒状（管状）に形成されて底
部を閉塞状態とすることにより、管壁により熱交換室２
との間の隔離性が確保され、本体胴部１の内壁との間に
ガスの熱交換用流路が円環状に形成され、また、外表面
に熱交換用フィン５が長手方向に沿って複数並列状態に
配される。外筒管３の上部には、フランジ部１４と組み
合わせされる管板（フランジ部）３１が配され、該管板
３１の外方となる上に接続ボックス３２が搭載される。
なお、図１において、符号Ｓはシール部材であり、フラ
ンジ部１４，３１の間のシールを行なうものである。
【００１０】前記シースヒータ４は、管板３１に対して
これを貫通した状態のものが複数本支持され、図１及び
図２に示すように下部で折り返されて、接続ボックス３
２の内部でジョイント部４１を経由してリード線４２に
接続され、該リード線４２が接続口４３から外部に引き
出される（または中継端子に接続される）構造が採用さ
れる。
これを貫通した状態のものが複数本支持され、図１及び
図２に示すように下部で折り返されて、接続ボックス３
２の内部でジョイント部４１を経由してリード線４２に
接続され、該リード線４２が接続口４３から外部に引き
出される（または中継端子に接続される）構造が採用さ
れる。
【００１１】前記熱伝達促進体６は、外筒管３とシース
ヒータ４との間の空間に介在させて伝導現象に基づく熱
伝達を促進させるものであり、かかる材料としては、例
えば酸化マグネシウム粒体が適用され、空間に充填され
る。
ヒータ４との間の空間に介在させて伝導現象に基づく熱
伝達を促進させるものであり、かかる材料としては、例
えば酸化マグネシウム粒体が適用され、空間に充填され
る。
【００１２】前記バッフルプレート７は、図１に示すよ
うに、外筒管３の長手方向（上下方向）に間隔を空けて
千鳥状に配され、ガス入口１１及びガス出口１２の間で
熱交換室２の一部を例えば複数に区画してガス流路を形
成し、ガスを蛇行状態で挿通させるものである。該バッ
フルプレート７は、例えば熱交換用フィン５に対して取
り付けられることにより、外筒管３に対しても一体に支
持される構造が採用される。
うに、外筒管３の長手方向（上下方向）に間隔を空けて
千鳥状に配され、ガス入口１１及びガス出口１２の間で
熱交換室２の一部を例えば複数に区画してガス流路を形
成し、ガスを蛇行状態で挿通させるものである。該バッ
フルプレート７は、例えば熱交換用フィン５に対して取
り付けられることにより、外筒管３に対しても一体に支
持される構造が採用される。
【００１３】前記温度センサ８は、シースヒータ４と同
様に管板３１に対してこれを貫通した状態に取り付けら
れ、先端（下端）の測温部がシースヒータ４の表面や熱
伝達促進体６の層中等の必要箇所に配され、ジョイント
部８１及びリード線８２を経由して接続口８３から外部
に引き出される。該温度センサ８としては、例えば熱電
対が適用される。
様に管板３１に対してこれを貫通した状態に取り付けら
れ、先端（下端）の測温部がシースヒータ４の表面や熱
伝達促進体６の層中等の必要箇所に配され、ジョイント
部８１及びリード線８２を経由して接続口８３から外部
に引き出される。該温度センサ８としては、例えば熱電
対が適用される。
【００１４】そして、フランジ部１４と管板３１との間
は、ボルト・ナット等の締結具Ｂにより組み付け及び解
体可能に組み立てられ、接続ボックス３２の上部には、
シースヒータ４等を挿入及び引き出すための蓋３３と、
全体を吊り上げるための吊持具３４とが配される。
は、ボルト・ナット等の締結具Ｂにより組み付け及び解
体可能に組み立てられ、接続ボックス３２の上部には、
シースヒータ４等を挿入及び引き出すための蓋３３と、
全体を吊り上げるための吊持具３４とが配される。
【００１５】このようなガス加熱装置にあっては、熱交
換されるガス（例えば前述のオフガス）が、ガス入口１
１から熱交換室２の内部に送り込まれ、バッフルプレー
ト７により方向が変えられて蛇行状の流れを形成し、加
熱された状態で本体胴部１の下部のガス出口１２から排
出される。
換されるガス（例えば前述のオフガス）が、ガス入口１
１から熱交換室２の内部に送り込まれ、バッフルプレー
ト７により方向が変えられて蛇行状の流れを形成し、加
熱された状態で本体胴部１の下部のガス出口１２から排
出される。
【００１６】加熱部Ｈが作動状態、つまり、複数のシー
スヒータ４に通電されて発熱状態となるとともに、これ
らシースヒータ４の熱が熱伝達促進体６から外筒管３の
管壁からガス、または熱交換用フィン５を経由してガス
に伝達されることにより、ガスの加熱が行なわれる。
スヒータ４に通電されて発熱状態となるとともに、これ
らシースヒータ４の熱が熱伝達促進体６から外筒管３の
管壁からガス、または熱交換用フィン５を経由してガス
に伝達されることにより、ガスの加熱が行なわれる。
【００１７】熱交換室２における熱交換作用について補
足説明すると、熱交換室２の内部には、本体胴部１及び
外筒管３の間の環状空間をバッフルプレート７で区画す
ることにより、蛇行状の流路が形成されており、ガス
は、本体胴部１の長手方向に蛇行しながら導かれ、ま
た、バッフルプレート７の区画によって周方向に導かれ
ることになるため、外筒管３の外表面との接触により熱
交換作用が高められるものとなる。加えて、外筒管３の
外表面に熱交換用フィン５が長手方向に配されているこ
とにより、バッフルプレート７で区画された範囲では、
ガスが、本体胴部１の長手方向に導かれる誘導とバッフ
ルプレート７の付近で周方向に導かれる誘導とが行なわ
れるとともに、熱交換用フィン５の存在により熱交換表
面積が大きく設定されていることもあいまって、熱交換
効率が高められる。
足説明すると、熱交換室２の内部には、本体胴部１及び
外筒管３の間の環状空間をバッフルプレート７で区画す
ることにより、蛇行状の流路が形成されており、ガス
は、本体胴部１の長手方向に蛇行しながら導かれ、ま
た、バッフルプレート７の区画によって周方向に導かれ
ることになるため、外筒管３の外表面との接触により熱
交換作用が高められるものとなる。加えて、外筒管３の
外表面に熱交換用フィン５が長手方向に配されているこ
とにより、バッフルプレート７で区画された範囲では、
ガスが、本体胴部１の長手方向に導かれる誘導とバッフ
ルプレート７の付近で周方向に導かれる誘導とが行なわ
れるとともに、熱交換用フィン５の存在により熱交換表
面積が大きく設定されていることもあいまって、熱交換
効率が高められる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガス
加熱装置によれば、以下のような効果を奏する。 （１） 本体胴部の内部の熱交換室に加熱部が挿入状態
に配され、加熱部として、外筒管と、該外筒管の内部に
挿入される複数本のとを有するものとすることにより、
シースヒータに係わる箇所の構造を単純化し得るととも
に、シースヒータの組み付け性を高めることができる。 （２） 本体胴部に対して外筒管を着脱することによ
り、個々のシースヒータのシール部分を簡略化し、本体
胴部と外筒管との間のシール箇所の気密性を高めること
ができる。 （３） 個々のシースヒータを外筒管とともに着脱する
ことにより、加熱部全体のメンテナンス性を向上させる
ことができる。 （４） バッフルプレートによるガスを蛇行させる誘導
と、熱交換用フィンによる長手方向との誘導により、ガ
スの加熱効率を向上させることができる。 （５） 個々のシースヒータを複数本まとめて外筒管に
収納するとともに、熱伝達促進体を介在させることによ
り、シースヒータの耐震性を高め、全体の機械的強度を
高めることができる。
加熱装置によれば、以下のような効果を奏する。 （１） 本体胴部の内部の熱交換室に加熱部が挿入状態
に配され、加熱部として、外筒管と、該外筒管の内部に
挿入される複数本のとを有するものとすることにより、
シースヒータに係わる箇所の構造を単純化し得るととも
に、シースヒータの組み付け性を高めることができる。 （２） 本体胴部に対して外筒管を着脱することによ
り、個々のシースヒータのシール部分を簡略化し、本体
胴部と外筒管との間のシール箇所の気密性を高めること
ができる。 （３） 個々のシースヒータを外筒管とともに着脱する
ことにより、加熱部全体のメンテナンス性を向上させる
ことができる。 （４） バッフルプレートによるガスを蛇行させる誘導
と、熱交換用フィンによる長手方向との誘導により、ガ
スの加熱効率を向上させることができる。 （５） 個々のシースヒータを複数本まとめて外筒管に
収納するとともに、熱伝達促進体を介在させることによ
り、シースヒータの耐震性を高め、全体の機械的強度を
高めることができる。
【図１】本発明に係るガス加熱装置の一実施形態を示す
正断面図である。
正断面図である。
【図２】本発明に係るガス加熱装置の一実施形態を示す
平断面図である。
平断面図である。
【図３】本発明に係るガス加熱装置の組み付け状況を示
す斜視図である。
す斜視図である。
１ 本体胴部 ２ 熱交換室 ３ 外筒管 ４ シースヒータ ５ 熱交換用フィン ６ 熱伝達促進体 ７ バッフルプレート ８ 温度センサ １１ ガス入口 １２ ガス出口 １３ 支持構造体 １４ フランジ部 ３１ 管板（フランジ部） ３２ 接続ボックス ３３ 蓋 ３４ 吊持具 ４１ ジョイント部 ４２ リード線 ４３ 接続口 ８１ ジョイント部 ８２ リード線 ８３ 接続口 Ｈ 加熱部 Ｂ 締結具 Ｓ シール部材
Claims (4)
- 【請求項１】 本体胴部（１）の内部に熱交換室（２）
が形成され、該熱交換室に内部ガスと熱交換する加熱部
（Ｈ）が挿入状態に配されるガス加熱装置であって、加
熱部が、熱交換室に対して内部を隔離状態とする外筒管
（３）と、該外筒管の内部に挿入される複数本のシース
ヒータ（４）とを有することを特徴とするガス加熱装
置。 - 【請求項２】 外筒管（３）の外表面に、その長手方向
に沿って熱交換用フィン（５）が複数並列状態に配され
ることを特徴とする請求項１記載のガス加熱装置。 - 【請求項３】 外筒管（３）とシースヒータ（４）との
間に、熱伝達促進体（６）が充填されることを特徴とす
る請求項１または２記載のガス加熱装置。 - 【請求項４】 本体胴部（１）にガス入口（１１）及び
ガス出口（１２）が配され、外筒管（３）の回りに、ガ
ス入口及びガス出口の間における熱交換室（２）の一部
を区画してガスを蛇行させるバッフルプレート（７）が
配されることを特徴とする請求項１、２または３記載の
ガス加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15137996A JPH102684A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ガス加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15137996A JPH102684A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ガス加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102684A true JPH102684A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15517289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15137996A Withdrawn JPH102684A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ガス加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102684A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018154729A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ヒータ一体型フィルタ、及び回転機械システム |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15137996A patent/JPH102684A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018154729A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ヒータ一体型フィルタ、及び回転機械システム |
| US11318406B2 (en) | 2017-02-24 | 2022-05-03 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Heater-integrated filter and rotating machine system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |