JPH10267199A - 油路構成装置 - Google Patents

油路構成装置

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Publication number
JPH10267199A
JPH10267199A JP8884897A JP8884897A JPH10267199A JP H10267199 A JPH10267199 A JP H10267199A JP 8884897 A JP8884897 A JP 8884897A JP 8884897 A JP8884897 A JP 8884897A JP H10267199 A JPH10267199 A JP H10267199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil passage
passage
grooves
plates
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP8884897A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Inagaki
郁夫 稲垣
Norio Konuma
範夫 小沼
Masao Kashiwagi
雅夫 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP8884897A priority Critical patent/JPH10267199A/ja
Publication of JPH10267199A publication Critical patent/JPH10267199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管を用いずに油路を構成するとともに、そ
の油路に絞りを設けるようにする。 【解決手段】 油路プレート1、2の重ね合わせ面に、
通路溝7〜10、14、15を形成し、これら通路溝に
ポート2〜6、11〜13を連通させている。そして、
通路溝8、9には、その溝幅を狭くした絞り部8a、9
aを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層ブロックに
油路を形成して、配管などを不要にした油路構成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から油路は主に配管等によって構成
されていた。また、油路に絞りなどを設ける場合には、
特別な部材を組み込んだりしなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように配管を用
いて油路を構成すると、その油路の構成が複雑化するだ
けでなく、時には、その配管がじゃまになって他の機器
を接続できなくなることさえあった。また、特別な部材
を用いて油路に絞りを設けるようにしていたので、その
部品点数が多くなるだけでなく、その組み込み工数も多
くなり、全体的なコストアップの要因になっていた。さ
らに、特定の油路を分岐させようとしたときには、分岐
管などの継手を必要とするという問題もあった。この発
明の目的は、分岐管や配管を用いず、しかも、特別の部
材を用いなくても絞りを構成できる油路構成装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の油
路プレートを備え、これら油路プレートを重ね合わせて
積層ブロックを構成する。また、上記油路プレートの重
ね合わせ面のいずれか一方または双方に複数の通路溝を
形成する。そして、少なくとも一方の油路プレートにポ
ートを貫通させ、両油路プレートの重ね合わせ面側にお
けるポートの開口を通路溝に連通させる。第2の発明
は、複数の通路溝のうちの特定の通路溝には、その溝幅
を狭くしてなる絞り部を形成した点に特徴を有する。第
3の発明は、複数の通路溝のうちの特定の通路溝には、
その溝深さを浅くした点に特徴を有する。上記油路プレ
ートは、それを何枚用いてもよい。そして、油路プレー
トの枚数がどんなに多くなっても、その重ね合わせ面に
通路溝を形成し、かつ、それにポートを連通させていけ
ば、積層ブロックを構成できる。
【0005】この発明は、上記のように構成したので、
油路プレートの合わせ面に形成した通路溝及びこれら油
路プレートを貫通させたポートが相互に連通しあって、
油路を構成することができる。また、上記通路溝には、
その絞り部を形成しているので、この絞り部は、油路プ
レートと一体化でき、絞りを構成するための特別な部材
も必要ない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示した実施例は、
一対の油路プレート1、2を備え、これらを重ね合わせ
て積層ブロックVを構成している。上記一方の油路プレ
ート1には、それを貫通するポート3〜7を形成すると
ともに、このプレート1の重ね合わせ面側には複数の通
路溝8〜11を形成している。そして、上記重ね合わせ
面側におけるポート3、6、7の開口端を、図2に示す
ように、通路溝8、9、11に連通させている。また、
上記通路溝のうち、通路溝9、10には、その溝幅を狭
くしてなる絞り部9a、10aを形成している。上記の
ようにした油路プレート1は、それをダイキャストによ
り一体に成形したものである。
【0007】上記他方の油路プレート2には、ポート1
2〜14を貫通させるとともに、このプレート2の重ね
合わせ面側には複数の通路溝15、16を形成してい
る。そして、上記重ね合わせ面側におけるポート13、
14の開口端を通路溝15、16に開口させている。
【0008】上記のようにした油路プレート1、2を重
ね合わせたとき、一方の油路プレート1の通路溝8が、
他方の油路プレート2のポート12に連通する。したが
って、ポート3と12とがこの通路溝8を介して連通す
る。また、他方の油路プレート2の通路溝15、16
は、一方の油路プレート1のポート4、5に連通する。
したがって、ポート4と13とが通路溝15を介して連
通するとともに、ポート5と14とが通路溝16を介し
て連通する。
【0009】なお、一方の油路プレート1のポート6、
7及び通路溝9〜11のそれぞれも、他方の油路プレー
ト2に形成した図示していないポートや通路溝に連通し
ている。つまり、両プレート1、2に形成した各ポート
を、両プレート1、2の重ね合わせ面に形成した通路溝
を介して連通させるようにしている。ただし、全てのポ
ートを必ず連通させなければならないというものではな
い。例えば、この油路プレートのポートと通路溝との配
置をパターン化したものを何種類か用意しておき、それ
ら種類の異なる油路プレートを重ね合わせることによっ
て、そのとき時に必要なポートのみを連通させることも
考えられる。また、通路溝9または10に流体が流通す
るときなどは、その絞り部9a、10aで絞り効果を発
揮させることもできる。
【0010】さらに、上記実施例では、連通溝9、10
の溝幅を狭くして絞り部a、10aを形成するようにし
たが、例えば、その溝深差を浅くし、その浅くした部分
を絞り部としてもよいこと当然である。さらにまた、上
記油路プレート1、2には直線的な連通溝以外に、図3
に示すような分岐通路用の通路溝17を形成してもよ
い。要するに、この発明は、油路プレート1、2の重ね
合わせ面に溝を形成し、この溝を油路として活用できれ
ばどのようなものであってもよいものである。
【0011】この実施例の装置は、上記のように構成し
たので、配管を用いなくても、いろいろな油路を構成で
きる。また、この実施例では、一対の油路プレートのみ
を用いたが、この油路プレートは、その油路の構成に応
じて何枚用いてもかまわない。油路プレートを多く用い
れば用いるほど、複雑な油路を構成できる。いずれにし
ても、この実施例では、油路プレート同士の重ね合わせ
面に通路溝及び絞り部を形成し、この通路溝を介してポ
ートを連通させるようにしたので、これら油路プレート
を全てダイキャストで一体成形できる。もし、油路プレ
ートにポート以外の孔を形成しようとしたら、切削加工
をせざるをえないが、この実施例ではそのような加工が
いっさい不要である。
【0012】
【発明の効果】この発明の装置にれば、配管を用いずに
いろいろな油路を構成できるので、油路の構成を簡単に
できる。しかも、油路プレートは、その合わせ面に形成
した通路溝を介してポートを連通させるようにしている
ので、これら油路プレートをダイキャスト等で成形でき
る。したがって、油路プレートに油路を形成するため
に、特別な切削加工などしなくてもすむ。また、通路溝
にはその溝幅を狭くしたり、溝の深さを浅くしたりして
絞り部を形成できるので、絞り部を成形時に一体に設け
ることができる。言い換えれば、絞りを設けるのに特別
な部材を必要としない。したがって、部品点数や組み付
け工数を少なくでき、それだけコストを下げることがで
きる。さらに、特定の油路を分岐させる場合にも、従来
のように特別な継手を必要とせず、その分、コストをダ
ウンさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI-I線断面に相当する積層ブロックの断
面図である。
【図2】油路プレートの重ね合わせ面を上にした斜視図
である。
【図3】分岐通路用の通路溝の斜視図である。
【符号の説明】
V 積層ブロック 1、2 油路プレート 3〜7 ポート 8〜11 通路溝 9a、10a 絞り部 12〜14 ポート 15〜17 通路溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油路プレートを備え、これら油路
    プレートを重ね合わせて積層ブロックを構成する一方、
    上記油路プレートの重ね合わせ面のいずれか一方または
    双方に複数の通路溝を形成し、かつ、少なくとも一方の
    油路プレートにポートを貫通させ、両油路プレートの重
    ね合わせ面側におけるポートの開口を通路溝に連通させ
    てなる油路構成装置。
  2. 【請求項2】 複数の通路溝のうちの特定の通路溝に
    は、その溝幅を狭くしてなる絞り部を形成した請求項1
    記載の油路構成装置。
  3. 【請求項3】 複数の通路溝のうちの特定の通路溝に
    は、その溝深さを浅くしてなる絞り部を形成した請求項
    1記載の油路構成装置。
JP8884897A 1997-03-24 1997-03-24 油路構成装置 Pending JPH10267199A (ja)

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JP8884897A JPH10267199A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 油路構成装置

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JPH10267199A true JPH10267199A (ja) 1998-10-09

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ID=13954410

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JP8884897A Pending JPH10267199A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 油路構成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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