JPH10267139A - 遠隔操作形ボール弁 - Google Patents

遠隔操作形ボール弁

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JPH10267139A
JPH10267139A JP9021997A JP9021997A JPH10267139A JP H10267139 A JPH10267139 A JP H10267139A JP 9021997 A JP9021997 A JP 9021997A JP 9021997 A JP9021997 A JP 9021997A JP H10267139 A JPH10267139 A JP H10267139A
Authority
JP
Japan
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ball
ball valve
valve
switching
pneumatic actuator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9021997A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Fukunaga
修 福永
Masaru Katagiri
勝 片桐
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Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手や別途の設備を要することなく粉粒体の
詰りによるボールの作動不良を確実に防止することが出
来る遠隔操作形ボール弁を提供する。 【解決手段】 ボディ(1A)にボール(1B)を収容
して成るボール弁本体(1)と、ボール(1B)を切換
操作する空気圧アクチュエータ(2)とを備えて粉粒体
の輸送管路に配設される。ボール弁本体(1)のボディ
(1A)には、ボール(1B)との間のクリアランス内
に圧縮空気を噴射する清掃用のエアパージ孔(1C)が
設けられ、エアパージ孔(1C)は、空気圧アクチュエ
ータ(2)の作動を切換える切換弁(3)の排気ポート
にそれぞれ連通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作形ボール
弁に関し、詳しくは、粉粒体の輸送管路に配設されるボ
ール弁であって、人手や別途の設備を要することなく粉
粒体の詰りによるボールの作動不良を確実に防止するこ
とが出来る遠隔操作形ボール弁に関する。
【0002】
【従来の技術】粉粒体の輸送管路に配設される遠隔操作
形ボール弁として、空気圧エアアクチュエータによりボ
ール弁本体のボールを切換操作するボール弁が知られて
いる。この種の遠隔操作形ボール弁においては、通常、
ボール弁本体のボディとボールとの間のクリアランス内
に圧縮空気を噴射する清掃用のエアパージ孔がボディに
設けられている。そして、エアノズルなどを使用してエ
アパージ孔からボディとボールとの間のクリアランス内
に圧縮空気を噴射することによって、粉粒体の詰りによ
るボールの作動不良を防止する様にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した圧
縮空気の噴射による粉粒体の清掃作業に際しては、コン
プレッサやエアノズル等の圧縮空気の供給設備が別途に
必要である。また、人手によって清掃作業を行っている
ため、粉粒体の輸送管路に設置されたボール弁の数に応
じて人手と時間を要する。しかも、定期的な清掃作業を
怠ると、その間に粉粒体の詰りによるボールの作動不良
が発生する虞もある。
【0004】本発明は、前記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、人手や別途の設備を要することな
く粉粒体の詰りによるボールの作動不良を確実に防止す
ることが出来る遠隔操作形ボール弁を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成する手
段として、本発明は、ボディにボールを収容して成るボ
ール弁本体と、前記ボールを切換操作する空気圧アクチ
ュエータとを備え、粉粒体の輸送管路に配設されるた遠
隔操作形ボール弁において、前記ボール弁本体のボディ
には、ボールとの間のクリアランス内に圧縮空気を噴射
する清掃用のエアパージ孔が設けられ、当該エアパージ
孔は、前記空気圧アクチュエータの作動を切換える切換
弁の排気ポートに連通されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る遠隔操作形ボール弁を説明する。図1はボール弁本体
部分を断面で示した遠隔操作形ボール弁の全体構成図、
図2は遠隔操作形ボール弁の概略平面図、図3は図1の
III−III線断面図、図4はボールの切換操作状態を示す
図3に対応した断面図である。
【0007】本発明の遠隔操作形ボール弁は、図1及び
図2に示す様に、ボディ(1A)にボール(1B)を収
容して成るボール弁本体(1)と、前記ボール(1B)
を切換操作する空気圧アクチュエータ(2)とを備え、
粉粒体の輸送管路に配設される。そして、ボール弁本体
(1)のボディ(1A)には、ボール(1B)との間の
クリアランス内に圧縮空気を噴射する清掃用のエアパー
ジ孔(1C)、(1C)が設けられ、各エアパージ孔
(1C)は、空気圧アクチュエータ(2)の作動を切換
える切換弁(3)の排気ポートにそれぞれ連通されてい
る。
【0008】前記粉粒体としては、粒径が0.1〜3m
m程度のプラスチック製品の原料樹脂や再生原料樹脂が
挙げられる。斯かる粉粒体には、上記粒径より小さい微
粉粒が含まれる。
【0009】図示した遠隔操作形ボール弁は、粉粒体の
輸送管路の分岐部に配設される三方弁であり、ボール弁
本体(1)のボディ(1A)には、3つのソケット(1
D)が接続され、かつ、貫通穴(1E)を有するボール
(1B)が上下のステム(1F)、(1G)を介して回
動自在に支持されている。そして、ボール弁本体(1)
は、ボディ(1A)に対してボール(1B)が図3及び
図4に示す二位置に回動操作されることにより、粉粒体
の流路を2方向に切換える様に構成されている。
【0010】ボール弁本体(1)において、ボール(1
B)は、各ソケット(1D)の内端部に装着されたリン
グ状の各シート(1H)に摺接し、ボール(1B)とボ
ディ(1A)の内面との間には、0.2〜0.3mm程
度のクリアランスが形成されている。そして、このクリ
アランス内に圧縮空気を噴射する様に、ボディ(1A)
の上部及び下部には、ボール(1B)の上方に形成され
た空間に連通するエアパージ孔(1C)と、ボール(1
B)の下方に形成された空間に連通するエアパージ孔
(1C)がそれぞれ穿設されている。
【0011】空気圧アクチュエータ(2)は、ラック・
ピニオン形の揺動アクチュエータであり、空気圧によっ
てピストンと共にラックが往復駆動されることにより、
ラックに噛合うピニオン軸(2A)が所定の角度範囲で
軸回りに回動する様に構成されている。そして、空気圧
アクチュエータ(2)のピニオン軸(2A)は、図1に
示す様に、カップリング(2B)を介してボール弁本体
(1)の上方のステム(1F)に連結されている。
【0012】切換弁(3)は、図示省略された制御装置
により切換制御される5ポート2位置の電磁切換弁であ
る。この切換弁(3)は、7kgf/cm2程度の圧縮
空気を供給するエアコンプレッサ(4)に対し、Pポー
トが管路(5A)を介して接続され、空気圧アクチュエ
ータ(2)の2つのポートに対し、Aポート及びBポー
トがそれぞれ管路(5B)、(5C)を介して接続され
ており、2位置の切換えにより空気圧アクチュエータ
(2)の作動を切換える様に構成されている。そして、
排気ポートであるR1ポート及びR2ポートがそれぞれ
管路(5D)、(5E)を介して前記各エアパージ孔
(1C)、(1C)に連通されている。
【0013】次に、以上の様に構成された本発明の遠隔
操作形ボール弁の使用例を説明する。先ず、切換弁
(3)が図1に示す位置に切換操作されると、エアコン
プレッサ(4)から7kgf/cm2程度の圧縮空気が
管路(5A)及び管路(5B)を介して空気圧アクチュ
エータ(2)の右側のポートに供給される。同時に、空
気圧アクチュエータ(2)の左側のポートから排気され
る圧縮空気が管路(5C)及び管路(5E)を介してボ
ール弁本体(1)のボディ(1A)下側のエアパージ孔
(1C)に供給される。これにより、空気圧アクチュエ
ータ(2)のピニオン軸(2A)にステム(1F)が連
結されたボール(1B)は、図3に示す回動位置から所
定角度左回転して図4に示す位置に回動する。その際、
ボール(1B)とボディ(1A)との間のクリアランス
内には、下側のエアパージ孔(1C)から排気である圧
縮空気が噴射され、クリアランス内に侵入しようとする
粉粒体またはその微粉粒が払拭される。
【0014】反対に、切換弁(3)が図1に示す位置か
ら他の位置に切換操作されると、圧縮空気が管路(5
A)及び管路(5C)を介して空気圧アクチュエータ
(2)の左側のポートに供給される。同時に、空気圧ア
クチュエータ(2)の右側のポートから排気される圧縮
空気が管路(5B)及び管路(5D)を介してボディ
(1A)上側のエアパージ孔(1C)に供給される。こ
れにより、ボール(1B)は、図4に示す回動位置から
所定角度右回転して図3に示す位置に回動する。その
際、ボール(1B)とボディ(1A)との間のクリアラ
ンス内には、前記と同様に、上側のエアパージ孔(1
C)から排気である圧縮空気が噴射され、クリアランス
内に侵入しようとする粉粒体またはその微粉粒が払拭さ
れる。
【0015】すなわち、空気圧アクチュエータ(2)の
作動によりボール弁本体(1)のボール(1B)が切換
操作される都度、空気圧アクチュエータ(2)から排気
される圧縮空気が切換弁(3)の排気ポート(E)を経
由してボディ(1A)のエアパージ孔(1C)に噴射さ
れる。そして、噴射された圧縮空気によりボディ(1
A)とボール(1B)との間のクリアランス内に侵入し
ようとする粉粒体またはその微粉粒が払拭される。従っ
て、人手や別途の設備を要することなく粉粒体の詰りに
よるボール(1B)の作動不良を確実に防止することが
出来る。
【0016】なお、本発明の遠隔操作形ボール弁は、ボ
ール弁本体のボディに2つのソケットが接続され、ボー
ルが二位置に回動操作されることによって流路を開閉す
る二方弁として構成されていてもよい。また、空気圧ア
クチュエータとしては、ベーン形、スクリュー形、クラ
ンク形、スコッチヨーク形などの各種の揺動アクチュエ
ータを使用できる。更に、切換弁は、5ポート3位置、
4ポート2位置、4ポート3位置の形式としてもよく、
その切換操作方式を機械式やパイロット式に変更しても
よい。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、空
気圧アクチュエータの作動によりボール弁本体のボール
が切換え操作される都度、空気圧アクチュエータからの
排気される圧縮空気が切換弁の排気ポートからボディの
エアパージ孔に噴射される。そして、噴射された圧縮空
気によりボディとボールとの間のクリアランス内に侵入
しようとする粉粒体またはその微粉粒が払拭される。従
って、人手や別途の設備を要することなく粉粒体の詰り
によるボールの作動不良を確実に防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボール弁本体部分を断面で示した遠隔操作形ボ
ール弁の全体構成図である。
【図2】遠隔操作形ボール弁の概略平面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】ボールの切換操作状態を示す図3に対応した断
面図である。
【符号の説明】
1 :ボール弁本体 1A:ボディ 1B:ボール 1C:エアパージ孔 1D:ソケット 1E:貫通穴 1F:ステム 1G:ステム 1H:シート 2 :空気圧アクチュエータ 2A:ピニオン軸 2B:カップリング 3 :切換弁 4 :エアコンプレッサ 5A:管路 5B:管路 5C:管路 5D:管路 5E:管路 R1:排気ポート R2:排気ポート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディにボールを収容して成るボール弁
    本体と、前記ボールを切換操作する空気圧アクチュエー
    タとを備え、粉粒体の輸送管路に配設される遠隔操作形
    ボール弁において、前記ボール弁本体のボディには、ボ
    ールとの間のクリアランス内に圧縮空気を噴射する清掃
    用のエアパージ孔が設けられ、当該エアパージ孔は、前
    記空気圧アクチュエータの作動を切換える切換弁の排気
    ポートに連通されていることを特徴とする遠隔操作形ボ
    ール弁。
JP9021997A 1997-03-25 1997-03-25 遠隔操作形ボール弁 Withdrawn JPH10267139A (ja)

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JP9021997A JPH10267139A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 遠隔操作形ボール弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300112A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Inax Corp パイロット式バルブ
CN108636670A (zh) * 2018-06-12 2018-10-12 裕东(中山)机械工程有限公司 一种文丘里粉泵可转位清理装置
JP2021032329A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 株式会社日阪製作所 バルブ装置

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Effective date: 20040601