JPH10266160A - 樋門監視システム - Google Patents
樋門監視システムInfo
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- JPH10266160A JPH10266160A JP8558197A JP8558197A JPH10266160A JP H10266160 A JPH10266160 A JP H10266160A JP 8558197 A JP8558197 A JP 8558197A JP 8558197 A JP8558197 A JP 8558197A JP H10266160 A JPH10266160 A JP H10266160A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 河川や湖沼などの築堤に設置される樋門の監
視システムに関し、携帯電話回線を利用して、遠く離れ
た場所から樋門の状況をリアルタイムに検出して監視す
るとともに、遠く離れた場所から遠隔操作によって樋門
を自在に開閉できるようにした樋門監視システムを提供
する。 【解決手段】 各種のセンサ6,7,8を用いて樋門5
の状態を検出するとともに、樋門5の開閉操作を行なう
データ監視装置10と、該データ監視装置10と携帯電
話回線16を介して無線で結ばれ、データ監視装置10
から送られてくる樋門5の各種検出データを所定の方法
で表示するとともに、樋門5の開閉指示信号を携帯電話
回線16を介してデータ監視装置10へ送出する遠隔監
視装置15とから構成した。さらに、遠隔監視装置15
を携帯型パソコンで構成するとともに、データ監視装置
10の電源を太陽電池13と充電式バッテリーで構成し
た。
視システムに関し、携帯電話回線を利用して、遠く離れ
た場所から樋門の状況をリアルタイムに検出して監視す
るとともに、遠く離れた場所から遠隔操作によって樋門
を自在に開閉できるようにした樋門監視システムを提供
する。 【解決手段】 各種のセンサ6,7,8を用いて樋門5
の状態を検出するとともに、樋門5の開閉操作を行なう
データ監視装置10と、該データ監視装置10と携帯電
話回線16を介して無線で結ばれ、データ監視装置10
から送られてくる樋門5の各種検出データを所定の方法
で表示するとともに、樋門5の開閉指示信号を携帯電話
回線16を介してデータ監視装置10へ送出する遠隔監
視装置15とから構成した。さらに、遠隔監視装置15
を携帯型パソコンで構成するとともに、データ監視装置
10の電源を太陽電池13と充電式バッテリーで構成し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川や湖沼などの
築堤に設置される樋門の監視システムに関する。
築堤に設置される樋門の監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】河川や湖沼などの築堤には、河川や湖沼
に流れ込む水路や河川や湖沼から流れだす水路が設けら
れており、これら水路の流入口部分には増水による逆流
などを防止するための開閉式の樋門が設けられている。
一般に、この水路の樋門は操作のタイミングを得るため
に、管理人が現場において直接状況を確認しながら経験
と勘によって手動で操作することが多い。このため、従
来においては誤って操作したり、あるいは樋門の設置場
所によっては操作が間に合わなかったり、さらに、気象
条件によっては現場に近づくことさえ危険な場合があっ
た。
に流れ込む水路や河川や湖沼から流れだす水路が設けら
れており、これら水路の流入口部分には増水による逆流
などを防止するための開閉式の樋門が設けられている。
一般に、この水路の樋門は操作のタイミングを得るため
に、管理人が現場において直接状況を確認しながら経験
と勘によって手動で操作することが多い。このため、従
来においては誤って操作したり、あるいは樋門の設置場
所によっては操作が間に合わなかったり、さらに、気象
条件によっては現場に近づくことさえ危険な場合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解決するためになされたもので、携帯電話回線
を利用して、遠く離れた場所から樋門の状況をリアルタ
イムに検出して監視できるようにするとともに、遠く離
れた場所から遠隔操作によって樋門を自在に開閉できる
ようにした樋門監視システムを提供することを目的とす
る。
な問題を解決するためになされたもので、携帯電話回線
を利用して、遠く離れた場所から樋門の状況をリアルタ
イムに検出して監視できるようにするとともに、遠く離
れた場所から遠隔操作によって樋門を自在に開閉できる
ようにした樋門監視システムを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の樋門監視システムは、樋門側に設置
され、各種のセンサを用いて水位,流向,樋門開度など
の所望のデータを検出し、携帯電話回線を通じて遠隔監
視装置側に伝送するとともに、携帯電話回線を通じて遠
隔監視装置から送られてくる樋門の開閉指示信号に基づ
いて樋門の開閉操作を行なうデータ監視装置と、該デー
タ監視装置と携帯電話回線を介して結ばれ、携帯電話回
線を通じて送られてくる前記各種の検出データを所定の
方法で表示するとともに、携帯電話回線を通じて樋門の
開閉指示信号を前記データ監視装置へ送出する遠隔監視
装置とからなることを特徴とするものである。
め、請求項1記載の樋門監視システムは、樋門側に設置
され、各種のセンサを用いて水位,流向,樋門開度など
の所望のデータを検出し、携帯電話回線を通じて遠隔監
視装置側に伝送するとともに、携帯電話回線を通じて遠
隔監視装置から送られてくる樋門の開閉指示信号に基づ
いて樋門の開閉操作を行なうデータ監視装置と、該デー
タ監視装置と携帯電話回線を介して結ばれ、携帯電話回
線を通じて送られてくる前記各種の検出データを所定の
方法で表示するとともに、携帯電話回線を通じて樋門の
開閉指示信号を前記データ監視装置へ送出する遠隔監視
装置とからなることを特徴とするものである。
【0005】また、請求項2記載の樋門監視システム
は、前記遠隔監視装置を携帯型パソコンで構成したこと
を特徴とするものである。
は、前記遠隔監視装置を携帯型パソコンで構成したこと
を特徴とするものである。
【0006】また、請求項3記載の樋門監視システム
は、前記データ監視装置の電源を太陽電池と充電式バッ
テリーで構成したことを特徴とするものである。
は、前記データ監視装置の電源を太陽電池と充電式バッ
テリーで構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の樋門監視システムの場合、樋門
側と観測地点側を携帯電話回線で結ぶことにより、遠隔
の地から樋門の状態をリアルタイムに検出して監視し、
遠隔の地から樋門を直接開閉操作することができる。こ
のため、緊急時などにおいても樋門の開閉を迅速かつ確
実に行なうことができる。
側と観測地点側を携帯電話回線で結ぶことにより、遠隔
の地から樋門の状態をリアルタイムに検出して監視し、
遠隔の地から樋門を直接開閉操作することができる。こ
のため、緊急時などにおいても樋門の開閉を迅速かつ確
実に行なうことができる。
【0008】請求項2記載の樋門監視システムの場合、
遠隔監視装置を携帯型パソコンにて構成しているので、
持ち運びが簡単となり、携帯電話回線がつながる限り、
どのような場所からでも樋門側のデータ監視装置にアク
セスして樋門の状態を監視することができる。
遠隔監視装置を携帯型パソコンにて構成しているので、
持ち運びが簡単となり、携帯電話回線がつながる限り、
どのような場所からでも樋門側のデータ監視装置にアク
セスして樋門の状態を監視することができる。
【0009】請求項3記載の樋門監視システムの場合、
太陽電池と充電式バッテリーによってデータ監視装置に
電源を供給しているので、商用電源を引き込むことので
きない人里離れた場所の樋門であっても監視することが
できる。また、停電の心配がないので、暴風あるいは台
風などの悪気象条件下にあっても樋門の開閉を確実に行
なわせることができる。
太陽電池と充電式バッテリーによってデータ監視装置に
電源を供給しているので、商用電源を引き込むことので
きない人里離れた場所の樋門であっても監視することが
できる。また、停電の心配がないので、暴風あるいは台
風などの悪気象条件下にあっても樋門の開閉を確実に行
なわせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る樋門
監視システムの一実施の形態を示す全体構成図である。
図において、1は河川2に沿って築かれた築堤、3はこ
の築堤1を貫通して河川2に流れ込む水路であり、この
水路3は例えば河川増水時の水量調整を行なう遊水池あ
るいは堤内水路17などにつながっている。河川2から
水路3への出入り口には樋門設置用のコンクリート門柱
4が築かれており、このコンクリート門柱4の開口部に
河川2と水路3との間を仕切る樋門5が昇降自在に取り
付けられている。以上述べた構造は周知の樋門構造であ
る。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る樋門
監視システムの一実施の形態を示す全体構成図である。
図において、1は河川2に沿って築かれた築堤、3はこ
の築堤1を貫通して河川2に流れ込む水路であり、この
水路3は例えば河川増水時の水量調整を行なう遊水池あ
るいは堤内水路17などにつながっている。河川2から
水路3への出入り口には樋門設置用のコンクリート門柱
4が築かれており、このコンクリート門柱4の開口部に
河川2と水路3との間を仕切る樋門5が昇降自在に取り
付けられている。以上述べた構造は周知の樋門構造であ
る。
【0011】本発明は、上記のような樋門構造におい
て、携帯電話回線を利用して、遠く離れた場所から樋門
5の状況をリアルタイムに検出して監視するとともに、
遠く離れた場所から樋門5を自在に開閉操作できるよう
にした樋門監視システムを実現したものである。
て、携帯電話回線を利用して、遠く離れた場所から樋門
5の状況をリアルタイムに検出して監視するとともに、
遠く離れた場所から樋門5を自在に開閉操作できるよう
にした樋門監視システムを実現したものである。
【0012】すなわち、本発明は、このようなシステム
を実現するために、樋門5側に位置して、河川2の水位
(以下「外水位」という)を検出する外水位センサ6
と、水路3に連なる遊水池あるいは堤内水路17との水
位(以下「内水位」という)を検出する内水位センサ7
と、水路3の流れの向きを検出する水流センサ8と、樋
門5を昇降するための電動式巻上機9と、データ監視装
置10と、警告放送用のスピーカ11と、携帯電話機用
のアンテナ12と、電源用の太陽電池13とを設けると
ともに、樋門5から遠く離れた任意の観測地点に位置し
て、携帯電話機14と、ノートパソコンなどの持ち運び
簡単な携帯型パソコンから構成された遠隔監視装置15
を設置し、この遠く離れた観測地点側の遠隔監視装置1
5と前記樋門5側のデータ監視装置10との間をNTT
などの携帯電話回線16を利用して無線でつないだもの
である。
を実現するために、樋門5側に位置して、河川2の水位
(以下「外水位」という)を検出する外水位センサ6
と、水路3に連なる遊水池あるいは堤内水路17との水
位(以下「内水位」という)を検出する内水位センサ7
と、水路3の流れの向きを検出する水流センサ8と、樋
門5を昇降するための電動式巻上機9と、データ監視装
置10と、警告放送用のスピーカ11と、携帯電話機用
のアンテナ12と、電源用の太陽電池13とを設けると
ともに、樋門5から遠く離れた任意の観測地点に位置し
て、携帯電話機14と、ノートパソコンなどの持ち運び
簡単な携帯型パソコンから構成された遠隔監視装置15
を設置し、この遠く離れた観測地点側の遠隔監視装置1
5と前記樋門5側のデータ監視装置10との間をNTT
などの携帯電話回線16を利用して無線でつないだもの
である。
【0013】前記データ監視装置10は、図2に示すよ
うに、携帯電話回線16に接続された携帯電話機101
と、データ送受信部102と、制御処理部103と、シ
ーケンサ104、充電式バッテリー105、充電監視回
路106、音声警告出力回路107とから構成されてい
る。
うに、携帯電話回線16に接続された携帯電話機101
と、データ送受信部102と、制御処理部103と、シ
ーケンサ104、充電式バッテリー105、充電監視回
路106、音声警告出力回路107とから構成されてい
る。
【0014】データ送受信部102は、データの送受信
を制御するための回路であって、観測地点側からの呼出
信号を受信した時に起動し、データ監視装置10内の全
回路に電源を供給開始し、観測地点側からの指示動作に
備えるものである。制御処理部103は、シーケンサ1
04で収集された種々の検出データをデータ送受信部1
02を通じて観測地点側に送信するとともに、観測地点
側から送られてくる信号やデータを解析し、樋門開閉な
どの対応する処理動作を行なわせるための回路である。
を制御するための回路であって、観測地点側からの呼出
信号を受信した時に起動し、データ監視装置10内の全
回路に電源を供給開始し、観測地点側からの指示動作に
備えるものである。制御処理部103は、シーケンサ1
04で収集された種々の検出データをデータ送受信部1
02を通じて観測地点側に送信するとともに、観測地点
側から送られてくる信号やデータを解析し、樋門開閉な
どの対応する処理動作を行なわせるための回路である。
【0015】シーケンサ104は、前記各センサ6〜8
の検出データ、樋門5の開度データ、充電式バッテリー
105の充電状態データなどの各種の検出データを収集
して制御処理部103に送るとともに、観測地点側から
送られてきた開閉指示信号に従って電動式巻上機9を駆
動し、樋門5の開閉を行なわせるための回路である。
の検出データ、樋門5の開度データ、充電式バッテリー
105の充電状態データなどの各種の検出データを収集
して制御処理部103に送るとともに、観測地点側から
送られてきた開閉指示信号に従って電動式巻上機9を駆
動し、樋門5の開閉を行なわせるための回路である。
【0016】充電監視回路106は、充電式バッテリー
105の充電状態を監視する回路である。音声警告出力
回路107は、制御処理部103の制御指令に基づいて
内蔵メモリあるいはテープなどに格納した警告用の音声
データや音声信号(例えば「樋門を運転します! 遊水
池あるいは堤内水路にいる人は危険ですから非難して下
さい!」など)を読み出し、スピーカ11から鳴らし、
樋門作動時の危険を知らせる回路である。
105の充電状態を監視する回路である。音声警告出力
回路107は、制御処理部103の制御指令に基づいて
内蔵メモリあるいはテープなどに格納した警告用の音声
データや音声信号(例えば「樋門を運転します! 遊水
池あるいは堤内水路にいる人は危険ですから非難して下
さい!」など)を読み出し、スピーカ11から鳴らし、
樋門作動時の危険を知らせる回路である。
【0017】一方、観測地点側に用意される遠隔監視装
置15は、前述したように持ち運びに便利なノートパソ
コンなどで構成されており、後述する動作説明で述べる
ような樋門監視のための所望の処理動作を実現する処理
プログラムを備えている。
置15は、前述したように持ち運びに便利なノートパソ
コンなどで構成されており、後述する動作説明で述べる
ような樋門監視のための所望の処理動作を実現する処理
プログラムを備えている。
【0018】なお、前記樋門側と観測地点側を結ぶ携帯
電話回線16としては、デジタル回線あるいはアナログ
回線のいずれでも用いることができるが、データ伝送と
相性のよいデジタル回線を用いることがより好ましい。
電話回線16としては、デジタル回線あるいはアナログ
回線のいずれでも用いることができるが、データ伝送と
相性のよいデジタル回線を用いることがより好ましい。
【0019】次に、図3のフローチャートを参照して、
前記樋門監視システムの動作を説明する。なお、樋門5
側に設置されたデータ監視装置10の携帯電話機101
は24時間受信待ちの状態にセットされており、観測地
点側の遠隔監視装置15から呼び出しがあった時に即時
に応答できるように設定されている。また、樋門5には
それぞれの樋門固有のパスワードが設定されており、間
違えて他の樋門を操作することがないように設定されて
いる。
前記樋門監視システムの動作を説明する。なお、樋門5
側に設置されたデータ監視装置10の携帯電話機101
は24時間受信待ちの状態にセットされており、観測地
点側の遠隔監視装置15から呼び出しがあった時に即時
に応答できるように設定されている。また、樋門5には
それぞれの樋門固有のパスワードが設定されており、間
違えて他の樋門を操作することがないように設定されて
いる。
【0020】まず、観測地点側の携帯電話機14から樋
門5側のデータ監視装置10の携帯電話機101に対し
て電話し、観測地点側と樋門5側を携帯電話回線16で
接続する。データ監視装置10のデータ送受信部102
は、24時間受信待ち状態にセットされているので、観
測地点側からの着信があると直ちに起動し(図3のステ
ップS1)、データ監視装置10内の全回路に電源を供
給開始する(ステップS2)。
門5側のデータ監視装置10の携帯電話機101に対し
て電話し、観測地点側と樋門5側を携帯電話回線16で
接続する。データ監視装置10のデータ送受信部102
は、24時間受信待ち状態にセットされているので、観
測地点側からの着信があると直ちに起動し(図3のステ
ップS1)、データ監視装置10内の全回路に電源を供
給開始する(ステップS2)。
【0021】次いで、観測地点側の携帯電話機14から
電話した樋門5のパスワード、例えば「*AB123」
などを送信する。樋門5側の制御処理部102はこの送
られてきたパスワードを読み込んで(ステップS3)、
予めメモリに内蔵している自己のパスワードと照合し、
パスワードが一致しているか否かを確認する(ステップ
S4)。もし、パスワードが一致していない場合には、
観測地点側にパスワード不一致信号を送り返し(ステッ
プS5)、正しいパスワードの再入力を促す。これによ
り、間違い電話などによって樋門が誤操作されることを
防止している。
電話した樋門5のパスワード、例えば「*AB123」
などを送信する。樋門5側の制御処理部102はこの送
られてきたパスワードを読み込んで(ステップS3)、
予めメモリに内蔵している自己のパスワードと照合し、
パスワードが一致しているか否かを確認する(ステップ
S4)。もし、パスワードが一致していない場合には、
観測地点側にパスワード不一致信号を送り返し(ステッ
プS5)、正しいパスワードの再入力を促す。これによ
り、間違い電話などによって樋門が誤操作されることを
防止している。
【0022】一方、パスワードが一致した場合には、ス
テップS6において観測地点側から信号が送られてきた
か否かを監視し、信号が送られてきていない場合には
(ステップS6のN側)、次のようにして樋門5の検出
データの収集動作を行ない、この収集した検出データを
観測地点側に送信する。
テップS6において観測地点側から信号が送られてきた
か否かを監視し、信号が送られてきていない場合には
(ステップS6のN側)、次のようにして樋門5の検出
データの収集動作を行ない、この収集した検出データを
観測地点側に送信する。
【0023】すなわち、データ送受信部102において
観測地点側から何らの信号も送られてきていないことが
確認されると(ステップS6のN側)、シーケンサ10
4は、例えば、まず最初に、外水位センサ6の外水位デ
ータL1 と、内水位センサ7の内水位データL2 を収集
し(ステップS7)、制御処理部103に送る。
観測地点側から何らの信号も送られてきていないことが
確認されると(ステップS6のN側)、シーケンサ10
4は、例えば、まず最初に、外水位センサ6の外水位デ
ータL1 と、内水位センサ7の内水位データL2 を収集
し(ステップS7)、制御処理部103に送る。
【0024】制御処理部103は、この水位データ
L1 ,L2 とを比較し(ステップS8,S9)、L1 −
L2 <0の場合には水の流れは水路3から河川2へ向か
う状態であると判定し(ステップS10)、また、L1
−L2 ≧0の場合には水の流れは河川2から水路3へ向
かう状態であると判定し(ステップS11)、その時の
流向状態を検出する(ステップS12)。そして、これ
ら得られた水位データL1,L2 および流向データを、
データ送受信部102、携帯電話機101、携帯電話回
線16を介して観測地点側に送信する(ステップS1
3)。
L1 ,L2 とを比較し(ステップS8,S9)、L1 −
L2 <0の場合には水の流れは水路3から河川2へ向か
う状態であると判定し(ステップS10)、また、L1
−L2 ≧0の場合には水の流れは河川2から水路3へ向
かう状態であると判定し(ステップS11)、その時の
流向状態を検出する(ステップS12)。そして、これ
ら得られた水位データL1,L2 および流向データを、
データ送受信部102、携帯電話機101、携帯電話回
線16を介して観測地点側に送信する(ステップS1
3)。
【0025】制御処理部103は、同様のデータ収集動
作を繰り返し(ステップS14のN側)、水流センサ8
の水流データ(ステップS15)、電動式巻上機9の回
転位置から得られる樋門5の開度データ(ステップS1
6)、充電監視回路106から得られる充電式バッテリ
ー105の充電状態データ(ステップS17)などを収
集し、これらの検出データを観測地点側に次々と送信す
る(ステップS13,S14)。
作を繰り返し(ステップS14のN側)、水流センサ8
の水流データ(ステップS15)、電動式巻上機9の回
転位置から得られる樋門5の開度データ(ステップS1
6)、充電監視回路106から得られる充電式バッテリ
ー105の充電状態データ(ステップS17)などを収
集し、これらの検出データを観測地点側に次々と送信す
る(ステップS13,S14)。
【0026】そして、これらの各検出データの送信を完
了すると(ステップS14のY側)、携帯電話回線16
が切断されたか否かを確認した後(ステップS21)、
回線が切断されていない場合には、再びステップS6へ
戻って前記の動作を繰り返す(ステップS21のN
側)。また、回線が切断されている場合には、処理はス
テップS22に移行し、データ監視装置10の電源をオ
フしてすべての処理を終了する。
了すると(ステップS14のY側)、携帯電話回線16
が切断されたか否かを確認した後(ステップS21)、
回線が切断されていない場合には、再びステップS6へ
戻って前記の動作を繰り返す(ステップS21のN
側)。また、回線が切断されている場合には、処理はス
テップS22に移行し、データ監視装置10の電源をオ
フしてすべての処理を終了する。
【0027】前記のようにして携帯電話回線16を介し
て樋門5側から送られてくる検出データは、観測地点側
の携帯電話機14で受信された後、ノートパソコンなど
からなる遠隔監視装置15に送られ、遠隔監視装置15
の画面上に所望の形式で表示される。したがって,樋門
の管理者は、この遠隔監視装置15の画面上に表示され
る各種の検出データを見ることにより、樋門5の状態を
遠く離れた場所においてリアルタイムに知ることができ
る。
て樋門5側から送られてくる検出データは、観測地点側
の携帯電話機14で受信された後、ノートパソコンなど
からなる遠隔監視装置15に送られ、遠隔監視装置15
の画面上に所望の形式で表示される。したがって,樋門
の管理者は、この遠隔監視装置15の画面上に表示され
る各種の検出データを見ることにより、樋門5の状態を
遠く離れた場所においてリアルタイムに知ることができ
る。
【0028】さらに、遠隔監視装置15に音声合成回路
などが備えられている場合には、データを画面表示する
だけでなく、例えば「河川の水位は、○m○○cmで
す。」などのように音声によっても報知することができ
る。なお、この送られてきた検出データは遠隔監視装置
15の内蔵ハードディスクあるいは外部記憶装置などに
格納され、過去の経過情報や将来にわたる管理情報とし
てデータベース化して保存される。
などが備えられている場合には、データを画面表示する
だけでなく、例えば「河川の水位は、○m○○cmで
す。」などのように音声によっても報知することができ
る。なお、この送られてきた検出データは遠隔監視装置
15の内蔵ハードディスクあるいは外部記憶装置などに
格納され、過去の経過情報や将来にわたる管理情報とし
てデータベース化して保存される。
【0029】そして、前記遠隔監視装置15の画面によ
って樋門の状態を監視している樋門管理者が、例えば、
河川2の水位が警告水位以上に増水したために樋門5を
全閉して河川2の水が堤内水路17に逆流するのを防止
した方がよいと判断した場合、樋門管理者は遠隔監視装
置15のキーボードなどを操作し、樋門5の全閉信号を
送出する。この全閉信号は、携帯電話機14,携帯電話
回線16を通じて樋門5側に送信される。なお、前記樋
門の開閉指示信号としては、全閉信号の他、全開信号、
任意開度信号、停止信号など、樋門5の開閉操作に必要
な種々の指示信号が用意されている。
って樋門の状態を監視している樋門管理者が、例えば、
河川2の水位が警告水位以上に増水したために樋門5を
全閉して河川2の水が堤内水路17に逆流するのを防止
した方がよいと判断した場合、樋門管理者は遠隔監視装
置15のキーボードなどを操作し、樋門5の全閉信号を
送出する。この全閉信号は、携帯電話機14,携帯電話
回線16を通じて樋門5側に送信される。なお、前記樋
門の開閉指示信号としては、全閉信号の他、全開信号、
任意開度信号、停止信号など、樋門5の開閉操作に必要
な種々の指示信号が用意されている。
【0030】樋門5側のデータ監視装置10は前記全閉
信号を受信すると、処理をステップS18側に移行する
(ステップS6のY側)。そして、データ監視装置10
内の制御処理部103は、まず音声警告出力回路107
を起動し、スピーカ11から樋門5が開かれる旨の警告
放送、例えば「樋門を運転します! 樋門の近くにいる
人は危険ですから離れて下さい!」などの放送を流す。
そして、所定の時間が経過した後、シーケンサ104に
樋門5の開閉操作信号を出力する(ステップS19)。
信号を受信すると、処理をステップS18側に移行する
(ステップS6のY側)。そして、データ監視装置10
内の制御処理部103は、まず音声警告出力回路107
を起動し、スピーカ11から樋門5が開かれる旨の警告
放送、例えば「樋門を運転します! 樋門の近くにいる
人は危険ですから離れて下さい!」などの放送を流す。
そして、所定の時間が経過した後、シーケンサ104に
樋門5の開閉操作信号を出力する(ステップS19)。
【0031】シーケンサ104は前記開閉操作信号を受
けると、電動式巻上機9の電動モータを回転駆動し(ス
テップS20)、樋門5を下降せしめて河川2と水路3
の連通口部を全閉する。この樋門5の開閉状態は、電動
式巻上機9に組み込まれたエンコーダなどの回転センサ
で読み取られ、シーケンサ104,制御処理部103を
通じて観測地点側に送り返され、観測地点側の遠隔監視
装置15の画面上に樋門5の開閉状況がリアルタイムに
表示される。したがって、樋門管理者はこの開閉状況を
見ながら樋門5の開閉操作を行なうことができ、極めて
正確かつ確実に樋門5を開閉操作することができる。
けると、電動式巻上機9の電動モータを回転駆動し(ス
テップS20)、樋門5を下降せしめて河川2と水路3
の連通口部を全閉する。この樋門5の開閉状態は、電動
式巻上機9に組み込まれたエンコーダなどの回転センサ
で読み取られ、シーケンサ104,制御処理部103を
通じて観測地点側に送り返され、観測地点側の遠隔監視
装置15の画面上に樋門5の開閉状況がリアルタイムに
表示される。したがって、樋門管理者はこの開閉状況を
見ながら樋門5の開閉操作を行なうことができ、極めて
正確かつ確実に樋門5を開閉操作することができる。
【0032】なお、上記した本発明の樋門監視システム
は、樋門5側のデータ監視装置10の主電源として、太
陽電池13と充電式バッテリー105を用いている。こ
れは、樋門5側に設置されるデータ監視装置10は、通
常、樋門5の設置されたコンクリート門柱5上などに設
置されるため、商用電源を引き込むことができない場合
があり、またたとえ商用電源を引くことが出きたとして
も、例えば台風などの場合には停電などによってデータ
監視装置10が作動できなくなる恐れがあり、このよう
な不測の事故を防止するためである。商用電源を引き込
むことができる場合には、通常時においては商用電源を
用い、停電などの非常時に充電式バッテリー側に切り換
えて電源を供給するように構成してもよいものである。
は、樋門5側のデータ監視装置10の主電源として、太
陽電池13と充電式バッテリー105を用いている。こ
れは、樋門5側に設置されるデータ監視装置10は、通
常、樋門5の設置されたコンクリート門柱5上などに設
置されるため、商用電源を引き込むことができない場合
があり、またたとえ商用電源を引くことが出きたとして
も、例えば台風などの場合には停電などによってデータ
監視装置10が作動できなくなる恐れがあり、このよう
な不測の事故を防止するためである。商用電源を引き込
むことができる場合には、通常時においては商用電源を
用い、停電などの非常時に充電式バッテリー側に切り換
えて電源を供給するように構成してもよいものである。
【0033】また、本発明の樋門監視システムにおい
て、樋門側と観測地点側を結ぶ通信回線に携帯電話回線
を用いたのは、前述した電源の場合と同様に、有線電話
回線を樋門5の位置まで引き込むことは難しい場合が多
く、たとえ有線電話回線を引くことが出きたとしても、
肝心なときに電話回線の断線などによってデータ監視装
置10が作動できなくなることを防止するためである。
て、樋門側と観測地点側を結ぶ通信回線に携帯電話回線
を用いたのは、前述した電源の場合と同様に、有線電話
回線を樋門5の位置まで引き込むことは難しい場合が多
く、たとえ有線電話回線を引くことが出きたとしても、
肝心なときに電話回線の断線などによってデータ監視装
置10が作動できなくなることを防止するためである。
【0034】また、前記観測地点側の携帯電話機14と
して、データ通信対応型の携帯電話機を用いた場合に
は、樋門5側から送られてくる各種の検出データを当該
携帯電話機のディスプレイ画面上に直接表示することも
可能である。この場合において、携帯電話機が音声合成
回路などを備えていれば、データの表示とともに、該表
示データを音声で読み上げるように構成することもでき
る。したがって、樋門5の開閉操作を行なわず、ただ単
に樋門5の状態監視だけを行なう場合には、遠隔監視装
置15を用いることなく、携帯電話機14だけで樋門5
の状態監視を行なうことも可能である。
して、データ通信対応型の携帯電話機を用いた場合に
は、樋門5側から送られてくる各種の検出データを当該
携帯電話機のディスプレイ画面上に直接表示することも
可能である。この場合において、携帯電話機が音声合成
回路などを備えていれば、データの表示とともに、該表
示データを音声で読み上げるように構成することもでき
る。したがって、樋門5の開閉操作を行なわず、ただ単
に樋門5の状態監視だけを行なう場合には、遠隔監視装
置15を用いることなく、携帯電話機14だけで樋門5
の状態監視を行なうことも可能である。
【0035】また、前記の例では、樋門5の検出データ
として、外水位、内水位、流向、流速、樋門開度などを
採用したが、樋門5の検出データはこれらに限られるも
のではなく、監視目的に応じて所望のデータを採用し得
ることは当然である。
として、外水位、内水位、流向、流速、樋門開度などを
採用したが、樋門5の検出データはこれらに限られるも
のではなく、監視目的に応じて所望のデータを採用し得
ることは当然である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によるときは、樋門側に設置され、各種のセンサを用
いて水位,流向,樋門開度などの所望のデータを検出
し、携帯電話回線を通じて遠隔監視装置側に伝送すると
ともに、携帯電話回線を通じて遠隔監視装置から送られ
てくる樋門の開閉指示信号に基づいて樋門の開閉操作を
行なうデータ監視装置と、該データ監視装置と携帯電話
回線を介して結ばれ、携帯電話回線を通じて送られてく
る前記各種の検出データを所定の方法で表示するととも
に、携帯電話回線を通じて樋門の開閉指示信号を前記デ
ータ監視装置へ送出する遠隔監視装置とから構成したの
で、遠く離れた場所から樋門の状況をリアルタイムに検
出して監視するとともに、遠く離れた場所から遠隔操作
によって樋門を自在に開閉することができる。また、樋
門側のデータ監視装置と観測地点側の遠隔監視装置との
間を携帯電話回線で結んているので、有線電話回線のよ
うに風雪などで回線が切断してつながらなくなるという
ようなこともなくなり、システムとしての信頼性を向上
することができる。さらに、携帯電話が通じる限り、ど
のような人里離れた場所の樋門であっても適用すること
ができ、柔軟性に富む樋門監視システムを提供すること
ができる。
明によるときは、樋門側に設置され、各種のセンサを用
いて水位,流向,樋門開度などの所望のデータを検出
し、携帯電話回線を通じて遠隔監視装置側に伝送すると
ともに、携帯電話回線を通じて遠隔監視装置から送られ
てくる樋門の開閉指示信号に基づいて樋門の開閉操作を
行なうデータ監視装置と、該データ監視装置と携帯電話
回線を介して結ばれ、携帯電話回線を通じて送られてく
る前記各種の検出データを所定の方法で表示するととも
に、携帯電話回線を通じて樋門の開閉指示信号を前記デ
ータ監視装置へ送出する遠隔監視装置とから構成したの
で、遠く離れた場所から樋門の状況をリアルタイムに検
出して監視するとともに、遠く離れた場所から遠隔操作
によって樋門を自在に開閉することができる。また、樋
門側のデータ監視装置と観測地点側の遠隔監視装置との
間を携帯電話回線で結んているので、有線電話回線のよ
うに風雪などで回線が切断してつながらなくなるという
ようなこともなくなり、システムとしての信頼性を向上
することができる。さらに、携帯電話が通じる限り、ど
のような人里離れた場所の樋門であっても適用すること
ができ、柔軟性に富む樋門監視システムを提供すること
ができる。
【0037】また、請求項2記載の発明によるときは、
遠隔監視装置を携帯型パソコンで構成したので、持ち運
びが簡単となり、携帯電話回線がつながる限り、どのよ
うな場所からでも樋門側のデータ監視装置にアクセスし
て樋門の状態をリアルタイムに監視することができる。
このため、システムとしての機動性が向上し、緊急時や
災害時において特に効果を発揮することができる。
遠隔監視装置を携帯型パソコンで構成したので、持ち運
びが簡単となり、携帯電話回線がつながる限り、どのよ
うな場所からでも樋門側のデータ監視装置にアクセスし
て樋門の状態をリアルタイムに監視することができる。
このため、システムとしての機動性が向上し、緊急時や
災害時において特に効果を発揮することができる。
【0038】また、請求項3記載の発明によるときは、
データ監視装置の電源を太陽電池と充電式バッテリーで
構成したので、商用電源を引き込むことのできない人里
離れた場所の樋門であっても適用することができる。ま
た、停電の心配がないので、悪気象条件下にあっても樋
門の開閉動作を確実に行なわせることができ、安全性に
優れた樋門監視システムを提供することができる。
データ監視装置の電源を太陽電池と充電式バッテリーで
構成したので、商用電源を引き込むことのできない人里
離れた場所の樋門であっても適用することができる。ま
た、停電の心配がないので、悪気象条件下にあっても樋
門の開閉動作を確実に行なわせることができ、安全性に
優れた樋門監視システムを提供することができる。
【図1】本発明に係る樋門監視システムの一実施の形態
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図2】データ監視装置の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】前記実施形態の動作のフローチャートである。
1 築堤 2 河川 3 水路 4 コンクリート門柱 5 樋門 6 外水位センサ 7 内水位センサ 8 水流センサ 9 電動式巻上げ機 10 データ監視装置 11 スピーカ 12 アンテナ 13 太陽電池 14 携帯電話機 15 遠隔監視装置 16 携帯電話回線 17 遊水池あるいは堤内水路 101 携帯電話機 102 データ送受信部 103 制御処理部 104 シーケンサ 105 充電式バッテリー 106 充電監視回路 107 音声警告出力回路
Claims (3)
- 【請求項1】 樋門側に設置され、各種のセンサを用い
て水位,流向,樋門開度などの所望のデータを検出し、
携帯電話回線を通じて遠隔監視装置側に伝送するととも
に、携帯電話回線を通じて遠隔監視装置から送られてく
る樋門の開閉指示信号に基づいて樋門の開閉操作を行な
うデータ監視装置と、 該データ監視装置と携帯電話回線を介して結ばれ、携帯
電話回線を通じて送られてくる前記各種の検出データを
所定の方法で表示するとともに、携帯電話回線を通じて
樋門の開閉指示信号を前記データ監視装置へ送出する遠
隔監視装置とからなることを特徴とする樋門監視システ
ム。 - 【請求項2】 前記遠隔監視装置を携帯型パソコンで構
成したことを特徴とする請求項1記載の樋門監視システ
ム。 - 【請求項3】 前記データ監視装置の電源を太陽電池と
充電式バッテリーで構成したことを特徴とする請求項1
または2記載の樋門監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8558197A JPH10266160A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 樋門監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8558197A JPH10266160A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 樋門監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266160A true JPH10266160A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13862789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8558197A Pending JPH10266160A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 樋門監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10266160A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100624538B1 (ko) | 2006-02-13 | 2006-09-15 | 한국농촌공사 | 물 수요 중심 용수 공급 시스템 |
KR100804743B1 (ko) | 2007-01-31 | 2008-02-19 | 주식회사 일산이엔씨 | 맨홀 장치의 수문 개폐 여부에 따른 감시 시스템 |
KR100920684B1 (ko) | 2009-04-09 | 2009-10-09 | 윤주섭 | 무인 완전자동화 하천수문 개폐시스템 |
CN102183934A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-14 | 唐山现代工控技术有限公司 | 一种水利闸门的控制方法及装置 |
JP2013076303A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 波力低減構造 |
WO2023205421A1 (en) * | 2022-04-21 | 2023-10-26 | Ludlum Measurements, Inc. | Systems and methods to reversibly span a surface of a waterway |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8558197A patent/JPH10266160A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100624538B1 (ko) | 2006-02-13 | 2006-09-15 | 한국농촌공사 | 물 수요 중심 용수 공급 시스템 |
KR100804743B1 (ko) | 2007-01-31 | 2008-02-19 | 주식회사 일산이엔씨 | 맨홀 장치의 수문 개폐 여부에 따른 감시 시스템 |
KR100920684B1 (ko) | 2009-04-09 | 2009-10-09 | 윤주섭 | 무인 완전자동화 하천수문 개폐시스템 |
CN102183934A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-14 | 唐山现代工控技术有限公司 | 一种水利闸门的控制方法及装置 |
JP2013076303A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 波力低減構造 |
WO2023205421A1 (en) * | 2022-04-21 | 2023-10-26 | Ludlum Measurements, Inc. | Systems and methods to reversibly span a surface of a waterway |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |