JPH096414A - 水門開閉装置 - Google Patents

水門開閉装置

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JPH096414A
JPH096414A JP14783595A JP14783595A JPH096414A JP H096414 A JPH096414 A JP H096414A JP 14783595 A JP14783595 A JP 14783595A JP 14783595 A JP14783595 A JP 14783595A JP H096414 A JPH096414 A JP H096414A
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JP14783595A
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Kazuo Furukawa
一夫 古川
Masaru Kobiyama
勝 小桧山
Isahiro Hoshi
勇広 星
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Tamagawa Engineering Co Ltd
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Tamagawa Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信回線が途絶えた場合にも、その間の河川
の水量変化過程および自動制御による水門の動作を確認
することができる水門開閉装置を提供する。 【構成】 センサ4と、水門10を開閉する水門制御機
構6と、センサ4および水門制御機構6に接続された子
局装置1と、子局装置1に通信回線を通じて接続された
親局装置2とを具備する。子局装置1は、河川データを
算出する子局側データ処理部22Aと、河川データおよ
び制御データを記憶する子局側記憶手段26Aと、親局
装置1との間でデータの送受を行う子局側通信制御手段
28A,30A,32Aとを具備する。親局装置2は、
子局装置1との間でデータの送受を行う親局側通信制御
手段28B,30B,32Bと、河川データおよび一定
の制御法則に基づいて制御データを出力する親局側デー
タ処理手段22Bと、河川データおよび制御データを記
憶する親局側記憶手段26Bとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線等の通信回線
を通じて河川や水路の水位等を監視しつつ水門の開度を
制御する水門開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に大型の水門には、その建屋内に水
位検出手段およびその検出結果に基づいてコンピュータ
制御される大がかりな水門開閉装置が設けられており、
無人または管理人の監視の下、水門の開度制御が行われ
ている。これに対し、農業用水路や細い河川に設置され
た小型水門の場合には、コストがかかる大規模な制御機
構を個別に設けることは困難であり、その水門の管理人
が現場を定期的に巡回し、水門の開度を手動で調整する
などの方法が現在でも多く採られている。
【0003】しかし、最近では人件費の高騰や人手不足
により水門管理人の確保が難しくなっているうえ、台風
や嵐の場合には、風雨や悪路に阻まれて管理人が現場に
到着できないことも多く、開けるべき水門を開けること
ができずに河川水が氾濫したり、管理人の身が危険にさ
らされるなどのおそれもあった。
【0004】そこで、本発明者らは、水門の近傍に子局
装置を設置すると共に、この子局装置と通信回線を介し
て接続された親局装置を設け、子局装置から河川データ
を送信する一方、親局装置でその河川データに基づいて
制御データを返送する水門開閉装置を発案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な水門開閉装置を使用している場合に、万一、親局装置
と子局装置とを接続する通信回線が台風などにより切断
された場合には、通信回線が途絶えている間の河川デー
タが全て失われるだけでなく、親局装置からの一連の制
御信号のどこまでが子局装置に伝達されていたかが不明
になるため、その間の河川の水量変化過程および自動制
御による水門の動作を確認することができず、復旧後に
最適な措置をとることが困難だった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、通信回線が途絶えた場合にも、その間の河川の水量
変化過程および自動制御による水門の動作を確認するこ
とができ、復旧後に最適な措置をとることが可能な水門
開閉装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る水門開閉装置は、河川に設けられたセ
ンサと、河川に設置された水門を開閉する水門制御機構
と、センサおよび水門制御機構に接続された子局装置
と、この子局装置に通信回線を通じて接続可能とされた
親局装置とを具備し、前記子局装置は、前記センサの出
力信号から河川に関する河川データを算出して前記親局
装置に送信する一方、前記親局装置は、受信した河川デ
ータから制御データを出力すると共に、この制御データ
を前記通信回線を通じて前記子局装置に送信し、さらに
前記子局装置が前記制御データに基づいて前記水門の開
閉制御を行う水門開閉装置であって、前記子局装置は、
前記センサの出力信号を受けて前記河川に関する河川デ
ータを算出する子局側データ処理手段と、算出された前
記河川データおよび受信した前記制御データを記憶する
子局側記憶手段と、前記親局装置との間で前記河川デー
タおよび前記制御データの送受を行う子局側通信制御手
段とを具備し、前記親局装置は、前記子局装置との間で
前記河川データおよび前記制御データの送受を行う親局
側通信制御手段と、前記河川データおよび一定の制御法
則に基づいて水門の開閉操作を指令するための制御デー
タを出力する親局側データ処理手段と、受信した前記河
川データおよび送信する制御データを記憶する親局側記
憶手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る水門開閉装置では、子局装置によ
りセンサからの河川の水位・流速等に関する出力信号を
収集し、子局側データ処理手段により河川データを算出
したのち、子局側記憶手段により河川データを記憶し、
同時に子局側通信制御手段により親局装置へ河川データ
を通信回線を通じて送信する。
【0009】親局装置では、子局装置から受信した河川
データを親局側データ処理手段により一定の制御法則に
基づいて処理し、水門の開閉操作を指令する制御データ
を出力するとともに、受信した河川データおよび送信す
る制御データを親局側記憶手段で記憶し、同時に、親局
側通信制御手段により制御データを子局装置へ送信す
る。さらに、子局装置では、子局側データ処理手段によ
り、制御データに基づいて水門制御機構を作動させ、水
門の開閉制御を行う。
【0010】このような水門開閉装置によれば、子局側
記憶手段および親局側記憶手段の両者により共通の河川
データおよび制御データを記憶するので、万一に通信回
線が途絶えた場合にも、その間の河川の水量変化過程お
よび自動制御による水門の動作を後に確認することがで
き、復旧後の水門の操作に関し最適な措置をとることが
可能である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る水門開閉装置の一実施
例を示すブロック図であり、図2は水門開閉装置により
制御される水門10の一例を示している。始めに概略を
説明すると、この水門開閉装置は、河川に設置された各
種センサ4と、河川に設置された水門10を開閉するた
めの水門制御機構6と、各種センサ4および水門制御機
構6に接続された子局装置1と、子局装置1に通信回線
を通じて接続可能とされた親局装置2とから主構成され
ている。親局装置2の1基に対して複数の子局装置1が
接続されていてもよい。
【0012】子局装置1は、センサ4の出力信号から、
河川に関する河川データを算出して親局装置2へ送信す
るものである。一方、親局装置2は、受信した河川デー
タから制御データを算出して子局装置1に送信するもの
であり、この制御データに応じて、子局装置1が水門の
開閉制御を行うようになっている。なお、本明細書でい
う河川は、一般に言う河川のみならず各種の水路等を広
く含むものとする。
【0013】次に、水門10周辺の構成を説明する。水
門10は、図2に示すように、固定された支持枠10
A、および昇降可能な弁体10Bを有し、水門制御機構
6に接続されたモータ12、またはハンドル14により
弁体10Bが昇降可能とされている。水門10より上流
側の河川中には、センサ4として、公知の流速センサ4
Aおよび水位センサ4Bが設置され、これらが子局装置
1の制御インターフェイス20A(図1参照)に、ケー
ブルを介して接続されている。センサ4は流速および水
位センサのみに限定されるものではなく、これらのいず
れか一方でもよいし、必要に応じては他の情報、例えば
水門10の下流側における流速、水位、流量などを測定
するセンサを追加してもよい。
【0014】水門制御機構6も制御インターフェイス2
0Aに接続されており、制御インターフェイス20Aか
らの制御データに基づいて水門制御機構6が水門10の
開閉を行う一方、水門制御機構6から制御インターフェ
イス20Aへは水門の開度データが伝達され、この開度
データも河川データの一部に組み込まれるようになって
いる。なお、水門10の開度は、独立したセンサ等によ
り測定する構造としてもよい。
【0015】水門10の下流側には、図2に示すように
水位および水門10の開部を撮影するためのCCD等を
備えた監視カメラ8、および照明用ライト16が設置さ
れている。監視カメラ8は、図1に示すように子局装置
1の画像用モデム36Aに接続され、画像データをデジ
タル信号に変換して画像用モデム36Aに伝達する。ラ
イト16は、少なくとも撮影時に点灯されるようになっ
ている。
【0016】次に、子局装置1について説明する。図1
に示すように、制御インターフェイス20Aには、デー
タ処理部22Aおよびその他内部機器38Aが接続され
ている。データ処理部22A(子局側データ処理手段)
は、一定時間毎に、または所定の時刻毎に、または連続
的に、センサ4からの出力信号を読み出し、その出力信
号に基づいて、河川に関する河川データを算出する。河
川データは、河川の水位、流速、流量および水門の開度
などを規格化したデータである。
【0017】内部機器38Aは、プリンター、タッチパ
ネル24A(第3水門操作手段)の電源装置、エアーコ
ンディショナーの電源装置、および監視カメラ8の電源
装置などから構成されている。プリンターは、データ処
理部22Aが算出した河川データ、およびデータ処理部
22Aが受信した制御データを、時刻データとともに一
定時間毎または所定時刻に印刷する。これにより、子局
装置1の電源が全て途絶えたとしても、紙に印刷された
情報は保存される。一方、タッチパネル24A、エアー
コンディショナーおよび監視カメラ8の各電源装置は、
親局装置2からの制御またはタッチパネル24Aからの
手動操作により操作できるようにされている。エアーコ
ンディショナーは子局装置1内の温度管理を行うための
ものである。
【0018】データ処理部22Aには、タッチパネル2
4A、記憶手段26Aおよび通信制御部28Aが接続さ
れている。データ処理部22Aが算出した河川データ
は、算出時刻を示す時刻データと共に記憶手段26Aに
順次記憶されると同時に、通信制御部28Aに伝達され
る。記憶手段26Aとしては半導体素子によるメモリー
や、磁気ディスク装置が使用可能である。また、タッチ
パネル24Aにより、子局装置1において水門10の手
動操作を行うことも可能とされている。
【0019】通信制御部28Aは、データ処理部22A
が算出した河川データに、所定のチェック用符号を付加
して、通信ユニット30Aに伝達する。チェック用符号
は例えば、データの各桁(バイト)の値を16進法で加
算し、その結果の下位2バイトの値を、河川データに付
加することにより行われる。例えば、送信すべきデータ
が「24AF6」であれば、チェックサム符号を付した
データは「24AF625」となる。この場合、データ
を受信した側では、データの先頭から所定バイトの値を
合算し、チェックサムと比較してデータ転送の正否を判
断する。
【0020】通信ユニット30Aは、通信用モデム32
Aの動作を制御するとともに、通信制御部28Aからの
チェック用符号が付加された河川データを通信用モデム
32Aへ伝達する。なお、制御インターフェイス20
A,データ処理部22A,記憶手段26A,通信制御部
28A,および通信ユニット30Aは、ソフトウエアに
よりシーケンス制御用コンピューター21A内に構築さ
れている。このうち通信ユニット30Aのみは、他の構
成要素から分離可能なモジュールにされていることが好
ましい。この場合には、制御則の変更により制御インタ
ーフェイス20A,データ処理部22A,記憶手段26
A,通信制御部28Aなどを交換する場合にも、通信ユ
ニット30Aを継続使用することが可能である。
【0021】通信用モデム32Aは、一般電話回線また
は専用回線等の通信回線を介して、親局装置2の通信用
モデム32Bに接続されており、専用回線を使用する場
合には通信用モデム32A,32Bが常時接続される。
一般電話回線を使用した場合には、相手先へ信号を送る
必要が生じたときに、一方から他方へ自動的に電話をか
けて回線を通じさせる構成とされる。通信用モデム32
Aには送受話器34Aが接続されており、通信用モデム
32A,32Bが作動していないときには、子局装置1
と親局装置2との間で通話可能となっている。
【0022】通信ユニット30Aには、画像用モデム3
6Aも接続されている。画像用モデム36Aには監視カ
メラ8が接続されるとともに、通信回線を通じて親局装
置2の画像用モデム36Bが接続されている。そして、
通信ユニット30Aが画像用モデム36Aへ指令を出す
と、監視カメラ8内部で映像信号をデジタル信号に変換
したうえ、親局装置2の画像用モデム36Bに伝達する
ようになっている。
【0023】一方、親局装置2の内部構成は子局装置1
とほぼ同一にされている。通信用モデム32Bには、通
信ユニット30Bおよび送受話器34Bが接続されてい
る。通信ユニット30Bは通信用モデム32Bの制御を
行うと共に、通信用モデム32Bと通信制御部28Bと
の間でデータの授受を行う。通信制御部28Bは、デー
タ処理部22Bに接続され、このデータ処理部22Bに
は記憶手段26B、制御インターフェイス20Bおよび
タッチパネル24Bが接続されている。
【0024】データ処理部22Bは、河川データを受け
取ると、予めプログラムとして記憶している制御則に基
づいて、水門制御機構6を駆動するための制御データを
算出する。特に、この実施例におけるデータ処理部22
Bは、水門制御機構6をシーケンス制御するようにプロ
グラムされており、装置各部もシーケンス制御を可能と
すべく構成されている。すなわち、データ処理部22B
は、水門の開閉いずれかを指令する開閉動作指令、およ
びどの程度開閉させるかを指令する開度目標値を同一フ
レーム内に含む制御データを出力する。このような制御
データのフレームの具体例を図6に示す。
【0025】なお、制御インターフェイス20B,デー
タ処理部22B,記憶手段26B,通信制御部28B,
および通信ユニット30Bは、具体的には、ソフトウエ
アによりシーケンス制御用コンピューター21B内に構
築されている。この場合も、通信ユニット30Bのみ
は、他の構成要素から分離可能なモジュールにされてい
ることが好ましい。理由は前述したとおりである。本実
施例の装置でシーケンス制御用コンピューター21A,
21Bを使用しているのは、シーケンス制御用コンピュ
ーターは、通常の汎用型コンピューターに比して温度や
湿度等の環境変化に強いためである。ただし、必要に応
じては汎用型コンピューターを使用してよいことは勿論
である。
【0026】子局装置1のデータ処理部22Aは、この
ような単一フレームからなる制御データを受信すると、
即座に、指定された開度へ向けて水門10を開または閉
動作させる。このように、開閉動作指令および開度目標
値を同一フレーム内に含むデータを授受するようにした
ことにより、開閉動作指令と目標値指令との間に解読の
タイムラグが生じることを防止できるから、水門10の
動作中に緊急停止するなどの速やかな操作が可能とな
る。一方、シーケンス制御以外の制御方法を採用した場
合には、一般に、開閉動作指令と目標値指令とを別フレ
ームの制御データとして送信しなければならないため、
水門10の目標開度までの開閉動作中に通信回線に異常
が生じた場合、水門10を停止するなどの操作が行えな
い。
【0027】制御インターフェイス20Bには、親局装
置2内に配置された、その他内部機器38Bが接続され
ている。その他内部機器38Bは、プリンター、タッチ
パネル24Bの電源装置、エアーコンディショナーの電
源装置、およびモニター40の電源装置などである(い
ずれも図示略)。プリンターは、データ処理部22Bが
算出した制御データおよび子局装置1から送られてきた
河川データを、時刻データとともにその都度印刷する。
これにより、万一親局装置2の電源が全て途絶えたとし
ても、紙に印刷された情報は保存される。タッチパネル
24B、エアーコンディショナーおよび監視カメラ8の
各電源装置は、タッチパネル24Bの操作またはデータ
処理部22B内に記憶している制御則に基づき、自動ま
たは手動で操作されるようになっている。エアーコンデ
ィショナーは親局装置2内の温度管理を行うためのもの
である。モニター40は画像用モデム36Bに接続され
ており、監視カメラ8からの映像を必要時に再生できる
ようになっている。
【0028】なお、水門10、水門制御機構6、および
子局装置1内には、それぞれ操作切替スイッチが設けら
れており、以下のような切替が可能となっている。 水門10に設けられた操作切替スイッチ(図示略)で
は、水門制御機構6から操作信号を受け付けるか否かを
切り替えることができ、水門制御機構6から操作信号を
受け付けないことを選択すれば、手動ハンドル14(第
1水門操作手段)による手動操作が可能となる。 水門制御機構6に設けられた操作切替スイッチ(図示
略)では、水門制御機構6に設けられた第2水門操作手
段(図示略)と子局装置1とのいずれから操作信号を受
け付けるかを切り替えることができる。 子局装置1のタッチパネル24Aに設けられた操作切
替スイッチ(図示略)では、タッチパネル24Aと親局
装置2のいずれから操作信号を受け付けるかを切り替え
ることができる。
【0029】このような構成により、水門10に近い手
段からの操作信号ほど優先度を高めることができ、現場
での作業中に遠隔操作により水門10が作動し事故が発
生するなどのおそれを防ぐことが可能である。なお、図
7は上記各切替スイッチの作用を示す説明図である。
【0030】次に、上記構成からなる装置の作用を、デ
ータの処理順に説明する。子局装置1のデータ処理部2
2Aは、図4に示すように、所定の時刻または連続的
に、センサ4の出力信号を読みとる。データ処理部22
Aは出力信号を規格化して、流速および流量などに関す
る河川データを算出し、それを時刻データと共に記憶手
段26Aに書き込む。同時に、河川データを通信制御部
28Aへ送り、通信制御部28Aは河川データにチェッ
ク用符号を付加して、送信用データを作成する。なお、
図3はこの実施例におけるチェック機能の説明図であ
り、から、および’から’の順に処理が行われ
る。
【0031】電話回線を使用しているのであれば、通信
ユニット30Aは通信制御部28Aからの指令により通
信用モデム32Aを作動させ、通信用モデム32Bへの
回線を開通させる。一方、専用回線を使用しているので
あれば、常時回線が接続されている状態にある。回線接
続後、通信ユニット30A、通信用モデム32A,32
B、通信ユニット30Bを通じて、送信用データが通信
制御部28Bに伝達される。
【0032】通信制御部28Bは、送信用データに含ま
れるチェック用符号を解読し、正常に受信できたか否か
を判断したうえ、正常に受信できたのであれば、送信用
データから河川データを抽出してデータ処理部22Bへ
伝達する。正常に受信できなかったと判断した場合に
は、受信したデータを消去して子局装置1へ送信用デー
タの再送信を指令する。
【0033】データ処理部22Bは、河川データを直ち
に記憶手段26Bに書き込む。同時に、予め記憶してい
る制御則および河川データに基づいて、最適な水門の開
度を計算し、その開度を得るための差分開閉量に関する
制御データを算出し、この制御データを直ちに記憶手段
26Bに書き込むと同時に、通信制御部28Bへ制御デ
ータを送る。
【0034】通信制御部28Bは、制御データにチェッ
ク用符号を付加して送信用データを作成したうえ、送信
用データを、通信ユニット30A、通信用モデム32
A,32B、通信ユニット30Bを通じて通信制御部2
8Aに送る。通信制御部28Aは、送信用データに含ま
れるチェック用符号を解読し、正常に受信できたか否か
を判断したうえ、正常に受信できたのであれば、送信用
データから制御データを抽出してデータ処理部22Aへ
伝達する。正常に受信できなかったと判断した場合に
は、受信したデータを消去して、親局装置2へ送信用デ
ータの再送信を指令する。
【0035】データ処理部22Aは、受信した制御デー
タに基づいて、水門制御機構6を制御し、水門10を開
閉させる。これにより1サイクルの制御が完了し、再び
所定の時刻または次の瞬間に次のサイクルの制御が開始
される。
【0036】なお、図5に示すように、子局装置1、セ
ンサ4または水門制御機構6のいずれかに異常が生じた
場合、あるいはデータ処理部22Aが急激かつ異常な流
量変化、水位変化、若しくは水門開度変化を検知した場
合、あるいは流量、水位、若しくは水門開度が所定の適
正範囲を超えた場合には、データ処理部22Bが制御則
に基づいて異常を検出する。データ処理部22Bは、そ
の異常の内容および異常発生時刻を記憶手段26Aに書
き込み、プリンターで印字する。同時に、データ処理部
22Aからの指令により、通信用モデム32Aが通信用
モデム32Bとの回線を接続し、通信制御部28Aでチ
ェック用符号が付された異常報知データを、親局装置2
へ送信する。
【0037】親局装置2では、送信データに含まれるチ
ェック用符号から正常に受信できたか否かを判断したう
え、正常に受信できたのであれば、異常報知データおよ
び受信時刻を記憶手段26Bに記憶し、データ処理部に
伝達する。同時に、プリンターで異常内容と発生時刻を
印字する。これにより、万一の電源途絶の場合にも故障
の事実が失われない。
【0038】データ処理部22Bはさらに、予め記憶し
ている制御則に基づき、異常報知データに対応した措置
を指令する。すなわち、警報機等を作動させて作業員に
知らせるとともに、必要であれば無線呼出手段(いわゆ
るポケットベル)や予め登録されている緊急電話先に自
動電話するなどにより作業員に報知する。親局装置2側
にいる作業員は、画像用モデム36A,36Bを作動さ
せて画像用の回線を接続し、監視カメラ8が撮影した映
像をモニター40に映し出すことができる。また、水門
10の開度調節が必要であれば、そのための制御データ
を前述した手順で子局装置1に送信し、水門制御機構6
を作動させる。このような作用により、速やかな異状の
発見、復旧が可能である。
【0039】上記構成からなる水門開閉装置によれば、
子局側の記憶手段26Aおよび親局側の記憶手段26B
の両者により、共通の河川データおよび制御データを記
憶(データロギング)するので、万一に通信回線の異常
が生じた場合にも、データが消失することがなく、その
間の河川の水量変化過程および自動制御による水門の動
作を後で確認することができ、復旧後の水門の操作に関
し最適な措置をとることが可能である。
【0040】また、この水門開閉装置では、データ処理
部22Bが水門制御機構6をシーケンス制御するように
プログラムされ、開閉動作指令および開度目標値を同一
フレーム内に含むデータを授受するようにしているか
ら、開閉動作指令と目標値指令との間に解読のタイムラ
グが生じることを防止でき、指令に対する動作開始がリ
アルタイムに行える。このため、例えば、開閉指令に応
答して水門10が動作している間に、停止指令を出した
としても、即座に水門の開閉動作を停止させることが可
能である。
【0041】さらに、この水門開閉装置では、子局装置
1および親局装置2のいずれにもデータチェック機構を
設け、データにチェック用符号を付加して送信する一
方、受信したデータのチェック用符号を解読して、正常
に受信できたか否かを判断し、エラーが検出されたらそ
のデータは無効と判断してクリアするようにしているの
で、データの送受信の信頼性、ひいては水門10の動作
信頼性を高めることが可能である。
【0042】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変形が可能である。例えば、上記実施例ではシーケン
ス制御を用いていたが、その代わりに他の制御方法を用
いてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る水門開閉装置によれば、子
局側記憶手段および親局側記憶手段の両者により、共通
の河川データおよび制御データを記憶するので、万一に
通信回線の異常が生じた場合にも、いずれかに記憶され
たデータは消失することがない。したがって、その間の
河川の水量変化過程および自動制御による水門の動作を
後で確認することができ、復旧後の水門の操作に関し最
適な措置をとることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水門開閉装置の一実施例のブロッ
ク図である。
【図2】同実施例における水門周辺の構造を示す概略図
である。
【図3】同実施例におけるデータのチェック機能の説明
図である。
【図4】同実施例における河川データの処理方法の説明
図である。
【図5】同実施例における異常報知データの処理方法の
説明図である。
【図6】同実施例におけるシーケンス制御に用いられる
制御データの一例を示す説明図である。
【図7】同実施例における信号の切替手段の作用を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 子局装置 2 親局装置 4 センサ 6 水門制御機構 8 監視カメラ 10 水門 14 手動ハンドル 20A,20B 制御インターフェイス 22A,22B データ処理部(子局側,親局側データ
処理手段) 24A,24B タッチパネル 26A,26B (子局側,親局側)記憶手段 28A,28B 通信制御部(子局側,親局側通信制御
手段の一部) 30A,30B 通信ユニット(子局側,親局側通信制
御手段の一部) 32A,32B 通信用モデム(子局側,親局側通信制
御手段の一部) 36A,36B 画像用モデム 40 モニター
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301B H04Q 9/00 301 0360−3H G05B 15/02 M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川に設けられたセンサと、河川に設置
    された水門を開閉する水門制御機構と、前記センサおよ
    び前記水門制御機構に接続された子局装置と、この子局
    装置に通信回線を通じて接続可能とされた親局装置とを
    具備し、 前記子局装置は、前記センサの出力信号から河川に関す
    る河川データを算出して前記親局装置に送信する一方、
    前記親局装置は、受信した河川データから制御データを
    出力すると共に、この制御データを前記通信回線を通じ
    て前記子局装置に送信し、さらに前記子局装置が前記制
    御データに基づいて前記水門の開閉制御を行う水門開閉
    装置であって、 前記子局装置は、前記センサの出力信号を受けて前記河
    川に関する河川データを算出する子局側データ処理手段
    と、算出された前記河川データおよび受信した前記制御
    データを記憶する子局側記憶手段と、前記親局装置との
    間で前記河川データおよび前記制御データの送受を行う
    子局側通信制御手段とを具備し、 前記親局装置は、前記子局装置との間で前記河川データ
    および前記制御データの送受を行う親局側通信制御手段
    と、前記河川データおよび一定の制御法則に基づいて水
    門の開閉操作を指令するための制御データを出力する親
    局側データ処理手段と、受信した前記河川データおよび
    送信する制御データを記憶する親局側記憶手段とを具備
    することを特徴とする水門開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記子局側通信制御手段および前記親局
    側通信制御手段は、前記河川データおよび前記制御デー
    タにそれぞれチェック用符号を付加して相手先に送信す
    るための符号付加手段、並びに、受信した前記河川デー
    タおよび前記制御データに付加されているチェック用符
    号を解読して前記河川データおよび前記制御データの送
    受が正常になされたかを判別する符号解読手段を有し、 前記子局側記憶手段および前記親局側記憶手段は、前記
    河川データおよび前記制御データの受信が正常になされ
    た時のみに、前記河川データおよび前記制御データを記
    憶することを特徴とする請求項1記載の水門開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記子局側記憶手段および前記親局側記
    憶手段は、前記河川データおよび前記制御データととも
    に、これらデータの発生時刻に関する時刻データを記憶
    することを特徴とする請求項1または2記載の水門開閉
    装置。
  4. 【請求項4】 前記子局側データ処理手段は、前記セン
    サの出力信号が異常であると前記河川データの代わりに
    一定の異常報知データを出力すると共に、前記親局側デ
    ータ処理手段は、前記異常報知データを受けると警報を
    発するように構成され、 さらに、前記子局側記憶手段および前記親局側記憶手段
    は共に、前記河川データと同様に前記異常報知データを
    記憶することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の水門開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記親局側および子局側データ処理手段
    はそれぞれシーケンス制御用コンピューターを具備し、
    親局側シーケンス制御用コンピューターは、前記制御デ
    ータとして、水門の開閉を指令する開閉動作指令、およ
    びどの程度開閉させるかを指令する開度目標値を同一フ
    レーム内に含むデータを出力することにより、子局側シ
    ーケンス制御用コンピューターを介して前記水門制御機
    構をシーケンス制御することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の水門開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記親局側および子局側通信制御手段は
    それぞれ、制御モジュールと、この制御モジュールによ
    り制御される通信モジュールとから構成され、これら制
    御モジュールと通信モジュールは、互いに分離可能とさ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の水門開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記センサとして、水位センサおよび流
    速センサを用いることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の水門開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記水門、前記水門制御機構、および前
    記子局装置には、手動で水門の開閉操作が可能な第1な
    いし第3の水門操作手段がそれぞれ設けられると共に、 前記水門には、前記第1水門操作手段および前記水門制
    御機構のいずれから制御信号を受け付けるかを切り替え
    るための第1切替手段が設けられ、 前記水門制御機構には、前記第2水門操作手段および前
    記子局装置のいずれから制御信号を受け付けるかを切り
    替えるための第2切替手段が設けられ、 前記子局装置には、前記第3水門操作手段および前記親
    局装置のいずれから制御信号を受け付けるかを切り替え
    るための第3切替手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載の水門開閉装置。
JP14783595A 1995-06-14 1995-06-14 水門開閉装置 Withdrawn JPH096414A (ja)

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