JPH1026608A - 非破壊検査方法 - Google Patents

非破壊検査方法

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JPH1026608A
JPH1026608A JP18176996A JP18176996A JPH1026608A JP H1026608 A JPH1026608 A JP H1026608A JP 18176996 A JP18176996 A JP 18176996A JP 18176996 A JP18176996 A JP 18176996A JP H1026608 A JPH1026608 A JP H1026608A
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JP
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inspection object
magnetic field
sensor
inspection
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JP18176996A
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Satoshi Fujita
智 藤田
Itsuro Tamura
逸朗 田村
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非破壊検査方法において、検査対象物の帯磁
に伴う磁場と比較し、検査対象物の疲労や、欠陥などに
よる磁場の変化が小さいため、疲労や欠陥が進んだ状態
にならないと検出できなかった。 【解決手段】 検査対象物1aと同じ材質、形状を有す
る基準サンプル1bを用意し、検査対象物1aの磁場の
方向と基準サンプル1bの磁場の方向が反対になるよう
に検査対象物1aと基準サンプル1bの帯磁と配置を行
い、SQUIDなどの磁気センサを検査対象物1aより
の磁場と前記基準サンプル1bよりの磁場が相殺する領
域に沿って検査対象物1aに対して相対的に移動させ、
検査対象物1aの直流磁気の変化を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気センサを利用し
た非破壊検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超伝導量子干渉素子(SQUI
D)などを用いた磁気センサによる非破壊検査方法に
は、例えば特開平7−77516で開示される方法があ
る。すなわち、検査対象物を帯磁させた後、この検査対
象物より設定距離をおいてセンサを走査し、検査対象物
の磁力の変化を測定することにより、検査対象物の疲労
や欠陥などを検出する方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように磁気センサ
を利用する非破壊検査方法では、一般的に検査対象物を
帯磁させてから検査する方法がとられるが、このように
検査対象物を帯磁させると、センサがこの帯磁による直
流磁界を検出し、検査対象物の疲労や欠陥などに起因す
る信号がこの帯磁による直流磁界に起因する背景信号と
比較して小さいことから、疲労や欠陥などに起因する信
号が検出できない場合があるという問題があった。図6
(a)ではこれが模式的に示されている。図中のオフセ
ットとは帯磁による直流磁界に起因する背景信号に対応
する値であり、aは疲労や欠陥などに起因する信号を示
す。具体的には、ある設定条件下では、欠陥による信号
は帯磁による背景信号の0.1%から1%程度になる実
験結果がある。図6(a)では、わかりやすいようにa
の信号が大幅に誇張されているが、実際の信号はオフセ
ットと比較すると非常に小さいものである。すなわち、
検査対象物の疲労や欠陥が検出されるには、これらの疲
労や欠陥がかなり進んだ状態になり初めて検出されるよ
うな状態であった。従って、より微弱な信号を検出でき
る方法により、より早期の段階で疲労や欠陥を検出する
事のできる検査方法が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による磁気センサを用いた非破壊検査方法で
は、検査対象物1aの磁場の方向と基準サンプル1bの
磁場の方向が反対になるように前記検査対象物1aと前
記基準サンプル1bの帯磁と配置が行われ、前記超伝導
量子干渉素子5のセンサ3が前記検査対象物1aよりの
磁場の一方向の要素と前記基準サンプル1bよりの磁場
の前記一方向の要素とが相殺する領域に沿って前記検査
対象物1aに対して相対的に移動させ、前記検査対象物
1aの直流磁気の変化を測定するのである。
【0005】磁場はベクトル量として表現され、3次元
の要素を有するものであるが、一つの方向が設定される
とこの方向に対する要素を定義することができる。上記
の本願方法の様に検査対象物1aよりの磁場の一方向に
対する要素と基準サンプル1bよりの磁場の前記一方向
に対する要素が相殺するように、前記検査対象物1aと
前記基準サンプル1bの帯磁と配置が行われ、この磁場
が相殺された領域に沿ってセンサが移動するようにする
と、基準サンプル1bを用いないで検査する方法と比較
すると帯磁による直流磁界に起因する背景信号が相殺さ
れた要素の分だけ小さくなり、疲労や欠陥などに起因す
る信号が比較的微弱であっても検出できるようになる。
これにより、より早期の段階で疲労や欠陥を検出できる
ようになるのである。
【0006】本発明の好適な実施の形態のように、磁気
センサが一般的にSQUIDと呼ばれる超伝導量子干渉
素子を備えていることにより、常伝導体を利用したセン
サを利用するよりも大幅に感度が向上する。又、好適に
は、方向性を有する超伝導量子干渉素子のセンサの感受
方向を前記一方向に常に一致させながら移動させる事が
望ましい。この様にすると、磁場の相殺されない要素を
実質的に検出しないため、帯磁による直流磁界に起因す
る背景信号がさらに弱くなり、疲労や欠陥などに起因す
る信号がさらに微弱であっても検出できるようになる。
本発明の好適な実施の形態において、前記検査対象物1
aと前記基準サンプル1bを帯磁させる以前に、前記検
査対象物1aと前記基準サンプル1bを消磁させると、
検査対象物1aと基準サンプル1bの帯磁以前にあった
磁界を取り除くことができ、次に帯磁させた際に、一定
した磁界を形成することができる。これにより、より正
確なデータを得ることができる。
【0007】又、好適には検査対象物1aと同一形状の
基準サンプル1bを用意し、前記検査対象物1aと基準
サンプル1bを基準平面Sに対して面対称になるよう配
置して、前記センサを前記基準平面S内で移動させるこ
とが好ましい。これにより、検査対象物1aよりの磁場
と基準サンプル1bよりの磁場が相殺する領域がこの基
準平面上に形成されるのでセンサを走査する領域が明確
に定義されるため検査を簡単に行うことができる。本発
明によるその他の特徴と利点は、以下図面を用いた発明
の実施の形態の説明で明らかになるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図を用いて本発明による非破
壊検査方法について説明する。本実施形態では、磁気セ
ンサとして超伝導量子干渉素子(SQUID)を利用し
たものを用いている。図1は本発明による非破壊検査方
法を行うための非破壊検査装置の模式図である。本発明
による非破壊検査を行うための装置は大まかには検査対
象物1aと基準サンプル1bを載置するステージ2や、
SQUID5を含むセンサシステムAや、このセンサシ
ステムAにより検出された磁場を記録するX−Yレコー
ダ7を有する。センサシステムAはSQUID5と、そ
の周辺回路6と、SQUID5と磁気的に連結されてい
るセンサ3でなる。
【0009】次にこの非破壊検査装置の各部分について
詳しく説明する。検査対象物1aや基準サンプル1bは
本発明においては、わずかでも磁化する材質であればど
の様なものでも検査対象物となり得る。本実施の形態に
おいてはこの検査対象物はステンレス鋼を用いている。
検査対象物1aと好適にはこれと同じ材質で同じ形状を
有する基準サンプル1bが図2(b)に示されるとおり
ステージ2上に配置される。本発明では、検査対象物1
aとこの基準サンプル1bを帯磁させ、磁場が反対にな
るように配置し、双方よりの磁場が相殺する面上でセン
サ3を走査するのであるがこの非破壊検査方法に関して
は後に詳しく説明する。
【0010】検査対象物を載せるステージ2は、木や樹
脂などの非磁性の素材で構成されていることが好まし
い。このステージ2の形状は検査対象物を載せる平面で
ある上面2aを有する長方形をしている。さらにこのス
テージ2には図1中のXで定義される方向に沿って移動
できるように4つの車輪2bが設けられている。また、
このステージ2の一端はプーリ20を介するケーブル9
bにより重り21と連結される。ステージ2の他端は、
ケーブル9aによりX−Yレコーダ7のアーム部7aと
連結されている。図には示されていないが、この4つの
車輪のための直線状のレール溝を設けることが好まし
い。
【0011】次に、SQUID5を備えたセンサシステ
ムAについて説明する。本明細書では、SQUIDとは
図3の破線5で囲まれる部分を指す。SQUID5はセ
ンサ3と磁気的にカップリングしており、クライオスタ
ット4にはSQUID5とセンサ3と、SQUID5の
周辺回路6が収納されている。クライオスタット4は図
示されない支持部により床に対して固定されている。こ
の様に本実施形態では、検査対象物1aと基準サンプル
1bが固定されたセンサ3に対して相対的に移動するよ
うに構成されるが、センサ3が固定された検査対象物1
aと基準サンプル1bに対して移動するように構成する
ことも可能である。
【0012】センサ3は最下部にピックアップコイル3
aを有する磁束トランスであり、ピックアップコイル3
aの形状は図5(a)で示されるような一般的に2次グ
ラジオメータと呼ばれるものでもよいし、又、図5
(b)で示されるような平面グラジオメータでもよい。
図5(a)の2次グラジオメータには、4つのループが
形成され、図で示されるとおり、2つのループにおける
電流がもう2つのループに流れる電流の向きとは反対に
流れるようになっており、一番上のループと中間部の2
つのループの間隔と、一番下のループと中間部の2つの
ループの間隔はいずれもhである。いずれの形態を有す
るセンサ3も方向性を有し、磁場のこの方向の要素を検
出するものである。本明細書ではこの方向を感受方向と
呼び、この方向は、いずれのピックアップセンサ3aに
おいてもループが含まれる面とは垂直の方向である。セ
ンサ3は本実施形態ではクライオスタット4に収納され
ているが、超伝導体でもよいし、常伝導体でも良い。ま
た、ピックアップコイル3a部分をクライオスタットの
外に延びるように構成することも可能である。また、こ
のピックアップコイル3aの部分とは反対側で、SQU
ID5に対向する部分には入力コイル3bが設けられて
おり、この入力コイル3bがSQUID5と磁気的に連
結しているのである。
【0013】次にSQUID5について図3を用いて説
明する。上述された入力コイル3bは2つのジョセフソ
ン結合部分5bを有する超伝導ループ5aと隣接して位
置している。SQUID5の周辺回路6は、バッテリー
6aとバッテリー6aの電圧を調整するためのポテンシ
オメタ6b、トランス6c、コンデンサ6dを有し、更
に、増幅器6e,位相検波器6f,発信器6g、変調フ
ィードバックコイル6hが備えられている。即ち、この
SQUID5には線形化回路が連結され、超伝導ループ
5aより出力される磁束量子を周期とする周期的出力は
この線形化回路により単純増加形の出力に変換される。
出力ポート6iよりの出力値はケーブル8を介してX−
Yレコーダ7に送られる。
【0014】X−Yレコーダ7は、好適には、これに内
蔵されるモータなどよりの電磁場によるセンサ3への影
響が少ないようにセンサシステムAより距離をおいて配
置されることが望ましい。X−Yレコーダ7のY軸は検
出された磁力に対応し、X軸は検査対象物1aと基準サ
ンプル1bの位置に対応する。X−Yレコーダ7にはX
軸方向に移動可能であるアーム部7aが備えられ、この
アーム部7aにケーブル9aを介して機械的にステージ
2の一端が連結されている。ステージ2は重り21によ
りX軸方向へ重力付勢されているため、X−Yレコーダ
7のアーム部7aがX軸方向へ移動すると、ステージ2
がケーブル9bに引っ張られ同じ距離だけ移動すること
になる。この様にX−Yレコーダ7とステージ2を直
接、機械的に連結することにより、ステージ2を検査対
象物の位置を認識できる状態で移動させるためにステッ
ピングモータあるいは、ポテンシオメターなどを備える
必要が無くなる。ステージ2に、モータを備える必要が
ない事は非常にノイズの影響を受けやすいSQUIDを
利用する上で重要である。また、この構成では、記録用
紙のX軸方向の変位は実際の検査対象物の変位であり、
検査結果の解釈が容易に行えるという利点もある。
【0015】次に、検査対象物1aと基準サンプル1b
の帯磁を行う装置について図4を用いて説明する。消磁
用と帯磁用を兼ねるコイル15と16は上述されたステ
ージ2やセンサシステムAとは別箇所に備えられた通常
の電磁石コイルであり、それぞれ検査対象物1a或いは
基準サンプル1bに面している面15aあるいは16a
と、これとは反対側の面15bと16bを有する。これ
らのコイル15、16に、消磁の際には交流電流を送
り、帯磁の際には直流電流を送る。帯磁の際には、例え
ば、15aをN極に、16aをS極にすることにより、
それぞれに対向する検査対象物1aの面はS極とN極に
帯磁させられる。
【0016】次に本発明による非破壊検査方法を説明す
る。第1に、コイル15と16を使い、検査対象物1a
と基準サンプル1bを消磁する。消磁の際には、例えば
検査対象物1aをコイル15と16の間に配置し、コイ
ル15と16の位相を180度偏位させ、2つのコイル
の検査対象物1aに対向する面15aと16aがN極と
S極とになるようにすることで、50Hzの交流磁場を
検査対象物1aに印可する。この交流磁場の強度を徐々
に小さくし、ゼロに近づける。又、帯磁させる場合に
は、上記の通り、2つのコイル15、16に直流電流を
流す。基準サンプル1bにも同じ行程で、消磁と帯磁を
行う。その後、検査対象物1aの磁場の方向と基準サン
プル1bの磁場の方向が反対になるように検査対象物1
aと基準サンプル1bをステージ2に配置する。この
際、ステージ2の進行方向であるX軸方向に平行で、ス
テージ2の上面2aと垂直の基準平面Sに対して面対称
に検査対象物1aと基準サンプル1bを配置する。この
様にすると、この基準平面S上に、検査対象物1aの磁
場と基準サンプル1bの磁場が相殺される領域が形成さ
れる。 好適には、図2(b)に示されるとおり検査対
象物1aと基準サンプル1bとが並列するように配置す
る事が好ましい。
【0017】しかし、本発明は、検査対象物1aの磁場
の一方方向に対する要素と基準サンプル1bの磁場の前
記一方方向に対する要素が相殺する領域でセンサ3を走
査することにより、帯磁に伴う背景信号を極力少なくす
ることにあり、検査対象物1aと基準サンプル1bが異
なる形状或いは物理的性質を有するものであって、これ
らが対称的に配置されていなくとも、検査対象物1aの
磁場の一方方向に対する要素と基準サンプル1bの磁場
の前記一方方向に対する要素が相殺される領域さえ形成
されればよいのである。従って、本発明は、上記のよう
な検査対象物1aと基準サンプル1bの面対称的な配置
や、検査対象物1aと基準サンプル1bの同一性に限定
されるものではない。
【0018】次の行程として、検査対象物1aの磁場の
一方方向に対する要素と基準サンプル1bの磁場の前記
一方方向に対する要素が相殺する領域に沿って実際にセ
ンサ3を前記検査対象物に対して相対的に移動させるこ
とにより、前記検査対象物の直流磁気の変化を測定す
る。このとき、センサ3の感受方向を前記一方方向と一
致させた状態で移動させると、磁場の相殺されない要素
を実質的に検出しないため、帯磁による直流磁界に起因
する背景信号がさらに弱くなり、疲労や欠陥などに起因
する信号がさらに微弱であっても検出できるようにな
る。従って、本実施形態の構成によれば、コイル3aを
X軸方向に向けて移動させると直流磁場を相殺した状態
で、測定することができる。この測定された直流磁気の
値はケーブル8を介して、X−Yレコーダに送られるの
である。
【0019】以上のような非破壊検査方法を用いること
により図6(a)に示される従来例のように、オフセッ
トとして現れる帯磁による背景信号により、検査対象物
の疲労や欠陥に起因する信号aがマスクされるという問
題が改善される。すなわち、図6(b)で示されるとお
り、本発明による方法によると、検査対象物1aの磁場
と基準サンプル1bの磁場が相殺する領域をセンサ3が
移動するので、オフセット値が小さくなり、検査対象物
の疲労や、欠陥に起因する信号aが検出しやすくなるの
である。この際、理想的には検査対象物1aの磁場と基
準サンプル1bの磁場が一方向において完全に相殺する
領域をセンサ3が移動することが望ましいのであるが、
実際には検査の速度等を向上させるために、磁場の一方
向の要素が完全に相殺する領域をセンサ3が移動しなく
とも、この近辺でセンサ3が移動することにより、背景
信号が、基準サンプルを利用しない場合と比較して小さ
くなることで、発明の効果を得ることができる。従っ
て、例えば、検査対象物の疲労や欠陥に起因する信号が
帯磁による背景信号の約5%から10%になれば欠陥等
が検出しやすくなる。
【0020】[別実施形態]上記の実施形態ではSQU
IDは一般にdcSQUIDと呼ばれる直流電流により
駆動される方式を有したものが移用されたが、ジョセフ
ソン接合が一つの交流電流を利用したrfSQUIDと
呼ばれるものでも、検査対象物の直流磁場を検出できる
ため、これを利用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される非破壊検査装置の模式図
【図2】従来技術の非破壊検査方法と、本発明による非
破壊検査方法の説明図
【図3】SQUIDと周辺回路を示した回路のブロック
【図4】消磁用と帯磁用を兼用するコイルと検査対象物
を示した示した斜視図
【図5】センサシステムのピックアップコイルの部分を
示した斜視図
【図6】従来技術の非破壊検査方法と、本発明による非
破壊検査方法のSQUIDよりの出力を示したグラフ
【符号の説明】
1a 検査対象物 1b 基準サンプル 2 非磁化性ステージ 3 センサ 4 クライオスタット 5 SQUID 6 SQUIDの周辺回路 7 X−Yレコーダ 15、16 消磁、帯磁兼用コイル 20 プーリ 21 重り

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物の磁場の方向と基準サンプル
    の磁場の方向が反対になるように前記検査対象物と前記
    基準サンプルの帯磁と配置を行い、 磁気センサを前記検査対象物よりの磁場の一方向の要素
    と前記基準サンプルよりの磁場の前記一方向の要素とが
    相殺する領域に沿って前記検査対象物に対して相対的に
    移動させ、前記検査対象物の直流磁気の変化を測定する
    非破壊検査方法。
  2. 【請求項2】 前記磁気センサは超伝導量子干渉素子を
    備える請求項1による非破壊検査方法。
  3. 【請求項3】 前記磁気センサの感受方向を前記一方向
    に一致させた状態で移動させる請求項1または2による
    非破壊検査方法。
  4. 【請求項4】 前記検査対象物と前記基準サンプルを帯
    磁させる以前に、前記検査対象物と前記基準サンプルを
    消磁させる請求項1から3のいずれかによる非破壊検査
    方法。
  5. 【請求項5】 前記検査対象物と同一形状の基準サンプ
    ルを用意し、前記検査対象物と基準サンプルを基準平面
    に対して面対称になるよう配置して、前記センサを前記
    基準平面内で移動させる請求項1〜4のいずれかによる
    非破壊検査方法。
JP18176996A 1996-07-11 1996-07-11 非破壊検査方法 Pending JPH1026608A (ja)

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