JPH10265011A - 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造 - Google Patents

自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造

Info

Publication number
JPH10265011A
JPH10265011A JP8724997A JP8724997A JPH10265011A JP H10265011 A JPH10265011 A JP H10265011A JP 8724997 A JP8724997 A JP 8724997A JP 8724997 A JP8724997 A JP 8724997A JP H10265011 A JPH10265011 A JP H10265011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stacker crane
rail
traveling
crane device
automated warehouse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8724997A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kaneuchi
春夫 金内
Akio Nonaka
昭男 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP8724997A priority Critical patent/JPH10265011A/ja
Publication of JPH10265011A publication Critical patent/JPH10265011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置にお
いて走行レールの表面に結露が発生するのをなくす。 【解決手段】 自動倉庫の床面に前後に向かう走行レー
ル1を設置し、この走行レール1に沿ってスタッカクレ
ーン3が走行するようになる自動倉庫におけるスタッカ
クレーン装置において、前記走行レール1の内部にその
長手方向にわたって空間部34を形成し、該空間部34
にヒータ35を装着するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫における
スタッカクレーン装置のレール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫におけるスタッカクレー
ン装置としては、図1及び図2に示すように、床面に前
後に向かう走行レール1が設置されると共に、天井側に
前後に向かう上レール2が設置され、この走行レール1
と上レール2に沿ってスタッカクレーン3が走行するよ
うになり、該スタッカクレーン3の前後の走行方向に沿
って前後上下にわたって荷物4が載置可能となる棚部5
が複数設けられた棚6が設置されており、このスタッカ
クレーン3は、走行レール1上を走行する下フレーム7
が備えられ、該下フレーム7に一対のマスト8が立設さ
れ、一対のマスト8の上部に上フレーム9が架設される
と共に、該マスト8に沿って昇降するキャリッジ10が
設けられ、該キャリッジ10に荷物4の受け渡しを行う
フォーク体11が装着されていた。
【0003】そして、前記スタッカクレーン3おける走
行レール1上の走行としては、該スタッカクレーン3の
下フレーム7に備えた駆動部12の車輪と従動部13の
車輪とが前記走行レール1の上面を転動することで走行
するようになるもので、この駆動部12としては、図3
に示すように、断面I形の走行レール1の上面を転動す
る車輪21が備えられ、該車輪21の側部に走行モータ
22とブレーキ機構が有された減速機23とが装着され
ると共に、前記走行レール1の側面を両側より挟持して
転動するようになる横向きの一対のガイドローラ24が
装着されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のスタッカ
クレーン装置にあっては、湿度の高い倉庫内への設置が
多々あり、このため走行レールの表面に結露が発生する
ことがあった。これは倉庫内の温度が高くなり走行レー
ルの温度が周囲の温度に対して低くなると、走行レール
の表面に触れている空気が局部的に冷却されて走行レー
ルの表面に結露が発生するようになるもので、該走行レ
ールの表面、特に上面に結露が発生すると、駆動部の車
輪と走行レールとにおいて、走行時における車輪の空転
やブレーキ時のスリップが起こり、スタッカクレーン装
置におけるオーバーラン等の事故を誘発する虞があっ
た。本発明は、これらの問題を解消することを、その課
題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、自動倉庫の床面に前後に向かう走行レール
を設置し、この走行レールに沿ってスタッカクレーンが
走行するようになる自動倉庫におけるスタッカクレーン
装置において、前記走行レールの内部にその長手方向に
わたって空間部を形成し、該空間部にヒータを装着する
ようにしたスタッカクレーン装置のレール構造とする。
【0006】
【作用】本発明は、前記走行レールの内部に、その長手
方向にわたって空間部を形成し、該空間部にヒータを装
着するようにしたことで、走行レールの表面に触れてい
る空気が局部的に冷却されるのを防止し、走行レールの
表面に結露が発生するのをなくすようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】自動倉庫におけるスタッカクレー
ン装置としては、従来と同様、図1及び図2に示すよう
に、床面に前後に向かう走行レール1を設置すると共
に、天井側に前後に向かう上レール2を設置し、この走
行レール1と上レール2に沿ってスタッカクレーン3を
走行するようにし、該スタッカクレーン3の前後の走行
方向に沿って前後上下にわたって荷物4を載置可能とす
る棚部5を複数設けた棚6を設置しており、このスタッ
カクレーン3は、走行レール1上を走行する下フレーム
7を備え、該下フレーム7に一対のマスト8を立設し、
一対のマスト8の上部に上フレーム9を架設すると共
に、該マスト8に沿って昇降するキャリッジ10を設
け、該キャリッジ10に荷物4の受け渡しを行うフォー
ク体11を装着している。
【0008】そして、スタッカクレーン3における走行
レール1上の走行としては、該スタッカクレーン3の下
フレーム7に備えた駆動部12の車輪と従動部13の車
輪とを前記走行レール1の上面を転動することで走行す
るようになり、この駆動部12としては、従来と同様、
走行レール1の上面を転動する車輪21を備え、該車輪
21の側部に走行モータ22とブレーキ機構を有した減
速機23とを装着すると共に、前記走行レール1の側面
を両側より挟持して転動するようになる横向きの一対の
ガイドローラ24を装着する。
【0009】そして、このようになるスタッカクレーン
装置において、前記走行レール1のレール構造として
は、図4及び図5に示すように、上部に位置するように
なるヘッド31と中間部に位置するようになるウェブ3
2と下部に位置するようになるベース33とから略断面
I形に形成すると共に、該ヘッド31の厚みを大きくし
て、このヘッド31に当該走行レール1の長手方向全長
にわたって三角形の中空状の空間部34を形成し、該空
間部34全長にわたってテープ状の電気式のヒータ35
を装着する。該ヒータ35の電気回路にはサーモスタッ
ト36や漏電防止機構を有するようにする。
【0010】このようなスタッカクレーン装置における
走行レール1のレール構造とすることで、前記ヒータ3
5により走行レール1の温度を高めて、走行レール1の
温度が周囲の温度に対して低くなることがないように
し、走行レール1の表面に触れている空気が局部的に冷
却されるのを防止して、走行レール1の表面に結露が発
生するのをなくす。
【0011】また、前記走行レール1においては、前述
したものに限定されるものではなく、例えば、図6に示
すように、前述の走行レール1と同様にヘッド31とウ
ェブ32とベース33とから略断面I形に形成するが、
該ウェブ32の幅を広くし、このウェブ32に長方形の
中空状の空間部34を当該走行レール1の長手方向全長
にわたって形成し、この空間部34全長にわたって前記
ヒータ35を装着するようにしても良い。また、他にも
図7に示すように、断面正四角形筒状で下部側を開放し
て当該走行レール1の長手方向全長にわたって空間部3
4を形成し、この空間部34全長にわたって前記ヒータ
35を装着するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】自動倉庫におけるスタッカクレーン装置
において、走行レールの内部にその長手方向にわたって
空間部を形成し、該空間部にヒータを装着するようにし
たことで、前記ヒータにより走行レールの温度を高め
て、走行レールの温度が周囲の温度に対して低くなるこ
とがないようにし、走行レールの表面に触れている空気
が局部的に冷却されるのを防止して、走行レールの表面
に結露が発生するのをなくすことができる。これによ
り、従来結露により起こっていた走行時における車輪の
空転やブレーキ時のスリップといったことをなくして、
スタッカクレーン装置におけるオーバーラン等の事故を
未然に防ぐことで、安全性の大幅な向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫及びスタッカクレーン装置の概略斜視
図。
【図2】スタッカクレーン装置の側面図。
【図3】スタッカクレーンおける駆動部の概略斜視図。
【図4】スタッカクレーン装置の走行レールの断面図。
【図5】スタッカクレーン装置の走行レールの概略斜視
図。
【図6】スタッカクレーン装置の他の走行レールの概略
斜視図。
【図7】スタッカクレーン装置の他の走行レールの断面
図。
【符号の説明】
1…走行レール、2…上レール、3…スタッカクレー
ン、4…荷物、5…棚部、6…棚、7…下フレーム、8
…マスト、9…上フレーム、10…キャリッジ、11…
フォーク体、12…駆動部、13…従動部、21…車
輪、22…走行モータ、23…減速機、24…ガイドロ
ーラ、31…ヘッド、32…ウェブ、33…ベース、3
4…空間部、35…ヒータ、36…サーモスタット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫の床面に前後に向かう走行レー
    ル1を設置し、この走行レール1に沿ってスタッカクレ
    ーン3が走行するようになる自動倉庫におけるスタッカ
    クレーン装置において、 前記走行レール1の内部にその長手方向にわたって空間
    部34を形成し、該空間部34にヒータ35を装着する
    ようにしたことを特徴とする自動倉庫におけるスタッカ
    クレーン装置のレール構造。
JP8724997A 1997-03-24 1997-03-24 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造 Pending JPH10265011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8724997A JPH10265011A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8724997A JPH10265011A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10265011A true JPH10265011A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13909535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8724997A Pending JPH10265011A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10265011A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024046981A1 (en) * 2022-08-29 2024-03-07 Autostore Technology AS Storage system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024046981A1 (en) * 2022-08-29 2024-03-07 Autostore Technology AS Storage system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS641396B2 (ja)
JPH10265011A (ja) 自動倉庫におけるスタッカクレーン装置のレール構造
US3563180A (en) Movable storage rack
JP2652490B2 (ja) 鉄道作業車両用伸縮レール装置
JP4235296B2 (ja) 乗客コンベア
KR100296055B1 (ko) 평면왕복식입체주차장치의운반대차
JPH10339049A (ja) 立体式自動駐車装置
JP2585576B2 (ja) クレ−ンの昇降キャレツジ案内装置
JP3690561B2 (ja) 搬送車
JP2585575B2 (ja) クレ−ンの組み立て方法
JPH04338099A (ja) 入出庫用走行クレーン
JPH082407A (ja) 床コンベヤ
CN219992065U (zh) 一种轨道送料装置
JP4540551B2 (ja) 台車設備
JPH0613122Y2 (ja) パレットまたはコンテナ入庫装置
JP4993375B2 (ja) 駐車装置
JP2001270435A (ja) 懸垂式昇降搬送装置
JP2899531B2 (ja) 格納システム
JPH0530073U (ja) 搬送システムのレール連結装置
JP4470337B2 (ja) 縦列型格納装置
JP2001270434A (ja) 懸垂式昇降搬送装置
JP2669872B2 (ja) 駐車装置
JP3556359B2 (ja) 駐車設備の脱輪防止パレット
JPH0745723Y2 (ja) エレベータ式駐車装置
JPH0642064Y2 (ja) 駐車装置用プラットフォーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060322

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02