JPH10264889A - 小穴を有する翼 - Google Patents
小穴を有する翼Info
- Publication number
- JPH10264889A JPH10264889A JP11172897A JP11172897A JPH10264889A JP H10264889 A JPH10264889 A JP H10264889A JP 11172897 A JP11172897 A JP 11172897A JP 11172897 A JP11172897 A JP 11172897A JP H10264889 A JPH10264889 A JP H10264889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small holes
- cavitation
- propeller
- wing
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、簡便にキャビテーションの発生を低
減して、振動の発生を低減し、又、壊食の発生を低減さ
せるための翼の形状に関することである。 【構成】プロペラの翼面1の外周面に近い面に、適度の
間隔で、小穴2を貫通させる。
減して、振動の発生を低減し、又、壊食の発生を低減さ
せるための翼の形状に関することである。 【構成】プロペラの翼面1の外周面に近い面に、適度の
間隔で、小穴2を貫通させる。
Description
【001】
【産業上の利用分野】この発明は、流体中で作用する船
のプロペラの翼とか水車、ポンプの羽根の形状に関す
る。
のプロペラの翼とか水車、ポンプの羽根の形状に関す
る。
【002】
【従来の技術】従来の船のプロペラは、高速回転する
と、キャビテーションが起こる。そのためプロペラの推
進効率が下がり、又、振動が発生し、又、壊食が発生し
ている。 高速回転用の翼の形状としては、スーパ
ーキャビテーション翼があるが、この翼は、低速回転に
なると、従来のプロペラより推進効率が下がる欠点があ
った。
と、キャビテーションが起こる。そのためプロペラの推
進効率が下がり、又、振動が発生し、又、壊食が発生し
ている。 高速回転用の翼の形状としては、スーパ
ーキャビテーション翼があるが、この翼は、低速回転に
なると、従来のプロペラより推進効率が下がる欠点があ
った。
【003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡便にこの
キャビテーションの発生を少なくするために発明された
翼の形状に関することである。すなわち、プロペラの低
速回転から高速回転まで、推進効率をできるだけさげな
いで、キャビテーションの発生を低減して、振動の発生
を低減し、又、壊食の発生を低減するようにしたもので
ある。
キャビテーションの発生を少なくするために発明された
翼の形状に関することである。すなわち、プロペラの低
速回転から高速回転まで、推進効率をできるだけさげな
いで、キャビテーションの発生を低減して、振動の発生
を低減し、又、壊食の発生を低減するようにしたもので
ある。
【004】
【課題を解決するための手段】その構成を説明すると船
等のプロペラの翼面1のキャビテーションの発生しやす
い外周面に、適度の間隔で、小穴2を貫通させる。 ポ
ンプの羽根車の場合は、羽根面3に小穴2を貫通させ
る。
等のプロペラの翼面1のキャビテーションの発生しやす
い外周面に、適度の間隔で、小穴2を貫通させる。 ポ
ンプの羽根車の場合は、羽根面3に小穴2を貫通させ
る。
【005】
【作用】その作用は、プロペラの翼面1のキャビテーシ
ョンの発生しやすい回転周速度の早くなる外周面に、適
度の間隔で、小穴2を貫通させているので、翼面1の圧
力面から反対面のキャビテーション発生負圧面へ流体が
流れてキャビテーション発生負圧面の負圧が低減され
る。なお、このプロペラ翼面の小穴の適度の間隔と、小
穴の大きさ及び数は、プロペラ翼面の形状と、最使用回
転数により、又、キャビテーション低減強弱の設定によ
ってきめられる。 又、小穴2によりプロペラの推
進効率がわづかに下がったときは、その補正としてプロ
ペラの翼面1をその分大きくすればよい。
ョンの発生しやすい回転周速度の早くなる外周面に、適
度の間隔で、小穴2を貫通させているので、翼面1の圧
力面から反対面のキャビテーション発生負圧面へ流体が
流れてキャビテーション発生負圧面の負圧が低減され
る。なお、このプロペラ翼面の小穴の適度の間隔と、小
穴の大きさ及び数は、プロペラ翼面の形状と、最使用回
転数により、又、キャビテーション低減強弱の設定によ
ってきめられる。 又、小穴2によりプロペラの推
進効率がわづかに下がったときは、その補正としてプロ
ペラの翼面1をその分大きくすればよい。
【006】
【実施例】第1図は、その一実施例で、船のプロペラの
翼面1に適度の間隔で、小穴2を貫通させている。
第2図は、別の実施例で、遠心ポンプの羽根車の羽根に
小穴2を貫通させたものである。 これは、ポンプの
羽根の例であるが、フランシス水車等の羽根でもすべて
同じである。
翼面1に適度の間隔で、小穴2を貫通させている。
第2図は、別の実施例で、遠心ポンプの羽根車の羽根に
小穴2を貫通させたものである。 これは、ポンプの
羽根の例であるが、フランシス水車等の羽根でもすべて
同じである。
【007】
【発明の効果】あらゆる流体中に設定された翼面のキャ
ビテーションの発生の恐れのある部位へ小穴を貫通させ
ることにより、簡便にキャビテーションの発生を低減し
て、振動の発生を低減し、又、壊食の発生を低減させる
効果がある。 小穴を貫通させることにより、流体中の
気泡を巻き込んで発生するキャビテーションの断続的な
ショツクを短時間の内に消滅させる。
ビテーションの発生の恐れのある部位へ小穴を貫通させ
ることにより、簡便にキャビテーションの発生を低減し
て、振動の発生を低減し、又、壊食の発生を低減させる
効果がある。 小穴を貫通させることにより、流体中の
気泡を巻き込んで発生するキャビテーションの断続的な
ショツクを短時間の内に消滅させる。
【図1】本発明のプロペラ正面図
【図2】本発明の遠心ポンプの羽根車の1/4断面図
1はプロペラの翼面 2は小穴 3は羽根
面
面
Claims (1)
- 【請求項1】 翼面に貫通する小穴を有する翼
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172897A JPH10264889A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 小穴を有する翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172897A JPH10264889A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 小穴を有する翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10264889A true JPH10264889A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14568673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11172897A Pending JPH10264889A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 小穴を有する翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10264889A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010505679A (ja) * | 2006-10-02 | 2010-02-25 | デイビッド チェンバレン、コリン | 安全プロペラ |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP11172897A patent/JPH10264889A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010505679A (ja) * | 2006-10-02 | 2010-02-25 | デイビッド チェンバレン、コリン | 安全プロペラ |
US8491268B2 (en) | 2006-10-02 | 2013-07-23 | Colin David Chamberlain | Safety propeller |
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