JPH10264866A - 車両用窓ガラスの取付装置 - Google Patents
車両用窓ガラスの取付装置Info
- Publication number
- JPH10264866A JPH10264866A JP9074743A JP7474397A JPH10264866A JP H10264866 A JPH10264866 A JP H10264866A JP 9074743 A JP9074743 A JP 9074743A JP 7474397 A JP7474397 A JP 7474397A JP H10264866 A JPH10264866 A JP H10264866A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- window
- adhesive
- robot
- robot arm
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- Pending
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホットメルト接着剤を用いた場合の窓ガラス
取付作業のサイクルタイムを短縮する。 【解決手段】 窓ガラス取付ロボットのロボットアーム
1に、窓ガラスBを保持する治具6と、窓ガラスBの接
着剤Baの塗布部位の外面に冷却エアを吹付けるエアノ
ズル8とを設ける。また、車体Aのドア開口Abを通し
て車室内に進入可能なロボットアームを有する別のロボ
ットを設け、ロボットアームに窓ガラスBの接着剤Ba
に冷却エアを直接吹付けるエアノズルを設けても良い。
窓ガラスBを窓部Awの窓枠に押付ける際、エアノズル
8から冷却エアを吹出し、ホットメルト接着剤の冷却速
度を速くする。
取付作業のサイクルタイムを短縮する。 【解決手段】 窓ガラス取付ロボットのロボットアーム
1に、窓ガラスBを保持する治具6と、窓ガラスBの接
着剤Baの塗布部位の外面に冷却エアを吹付けるエアノ
ズル8とを設ける。また、車体Aのドア開口Abを通し
て車室内に進入可能なロボットアームを有する別のロボ
ットを設け、ロボットアームに窓ガラスBの接着剤Ba
に冷却エアを直接吹付けるエアノズルを設けても良い。
窓ガラスBを窓部Awの窓枠に押付ける際、エアノズル
8から冷却エアを吹出し、ホットメルト接着剤の冷却速
度を速くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
窓部に窓ガラスを接着剤、特に、ホットメルトタイプの
接着剤を用いて取付ける場合に好適な車両用窓ガラスの
取付装置に関する。
窓部に窓ガラスを接着剤、特に、ホットメルトタイプの
接着剤を用いて取付ける場合に好適な車両用窓ガラスの
取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用窓ガラスの取付装置とし
て、特開平7−81641号公報に見られるように、ロ
ボットアームに窓ガラスを保持する治具を搭載して成る
窓ガラス取付ロボットを備え、内面に接着剤を塗布した
窓ガラスを治具に保持させた状態で車体の窓部の窓枠に
押付け、窓ガラスを窓部に取付けるものが知られてい
る。
て、特開平7−81641号公報に見られるように、ロ
ボットアームに窓ガラスを保持する治具を搭載して成る
窓ガラス取付ロボットを備え、内面に接着剤を塗布した
窓ガラスを治具に保持させた状態で車体の窓部の窓枠に
押付け、窓ガラスを窓部に取付けるものが知られてい
る。
【0003】ところで、窓ガラス用の接着剤としては一
般に湿気硬化性の接着剤を用いている。然し、この接着
剤は硬化に時間がかかり、そのため従来はファスナ等の
仮保持部材を取付けて窓ガラスを定位置に仮保持してい
るが、これでは部品点数や工数が増す不具合がある。
般に湿気硬化性の接着剤を用いている。然し、この接着
剤は硬化に時間がかかり、そのため従来はファスナ等の
仮保持部材を取付けて窓ガラスを定位置に仮保持してい
るが、これでは部品点数や工数が増す不具合がある。
【0004】速硬性接着剤を用いれば仮保持部材は不要
になり、上記不具合を解消できる。上記公報に記載のも
のも速硬性接着剤を用いているが、この接着剤は初期粘
度が高いため、窓ガラスの押付けで接着剤ビードを押潰
したときにビード厚にばらつきを生じ易く、押付力の管
理が面倒になる。
になり、上記不具合を解消できる。上記公報に記載のも
のも速硬性接着剤を用いているが、この接着剤は初期粘
度が高いため、窓ガラスの押付けで接着剤ビードを押潰
したときにビード厚にばらつきを生じ易く、押付力の管
理が面倒になる。
【0005】そこで、最近では、熱可塑性樹脂を添加し
たホットメルトタイプの1液ウレタン接着剤が用いられ
るようになってきた。この接着剤は初期粘度が低いた
め、押付力の管理が容易になると共に、接着剤の粘度が
その温度低下で上昇して窓ガラスの仮保持機能を得ら
れ、仮保持部材が不要になる利点がある。
たホットメルトタイプの1液ウレタン接着剤が用いられ
るようになってきた。この接着剤は初期粘度が低いた
め、押付力の管理が容易になると共に、接着剤の粘度が
その温度低下で上昇して窓ガラスの仮保持機能を得ら
れ、仮保持部材が不要になる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ホットメルトタイプの
接着剤は上記の如き種々の利点があるが、窓ガラスの仮
保持機能が得られるまで硬化するには多少とも時間がか
かり、その間は窓ガラスを治具に保持させた状態で窓枠
に押付けておかねばならず、サイクルタイムが長引く不
具合がある。
接着剤は上記の如き種々の利点があるが、窓ガラスの仮
保持機能が得られるまで硬化するには多少とも時間がか
かり、その間は窓ガラスを治具に保持させた状態で窓枠
に押付けておかねばならず、サイクルタイムが長引く不
具合がある。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、ホットメルト
タイプの接着剤の冷却速度を速くして、サイクルタイム
の短縮を図れるようにした車両用窓ガラスの取付装置を
提供することを課題としている。
タイプの接着剤の冷却速度を速くして、サイクルタイム
の短縮を図れるようにした車両用窓ガラスの取付装置を
提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
ロボットアームに窓ガラスを保持する治具を搭載して成
る窓ガラス取付ロボットを備え、内面に接着剤を塗布し
た窓ガラスを治具に保持させた状態で車体の窓部の窓枠
に押付け、窓ガラスを窓部に取付ける車両用窓ガラスの
取付装置において、本発明の第1の特徴によれば、前記
ロボットアームに、窓ガラスの接着剤塗布部位の外面に
冷却エアを吹付けるエア吹付手段を搭載し、また、本発
明の第2の特徴によれば、車体のドア開口を通して車室
内に進入可能なロボットアームを有する第2のロボット
を備え、第2のロボットのロボットアームに、窓ガラス
の内面の接着剤に冷却エアを直接吹付けるエア吹付手段
を搭載するものとした。
ロボットアームに窓ガラスを保持する治具を搭載して成
る窓ガラス取付ロボットを備え、内面に接着剤を塗布し
た窓ガラスを治具に保持させた状態で車体の窓部の窓枠
に押付け、窓ガラスを窓部に取付ける車両用窓ガラスの
取付装置において、本発明の第1の特徴によれば、前記
ロボットアームに、窓ガラスの接着剤塗布部位の外面に
冷却エアを吹付けるエア吹付手段を搭載し、また、本発
明の第2の特徴によれば、車体のドア開口を通して車室
内に進入可能なロボットアームを有する第2のロボット
を備え、第2のロボットのロボットアームに、窓ガラス
の内面の接着剤に冷却エアを直接吹付けるエア吹付手段
を搭載するものとした。
【0009】本発明によれば、ホットメルトタイプの接
着剤を用いた場合、エア吹付手段からの冷却エアにより
接着剤の冷却速度が速くなる。そのため、窓ガラスの仮
保持機能を得られるまでに要する時間が短くなり、治具
による窓ガラスの押付けを早期に解除して、サイクルタ
イムを短縮することができる。
着剤を用いた場合、エア吹付手段からの冷却エアにより
接着剤の冷却速度が速くなる。そのため、窓ガラスの仮
保持機能を得られるまでに要する時間が短くなり、治具
による窓ガラスの押付けを早期に解除して、サイクルタ
イムを短縮することができる。
【0010】尚、上記第1の特徴によれば、接着剤が冷
却エアにより窓ガラスを介して間接的に冷却されるのに
対し、上記第2の特徴によれば、接着剤が冷却エアによ
り直接冷却されることになり、後者の方がサイクルタイ
ムを一層短縮できる。
却エアにより窓ガラスを介して間接的に冷却されるのに
対し、上記第2の特徴によれば、接着剤が冷却エアによ
り直接冷却されることになり、後者の方がサイクルタイ
ムを一層短縮できる。
【0011】ところで、窓枠に対して窓ガラスを押付け
る前からエア吹付手段を作動させると、接着剤の押付当
初の粘度が上昇して押付力の管理が面倒になる。そのた
め、エア吹付手段は、窓枠に対する窓ガラスの押付け時
に作動させることが望ましい。
る前からエア吹付手段を作動させると、接着剤の押付当
初の粘度が上昇して押付力の管理が面倒になる。そのた
め、エア吹付手段は、窓枠に対する窓ガラスの押付け時
に作動させることが望ましい。
【0012】また、窓枠に窓ガラスを初めから強い力で
押付けると、接着剤がはみ出したり、窓ガラスの窓枠に
対する接着位置のずれを生ずることがある。そのため、
最初は窓ガラスを比較的弱い力で押付け、接着剤を窓枠
の所定位置に接触させて軽く押潰し、その後に窓ガラス
の押付力を強くして接着剤を所要の厚さに押潰すことが
望ましい。このように、窓枠に対する窓ガラスの押付け
を、比較的弱い力での弱押付けと、比較的強い力での強
押付けとの2段階で行う場合、弱押付け段階では接着剤
の粘度は低い方が良く、そのため、エア吹付手段は強押
付け時に作動させることが望ましい。
押付けると、接着剤がはみ出したり、窓ガラスの窓枠に
対する接着位置のずれを生ずることがある。そのため、
最初は窓ガラスを比較的弱い力で押付け、接着剤を窓枠
の所定位置に接触させて軽く押潰し、その後に窓ガラス
の押付力を強くして接着剤を所要の厚さに押潰すことが
望ましい。このように、窓枠に対する窓ガラスの押付け
を、比較的弱い力での弱押付けと、比較的強い力での強
押付けとの2段階で行う場合、弱押付け段階では接着剤
の粘度は低い方が良く、そのため、エア吹付手段は強押
付け時に作動させることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、1は窓
ガラス取付ロボットのロボットアームであり、ロボット
アーム1の先端の手首2に支持枠3を取付け、該支持枠
3に、シリンダ4によりガイドバー5に案内されて進退
される治具6を搭載している。
ガラス取付ロボットのロボットアームであり、ロボット
アーム1の先端の手首2に支持枠3を取付け、該支持枠
3に、シリンダ4によりガイドバー5に案内されて進退
される治具6を搭載している。
【0014】治具6には窓ガラスBを吸着する吸着部材
7が設けられており、内面に接着剤Baを塗布した窓ガ
ラスBを治具6に吸着部材7を介して保持し、この状態
で窓ガラスBが車体Aの窓部Awに正対するようにロボ
ットの動作で治具6を移動し、次いでシリンダ4の伸張
作動により治具6を窓部Awの法線方向に前進させて窓
ガラスBを窓部Awの窓枠に押付け、窓ガラスBを窓部
Awに取付ける。
7が設けられており、内面に接着剤Baを塗布した窓ガ
ラスBを治具6に吸着部材7を介して保持し、この状態
で窓ガラスBが車体Aの窓部Awに正対するようにロボ
ットの動作で治具6を移動し、次いでシリンダ4の伸張
作動により治具6を窓部Awの法線方向に前進させて窓
ガラスBを窓部Awの窓枠に押付け、窓ガラスBを窓部
Awに取付ける。
【0015】尚、シリンダ4の押圧力は、シリンダ4用
の流体供給路に介設した図外の比例弁によって強弱に切
換えられるようになっており、窓枠に対する窓ガラスB
の押付けを、シリンダ4の押圧力を弱くした前段の弱押
付けと、シリンダ4の押圧力を強くした後段の強押付け
との2段階に分けて行うようにしている。
の流体供給路に介設した図外の比例弁によって強弱に切
換えられるようになっており、窓枠に対する窓ガラスB
の押付けを、シリンダ4の押圧力を弱くした前段の弱押
付けと、シリンダ4の押圧力を強くした後段の強押付け
との2段階に分けて行うようにしている。
【0016】接着剤としてはホットメルトタイプのもの
を用いており、接着剤の冷却速度を速くして、接着剤の
粘度が窓ガラスBの仮保持機能を得られる粘度まで早期
に上昇するように、支持枠3に、窓ガラスBの接着剤B
aの塗布部位の外面に冷却エアを吹付けるエア吹付手段
たるエアノズル8を取付けている。ここで、窓ガラスB
の仮保持機能は主として窓ガラスBの左右両側に塗布し
た接着剤で得られる。そのため、本実施形態では、窓ガ
ラスBの左右各側の接着剤Baの塗布部位に指向する上
下1対のエアノズル8を左右2組設けている。尚、エア
ノズル8を治具6に取付けるようにしても良い。
を用いており、接着剤の冷却速度を速くして、接着剤の
粘度が窓ガラスBの仮保持機能を得られる粘度まで早期
に上昇するように、支持枠3に、窓ガラスBの接着剤B
aの塗布部位の外面に冷却エアを吹付けるエア吹付手段
たるエアノズル8を取付けている。ここで、窓ガラスB
の仮保持機能は主として窓ガラスBの左右両側に塗布し
た接着剤で得られる。そのため、本実施形態では、窓ガ
ラスBの左右各側の接着剤Baの塗布部位に指向する上
下1対のエアノズル8を左右2組設けている。尚、エア
ノズル8を治具6に取付けるようにしても良い。
【0017】図3は他の実施形態を示し、このものでは
窓ガラス取付ロボットとは別の第2のロボットを設け、
該ロボットのロボットアーム9を車体Aのドア開口Ab
を通して車室内に進入可能とし、このロボットアーム9
の先端の手首10に取付けた枠体11に、窓ガラスBの
内面の左右各側の接着剤Baに冷却エアを直接吹付ける
エア吹付手段たるエアノズル12を取付けている。この
場合、図1、図2に示す実施形態のものと同様に窓ガラ
ス取付ロボット側のエアノズル8を設けても良い。
窓ガラス取付ロボットとは別の第2のロボットを設け、
該ロボットのロボットアーム9を車体Aのドア開口Ab
を通して車室内に進入可能とし、このロボットアーム9
の先端の手首10に取付けた枠体11に、窓ガラスBの
内面の左右各側の接着剤Baに冷却エアを直接吹付ける
エア吹付手段たるエアノズル12を取付けている。この
場合、図1、図2に示す実施形態のものと同様に窓ガラ
ス取付ロボット側のエアノズル8を設けても良い。
【0018】窓ガラスBの取付けに際しては、何れの実
施形態のものにおいても、弱押付けで図4(A)に示す
ように接着剤Baを窓枠に接触させて軽く押潰した後、
強押付けで図4(B)に示すように接着剤Baを所要の
厚さに押潰す際にエアノズル8,12から冷却エアを吹
出す。
施形態のものにおいても、弱押付けで図4(A)に示す
ように接着剤Baを窓枠に接触させて軽く押潰した後、
強押付けで図4(B)に示すように接着剤Baを所要の
厚さに押潰す際にエアノズル8,12から冷却エアを吹
出す。
【0019】図5は、熱可塑性樹脂を添加したホットメ
ルトタイプの1液ウレタン接着剤の冷却特性を示すグラ
フである。横軸の0は窓ガラスBへの接着剤の塗布開始
時点を示し、塗布完了後に窓ガラスBを治具6に受取ら
せ、窓ガラス取付ロボットの作動で治具6を車体Aに対
し位置決めし、塗布開始から76秒で弱押付けを開始
し、80秒で強押付けを開始している。図5のa線は自
然冷却した場合、b線は強押付けの開始と同時にエアノ
ズル8から窓ガラスBの外面に冷却エアを吹付けて間接
冷却した場合、C線は強押付けの開始と同時にエアノズ
ル12から接着剤Baに冷却エアを直接吹付けて直接冷
却した場合を示す。尚、雰囲気温度は30℃、冷却エア
の温度は−10℃とした。
ルトタイプの1液ウレタン接着剤の冷却特性を示すグラ
フである。横軸の0は窓ガラスBへの接着剤の塗布開始
時点を示し、塗布完了後に窓ガラスBを治具6に受取ら
せ、窓ガラス取付ロボットの作動で治具6を車体Aに対
し位置決めし、塗布開始から76秒で弱押付けを開始
し、80秒で強押付けを開始している。図5のa線は自
然冷却した場合、b線は強押付けの開始と同時にエアノ
ズル8から窓ガラスBの外面に冷却エアを吹付けて間接
冷却した場合、C線は強押付けの開始と同時にエアノズ
ル12から接着剤Baに冷却エアを直接吹付けて直接冷
却した場合を示す。尚、雰囲気温度は30℃、冷却エア
の温度は−10℃とした。
【0020】上記接着剤の粘度が窓ガラスBの仮保持機
能を得られる程度に上昇するのは接着剤の温度が48℃
程度に低下したときである。接着剤が48℃に低下する
までにかかった時間は、自然冷却の場合128秒であっ
たが、間接冷却の場合は107秒、直接冷却の場合は9
8秒に短縮された。従って、窓ガラスBの取付サイクル
タイムを、自然冷却に比し間接冷却で21秒、直接冷却
で30秒短縮することができる。
能を得られる程度に上昇するのは接着剤の温度が48℃
程度に低下したときである。接着剤が48℃に低下する
までにかかった時間は、自然冷却の場合128秒であっ
たが、間接冷却の場合は107秒、直接冷却の場合は9
8秒に短縮された。従って、窓ガラスBの取付サイクル
タイムを、自然冷却に比し間接冷却で21秒、直接冷却
で30秒短縮することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ホットメルト接着剤を用いた場合の窓ガラス
取付作業のサイクルタイムを短縮でき、生産性を向上で
きる。
によれば、ホットメルト接着剤を用いた場合の窓ガラス
取付作業のサイクルタイムを短縮でき、生産性を向上で
きる。
【図1】 本発明装置の一例を示す斜視図
【図2】 図1のII−II線截断面図
【図3】 他の実施形態の図2に相当する截断面図
【図4】 (A)弱押付け時の状態を示す図、(B)強
押付け時の状態を示す図
押付け時の状態を示す図
【図5】 接着剤の冷却特性を示すグラフ
A 車体 Aw 窓部 B 窓ガラス Ba 接着剤 1 窓ガラス取付ロボットのロボットアーム 6 治具 9 第2のロボットのロボットアーム 8,12 エアノズル(エア吹付手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古関 重則 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 本田 技研工業株式会社狭山製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 ロボットアームに窓ガラスを保持する治
具を搭載して成る窓ガラス取付ロボットを備え、内面に
接着剤を塗布した窓ガラスを治具に保持させた状態で車
体の窓部の窓枠に押付け、窓ガラスを窓部に取付ける装
置において、 前記ロボットアームに、窓ガラスの接着剤塗布部位の外
面に冷却エアを吹付けるエア吹付手段を搭載する、 ことを特徴とする車両用窓ガラスの取付装置。 - 【請求項2】 ロボットアームに窓ガラスを保持する治
具を搭載して成る窓ガラス取付ロボットを備え、内面に
接着剤を塗布した窓ガラスを治具に保持させた状態で車
体の窓部の窓枠に押付け、窓ガラスを窓部に取付ける装
置において、 車体のドア開口を通して車室内に進入可能なロボットア
ームを有する第2のロボットを備え、 第2のロボットのロボットアームに、窓ガラスの内面の
接着剤に冷却エアを直接吹付けるエア吹付手段を搭載す
る、 ことを特徴とする車両用窓ガラスの取付装置。 - 【請求項3】 前記エア吹付手段は、窓枠に対する窓ガ
ラスの押付け時に作動されることを特徴とする請求項1
又は2に記載の車両用窓ガラスの取付装置。 - 【請求項4】 窓枠に対する窓ガラスの押付けは、比較
的弱い力での弱押付けと、比較的強い力での強押付けと
の2段階で行われ、前記エア吹付手段は強押付け時に作
動されることを特徴とする請求項3に記載の車両用窓ガ
ラスの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9074743A JPH10264866A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 車両用窓ガラスの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9074743A JPH10264866A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 車両用窓ガラスの取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10264866A true JPH10264866A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13556043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9074743A Pending JPH10264866A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 車両用窓ガラスの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10264866A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010173018A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Honda Motor Co Ltd | 部品取付けロボット及び部品取付け装置 |
JP2020040478A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用のタンク固定装置 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9074743A patent/JPH10264866A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010173018A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Honda Motor Co Ltd | 部品取付けロボット及び部品取付け装置 |
JP2020040478A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用のタンク固定装置 |
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