JPH10264767A - 自動車のシートベルトアンカーステイ構造 - Google Patents

自動車のシートベルトアンカーステイ構造

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JPH10264767A
JPH10264767A JP7010397A JP7010397A JPH10264767A JP H10264767 A JPH10264767 A JP H10264767A JP 7010397 A JP7010397 A JP 7010397A JP 7010397 A JP7010397 A JP 7010397A JP H10264767 A JPH10264767 A JP H10264767A
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Sadayuki Fujimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロペラシャフトと干渉するおそれが少な
く、アンカー部材取付部からの入力を効率的にアンカー
ステイに伝達することができる自動車のシートベルトア
ンカーステイ構造を提供する。 【解決手段】 車体のフロアパネル10のシートベルト
12のアンカー部材取付部16に略U字形状のアンカー
ステイ24の両端部24aを固定し、フロアパネル10
と略U字形状のアンカーステイ24によって形成される
閉空間にプロペラシャフト26を貫通させ、さらに、車
体を支持するサードクロスメンバ20の後側に取り付け
られたブラケット22の貫通口に前記略U字形状のアン
カーステイ24の中央部24bを遊挿し、このアンカー
ステイ24の中央部24bを、水平に且つその横断面を
縦寸法より横寸法の長い平坦形状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルトのア
ンカー部材取付部を補強する自動車のシートベルトアン
カーステイ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車のシートベルトア
ンカーステイ構造としては、図6に示すものや、出典特
開昭61−282143号公報に記載されたものがあ
る。図6において、符号10は車体のフロアパネルであ
り、フロアパネル10には、シートベルト12のアンカ
ー部材14が取り付けられている。このアンカー部材1
4の取付部16には、その補強のためにフロアパネル1
0の裏面からアンカーレインフォース18が接合されて
いる。
【0003】符号32は、車体を支持する強度部材の1
つであるサードクロスメンバであり、車体は図示しない
ゴムマウントを介して強度部材に支持されている。車両
衝突時等にシートベルト12を介してアンカー部材取付
部16に作用する大入力に対する補強として、アンカー
レインフォース18だけではフロアパネル10が変形す
るおそれがある。そこで、アンカーレインフォース18
に接合されたブラケット28に略U字形状のアンカース
テイ34の両端部34aをボルト、ウエルドナットで固
定し、サードクロスメンバ32に取り付けられたブラケ
ット36の貫通口に略U字形状のアンカーステイ34の
中央部34bを遊挿している。こうして、車両衝突時、
シートベルト12を介してアンカー部材取付部16に作
用する大入力をアンカーステイ34からサードクロスメ
ンバ32に伝達させることができ、アンカーステイ34
がフロアパネル10の変形を阻止するストッパーとして
機能することになる。
【0004】アンカーステイ34の中央部34bはブラ
ケット36の貫通口に遊挿されているために、フロアパ
ネル10とサードクロスメンバ32との相対的変位が生
じても、この相対的変位に影響を与えることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サードクロ
スメンバ32、ブラケット36及びアンカーステイ34
は、フロアパネル10と略U字形状のアンカーステイ3
4によって形成される閉空間を貫通するプロペラシャフ
ト38に干渉しないように配置する必要がある。特に、
プロペラシャフト38の2ジョイント化を行おうとする
と、サスペンションストロークに応じたプロペラシャフ
ト38の揺動の影響を考慮しなければならず(最大揺動
した状態のプロペラシャフトを仮想線で示す)、プロペ
ラシャフト38との干渉を回避するためには、サードク
ロスメンバ32、ブラケット36及びアンカーステイ3
4の中央部34b位置を図示よりもさらに車両前方へ移
動させなければならない。しかしながら、これらを前方
へ配置すると、アンカーステイ34の中央部34bがア
ンカー部材取付部16よりも前方に出すぎてしまうた
め、車両衝突時、フロアパネル10が前方移動した場合
に、アンカーステイ34は回転等の無駄な動きをした後
にしかアンカー部材取付部16からの入力をサードクロ
スメンバ32に伝達することができず、効率的でない、
という課題がある。
【0006】本願発明は、かかる課題に鑑みなされたも
ので、請求項1ないし請求項5記載の発明は、プロペラ
シャフトと干渉するおそれが少なく、アンカー部材取付
部からの入力を効率的にアンカーステイに伝達すること
ができる自動車のシートベルトアンカーステイ構造を提
供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、車体のフロアパ
ネルのシートベルトのアンカー部材取付部に略U字形状
のアンカーステイの両端部を固定し、該フロアパネルと
略U字形状のアンカーステイによって形成される閉空間
にプロペラシャフトを貫通させ、さらに、車体を支持す
る強度部材に取り付けられたブラケットの貫通口に前記
略U字形状のアンカーステイの中央部を遊挿して、シー
トベルトを介してアンカー部材取付部に作用する大入力
をアンカーステイから前記強度部材に伝達させるように
なした自動車のシートベルトアンカーステイ構造におい
て、前記ブラケットの貫通口を遊挿する前記アンカース
テイの中央部を、水平に且つその横断面を縦寸法より横
寸法の長い平坦形状に構成することを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記ブラケットの貫通口は、前記略
U字形状のアンカーステイの両端部が固定されたアンカ
ー部材取付部よりも車体下後方にあり、アンカーステイ
はアンカー部材取付部から下後方へ向けて傾斜している
ことを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、請求
項1または2記載のものにおいて、前記アンカーステイ
は丸棒からなり、前記中央部は該丸棒をつぶすことによ
り平坦形状に形成されることを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3記載のものにおいて、前記ブラケットは、強度部
材の後側に取り付けられていることを特徴とする。ま
た、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4記載のも
のにおいて、前記ブラケットの上面は、後方に向けて漸
次低くなるよう傾斜する傾斜面であることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記ブラ
ケットの貫通口を遊挿する前記アンカーステイの中央部
を、水平に且つその横断面を縦寸法より横寸法の長い平
坦形状に構成することにより、アンカーステイの中央部
の上下方向の配設スペースが減少する。これに伴い、ブ
ラケットの上下寸法も小さくできるので、プロペラシャ
フトとの干渉のおそれを小さくすることができる。従っ
て、ブラケット及びアンカーステイの中央部のレイアウ
トの自由度が増すので、衝突時にアンカー部材取付部か
らの入力を効率的に強度部材に伝達させるような好適な
位置にアンカーステイを配設することができる。
【0011】また、衝突時に水平な平坦形状である中央
部が変形して折れ曲がることにより、フロアパネルをあ
る程度変形させ、中央部の変形及びフロアの変形で衝突
エネルギーを吸収する緩衝機能を持たせることができ、
乗員保護性能を高めることができる。請求項2記載の発
明によれば、上記請求項1に係る作用・効果の他、前記
ブラケットの貫通口は、前記略U字形状のアンカーステ
イの両端部が固定されたアンカー部材取付部よりも車体
下後方にあり、アンカーステイはアンカー部材取付部か
ら下後方へ向けて傾斜しているので、衝突時に、アンカ
ーステイにアンカー部材取付部から引張方向の荷重が加
わり、アンカーステイが回転等の無駄な動きを経ること
なく、効率的にアンカー部材取付部からの入力をサード
クロスメンバに伝達することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2に係る作用・効果の他、アンカーステイは丸
棒からなり、該丸棒をつぶすことにより平坦形状にして
前記中央部を形成することから、アンカーステイ全体を
平坦形状とするのに比較して、アンカーステイ取付作業
時にブラケットの貫通口にアンカーステイを挿入する作
業が、断面丸形状の方が挿入しやすい分、簡単にアンカ
ーステイを取り付けることができる。
【0013】また、丸棒をつぶして平坦形状を形成する
ので、断面積としては、丸棒の部分も中央部も同じこと
になり、従って、引張強度に対して全体的に均一な性能
を持たせることができる。また、請求項4記載の発明に
よれば、請求項1ないし3に係る作用・効果の他、ブラ
ケットを強度部材の後側に取り付けることで、強度部材
をプロペラシャフトと干渉しない前側の位置に配設する
ことができる。
【0014】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし4に係る作用・効果の他、前記ブラケットの
上面を、後方に向けて漸次低くなるよう傾斜する傾斜面
とすることによって、ブラケットが後方に向けて揺動範
囲が大きくなるプロペラシャフトとの干渉を避けるのに
より有利な構造とするとができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の自動車のシートベル
トアンカーステイ構造の実施の形態を表す断面図(図2
の1−1線に沿って見た断面図)、図2は図1の自動車
のシートベルトアンカーステイ構造を車幅方向に沿って
切断した断面図、図3は図1の自動車のシートベルトア
ンカーステイ構造の斜視図である。図中、FRは車両前
方方向を表す。
【0016】図において、符号10は車体のフロアパネ
ルであり、フロアパネル10には、シートベルト12の
アンカー部材14が取り付けられている。このアンカー
部材14の取付部16には、その補強のためにフロアパ
ネル10の裏面からフロアパネル10のトンネル部10
a(図2参照)に跨ってアンカーレインフォース18が
接合されている。
【0017】符号20は、車体を支持する強度部材の1
つであるサードクロスメンバであり、車体は図示しない
ゴムマウントを介して強度部材に支持されている。サー
ドクロスメンバ20は、図3に示すように、車幅方向中
央付近で車両前方方向に湾曲しており、サードクロスメ
ンバ20の湾曲した車幅方向中央部の後側には、サード
クロスメンバ20の上面20a及び下面20bに渡って
ブラケット22が接合されており、ブラケット22はサ
ードクロスメンバ20の後側に車幅方向に伸びた貫通口
22cを形成している。この貫通口22cは、アンカー
部材取付部16よりも下後方に位置づけられている。
【0018】本実施の形態の略U字形状をなすアンカー
ステイ24は、その両端部24a、24aがアンカーレ
インフォース18に接合されたブラケット28にボル
ト、ウエルドナットで固定されると共に、その中央部2
4bが前記ブラケット22の貫通口22cに遊挿されて
いる。従って、アンカーステイ24は側面から見て(図
1参照)アンカー部材取付部16から下後方の貫通口2
2cへ向けて傾斜している。
【0019】アンカーステイ24はもともと一本の丸棒
からなり、その中央部24b及び両端部24a、24a
は丸棒をつぶした平坦形状となっている。特に中央部2
4bは、一定長さL(図2参照)だけ水平で、且つその
横断面が縦寸法H(図1参照)より横寸法W(図1参
照)の長い平坦形状となっている。このように、アンカ
ーステイ24の中央部24bが平坦形状になっているの
に対応して、ブラケット22及びその貫通口22cも上
下方向に圧縮された形状になっており、さらに、図1に
示したように、サードクロスメンバ20の車幅方向中央
部及びブラケット22のそれぞれの上面20a、22a
は、後方に向けて漸次低くなるよう傾斜する傾斜面とな
っており、他方、それぞれの下面20b、22bは、路
面干渉ライン30に略一致した略水平面となっている。
【0020】そして、フロアパネル10と略U字形状の
アンカーステイ24によって形成される閉空間には、プ
ロペラシャフト26が貫通している。以上のように構成
される自動車のシートベルトアンカーステイ構造におい
ては、プロペラシャフト26がサスペンションストロー
クに応じて最大に揺動し図1中、仮想線で示した状態に
なっても、アンカーステイ24の中央部24bが平坦形
状になっていることから、アンカーステイ24の中央部
24bの上下方向の配設スペースが減少し、これに伴い
ブラケット22の上下方向の配設スペースも減少してお
り、さらには、ブラケット22及びサードクロスメンバ
20の上面22a、20aが傾斜面となっていることか
ら、プロペラシャフト26との干渉を確実に回避するこ
とができる。尚、ブラケット22及びサードクロスメン
バ20の下面22b、20bは、従来と同様に略水平面
となっており、路面との干渉も回避することができる。
【0021】車両衝突時には、シートベルト12を介し
てアンカー部材取付部16に矢印F(図1)方向の衝突
荷重が作用する。この荷重は、アンカーステイ24を介
してサードクロスメンバ20に伝達され、フロアパネル
10の変形が阻止されるのは、従来と同様である。しか
しながら、本実施の形態では、アンカーステイ24がア
ンカー部材取付部16から下後方へ向けて傾斜している
ので、アンカーステイ24に引張方向の荷重が加わり、
アンカーステイ24が回転等の無駄な動きを経ることな
く、効率的にアンカー部材取付部16からの入力をサー
ドクロスメンバ20に伝達することができる。
【0022】さらに、本実施の形態では衝突時、図2に
仮想線で示したように、アンカーステイ24の水平な平
坦形状である中央部24bが変形して折れ曲がることに
より、フロアパネル10をある程度変形させ、中央部2
4bの変形及びフロアパネル10の変形で衝突エネルギ
ーを吸収する緩衝機能を持たせることができるので、乗
員保護性能を高めることができる。水平な中央部24b
の長さLを調整することにより、この変形量を調整する
こともできる。
【0023】アンカーステイ24は、その中央部24b
のみならず全体にわたって断面が平坦形状のもので構成
することもできるが、1本の丸棒の中央部をつぶして平
坦形状にし(図4(a))、また、その両端部をつぶし
て平坦形状にしてから、略U字形状に折曲げて製造する
と好ましい。その理由を以下に説明する。仮に、アンカ
ーステイ24を丸棒ではなく、パネルから全体が平坦形
状のものを作ろうとすると、アンカーステイ24が下後
方に向けて傾斜した形状を実現するためには、1枚のパ
ネルから図4(b)のような2次元的に広がった展開形
状を切りとらなくてはならない。そのため、歩留まりが
悪くなるという問題がある。また、アンカーステイ24
を取り付けるには、図5に示すように、ブラケット22
の貫通口22cに、アンカーステイ24をその一端部2
4aから挿入していき中央部24bを貫通口22cに通
した後に、アンカーステイ24の両端部24a、24a
を持ち上げて、これらをブラケット28に固定する、と
いった手順で行われるが、アンカーステイ24の全体が
平坦形状であると、貫通口22cへの挿入作業が困難に
なるという問題がある。特に、貫通口22cの上下スペ
ースが圧縮されているため、平坦形状であるとより挿入
しにくいという問題があるのに対して、両端部24a及
び中央部24b以外の部分の断面が丸形状であれば、貫
通口22cへの挿入作業が簡単に行うことができる。
【0024】また、丸棒をつぶして平坦形状を形成する
ので、断面積としては、丸棒の部分も中央部24bも同
じことになり、従って、引張強度に対して全体的に均一
な性能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車のシートベルトアンカーステイ
構造の実施の形態を表す断面図(図2の1−1線に沿っ
て見た断面図)である。
【図2】図1の自動車のシートベルトアンカーステイ構
造を車幅方向に沿って切断した断面図である。
【図3】図1の自動車のシートベルトアンカーステイ構
造の斜視図である。
【図4】本発明のアンカーステイを丸棒から製造した場
合(図4(a))と、パネルから製造した場合(図4
(b))の違いを表す説明図である。
【図5】本発明のアンカーステイの取付作業を示す図1
相当図である。
【図6】従来の自動車のシートベルトアンカーステイ構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 フロアパネル 12 シートベルト 14 アンカー部材 16 アンカー部材取付部 20 サードクロスメンバ(強度部材) 22 ブラケット 22a 上面 22c 貫通口 24 アンカーステイ 24a 両端部 24b 中央部 26 プロペラシャフト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロアパネルのシートベルトのア
    ンカー部材取付部に略U字形状のアンカーステイの両端
    部を固定し、該フロアパネルと略U字形状のアンカース
    テイによって形成される閉空間にプロペラシャフトを貫
    通させ、さらに、車体を支持する強度部材に取り付けら
    れたブラケットの貫通口に前記略U字形状のアンカース
    テイの中央部を遊挿して、シートベルトを介してアンカ
    ー部材取付部に作用する大入力をアンカーステイから前
    記強度部材に伝達させるようになした自動車のシートベ
    ルトアンカーステイ構造において、 前記ブラケットの貫通口を遊挿する前記アンカーステイ
    の中央部を、水平に且つその横断面を縦寸法より横寸法
    の長い平坦形状に構成することを特徴とする自動車のシ
    ートベルトアンカーステイ構造。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットの貫通口は、前記略U字
    形状のアンカーステイの両端部が固定されたアンカー部
    材取付部よりも車体下後方にあり、アンカーステイはア
    ンカー部材取付部から下後方へ向けて傾斜していること
    を特徴とする請求項1記載の自動車のシートベルトアン
    カーステイ構造。
  3. 【請求項3】 前記アンカーステイは丸棒からなり、前
    記中央部は該丸棒をつぶすことにより平坦形状に形成さ
    れることを特徴とする請求項1または2記載の自動車の
    シートベルトアンカーステイ構造。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットは、強度部材の後側に取
    り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の自動車のシートベルトアンカーステイ
    構造。
  5. 【請求項5】 前記ブラケットの上面は、後方に向けて
    漸次低くなるよう傾斜する傾斜面であることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の自動車のシート
    ベルトアンカーステイ構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030014464A (ko) * 2001-08-11 2003-02-19 현대자동차주식회사 유아용 시트 구속장치가 장착된 차체 플로어의 변형방지를 위한 바디구조
KR100461062B1 (ko) * 2002-10-31 2004-12-14 현대자동차주식회사 자동차 유아용시트의 마운팅부 보강구조
JP2016182904A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 ダイハツ工業株式会社 プロペラシャフト脱落防止ブラケット

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