JPH10264453A - 装置独立性トラッピング - Google Patents

装置独立性トラッピング

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JPH10264453A
JPH10264453A JP9297033A JP29703397A JPH10264453A JP H10264453 A JPH10264453 A JP H10264453A JP 9297033 A JP9297033 A JP 9297033A JP 29703397 A JP29703397 A JP 29703397A JP H10264453 A JPH10264453 A JP H10264453A
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JP9297033A
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Inventor
Richard G Rocheleau
ジイ. ロシュロウ リチャード
John P Felleman
ピイ. フェルマン ジョン
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Adobe Systems Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/58Edge or detail enhancement; Noise or error suppression, e.g. colour misregistration correction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1801Input data handling means
    • G06K15/1825Adapting the print data to an output condition, e.g. object trapping
    • G06K15/1826Object trapping

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンピュータによって実行されるトラッピン
グプロセスに関し、出力装置で出力する頁を効率的に作
成する。 【解決手段】 カラー頁の頁データに基づいて、1つの
エッジとエッジを共通の境界とする第一及び第二隣接領
域とを識別し、エッジと第一及び第二領域のうちの一方
の少なくとも一部とを含むクリップ領域を画定し、且つ
エッジをトラッピングするためにクリップ領域を表わす
装置独立性トラップデータを発生格納する。トラップさ
れた1つの頁は、頁内に表わせられる少なくとも1つの
エッジに対するエッジデータと、エッジを画定するエッ
ジデータを有する各エッジに対するトラップデータと、
エッジを共通の境界として共用する第一及び第二隣接領
域を記述する隣接領域データと、エッジ及び第一又は第
二隣接領域の少なくとも一部とを含むクリップ領域を定
義するデータとを包含している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータによ
って実行されるトラッピング処理技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】デスクトップパブリッシングの使用が増
加すると、多様な出力装置で頁を作成し且つ複製するた
めの技術が開発されている。このような出力装置は、イ
メージセッター(image setter)、プリン
タ、モニタ、及びデジタル印刷器等を包含している。
【0003】1つの頁は、例えばテキスト、ラインアー
ト(line art)、イメージ等の種々のタイプの
オブジェクトを有する場合があり、且つその様相は、通
常、頁記述言語(PDL)命令によって記述され、それ
らの命令は出力装置によって解釈されて所望の様相を有
する物理的な出力を形成する。
【0004】カラー頁は、更に、その頁において使用さ
れているカラーの情報を包含している。カラーは「カラ
ー空間」に従って画定され、カラー空間は、基本的なカ
ラー成分によるカラーの範囲(「カラー階調」)のデー
タ表現を与える。特定のカラー成分は使用されるカラー
系に依存して変化する。例えば、CMYKカラー系にお
いては、カラーは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(又は「キー(key)」)
(K)の組合わせてとして表現され、RGBカラー系に
おいては、カラーは赤(R)、緑(G)、青(B)の組
合わせとして表現される。
【0005】頁内の1つのカラーは、通常、一連のビッ
トによって表現され、特定のビットはそのカラーにおい
て使用されている各基本的なカラー成分の量を表わして
いる。例えば、24ビットRGBデータ表現は、赤の量
を表わすためにビット0−7を割当て、緑の量を表わす
ためにビット8−15を割当て、且つ青の量を表わすた
めにビット16−23を表わすことが可能である。
【0006】これらのカラーのデータ表現は、頁を出力
するためにカラー出力装置によって使用されるカラー分
解を形成するために使用される。通常、出力装置によっ
て使用される各カラー分解はその装置によって使用され
ているカラー系のカラー成分に対応する。例えば、CM
YKカラー系を使用するイメージセッターの頁出力にお
けるカラーのデータ表現は、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックに対するカラー分解を形成するために使用
され、各カラー分解は対応するインクが付与されるべき
領域及び付与されるべきインクの量を表わす。RGBカ
ラー系を使用するイメージセッターで出力される場合
に、その頁に対する同一のカラーデータは、赤、緑、青
のインクに対するカラー分解を形成するために使用され
る。出力頁はそれの対応する分離に従って付与されたイ
ンクの各々の組合わせを含んでいる。
【0007】分離の不整合は出力された頁におけるカラ
ー領域のエッジにおいての不本意なギャップ又はオーバ
ーラップを発生させる場合がある。例えば、異なるカラ
ーの2つの領域を分離するエッジにおいて、不整合はこ
れら2つの領域の間にギャップを有する出力頁を発生す
る場合がある。カラー領域を用紙(カラー無し)領域か
ら分離するエッジにおいて、そのカラーが複数個の分離
から形成されるものである場合には、これらの分離の不
整合がそのカラー領域に対する他の分離インクを超えて
延在する1つの分離インクを有する出力頁を発生させる
場合がある。
【0008】不整合の効果を最小とさせるために、トラ
ッピングとして知られる技術は、ギャップを防止するた
めにある分離カラー領域をスプレッド(拡大)させ且つ
オーバーラップを防止するために他の分解カラー領域を
チョーク(縮小)させることによって、これらのエッジ
においてのカラー領域の形状を調節する。インクをその
中に広めるか又はそれからインクを狭めるこの調節した
領域は「トラップ領域」と呼称され、且つトラッピング
は、更に、各影響された分解に対するトラップ領域へ付
与すべきインクの量を決定する。
【0009】従って、トラッピングは、頁に対する出力
装置によって発生される分解を調節する。分解は出力装
置によって使用されるインクに対応し、且つ異なる出力
装置は異なるインクを使用する場合があるので、トラッ
ピングは、従来、装置従属性のものであると考えられて
いた。
【0010】同一のカラー系を使用する出力装置のみな
らず、異なるカラー系のインク(例えば、RGBインク
対CMYKインク)を使用する出力装置に対して再トラ
ッピングが使用される。例えば、2つの装置は両方とも
CMYKカラー系を使用するが、一方の装置のインクは
他方の装置のインクとは異なるシェードである場合があ
る。従って、例えば第一出力装置においてマゼンタイン
クのみから形成した出力カラーを有する頁は、第二出力
装置においてはマゼンタインクとシアンインクとの組合
わせから形成される場合があり、従って、2つの装置に
おいてトラップが異なる場合がある。
【0011】再トラッピングが必要とされる場合のある
別の理由は、2つの出力装置が異なるカラー階調を有す
る場合があり、即ち、第一出力装置で与えられた特定の
カラーが第二出力装置において得られるカラーの範囲内
のものではない場合がある。この場合には、第二装置は
最も近い使用可能なカラーでその特定されたカラーを近
似するが、使用されるインクの組合わせは第一装置によ
って使用されるものとは異なる蓋然性があり、従って、
別個のトラッピングを必要とする場合がある。更に別の
差の発生源は、頁のカラーは、しばしば、どのような装
置カラー空間とも独立したカラー空間(「頁カラー空
間」)において表現される。出力において、各装置は頁
カラーをその特定の装置カラー空間へ変換することによ
って形成される分解を使用し、且つ異なる出力装置に対
する変換における差は異なるトラッピングを必要とする
異なる分解となる場合がある。
【0012】以上のような理由のために、カラー頁は、
通常、出力装置が特定されるまでトラップされず、且つ
異なる分解を使用する各出力装置に対して再トラッピン
グされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、出力装置とは独立的に頁データによって記
述されるカラー頁におけるエッジをトラッピングするコ
ンピュータによって実行される方法を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】一般的に、1つの側面に
おいては、本発明は、頁データによって記述されるカラ
ー頁におけるエッジの装置とは独立したトラッピングを
行なうコンピュータによって実行される方法を提供して
おり、その場合に、頁データに基づいて、エッジと、共
通の境界として前記エッジを有する第一及び第二隣接領
域とを識別し、前記エッジと前記第一及び第二領域のう
ちの一方の少なくとも一部を含むクリップ領域を画定
し、且つ前記エッジをトラッピングするために特定され
ていない出力装置による使用のために前記クリップ領域
を表わす装置独立性のトラップデータを発生し且つ格納
することを特徴としている。
【0015】本発明の実施例は以下の特徴のうちの1つ
又はそれ以上を有することが可能である。
【0016】本方法は、第一カラーの第一隣接領域と第
二カラーの第二隣接領域とを有するエッジを識別する。
本方法は、該第一及び第二カラーのうちの一方を支配的
なカラーとして指定し、且つ該支配的なカラーを有する
隣接領域を支配的な領域として指定する。該クリップ領
域は、該エッジ及び該指定した支配的な領域の少なくと
も一部とを包含すべく画定される。
【0017】本方法は、該支配的なカラーをより高い中
性濃度を有するカラーとして指定する。
【0018】本方法は、第一カラーの第一隣接領域と第
二カラーの第二隣接領域とを有するエッジを識別する。
本方法は、該第一カラーと第二カラーとの類似度を評価
するパラメータを決定する。そのパラメータが所定のス
レッシュホールドを超える場合には、該クリップ領域は
画定されることはなく且つトラップデータは発生も格納
もされない。
【0019】本方法は、第一カラーを具備する第一隣接
領域と、カラーを具備していない第二隣接領域とを有す
るエッジを識別する。本方法は、第一カラーが高い中性
濃度を有する第一カラー成分と低い中性濃度を有する第
二カラー成分とから構成されるか否かを判別し、且つ第
一及び第二カラー成分の中性濃度の間の差が所定のスレ
ッシュホールドより低い場合には、本方法は、クリップ
領域を画定することはなく且つトラップデータを発生す
ることも格納することもない。
【0020】一般的に、別の側面においては、本発明
は、出力装置に対する頁データとトラップデータとによ
って記述されるカラー頁におけるエッジに対するトラッ
プ領域を決定するためのコンピュータによって実行され
る方法を提供している。本方法は、頁データとトラップ
データとに基づいて、第一及び第二隣接領域に対する共
通の境界を画定するエッジ、及び該エッジと第一及び第
二隣接領域のうちの一方の少なくとも一部とを含むクリ
ップ領域を識別する。本方法は、出力装置に対して該エ
ッジを含むストローク領域を画定し、且つ該クリップ領
域と該ストローク領域との交差部を有するトラップ領域
を画定する。
【0021】本発明の実施例は以下の特徴のうちの1つ
又はそれ以上を有することが可能である。
【0022】本方法は、第一カラーを具備する第一隣接
領域と第二カラーを具備する第二隣接領域との間のエッ
ジを識別し、該第一カラー及び第二カラーは頁カラー空
間内において定義されている。本方法は、第一カラー及
び第二カラーを、頁カラー空間から出力装置の装置カラ
ー空間へ変換し、装置カラー空間内において定義された
第一及び第二カラーに基づいて、出力装置に対して第一
及び第二隣接領域に対するカラー分解を決定し、且つ、
そのカラー分解に基づいて、そのエッジに対するトラッ
プ領域を決定するか否かを決定する。
【0023】本方法は、第一カラーを具備する第一隣接
領域と第二カラーを具備する第二隣接領域との間のエッ
ジを識別し、該第一及び第二カラーは頁カラー空間内に
おいて定義即ち画定されている。本方法は、第一カラー
及び第二カラーを、頁カラー空間から出力装置の装置カ
ラー空間へ変換し、且つ装置カラー空間内において定義
即ち画定された第一及び第二カラーに基づいてトラップ
領域に対するトラップカラーを決定する。該トラップカ
ラーは、第一及び第二カラーの所定の関数に基づいて決
定することが可能であり、且つ該トラップ領域が第一隣
接領域又は第二隣接領域内に入るか否かに基づいて決定
することが可能である。
【0024】本方法は、部分的に第一隣接領域内に入り
且つ部分的に第二隣接領域内に入るトラップ領域を決定
する。本方法は、別個に、第一及び第二隣接領域内に入
るトラップ領域の部分に対してトラップ領域のカラーを
決定する。
【0025】一般的に、別の側面においては、本発明は
特定されていない出力装置で出力する頁に関するもので
あり、該頁は、その頁内において表わされる少なくとも
1個のエッジに対するトラップデータを有している。各
エッジに対するトラップデータは、そのエッジを画定す
るエッジデータ、共通の境界としてそのエッジを共用す
る第一及び第二隣接領域を記述する隣接領域データ、及
びそのエッジと該第一又は第二隣接領域の少なくとも一
部とを含むクリップ領域を定義即ち画定するクリップ領
域データを有している。
【0026】本発明の1つの利点は、1つの頁に対する
装置独立性トラッピング操作は、その頁が多種類の出力
装置へ出力されるものであっても、一度実行することが
必要であるに過ぎないということである。出力において
必要とされる処理が減少されていることによる効率上の
利点は、1つの頁が複数個の出力装置へ同時的に出力さ
れる分散及び印刷環境において何倍にも拡大される。
【0027】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、例えばPDL
命令等の頁データによって記述されている1つの頁が2
つのフェーズでトラップされる。フェーズI(100)
は装置独立性のトラッピングを実行する動作であり、該
動作は特定の出力装置とは独立しており且つ該操作の結
果を反映するトラップデータを決定し且つ格納する。
【0028】フェーズI(100)が完了すると、その
頁は頁データとトラップデータとの両方によって記述さ
れる。フェーズII(200)は装置従属性であり、且つ
該頁データと装置独立性トラップデータとを使用して特
定の出力装置に対してのトラッピング操作を実行する。
【0029】図2及び図4a−4eに示した例を参照す
ると、フェーズIは、頁カラー空間内において画定され
ている頁において使用されているカラーのデータ表示を
含む頁データ(110)を読取ることにより開始する。
次に、カラー領域のエッジが識別される(120)。例
えば、図4aに示した隣接するカラー領域410,42
0を含む頁の場合には、エッジ430が図4bにおいて
強調されている。エッジを識別する種々の方法を装置独
立性トラッピングを行なうために適合させることが可能
である。例えば、米国特許第5,295,236号はこ
のような方法の1つの方法を開示しており、該特許を引
用により本明細書に取込む。
【0030】使用する方法に依存して、装置独立性トラ
ッピングは、頁全体に対し全てのエッジを識別すること
が可能であり、又はそれはサブセットのエッジのみを識
別することが可能である。例えば、識別されるエッジは
頁の特定の区域のみに制限するか、又は特定のエッジに
制限するか、又はその頁において表わされている特定の
オブジェクトに制限することが可能である。
【0031】識別されたエッジが検討されるべく残存し
ている間に(130)、このようなエッジの1つが検索
され(140)且つその隣接領域が識別される(15
0)。隣接領域はカラー領域とすることが可能であり、
その場合には、頁カラー空間において画定されるそのカ
ラーも識別されるか、又はそれは用紙(カラーなし)領
域とすることが可能である。
【0032】装置独立性フェーズIは、オプションとし
て、識別したエッジをトラップするか否かを決定するた
めのトラッピングテスト160を有することが可能であ
る。一方、ステップ160を省略することが可能であり
且つ識別されたエッジは常にトラップされる。
【0033】フェーズIがトラッピングテスト160を
適用する場合には、識別したエッジに対するトラッピン
グは、出力においてトラッピングが必要とされる蓋然性
がない場合には、省略される。一般的には、同様のカラ
ーのカラー領域を分離しているカラー対カラーのエッジ
は、装置カラー空間におけるそれらの表示が両方の領域
に対して共通のインクが使用されることを表わす場合に
は、出力においてトラップ即ちトラッピングが行なわれ
ることはない。例えば、隣接するカラーが例えば青の異
なるシェードであった場合には、出力装置は、通常、両
方の領域において少なくとも1つの共通のインクを使用
する。このような状態においては、その共通のインクに
対応する分離は、そのインクが両方の隣接するカラー領
域へ適用されることを表わし、従って不整合によって発
生されるギャップの蓋然性を取除いている。
【0034】出力カラー空間及び分離インクはフェーズ
I期間中には既知なものではないが、特定の出力装置に
拘らずに、出力においてエッジがトラップされるか否か
を予測するために種々のテストを使用することが可能で
ある。例えば、カラー対カラーのエッジをトラップする
か否かを決定するために、1つの実施例では頁カラー空
間における隣接する領域のカラーのカラー差を評価する
テストを使用する。例えば、国際照明委員会(「CI
E」)は、人間のカラー知覚の数学的モデルに基づいた
カラーを表わす多数の標準化したカラー空間を開発して
いる。例えばCIE LUVカラー系等の系において
は、カラー差は△E値によって評価することが可能であ
る。カラーが充分に類似したものである場合には(△E
値が所定のスレッシュホールドより下であることによっ
て表わされる)、それらのカラーは出力装置において共
通のインクを有する蓋然性があり且つトラッピングテス
ト(160)は、フェーズIにおいてエッジがトラップ
されるべきでないことを決定する。その他のカラー系に
ついても同様の評価テストが存在する。
【0035】濃いインクと少なくとも1つのより薄いイ
ンクとからなるカラー成分を含む1つのカラーを有する
領域から用紙領域を分離するカラー対用紙エッジの場合
には、より薄いインクが濃いインクの境界を超えて用紙
領域内へ延在する場合には、インク分離の不整合は出力
において視覚的に明らかなものとなる場合がある。トラ
ッピング解決方法はそのより薄いインクをチョーキング
即ち縮小させて、僅かな不整合であっても、そのより薄
いインクが濃いインクを超えて延在することがないこと
を確保する。
【0036】この場合にも、1つのカラーを出力するた
めに使用されるインクはフェーズI期間中には既知では
ない。然しながら、トラッピングテストが存在してお
り、該テストは特定の出力装置に拘らずに、出力におい
てカラー対用紙エッジがトラップされる蓋然性があるか
否かを予測するために使用することが可能である。1実
施例においては、そのテストはカラー成分の中性濃度に
基づいており、それはそのカラー成分の不透明度の一般
的な表示を与える。頁カラー空間内のカラー成分の中性
濃度の間の差が所定のスレッシュホールドを超える場合
には、そのカラー対用紙エッジはトラップされることは
ない。
【0037】フェーズI内にオプションとしてのトラッ
ピングテスト160が含まれており、且つその適用が識
別されたエッジがトラップされることが必要でないこと
を決定する場合には、フェーズIはそのエッジをトラッ
プすることはなく且つ、他のものが存在する場合には、
次の検討すべきエッジを検索する(130,140)。
【0038】オプションとしてのトラッピングテスト1
60がフェーズI内に含まれていないか、又はその適用
がトラッピングが必要でないことを決定する場合には、
フェーズI(100)はそのエッジの識別された隣接領
域のカラーを比較し且つ支配的な領域を指定する(17
0)。支配的性質は、多種類の要因に基づくことが可能
であり、且つ、一般的には、出力頁上でオーバーラップ
されている場合に、複数個のカラーのうちのいずれが視
覚的に支配的であるかを予測するために使用される。
【0039】1実施例においては、支配的性質を表わす
ために中性濃度を使用する。従って、カラー対カラーの
エッジの場合には、頁カラー空間内においてより高い中
性濃度のカラーを有する領域が支配的領域であり、カラ
ー対用紙エッジの場合には、そのカラー領域が支配的領
域である。
【0040】次に、フェーズIはトラップされるべきエ
ッジに対する「クリップ領域」を決定する(180)。
一般的に、クリップ領域はそのエッジに対する可及的に
最大のトラップ領域を表わしており且つ種々の方法によ
って決定することが可能である。1実施例においては、
クリップ領域は支配的なカラー領域内へ延在し、カラー
対カラーエッジの場合には、非支配的カラーがスプレッ
ド即ち拡布される領域を表わしており、且つ、カラー対
用紙エッジの場合には、非支配的カラーがチョーク即ち
縮小される領域を表わしている。例えば、図4cは、カ
ラー領域420が支配的な領域として決定される可能性
のあるクリップ領域440を例示している。
【0041】種々の方法を使用することが可能である。
1実施例においては、決定したクリップ領域は所定の最
大の許容可能な不整合に基づいている。例えば、4つの
点の所定値は4つの点の幅を有するクリップ領域を形成
し、最大で4つの点までの不整合に対してギャップが表
われることがないことを表わしている。
【0042】クリップ領域440の形状を決定する異な
る方法も存在している。1実施例では、そのエッジの所
定の関数に基づいてクリップ領域を決定する。例えば、
直線的なエッジに対するクリップ領域は、図4cのクリ
ップ領域440によって例示されるように、該エッジに
沿ってそのベースを有する支配的領域内に含まれる台形
である場合がある。
【0043】クリップ領域が決定されると、フェーズI
は、上述した独立性トラッピング(130)に対して考
慮すべき識別されたエッジが残存しているか否かを決定
する。エッジが残存している場合には、次のエッジが検
索され(140)且つプロセスが繰り返し行なわれる
(150,160,170,180)。全ての識別され
たエッジが既に考慮されている場合には、決定されたト
ラップデータ(例えば、各トラップしたエッジの表示、
及びトラップしたエッジの各々に対して、その隣接領
域、その支配的領域、及びそのクリップ領域の表示等の
情報を含む)が格納され、従って出力装置は、頁データ
とその頁に対して決定された対応するトラップデータの
両方へアクセスすることが可能である(190)。1実
施例においては、決定されたトラップデータは既存の頁
データと互換性のあるPDL命令でコード化され且つそ
の頁データへアペンド即ち付属される。一方、決定され
たトラップデータは別個のファイル内に格納することが
可能である。
【0044】図3及び図4a−4eに示した例を参照す
ると、装置従属性フェーズII(200)は、頁データと
トラップデータとを読取り(210)且つフェーズIに
おいてトラップされた各エッジを評価し(100)、特
定の出力装置に対するエッジをトラップするか否かを決
定する。フェーズIIのステップは、例えば、パソコンに
おけるものか、又は例えばイメージセッター等の出力装
置におけるプロセサによって実行することが可能であ
る。
【0045】フェーズIIをフェーズIにおいてトラップ
されたエッジを検索し(220,230)且つそのエッ
ジに隣接する領域のカラーを頁カラー空間内の表示から
装置カラー空間内の表示へ変換する(240)。変換
は、変換方式及びルックアップテーブルを含む種々の技
術で実現することが可能である。
【0046】フェーズII(200)は、次いで、装置カ
ラー空間におけるカラーを評価して、そのエッジをトラ
ップするか否かを決定する(250)。カラー対カラー
エッジは、通常、隣接するカラー領域が両方の領域にお
いて使用される充分な量の共通のインクを有するもので
ない限り、トラップされ、不整合から視覚的に明らかな
ギャップが発生することを防止する。適用例に依存し
て、充分な共通性を有する種々のスレッシュホールドを
使用することが可能である。
【0047】カラー対用紙エッジの場合には、フェーズ
I(100)は、全てのカラー対用紙エッジに対して装
置独立性トラッピングを実行している場合がある。然し
ながら、カラー対用紙エッジのトラッピングは頁の出力
様相を改善するものではあるが、このようなトラッピン
グは、選択的に適用されない限り、法外に高価なものと
なる場合がある。高密度の黒じみたインクと少なくとも
1つのその他のインクとの成分を有するカラー領域のカ
ラー対用紙エッジに対して不整合は最も見え易い。従っ
て、フェーズII(200)は、好適には、装置カラー空
間におけるエッジを評価し、且つ少なくとも2つのイン
クの混合物であって、そのうちの1つが高密度黒味がか
ったインクであるものから該装置によって形成されたカ
ラーを有するこれらのカラー対用紙エッジに対してのみ
出力トラップを形成する。
【0048】そのエッジがトラップされない場合には、
フェーズIIは考慮すべき更なるエッジが残存するか否か
を評価する(220,230)。
【0049】そのエッジがトラップされる場合には、フ
ェーズIIは装置カラー空間においてトラップカラーを決
定する(260)。トラップカラーを決定する異なる方
法を使用することが可能である。1実施例では、カラー
対カラーのエッジに対するトラップカラーとして非支配
的カラーを使用する。異なる実施例では、カラーにおい
て使用される最大のインクを使用して、隣接するカラー
領域のカラーの所定の関数としてトラップカラーを決定
する。例えば、CMYKカラー系を使用する装置カラー
空間の場合には、1つのカラー領域における1つのカラ
ーが0%のCと、100%のMと、80%のYのインク
から形成されており、且つ隣接するカラー領域のカラー
が100%のCと、60%のMと0%のYのインクから
形成されている場合には、その結果得られるトラップカ
ラーは100%のCと、100%のMと、80%のYの
インクである。
【0050】カラー対用紙のエッジの場合には、トラッ
プカラーは、通常、濃い高密度インクである。
【0051】1実施例は、エッジに沿ってストロークを
引くことにより(「ストローキング(strokin
g)」)によって出力に対するエッジをトラップし、該
ストロークは、通常、不整合から発生することのあるギ
ャップをカムフラージュするのに充分な幅を有してい
る。該トラップ領域は、フェーズIで決定したクリップ
領域へ該ストロークを制限する区域である(270)。
ストローク領域450は図4dの例に示されており、且
つストローク領域450と、クリップ領域440と、ト
ラップ領域460との間の関係は図4eに示してある。
【0052】図4a乃至4eに示した例は、カラー対カ
ラーのエッジを示しており、その場合に、トラップカラ
ーがトラップ領域内にスプレッド即ち拡布されている。
カラー対用紙のエッジの場合には、トラップカラーはト
ラップ領域内に止まり且つ全てのその他のカラーはトラ
ップ領域から離れてチョーク即ち縮小される。
【0053】トラップ領域及びカラーが決定されると
(260,270)、フェーズIIは、フェーズIにおい
てトラップされたいずれかのエッジがフェーズIIにおい
て考慮すべく残存されているか否かを判別する(22
0)。トラップされたエッジが考慮されるべく残存して
いる場合には、次のエッジが検索され(230)且つ装
置従属性トラッピングプロセスが繰返し行なわれる(2
40,250,260,270)。全てのトラップされ
たエッジが既に考慮されている場合には、その頁のトラ
ッピングは完了する(280)。
【0054】頁トラッピングのために本明細書において
記載した方法は、ハードウエア、ファームウエア、又は
例えばASIC等のその等価物で実現することが可能で
ある。一方、該方法は、更に、例えばコンピュータによ
る実行のために命令を格納するコンピュータプログラム
格納(記憶)装置等の、ソフトウエアプロダクツを介し
て実現することも可能である。このような格納(記憶)
装置は、例えばEPROM、EEPROM、フラッシュ
メモリ装置等の半導体メモリ装置、例えば内部ハードデ
ィスク及び着脱可能なディスク等の磁気ディスク、磁気
−光学ディスク、及びCD−ROMディスク等の非揮発
性メモリの形態のものを包含することが可能である。
【0055】本発明をソフトウエアで実現する場合につ
いて説明したが、本発明は、ハードウエア又はソフトウ
エアの形態で、又は両方の組合わせの形態で実現するこ
とが可能である。好適には、本発明は、プロセサとメモ
リとを有するプログラム可能な処理システム上で実行さ
れるソフトウエアプログラムの形態で実現される。典型
的には、該プロセサ及びメモリは、パソコンに搭載され
ているものであるが、それらは、一方、本明細書に記載
した本発明に従ってカラーオブジェクトを処理すること
の可能な任意の周辺装置内に搭載させることも可能であ
る。
【0056】その他の実施例も本発明の特許請求の範囲
内に含まれるものである。例えば、1つの頁は異なる頁
カラー空間において記述されるオブジェクトを有するこ
とが可能であり、その場合には、本発明は隣接するカラ
ー領域のカラーは異なるカラー空間内に記述することが
可能であることを認識するために本発明を適合させるこ
とが可能である。
【0057】別の重要な特徴はフェーズIにおいて決定
されるトラップデータを格納する方法である(10
0)。トラップデータは頁データへアペンド即ち付属さ
せるか又はそれと結合することが可能であり、又は、出
力装置が出力頁用の頁データとトラップデータとの両方
へアクセスすることが可能である限り、頁データとは別
個に格納することも可能である。
【0058】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置独立性トラッピング方法を示したフロー
チャート。
【図2】 装置独立性トラッピング方法のフェーズIの
フローチャート。
【図3】 装置独立性トラッピング方法のフェーズIIの
フローチャート。
【図4】 (a)−(e)は、装置独立性トラッピング
方法の適用例を示した各概略図。
【符号の説明】
410,420 隣接カラー領域 430 エッジ 440 クリップ領域 450 ストローク領域 460 トラップ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ピイ. フェルマン アメリカ合衆国, ワシントン 98040, マーサー アイランド, サウスイース ト 72 ストリート 8400

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頁データによって記述されているカラー
    頁におけるエッジの装置独立性トラッピングに対するコ
    ンピュータによって実行される方法において、 カラー頁に対する頁データに基づいて、エッジ及び前記
    エッジを共通の境界として有する第一及び第二隣接領域
    を識別し、 前記エッジと前記第一及び第二領域のうちの一方の少な
    くとも一部とを包含するクリップ領域を画定し、 前記エッジをトラッピングするために特定されていない
    出力装置によって使用するための前記クリップ領域を表
    示する装置独立性トラップデータを発生し且つ格納す
    る、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一隣接領域が
    第一カラーを有しており且つ前記第二隣接領域が第二カ
    ラーを有しており、本方法が、更に、 前記第一及び第二カラーのうちの1つを支配的なカラー
    として指定し、 前記支配的なカラーを有する隣接領域を支配的な領域と
    して指定し、前記クリップ領域が前記エッジと前記指定
    された支配的な領域の少なくとも一部とを包含すべく画
    定される、ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、支配的なカラーの指
    定が、更に、前記第一カラーの中性濃度と前記第二カラ
    ーの中性濃度とを決定し、より高い中性濃度を有するカ
    ラーが前記支配的なカラーとして指定されることを特徴
    とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記第一隣接領域が
    第一カラーを有しており且つ前記第二隣接領域がカラー
    を有しておらず、且つ前記第一領域が前記支配的な領域
    として指定されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記第一隣接領域が
    第一カラーを有しており且つ前記第二隣接領域が第二カ
    ラーを有しており、本方法が、更に、前記第一カラーと
    第二カラーとの類似度を評価するパラメータを決定し、
    前記パラメータが所定のスレッシュホールドを超える場
    合には、前記クリップ領域が画定されず且つトラップデ
    ータが発生されることも格納されることもないことを特
    徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第一隣接領域が
    第一カラーを有しており且つ前記第二隣接領域がカラー
    を有しておらず、本方法が、更に、前記第一カラーが高
    い中性濃度を有する第一カラー成分及び低い中性濃度を
    有する第二カラー成分からなるか否かを判別し、前記第
    一及び第二カラー成分の中性濃度の間の差が所定のスレ
    ッシュホールドより低い場合には、前記クリップ領域が
    画定されず且つトラップデータが発生されることも格納
    されることもないことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 出力装置用の頁データ及びトラップデー
    タによって記述されるカラー頁におけるエッジに対する
    トラップ領域を決定するためのコンピュータによって実
    行される方法において、 カラー頁に対する頁データ及びトラップデータに基づい
    て、第一及び第二隣接領域に対する共通の境界を画定す
    るエッジ、及び前記エッジと前記第一及び第二隣接領域
    のうちの一方の少なくとも1部とを含むクリップ領域を
    識別し、 出力装置に対する前記エッジを含むストローク領域を画
    定し、 前記クリップ領域と前記ストローク領域との交差部から
    なるトラップ領域を画定する、ことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第一隣接領域が
    第一カラーを有しており且つ前記第二隣接領域が第二カ
    ラーを有しており、前記第一及び第二カラーは頁カラー
    空間内において画定されており、本方法が、更に、 前記第一カラー及び前記第二カラーを前記頁カラー空間
    から前記出力装置の装置カラー空間へ変換し、 前記装置カラー空間内において画定された第一及び第二
    カラーに基づいて前記出力装置用の第一及び第二隣接領
    域に対するカラー分解を決定し、 前記カラー分解に基づいて、前記エッジに対するトラッ
    プ領域を決定するか否かを決定する、ことを特徴とする
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記第一隣接領域が
    第一カラーを有しており且つ前記第二隣接領域が第二カ
    ラーを有しており、前記第一及び第二カラーは頁カラー
    空間内において画定されており、本方法が、更に、 前記第一カラー及び前記第二カラーを前記頁カラー空間
    から前記出力装置の装置カラー空間へ変換し、 前記装置カラー空間内において画定されている前記第一
    及び第二カラーに基づいて前記トラップ領域に対するト
    ラップカラーを決定する、ことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記トラップカラ
    ーが前記第一及び第二カラーの所定の関数に基づいて決
    定されることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記トラップカラ
    ーが、前記トラップ領域が前記第一隣接領域又は前記第
    二隣接領域内に入るか否かに基づいて決定されることを
    特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記トラップ領域
    の一部が前記第一隣接領域内に入り且つ前記トラップ領
    域の一部が前記第二隣接領域内に入り、且つ前記トラッ
    プ領域のトラップカラーが前記第一及び第二隣接領域内
    に入る前記トラップ領域の部分に対して別個に決定され
    ることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 特定されていない出力装置で出力する
    頁において、前記頁がその中において表わされる少なく
    とも1個の頁に対するトラップデータを有しており、各
    エッジに対するトラップデータが、 前記エッジを画定するエッジデータ、 共通の境界として前記エッジを共用する第一及び第二隣
    接領域を記述する隣接領域データ、 前記エッジと、前記第一又は第二隣接領域の少なくとも
    一部とを含むクリップ領域を画定するクリップ領域デー
    タ、を有することを特徴とする頁。
JP9297033A 1996-10-29 1997-10-29 装置独立性トラッピング Pending JPH10264453A (ja)

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