JPH10262640A - タバコケース - Google Patents
タバコケースInfo
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- JPH10262640A JPH10262640A JP9028897A JP9028897A JPH10262640A JP H10262640 A JPH10262640 A JP H10262640A JP 9028897 A JP9028897 A JP 9028897A JP 9028897 A JP9028897 A JP 9028897A JP H10262640 A JPH10262640 A JP H10262640A
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- JP
- Japan
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- lid
- case
- opening
- cigarette
- closing
- Prior art date
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- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 身近に灰皿がないような場合にも吸殻等を路
上等に捨てすることなく、タバコを喫煙できるようにす
る。 【解決手段】 タバコケース(10)のケース本体(20)及び
蓋(30)をその形態を維持しうる比較的硬質の材料で製作
し、タバコケースに灰皿を開放可能に又は引出し可能に
設ける。
上等に捨てすることなく、タバコを喫煙できるようにす
る。 【解決手段】 タバコケース(10)のケース本体(20)及び
蓋(30)をその形態を維持しうる比較的硬質の材料で製作
し、タバコケースに灰皿を開放可能に又は引出し可能に
設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はタバコケースに関
し、特に身近に灰皿がないような場合にも吸殻等をポイ
捨てすることなく、タバコを喫煙できるようにしたケー
スに関する。
し、特に身近に灰皿がないような場合にも吸殻等をポイ
捨てすることなく、タバコを喫煙できるようにしたケー
スに関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、タバコは２０本ごとに紙製パッケ
ージで包装されているが、パッケージが軟らかい場合に
タバコの本数が少なくなると、パッケージが押し潰され
て残りのタバコが潰れたり、折れたりし易くなる。そこ
で、タバコパッケージの立体形状とほぼ類似の立体形状
をなす布製又は皮革製のタバコケースを用い、該タバコ
ケース内にタバコをパッケージごと入れて保護すること
がよく行われている。
ージで包装されているが、パッケージが軟らかい場合に
タバコの本数が少なくなると、パッケージが押し潰され
て残りのタバコが潰れたり、折れたりし易くなる。そこ
で、タバコパッケージの立体形状とほぼ類似の立体形状
をなす布製又は皮革製のタバコケースを用い、該タバコ
ケース内にタバコをパッケージごと入れて保護すること
がよく行われている。
【０００３】ところで、タバコは古くから嗜好品として
多くの人に楽しまれてきたが、最近は発癌性等、人体へ
の有害性から、喫煙を嗜まない人が増加し、又公共の場
所においては禁煙を要求される傾向にある。
多くの人に楽しまれてきたが、最近は発癌性等、人体へ
の有害性から、喫煙を嗜まない人が増加し、又公共の場
所においては禁煙を要求される傾向にある。
【０００４】従って、喫煙者がタバコを喫煙する場合、
タバコの紫煙が他人の迷惑にならないような場所、例え
ば屋外で喫煙することが多くなってきた。
タバコの紫煙が他人の迷惑にならないような場所、例え
ば屋外で喫煙することが多くなってきた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公園等の屋外
で喫煙をしようとしても身近に灰皿がないことがあり、
かかる場合にはタバコの灰や吸殻をそのままポイと路上
等に捨ててしまい、環境を汚してしまうという問題があ
った。
で喫煙をしようとしても身近に灰皿がないことがあり、
かかる場合にはタバコの灰や吸殻をそのままポイと路上
等に捨ててしまい、環境を汚してしまうという問題があ
った。
【０００６】本件発明者は上述の問題点を解決すべく鋭
意研究した結果、タバコケースに灰皿を設ければよいこ
とに着目するに至ったが、従来の布製又は皮革製のタバ
コケースは比較的軟らかく、その側部に灰皿、例えば金
属製筒状の灰皿を設けることしかできず、かかる場合に
は灰皿とタバコケースとのバランスが悪く、タバコケー
スばかりでなく、灰皿も使用し難いという不具合が懸念
された。
意研究した結果、タバコケースに灰皿を設ければよいこ
とに着目するに至ったが、従来の布製又は皮革製のタバ
コケースは比較的軟らかく、その側部に灰皿、例えば金
属製筒状の灰皿を設けることしかできず、かかる場合に
は灰皿とタバコケースとのバランスが悪く、タバコケー
スばかりでなく、灰皿も使用し難いという不具合が懸念
された。
【０００７】本発明は、かかる状況において、身近に灰
皿がないような場合にも吸殻等を路上等に捨てすること
なく、タバコを喫煙できるようにしたタバコケースを提
供することを課題とする。
皿がないような場合にも吸殻等を路上等に捨てすること
なく、タバコを喫煙できるようにしたタバコケースを提
供することを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るタ
バコケースは、全体としてタバコパッケージの立体形状
にほぼ類似の立体形状をなし、上面が開口したケース本
体と該ケース本体の上面開口を開放可能に封鎖する蓋と
から構成され、上記上面開口からケース本体内にタバコ
をそのパッケージごと入れられるようになしたタバコケ
ースにおいて、上記ケース本体及び蓋がその形態を維持
しうる比較的硬質の材料で製作され、上記蓋の上面部分
には凹所が形成されて灰皿として使用可能となす一方、
該蓋には上記凹所の上面開口を開放可能に封鎖する開閉
蓋が設けられていることを特徴とする。
バコケースは、全体としてタバコパッケージの立体形状
にほぼ類似の立体形状をなし、上面が開口したケース本
体と該ケース本体の上面開口を開放可能に封鎖する蓋と
から構成され、上記上面開口からケース本体内にタバコ
をそのパッケージごと入れられるようになしたタバコケ
ースにおいて、上記ケース本体及び蓋がその形態を維持
しうる比較的硬質の材料で製作され、上記蓋の上面部分
には凹所が形成されて灰皿として使用可能となす一方、
該蓋には上記凹所の上面開口を開放可能に封鎖する開閉
蓋が設けられていることを特徴とする。
【０００９】本発明の特徴の１つはタバコケースのケー
ス本体及び蓋をその形態を維持しうる比較的硬質の材料
で製作し、蓋の上面には封鎖可能な凹所を形成して灰皿
として機能させるようになした点にある。これにより、
身近に灰皿がない場所でタバコを喫煙しても、タバコの
灰や吸殻を路上等に捨てることなく処理できることとな
る。
ス本体及び蓋をその形態を維持しうる比較的硬質の材料
で製作し、蓋の上面には封鎖可能な凹所を形成して灰皿
として機能させるようになした点にある。これにより、
身近に灰皿がない場所でタバコを喫煙しても、タバコの
灰や吸殻を路上等に捨てることなく処理できることとな
る。
【００１０】また、灰皿を使用する場合にはタバコケー
スの蓋を閉鎖しておくのが一般的であり、かかる状態で
はタバコケースを逆向きにしても問題がない。そこで、
ケース本体の底面に灰皿を形成し、逆向きにして使用す
ることもできる。
スの蓋を閉鎖しておくのが一般的であり、かかる状態で
はタバコケースを逆向きにしても問題がない。そこで、
ケース本体の底面に灰皿を形成し、逆向きにして使用す
ることもできる。
【００１１】即ち、本発明に係るタバコケースは、全体
としてタバコパッケージの立体形状にほぼ類似の立体形
状をなし、上面が開口したケース本体と該ケース本体の
上面開口を開放可能に封鎖する蓋とから構成され、上記
上面開口からケース本体内にタバコをそのパッケージご
と入れられるようになしたタバコケースにおいて、上記
ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬質の
材料で製作され、上記ケース本体の底面には凹所が形成
されて灰皿として使用可能となす一方、該底面には上記
凹所の上面開口を開放可能に封鎖する開閉蓋が設けられ
ていることを特徴とする。
としてタバコパッケージの立体形状にほぼ類似の立体形
状をなし、上面が開口したケース本体と該ケース本体の
上面開口を開放可能に封鎖する蓋とから構成され、上記
上面開口からケース本体内にタバコをそのパッケージご
と入れられるようになしたタバコケースにおいて、上記
ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬質の
材料で製作され、上記ケース本体の底面には凹所が形成
されて灰皿として使用可能となす一方、該底面には上記
凹所の上面開口を開放可能に封鎖する開閉蓋が設けられ
ていることを特徴とする。
【００１２】さらに、タバコケースをタバコパッケージ
より長い寸法とし、タバコパッケージの収納スペース以
外の空間を灰皿として利用することもできる。
より長い寸法とし、タバコパッケージの収納スペース以
外の空間を灰皿として利用することもできる。
【００１３】即ち、本発明に係るタバコケースは、全体
としてタバコパッケージの立体形状にほぼ類似の立体形
状をなし、上面が開口したケース本体と該ケース本体の
上面開口を開放可能に封鎖する蓋とから構成され、上記
上面開口からケース本体内にタバコをそのパッケージご
と入れられるようになしたタバコケースにおいて、上記
ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬質の
材料で製作され、上記ケース本体の上部又は下部には収
納空間が開口して形成されて該開口を封鎖しうる灰皿が
引出し可能に収納されていることを特徴とする。
としてタバコパッケージの立体形状にほぼ類似の立体形
状をなし、上面が開口したケース本体と該ケース本体の
上面開口を開放可能に封鎖する蓋とから構成され、上記
上面開口からケース本体内にタバコをそのパッケージご
と入れられるようになしたタバコケースにおいて、上記
ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬質の
材料で製作され、上記ケース本体の上部又は下部には収
納空間が開口して形成されて該開口を封鎖しうる灰皿が
引出し可能に収納されていることを特徴とする。
【００１４】また、本発明に係るタバコケースは、全体
としてタバコパッケージの立体形状にほぼ類似の立体形
状をなし、上面が開口したケース本体と該ケース本体の
上面開口を開放可能に封鎖する蓋とから構成され、上記
上面開口からケース本体内にタバコをそのパッケージご
と入れられるようになしたタバコケースにおいて、上記
ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬質の
材料で製作され、上記ケース本体の下部には灰皿空間が
開口して形成されて該開口を封鎖しうる蓋が開閉可能に
設けられていることを特徴とする。
としてタバコパッケージの立体形状にほぼ類似の立体形
状をなし、上面が開口したケース本体と該ケース本体の
上面開口を開放可能に封鎖する蓋とから構成され、上記
上面開口からケース本体内にタバコをそのパッケージご
と入れられるようになしたタバコケースにおいて、上記
ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬質の
材料で製作され、上記ケース本体の下部には灰皿空間が
開口して形成されて該開口を封鎖しうる蓋が開閉可能に
設けられていることを特徴とする。
【００１５】タバコを喫煙する場合、ライターやマッチ
が必要である。そこで、ケース本体内のタバコパッケー
ジの側方にライターを収納できるスペースを形成するの
が好ましい。
が必要である。そこで、ケース本体内のタバコパッケー
ジの側方にライターを収納できるスペースを形成するの
が好ましい。
【００１６】蓋はケース本体の上面部分に嵌合させる構
造でもよいが、その場合には両手で取り扱う必要があ
る。そこで、片手で取り扱えるように、蓋をケース本体
の上面開口周縁に開閉可能に支持し、該蓋を閉鎖方向に
付勢するか又は閉鎖位置に保持する部材を設けるのがよ
い。蓋のケース本体への支持はヒンジ結合でもよく、又
ケース本体及び蓋を合成樹脂で製作する場合には樹脂ヒ
ンジで結合してもよい。蓋の付勢は例えばヒンジ軸に設
けたコイルばね、蓋の一部を閉鎖方向に押圧する板ばね
を利用して行えばよく、又蓋の保持は例えば凹部と突起
部を弾性嵌合させるようにしてもよく、又蓋に隆起部を
設け、該隆起部に弾性片を押圧させて閉鎖位置に保持す
ることもできる。
造でもよいが、その場合には両手で取り扱う必要があ
る。そこで、片手で取り扱えるように、蓋をケース本体
の上面開口周縁に開閉可能に支持し、該蓋を閉鎖方向に
付勢するか又は閉鎖位置に保持する部材を設けるのがよ
い。蓋のケース本体への支持はヒンジ結合でもよく、又
ケース本体及び蓋を合成樹脂で製作する場合には樹脂ヒ
ンジで結合してもよい。蓋の付勢は例えばヒンジ軸に設
けたコイルばね、蓋の一部を閉鎖方向に押圧する板ばね
を利用して行えばよく、又蓋の保持は例えば凹部と突起
部を弾性嵌合させるようにしてもよく、又蓋に隆起部を
設け、該隆起部に弾性片を押圧させて閉鎖位置に保持す
ることもできる。
【００１７】また、灰皿として機能する凹所は開放した
ままとすると、携帯の際に凹所内の灰や吸殻がこぼれて
周囲を汚すおそれがある。そこで、凹所の上面開口を開
放可能に封鎖する開閉蓋を設けるのがよい。この開閉蓋
は嵌合式でもよいが、片手での取扱い性を考慮すると、
開閉蓋を凹所上面開口周縁に開閉可能に支持し、該開閉
蓋を閉鎖位置に保持する部材を設けるのがよい。開閉蓋
の保持は蓋の保持と同様の方式を採用することができ
る。
ままとすると、携帯の際に凹所内の灰や吸殻がこぼれて
周囲を汚すおそれがある。そこで、凹所の上面開口を開
放可能に封鎖する開閉蓋を設けるのがよい。この開閉蓋
は嵌合式でもよいが、片手での取扱い性を考慮すると、
開閉蓋を凹所上面開口周縁に開閉可能に支持し、該開閉
蓋を閉鎖位置に保持する部材を設けるのがよい。開閉蓋
の保持は蓋の保持と同様の方式を採用することができ
る。
【００１８】本発明ではケース本体及び蓋をその形態を
保持しうる材料で製作するが、製造性を考慮すると、例
えばアルミニウム系合金、亜鉛系合金、チタン又はチタ
ン系合金等の金属材料、あるいは硬質プラスチック材料
を使用するのがよい。
保持しうる材料で製作するが、製造性を考慮すると、例
えばアルミニウム系合金、亜鉛系合金、チタン又はチタ
ン系合金等の金属材料、あるいは硬質プラスチック材料
を使用するのがよい。
【００１９】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、タバコケース
をその形態を保持しうる材料で製作し、該タバコケース
に灰皿を設けるようにしたので、公園等の屋外でタバコ
を喫煙する場合に身近に灰皿がなくとも、タバコケース
の灰皿にタバコの灰や吸殻を入れればよく、そのままポ
イと路上等に捨てて環境を汚すこともない。
をその形態を保持しうる材料で製作し、該タバコケース
に灰皿を設けるようにしたので、公園等の屋外でタバコ
を喫煙する場合に身近に灰皿がなくとも、タバコケース
の灰皿にタバコの灰や吸殻を入れればよく、そのままポ
イと路上等に捨てて環境を汚すこともない。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の好ましい実
施形態を示す。図において、タバコケース１０は全体と
してタバコパッケージ４０の立体形状とほぼ類似の立体
形状をなし、ケース本体２０と蓋３０とから構成されて
いる。このケース本体２０と蓋３０とは金属材料、例え
ばアルミ系合金を用いて製作され、背面側のヒンジピン
２１で開閉自在に結合されている。
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の好ましい実
施形態を示す。図において、タバコケース１０は全体と
してタバコパッケージ４０の立体形状とほぼ類似の立体
形状をなし、ケース本体２０と蓋３０とから構成されて
いる。このケース本体２０と蓋３０とは金属材料、例え
ばアルミ系合金を用いて製作され、背面側のヒンジピン
２１で開閉自在に結合されている。
【００２１】また、ケース本体２０の上面は図１の(a)
に示されるように、側縁を傾斜させて開口され、ケース
本体２０の両側内面には図示していないが、適当な保持
部、例えば０．５ｍｍの間隔をあけて縦壁（又は保持
溝）が形成され、該縦壁とケース本体２０の両側内面と
の間（又は保持溝内）にはダボ（図示せず）を有する約
０．３ｍｍの厚みの板ばね２２、２２が差し込まれて保
持されている。
に示されるように、側縁を傾斜させて開口され、ケース
本体２０の両側内面には図示していないが、適当な保持
部、例えば０．５ｍｍの間隔をあけて縦壁（又は保持
溝）が形成され、該縦壁とケース本体２０の両側内面と
の間（又は保持溝内）にはダボ（図示せず）を有する約
０．３ｍｍの厚みの板ばね２２、２２が差し込まれて保
持されている。
【００２２】この板ばね２２、２２の上端部隅部にはダ
ボ２３、２３が両外方に突出して形成され、又蓋３０の
ダボ２３、２３に対応する部位には蓋３０の閉鎖方向に
向けて次第に深くなった長方形状の凹部３１（但し、図
１の(a) には一方のみが現れている）が形成され、該凹
部３１とダボ２３とが板ばね２２の弾性によって弾性嵌
合されるようになっている。従って、ダボ２３と凹部３
１とが蓋３０をケース本体２０の上面開口を封鎖した状
態に保持される保持部材を構成している。
ボ２３、２３が両外方に突出して形成され、又蓋３０の
ダボ２３、２３に対応する部位には蓋３０の閉鎖方向に
向けて次第に深くなった長方形状の凹部３１（但し、図
１の(a) には一方のみが現れている）が形成され、該凹
部３１とダボ２３とが板ばね２２の弾性によって弾性嵌
合されるようになっている。従って、ダボ２３と凹部３
１とが蓋３０をケース本体２０の上面開口を封鎖した状
態に保持される保持部材を構成している。
【００２３】また、蓋３０の上部には図１の(b) に示さ
れるように、灰皿として使用可能な凹所３２が形成さ
れ、該凹所３２の背面側には金属製、例えばアルミ系合
金製の開閉蓋３３がヒンジピン３４で開閉可能に結合さ
れ、該開閉蓋３３は凹所３２を開放可能に封鎖するよう
になっている。
れるように、灰皿として使用可能な凹所３２が形成さ
れ、該凹所３２の背面側には金属製、例えばアルミ系合
金製の開閉蓋３３がヒンジピン３４で開閉可能に結合さ
れ、該開閉蓋３３は凹所３２を開放可能に封鎖するよう
になっている。
【００２４】この開閉蓋３３の裏面には取付基部３５が
形成され、該取付基部３５の挿入穴にはほぼＬ字状の板
ばね３６が挿入されて保持され、該板ばね３６の折曲げ
片部にはダボが突設されて凹所３２の正面側の内面に形
成された凹部（図示せず）と弾性嵌合しうるようになっ
ており、上記板ばね３６とダボとが開閉蓋３３を閉鎖位
置に保持する保持部材を構成している。また、開閉蓋３
３の裏面には取付基部３５の側方にタバコ載置部３７が
形成されている。
形成され、該取付基部３５の挿入穴にはほぼＬ字状の板
ばね３６が挿入されて保持され、該板ばね３６の折曲げ
片部にはダボが突設されて凹所３２の正面側の内面に形
成された凹部（図示せず）と弾性嵌合しうるようになっ
ており、上記板ばね３６とダボとが開閉蓋３３を閉鎖位
置に保持する保持部材を構成している。また、開閉蓋３
３の裏面には取付基部３５の側方にタバコ載置部３７が
形成されている。
【００２５】屋外等でタバコを喫煙する場合、本例のケ
ース本体２０を片手に持ち、その手の親指等で蓋３０を
上方に押し上げると、板ばね２２、２２が弾性変形しつ
つそのダボ２３、２３が蓋３０の凹部３１から離脱し、
蓋３０を図１の(a) に示すように開放させることができ
るので、現れたタバコを引き抜き、着火すれば喫煙する
ことができる。
ース本体２０を片手に持ち、その手の親指等で蓋３０を
上方に押し上げると、板ばね２２、２２が弾性変形しつ
つそのダボ２３、２３が蓋３０の凹部３１から離脱し、
蓋３０を図１の(a) に示すように開放させることができ
るので、現れたタバコを引き抜き、着火すれば喫煙する
ことができる。
【００２６】次に、蓋３０を再び封鎖し、今度は開閉蓋
３３を親指等で上方に押し上げると、板ばね３６が弾性
変形しつつそのダボが蓋３０の凹部から離脱して開閉蓋
３３を図１の(b) に示されるように開放できるので、蓋
３０の凹所３２を灰皿して使用してタバコの灰や吸殻を
処理することができる。また、開閉蓋３３裏面のタバコ
載置部３７を利用してタバコを保持しておくこともでき
る。
３３を親指等で上方に押し上げると、板ばね３６が弾性
変形しつつそのダボが蓋３０の凹部から離脱して開閉蓋
３３を図１の(b) に示されるように開放できるので、蓋
３０の凹所３２を灰皿して使用してタバコの灰や吸殻を
処理することができる。また、開閉蓋３３裏面のタバコ
載置部３７を利用してタバコを保持しておくこともでき
る。
【００２７】図２は本発明の第２の実施形態を示し、図
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０のタバコパッケージ４０の側方に
ライター収納スペース２４が形成され、ライター５０を
収納できるようになっている。また、蓋３０には収納凹
部３８が凹所３２内に突出して形成されてライター５０
の上部が収納されるようになっている。この収納凹部３
８の上面にタバコ載置部３７が形成されている。
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０のタバコパッケージ４０の側方に
ライター収納スペース２４が形成され、ライター５０を
収納できるようになっている。また、蓋３０には収納凹
部３８が凹所３２内に突出して形成されてライター５０
の上部が収納されるようになっている。この収納凹部３
８の上面にタバコ載置部３７が形成されている。
【００２８】このように、ケース本体２０内のタバコパ
ッケージ４０の側方にライター５０を収納すると、ライ
ター５０をタバコケース１０と別々に形態する場合のよ
うにライター５０を見失うことがない。しかも、タバコ
ケース１０の構造上、安定に立てておくことができるの
で、屋外への携帯用ケースとしてだけではなく、例えば
応接間のタバコケースとしても利用できる。
ッケージ４０の側方にライター５０を収納すると、ライ
ター５０をタバコケース１０と別々に形態する場合のよ
うにライター５０を見失うことがない。しかも、タバコ
ケース１０の構造上、安定に立てておくことができるの
で、屋外への携帯用ケースとしてだけではなく、例えば
応接間のタバコケースとしても利用できる。
【００２９】さらには、図２の(b) に示されるように、
ライター５０の上部が露出させると、ライター５０を引
き出して使用できるだけではなく、そのままの状態のラ
イター５０でタバコに着火させることもでき、非常に便
利である。
ライター５０の上部が露出させると、ライター５０を引
き出して使用できるだけではなく、そのままの状態のラ
イター５０でタバコに着火させることもでき、非常に便
利である。
【００３０】図３は本発明の第３の実施形態を示し、図
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０の底面に灰皿として使用する凹所
３２を形成し、該凹所３２を開閉蓋３３で開放可能に封
鎖するようにしている。
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０の底面に灰皿として使用する凹所
３２を形成し、該凹所３２を開閉蓋３３で開放可能に封
鎖するようにしている。
【００３１】従って、蓋３０を開放し、タバコケース１
０からタバコを抜いた後、蓋３０を閉鎖し、タバコケー
ス１０を逆向きに持って開閉蓋３３を開放し、灰皿とし
て使用することができる。
０からタバコを抜いた後、蓋３０を閉鎖し、タバコケー
ス１０を逆向きに持って開閉蓋３３を開放し、灰皿とし
て使用することができる。
【００３２】図４は本発明の第４の実施形態を示し、図
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０の下部に収納空間を前面に開口し
かつタバコパッケージ４０の収納空間とは区画して形成
し、該収納空間内に灰皿７０を引出し可能に収納し、灰
皿７０の前面で収納空間の開口を封鎖している。
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０の下部に収納空間を前面に開口し
かつタバコパッケージ４０の収納空間とは区画して形成
し、該収納空間内に灰皿７０を引出し可能に収納し、灰
皿７０の前面で収納空間の開口を封鎖している。
【００３３】本例のタバコケースではケース本体２０の
下部の灰皿７０を引出してタバコの灰や吸殻を処理する
ことができる。
下部の灰皿７０を引出してタバコの灰や吸殻を処理する
ことができる。
【００３４】図５は本発明の第５の実施形態を示し、図
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０の下部に灰皿空間を前面に開口し
かつタバコパッケージ４０の収納空間とは区画して形成
し、該灰皿空間の開口に開閉蓋６０をヒンジピン６１で
枢支して灰皿空間の開口を封鎖する一方、開閉蓋６１の
両側にカバー部材６２、６２を設けて吸殻等のこぼれを
防止するようにしている。
において図１と同一符号は同一又は相当部分を示す。本
例ではケース本体２０の下部に灰皿空間を前面に開口し
かつタバコパッケージ４０の収納空間とは区画して形成
し、該灰皿空間の開口に開閉蓋６０をヒンジピン６１で
枢支して灰皿空間の開口を封鎖する一方、開閉蓋６１の
両側にカバー部材６２、６２を設けて吸殻等のこぼれを
防止するようにしている。
【００３５】本例のタバコケースではケース本体２０下
部の開閉蓋６１を前方に揺動させて灰皿空間の開口を開
放させてタバコの灰や吸殻を処理することができる。
部の開閉蓋６１を前方に揺動させて灰皿空間の開口を開
放させてタバコの灰や吸殻を処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のタバコケースの第１の実施形態にお
ける蓋を開放した状態(a) 及び開閉蓋を開放した状態
(b) を示す斜視図である。
ける蓋を開放した状態(a) 及び開閉蓋を開放した状態
(b) を示す斜視図である。
【図２】 本発明のタバコケースの第２の実施形態にお
ける蓋を開放した状態(a) 及び開閉蓋を開放した状態
(b) を示す斜視図である。
ける蓋を開放した状態(a) 及び開閉蓋を開放した状態
(b) を示す斜視図である。
【図３】 本発明のタバコケースの第３の実施形態にお
ける蓋を開放した状態(a) 及び灰皿として使用した状態
(b) を示す斜視図である。
ける蓋を開放した状態(a) 及び灰皿として使用した状態
(b) を示す斜視図である。
【図４】 本発明のタバコケースの第４の実施形態にお
ける蓋を開放し、灰皿として使用する状態を示す斜視図
である。
ける蓋を開放し、灰皿として使用する状態を示す斜視図
である。
【図５】 本発明のタバコケースの第５の実施形態にお
ける蓋を開放し、灰皿として使用する状態を示す斜視図
である。
ける蓋を開放し、灰皿として使用する状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】 １０ タバコケース ２０ ケース本体 ２１ ヒンジピン ２２ 板ばね（保持手段） ２３ ダボ（保持手段） ２４ ライター収納スペース ３０ 蓋 ３１ 凹部（保持手段） ３２ 凹所（灰皿） ３３ 開閉蓋 ３４ ヒンジピン ３６ 板ばね（保持手段） ４０ タバコパッケージ ５０ ライター ６０ 開閉蓋 ７０ 灰皿
Claims (8)
- 【請求項１】 全体としてタバコパッケージの立体形状
にほぼ類似の立体形状をなし、上面が開口したケース本
体と該ケース本体の上面開口を開放可能に封鎖する蓋と
から構成され、上記上面開口からケース本体内にタバコ
をそのパッケージごと入れられるようになしたタバコケ
ースにおいて、 上記ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬
質の材料で製作され、上記蓋の上面には凹所が形成され
て灰皿として使用可能となす一方、該蓋には上記凹所の
上面開口を開放可能に封鎖する開閉蓋が設けられている
ことを特徴とするタバコケース。 - 【請求項２】 全体としてタバコパッケージの立体形状
にほぼ類似の立体形状をなし、上面が開口したケース本
体と該ケース本体の上面開口を開放可能に封鎖する蓋と
から構成され、上記上面開口からケース本体内にタバコ
をそのパッケージごと入れられるようになしたタバコケ
ースにおいて、 上記ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬
質の材料で製作され、上記ケース本体の底面には凹所が
形成されて灰皿として使用可能となす一方、該底面には
上記凹所の上面開口を開放可能に封鎖する開閉蓋が設け
られていることを特徴とするタバコケース。 - 【請求項３】 全体としてタバコパッケージの立体形状
にほぼ類似の立体形状をなし、上面が開口したケース本
体と該ケース本体の上面開口を開放可能に封鎖する蓋と
から構成され、上記上面開口からケース本体内にタバコ
をそのパッケージごと入れられるようになしたタバコケ
ースにおいて、 上記ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬
質の材料で製作され、上記ケース本体の上部又は下部に
は収納空間が開口して形成されて該開口を封鎖しうる灰
皿が引出し可能に収納されていることを特徴とするタバ
コケース。 - 【請求項４】 全体としてタバコパッケージの立体形状
にほぼ類似の立体形状をなし、上面が開口したケース本
体と該ケース本体の上面開口を開放可能に封鎖する蓋と
から構成され、上記上面開口からケース本体内にタバコ
をそのパッケージごと入れられるようになしたタバコケ
ースにおいて、 上記ケース本体及び蓋がその形態を維持しうる比較的硬
質の材料で製作され、上記ケース本体の上部又は下部に
は灰皿空間が開口して形成されて該開口を封鎖しうる蓋
が開閉可能に設けられていることを特徴とするタバコケ
ース。 - 【請求項５】 上記ケース本体はタバコパッケージの側
方にライターを収納するスペースが形成されている請求
項１ないし４のいずれかに記載のタバコケース。 - 【請求項６】 上記蓋が上記ケース本体の上面開口周縁
に開閉可能に支持され、該蓋を閉鎖方向に付勢するか又
は閉鎖位置に保持する部材が設けられている請求項１な
いし４のいずれかに記載のタバコケース。 - 【請求項７】 上記開閉蓋が上記凹所の開口周縁に開閉
可能に支持され、該開閉蓋を閉鎖位置に保持する部材が
設けられている請求項１又は２記載のタバコケース。 - 【請求項８】 上記ケース本体及び蓋が金属材料又は硬
質プラスチック材料で製作されている請求項１ないし４
のいずれかに記載のタバコケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9028897A JPH10262640A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | タバコケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9028897A JPH10262640A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | タバコケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10262640A true JPH10262640A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13994352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9028897A Pending JPH10262640A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | タバコケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10262640A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016511724A (ja) * | 2013-02-01 | 2016-04-21 | フイジョウ キムリー テクノロジー シーオー．、エルティーディー．シェンジェン ブランチ | 電子タバコケース |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9028897A patent/JPH10262640A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016511724A (ja) * | 2013-02-01 | 2016-04-21 | フイジョウ キムリー テクノロジー シーオー．、エルティーディー．シェンジェン ブランチ | 電子タバコケース |
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