JPH10262488A - タコ養殖用システム - Google Patents
タコ養殖用システムInfo
- Publication number
- JPH10262488A JPH10262488A JP10002182A JP218298A JPH10262488A JP H10262488 A JPH10262488 A JP H10262488A JP 10002182 A JP10002182 A JP 10002182A JP 218298 A JP218298 A JP 218298A JP H10262488 A JPH10262488 A JP H10262488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- octopus
- aquaculture
- module
- octopuses
- compartments
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 241000238413 Octopus Species 0.000 title claims description 43
- 238000009395 breeding Methods 0.000 title abstract 4
- 230000001488 breeding effect Effects 0.000 title abstract 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000009360 aquaculture Methods 0.000 claims description 46
- 244000144974 aquaculture Species 0.000 claims description 46
- 241000238366 Cephalopoda Species 0.000 abstract description 8
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 2
- 230000001418 larval effect Effects 0.000 description 2
- 241001439211 Almeida Species 0.000 description 1
- 241000238424 Crustacea Species 0.000 description 1
- 241000237852 Mollusca Species 0.000 description 1
- 241000238414 Octopus vulgaris Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009343 monoculture Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K61/00—Culture of aquatic animals
- A01K61/50—Culture of aquatic animals of shellfish
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Zoology (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成及び保守が単純な設備によりタコの集中
的養殖及び肥育を可能にする、タコ養殖のためのシステ
ムを提供することを目的とする。 【解決手段】 全面的または部分的に個別化されたいく
つかのコンパートメント4に細分された養殖モジュール
1にタコを集めることによるタコ養殖用システム。養殖
モジュール1は、海水に沈められて配置され、タコが出
ていくのを防ぎながらコンパートメント4の水の入れ替
えを可能にする構造2を含み、さらに、構造2は養殖モ
ジュールへの接近手段3を持つ。
的養殖及び肥育を可能にする、タコ養殖のためのシステ
ムを提供することを目的とする。 【解決手段】 全面的または部分的に個別化されたいく
つかのコンパートメント4に細分された養殖モジュール
1にタコを集めることによるタコ養殖用システム。養殖
モジュール1は、海水に沈められて配置され、タコが出
ていくのを防ぎながらコンパートメント4の水の入れ替
えを可能にする構造2を含み、さらに、構造2は養殖モ
ジュールへの接近手段3を持つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構成及び保守が単
純な設備によりタコの集中的養殖及び肥育を可能にす
る、タコ養殖用システムに関するものである。
純な設備によりタコの集中的養殖及び肥育を可能にす
る、タコ養殖用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】世界的に頭足類養殖に関する経験はごく
わずかであり、産業養殖の開発について文書化された前
例は世界的にもない。これまで、様々なタコの種を特に
底生稚魚期から成魚期までの期間捕獲状態にしていたこ
とがあるが、子魚期は特異性があり、子魚期は別に成育
せざるを得ない。
わずかであり、産業養殖の開発について文書化された前
例は世界的にもない。これまで、様々なタコの種を特に
底生稚魚期から成魚期までの期間捕獲状態にしていたこ
とがあるが、子魚期は特異性があり、子魚期は別に成育
せざるを得ない。
【0003】底生稚魚から成魚までの養殖期を以後肥育
期と呼ぶが、これまでに、陸上の水平タンクにおいて数
種のタコについて実験的に肥育が行われたことがある。
期と呼ぶが、これまでに、陸上の水平タンクにおいて数
種のタコについて実験的に肥育が行われたことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タコの消費は最近大幅
に増大して、年間150, 000トンに達している。こ
れに対して、現在、伝統的な漁場での漁獲量は徐々に減
っている。これら全てのことから、最も重要な市場特に
日本市場及び地中海地域ヨーロッパ市場に供給すること
が益々難しくなっており、そのため価格の上昇を引き起
こしている。例えば、1993年には1. 5 kg のタコ
が最初の販売で540ペセータ/キログラムの価額であ
ったのが、1996年には800ペセータ/キログラム
になった。将来はもっとこの状況が深刻になる傾向があ
る。
に増大して、年間150, 000トンに達している。こ
れに対して、現在、伝統的な漁場での漁獲量は徐々に減
っている。これら全てのことから、最も重要な市場特に
日本市場及び地中海地域ヨーロッパ市場に供給すること
が益々難しくなっており、そのため価格の上昇を引き起
こしている。例えば、1993年には1. 5 kg のタコ
が最初の販売で540ペセータ/キログラムの価額であ
ったのが、1996年には800ペセータ/キログラム
になった。将来はもっとこの状況が深刻になる傾向があ
る。
【0005】一方、天然タコ資源の多くが乱獲されてお
り、漁場のほとんどの漁業規則においてある程度の期間
の生物学的休業が定められている。これは、市場に商品
が入荷しない期間があることを意味する。要するに、消
費者のほとんどに好まれる1キロを超える大きさのタコ
を、自然であろうと誘因があろうと漁獲量の季節性に作
用されることなく継続的に市場に供給するためには大き
な問題がある。
り、漁場のほとんどの漁業規則においてある程度の期間
の生物学的休業が定められている。これは、市場に商品
が入荷しない期間があることを意味する。要するに、消
費者のほとんどに好まれる1キロを超える大きさのタコ
を、自然であろうと誘因があろうと漁獲量の季節性に作
用されることなく継続的に市場に供給するためには大き
な問題がある。
【0006】上記の問題は、有益なタコ養殖用システム
を開発すれば解決できる。
を開発すれば解決できる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、モジュ
ールの中でまとめてタコを管理するためのタコ(八腕
類)の養殖方法を提供することである。本発明に基づく
システムによれば、タコは全面的または部分的に個別化
されたいくつかのコンパートメントに細分された養殖モ
ジュールの中に集められる。これらの養殖モジュール
は、海水に沈めて配置され、中のタコが出ていくことを
防ぎながら、前記コンパートメントの水の入れ替えを可
能にする。
ールの中でまとめてタコを管理するためのタコ(八腕
類)の養殖方法を提供することである。本発明に基づく
システムによれば、タコは全面的または部分的に個別化
されたいくつかのコンパートメントに細分された養殖モ
ジュールの中に集められる。これらの養殖モジュール
は、海水に沈めて配置され、中のタコが出ていくことを
防ぎながら、前記コンパートメントの水の入れ替えを可
能にする。
【0008】肥育されるタコが入った養殖モジュール
は、連続的に異なる階層または高さに配置することも出
来るし、同じ高さに水平に配置することも出来る。第一
の場合においては、海底に置いてあるいは自身の浮力で
または付属の浮き材に接続または固定することにより吊
るして、養殖モジュールを海中に沈めて配置される垂直
の装置を構成することが出来る。また、この場合、養殖
モジュールを剛直にまたは柔軟に連結して垂直に吊るし
た列車のように接続することも出来る。
は、連続的に異なる階層または高さに配置することも出
来るし、同じ高さに水平に配置することも出来る。第一
の場合においては、海底に置いてあるいは自身の浮力で
または付属の浮き材に接続または固定することにより吊
るして、養殖モジュールを海中に沈めて配置される垂直
の装置を構成することが出来る。また、この場合、養殖
モジュールを剛直にまたは柔軟に連結して垂直に吊るし
た列車のように接続することも出来る。
【0009】養殖モジュールを水平に設置する場合に
は、養殖モジュールをバラバラにしてまたは連結してひ
とつのレベルまたはいくつかのレベルを形成するように
配置することが出来る。このようなモジュラー養殖シス
テムは、どのような自然の海または人工の環境(生け
簀、タンク、堀、船体など)の中でも良質の水があると
ころに配置することが出来る。
は、養殖モジュールをバラバラにしてまたは連結してひ
とつのレベルまたはいくつかのレベルを形成するように
配置することが出来る。このようなモジュラー養殖シス
テムは、どのような自然の海または人工の環境(生け
簀、タンク、堀、船体など)の中でも良質の水があると
ころに配置することが出来る。
【0010】要するに、この方法は、タコをまとめて管
理できる養殖モジュールの中でのタコの集中的単一養殖
を開発しようとするものである。中でタコの養殖が行わ
れる構造または装置は、それ自体、どのような形状(円
筒形、柱体形など)及び寸法であれ、柵またはケージ状
の養殖モジュールを形成して、底生のタコ(海底を移動
することが出来る)を収めることが出来、その内部はコ
ンパートメントに分割されている。コンパートメント
は、タコ及び環境に不活性の任意の材料で形成された巣
を提供するもので、例えば、タイヤ、チューブ、または
プラスティックまたはその他の合成並びに金属、陶器な
どの形材及び容器を利用することが出来る。モジュラー
のコンセプトと全面的または部分的コンパートメントに
より、快適な巣が与えられ、タコ本来の縄張り制及び攻
撃性の傾向を抑制して、肥育のためにケージに入れられ
たタコをまとめて簡単に管理できるようにする。
理できる養殖モジュールの中でのタコの集中的単一養殖
を開発しようとするものである。中でタコの養殖が行わ
れる構造または装置は、それ自体、どのような形状(円
筒形、柱体形など)及び寸法であれ、柵またはケージ状
の養殖モジュールを形成して、底生のタコ(海底を移動
することが出来る)を収めることが出来、その内部はコ
ンパートメントに分割されている。コンパートメント
は、タコ及び環境に不活性の任意の材料で形成された巣
を提供するもので、例えば、タイヤ、チューブ、または
プラスティックまたはその他の合成並びに金属、陶器な
どの形材及び容器を利用することが出来る。モジュラー
のコンセプトと全面的または部分的コンパートメントに
より、快適な巣が与えられ、タコ本来の縄張り制及び攻
撃性の傾向を抑制して、肥育のためにケージに入れられ
たタコをまとめて簡単に管理できるようにする。
【0011】養殖モジュールは、タコに接近できるよう
に一面を開けることが出来るので、個々のタコを入れた
り捕まえたり、これに給餌することが出来る。さらに、
この構造は、養殖水の適正な入れ替え、その適切な開発
及び産業管理を可能にする。給餌は手でまたは自動的に
行うことが出来、餌のタイプは魚から、生または冷凍で
与えられる甲殻類及び軟体動物、さらに半湿または乾燥
飼料まで、多様なものを使うことができる。
に一面を開けることが出来るので、個々のタコを入れた
り捕まえたり、これに給餌することが出来る。さらに、
この構造は、養殖水の適正な入れ替え、その適切な開発
及び産業管理を可能にする。給餌は手でまたは自動的に
行うことが出来、餌のタイプは魚から、生または冷凍で
与えられる甲殻類及び軟体動物、さらに半湿または乾燥
飼料まで、多様なものを使うことができる。
【0012】要するに、本発明の方法は、養殖の基本ユ
ニットを構成する養殖モジュールの使用を基礎としてお
り、タコの個別化と同時にタコの全体的管理を可能に
し、養殖水を入れ替えできるようにしながらタコが養殖
モジュールから逃げるのを防ぐ。養殖モジュールは、肥
育場所までの個体の運搬、その給餌及び一般的管理並び
に最終捕獲を容易にし、適切な養殖経営を可能にする構
造である。
ニットを構成する養殖モジュールの使用を基礎としてお
り、タコの個別化と同時にタコの全体的管理を可能に
し、養殖水を入れ替えできるようにしながらタコが養殖
モジュールから逃げるのを防ぐ。養殖モジュールは、肥
育場所までの個体の運搬、その給餌及び一般的管理並び
に最終捕獲を容易にし、適切な養殖経営を可能にする構
造である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付の図面を使って一例を説
明する。図面には区分されたまたは部分的に個別化され
た養殖ユニットまたはモジュールの可能な実施態様が示
されている。図1には、参照番号1で示される直方体柱
状形の養殖ユニットが示されている。養殖ユニットは、
ケージ状の構造すなわち枠2から成り、その大きい方の
壁のひとつ3は、枠組み2で囲まれた内部に接近できる
ように開閉可能である。ケージまたは枠組み2の内部
は、タコ1匹ずつを収められるサイズのコンパートメン
ト4に細分される。コンパートメントは、一定長さの可
塑性または金属製の管またはモジュールが配置される環
境に対して不活性のその他の部材によって形成すること
が出来る。
明する。図面には区分されたまたは部分的に個別化され
た養殖ユニットまたはモジュールの可能な実施態様が示
されている。図1には、参照番号1で示される直方体柱
状形の養殖ユニットが示されている。養殖ユニットは、
ケージ状の構造すなわち枠2から成り、その大きい方の
壁のひとつ3は、枠組み2で囲まれた内部に接近できる
ように開閉可能である。ケージまたは枠組み2の内部
は、タコ1匹ずつを収められるサイズのコンパートメン
ト4に細分される。コンパートメントは、一定長さの可
塑性または金属製の管またはモジュールが配置される環
境に対して不活性のその他の部材によって形成すること
が出来る。
【0014】ここで説明される養殖モジュールは、図2
に示されるように、例えばブイまたはフロート5で吊る
して海水に沈めて設置され、連続的に吊るした数個の養
殖モジュール1を設置することが出来る。図3は、開閉
式の壁3を外側に向けて同じ高さに2つの養殖モジュー
ル1が配置される、別の可能な配置を示している。図4
においては、養殖モジュール1が高さの点では同じ配置
をとっているが、開閉式の壁3が向かい合っていて、相
互に多少間隔をおいている。
に示されるように、例えばブイまたはフロート5で吊る
して海水に沈めて設置され、連続的に吊るした数個の養
殖モジュール1を設置することが出来る。図3は、開閉
式の壁3を外側に向けて同じ高さに2つの養殖モジュー
ル1が配置される、別の可能な配置を示している。図4
においては、養殖モジュール1が高さの点では同じ配置
をとっているが、開閉式の壁3が向かい合っていて、相
互に多少間隔をおいている。
【0015】図5においては、養殖モジュール1が水平
になっているので、各養殖モジュールの全てのコンパー
トメント4が同じ階層または高さに位置する配置を示し
ている。どの場合にも、養殖モジュールの各々のコンパ
ートメント4を、1匹のタコが占めることが出来る。タ
コの出し入れのためにもまた給餌のためにも、ドア3か
らどのコンパートメント4へも接近することができる。
になっているので、各養殖モジュールの全てのコンパー
トメント4が同じ階層または高さに位置する配置を示し
ている。どの場合にも、養殖モジュールの各々のコンパ
ートメント4を、1匹のタコが占めることが出来る。タ
コの出し入れのためにもまた給餌のためにも、ドア3か
らどのコンパートメント4へも接近することができる。
【0016】ケージまたは構造2は、タコが出ていくの
を防ぐように、しかし巣4を海水が自由に循環できるよ
うに、組み立てられる。養殖モジュール1は、海底の上
に配置することも出来る。養殖モジュールは、吊るすに
しても底に置くにしても、地上に用意された生け簀に配
置することも出来る。
を防ぐように、しかし巣4を海水が自由に循環できるよ
うに、組み立てられる。養殖モジュール1は、海底の上
に配置することも出来る。養殖モジュールは、吊るすに
しても底に置くにしても、地上に用意された生け簀に配
置することも出来る。
【0017】図6においては、養殖モジュール1の他の
可能なまとめ方が示されている。この場合には、養殖モ
ジュールを、ひとつの共通のケージまたは構造6に入れ
ることが出来る。この中で、養殖モジュール1は、完全
にまたは部分的に個別化するために蓋付きで、コンパー
トメント4に接近できるように相互に間隔を置いて配置
される。ケージ6はドア7を使って閉められる。このド
アから、タコの取り扱い及び給餌が行なわれる。
可能なまとめ方が示されている。この場合には、養殖モ
ジュールを、ひとつの共通のケージまたは構造6に入れ
ることが出来る。この中で、養殖モジュール1は、完全
にまたは部分的に個別化するために蓋付きで、コンパー
トメント4に接近できるように相互に間隔を置いて配置
される。ケージ6はドア7を使って閉められる。このド
アから、タコの取り扱い及び給餌が行なわれる。
【0018】ケージ6には、いくつかの養殖モジュール
1を入れて沈めた状態で支えられるように上部フロート
を取り付けることが出来る。図7には、養殖モジュール
1の別の態様が示されている。この態様においては、養
殖モジュール1は、内部が階層状10に細分された円筒
形または柱体形の1つのケージまたは構造9によって構
成される。各階層をさらに放射状の仕切りでタコを収め
るために適したサイズのコンパートメントに仕切ること
ができる。
1を入れて沈めた状態で支えられるように上部フロート
を取り付けることが出来る。図7には、養殖モジュール
1の別の態様が示されている。この態様においては、養
殖モジュール1は、内部が階層状10に細分された円筒
形または柱体形の1つのケージまたは構造9によって構
成される。各階層をさらに放射状の仕切りでタコを収め
るために適したサイズのコンパートメントに仕切ること
ができる。
【0019】ケージまたは構造9にも、ケージまたは構
造9を沈めた状態にしておくのに充分な能力を持つフロ
ート11を付けることが出来る。各階層10は中央に開
口部を持ち、これがタコを取り扱うため及び給餌のため
の接近用水柱12を形成する。さらに、階層を、適切な
開口部を持つ金属またはプラスティックのネットを間に
置いて相互に分離して、水柱を区分することが出来る。
造9を沈めた状態にしておくのに充分な能力を持つフロ
ート11を付けることが出来る。各階層10は中央に開
口部を持ち、これがタコを取り扱うため及び給餌のため
の接近用水柱12を形成する。さらに、階層を、適切な
開口部を持つ金属またはプラスティックのネットを間に
置いて相互に分離して、水柱を区分することが出来る。
【0020】
【発明の効果】これまで説明した構造と同様の構造を使
って、1996年6月半ばから11月末までヨーロッパ
普通タコ(octopus vulgaris)の肥育実験が行われた。
この実験は、図7に示されるような浮き型の個別形成の
養殖モジュール4つで行われた。この装置の設置場所と
して選ばれたのはガリシアの入江である。
って、1996年6月半ばから11月末までヨーロッパ
普通タコ(octopus vulgaris)の肥育実験が行われた。
この実験は、図7に示されるような浮き型の個別形成の
養殖モジュール4つで行われた。この装置の設置場所と
して選ばれたのはガリシアの入江である。
【0021】肥育終了時のタコの平均重量は、同様の温
度の陸上養殖槽において低い密度で行った実験の平均重
量及び西地中海、サハラ大陸棚及び南アフリカの自然集
団の平均重量と類似していた。
度の陸上養殖槽において低い密度で行った実験の平均重
量及び西地中海、サハラ大陸棚及び南アフリカの自然集
団の平均重量と類似していた。
【図1】本発明に基づいて組み立てられたタコ養殖のた
めの構造または装置の図解的斜視図である。
めの構造または装置の図解的斜視図である。
【図2】本発明による、吊るした状態で養殖モジュール
を設置するための可能な方法を示す図である。
を設置するための可能な方法を示す図である。
【図3】本発明による、吊るした状態で養殖モジュール
を設置するための可能な方法を示す図である。
を設置するための可能な方法を示す図である。
【図4】本発明による、吊るした状態で養殖モジュール
を設置するための可能な方法を示す図である。
を設置するための可能な方法を示す図である。
【図5】本発明による、吊るした状態で養殖モジュール
を設置するための可能な方法を示す図である。
を設置するための可能な方法を示す図である。
【図6】本発明による、養殖モジュールの他の可能な組
合せ方法の斜視図である。
合せ方法の斜視図である。
【図7】本発明による、養殖モジュールの別の態様の縦
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 1…養殖モジュール 2…ケ−ジ状の構造 3…開閉式の壁 4…コンパートメント 5…フロート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウディオ エベレシュ スペイン国,サンティアゴ ド コンポス テラ(ラ コルナー),15865 ブリオン, サンタ ミニア エセ/エネ (72)発明者 エミリア ペレス オメン デ アルメイ ダ スペイン国,36208 ビゴ(ポンテベド ラ),トマス アー.アロンソ 251
Claims (6)
- 【請求項1】 全面的にまたは部分的に個別化されたい
くつかのコンパートメントに細分化された養殖モジュー
ルにタコが集められ、前記養殖モジュールが海水の中に
沈めて配置され、タコが出ていくのを防ぎながら前記コ
ンパートメントの水の入れ替えを可能にする構造を含む
ことを特徴とする、タコ養殖用システム。 - 【請求項2】 養殖モジュールがいくつかのコンパート
メントに共通の接近経路を持つことを特徴とする、請求
項1に記載のタコ養殖用システム。 - 【請求項3】 養殖モジュールが、これが沈められてい
る水塊の底に置かれて配置されることを特徴とする、請
求項1に記載のタコ養殖用システム。 - 【請求項4】 養殖モジュールが水塊の中でフロートに
よって吊り下げられることを特徴とする、請求項1に記
載のタコ養殖用システム。 - 【請求項5】 各養殖モジュールのいくつかのコンパー
トメントが同じ高さまたは階層に位置することを特徴と
する、請求項1に記載のタコ養殖用システム。 - 【請求項6】 養殖モジュールが階層またはレベルに細
分され、その各々が1つまたは複数のコンパートメント
を形成することを特徴とする、請求項1に記載のタコ養
殖用システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ES9700032 | 1997-01-09 | ||
ES09700032A ES2121700B1 (es) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | Sistema para el cultivo de pulpos. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262488A true JPH10262488A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=8297817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10002182A Pending JPH10262488A (ja) | 1997-01-09 | 1998-01-08 | タコ養殖用システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10262488A (ja) |
ES (1) | ES2121700B1 (ja) |
GR (1) | GR1003229B (ja) |
IT (1) | ITTO971136A1 (ja) |
PT (1) | PT102098B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072156A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Kagoshima Univ | 垂下式海面養殖カゴ |
KR101196469B1 (ko) * | 2010-04-26 | 2012-11-01 | 정병재 | 두족류 양식장치 |
WO2013151292A1 (ko) * | 2012-04-03 | 2013-10-10 | Park Chul-Yoo | 문어 양식장치 |
WO2019159992A1 (ja) | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 日本水産株式会社 | 頭足類飼育用のカゴおよび頭足類の逃亡防止用シート、ならびにこれらの使用 |
JP2021503966A (ja) * | 2017-11-29 | 2021-02-15 | インスティトゥト エスパニョール デ オセアノグラフィア | マダコ(octopus vulgaris)の幼生の培養方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2364717B1 (es) * | 2009-06-01 | 2012-08-03 | Unda Desarrollos Tecnológicos Marinos, S.L. | Estructura de jaula modular para engorde de pulpos |
CN104756922B (zh) * | 2015-04-28 | 2015-10-28 | 中国海洋大学 | 一种长蛸集约化越冬培育方法 |
ES2646753B1 (es) * | 2016-06-13 | 2018-09-18 | Universidad De Málaga | Sistema y procedimiento para el cultivo de pulpos |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07106115B2 (ja) * | 1991-04-01 | 1995-11-15 | 三基興業株式会社 | タコ用シェルターと蓄養コンテナ |
JP2558227B2 (ja) * | 1994-03-14 | 1996-11-27 | 三基興業株式会社 | タコ用魚礁ブロック |
JP3215272B2 (ja) * | 1994-09-14 | 2001-10-02 | 海洋建設株式会社 | マダコ魚礁 |
-
1997
- 1997-01-09 ES ES09700032A patent/ES2121700B1/es not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-23 IT IT97TO001136A patent/ITTO971136A1/it unknown
-
1998
- 1998-01-07 PT PT102098A patent/PT102098B/pt not_active IP Right Cessation
- 1998-01-08 JP JP10002182A patent/JPH10262488A/ja active Pending
- 1998-01-09 GR GR980100014A patent/GR1003229B/el unknown
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072156A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Kagoshima Univ | 垂下式海面養殖カゴ |
KR101196469B1 (ko) * | 2010-04-26 | 2012-11-01 | 정병재 | 두족류 양식장치 |
WO2013151292A1 (ko) * | 2012-04-03 | 2013-10-10 | Park Chul-Yoo | 문어 양식장치 |
JP2021503966A (ja) * | 2017-11-29 | 2021-02-15 | インスティトゥト エスパニョール デ オセアノグラフィア | マダコ(octopus vulgaris)の幼生の培養方法 |
WO2019159992A1 (ja) | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 日本水産株式会社 | 頭足類飼育用のカゴおよび頭足類の逃亡防止用シート、ならびにこれらの使用 |
JPWO2019159992A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2021-02-04 | 日本水産株式会社 | 頭足類飼育用のカゴおよび頭足類の逃亡防止用シート、ならびにこれらの使用 |
US11528893B2 (en) | 2018-02-14 | 2022-12-20 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | Cephalopod rearing cage, cephalopod escape prevention sheet, and use thereof |
EP4302599A2 (en) | 2018-02-14 | 2024-01-10 | Nissui Corporation | Cephalopod rearing cage, cephalopod escape prevention sheet, and use thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
PT102098B (pt) | 2000-05-31 |
ES2121700A1 (es) | 1998-12-01 |
ITTO971136A1 (it) | 1999-06-23 |
PT102098A (pt) | 1998-07-31 |
ES2121700B1 (es) | 1999-05-16 |
GR980100014A (el) | 1998-09-30 |
GR1003229B (el) | 1999-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9374986B2 (en) | Shrimp culturing system | |
US20100242853A1 (en) | Reptile farming system | |
US5156111A (en) | Methods and apparatus for transporting, incubating, and growing out the eggs of aquatic creatures | |
AU2017341749B2 (en) | Device for confining larvae and/or aquatic organisms, system, method for keeping and cultivating them in aquatic environments | |
US3477406A (en) | Method of cultivation of penaeid shrimp | |
JP3077069B2 (ja) | 海上における水産生物の養殖方法及びその装置 | |
James et al. | Sea urchin aquaculture in Norway | |
US4742798A (en) | Incubator and method of incubation and hatching fish eggs and fry | |
Shelbourne et al. | Marine Fish Culture in Britain I. Plaice Rearing in Closed Circulation at Lowestoft, 1975–1960 | |
JPH10262488A (ja) | タコ養殖用システム | |
Jones et al. | Manila clams: hatchery and nursery methods | |
US7222585B2 (en) | Aquaculture process and apparatus | |
US4300477A (en) | Aquaculture rearing system | |
Steeby et al. | Channel catfish broodfish and hatchery management | |
AU2001293487A1 (en) | Aquaculture process and apparatus | |
Curtis et al. | Overview of redclaw crayfish, Cherax quadricarinatus, farming practices in northern Australia | |
Van Olst et al. | A DESCRIPTION OF INTENSIVE CULTURE SYSTEMS FOR THE AMERICAN LOBSTER (Homarus americanus) AND OTHER CANNIBALISTIC CRUSTACEANS 1 | |
Tabb et al. | A manual for culture of pink shrimp, Penaeus duorarum, from eggs to postlarvae suitable for stocking | |
Hadley et al. | Hard clam hatchery and nursery production | |
US2611337A (en) | Fish egg hatching device | |
MXPA98000291A (en) | System for the cultivation of pul | |
KR100424709B1 (ko) | 패류양식장치 | |
JP2003092949A (ja) | ゴカイの養殖装置 | |
CA1111319A (en) | Aquaculture rearing system | |
KR200275039Y1 (ko) | 패류양식장치 |