JPH10262334A - 電力機器、電力機器の消費電流測定方法 - Google Patents

電力機器、電力機器の消費電流測定方法

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Publication number
JPH10262334A
JPH10262334A JP9064145A JP6414597A JPH10262334A JP H10262334 A JPH10262334 A JP H10262334A JP 9064145 A JP9064145 A JP 9064145A JP 6414597 A JP6414597 A JP 6414597A JP H10262334 A JPH10262334 A JP H10262334A
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JP
Japan
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capacitor
voltage
current consumption
electronic circuit
battery
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Pending
Application number
JP9064145A
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English (en)
Inventor
Masayasu Watanabe
正泰 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9064145A priority Critical patent/JPH10262334A/ja
Publication of JPH10262334A publication Critical patent/JPH10262334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力機器の消費電流を測定するのにコンデン
サの極間電圧を用いるようにし、ノイズの影響を低減し
正確な消費電流の測定を実現する。 【解決手段】 電力機器6の消費電流を測定する場合、
直流電源11により電池8の電圧よりも高く充電された
コンデンサ10を電力機器6の端子9に接続する。ここ
で、電子回路7の電源はコンデンサ10の充電電荷にな
ることから、コンデンサ10の極間電圧Vcの変化分に
基づいて消費電流値を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費電流を測定で
きる電力機器並びに電力機器の消費電流測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電池駆動で動作するような低消
費電力機器や、停電時に電池から電源供給を受けてメモ
リ保持を行わせるような機器の場合、一般には検査項目
の一つとして消費電流測定があげられている。従って、
このような機器の製造時には、消費電流測定を行う必要
がある。
【0003】消費電流測定の最も簡単な手段として、電
流計を被測定機器の回路に挿入することが考えられる
が、電流計の接続時又は切離し時に回路の電源が切れて
しまうので好ましくない。このため、被測定機器の回路
に低抵抗を挿入し、抵抗の両端に発生する電圧から消費
電流を算出するようにしている。
【0004】ここで、このような機器の消費電流測定に
ついて、図面を参照して説明する。図4は、この種の電
力機器の代表的な構成図である。同図において、電力機
器1は、基本的には電子回路2とこれを駆動する電池3
とで構成される。一方、電子回路2と電池3の間には抵
抗4が挿入され、低抵抗値である抵抗4の両端は端子5
に接続される。
【0005】このような電力機器の消費電流を測定する
場合、外部から図示しない電圧計を端子5に接続し、抵
抗4の両端電圧を測定することによって消費電流を算出
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電力機器の消費電流測定では、消費電流が小さい場
合、例えば数十μA又は数μA程度の消費電流である
と、仮に抵抗4の抵抗値を1kΩとしても抵抗4の両端
電圧は数mV程度であることから、ノイズの影響を受け
やすくなる。
【0007】このため、消費電流の測定制度を向上させ
るには環境を整備する必要があるが、通常消費電流測定
を行う製造現場には工作機械等が多く、これらが発生す
るノイズの影響を阻止するように環境を整備するのは極
めて困難であった。本発明の目的は、正確に消費電流を
測定できる電力機器並びに電力機器の消費電流測定方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、コンデンサに電池電圧より高
い電圧を充電し、内部の電子回路の電源をコンデンサの
充電電荷となるようにし、演算手段が当該充電電荷が消
費されることによるコンデンサの極間電圧の減少割合か
ら電子回路の消費電流を測定することを要旨とする。
【0009】このような構成において、消費電流を測定
するための電圧として比較的大きな値であるコンデンサ
の電圧変化分を用いることができる。また、請求項3に
記載の発明は、被測定機器に設けられた電池の電圧より
も高い電圧をコンデンサへ充電してから、外部より電源
とするコンデンサの充電電荷を被測定機器の電子回路へ
供給し、コンデンサの充電電荷が消費するに従って低下
する極間電圧の減少割合から被測定機器の電子回路の消
費電流を算出することを要旨とする。このような構成に
おいて、消費電流を測定する方法として、比較的大きな
値であるコンデンサの電圧変化分を用いて消費電流を測
定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の第一の実施の形態を示す電力機器の消費電流測定方
法を説明するための図である。同図において、電力機器
6は電子回路7とこれを駆動する電池8とで構成され
る。また、端子9は、一方が電子回路7と電池8の間に
接続されると共に他方が接地されており、外部装置との
接続が可能になっている。
【0011】電力機器6の消費電流を測定する場合、端
子9にコンデンサ10を接続し、コンデンサ10をこれ
に対して並列に接続された直流電源11により充電す
る。このとき、コンデンサ10と直流電源11の間のス
イッチ12を開閉制御して電池8の電圧よりも高い値に
なるように充電する。また、14はダイオ−ドであり、
電子回路7と電池8の間における端子9からの接続点よ
りも電池8側に接続され、消費電流測定時におけるコン
デンサ10の充電電荷が十分に電子回路7へ供給される
ようにしている。
【0012】次に、作用について説明する。コンデンサ
10は電池8の電圧よりも高く充電されていることか
ら、電子回路7の電源としては端子9を介して供給され
るコンデンサ10からの電圧となる。このため、コンデ
ンサ10の充電電荷が消費されることから、コンデンサ
10に接続された電圧計13により測定される極間電圧
Vcは、図2に示す如く電池8の電圧レベルで飽和する
ような形で減少する。電力機器6の消費電流は、コンデ
ンサ10の極間電圧Vcの変化分、すなわち時間Δtと
その間の電圧変化ΔVから算出することができる。
【0013】コンデンサ10の電圧変化分は、0.5V
〜1Vというように比較的大きな値であることから、ノ
イズの影響を大幅に低減することができる。また、コン
デンサを利用したことから、想定される消費電流に応じ
てコンデンサの容量を調整すれば適当な測定時間にする
ことができ、作業性を改善することができる。
【0014】なお、電圧計13へ流れる電流又はコンデ
ンサ10の自己放電の影響を受けることが考えられる
が、これらの量は予め測定可能であって把握できること
から、消費電流算出上、問題はない。
【0015】ところで、本実施の形態においては電圧計
13による測定値から消費電流を算出するものである
が、電子回路7にコンデンサ10の極間電圧Vcを測定
する機能を持たせてもよい。このようにすれば、消費電
流測定の作業性は、より一層改善される。
【0016】また、本実施の形態においては消費電流測
定時に外部から端子9にコンデンサ10を接続するもの
であるが、電気機器6にコンデンサ10を内蔵してもよ
い。すなわち、一端が設置されたコンデンサ10を電子
回路7と電池8の間における端子9からの接続点に接続
する。そして、消費電流測定時には、電子回路7の制御
により、コンデンサ10を電池8の電圧より高くなるよ
うに充電させるようにする。
【0017】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図3を参照しながら説明する。同図において、電力
機器15の電子回路16には表示ドライバ17を介して
表示素子18が接続されるが、上述した図1の電力機器
6と大きく異なるのは、一方が電子回路7と電池8の間
における端子9からの接続点に対して接続される電圧低
下検出手段19を設けた点である。
【0018】すなわち、電圧低下検出手段19は、他方
が電子回路16や表示ドライバ17に接続され、コンデ
ンサ10の極間電圧Vcが予め設定されている所定値よ
りも低くなったときにリセット信号を出力するものであ
る。電子回路16は、電圧低下検出手段19からのリセ
ット信号を受けると、動作を停止すると共に表示ドライ
バ17の点消灯制御端子にこの信号を送って表示を消灯
させるようにする。
【0019】このような電力機器15の消費電流測定に
ついては、コンデンサ10への充電に基づく極間電圧V
cと電圧検出手段19に予め設定している所定値との
差、並びにコンデンサ10の充電電荷を電子回路16に
供給してから表示素子18が消灯されるまでの時間から
算出することができる。
【0020】なお、本実施の形態においても、上述した
ように電力機器15にコンデンサ10を内蔵してもよ
い。ところで、消費電流測定時においては、ジャンパを
切離して確実に電池8の電圧が電子回路に供給されない
ようにしておくのが望ましい。この場合、電子回路に供
給される電源は必ずコンデンサ10の充電電荷によるも
のだけとなるので、消費電流を測定する上で有利であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、電池と、電池電圧より高い電圧が充電されるコ
ンデンサと、内部の電子回路の電源がコンデンサの充電
電荷となるように切換え、当該充電電荷が消費されるこ
とによるコンデンサの極間電圧の減少割合から電子回路
の消費電流を測定する演算手段とを備えたので、ノイズ
の影響を低減し、正確に消費電流を測定することができ
る。
【0022】また、請求項3に記載の発明によれば、被
測定機器に設けられた電池の電圧よりも高い電圧をコン
デンサへ充電する過程と、外部から電源とするコンデン
サの充電電荷を前記被測定機器の電子回路へ供給する過
程と、コンデンサの充電電荷が消費するに従って低下す
る極間電圧の減少割合から前記被測定機器の電子回路の
消費電流を算出する過程とを備えたので、ノイズの影響
を低減し、正確に消費電流を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態を示す電力機器の
消費電流測定方法を説明するための図。
【図2】 [図1]におけるコンデンサ10の極間電圧
Vcの特性図。
【図3】 本発明の第二の実施の形態を示す電力機器の
消費電流測定方法を説明するための図。
【図4】 代表的な電力機器の構成図
【符号の説明】
7、16…電子回路、8…電池、10…コンデンサ 17…表示ドライバ、19…電圧低下検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池と、電池電圧より高い電圧が充電さ
    れるコンデンサと、内部の電子回路の電源が前記コンデ
    ンサの充電電荷となるように切換え、当該充電電荷が消
    費されることによるコンデンサの極間電圧の減少割合か
    ら前記電子回路の消費電流を測定する演算手段とを有す
    る電力機器。
  2. 【請求項2】 電池と、電池電圧より高い電圧が充電さ
    れるコンデンサと、内部の電子回路の電源が前記コンデ
    ンサの充電電荷となるように切換えられるとコンデンサ
    の極間電圧を測定する演算手段と、予め設定された所定
    値と演算手段により測定されたコンデンサの極間電圧を
    比較し、当該極間電圧が所定値よりも低下したときに表
    示部の表示を消灯する制御手段とを有する電力機器。
  3. 【請求項3】 被測定機器に設けられた電池の電圧より
    も高い電圧をコンデンサへ充電する過程と、外部から電
    源とするコンデンサの充電電荷を前記被測定機器の電子
    回路へ供給する過程と、コンデンサの充電電荷が消費す
    るに従って低下する極間電圧の減少割合から前記被測定
    機器の電子回路の消費電流を算出する過程とを有する電
    力機器の消費電流測定方法。
JP9064145A 1997-03-18 1997-03-18 電力機器、電力機器の消費電流測定方法 Pending JPH10262334A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511313A (ja) * 1999-10-08 2003-03-25 アライドシグナル インコーポレイテッド バッテリ・ケーブルをシャントとして用いる車両内電流の測定

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511313A (ja) * 1999-10-08 2003-03-25 アライドシグナル インコーポレイテッド バッテリ・ケーブルをシャントとして用いる車両内電流の測定

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