JPH10262101A - 通話機 - Google Patents
通話機Info
- Publication number
- JPH10262101A JPH10262101A JP9064286A JP6428697A JPH10262101A JP H10262101 A JPH10262101 A JP H10262101A JP 9064286 A JP9064286 A JP 9064286A JP 6428697 A JP6428697 A JP 6428697A JP H10262101 A JPH10262101 A JP H10262101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- unit
- transmission
- self
- microphone
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- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、外部騒音に影響されることなく、
確実にして安定した通話を実現し得るようにすることに
ある。 【解決手段】通話状態において、通話者が話した送信音
声の一部をマイク部16から取出して、スピーカ部15
から音声出力する自声フィードバック部17を設けて構
成したものである。
確実にして安定した通話を実現し得るようにすることに
ある。 【解決手段】通話状態において、通話者が話した送信音
声の一部をマイク部16から取出して、スピーカ部15
から音声出力する自声フィードバック部17を設けて構
成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
端末、PHS(Personal Handyphone System)端末、家庭
用電話端末等の通話機に関する。
端末、PHS(Personal Handyphone System)端末、家庭
用電話端末等の通話機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、電話通信の分野においては、携帯
電話端末を利用して、室外で電話通信が頻繁に行われて
いる。このような携帯電話端末等の無線通話機は、図2
に示すように筐体1内に入力した受信音声信号を出力す
るスピーカ部2と使用者が発した送信音声を取込むマイ
ク部3が設けられる。このうちスピーカ部2は、アンテ
ナ4で受信した図示しない相手通話機からの受信音声信
号が外部インターフェース部5及び受信部6を介して入
力され、受信音声信号に応じた音声を出力する。
電話端末を利用して、室外で電話通信が頻繁に行われて
いる。このような携帯電話端末等の無線通話機は、図2
に示すように筐体1内に入力した受信音声信号を出力す
るスピーカ部2と使用者が発した送信音声を取込むマイ
ク部3が設けられる。このうちスピーカ部2は、アンテ
ナ4で受信した図示しない相手通話機からの受信音声信
号が外部インターフェース部5及び受信部6を介して入
力され、受信音声信号に応じた音声を出力する。
【0003】他方、マイク部3は、使用者が発した音声
を送信部7に出力し、送信部7で送信音声信号に信号処
理した後、外部インターフェース部5を介してアンテナ
4から上記相手通話機(図示せず)に送信する。
を送信部7に出力し、送信部7で送信音声信号に信号処
理した後、外部インターフェース部5を介してアンテナ
4から上記相手通話機(図示せず)に送信する。
【0004】しかしながら、上記無線通話機では、例え
ば幹線道路沿いの歩道等の比較的騒がしい室外で使用す
る場合、外部からの騒音により、スピーカ部2を介して
上記相手通話機(図示せず)からの音声が聞こえ難くい
うえ、通話者自身の声も聞こえ難くくなるために、非常
に大きな声で通話して、周囲の人々に多大な迷惑をかけ
るという問題を有する。
ば幹線道路沿いの歩道等の比較的騒がしい室外で使用す
る場合、外部からの騒音により、スピーカ部2を介して
上記相手通話機(図示せず)からの音声が聞こえ難くい
うえ、通話者自身の声も聞こえ難くくなるために、非常
に大きな声で通話して、周囲の人々に多大な迷惑をかけ
るという問題を有する。
【0005】この通話者が自分自身の声が聞こえ難いの
は、自分自身の耳がスピーカ部2にあてがわれ、しかも
マイク部3が口元にあてがわれていることで、通常の会
話と異なり、送信音声がスピーカ部2により遮られるた
めに、特に、室外等の騒音の激しい場所で顕著となる。
係る事情は、家庭用電話端末等の有線通話機において
も、その設置場所が騒音の激しい環境の場合には、同様
の問題を有する。
は、自分自身の耳がスピーカ部2にあてがわれ、しかも
マイク部3が口元にあてがわれていることで、通常の会
話と異なり、送信音声がスピーカ部2により遮られるた
めに、特に、室外等の騒音の激しい場所で顕著となる。
係る事情は、家庭用電話端末等の有線通話機において
も、その設置場所が騒音の激しい環境の場合には、同様
の問題を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の無線通話機では、室外で使用する場合、外部騒音に
より、通話者の声が打ち消されるために、が非常に大き
な声を上げて、周囲に多大な迷惑を及ぼすという問題を
有する。
来の無線通話機では、室外で使用する場合、外部騒音に
より、通話者の声が打ち消されるために、が非常に大き
な声を上げて、周囲に多大な迷惑を及ぼすという問題を
有する。
【0007】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、外部騒音に影響されることな
く、確実にして安定した通話を実現し得るようにした通
話機を提供することを目的とする。
ので、構成簡易にして、外部騒音に影響されることな
く、確実にして安定した通話を実現し得るようにした通
話機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、相手通話機
から送信された受信音声信号が受信部を介して導かれ、
該受信音声信号を音声出力するスピーカ部と、使用者が
入力した送信音声信号を取込んで送信部を介して相手通
話機に送信するマイク部と、前記使用者がマイク部に入
力した送信音声信号を音声出力する自声フィードバック
手段とを備えて無線通話機を構成したものである。
から送信された受信音声信号が受信部を介して導かれ、
該受信音声信号を音声出力するスピーカ部と、使用者が
入力した送信音声信号を取込んで送信部を介して相手通
話機に送信するマイク部と、前記使用者がマイク部に入
力した送信音声信号を音声出力する自声フィードバック
手段とを備えて無線通話機を構成したものである。
【0009】上記構成によれば、通話者は、通話した送
信音声信号が、自声フィードバック手段を介して直接的
に耳に入ることにより、自分自身の通話音声を確認する
ことができる。従って、外部騒音の中での通話状態にお
いても、通話音声を高めることなく、比較的安定した通
話が可能となる。
信音声信号が、自声フィードバック手段を介して直接的
に耳に入ることにより、自分自身の通話音声を確認する
ことができる。従って、外部騒音の中での通話状態にお
いても、通話音声を高めることなく、比較的安定した通
話が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係る無線通話機を示すもので、筐体1
0には、アンテナ11が配設される。このアンテナ11
は、外部インターフェース部12を介して送信部13及
び受信部14に接続される。受信部14は、アンテナ1
1で受信した受信音声信号が外部インターフェース部1
2を介して入力され、入力した受信音声信号に応じた受
信音声をスピーカ部15に出力して図示しない相手通話
機からの音声を発生させる。
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係る無線通話機を示すもので、筐体1
0には、アンテナ11が配設される。このアンテナ11
は、外部インターフェース部12を介して送信部13及
び受信部14に接続される。受信部14は、アンテナ1
1で受信した受信音声信号が外部インターフェース部1
2を介して入力され、入力した受信音声信号に応じた受
信音声をスピーカ部15に出力して図示しない相手通話
機からの音声を発生させる。
【0011】また、送信部13には、マイク部16が接
続される。マイク部は、送信音声が入力されると、その
送信音声を送信部13に出力する。送信部13は、送信
音声を送信音声信号に信号処理して外部インターフェー
ス部12に出力する。外部インターフェース部12は、
入力した送信音声信号をアンテナ11を介して上記相手
通話機(図示せず)に送信する。
続される。マイク部は、送信音声が入力されると、その
送信音声を送信部13に出力する。送信部13は、送信
音声を送信音声信号に信号処理して外部インターフェー
ス部12に出力する。外部インターフェース部12は、
入力した送信音声信号をアンテナ11を介して上記相手
通話機(図示せず)に送信する。
【0012】上記筐体10には、自声フィードバック部
17が配設される。自声フィードバック部17は、入力
端がマイク部16に接続され、マイク部16に入力され
た送信音声の一部を入力される。そして、自声フィード
バック部17の出力端は、スピーカ部15に接続され、
該スピーカ部15から送信音声を出力する。
17が配設される。自声フィードバック部17は、入力
端がマイク部16に接続され、マイク部16に入力され
た送信音声の一部を入力される。そして、自声フィード
バック部17の出力端は、スピーカ部15に接続され、
該スピーカ部15から送信音声を出力する。
【0013】自声フィードバック部17には、例えば増
幅器で構成される音量調整部18が設けられる。この音
量調整部18は、例えば通話者が選択的に調整操作する
ことにより、マイク部16で取得した送信音声のスピー
カ部15への出力を調整して送信音声の音量を設定す
る。
幅器で構成される音量調整部18が設けられる。この音
量調整部18は、例えば通話者が選択的に調整操作する
ことにより、マイク部16で取得した送信音声のスピー
カ部15への出力を調整して送信音声の音量を設定す
る。
【0014】上記構成において、上記相手通話機(図示
せず)との回線が繋がり、通話者が通話を開始すると、
送信音声がマイク部16で取得されて、送信部13に入
力される。送信部13は、送信音声を送信音声信号に信
号処理して外部インターフェース部12を介してアンテ
ナ11に出力し、上記相手通話機(図示せず)に送信さ
れる。
せず)との回線が繋がり、通話者が通話を開始すると、
送信音声がマイク部16で取得されて、送信部13に入
力される。送信部13は、送信音声を送信音声信号に信
号処理して外部インターフェース部12を介してアンテ
ナ11に出力し、上記相手通話機(図示せず)に送信さ
れる。
【0015】同時に、マイク部16で取得された送信音
声は、自声フィードバック部12に入力され、該自声フ
ィードバック部12を介してスピーカ部15より音声出
力される。この音声出力は、通話者による音量調整部1
8の調整操作により選択的に音量調整される。
声は、自声フィードバック部12に入力され、該自声フ
ィードバック部12を介してスピーカ部15より音声出
力される。この音声出力は、通話者による音量調整部1
8の調整操作により選択的に音量調整される。
【0016】また、アンテナ11は、上記相手通話機
(図示せず)からの受信音声信号を受信して外部インタ
ーフェース部12を介して受信部14に出力する。受信
部14は、入力した受信音声信号を信号処理してスピー
カ部15に出力し、受信音声を出力する。
(図示せず)からの受信音声信号を受信して外部インタ
ーフェース部12を介して受信部14に出力する。受信
部14は、入力した受信音声信号を信号処理してスピー
カ部15に出力し、受信音声を出力する。
【0017】このように、上記無線通話機は、通話状態
において、通話者が話した送信音声の一部をマイク部1
6から取出して、スピーカ部15から音声出力する自声
フィードバック部17を設けて構成した。
において、通話者が話した送信音声の一部をマイク部1
6から取出して、スピーカ部15から音声出力する自声
フィードバック部17を設けて構成した。
【0018】これによれば、通話者は、通話した送信音
声信号が、スピーカ部15から直接的に耳に入り、自分
自身の通話音声を確認することができることにより、例
えば外部騒音の中での通話状態においても、通話音声を
高めることなく、比較的安定した通話が可能となる。
声信号が、スピーカ部15から直接的に耳に入り、自分
自身の通話音声を確認することができることにより、例
えば外部騒音の中での通話状態においても、通話音声を
高めることなく、比較的安定した通話が可能となる。
【0019】なお、上記実施の形態では、マイク部16
で取得した送信音声の一部をスピーカ部15に出力する
ことにより、通話者の耳元に送信音声信号が入力される
ように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、例えばマイク部16の近傍に音声取入口を設けて、
音声出力口をスピーカ部15の近傍に設け、これら音声
取入口と音声出力口間を通路で連結して、音声取入口で
取得された送信音声を通路を介して音声出力口から出力
するように構成することも可能である。この場合、音声
出力口に開閉自在な蓋体を備えた音量調整部を備えるこ
とにより、送信音声の音量調整が容易に実現することが
できる。
で取得した送信音声の一部をスピーカ部15に出力する
ことにより、通話者の耳元に送信音声信号が入力される
ように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、例えばマイク部16の近傍に音声取入口を設けて、
音声出力口をスピーカ部15の近傍に設け、これら音声
取入口と音声出力口間を通路で連結して、音声取入口で
取得された送信音声を通路を介して音声出力口から出力
するように構成することも可能である。この場合、音声
出力口に開閉自在な蓋体を備えた音量調整部を備えるこ
とにより、送信音声の音量調整が容易に実現することが
できる。
【0020】また、上記実施の形態では、携帯電話端末
等の無線通話機を用いて構成した場合で説明したが、こ
れに限ることなく、例えば家庭用電話端末等の有線通話
機においても適用可能である。よって、この発明は、上
記実施の形態に限ることなく、その他、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論
である。
等の無線通話機を用いて構成した場合で説明したが、こ
れに限ることなく、例えば家庭用電話端末等の有線通話
機においても適用可能である。よって、この発明は、上
記実施の形態に限ることなく、その他、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論
である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、外部騒音に影響されることなく、
確実にして安定した通話を実現し得るようにした通話機
を提供することができる。
ば、構成簡易にして、外部騒音に影響されることなく、
確実にして安定した通話を実現し得るようにした通話機
を提供することができる。
【図1】この発明の一実施の形態に係る無線通話機の構
成を示した図。
成を示した図。
【図2】従来の無線通話機の構成を示した図。
10…筐体。 11…アンテナ。 12…外部インターフェース部。 13…送信部。 14…受信部。 15…スピーカ部。 16…マイク部。 17…自声フィードバック部。 18…音量調整部。
Claims (5)
- 【請求項1】 相手通話機から送信された受信音声信号
が受信部を介して導かれ、該受信音声信号を音声出力す
るスピーカ部と、 使用者が入力した送信音声信号を取込んで送信部を介し
て相手通話機に送信するマイク部と、 前記使用者がマイク部に入力した送信音声信号を音声出
力する自声フィードバック手段とを具備した通話機。 - 【請求項2】 前記自声フィードバック手段は、入力部
がマイク部を兼用し、出力部がスピーカ部を兼用し、相
互が電気的に接続されることを特徴とする請求項1記載
の通話機。 - 【請求項3】 前記自声フィードバック手段は、入力部
がマイク部近傍に配設され、出力部がスピーカ部近傍に
配設され、相互間が連通路を介して機械的に連通される
ことを特徴とする請求項1記載の通話機。 - 【請求項4】 さらに前記自声フィードバック手段の出
力部から出力する送信音声信号の音量を調整する音量調
整手段を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか記載の通話機。 - 【請求項5】 前記送信及び受信音声信号は、相手通話
機と無線で送受信されることを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか記載の通話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9064286A JPH10262101A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 通話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9064286A JPH10262101A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 通話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262101A true JPH10262101A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13253850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9064286A Pending JPH10262101A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 通話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10262101A (ja) |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP9064286A patent/JPH10262101A/ja active Pending
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