JPH10262057A - Arpサーバ - Google Patents

Arpサーバ

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JPH10262057A
JPH10262057A JP6503097A JP6503097A JPH10262057A JP H10262057 A JPH10262057 A JP H10262057A JP 6503097 A JP6503097 A JP 6503097A JP 6503097 A JP6503097 A JP 6503097A JP H10262057 A JPH10262057 A JP H10262057A
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    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着端末への通信に利用できる複数のアドレス
の中から、通信に適したアドレスを発端末に通知できる
ARPサーバを提供する。 【解決手段】 ARPサーバ10内に、IPアドレスと
複数のATMアドレスを対応づける複数の単位テーブル
からなるATMARPテーブル12を設けておき、ある
IPアドレスのATMアドレスの問い合わせがなされた
場合、そのIPアドレスに対応する単位テーブル内の各
ATMアドレスが関係する回線の空き帯域を調べ、最も
空き帯域が大きいATMアドレスを、問い合わせを行っ
た端末22に対して通知するように、制御部11を構成
しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IP over ATM
などを実現する際に、使用されるARPサーバに関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットでは、その標準プロトコ
ルとして、TCP/IP(Transmission Control Protoc
ol/Internet Protocol)が採用されている。また、AT
M(Asynchronous Transfer Mode)技術をネットワークに
導入することも進められている。このため、IETF(I
nternet Engineering Task Force)では、TCP/IP
に従った通信を、ATMネットワーク上で実現するため
に、IP over ATMと呼ばれるプロトコルが検討され
ている。
【0003】すなわち、インターネットでは、通信相手
となる端末のIPアドレスが判れば、TCP/IPによ
って相手先と通信を行うことが出来るが、ATMネット
ワークでは、通信相手のIPアドレスが判っていても、
その端末のATMアドレスが判らなければ通信を行うこ
とが出来ない。このため、上位アプリケーションが、A
TMを意識せずに通信が行えるように、IP over AT
Mでは、IPアドレスとATMアドレスを対応させるた
めのアドレス解決手法とATMコネクションの設定手順
が規定されている。
【0004】以下、図21を用いて、IP over ATM
の概要を説明する。図21(a)に示したように、IP
overATMによる通信が行われるATMネットワークに
は、通信を行う全端末に関するIPアドレスとATMア
ドレスとの対応表であるATMARP(ATM Address Re
solution Protocol)テーブルを持つATMARPサー
バが設けられる。
【0005】例えば、端末Aが端末BとのIP通信を開
始する場合、図21(b)に示したように、まず、端末
Aは、ARPサーバに対して、SETUPメッセージを
送出する。端末AからのSETUPメッセージを受信し
たARPサーバは、ATMコネクション(VCC:Virt
ual Channel Connection)を設定し、発呼受付メッセー
ジを端末Aに送出する。
【0006】発呼受付メッセージを受信した端末Aは、
設定されたATMコネクションを用いて、端末BのIP
アドレスを含むARPリクエストパケットを送出する。
そのARPリクエストパケットを受信したARPサーバ
は、ATMARPテーブルを検索することによって、パ
ケットに含まれているIPアドレスに対応するATMア
ドレス、すなわち、端末BのATMアドレスを見い出
す。そして、ARPサーバは、見い出したATMアドレ
スを設定したARPリプライパケットを端末Aに送信す
る。
【0007】このような手順によって、相手先端末のA
TMアドレスを取得した後(アドレス解決を行った
後)、端末Aは、取得したATMアドレスを用いて、端
末BへのSETUPメッセージを送信し、端末Bからの
発呼受付メッセージを受信したときに、IPパケットの
送信を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
IP over ATMは、1IPアドレスにつき、1ATM
アドレスを返答するATMARPサーバの存在を前提と
して構築されている。このため、着端末とATMネット
ワークとの間に複数の回線が設定してある場合であって
も、発端末は、ATMARPサーバから、それらの回線
の中の1回線のATMアドレスを取得することしか出来
ない。従って、その回線に空きがなかった場合には、他
の回線が空いていても、呼が確立できない。
【0009】また、着端末が、あるATMネットワーク
と複数の地点で接続された広域LANネットワーク上の
1端末であった場合も、同様に、他の接続点のATMア
ドレスが知ることができないために、呼が確立できない
といった状況が生ずることがある。さらに、この場合に
は、接続料金が安い他の通信経路があるにも拘わらず、
接続料金の高い経路で呼が確立されてしまうことも考え
られる。
【0010】なお、このような問題は、IP over AT
Mに限られるものではなく、イーサーネットやトークン
リング等のLAN上で転送されるデータを、ATMネッ
トワークを介してやりとりするためのLANエミュレー
ションにおいても、MAC(Media Access Control)アド
レスをATMアドレスに変換するLE ARP(LAN Emul
ation ARP)においても、同様に発生する。
【0011】また、現状のTCP/IPを利用したイン
ターネットにおいて、通信したい相手先端末アドレスと
してドメインネームからIPアドレスを取得する方式、
DNS(Domain Name Service)においては、昼間は、こ
ちらのIPアドレスにアクセスしてほしいが、夜間は、
もう一方のIPアドレスにアクセスしてほしいというよ
うな要求には、現状のDNSサーバでは答えられていな
い。
【0012】そこで、本発明の課題は、着端末への通信
に利用できる複数のアドレスの中から、通信に適したア
ドレスを発端末に通知できるARPサーバを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、第1プロトコルに従った通信が行われ
る第1ネットワークで使用されるARPサーバを、
(イ)ネットワークを利用して通信を行う複数の端末の
それぞれに対して、第2プロトコルを利用した通信が行
われる際に使用されるアドレスである第2アドレスと、
第1プロトコルによる通信を行う際に使用可能な1つ以
上の第2アドレスとを記憶する記憶手段と、(ロ)受信
した情報に基づき、第1アドレスを選択すべき第2アド
レスと、選択した第1アドレスを通知すべき端末を認識
する認識手段と、(ハ)記憶手段から、認識手段で認識
された第2アドレスに対応する第1アドレスを全て読み
出す読出手段と、(ニ)この読出手段で読み出された第
1アドレスの中から、予め定められた条件に従って、1
つの第1アドレスを選択する選択手段と、(ホ)この選
択手段によって選択された第1アドレスを、認識手段で
認識された端末に送信する送信手段とを用いて構成す
る。
【0014】このように構成されたARPサーバを用い
た通信ネットワークでは、着端末への通信経路(第1ア
ドレス)が複数個ある場合、その着端末との通信を行お
うとしている発端末に対して、それら複数の第1アドレ
スの中から、何らかの意味で通信に適した1つの第1ア
ドレスを通知することができることになる。
【0015】本発明によるARPサーバを実現する際に
は、選択手段として、日時が関係した条件を用いて、1
つの第1アドレスを選択する手段を採用することが出来
る。また、受信した情報に基づき、選択手段で使用され
る条件を変更する条件変更手段を付加することもでき
る。また、そのような条件変更手段としては、認識手段
で最初に受信される情報に含まれている第1アドレスに
基づき、選択手段で使用される条件を変更する手段を採
用することが出来る。
【0016】また、第1ネットワークが空き帯域を管理
可能なネットワークである場合、ARPサーバを構成す
るに際して、読出手段で読み出された各第1アドレスに
関係する回線の空き帯域を取得する取得手段を付加する
とともに、選択手段として、読出手段で読み出された第
1アドレスの中から、取得手段で取得された空き帯域が
最も大きい第1アドレスを選択する手段を採用すること
が望ましい。
【0017】また、本発明によるARPサーバを構成す
る際に、第1アドレスを使用した通信に課せられる料金
を算出するための料金情報が記憶された料金情報記憶手
段と、料金情報を用いて、認識手段で認識された端末
と、読出手段で読み出された各第1アドレスとの間の通
信料金を算出する料金算出手段とを付加し、選択手段と
して、読出手段で読み出された第1アドレスの中から、
料金算出手段で算出された料金が最も安い第1アドレス
を選択する手段を採用することも出来る。
【0018】また、本発明によるARPサーバを構成す
るに際して、受信した情報に基づき、帯域申請値を認識
する帯域申請値認識手段と、読出手段で読み出された各
第1アドレスに関係する回線の空き帯域を順次取得する
取得手段とを付加し、選択手段として、取得手段におい
て、帯域申請値認識手段で認識された帯域申請値以上の
空き帯域が取得されたときに、その空き帯域の取得に用
いられた第1アドレスを選択する手段を採用しても良
い。また、その際、選択手段として、帯域値申請値認識
手段で帯域申請値が認識されていなかった場合には、取
得手段で取得された空き帯域が最も大きい第1アドレス
を選択する手段を採用しても良く、帯域値申請値認識手
段で帯域申請値が認識されていなかった場合、読出手段
で最初に読み出された第1アドレスを選択する手段を採
用しても良い。
【0019】さらに、帯域申請値認識手段で認識された
帯域申請値以上の空き帯域が取得されずに、取得手段の
動作が完了したときに、その旨を示す情報を、認識手段
で認識された端末に送信する第2送信手段を付加しても
良い。
【0020】また、選択手段として、帯域申請値認識手
段で認識された帯域申請値以上の空き帯域が取得されず
に取得手段の動作が完了したときには、取得手段で取得
された空き帯域が最も大きい第1アドレスを選択する手
段を採用しても良く、帯域申請値認識手段で認識された
帯域申請値以上の空き帯域が取得されずに取得手段の動
作が完了したときには、読出手段で最初に読み出された
第1アドレスを選択する手段を採用しても良い。
【0021】また、帯域申請値認識手段を採用する場合
には、送信手段として、選択手段によって選択された第
1アドレスと、その第1アドレスに関して取得手段で取
得された空き帯域とを、認識手段で認識された端末に送
信する手段を用いることが望ましい。
【0022】また、本発明によるARPサーバには、受
信した情報に基づき、記憶手段の内容を更新する更新手
段を付加することが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を具体的に説明する。まず、図1および図2を
用いて、本発明の一実施形態による通信ネットワークの
概略構成および動作の概要を説明する。なお、図2は、
実施形態の通信ネットワークの概略構成図であり、図1
は、当該通信ネットワーク内に設けられている、実施形
態のATMARPサーバの概略構成図である。
【0024】実施形態の通信ネットワークは、IP ove
r ATM方式の通信ネットワークであり、図2に示した
ように、ATMARPサーバ10(以下、ARPサーバ
10とも表記する)と、複数(図では3台)のATM交
換機20と、1台以上(図では2台)のルータ21と、
ATM交換機20、ルータ21を介してIP over AT
M方式の通信を行う複数の端末22とで構成される。図
示してあるように、実施形態のARPサーバ10は、A
TM交換機20B内に設けられており、また、4つのA
TMアドレスADR−I〜ADR−IVを有している。
【0025】具体的には、図1に示したように、実施形
態のARPサーバ10は、複数の入力回線対応部とスイ
ッチ部と複数の出力回線対応部と交換機制御部とからな
るATM交換機20Bの交換機制御部内に設けられてい
る。そして、ARPサーバ10は、CPUを中心として
構成された電子回路である制御部11と、ATMARP
テーブル12、接続料金テーブル13、ワークエリア1
5、パスワードテーブル15として機能するメモリ部1
6を備える。
【0026】制御部11は、ATM交換機20Bを介し
て、通信ネットワーク内の各機器との間で情報を授受す
る機能を有し、ADR−I〜ADR−IV宛の発呼要求
メッセージ(SETUPメッセージ)を受けた際に、そ
れぞれ、第1、第2、第3応答処理、アドレス登録処理
と名付けた処理を実行する。また、制御部11は、AT
M交換機20Bの保守用端末(図示せず)とも接続され
ており、当該保守用端末に対してなされた操作内容に応
じた処理も実行する。
【0027】各処理の詳細については後述するが、第1
ないし第3応答処理は、通信ネットワークを構成する各
端末22からのATMアドレスの問い合わせに応答する
処理となっている。
【0028】ATMARPテーブル12(以下、ARP
テーブル12とも表記する)は、各応答処理時にその内
容が参照されるテーブル(メモリ部16の所定の記憶領
域に記憶されたデータグループ)であり、ATMARP
テーブル12には、従来のATMARPサーバが備えて
いるATMARPテーブルと同様に、ATMアドレスと
IPアドレスの対応関係が記憶されている。ただし、A
RPサーバ10内のATMARPテーブル12は、図3
並びに図1に示してあるように、1個のIPアドレスに
対して、複数のATMアドレスが記憶された複数の単位
テーブルから構成されている。すなわち、ATMARP
テーブル12は、従来のATMARPテーブルとは異な
り、1IPアドレスに対応づけて、複数のATMアドレ
スが記憶可能なテーブルとなっている。
【0029】アドレス登録処理は、このATMARPテ
ーブル12に、端末から与えられた情報に基づき、新た
な(あるいは内容が更新された)単位テーブルを登録す
る処理(メモリ部16の所定の記憶領域内に、IPアド
レスと幾つかのATMアドレスからなるデータセットを
書き込む処理)となっている。また、パスワードテーブ
ル14は、IPアドレスと、IPアドレスの所有者に与
えられたパスワードとの対応関係が記憶されたテーブル
となっており、制御部11は、アドレス登録処理時、こ
のパスワードテーブル14を参照することによって、単
位テーブル登録要求者の正当性を確認する。なお、パス
ワードテーブル14は、保守用端末から、パスワードテ
ーブルの作成・更新指示が与えられた制御部11によっ
て作成・更新される。
【0030】接続料金テーブル13は、第2応答処理時
に参照されるテーブルであり、図4に模式的に示したよ
うに、発側および着側ATM交換機の局番号(“60
0”、“700”等)の組み合わせから、接続料金の算
出単位(“30”、“50”等)を検索できる情報を記
憶している。この接続料金テーブル13も、保守用端末
から、接続料金用の作成・更新指示が与えられた制御部
11によって作成・更新される。
【0031】以下、本通信ネットワークにおける各部の
動作を具体的に説明する。まず、ATMARPテーブル
12への単位テーブルの登録は既に行われているものと
して、第1応答処理が実行される際の各部の動作を説明
する。
【0032】既に説明したように、第1応答処理は、A
TMアドレスの問い合わせに応答するためにARPサー
バ10(制御部11)が実行する処理であり、ADR−
Iを含む発呼要求メッセージを受信した制御部11によ
って開始される。この際、ARPサーバ10へATMア
ドレスの問い合わせを行う端末(発端末)は、図5に示
したように、通常のIP over ATM方式の通信ネット
ワーク内の端末と全く同じ手順で動作する。
【0033】すなわち、発端末は、まず、ARPサーバ
10のATMアドレスADR−Iを含む発呼要求メッセ
ージを送出する(ステップS101)。そして、その発
呼要求メッセージに対する応答である発呼受付メッセー
ジをARPサーバ10から受信(ステップS102)し
た後、ARPサーバ10との間に張られたATMコネク
ションを用いて、ARPサーバ10に対して、ATMア
ドレスを必要とする端末(着端末)のIPアドレスを設
定したARPリクエストパケットを送出する(ステップ
S103)。その後、発端末は、ARPリクエストパケ
ットを受信したARPサーバ10が送信したARPリプ
ライパケットを受信する。そして、発端末は、受信した
ARPリプライパケットに含まれているATMアドレス
を、着端末のATMアドレスとして取得する(ステップ
S104)。
【0034】その後、発端末は、ARPサーバ10から
の呼切断要求を受信する(ステップS105)。この受
信により、発呼要求メッセージの送出で始まった処理が
完結する(ARMサーバ10との間のATMコネクショ
ンが解放される)ことになる。
【0035】一方、ARPサーバ10は、通常のIP o
ver ATM方式の通信ネットワーク内のARPサーバと
は異なる手順で動作する。以下、図6を用いて、上記発
端末の動作に対する、ARPサーバ10の動作を説明す
る。なお、図6は、ARPサーバ10(制御部11)
の、ADR−I以外のアドレスに対する発呼要求メッセ
ージ受信時の動作手順をも含めた流れ図となっており、
制御部11は、ADR−I〜ADR−IVのいずれかを含
む発呼要求メッセージを受信したときに、この流れ図の
処理を開始する。
【0036】図示したように、発呼要求メッセージを受
信した際、ARPサーバ10は、まず、発呼要求メッセ
ージに含まれるアドレスが、ADR−I〜ADR−IVの
いずれであるかを判別する(ステップS201)。そし
て、ADR−IIであった場合(ステップS201;AD
R−II)には、第2応答処理(ステップS220)を実
行する。また、ADR−IIIであった場合(ステップS
201;ADR−III)には、第3応答処理(ステップ
S230)を実行し、ADR−IVであった場合(ステッ
プS201;ADR−IV)には、アドレス登録処理(ス
テップS240)を実行する。これらの処理の詳細につ
いては、後述する。
【0037】受信した発呼要求メッセージに含まれるア
ドレスが、ADR−Iであった場合(ステップS20
2;ARD−II)、制御部11は、第1応答処理(ステ
ップS202〜S214)を開始し、まず、発端末に対
して発呼受付メッセージを送信する(ステップS20
2)。
【0038】その後、制御部11は、発呼受付メッセー
ジを受信した発端末から、IPアドレスを含むARPリ
クエストパケットを受信する(ステップS203)。A
RPリクエストパケットを受信した制御部11は、その
パケットに含まれているIPアドレスを抽出し、そのI
Pアドレスに関する単位テーブルを、ARPテーブル1
2の中から検索する(ステップS204)。
【0039】抽出したIPアドレスに関する単位テーブ
ルが検索できた場合(ステップS205;Y)、制御部
11は、その単位テーブル(図3参照)の内容を、ワー
クエリア15上に展開する(ステップS206)。この
際、制御部11は、単位テーブルに含まれている複数の
ATMアドレスのそれぞれに対応づけて、その後に取得
・算出する各種の情報(最大使用可能帯域、使用中帯
域、空き帯域)を記憶できる形態で、単位テーブルの内
容を展開する。
【0040】その後、ARPサーバ10は、ワークエリ
ア15に記憶された、一つのATMアドレスを選択し、
そのATMアドレスで識別される端末(あるいはルー
タ)を収容しているノード(ATM交換機)を特定する
(ステップS207)。なお、このステップにおけるノ
ードの特定は、通常の発呼時に、ATM交換機におい
て、目的とする端末を収容しているノードを割り出すの
に用いられている手順と、同じ手順で行われる。
【0041】ノードの特定後、制御部11は、そのノー
ドに対して、回線状況(最大使用可能帯域及び使用中帯
域)の転送依頼を送出(ステップS208)する。な
お、回線状況の転送要求を受けたノード(ATM交換
機)では、図7に示したように、内部に保持している情
報を用いて、該当回線の状況(使用中帯域)が確認され
(ステップS301)、その使用中帯域と、最大使用可
能帯域とが含まれた回線状況通知が、ARPサーバ10
に対して送信される(ステップS302)。
【0042】制御部11は、転送依頼を送出したノード
からの回線状況通知を受信した際、その通知に含まれる
最大使用可能帯域及び使用中帯域を、ワークエリア15
に記憶する。また、それらの帯域情報を用いて空き帯域
(=最大使用可能帯域−使用中帯域)を算出し、算出し
た空き帯域をワークエリア15に記憶する(ステップS
209)。
【0043】次いで、制御部11は、ワークエリア15
内の全てのATMアドレスに対する処理が完了したか否
かを判断し、完了していなかった場合(ステップS21
0;N)には、次のATMアドレスに関する回線の使用
状況を取得するために、ステップS207からの処理
を、再度、実行する。そして、全ATMアドレスに対す
る処理が完了したとき(ステップS210;Y)に、ス
テップS207〜S210のループを抜け出し、ステッ
プS211に進む。
【0044】ステップS211において、制御部11
は、ワークエリア15に記憶されているATMアドレス
の中から、最も大きな空き帯域が対応づけられているA
TMアドレスを特定する(ステップS211)。なお、
最も大きな空き帯域が対応づけられたATMアドレスが
複数存在していた場合、制御部11は、それら複数のA
TMアドレスの中の、単位テーブルの先頭側に記憶され
ているATMアドレスを特定(選択)する。次いで、制
御部11は、特定したATMアドレスを含むARPリプ
ライパケットを送出し(ステップS212)、ワークエ
リア15をクリアする(ステップS213)。
【0045】その後、制御部11は、呼切断要求メッセ
ージを送出して(ステップS215)、一連の処理を完
了する。なお、第2、第3応答処理(ステップS22
0、S230)実行後と、アドレス登録処理(ステップ
S240)実行後にも、制御部11は、このステップS
215の処理を行う。また、ステップS204における
検索において、抽出したIPアドレスに対応する単位テ
ーブルが見い出されなかった場合(ステップS205;
N)、制御部11は、検索不可メッセージを送出(ステ
ップS214)した後に、ステップS215を実行し
て、一連の処理を終了する。
【0046】また、図示は省略したが、単位テーブルに
1つのATMアドレスしか含まれていなかった場合(ス
テップS206で判明する)、制御部11は、ステップ
S207ないしS211を実行することなく、ステップ
S212に進み、ステップ212において、その唯一の
ATMアドレスを含むARPリプライパケットを送出す
る。
【0047】ここで、発端末が、図2における端末22
aであり、発端末が必要としているATMアドレスが、
図3に示した単位テーブルが設定されている端末22b
である場合を例に、図8、9を用いて、上述した発端
末、ARPサーバ10の動作をさらに具体的に説明して
おく。
【0048】この場合、図8に示したように、まず、端
末22a(図では、端末a)が送出したADR−Iを含
む発呼要求メッセージが、ATM交換機20A、20C
(ATM交換機A、C)を介して、ARPサーバ10に
到達する。当該メッセージを受けたARPサーバ10
(制御部11)は、第1応答処理を実行すべきことを認
識するとともに、端末aに対して、発呼受付メッセージ
を送信する。
【0049】発呼受付メッセージを受信した端末aは、
ATMアドレスを必要とする端末bのIPアドレス
“B.b”を含むARPリクエストパケットを送出す
る。ARPリクエストパケットを受信したARPサーバ
10では、制御部11によって、ATMARPテーブル
12の中から、IPアドレス“B.b”が含まれている
単位テーブルが検索され、検索された単位テーブルの内
容がワークエリア15に展開される。
【0050】この際、制御部11は、その単位テーブル
の内容を、図9(a)に模式的に示したように、単位テ
ーブル内の各ATMアドレスに対応づけて最大使用可能
帯域(図では、最大使用帯域)、使用中帯域、空き帯域
が追加記憶可能な形態で、ワークエリア15上に展開す
る。
【0051】その後、制御部11は、ワークエリア15
に記憶されている情報に基づき、使用中帯域等の転送依
頼を送出するノードを特定し、そのノードに使用状況の
転送依頼を出す。この場合、制御部11は、ワークエリ
ア15の先頭に記憶されているATMアドレス“700-11
11”を用いてノードを特定する。そのため、制御部11
は、回線を収容しているノードがATM交換機20B
(局番号700)であることを認識し、図8に示してあ
るように、そのATM交換機Bに対して、回線状況の転
送要求を出す。転送要求を受けたATM交換機Bは、A
RPサーバ10に対して、問い合わされた回線に関する
最大使用可能帯域と使用中帯域を通知する。
【0052】ATM交換機Bから、例えば、最大使用可
能帯域、使用中帯域が、それぞれ、150、10Mbp
sであることが通知された場合、制御部11は、図9
(b)に示したように、それらの値をワークエリア15
上の、ATMアドレス“700-1111”に対応する記憶領域
に書き込む。さらに、それらの帯域の差(150 Mbps - 1
0 Mbps)を求め、求めた帯域(140 Mbps)を、ワークエ
リア15上の、ATMアドレス“700-1111”に対応する
空き帯域記憶領域に記憶する。
【0053】次いで、制御部11は、ワークエリア15
上の全ATMアドレスに対する処理が完了しているか否
かを判断する。この時点では、ATMアドレス“800-11
12”に対する処理が完了していない。このため、制御部
11は、そのATMアドレスが関係する回線の最大使用
可能帯域、使用中帯域を取得するために、図8に示した
ように、ATM交換機C(局番号800)に対して、回
線状況の転送依頼を出す。そして、たとえば、ATM交
換機Cから、通知された最大使用可能帯域、使用中帯域
が、それぞれ、150、150Mbpsであった場合に
は、図9(c)に示したように、ワークエリア15のA
TMアドレス“800-1112”に対応する領域に、それらの
帯域と、算出した空き帯域“0”を記憶する。
【0054】この段階で、未処理のATMアドレスがな
くなるので、制御部11は、図8に示したように、ワー
クエリア15に記憶されたATMアドレスの中から、空
き帯域が最も大きいATMアドレスを特定し、そのAT
Mアドレス(この場合、“700-1111”)を設定したAR
Pリプライパケットを、端末aに送出する。その後、、
制御部11は、ワークエリア15をクリアし、呼切断メ
ッセージを送出することによって、発呼要求メッセージ
の受信で始まった処理を完了する。
【0055】このように、ADR−Iを用いてアクセス
された場合、ARPサーバ10は、ARPリクエストパ
ケット内に設定されたIPアドレスに対応する端末への
通信に使用可能なATMアドレスのうち、最も、空き帯
域の大きな回線に対応するATMアドレスを通知する。
すなわち、本通信ネットワーク内の各端末は、ADR−
Iに対するアドレス問い合わせを行うことによって、呼
が確立できる可能性が最も高いATMアドレスを得るこ
とが出来る。
【0056】次に、図10を用いて、第2応答処理時の
ARPサーバ10の動作を説明する。ARPサーバ10
に第2応答処理を実行させる際、発端末は、図5を用い
て既に説明した処理と、発呼要求メッセージに含めるア
ドレスだけが異なる処理を実行する。
【0057】また、図10に示してあるように、第2応
答処理時の制御部11の全体的な動作手順は、図6のス
テップS202ないしS214の処理(第1応答処理)
と類似したものとなっている。例えば、ステップS40
2〜S405、S412〜S414では、それぞれ、ス
テップS202〜S205、S212〜S214と全く
同じ内容の処理が行われる。
【0058】そして、残りのステップであるステップS
406、S409〜S411では、ステップS206〜
S211と同様に、発端末から与えられたIPアドレス
に対応する単位テーブルの中から1つのATMアドレス
を特定するための処理が行われている。
【0059】ただし、これらのステップでは、第1応答
処理とは、異なる基準で、1つのATMアドレスが特定
されている。具体的には、発端末から与えられたIPア
ドレスに対応する単位テーブルがARPテーブル内に存
在していた場合(ステップS405;Y)、制御部11
は、その単位テーブルの内容と、発端末を収容している
ノード(ATM交換機)の局番号とを、ワークエリア1
5上に展開する(ステップS406)。次いで、制御部
11は、ワークエリア15上の各ATMアドレスから、
着端末を収容しているノードの局番号を求め、その局番
号と発端末収容ノードの局番号と接続料金テーブル13
(図4)とを用いて、それらの局番号間の回線の接続料
金を算出する(ステップS409)。そして、未処理の
ATMアドレスが存在していた場合(ステップS41
0;N)には、ステップS409に戻り、そのATMア
ドレスに関する接続料金を算出する。
【0060】そして、全ATMアドレスに対する処理が
完了したときに(ステップS410;Y)、制御部11
は、接続料金が最も安いATMアドレスを、ARPリプ
ライパケット内に設定するATMアドレスとして特定
(ステップS411)する。そして、そのようにして特
定したATMアドレスを、発端末に通知する(ステップ
S412)。
【0061】以下、図2における端末22aが、端末2
2bのATMアドレスを取得するために、第2応答処理
を実行させた場合を例に、図11、12を用いて、第2
応答処理時の、発端末、ARPサーバ10の動作を、よ
り具体的に説明する。
【0062】この場合、図11に示したように、まず、
端末22a(図では、端末a)が送出したADR−IIを
含む発呼要求メッセージが、ATM交換機20A、20
C(ATM交換機A、C)を介して、ARPサーバ10
に到達する。当該メッセージを受けたARPサーバ10
(制御部11)は、第2応答処理を実行すべきことを認
識するとともに、端末aに対して、発呼受付メッセージ
を送信する。
【0063】発呼受付メッセージを受信した端末aは、
ATMアドレスを必要とする端末bのIPアドレス
“B.b”を含むARPリクエストパケットを送出す
る。ARPリクエストパケットを受信したARPサーバ
10では、制御部11によって、ATMARPテーブル
12の中から、IPアドレス“B.b”が含まれている
単位テーブルが検索される。そして、図12(a)に示
したように、検索された単位テーブルの内容が、発端末
を収容しているノードの局番号(発信元局番)ととも
に、ワークエリア15に展開される。
【0064】その後、制御部11は、ワークエリア15
上の最初のATMアドレス“700-1111”に対して、その
ATMアドレスに対応するノードの局番号(着信先局
番)を特定し、さらに、接続料金テーブル13から、そ
の着信先局番と発信元局番との組み合わせに対応する接
続料金を読み出す。そして、それらのデータをワークエ
リア15に記憶する。この結果、ワークエリア15に
は、図12(b)に示したような情報が記憶されること
になる。次いで、制御部11は、同様の処理を、ATM
アドレス“800-1112”に対して実行することによって、
そのATMアドレスを用いた際の接続料金を求め、ワー
クエリア15の状態を、図12(c)に示したようなも
のに変更する。
【0065】この段階で、未処理のATMアドレスがな
くなるので、制御部11は、ワークエリア15に記憶さ
れたATMアドレスの中から、接続料金が最も安いAT
Mアドレスを特定し、図11に示してあるように、その
ATMアドレス(この場合、“700-1111”)が設定され
たARPリプライパケットを、端末aに送出する。その
後、制御部11は、ワークエリア15をクリアし、呼切
断メッセージを送出することによって、発呼要求メッセ
ージの受信で始まった処理を完了する。
【0066】このように、ADR−IIを用いてアクセス
された場合、ARPサーバ10は、ARPリクエストパ
ケット内に設定されたIPアドレスに対応する端末への
通信に使用可能なATMアドレスのうち、最も、接続料
金が安いATMアドレスを通知する。このため、本通信
ネットワークによれば、経済的な通信が行えることにな
る。
【0067】次に、第3応答処理時のARPサーバ10
の動作と、発端末の動作を説明する。まず、図13を用
いて、ARPサーバ10に第3応答処理を実行させる際
の、発端末の動作手順を説明する。
【0068】図示したように、第3応答処理を開始させ
る際、発端末は、ADR−IIIを含む発呼要求メッセー
ジを送信する(ステップS501)。そして、発端末
は、発呼受付メッセージを受信(ステップS502)し
た後、着端末のIPアドレスと、使用帯域申請値とを含
むARPリクエストパケットを送出する(ステップS5
03)。その後、発端末は、ARPリプライパケットを
受信し、受信したパケットから、着端末のATMアドレ
スと空き帯域とを取得する(ステップS504)。そし
て、ARPサーバ10からの呼切断要求を受信したとき
に、一連の処理を終了する。
【0069】このように、第3応答処理を利用する際、
発端末は、第1、第2応答処理時を利用する際とは異な
る手順で動作する。一方、ARPサーバ10(制御部1
1)は、ADR−IIIを含む発呼要求メッセージを受け
取った場合、図14に示した手順で動作する。なお、第
1応答処理時の動作手順との比較が容易に行えるよう
に、図14の各ステップには、第1応答処理内の、対応
するステップの符号と下2桁の数値が同じ符号を付して
ある。
【0070】まず、制御部11は、発端末に対して発呼
受付メッセージを送信する(ステップS602)。その
後、制御部11は、発呼受付メッセージを受信した発端
末から、IPアドレスと帯域申請値とを含むARPリク
エストパケットを受信する(ステップS603)。その
ようなARPリクエストパケットを受信した制御部11
は、そのパケットに含まれているIPアドレスと帯域申
請値を抽出し、そのIPアドレスに関する単位テーブル
を、ARPテーブル12の中から検索する(ステップS
604)。抽出したIPアドレスに関する単位テーブル
が検索できた場合(ステップS605;Y)、制御部1
1は、その単位テーブルの内容を、ステップS604で
抽出した帯域申請値と共に、ワークエリア15上に展開
する(ステップS606)。この際、制御部11は、第
1応答処理時と同様に、単位テーブルに含まれている各
ATMアドレスに対して、その後に取得・算出する各種
の情報(最大使用可能帯域、使用中帯域等)を記憶でき
る形態で、単位テーブルの内容を展開する。
【0071】その後、制御部11は、ワークエリア15
に記憶された、一つのATMアドレスで識別される端末
を収容しているノード(ATM交換機)を特定する(ス
テップS607)。次いで、制御部11は、そのノード
に対して、当該端末に関する回線状況(最大使用可能帯
域及び使用中帯域)の転送依頼を送出(ステップS60
8)する。
【0072】次いで、制御部11は、転送依頼を行った
ノードから受信した最大使用可能帯域及び使用中帯域
を、ステップS607で特定したATMアドレスに対応
づけて、ワークエリア15に記憶する。また、それらの
帯域情報を用いて空き帯域(=最大使用可能帯域−使用
中帯域)を算出し、算出した空き帯域を、ワークエリア
15に記憶する(ステップS610)。
【0073】その後、制御部11は、算出した空き帯域
が、帯域申請値以上であるか否かを判断し(ステップS
600)、空き帯域が帯域申請値未満であった場合(ス
テップS600)には、ワークエリア15に記憶されて
いる全ATMアドレスに対する処理が完了したか否かを
判断する(ステップS610)。そして、完了していな
かった場合(ステップS610;N)、制御部11は、
次のATMアドレスに関する回線の空き帯域を取得する
ために、ステップS607からの処理を再度、実行す
る。
【0074】制御部11は、このような処理を、帯域申
請値以上の空き帯域が算出されるか、全ATMアドレス
に対する処理が完了するまで繰り返す。そして、帯域申
請値以上の空き帯域が算出された場合(ステップS60
0;Y)には、その空き帯域とATMアドレスとを含む
ARPリプライパケットを発端末に対して送信する(ス
テップS612)。そして、ワークエリア15をクリア
して、図示した処理を終了する。
【0075】一方、帯域申請値以上の空き帯域が見いだ
されることなく、全ATMアドレスに対する処理が完了
した場合(ステップS610;Y)、制御部11は、ワ
ークエリア15をクリア(図示せず)した後に、条件を
満たすATMアドレスを検索できなかったことを表すメ
ッセージを送出(ステップS614)して、処理を終了
する。
【0076】以下、発端末が、端末22aであり、発端
末が必要としているATMアドレスが、図3に示した単
位テーブルが設定されている端末22bである場合を例
に、図15、16を用いて、上述した発端末、ARPサ
ーバ10の動作をさらに具体的に説明する。
【0077】この場合、図15に示したように、まず、
端末22a(図では、端末a)が送出したADR−III
を含む発呼要求メッセージが、ATM交換機20A、2
0C(ATM交換機A、C)を介して、ARPサーバ1
0に到達する。当該メッセージを受けたARPサーバ1
0(制御部11)は、第3応答処理を実行すべきことを
認識するとともに、端末aに対して、発呼受付メッセー
ジを送信する。
【0078】発呼受付メッセージを受信した端末aは、
ATMアドレスを必要とする端末bのIPアドレス
“B.b”と帯域申請値“100Mbps”とを含むA
RPリクエストパケットを送出する。そのような情報を
含むARPリクエストパケットを受信したARPサーバ
10では、制御部11によって、ATMARPテーブル
12の中からIPアドレス“B.b”に関する単位テー
ブルが検索される。そして、検索された単位テーブルの
内容が、帯域申請値“100Mbps”とともに、図1
6(a)に示したような形態で、ワークエリア15に展
開される。
【0079】その後、制御部11は、ワークエリア15
に記憶されている情報に基づき、使用中帯域等の転送依
頼を送出するノードを特定し、そのノードに使用状況の
転送依頼を出す。すなわち、制御部11は、ワークエリ
ア15の先頭に記憶されているATMアドレス“700-11
11”から、回線状況の転送依頼を出すノードとして、A
TM交換機B(局番号700)を特定する。そして、図
15に示してあるように、そのATM交換機Bに対し
て、回線状況の転送要求を出すことによって、ATM交
換機Bから、最大使用可能帯域、使用中帯域の通知を受
ける。
【0080】例えば、最大使用可能帯域、使用中帯域
が、それぞれ、150、100Mbpsであることが、
ATM交換機Bから通知された場合、制御部11は、図
16(b)に示したように、それらの値をワークエリア
15上の、ATMアドレス“700-1111”に対応する記憶
領域に書き込む。さらに、それらの帯域の差(150 Mbps
- 100 Mbps)を求め、求めた帯域(50 Mbps)を、ワー
クエリア15上の、ATMアドレス“700-1111”に対応
する空き帯域記憶領域に記憶する。
【0081】次いで、制御部11は、算出した空き帯域
と帯域申請値との大小関係を判断する。この場合、空き
帯域が帯域申請値よりも小さいので、制御部11は、ワ
ークエリア15から未処理のATMアドレスを抽出す
る。そして、抽出したATMアドレス“800-1112”か
ら、回線状況の転送依頼を出すべきノードが、ATM交
換機Cであることを認識し、図15に示してあるよう
に、ATM交換機Cから、回線状況通知を受信する。
【0082】例えば、回線状況通知によって、最大使用
可能帯域、使用中帯域が、それぞれ、150、10Mb
psであることが知らされた場合、制御部11は、図1
6(c)に示したように、それらの値と、算出した空き
帯域(140 Mbps)を、ATMアドレス“800-1112”に対
応づけて、ワークエリア15に記憶する。そして、空き
帯域と帯域申請値の大小関係を判断する。この場合、空
き帯域が帯域申請値以上であるため、制御部11は、そ
のATMアドレスを発端末に通知するアドレスとし、図
15に示したように、ATMアドレス“800-1112”と、
空き帯域“100”とを設定したARPリプライパケット
を、発端末に対して送信する。
【0083】このように、ADR−IIIを用いてアクセ
スされた場合、ARPサーバ10は、発端末からのAR
Pリクエストパケット内に設定されたIPアドレスに対
応する端末への通信に使用可能なATMアドレスのう
ち、その通信が必要としている帯域を確保できるATM
アドレスと現時点での空き帯域を発端末に通知する。ま
た、通信に必要とされる帯域が確保できない場合には、
その旨を発端末に通知する。すなわち、本通信ネットワ
ーク内の各端末は、この処理を利用することにより、必
要とする帯域分の空き帯域を有するATMアドレスを
(そのようなアドレスがある場合には)取得することが
出来る。
【0084】次に、図17ないし図19を用いて、AT
MARPテーブル12に、端末から、単位テーブルを登
録する場合の、端末、ARPサーバ10の動作を説明す
る。これらの図のうち、図17は、アドレス登録処理を
要求した端末の動作手順を示した流れ図であり、図18
は、アドレス登録が依頼された際に、ARPサーバ10
内の制御部11が実行するアドレス登録処理の流れ図で
ある。また、図19は、アドレス登録処理利用時に、A
RPサーバ10と端末間で授受される信号の一例を示し
たシーケンス図である。
【0085】あるIPアドレスを有する端末に関する単
位テーブルをATMARPテーブル12内に登録する
際、あるいは、既に登録されている単位テーブルの内容
を更新する際、登録者は、本通信ネットワーク内のいず
れかの端末(通常、そのIPアドレスが割り当てられて
いる端末)を用いて、ARPサーバ10に対して、AD
R−IVを含む発呼要求メッセージを送出する(図18;
ステップS801)。
【0086】ADR−IVを含む発呼要求メッセージを受
けたARPサーバ10(制御部11)は、そのメッセー
ジに含まれるアドレスがADR−IVであることから、ア
ドレス登録処理の実行が要求されたことを認識して、ア
ドレス登録処理を開始し、まず、発呼受付メッセージと
パスワード入力要求メッセージを送出する(図18:ス
テップS801、S802)。
【0087】図17に示したように、発呼受付メッセー
ジとパスワード受付メッセージとを受信(ステップS7
02,S703)した発端末は、操作者から入力された
IPアドレスと、そのIPアドレスに対するパスワード
とを含むパスワードメッセージを送信(ステップS70
4)し、ARPサーバ10から何らかのメッセージが送
信されてくるのを待機する(ステップS705)。
【0088】図18に示したように、パスワードメッセ
ージを受信(ステップS803)したARPサーバ10
内の制御部11は、パスワードテーブル15に記憶され
ているIPアドレスとパスワードとの対応関係に基づ
き、そのパスワードメッセージの正当性を判断する(ス
テップS804)。そして、そのメッセージが正しいも
のではなかった場合(ステップS804;N)、制御部
11は、パスワードエラーメッセージを送信(ステップ
S805)した後、ステップS803に戻り、パスワー
ドの受信を待機する。一方、パスワードメッセージが正
しいものであった場合(ステップS804;Y)、制御
部11は、ATMアドレス条件登録受付メッセージを送
信する(ステップS806)。
【0089】図17に示したように、ATMアドレス条
件登録受付メッセージを受信した場合(ステップS70
5;登録受付)、発端末は、操作者から入力された幾つ
かのATMアドレスを含むATMアドレス条件を、AR
Pサーバ10に対して送信する(ステップS706)。
一方、パスワードエラーメッセージを受信した場合(ス
テップS705;エラー)、発端末は、ステップS70
4からの処理を再度実行する。
【0090】このため、ARPサーバ10内の制御部1
1は、ATMアドレス条件登録受付メッセージを送出し
ていた場合には、図18に示してあるように、ATMア
ドレス条件を受信(ステップS807)する。そして、
制御部11は、そのATMアドレス条件に含まれている
幾つかのATMアドレスと、パスワードメッセージによ
り通知されたIPアドレスとを組み合わせた情報(単位
テーブル)を、ATMARPテーブル12に登録(ステ
ップS808)し、アドレス登録完了通知と呼切断要求
を送出(ステップS809、S810)して、アドレス
登録処理を終了する。
【0091】また、端末は、ATMアドレス登録完了通
知と呼切断要求とを受信(ステップS707,S70
8)したときに、図示した処理を終了する。すなわち、
誤ったパスワード入力がなされなかった場合、発端末と
ARPサーバ10の間で、図19に示したように、発呼
要求、発呼受付及びパスワード入力要求、パスワードメ
ッセージ、ATMアドレス条件登録、ATMアドレス条
件といった順でメッセージがやりとりされる。そして、
図示してあるように、パスワードメッセージに含まれて
いたIPアドレスが“Y.y”であり、ATMアドレス
条件に含まれていたATMアドレスが、“aaa-bbbb”、
“bbb-cccc”の2つであった場合には、IPアドレス
“Y.y”用の、“aaa-bbbb”、“bbb-cccc”が記憶さ
れた単位テーブルがATMARPテーブル12内に登録
される。
【0092】このように、本通信ネットワークでは、端
末からATMARPテーブル12の内容を更新すること
もできる。 <変形形態>実施形態のARPサーバ10は、第3応答
処理時、帯域申請値以上の空き帯域を有する回線が見い
だせなかった場合、発端末に、ATMアドレスを通知せ
ずに、要求された条件を満たす回線見いだせなかったこ
とを通知しているが、そのような回線が見いだせなかっ
た場合、最も空き帯域が大きかったATMアドレス、あ
るいは、単位テーブルの先頭に記憶されているATMア
ドレスを発端末に通知するように、ARPサーバ10を
構成しても良いことは当然である。
【0093】また、実施形態のARPサーバ10は、3
つの応答処理を実行できるものであったが、いずれかの
応答処理だけを実行できるようにARPサーバを構成し
ても良く、例えば、発呼要求を受信した時刻(および日
付)に応じて、1つのATMアドレスを選択するような
応答処理もが実行されるようにARPサーバ10を構成
することも出来る。
【0094】また、実施形態では、ARPサーバ10に
複数のアドレスを持たせることにより、発端末が、応答
処理を選択できるように構成されているが、ARPリク
エスト等の中に、応答処理を選択するための情報を含め
ても良い。
【0095】さらに、実施形態の通信ネットワークは、
IP over ATMに関するものであったが、実施形態で
示した技術は、LE ARP、DNS等にも適用可能で
ある。例えば、LE ARPの場合、IPアドレスの代
わりにMACアドレスが用いられるように、各部を構成
すれば良い。また、DNSの場合、一般に、図20に示
したようなTCP/IPネットワークが用いられること
になるが、図中のDNSサーバとして、実施形態のAR
Pサーバ10を、IPアドレス、ATMアドレスの代わ
りに、それぞれ、ドメインネーム、ATMアドレスが用
いられるようにした機器を採用すれば、実施形態と同様
に、着端末のドメインネームを出力した発端末に対し
て、着端末への通信に使用できる複数のIPアドレスの
中から、何らかの観点で通信に適したIPアドレスを提
供できるネットワークが構築されることになる。ただ
し、TCP/IPネットワークでは、空き帯域を知る方
法がないので、DNSサーバに、第1あるいは第3応答
処理のような動作をさせることはできない。
【0096】
【発明の効果】本発明のARPサーバを用いた通信ネッ
トワークでは、着端末への通信経路(第1アドレス)が
複数個ある場合、その着端末との通信を行おうとしてい
る発端末に対して、それら複数の第1アドレスの中か
ら、何らかの意味で通信に適した1つの第1アドレスを
通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるATMARPサーバ
の概略構成図である。
【図2】実施形態の通信ネットワークの概略構成図であ
る。
【図3】実施形態のATMARPサーバが備えるATM
ARPテーブルを構成する単位テーブルの説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態によるATMARPサーバ
の概略構成図である。
【図5】第1応答処理を利用してATMアドレスを取得
するまでの、発端末の動作手順を示した流れ図である。
【図6】実施形態のATMARPサーバの、全体的な動
作手順を示した流れ図である。
【図7】回線状況の転送要求を受けたATM交換機の動
作手順を示した流れ図である。
【図8】第1応答処理が実行される際の信号シーケンス
図である。
【図9】ATMARPサーバの、第1応答処理時のワー
クエリアの使用手順を示した説明図である。
【図10】実施形態のATMARPサーバの、全体的な
動作手順を示した流れ図である。
【図11】第2応答処理が実行される際の信号シーケン
ス図である。
【図12】第2応答処理時のワークエリアの使用手順を
示した説明図である。
【図13】第1応答処理を利用してATMアドレスを取
得するまでの、発端末の動作手順を示した流れ図であ
る。
【図14】ATMARPサーバの、第1応答処理時のワ
ークエリアの使用手順を示した説明図である。
【図15】第3応答処理が実行される際の信号シーケン
ス図である。
【図16】第3応答処理時のワークエリアの使用手順を
示した説明図である。
【図17】アドレス登録処理時の発端末の動作手順を示
した流れ図である。
【図18】ATMARPサーバの、アドレス登録処理時
の動作手順を示した流れ図である。
【図19】アドレス登録処理が実行される際の信号シー
ケンス図である。
【図20】本発明が適用可能な、TCP/IPネットワ
ークの概略構成図である。
【図21】従来のIPoverATMの説明図である。
【符号の説明】
10 ATMARPサーバ 11 制御部 12 ATMARPテーブル 13 接続料金テーブル 14 パスワードテーブル 15 ワークエリア 16 メモリ部 20 ATM交換機 21 ルータ 22 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 札立 聡 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 平賀 英太郎 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 新 利勝 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 山口 稔 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株式 会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1プロトコルに従った通信が行われる
    第1ネットワークで使用されるARPサーバであって、 前記ネットワークを利用して通信を行う複数の端末のそ
    れぞれに対して、第2プロトコルを利用した通信が行わ
    れる際に使用されるアドレスである第2アドレスと、前
    記第1プロトコルによる通信を行う際に使用可能な1つ
    以上の第2アドレスとを記憶する記憶手段と、 受信した情報に基づき、第1アドレスを選択すべき第2
    アドレスと、選択した第1アドレスを通知すべき端末を
    認識する認識手段と、 前記記憶手段から、前記認識手段で認識された第2アド
    レスに対応する第1アドレスを全て読み出す読出手段
    と、 この読出手段で読み出された第1アドレスの中から、予
    め定められた条件に従って、1つの第1アドレスを選択
    する選択手段と、 この選択手段によって選択された第1アドレスを、前記
    認識手段で認識された端末に送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とするARPサーバ。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、日時が関係した条件を
    用いて、1つの第1アドレスを選択することを特徴とす
    る請求項1記載のARPサーバ。
  3. 【請求項3】 受信した情報に基づき、前記選択手段で
    使用される条件を変更する条件変更手段を、さらに、備
    えることを特徴とする請求項1記載のARPサーバ。
  4. 【請求項4】 前記条件変更手段は、前記認識手段で最
    初に受信される情報に含まれている第1アドレスに基づ
    き、前記選択手段で使用される条件を変更することを特
    徴とする請求項3記載のARPサーバ。
  5. 【請求項5】 前記読出手段で読み出された各第1アド
    レスに関係する回線の空き帯域を取得する取得手段を、
    さらに、備え、 前記選択手段は、前記読出手段で読み出された第1アド
    レスの中から、前記取得手段で取得された空き帯域が最
    も大きい第1アドレスを選択することを特徴とする請求
    項1記載のARPサーバ。
  6. 【請求項6】 第1アドレスを使用した通信に課せられ
    る料金を算出するための料金情報が記憶された料金情報
    記憶手段と、 前記料金情報を用いて、前記認識手段で認識された端末
    と、前記読出手段で読み出された各第1アドレスとの間
    の通信料金を算出する料金算出手段とを、さらに、備
    え、 前記選択手段は、前記読出手段で読み出された第1アド
    レスの中から、前記料金算出手段で算出された料金が最
    も安い第1アドレスを選択することを特徴とする請求項
    1記載のARPサーバ。
  7. 【請求項7】 受信した情報に基づき、帯域申請値を認
    識する帯域申請値認識手段と、 前記読出手段で読み出された各第1アドレスに関係する
    回線の空き帯域を順次取得する取得手段を、さらに、備
    え、 前記選択手段は、前記取得手段において、前記帯域申請
    値認識手段で認識された帯域申請値以上の空き帯域が取
    得されたときに、その空き帯域の取得に用いられた第1
    アドレスを選択することを特徴とする請求項1記載のA
    RPサーバ。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、前記帯域値申請値認識
    手段で帯域申請値が認識されていなかった場合、前記取
    得手段で取得された空き帯域が最も大きい第1アドレス
    を選択することを特徴とする請求項7記載のARPサー
    バ。
  9. 【請求項9】 前記選択手段は、前記帯域値申請値認識
    手段で帯域申請値が認識されていなかった場合、前記読
    出手段で最初に読み出された第1アドレスを選択するこ
    とを特徴とする請求項7記載のARPサーバ。
  10. 【請求項10】 前記帯域申請値認識手段で認識された
    帯域申請値以上の空き帯域が取得されずに、前記取得手
    段の動作が完了したときに、その旨を示す情報を、前記
    認識手段で認識された端末に送信する第2送信手段を、 さらに、備えることを特徴とする請求項7記載のARP
    サーバ。
  11. 【請求項11】 前記選択手段は、前記帯域申請値認識
    手段で認識された帯域申請値以上の空き帯域が取得され
    ずに前記取得手段の動作が完了したときには、前記取得
    手段で取得された空き帯域が最も大きい第1アドレスを
    選択することを特徴とする請求項7記載のARPサー
    バ。
  12. 【請求項12】 前記選択手段は、前記帯域申請値認識
    手段で認識された帯域申請値以上の空き帯域が取得され
    ずに前記取得手段の動作が完了したときには、前記読出
    手段で最初に読み出された第1アドレスを選択すること
    を特徴とする請求項5記載のARPサーバ。
  13. 【請求項13】 前記送信手段は、前記選択手段によっ
    て選択された第1アドレスと、その第1アドレスに関し
    て前記取得手段で取得された空き帯域とを、前記認識手
    段で認識された端末に送信することを特徴とする請求項
    7ないし請求項12のいずれかに記載のARPサーバ。
  14. 【請求項14】 受信した情報に基づき、前記記憶手段
    の内容を更新する更新手段を、さらに、備えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の
    ARPサーバ。
  15. 【請求項15】 前記第1プロトコルがATMプロトコ
    ルであることを特徴とする請求項1ないし請求項14の
    いずれかに記載のARPサーバ。
  16. 【請求項16】 前記第1プロトコルがIPプロトコル
    であり、前記第2アドレスドメインネームであることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
    ARPサーバ。
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