JPH10261906A - 誘電体共振器の製造方法及び誘電体共振器 - Google Patents

誘電体共振器の製造方法及び誘電体共振器

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JPH10261906A
JPH10261906A JP6580697A JP6580697A JPH10261906A JP H10261906 A JPH10261906 A JP H10261906A JP 6580697 A JP6580697 A JP 6580697A JP 6580697 A JP6580697 A JP 6580697A JP H10261906 A JPH10261906 A JP H10261906A
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JP
Japan
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substrate
curable resin
conductor
base
dielectric resonator
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JP6580697A
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English (en)
Inventor
Katsumi Sasaki
勝美 佐々木
Katsutoshi Nakamatsu
勝利 中松
Yoshihiro Kiyomura
圭博 清村
Sumio Tate
純生 楯
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体膜の剥がれによる特性劣化等を防止し、
しかも生産性が向上する誘電体共振器の製造方法及び誘
電体共振器を提供することを目的とする。 【解決手段】 基体10、11を硬化樹脂12を塗布し
た基板13上に配置し、硬化樹脂12に紫外線を照射す
ることによって、硬化樹脂12を硬化させて、基体1
0,11を接着した後に基体10,11に導体層を形成
する。その後、硬化性樹脂12を取り除いて誘電体共振
器を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信などに
用いられる誘電体共振器の製造方法及び誘電体共振器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、従来の誘電体共振器を
示す斜視図及び断面図である。図7及び図8において、
1は誘電体材料で構成された基体で、基体1には貫通孔
2が形成されている。3は基体1の外側面に形成された
外導体、4は基体1の内側面に形成された内導体、5は
基体1の短絡端1aのみに形成された短絡導体である。
また、開放端1b側には基体1がむき出しになってい
る。
【0003】以上のように構成された誘電体共振器につ
いて、以下その製造方法を説明する。
【0004】まず、誘電体材料を所定の形状に成形し、
焼成して基体1を形成する。次に無電解メッキ法などに
よって、基体1の全表面に導体層を形成し、その後に開
放端1b側となる端面に研磨加工などを施すことによっ
て、端面上の導体層及び基体1を削り取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな構成では、図9に示すように、基体1の開放端1b
において例えば外導体3が研磨加工の際に生じる摩擦に
よって、剥離することなどが発生し、長期間の使用によ
って、外導体3の脱落が発生し、特性の劣化を生じた
り、また、脱落した外導体3が、他の部品などに影響を
与えて、装置の特性などを悪くするという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、外導体や内導体の研磨による剥離を防止し、特性劣
化を防止する誘電体共振器の製造方法及び誘電体共振器
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、基体の一方の端面に硬化性樹脂を塗布し、
硬化性樹脂を硬化させた後に基体上に導電膜を形成し、
その後に硬化性樹脂を取り除く。
【0008】この発明によれば、外導体や内導体の研磨
による剥離を防止し、特性劣化を防止する誘電体共振器
の製造方法及び誘電体共振器を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、誘電体で構成された基体の一方の端面に硬化性樹脂
を塗布し、前記硬化性樹脂を硬化させた後に前記基体上
に導電体を形成し、その後前記硬化性樹脂を取り除くこ
とによって、基体端面を切削することなく、開放端を形
成できるので、外導体や内導体の開放端側の剥がれを防
止できるので、特性劣化を防止できるとともに、生産性
を向上させることができるという作用を有する。更に、
共振器長や導体膜の長さも変化しないので、特性のばら
つきを抑えるという作用も有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、硬化性樹脂を紫外線硬化樹脂で
構成するとともに、紫外線で硬化性樹脂を硬化させるこ
とによって、簡単にしかも正確に硬化性樹脂を硬化させ
ることができるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、硬化性樹脂を熱硬化性樹脂で構
成するとともに、熱を加えることによって硬化性樹脂を
硬化させることによって、製造装置等を簡略化すること
ができ、製造コストを下げることができるという作用を
有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、基板上
に硬化性樹脂を塗布し、前記基板上に誘電体で構成され
た基体を載置するとともに前記基体の開放端側となる端
面を前記硬化性樹脂上に当接させ、前記硬化性樹脂を硬
化させた後に前記基体上に導電膜を形成し、その後に硬
化性樹脂を取り除いたことによって、外導体や内導体の
開放端側の剥がれを防止できるので、特性劣化を防止で
きるとともに、一度に多数の基体を処理することができ
るので生産性を飛躍的に向上させることができるという
作用を有する。更に、共振器長や導体膜の長さも変化し
ないので、特性のばらつきを抑えることができるという
作用も有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、硬化性樹脂を紫外線硬化樹脂と
するとともに、基板を透明とし、前記基板の硬化性樹脂
を設けた側と反対側から紫外線を前記基板を介して硬化
性樹脂に照射して硬化性樹脂を硬化させたことによっ
て、基板ごとメッキ槽などに入れることができるので、
生産性が向上し、しかも紫外線によって樹脂を硬化させ
るので、正確にしかも早く作業を行うことができるとい
う作用を有する。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、硬化性樹脂を熱硬化性樹脂と
し、熱を加えて硬化樹脂を硬化させたことによって、製
造装置等を簡略化することができ、製造コストを下げる
ことができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、筒状の
基体と、前記基体の外側面に形成された外導体と、前記
基体の内周面に形成された内導体と、前記基体の一方の
端面に形成され、前記外部導体と前記内導体を接続する
短絡導体とを備え、前記外導体及び前記内導体それぞれ
の端部を他方の端面の上に設けたことによって、基体の
開放端側角部を保護することができるという作用を有す
る。しかも容量を付加した状態となっているので、共振
器長を短くすることが可能となり小型化を行うことがで
きるという作用も有する。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、筒状の
基体と、前記基体の外側面に形成された外導体と、前記
基体の内周面に形成された内導体と、前記基体の一方の
端面に形成され、前記外部導体と前記内導体を接続する
短絡導体とを備え、前記外導体及び前記内導体それぞれ
の端部を他方の端面から段落ちさせたことによって、回
路基板と導電膜の接触を防止できるので特性の劣化等を
防止できるという作用を有する。
【0017】以下、本発明における実施の形態について
説明する。 (実施の形態1)図1及び図2は本発明の一実施の形態
における誘電体共振器の製造方法を示す側面図である。
【0018】まず、原材料(例えばBaO,TiO2
Nd23等)を所定量ずつ配合し、この配合物をミル等
を用いて混合する。次にこの混合物をスプレードライヤ
ーなどを用いて粒度の調整及びバインダーの添加を行い
造粒する。次に造粒物を乾式プレスを用いて所定の形状
に成形し、その成型物を焼成炉で1300℃〜1400
℃の温度で焼成させ、筒型の基体10,11等を作製す
る。基体10は貫通孔10aを1つ有するもので、基体
11は貫通孔11aを複数有するものである。本発明の
一実施の形態の場合、以下のように一体型共振器などに
も応用できる。
【0019】この時、基体10,11の表面は、バレル
加工やブラスト加工等を施し、その後エッチング加工等
を施して粗面化されていることが好ましい。この基体1
0,11表面の粗面化処理によって、基体10,11上
に形成される導電膜の密着性などを向上させることがで
きる。
【0020】このように作製した基体10,11を硬化
樹脂12を塗布した透明な基板13の上に載置する。こ
の時、基体10,11の一端面が硬化樹脂12と対向す
るように基体10,11は基板13上に配置されてお
り、硬化樹脂12は硬化しておらず、所定の粘度を有し
た流動状態となっている。この時硬化樹脂12は、ほぼ
均一に基板13上に塗布されており、しかも板状である
基板13に均一に硬化樹脂12を塗布することは、通常
の技術を用いれば容易に行える。
【0021】次に、硬化樹脂12として紫外線硬化樹脂
を用いた場合の製造方法について説明する。この時基板
13としては、透明なガラス及び樹脂などで構成され
る。
【0022】紫外線ランプ等の紫外線照射装置14から
硬化樹脂12に基板13の硬化樹脂12を設けていない
側から紫外線15を照射し、硬化樹脂12を硬化させ
る。この硬化樹脂12の硬化によって、基体10,11
は基板13に接着されたような状態となる。従って、基
板13を持ち運んでも、基体10,11は基板13から
剥がれることがない。
【0023】本発明の一実施の形態では、2つの基体1
0,11を基板13に取り付けた場合であるが、100
個オーダーの基体を取り付けても良い。このような製造
方法であれば、一度に沢山の基体の処理を行うことがで
き、生産性が向上する。
【0024】また、硬化樹脂12として熱硬化樹脂を用
いた場合について説明する。この場合は、基板13は透
明でなくても良い。基板13上に熱硬化性の硬化樹脂1
2を設け、この硬化樹脂12の上に基体10,11を載
置した状態で、硬化樹脂12の硬化温度まで温度を上昇
させ、基板13に基体10,11を張り付ける。
【0025】以上のように熱硬化性あるいは紫外線硬化
性の硬化樹脂12によって基体10,11を張り付けた
基板13を、図2に示すように無電解メッキ液16の入
ったメッキ槽17の中に入れて、無電解メッキを行っ
て、銅などの導電層を基体10,11上に形成する。こ
の時、基体10,11の硬化樹脂12に接合されている
部分(開放端となる部分)は、メッキ処理が行われない
ので、導体層は形成されない。この時無電解メッキのみ
では、導電膜の厚さが足りない時には、今度は電解メッ
キ等によって、更に導電膜を積層しても良い。
【0026】また、上記の例は、メッキ法で導電膜を形
成したが、基板13に取り付けた基体10,11にAg
ペースト等の導電材料を印刷やディップ法によって塗布
し、その後に焼き付けによって導電膜を基体10,11
上に形成しても良い。
【0027】導体層を形成した後に、溶媒等によって硬
化樹脂12を溶かして、基体10,11を取り外すと、
図3に示すような誘電体共振器を作製することができ
る。図3に示すように、硬化樹脂12で覆われていた部
分(基板13に対向していた部分)には、導電膜が形成
されておらず、基体10がむき出しになっており誘電体
共振器の開放端20となっている。開放端20以外に
は、従来と同様に基体10の外側面には外導体18が形
成されており、内側面には内導体19、また、短絡端面
21には図示していないが内導体19と外導体18を短
絡している短絡導体が設けられている。
【0028】以上のような製造方法で作製された誘電体
共振器は、開放端20を作製するために導電膜及び基体
10の切削等を行わないので、外導体18や内導体19
の切削加工による摩擦で生じる剥がれ等が発生せず、特
性劣化等が生じることはない。また、切削加工等を行わ
ず、一度に沢山の処理を行うことができるので工数が低
減し生産性が向上する。更に、従来では、切削量の違い
によって導電膜の長さや基体の長さにばらつきが生じ、
その結果個々の誘電体共振器の特性がばらつくことが考
えられるが、本発明の一実施の形態の製造方法では、一
度に大量の基体10を基板13に張り付けることによっ
て、基体10の長さも変化しないし、導電膜の長さなど
も変化しないので、特性のばらつきを非常に小さくする
ことができる。
【0029】次に他の誘電体共振器の製造方法について
説明する。基体10,11を作製するのは、前述の方法
と同じであるので、説明を省略する。
【0030】まず、用意された基体10,11の一端面
にそれぞれ硬化樹脂22(紫外線硬化樹脂)を塗布し、
その後に図4に示すように、所定の開口を有するマスク
23を配置する。次にマスク23を介して紫外線照射装
置24から紫外線25を硬化樹脂22に照射し、硬化樹
脂22を硬化させる。次に、基体10,11に付着して
いる紫外線照射によって硬化しなかった硬化樹脂を溶媒
等で取り除いた後に、基体10,11を図2に示すメッ
キ槽に入れて、無電解メッキを施して導電膜を形成す
る。この時導電膜の厚さを更に厚くする場合には、無電
解メッキで作製された導電膜の上に電解メッキによって
更に導電膜を積層しても良い。
【0031】また、上記の例は、メッキ法で導電膜を形
成したが、硬化した硬化樹脂22の付着した基体10,
11にAgペースト等の導電材料を印刷やディップ法に
よって塗布し、その後に焼き付けによって導電膜を基体
10,11上に形成しても良い。
【0032】導体層を形成した後に、溶媒等によって硬
化樹脂12を溶かすと、図3に示すような誘電体共振器
を作製することができる。図3に示すように、硬化樹脂
22で覆われていた部分には、導電膜が形成されておら
ず、基体10がむき出しになっており誘電体共振器の開
放端20となっている。開放端20以外には、従来と同
様に基体10の外側面には外導体18が形成されてお
り、内側面には内導体19が、また、短絡端面21には
図示していないが内導体19と外導体18を短絡してい
る短絡導体が設けられている。
【0033】以上のような製造方法で作製された誘電体
共振器は、開放端20を作製するために導電膜及び基体
10の切削等を行わないので、外導体18や内導体19
の切削加工による摩擦で生じる剥がれ等が発生せず、特
性劣化等が生じることはない。また、切削加工等を行わ
ず、一度に沢山の処理を行うことができるので工数が低
減し生産性が向上する。更に、従来では、切削量の違い
によって導電膜の長さや基体の長さにばらつきが生じ、
その結果個々の誘電体共振器の特性がばらつくことが考
えられるが、本発明の一実施の形態の製造方法では導電
膜及び基体10の切削等を行わないので、基体10の長
さも変化しないし導電膜の長さなども変化しないので、
特性のばらつきを非常に小さくすることができる。
【0034】次に、以上の製造方法によって作製された
誘電体共振器について、以下に説明する。
【0035】図5は図3のA部の部分拡大断面図で、図
5に示すように、外導体18及び内導体19の端部が開
放端20上に形成されている。また、ほぼ誘電体共振器
の開放端20側の外導体18及び内導体19の端部は全
周に渡って、開放端上に形成されている。このような構
成は、外導体18及び内導体19によって、比較的欠け
やすい基体10の角部を保護することができるので、特
性劣化等を防止することできる。また、開放端20に外
導体18及び内導体19の一部が設けられていることに
よって、容量が付加されることになり、誘電体共振器の
全長を短くすることができるので、小型化を行うことが
できる。
【0036】また、他の形態として図6に示すような構
造も考えられる。図6は図3のA部の部分拡大断面図
で、図6に示すように、外導体18及び内導体19が開
放端20から段落ちしている形状となっている。また、
ほぼ誘電体共振器の開放端20側の外導体18及び内導
体19の端部は、全周に渡って段落ちしている。このよ
うに外導体18及び内導体19に段落ちを設けることに
よって、開放端20を回路基板等に当接させる場合など
に、外導体18及び内導体19と回路基板との接触等を
防止でき、特性の劣化等を防止できる。
【0037】なお、本発明の一実施の形態において、共
振周波数を調整するために、開放端20側の導電膜及び
基体10を切削して、切り欠き部を設ける場合がある
が、この切り欠き部は非常にわずかな部分であるので、
切り欠き部を設けるための切削加工によって多少導電膜
に剥がれが発生しても、特性が大きく変化することはな
い。従来のように開放端側を研磨加工などによって形成
すると、開放端側の全周に渡って剥がれが発生する可能
性があるが、本発明の一実施の形態で作製された共振器
ではそのような不具合は生じない。
【0038】
【発明の効果】本発明は、基体の一方の端面に硬化性樹
脂を塗布し、硬化性樹脂を硬化させた後に基体上に導電
膜を形成し、その後に硬化性樹脂を取り除くことによっ
て、特性劣化を防止でき、しかも生産性や特性のばらつ
きを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における誘電体共振器の
製造方法を示す側面図
【図2】本発明の一実施の形態における誘電体共振器の
製造方法を示す側面図
【図3】本発明の一実施の形態における誘電体共振器を
示す斜視図
【図4】本発明の一実施の形態における他の誘電体共振
器の製造方法を示す側面図
【図5】本発明の一実施の形態における誘電体共振器を
示す部分拡大断面図
【図6】本発明の一実施の形態における誘電体共振器を
示す部分拡大断面図
【図7】従来の誘電体共振器を示す斜視図
【図8】従来の誘電体共振器を示す断面図
【図9】従来の誘電体共振器を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
10,11 基体 12 硬化樹脂 13 基板 14,24 紫外線照射装置 15,25 紫外線 18 外導体 19 内導体 20 開放端 22 硬化樹脂 23 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楯 純生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体で構成された基体の一方の端面に硬
    化性樹脂を塗布し、前記硬化性樹脂を硬化させた後に前
    記基体上に導電体を形成し、その後前記硬化性樹脂を取
    り除くことを特徴とする誘電体共振器の製造方法。
  2. 【請求項2】硬化性樹脂を紫外線硬化樹脂で構成すると
    ともに、紫外線で硬化性樹脂を硬化させることを特徴と
    する請求項1記載の誘電体共振器の製造方法。
  3. 【請求項3】硬化性樹脂を熱硬化性樹脂で構成するとと
    もに、熱を加えることによって硬化性樹脂を硬化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の誘電体共振器の製造方
    法。
  4. 【請求項4】基板上に硬化性樹脂を塗布し、前記基板上
    に誘電体で構成された基体を載置するとともに前記基体
    の開放端側となる端面を前記硬化性樹脂上に当接させ、
    前記硬化性樹脂を硬化させた後に前記基体上に導電膜を
    形成し、その後に硬化性樹脂を取り除いたことを特徴と
    する誘電体共振器の製造方法。
  5. 【請求項5】硬化性樹脂を紫外線硬化樹脂とするととも
    に、基板を透明とし、前記基板の硬化性樹脂を設けた側
    と反対側から紫外線を前記基板を介して硬化性樹脂に照
    射して硬化性樹脂を硬化させたことを特徴とする請求項
    4記載の誘電体共振器の製造方法。
  6. 【請求項6】硬化性樹脂を熱硬化性樹脂とし、熱を加え
    て硬化樹脂を硬化させたことを特徴とする請求項4記載
    の誘電体共振器の製造方法。
  7. 【請求項7】筒状の基体と、前記基体の外側面に形成さ
    れた外導体と、前記基体の内周面に形成された内導体
    と、前記基体の一方の端面に形成され、前記外部導体と
    前記内導体を接続する短絡導体とを備え、前記外導体及
    び前記内導体それぞれの端部を他方の端面の上に設けた
    ことを特徴とする誘電体共振器。
  8. 【請求項8】筒状の基体と、前記基体の外側面に形成さ
    れた外導体と、前記基体の内周面に形成された内導体
    と、前記基体の一方の端面に形成され、前記外部導体と
    前記内導体を接続する短絡導体とを備え、前記外導体及
    び前記内導体それぞれの端部を他方の端面から段落ちさ
    せたことを特徴とする誘電体共振器。
JP6580697A 1997-03-19 1997-03-19 誘電体共振器の製造方法及び誘電体共振器 Pending JPH10261906A (ja)

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