JPH10261452A - 多芯コネクタ - Google Patents

多芯コネクタ

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Publication number
JPH10261452A
JPH10261452A JP8452597A JP8452597A JPH10261452A JP H10261452 A JPH10261452 A JP H10261452A JP 8452597 A JP8452597 A JP 8452597A JP 8452597 A JP8452597 A JP 8452597A JP H10261452 A JPH10261452 A JP H10261452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
shutter
plug
receptacle
elastomer connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP8452597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ikenaka
一夫 池中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITT Cannon Ltd
Original Assignee
ITT Cannon Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by ITT Cannon Ltd filed Critical ITT Cannon Ltd
Priority to JP8452597A priority Critical patent/JPH10261452A/ja
Publication of JPH10261452A publication Critical patent/JPH10261452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンゴムに金属細線を埋め込んだエラス
トマコネクタを利用し、このエラストマコネクタの比較
的広い面積に配列されている多数のコンタクトに対し均
等に接触圧力を付加できるコネクタを提供する。 【解決手段】 ハンドル3の回転をハンドルシャフト3
1及びピニオンギア33、ラック34を介してカムスラ
イダ35を水平移動させ、プラグとリセプタクルを上下
方向に押圧して均一な押圧力を得、エラストマコネクタ
51の全面に均等に圧力をかける構造とし、コネクタの
プリント基板68、69がエラストマコネクタ51を介
して電気的に接続され、かつ、高密度の電極配置が可能
になった。リセプタクルに電極を覆う開閉可能なシャッ
タ61を設け、シャッタはプラグを挿入することにより
自動的に開くようにして、電極への不要な接触を防止す
ると共に、プラグハウジング2に設けた接続用の突起2
1とシャッタ61が噛み合うようにして、エラストマコ
ネクタへの押圧力の反力を得ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置、
ICテスター等のコネクタに関するものであり、更に詳
しくは、コネクタの接続の際に挿入力を必要としない、
ZIF(Zero Insertion Force)型のコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ZIF型コネクタとしてはプラグ側とリセ
プタクル側のコンタクトレバーに連動するカムの作動に
よりコンタクトに圧力を加え、コンタクトの接触を確実
にするコネクタがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、多芯化の要
求が高まり、500芯、1000芯といった多芯化が要
求されるようになり、コンタクトを高密度に配置しなけ
ればならないが、機械的コンタクトを小さくするのは限
界にきており、従来の機械的コンタクトを配列する方式
はコンタクトのピッチを十分とれない状態である。そこ
で、コンタクト密度を機械的コンタクトに比べ高密度に
配置できる、シリコンゴムに金属細線を埋め込んだエラ
ストマコネクタを利用し、このエラストマコネクタの比
較的広い面積に配列されている多数のコンタクトに対し
均等に接触圧力を付加できるコネクタを提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】ハンドルの回転を水平移
動するカムスライダで上下方向の力に変換して均一な押
圧力を得、エラストマコネクタの全面に均等に圧力をか
ける構造とし、接続が容易であり、かつ、高密度の電極
配置を可能にした。また、リセプタクルに電極を覆う開
閉可能なシャッタを設け、シャッタはプラグを挿入する
ことにより自動的に開くようにして、電極への不要な接
触を防止すると共に、プラグハウジングに設けた接続用
の突起とシャッタが噛み合うようにして、エラストマコ
ネクタへの押圧力を得るようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図に基づいて説明する。図3〜図
5にプラグの外観を示す。多芯コネクタのプラグは、全
体を覆うフード1、プラグの基体となるプラグハウジン
グ2からなり、ハウジングの外部下側には接続用の突起
21が設けてある。フード1の上部にはハンドル3が設
けられ、ハンドル3は、フード1を貫通し、ハンドル操
作で回転するハンドルシャフト31に連結されている。
【0006】図1及び図2のコネクタの接続状態の断面
図、図6のプラグの分解図、さらに図7のプラグ下側の
斜視図に示されるように、ハンドルシャフト31には、
ギア32が設けられ、ギアの両側には、ピニオンギア3
3、33があり、さらに、このピニオンギア33に噛み
合い連動するラック34を有するカムスライダ35、3
5が2個プラグの両脇に設けてある。
【0007】図1、図6に示されているように、カムス
ライダ35の上下面には斜面状のカム面351、352
が各々4面形成されている。カムスライダ35の中央部
側面には、コネクタの接続を解除する解除用突起37が
設けてある。この解除用突起はプラグハウジング2の横
腹に設けた穴38から外方に突出している。
【0008】この上部カム面351に当接するベアリン
グ353がプラグハウジング2に設けてあり、下部カム
面352接触するベアリング354が後述のエラストマ
コネクタ51を押圧するアクチュエータ4に設けてあ
る。アクチュエータ4は広範囲の領域に均一な圧力を印
加させるためにアルミダイカスト等の剛性の高い材料で
作られておりその下側にプラグ側プリント基板68がネ
ジ等で取付けてある。
【0009】カム面351、352が各スライダの上下
に4個所づつ形成されており、左右合計8個所でアクチ
ュエータ4に圧力が印加されるために均一な圧力でプラ
グ側プリント基板68を押しつけることができる。アク
チュエータ4の下側にはプラグ側プリント基板68が設
置され、その下側にホルダ5に固定保持されたエラスト
マコネクタ51が設けてある。ホルダ5にはエラストマ
コネクタを収容する仕切52があり、この仕切52で仕
切られた空間にエラストマコネクタ51が填め込んで固
定されている。
【0010】図9に示すように、リセプタクルには、リ
セプタクルハウジング6の開口部を覆う開閉可能なシャ
ッタ61が設けてあり、シャッタ61はシャッタシャフ
ト62を介してリセプタクルハウジング6に固定されて
いる。シャッタはリターンスプリングなどで、常時閉じ
る方向に付勢されている。シャッタ61の中央部には接
続を解除するリリース用の突起65が設けられ、シャッ
タ61の両端部には扇形のフランジが設けてある。リセ
プタクルハウジング6には、リセプタクル側プリント基
板69、さらに、合成ゴムなどの緩衝材8がスティフナ
63によって固定されている。
【0011】接続時について図1、図2を参照して説明
する。 (1)プラグとリセプタクルの中心を合わせて挿入す
る。リセプタクルのシャッタ61は、プラグの底部に押
されて開き、リセプタクルハウジング6の内部にプラグ
ハウジング2を導き入れる。リセプタクルハウジング6
の下までプラグを押しつけると、プラグハウジング2の
両側の突起21にシャッタ61の先端が噛み合い、両者
は抜けなくなり固定される。
【0012】シャッタを用いない場合には、別途シャッ
タに代わる固定機構をリセプタクル側に設ける。そこ
で、ハンドル3を回転するとハンドルシャフト31が回
転し、シャフトに設けたギア32を介してプラグハウジ
ング2内に設けたピニオンギア33、33が互いに逆方
向に回転する。この回転が、カムスライダ35の側面の
ラック34に伝えられ、左右のカムスライダ35は互い
に逆方向にスライドする。
【0013】(2)カムスライダ35の上下面併せて1
6の斜面状のカム面351、352がベアリングを上下
に押しつける。プラグハウジング2の突起21がリセプ
タクルハウジングのシャッタ61と噛み合っているの
で、カム面351、352がベアリングを上下に押しつ
ける力は、その反力をリセプタクルコネクタのハウジン
グ6に設置されているシャッタ61の先端部で受け、結
局、アクチュエータ4をリセプタクル側に押しつける力
として作用する。従って、アクチュエータ4の下部に位
置するプラグ側プリント基板68、エラストマコネクタ
51及びリセプタクル側プリント基板69は、8個所で
押圧され、均一に押しつけられ、エラストマコネクタ5
1の介在により、プラグ側とリセプタクル側のプリント
基板68、69が電気的に接続される。
【0014】(3)プラグを外す時は、先ず、プラグの
ハンドル3を接続の時とは逆方向に回転する。接続の時
とは逆の作動により、カムスライダ35が元の位置に戻
され、プリント基板68、69とエラストマコネクタ5
1は圧縮状態から開放され、電気的接続は切られる。次
に、リセプタクルとプラグの結合を解除するためハンド
ル3を更に接続の時とは逆方向に回転させてカムスライ
ダ35を中立の位置から接続時とは逆方向に移動させる
と、プラグハウジング2の横腹の穴38から突出してい
るカムスライダ35の中央部の解除用突起37がシャッ
タのリリース突起65を押し、シャッタ61を外側に開
いて、シャッタ61とプラグハウジング2の接続用突起
21との噛み合いを解除するので、プラグを取り外すこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】エラストマコネクタを使用することによ
り電極のファインピッチ化が容易となり多芯のコネクタ
を小型化にする事が可能となった。更にコモングランド
をパターンで形成できるため、各シグナルのクロストー
ク対策が容易となり、シグナルのみでは1000芯、コ
モングランドではシグナル500芯+GND500芯ま
で対応可能となった。
【0016】ハンドルの回転をピニオンギアとラックに
よってカム面を有するカムスライダが平行に移動してプ
ラグ側とリセプタクル側のプリント基板が近接するよう
な力を加え、プリント基板の間に介在するエラストマコ
ネクタに均等な接触圧力が加えられるようにし、基板全
体を均一に押圧できるようにし電極の接続が確実におこ
なわれるようになった。
【0017】相手コネクタとの嵌合をシャフトに連結さ
れたハンドルを回転させるだけで簡単に操作できる。
又、カムよる部材の移動にはベアリングを用いたので低
トルクで操作でき、小さな力で操作することができる。
リセプタクル側にシャッタを設けることにより防塵効
果、及び、指がリセプタクルのパッドに触れる事が防止
できる。リセプタクル側は接続相手に対応する基板を直
接取り付けるため、コネクタと基板の接続が不要とな
り、無半田接続となりコストを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタを接続した状態の縦断面図
【図2】コネクタを接続した状態の横断面図
【図3】プラグの斜視図
【図4】フードを外した状態のプラグの斜視図
【図5】プラグを下から見た斜視図
【図6】プラグの分解図
【図7】ピニオンとラック部分の斜視図
【図8】アクチュエータの斜視図
【図9】リセプタクルの斜視図
【図10】シャッタを開いた状態の斜視図
【図11】リセプタクルの分解図
【符号の説明】
1 フード 2 プラグハウジング 21 突起 3 ハンドル 31 ハンドルシャフト 32 ギア 33 ピニオンギア 34 ラック 35 カムスライダ 353 ベアリング 4 アクチュエータ 5 ホルダ 51 エラストマコネクタ 6 リセプタクルハウジング 61 シャッタ 62 シャッタシャフト 63 スティフナ 68 プラグ側プリント基板 69 リセプタクル側プリント基板 8 緩衝材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルとこのハンドルに連結された回
    転シャフト、このシャフトに設けたギア、このギアにピ
    ニオンを介して噛み合うラックと上面及び又は下面にカ
    ム面を有するスライダ、このカム面に当接するベアリン
    グ、及び、スライダの下面に設けたエラストマコネクタ
    からなる多芯コネクタ。
  2. 【請求項2】 カム面に当接するベアリングは、プラグ
    ハウジングとアクチュエータに設けてある請求項1の多
    芯コネクタ。
  3. 【請求項3】 エラストマコネクタは、ホルダの格子枠
    に嵌合してある請求項1又は2の多芯コネクタ。
  4. 【請求項4】 プラグハウジングに結合用の突起が設け
    てある請求項1から3の多芯コネクタ。
  5. 【請求項5】 リセプタクルは、電極を覆う開閉可能な
    シャッタを有し、シャッタはプラグを挿入することによ
    り自動的に開く請求項1〜4の多芯コネクタ。
  6. 【請求項6】 リセプタクルのシャッタとプラグハウジ
    ングの突起が噛み合い、接続時の反力を得るようにした
    請求項4又は5の多芯コネクタ。
  7. 【請求項7】 カムスライダとシャッタは接続解除用の
    突起を有する請求項1〜6の多芯コネクタ。
JP8452597A 1997-03-18 1997-03-18 多芯コネクタ Pending JPH10261452A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8452597A JPH10261452A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 多芯コネクタ

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JP8452597A JPH10261452A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 多芯コネクタ

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JPH10261452A true JPH10261452A (ja) 1998-09-29

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ID=13833065

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JP8452597A Pending JPH10261452A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 多芯コネクタ

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JP (1) JPH10261452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133012A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ
KR20160128234A (ko) * 2015-04-28 2016-11-07 타이코 일렉트로닉스 저팬 지.케이. 커넥터

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133012A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ
KR20160128234A (ko) * 2015-04-28 2016-11-07 타이코 일렉트로닉스 저팬 지.케이. 커넥터
JP2016207598A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ

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