JPH10261065A - 車線認識装置 - Google Patents

車線認識装置

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JPH10261065A
JPH10261065A JP9064397A JP6439797A JPH10261065A JP H10261065 A JPH10261065 A JP H10261065A JP 9064397 A JP9064397 A JP 9064397A JP 6439797 A JP6439797 A JP 6439797A JP H10261065 A JPH10261065 A JP H10261065A
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JP
Japan
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lane
dimensional image
luminance
image sensors
vehicle
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JP9064397A
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English (en)
Inventor
Hisanori Yasuki
寿教 安木
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • G06V20/588Recognition of the road, e.g. of lane markings; Recognition of the vehicle driving pattern in relation to the road
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/25Fusion techniques
    • G06F18/254Fusion techniques of classification results, e.g. of results related to same input data
    • G06F18/256Fusion techniques of classification results, e.g. of results related to same input data of results relating to different input data, e.g. multimodal recognition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/44Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次元イメージセンサを使用することによっ
てコストパーフォーマンスを向上した車線認識装置を提
供する。 【解決手段】 1次元イメージセンサであるCCDアレ
イ11、12、13で検出された画像はマイクロコンピ
ュータ14に取り込まれ、所定幅以上の高輝度領域を車
線候補として抽出する。各CCDアレイごとに例えば所
定幅に最も近い車線候補を選択し、これらを結ぶ曲線を
最小2乗法等によって車線とし、例えばディスプレイ1
4に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車線認識装置に係わ
り、特に1次元イメージセンサを使用した車線認識装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の自動運転システムの実用
化が進められているが、1つのサブシステムとして車線
を認識する装置がある。例えば特開平8−16997号
公報には、2次元イメージセンサであるCCDカメラに
よって撮影された自車前方情景の画像から画像処理によ
って車線情報を抽出することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら車線認識
に機能を特定した場合には、2次元画像を撮影すること
のできるCCDカメラを使用することは装置自体の価格
が高くなり、いわゆるコストパーフォーマンスが悪化す
ることは避けることができない。本発明は上記課題に鑑
みなされたものであって、1次元イメージセンサを使用
することによってコストパーフォーマンスを向上した車
線認識装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る車線認
識装置は、車両前面に予め定められた所定距離を隔てて
鉛直に配置された車両前方を視野とする少なくとも2本
の1次元イメージセンサと、少なくとも2本の1次元イ
メージセンサによって撮影された1次元画像に基づいて
車線を認識する車線認識手段と、を具備する。
【0005】第1の発明に係る車線認識装置にあって
は、車両前方に設置された1次元イメージセンサで撮影
された画像によって車線が認識される。第2の発明に係
る車線認識装置は、車線認識手段が少なくとも2本の1
次元イメージセンサによって撮影されたそれぞれの1次
元画像から予め定められたしきい値以上の輝度を有する
領域を抽出する高輝度領域抽出手段と、高輝度領域抽出
手段によって抽出された少なくとも2本の1次元イメー
ジセンサに対応する少なくとも2つの高輝度領域の近似
線を車線とする車線生成手段と、からなる。
【0006】第2の発明に係る車線認識装置にあって
は、1次元画像中からしきい値以上の輝度を有する領域
が抽出され、高輝度領域を近似することにより車線が認
識される。第3の発明に係る車線認識装置は、車線認識
手段が少なくとも2本の1次元イメージセンサによって
撮影されたそれぞれの1次元画像から予め定められたし
きい値以上の輝度差に挟まれた領域を抽出する高輝度差
領域抽出手段と、高輝度差領域抽出手段によって抽出さ
れた少なくとも2本の1次元イメージセンサに対応する
少なくとも2つの高輝度差領域の近似線を車線とする車
線生成手段と、からなる。
【0007】第3の発明に係る車線認識装置にあって
は、1次元画像中からしきい値以上の輝度差によって挟
まれた領域が抽出され、その領域を近似することにより
車線が認識される。第4の発明に係る車線認識装置は、
車線認識手段が少なくとも2本の1次元イメージセンサ
によって撮影された1次元画像に基づいて左右の車線の
うち片側の車線だけを認識する片側車線認識手段と、片
側車線認識手段で認識された片側車線と予め定められた
車線幅とに基づいて他方側車線を推定する他方側車線推
定手段と、からなる。
【0008】第4の発明に係る車線認識装置にあって
は、左右一方の車線のみが認識され、他方の車線は無限
遠点と一方の車線とに基づいて他方車線が推定される。
第5の発明に係る車線認識装置は、車両前方に予め定め
られ鉛直に配置された少なくとも1本の1次元イメージ
センサと、車両が走行している道路の道路形状情報を検
出する道路形状情報検出手段と、1次元イメージセンサ
によって撮影された1次元画像と道路形状情報検出手段
で検出された道路形状情報とに基づいて車線を認識する
車線認識手段と、を具備する。
【0009】第5の発明に係る車線認識装置にあって
は、1次元イメージセンサで撮影された画像と道路形状
情報とに基づいて車線が認識される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る車線認識装置
の1実施例の構成図であって、フロントガラス10にフ
ロントガラスの左下隅を原点とするX軸についてX
(i)(i=1,2,3)の3位置に1次元イメージセ
ンサ11、12および13が設置されている。
【0011】3本の1次元イメージセンサ11、12お
よび13の出力は、マイクロコンピュータシステム14
の1構成要素であるA/Dコンバータ141に導かれ
る。なお、マイクロコンピュータシステム14はA/D
コンバータ141の他にバス140、CPU142、メ
モリ143およびインターフェイス144を含んでい
る。
【0012】さらに、マイクロコンピュータシステム1
4のインターフェイス144にはディスプレイ15が接
続されており、マイクロコンピュータシステム14で認
識された車線が表示される。1次元イメージセンサ1
1、12および13は例えば電荷結合素子が1列に接続
されたCCDアレイであって、X(1)、X(2)およ
びX(3)の各位置における縦方向位置Y(i,j)に
おける輝度B(i,j)が検出される。
【0013】図2はメモリ143内に記憶され、CPU
で実行される車線認識メインルーチンのフローチャート
である。ステップ21において車線候補抽出サブルーチ
ンが、ステップ22において車線認識サブルーチンが、
ステップ23において他方車線推定サブルーチンが実行
されるが、各サブルーチンの内容については後述する。
【0014】ステップ24において車線情報をインター
フェイス144を介して他のサブシステム、例えばディ
スプレイ15、に出力してこのルーチンを終了する。図
3は車線候補抽出サブルーチンのフローチャートであっ
て、ステップ211でX軸方向の位置を表す水平方向イ
ンデックスiを初期値 "1" に設定する。ステップ21
2で1次元イメージセンサ1iで検出されたX軸方向の
位置X(i)における縦方向、すなわちY方向の輝度B
(i,j)(j=1,2・・・J)を読み込み、ステッ
プ213で車線候補抽出補助ルーチンを実行する。な
お、車線候補抽出補助ルーチンの内容は後述する。
【0015】ステップ214で水平方向インデックスi
が最大値 "I" (本実施例の場合は"3" )であるかを
判定し、否定判定されたときはステップ215で水平方
向インデックスiをインクリメントしてステップ212
に戻る。なお、ステップ214で肯定判定されたときは
直接このサブルーチンを終了する。図4は車線候補抽出
補助ルーチンのフローチャートであって、ステップ21
3aにおいてY軸方向の位置を表す鉛直方向インデック
スjを初期値 "1" に、1つの1次元イメージセンサで
撮影された画像中に存在する車線候補の個数を表す個数
インデックスkを初期値 "0" に、車線領域の幅を示す
カウンタCNTを初期値 "0" に設定する。
【0016】ステップ213bで輝度B(i,j)が予
め定められたしきい値輝度α以上の高輝度であるかを判
定し、肯定判定されたとき、すなわち、高輝度領域であ
るときはステップ213cでカウンタCNTをインクリ
メントしてステップ213hに進む。ステップ213b
で否定判定されたとき、すなわち高輝度領域でないとき
はステップ213dでカウンタCNTがX軸方向の位置
X(i)に対応して定められたしきい値幅W(i)以上
であるかを判定する。
【0017】この判定を行う目的はノイズ的な高輝度領
域を車線と認識することを回避するためであって、遠方
であるほど車線幅は狭く見えることを考慮して、進行方
向左側の車線だけを検出する場合にはX軸位置が増加す
るほどしきい値幅W(i)を小さく設定する。すなわ
ち、本実施例においては、 W(1)> W(2) > W(3) とする。
【0018】ステップ213dで肯定判定されたとき、
すなわち、しきい値幅W(i)以上の高輝度領域がある
ときはステップ213eで車線候補Z(i,k)の値を
Y軸方向を表すインデックスjおよびカウンタCNTの
関数として決定される。 Z(i,k)=f(j,CNT) なお関数f(j,CNT)としては、例えば高輝度領域
の終了位置から高輝度領域の幅CNTの1/2を減算す
る算式を適用することができる。
【0019】f(j,k)=j − CNT/2 ステップ213fで輝度幅Q(i,k)をCNTに設定
し、ステップ213gで車線候補の個数インデックスk
をインクリメントし、ステップ213hでカウンタCN
Tをリセットする。なお、ステップ213dで否定判定
されたとき、すなわち、高輝度領域がしきい値幅W
(i)以下であるときはノイズであるとみなして直接ス
テップ213hに進む。
【0020】次に、ステップ213iにおいて鉛直方向
インデックスjをインクリメントし、ステップ213j
において鉛直方向インデックスjが最大値J以上になっ
たかを判定する。ステップ213jで否定判定されたと
き、すなわち、鉛直方向インデックスjが最大値J以上
となっていないときは、ステップ213bに戻る。
【0021】ステップ213jで肯定判定されたとき、
すなわち、鉛直方向インデックスjが最大値J以上とな
ったときは、ステップ213kでX(i)で認識された
車線候補の個数kをK(i)に記憶してこのルーチンを
終了する。図9は車線候補抽出方法の説明図であって、
CCDアレイ11で撮影された画像を概念的に示してい
る。すなわちCCDアレイ11上で斜線部は低輝度領域
を、白抜き部91、92は高輝度領域を示している。
【0022】左側のグラフは輝度変化の説明図であっ
て、縦方向にY座標を、横方向に輝度をとる。本補助ル
ーチンによりCCDアレイ11から高輝度領域91、9
2が抽出されるが、高輝度領域92の帯CNTは、しき
い値幅W(1)以下であるので、本補助ルーチンの実行
により高輝度領域91が車線候補として抽出される。
【0023】図5は車線認識ルーチンのステップ22で
実行される車線認識サブルーチンのフローチャートであ
って、ステップ221で水平方向インデックスiを初期
値 "1" に設定する。続いて、ステップ222でK
(i)が "1" であるか、すなわち車線候補抽出サブル
ーチンで抽出された水平方向位置X(i)で認識された
車線候補が "1" であるかを判定する。
【0024】ステップ222で肯定判定されたとき、す
なわち水平方向位置X(i)で認識された車線候補が
"1" であるときは、ステップ223で水平方向位置X
(i)における車線位置P(i)をZ(i,k)として
ステップ225に進む。逆にステップ222で否定判定
されたとき、すなわち水平方向位置X(i)で認識され
た車線候補が複数個存在するときは、ステップ224で
Z(i,k)の代表値を車線位置P(i)をとしてステ
ップ225に進む。
【0025】なお、水平方向位置X(i)の複数の車線
候補の代表値としては輝度幅Q(i,k)のなかで、し
きい値W(i)に最も近いものを選択することが適当で
ある。ステップ225においては水平方向の全部につい
て車線位置P(i)が決定されたか否かを判定し、否定
されたとき、すなわち水平方向の全部について車線位置
P(i)が決定されいないときはステップ226で水平
方向インデックスiをインクリメントしてステップ22
2に戻る。
【0026】逆にステップ225で肯定判定されたと
き、すなわち水平方向の全部について車線位置P(i)
が決定されたときはステップ227で左側車線を表す曲
線の法定式YL を次式により決定してこのサブルーチン
を終了する。 YL =g{X,P(1),P(2),P(3)} 例えば、 YL =aX+b として、3点P(1),P(2),P(3)に基づき、
最小2乗法により係数aおよびbを決定することもでき
る。
【0027】また、 YL =aX2 +bX+c として、3点P(1),P(2),P(3)を通過する
ように係数a,b,cを決定することもできる。図6は
車線認識ルーチンのステップ23で実行される他方車線
推定サブルーチンのフローチャートであって、ステップ
231で消点(Vanishing Point )のX座標XV を算出
する。
【0028】すなわち、CCDアレイ11、12および
13の地面に対する設置位置および傾斜角が判れば、水
平線は次式により決定される。 YL =β したがって、 β=aXV +b または、 β=aXV 2 +bXV +c を解くことにより、消点のX座標XV が算出される。
【0029】さらに、 YL = 0 として、 0=aXL +b または、 0=aXL 2 +bXL +c を解くことにより、車両前端における左車線位置のX座
標XL が算出される。
【0030】次にステップ232において、右車線の方
程式 YR =h(XR ,XV ,β,X) が決定される。すなわち、XR は車両前端における右車
線位置のX座標であって、車両前端における車線幅をL
とすれば、 XR =XL +L となる。また(XV ,β)は、それぞれ消点のX座標お
よびY座標である。
【0031】例えば、 YR =dX+e として2点(XR ,0),(XV ,β)を通過するよう
に係数d,eを決定することができる。以上はCCDア
レイで検出される高輝度領域の幅によって車線候補を抽
出しているが、輝度変化率によっても車線候補を抽出す
ることが可能である。
【0032】図7は、図4の車線候補抽出補助ルーチン
に代えて実行される第2の車線候補抽出補助ルーチンの
フローチャートである。まず、ステップ700でY軸方
向の位置を表す鉛直方向インデックスjを初期値 "1"
に、1つの1次元イメージセンサで撮影された画像中に
存在する車線候補の個数を表す個数インデックスkを初
期値 "0" に、高輝度領域の幅を示すカウンタCNTを
初期値 "0" に設定する。
【0033】ステップ701で次式により(i,j)番
目の画素における輝度変化率ΔBを求める。 ΔB=B(i,j+1)−B(i,j−1) ステップ702においてカウンタCNTが "0" である
かを判定し、肯定判定されれば低輝度領域から高輝度領
域に移行したものとしてステップ703に進む。
【0034】ステップ703において輝度変化ΔBが予
め定めたしきい値δ以上増加したかが判定され、肯定判
定されたときはステップ704でカウンタCNTをイン
クリメントしてステップ712に進む。なお、しきい値
以上の輝度変化が検出されないときは直接ステップ71
2に進む。ステップ702で否定判定されたとき、すな
わち高輝度領域に入っているときはステップ705に進
み、輝度変化ΔBが予め定めたしきい値δ以上減少した
かが判定される。ステップ705で否定判定されたとき
は、まだ高輝度領域にあるものとしてステップ706で
カウンタCNTをインクリメントしてステップ712に
進む。
【0035】ステップ705で肯定判定されたときは、
高輝度領域から低輝度領域に移行したものとしてステッ
プ707で高輝度領域の幅CNTが予め定められたしき
い値幅W(i)以上であるかが判定される。そして、肯
定判定されたとき、すなわち高輝度領域の幅CNTがし
きい値W(i)以上であるときは、ステップ708で車
線候補Z(i,k)の値をY軸方向を表すインデックス
jおよびカウンタCNTの関数として決定される。
【0036】Z(i,k)=f(j,CNT) なお関数f(j,CNT)としては、例えば高輝度領域
の終了位置から高輝度領域の幅CNTの1/2を減算す
る算式を適用することができる。 f(j,k)=j − CNT/2 ステップ709で高輝度領域の幅Q(i,k)をCNT
に設定し、ステップ710で車線候補の個数インデック
スkをインクリメントし、ステップ711に進む。
【0037】なお、ステップ707で否定判定されたと
き、すなわち、高輝度領域がしきい値幅W(i)以下で
あるときはノイズであるとみなして直接ステップ711
に進む。ステップ711でカウンタCNTをリセットし
てステップ712に進む。ステップ712では鉛直方向
インデックスjをインクリメントし、ステップ713に
おいて鉛直方向インデックスjが最大値J以上となった
かを判定する。
【0038】ステップ713で否定判定されたとき、す
なわち、鉛直方向インデックスjが最大値Jに到達して
いないときはステップ701に戻る。ステップ713で
肯定判定されたとき、すなわち、鉛直方向インデックス
jが最大値J以上となったときは、ステップ714でX
(i)で認識された白線イメージの個数kをK(i)に
記憶してこのルーチンを終了する。
【0039】また、図5に示す車線認識サブルーチンは
1つのCCDアレイで複数の車線イメージが検出された
場合にはその代表値を使用して車線を決定しているが、
複数の車線イメージの組み合わせにより算出される車線
の中から最も近似誤差の少ないものを車線として表示す
ることも可能である。図8は、図5の車線認識サブルー
チンに代えて実行される第2の車線認識サブルーチンの
フローチャートである。
【0040】まず、ステップ800において3つのCC
Dアレイ11、12、13で検出された車線イメージの
番号を表すインデックスj1 ,j2 ,j3 を初期値
"1" にリセットし、ステップ801で最小値Minを
初期値(十分大きな値、例えば1000)に設定する。
ステップ802において、図4の車線抽出補助ルーチン
あるいは図7の第2の車線抽出補助ルーチンで抽出され
た車線イメージを使用して最小2乗近似計算を実行しそ
の際の誤差Gを算出する。
【0041】例えば、Z(1,j1 ),Z(2,
2 ),Z(3,j3 )の三点を通過する直線、 Y=aX+b の係数a,bを最小2乗法を使用して決定し、その際の
近似誤差をGとする。ステップ803でGが最小値Mi
nより小さいかを判定し、肯定判定されたときはステッ
プ804で最小値MinをGで置き換え、ステップ80
5で(j1 ,j2 ,j3 )を(J1 ,J2 ,J3 )とし
て記憶してステップ806に進む。なお、ステップ80
3で否定判定されたときは直接すて806に進む。
【0042】ステップ806ではインデックスj1 がK
(1)以上となったかを判定し、否定判定された時はス
テップ807でインデックスj1 をインクリメントして
ステップ802に戻る。なおステップ806で肯定判定
されたときはステップ808でインデックスj1
"1" にリセットしてステップ809に進む。ステップ
809ではインデックスj2 がK(2)以上となったか
を判定し、否定判定された時はステップ810でインデ
ックスj2 をインクリメントしてステップ802に戻
る。なおステップ809で肯定判定されたときはステッ
プ810でインデックスj2 を "1" にリセットしてス
テップ812に進む。
【0043】ステップ812ではインデックスj3 がK
(3)以上となったかを判定し、否定判定された時はス
テップ810でインデックスj3 をインクリメントして
ステップ802に戻る。なおステップ809で肯定判定
されたときはこの補助ルーチンを終了する。上記実施例
は2本以上のCCDアレイで撮像された画像に基づいて
車線を検出しているが、車両に取り付けられたセンサに
よって検出された道路形状を利用することによってCC
Dアレイの本数を減らすことも可能である。
【0044】なお、道路形状を検出するセンサとして
は、ヨーレートセンサ、ステアリング角度センサ、ナビ
ゲーション装置等を使用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】第1の発明に係る車線認識装置によれ
ば、車両前方に向けて設置された1次元イメージセンサ
で撮影された画像によって車線を認識することが可能と
なる。第2の発明に係る車線認識装置によれば、1次元
画像中からしきい値以上の輝度を有する領域を抽出し
て、高輝度領域を近似する曲線を算出することにより車
線を認識することが可能となる。
【0046】第3の発明に係る車線認識装置によれば、
1次元画像中からしきい値以上の輝度差によって挟まれ
た領域を抽出し、その領域を近似する曲線を算出するこ
とにより車線を認識することが可能となる。第4の発明
に係る車線認識装置によれば、左右一方の車線のみを認
識して、他方の車線は無限遠点と一方の車線とに基づい
て他方車線を推定することが可能となる。
【0047】第5の発明に係る車線認識装置によれば、
1次元イメージセンサで撮影された画像と道路形状情報
とに基づいて車線を認識することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る車線認識装置の1実施例
の構成図である。
【図2】図2は、車線認識ルーチンのフローチャートで
ある。
【図3】図3は、車線候補抽出サブルーチンのフローチ
ャートである。
【図4】図4は、車線候補抽出補助ルーチンのフローチ
ャートである。
【図5】図5は、車線認識サブルーチンのフローチャー
トである。
【図6】図6は、他方車線推定サブルーチンのフローチ
ャートである。
【図7】図7は、第2の車線候補抽出補助ルーチンのフ
ローチャートである。
【図8】図8は、第2の車線認識サブルーチンのフロー
チャートである。
【図9】図9は、車線候補抽出方法の説明図である。
【符号の説明】
10…フロントガラス 11、12、13…CCDアレイ 14…マイクロコンピュータ 15…ディスプレイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前面に予め定められた所定距離を隔
    てて鉛直に配置された車両前方を視野とする少なくとも
    2本の1次元イメージセンサと、 前記少なくとも2本の1次元イメージセンサによって撮
    影された1次元画像に基づいて車線を認識する車線認識
    手段と、を具備する車線認識装置。
  2. 【請求項2】 前記車線認識手段が、 前記少なくとも2本の1次元イメージセンサによって撮
    影されたそれぞれの1次元画像から予め定められたしき
    い値以上の輝度を有する領域を抽出する高輝度領域抽出
    手段と、 前記高輝度領域抽出手段によって抽出された少なくとも
    2本の1次元イメージセンサのそれぞれによって検出さ
    れる少なくとも2つの高輝度領域の近似線を車線とする
    車線生成手段と、からなる請求項1に記載の車線認識装
    置。
  3. 【請求項3】 前記車線生成手段が、 前記高輝度領域抽出手段によってそれぞれの1次元イメ
    ージセンサによって2以上の高輝度領域が抽出されたと
    きは、自車からの前方距離に対応した幅を有する高輝度
    領域の近似線を車線とするものである請求項2に記載の
    車線認識装置。
  4. 【請求項4】 前記車線生成手段が、 前記高輝度領域抽出手段によってそれぞれの1次元イメ
    ージセンサによって2以上の高輝度領域が抽出されたと
    きは、各高輝度領域の近似線のうち誤差が最小の近似線
    を車線とするものである請求項2に記載の車線認識装
    置。
  5. 【請求項5】 前記車線認識手段が、 前記少なくとも2本の1次元イメージセンサによって撮
    影されたそれぞれの1次元画像から予め定められたしき
    い値以上の輝度差に挟まれた領域を抽出する高輝度差領
    域抽出手段と、 前記高輝度差領域抽出手段によって抽出された少なくと
    も2本の1次元イメージセンサに対応する少なくとも2
    つの高輝度差領域の近似線を車線とする車線生成手段
    と、からなる請求項1に記載の車線認識装置。
  6. 【請求項6】 前記車線生成手段が、 前記高輝度差領域抽出手段によってそれぞれの1次元イ
    メージセンサによって2以上の高輝度差領域が抽出され
    たときは、自車からの前方距離に対応した幅を有する高
    輝度差領域の近似線を車線とするものである請求項5に
    記載の車線認識装置。
  7. 【請求項7】 前記車線生成手段が、 前記高輝度差領域抽出手段によってそれぞれの1次元イ
    メージセンサによって2以上の高輝度差領域が抽出され
    たときは、各高輝度差領域の近似線のうち誤差が最小の
    近似線を車線とするものである請求項5に記載の車線認
    識装置。
  8. 【請求項8】 前記車線認識手段が、 前記少なくとも2本の1次元イメージセンサによって撮
    影された1次元画像に基づいて左右の車線のうち片側の
    車線だけを認識する片側車線認識手段と、 前記片側車線認識手段で認識された片側車線と予め定め
    られた車線幅とに基づいて他方側車線を推定する他方側
    車線推定手段と、からなる請求項1から7のいづれか1
    項に記載の車線認識装置。
  9. 【請求項9】 車両前方に予め定められ鉛直に配置され
    た少なくとも1本の1次元イメージセンサと、 車両が走行している道路の道路形状情報を検出する道路
    形状情報検出手段と、 前記1次元イメージセンサによって撮影された1次元画
    像と前記道路形状情報検出手段で検出された道路形状情
    報とに基づいて車線を認識する車線認識手段と、を具備
    する車線認識装置。
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