JPH10260364A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

Info

Publication number
JPH10260364A
JPH10260364A JP6671197A JP6671197A JPH10260364A JP H10260364 A JPH10260364 A JP H10260364A JP 6671197 A JP6671197 A JP 6671197A JP 6671197 A JP6671197 A JP 6671197A JP H10260364 A JPH10260364 A JP H10260364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
microscope
arm
base
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6671197A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Shimizu
敬之 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6671197A priority Critical patent/JPH10260364A/ja
Publication of JPH10260364A publication Critical patent/JPH10260364A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】余分なユニットを使用することなく、かつ構成
が簡単で安価に、ステージ上下方式または鏡筒上下方式
の焦準機構を、同一鏡基内で任意に選択できる顕微鏡を
提供する。 【解決手段】ベース部1と、対物レンズ4、接眼レンズ
6および対物レンズ光軸に沿って移動自在な焦準機構
7、8を有するアーム部2と、標本11を載置するステ
ージ11と、ステージ11を保持しかつ焦準機構7、8
に支持されて移動自在なステージ保持部材9とを備えた
顕微鏡において、アーム部2またはステージ保持部材9
のいずれか一方を選択的にベース部1に固定できる手段
12、13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡に係わり、
詳しくは教育・実習を目的とする顕微鏡の焦準方式の切
り替えに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡のピント合わせを行う焦準
方式には、ステージを上下し標本を動かすステージ上下
方式と、鏡筒が上下し対物レンズを動かす鏡筒上下方式
とがある。これらは、それぞれ機構および機能が異なる
ため、専用の顕微鏡本体を用いるのが一般的である。
【0003】図8はステージ上下方式の顕微鏡を示す。
図8において、鏡基41のアーム部42には、接眼レン
ズ43を装着した鏡筒44と、対物レンズ46を装着し
たレボルバ45とが同一観察光軸上に配設されている。
一方、鏡基41の胴部41aには、ガイド47が観察光
学系の光軸方向に配設され、このガイド47のインナー
レ−ス(図示省略)には、観察光軸上に配置された標本
Sを載置するステージ48を保持するためのステージ保
持部材49が上下動自在に装着されている。さらに、鏡
基41の側面には、焦準ハンドル50が配設され、この
焦準ハンドル50の回転量が、鏡基41内に埋設されて
いる焦準機構(図示省略)によって、ステージ保持部材
47の焦準移動(標本Sを対物レンズ46の焦点位置へ
配置するための観察光軸方向への移動)に変換される焦
準方式となっている。
【0004】図9は鏡筒上下方式の顕微鏡を示す。な
お、ステージ上下方式の顕微鏡と同一の部材には、同一
の符号を付し説明を省略する。図9において、鏡基51
の胴部51aには、接眼レンズ43を装着した鏡筒44
と対物レンズ46を装着したレボルバ45とが同一観察
光軸上に配設されたア−ム部52が、上下動自在に装着
されている。また、胴部51aの側面に配設された焦準
ハンドル50を回転させることによって、アーム部52
を焦準移動させる。一方、観察光軸上に配置された標本
Sを載置するステージ48を保持するためのステージ保
持部材49は、鏡基51に固着されている。
【0005】また、特開平4−184312号公報に
は、一つの顕微鏡本体で、ステージ上下方式で標本を移
動させる方式と、レボルバ上下で対物レンズを移動させ
る方式とを切り替えることができる「焦準機構付き顕微
鏡」が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術の顕微鏡には、つぎのような問題点があった。すなわ
ち、ステージ上下方式または鏡筒上下方式の単一焦準機
構を有する顕微鏡では、教育・実習用に買い足し等で補
充した場合、必ずしも手持ちの顕微鏡の焦準方式とは合
致しない場合が生じ、指導する際に統一が取れず、教え
る側も、教えられる側も共に混乱を招くという問題が生
じてくる。
【0007】また、特開平4−184312号公報に開
示されているステージ上下方式とレボルバ上下方式とを
切り替える焦準機構付き顕微鏡では、無限遠光学系を備
えているため、顕微鏡自体が高価であるばかりか、切り
替える際には、大掛かりな別のユニット装置が必要のた
め、さらに高価なものとなり、教育・実習用には不向き
である。また、切り替えの際に余分となったユニットを
保存しておかないと、再度の切り替えができなくなるた
め、大きな保存スペースを必要とするという問題が生じ
てくる。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1、2または3に係る発明の課題
は、余分なユニットを使用することなく、かつ構成が簡
単で安価に、ステージ上下方式または鏡筒上下方式の焦
準機構を、同一鏡基内で任意に選択できる顕微鏡を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1、2または3に係る発明は、ベース部と、
対物レンズ、接眼レンズおよび対物レンズ光軸に沿って
移動自在な焦準機構を有するアーム部と、標本を載置す
るステージと、該ステージを保持しかつ前記焦準機構に
支持されて移動自在なステージ保持部材とを備えた顕微
鏡において、前記アーム部または前記ステージ保持部材
のいずれか一方を選択的に前記ベース部に固定できる手
段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項1、2または3に係る発明の作用で
は、アーム部またはステージ保持部材のいずれか一方を
選択的にベース部に固定できる手段を設けたことによ
り、アーム部をベース部に固定したときには、焦準操作
によりステージ保持部材が対物レンズ光軸方向に移動
し、ステージ保持部材をベース部に固定したときには、
焦準操作によりアーム部が対物レンズ光軸方向に移動す
る。請求項2に係る発明の作用では、上記作用に加え、
アーム部またはステージ保持部材をベース部に固定でき
る手段は、共通のスペーサをベース部上で移動して、ア
ーム部またはステージ保持部材のいずれか一方を固定で
きるものであることにより、焦準方式の切り替えのため
に、余分なユニットを必要としない。請求項3に係る発
明の作用では、上記作用に加え、アーム部またはステー
ジ保持部材をベース部に固定できる手段は、アーム部ま
たはステージ保持部材のいずれか一方の固定には、スペ
ーサを介して固定し、他方の固定には、直接ベース部に
固定するものであることにより、より重量の大きい方を
直接ベース部に固定して安定した状態にできる。
【0011】
【発明の実施の形態1】図1〜図2は発明の実施の形態
1を示し、図1はステージ上下方式に仕立てた顕微鏡の
側面図、図2は鏡筒上下方式に仕立てた顕微鏡の側面図
である。
【0012】図1において、顕微鏡の下部には、ベース
部1が配設され、ベース部1の上面には、アーム部2を
固定する取付け部1aと、ステージ保持部材たるステー
ジホルダ9を固定する取付け部1bとが、同一平面上に
形成されている。図1においては、ステージ上下方式の
仕立てのため、ベース部1の取付け部1aに、一定の厚
さに仕上げたスペーサ12を介して、アーム部2が少な
くとも1本のボルト13により、下方より固定されてい
る。
【0013】アーム部2の先端下部には、レボルバ3が
取着され、レボルバ3には、対物レンズ4が装着されて
いる。また、アーム部2の先端上部には、鏡筒5が取着
され、鏡筒5には、接眼レンズ6が装着されている。さ
らに、アーム部2の正面には、ガイド7を介してステー
ジ保持部材たるステージホルダ9が、図示を省略した例
えばラックピニオン方式の焦準機構により、焦準ハンド
ル8の回転操作で上下方向に移動自在に連結されてい
る。ステージホルダ9には、ステージ10が取着されて
おり、ステージ10上には、標本11が保持されてい
る。
【0014】このようなステージ上下方式の仕立てで
は、アーム部2がベース部1に固定されているため、焦
準ハンドル8を操作すると、ガイド7に沿って、ステー
ジホルダ9が上下動する。ステージホルダ9の上下動に
伴い、ステージ10および標本11も上下に移動するの
で、標本11を顕微鏡光学系の対物レンズ4の焦点に合
致させることができる。
【0015】図2は、図1のステージ上下方式の仕立て
の顕微鏡を、鏡筒上下方式の仕立てに変更したものであ
るため、同一の部材には同一の符号を付し説明を省略す
る。図1のベース部1とアーム部2との取付け状態よ
り、ボルト13を外し、図2に示すように、L字形のス
テージホルダ9の下面を、スペーサ12を介してベース
部1上の取付け部1bに少なくとも1本のボルト13に
より固定する。これにより、ステージホルダ9に取着さ
れているステージ10および標本11の位置も固定され
る。
【0016】このような鏡筒上下方式の仕立てでは、ス
テージホルダ9がベース部1に固定されているため、焦
準ハンドル9を操作すると、ガイド7に沿ってアーム部
2が焦準ハンドル8とともに上下動する。アーム部2の
上下動に伴い、レボルバ3および対物レンズ4も上下に
移動するので、ステージ10上に保持されている標本1
1に対物レンズ4の焦点を合致させることができる。こ
の鏡筒上下方式の場合、アーム2の上下動に伴い、鏡筒
5および接眼レンズ6も移動するので、対物レンズ4と
接眼レンズ6との距離が変化することはないので、観察
光学系が有限光学系で構成されても、何ら問題が生じる
ことはない。また、ステージ上下方式の場合も、対物レ
ンズ4と接眼レンズ6との距離が変化することはないの
で、同様に観察光学系に有限光学系を用いても差し支え
ない。
【0017】本発明の実施の形態1によれば、全く同一
の鏡体およびユニットを使用して、取付け位置を変更す
るのみで、ステージ上下方式と鏡筒上下方式とを切り替
えることができる。また、余分なユニットが不要であ
り、かつ有限光学系を採用できるので、顕微鏡自体を安
価にすることができる。さらに、余分なユニットが不要
であるため、保管スペースを節減することができる。さ
らにまた、スペーサを用いているため、ステージ上下方
式と鏡筒上下方式とのいずれにおいても、合焦位置より
上下方向に十分な距離移動が可能であり、標本交換等の
操作が非常にし易くなる。
【0018】本発明の実施の形態1では、便宜上焦準ハ
ンドル8および図示を省略した焦準機構をアーム2の内
部に設けているが、固定側に対する相対移動のため、焦
準ハンドル8および図示を省略した焦準機構がステージ
ホルダ9の内部に設けられていても、全く同様の作用効
果を有する。
【0019】
【発明の実施の形態2】図3〜図4は発明の実施の形態
2を示し、図3はステージ上下方式に仕立てた顕微鏡の
側面図、図4は鏡筒上下方式に仕立てた顕微鏡の側面図
である。本発明の実施の形態2は、発明の実施の形態1
と同一の部材を用いている部分が多いので、同一の部材
には同一の符号を付し説明を省略する。
【0020】図3において、顕微鏡の下部には、ベース
部21が配設され、ベース部21の上面には、アーム部
2を固定する取付け部21cと、ステージ保持部材たる
ステージホルダ9を固定する取付け部21dとが、互い
の段差Hだけ取付け部21cの方が低くなるように形成
されている。図3においては、ステージ上下方式の仕立
てのため、ベース部21の取付け部21cに、段差Hよ
り大きな厚さ(約2H程度)に仕上げたスペーサ22を
介して、アーム部2が少なくとも1本のボルト13によ
り、下方より固定されている。その他の構成は、発明の
実施の形態1のステージ上下方式の仕立ての場合と同様
である。
【0021】このようなステージ上下方式の仕立てで
は、アーム部2がベース部21に固定されているため、
焦準ハンドル8を操作すると、ガイド7に沿って、ステ
ージホルダ9が上下動する。ステージホルダ9の上下動
に伴い、ステージ10および標本11も上下に移動する
ので、標本11を顕微鏡光学系の対物レンズ4の焦点に
合致させることができる。
【0022】図4は、図3のステージ上下方式の仕立て
の顕微鏡を、鏡筒上下方式の仕立てに変更したものであ
るため、同一の部材には同一の符号を付し説明を省略す
る。図3のベース部21とアーム部2との取付け状態よ
り、ボルト13を外し、図4に示すように、L字形のス
テージホルダ9の下面を、ベース部21上の取付け部2
1dに、直接当接させ、少なくとも1本のボルト13に
より固定する。これにより、ステージホルダ9に取着さ
れているステージ10および標本11の位置も固定され
る。
【0023】このような鏡筒上下方式の仕立てでは、ス
テージホルダ9がベース部21に固定されているため、
焦準ハンドル8を操作すると、ガイド7に沿ってアーム
部2が焦準ハンドル8とともに上下動する。アーム部2
の上下動に伴い、レボルバ3および対物レンズ4も上下
に移動するので、ステージ10上に保持されている標本
11に対物レンズ4の焦点を合致させることができる。
この鏡筒上下方式の場合およびステージ上下方式の場合
ともに、発明の実施の形態1と同様に、観察光学系が有
限光学系で構成されても、何ら問題が生じることはな
い。
【0024】本発明の実施の形態2によれば、発明の実
施の形態1と同様の効果に加え、鏡筒上下方式の場合
は、スペーサを使用せずにステージホルダ9を直接ベー
ス部に固定するため、より安定した状態での使用が可能
となる。
【0025】本発明の実施の形態2では、ベース部21
において、ステージホルダ9を固定する取付け部21d
より、アーム部2を固定する取付け部21cを低く設定
したが、使用頻度によっては逆に、即ちアーム部2を固
定する取付け部21cより、ステージホルダ9を固定す
る取付け部21dを低く設定し、アーム部2を直接ベー
ス部21に固定するようにしてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態3】図5〜図7は発明の実施の形態
3を示し、図5はステージ上下方式に仕立てた顕微鏡の
側面図、図6はステージ上下方式に仕立てた顕微鏡の背
面図、図7は鏡筒上下方式に仕立てた顕微鏡の側面図で
ある。本発明の実施の形態3は、発明の実施の形態1と
同一の部材を用いている部分が多いので、同一の部材に
は同一の符号を付し説明を省略する。
【0027】図5および図6において、顕微鏡の下部に
は、ベース部31が配設され、ベース部31の上面に
は、アーム部32を固定する取付け部31eと、ステー
ジ保持部材たるステージホルダ34を固定する取付け部
31fとが、同一平面上に形成されている。図5および
図6においては、ステージ上下方式の仕立てのため、ベ
ース部31の取付け部31eに、一定の厚さを有するス
ペーサ33を介して、アーム部32の下部に突設された
フランジ35が少なくとも2本のボルト13により、上
方より固定されている。また、ガイド7を介して上下方
向に移動可能に装着されているステージホルダ34の下
部にも、フランジ36が突設されている。その他の構成
は、発明の実施の形態1のステージ上下方式の仕立ての
場合と同様である。
【0028】このようなステージ上下方式の仕立てで
は、アーム部32がベース部31に固定されているた
め、焦準ハンドル8を操作すると、ガイド7に沿って、
ステージホルダ34が上下動する。ステージホルダ34
の上下動に伴い、ステージ10および標本11も上下に
移動するので、標本11を顕微鏡光学系の対物レンズ4
の焦点に合致させることができる。
【0029】図7は、図5および図6のステージ上下方
式の仕立ての顕微鏡を、鏡筒上下方式の仕立てに変更し
たものであるため、同一の部材には同一の符号を付し説
明を省略する。図5および図6のベース部31とアーム
部32との取付け状態より、ボルト13を外し、図7に
示すように、L字形のステージホルダ34のフランジ3
6の下面を、ベース部31上の取付け部31fに、スペ
ーサ33を介して少なくとも2本のボルト13により固
定する。これにより、ステージホルダ34に取着されて
いるステージ10および標本11の位置も固定される。
【0030】このような鏡筒上下方式の仕立てでは、ス
テージホルダ34がベース部31に固定されているた
め、焦準ハンドル8を操作すると、ガイド7に沿ってア
ーム部32が焦準ハンドル8とともに上下動する。アー
ム部32の上下動に伴い、レボルバ3および対物レンズ
4も上下に移動するので、ステージ10上に保持されて
いる標本11に対物レンズ4の焦点を合致させることが
できる。この鏡筒上下方式の場合およびステージ上下方
式の場合ともに、発明の実施の形態1と同様に、観察光
学系が有限光学系で構成されても、何ら問題が生じるこ
とはない。
【0031】本発明の実施の形態3によれば、発明の実
施の形態1と同様の効果に加え、アーム部またはステー
ジホルダに突設したフランジを用いて、アーム部または
ステージホルダを上方よりボルトでベース部に固定して
いるので、非常に簡便に仕立てを変更することができ
る。
【0032】なお、本願発明においては、つぎの技術的
思想の創作を含むものである。 (1) 前記アーム部およびステージ保持部材には、前
記ベース部に固定するためのフランジを突設したことを
特徴とする請求項1または2記載の顕微鏡。請求項1ま
たは2記載の効果に加え、フランジを用いて上方よりア
ーム部またはステージ保持部材をベース部に固定できる
ので、非常に簡便に仕立てを変更することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1、2または3に係る発明によれ
ば、アーム部をベース部に固定したときには、焦準操作
によりステージ保持部材が対物レンズ光軸方向に移動
し、ステージ保持部材をベース部に固定したときには、
焦準操作によりアーム部が対物レンズ光軸方向に移動す
るので、余分なユニットを使用することなく、かつ構成
が簡単で安価に、ステージ上下方式または鏡筒上下方式
の焦準機構を、同一鏡基内で任意に選択することができ
る。請求項2に係る発明によれば、上記効果に加え、焦
準方式の切り替えのために、余分なユニットを必要とし
ないので、顕微鏡自体を安価にするとともに、保管スペ
ースを節減することができる。請求項3に係る発明によ
れば、上記効果に加え、より重量の多い方を直接ベース
部に固定して安定した状態にできるので、各種の顕微鏡
用ユニットを組み込む場合に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1のステージ上下方式に仕立
てた顕微鏡の側面図である。
【図2】発明の実施の形態1の鏡筒上下方式に仕立てた
顕微鏡の側面図である。
【図3】発明の実施の形態2のステージ上下方式に仕立
てた顕微鏡の側面図である。
【図4】発明の実施の形態2の鏡筒上下方式に仕立てた
顕微鏡の側面図である。
【図5】発明の実施の形態3のステージ上下方式に仕立
てた顕微鏡の側面図である。
【図6】発明の実施の形態3のステージ上下方式に仕立
てた顕微鏡の背面図である。
【図7】発明の実施の形態3の鏡筒上下方式に仕立てた
顕微鏡の側面図である。
【図8】従来技術のステージ上下方式の顕微鏡の側面図
である。
【図9】従来技術の鏡筒上下方式の顕微鏡の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース部 2 アーム部 4 対物レンズ 6 接眼レンズ 7 ガイド 8 焦準ハンドル 9 ステージホルダ 10 ステージ 11 標本 12 スペーサ 13 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部と、対物レンズ、接眼レンズお
    よび対物レンズ光軸に沿って移動自在な焦準機構を有す
    るアーム部と、標本を載置するステージと、該ステージ
    を保持しかつ前記焦準機構に支持されて移動自在なステ
    ージ保持部材とを備えた顕微鏡において、 前記アーム部または前記ステージ保持部材のいずれか一
    方を選択的に前記ベース部に固定できる手段を設けたこ
    とを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記アーム部または前記ステージ保持部
    材を前記ベース部に固定できる手段は、共通のスペーサ
    を前記ベース部上で移動して、前記アーム部または前記
    ステージ保持部材のいずれか一方を固定できるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記アーム部または前記ステージ保持部
    材を前記ベース部に固定できる手段は、前記アーム部ま
    たは前記ステージ保持部材のいずれか一方の固定には、
    スペーサを介して固定し、他方の固定には、直接前記ベ
    ース部に固定するものであることを特徴とする請求項1
    記載の顕微鏡。
JP6671197A 1997-03-19 1997-03-19 顕微鏡 Withdrawn JPH10260364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6671197A JPH10260364A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6671197A JPH10260364A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 顕微鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10260364A true JPH10260364A (ja) 1998-09-29

Family

ID=13323788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6671197A Withdrawn JPH10260364A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10260364A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027730A (ja) * 1999-05-13 2001-01-30 Keyence Corp 共焦点顕微鏡
JP2009216825A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Olympus Corp 顕微鏡システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027730A (ja) * 1999-05-13 2001-01-30 Keyence Corp 共焦点顕微鏡
JP2009216825A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Olympus Corp 顕微鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6239905B1 (en) Inverted microscope
JP3537194B2 (ja) 光学顕微鏡
JP3542623B2 (ja) 手術顕微鏡
JPH10260364A (ja) 顕微鏡
US3868171A (en) Surgical microscope
JPH07168100A (ja) 光学機器
JP3081699B2 (ja) マクロレンズを備えた顕微鏡
US5694242A (en) Multi-function microscope
JP2002055282A (ja) システム顕微鏡
JP6978592B2 (ja) 広領域の共焦点及び多光子顕微鏡で用いる動的フォーカス・ズームシステム
JP2002303797A (ja) 顕微鏡
JP2005128443A (ja) 顕微鏡
JP2002350735A (ja) 手術用顕微鏡
JPH07501635A (ja) 顕微鏡用スイング式自在集光器
WO1997001121A1 (fr) Appareil d'optique
JP3080730B2 (ja) 顕微鏡
JP2001033706A (ja) 顕微鏡
JPS60227214A (ja) 双眼実体顕微鏡
JP2589105Y2 (ja) 顕微鏡
JP3427104B2 (ja) 顕微鏡装置
JP4819989B2 (ja) 顕微鏡
JP3869087B2 (ja) 顕微鏡用照明光学系
JP4717185B2 (ja) 顕微鏡の焦準装置
JPH11183805A (ja) 手術用顕微鏡
JPH07333507A (ja) 顕微鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601