JPH10260271A - 振動で時刻を知らせる腕時計 - Google Patents

振動で時刻を知らせる腕時計

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JPH10260271A
JPH10260271A JP9081892A JP8189297A JPH10260271A JP H10260271 A JPH10260271 A JP H10260271A JP 9081892 A JP9081892 A JP 9081892A JP 8189297 A JP8189297 A JP 8189297A JP H10260271 A JPH10260271 A JP H10260271A
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JP
Japan
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vibration
time
alarm sound
setting
generating
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JP9081892A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tsukui
茂男 筑井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他人に知られずに使用者本人だけに設定した
時刻になったことを知らせることができる腕時計を提供
する。 【解決手段】 腕時計1に、振動を発生させる発振手段
2と、その発振手段2による振動の開始時刻を設定する
時刻設定手段3と、振動開始後に自動又は手動により振
動を停止させる振動停止手段4とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用者本人だけに設
定時刻になったことを知らせる腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時刻を知らせるにはアラ−ム音付
腕時計がある。そして、それはデジタル式又はアナログ
式の目盛板により視覚で随時その時刻を見られると共に
アラ−ム音により聴覚で設定時刻を感知できるようにな
っている。例えば、アラ−ム音付腕時計を使用すると、
周囲の人にもその時刻を設定したことをが知られ、その
音は商談中などに突然発すると顧客との好意的な雰囲気
を壊したり、また気まずくなったりする場合がある。ま
た、アラ−ム音を目覚ましとして使用すると、そのアラ
−ム音で本人以外の周囲の人の睡眠を妨げることがあ
る。
【0003】そこで、ポケットに入れて用いる厚さ約7
mmで名刺大のアラ−ム音と同時に振動によって使用者
に時刻を知らせる箱型時計が提供されている。ポケット
用なのでポケットに入れてそこから振動を感知して使用
なければならず、時刻を知りたい時にはその度毎にポケ
ットから取り出して時計の文字盤を見なければな難点が
あった。またポケットから取り出して立てかけたりして
置いた場合には振動を感知することはできなくなる。し
たがってポケットに入れて使用する場合には、時刻を随
時見るための腕時計を別途に身に着けなければならない
煩わしさがあった。
【0004】また、振動が得られる時計を小型化しよう
としても電子精密部品に振動を与えることは、振動の影
響によって故障が起きたり時間が狂ったりするなどの構
造上問題があり、またアラ−ム音に要するエネルギ−よ
りも振動に要するエネルギ−の方が大きなエネルギ−が
必要であり、感知できる程度の振動を起こさせるには、
電池及び振動発生装置に要する容積が確保されなければ
ならなかったために極めてコンパクトな装置としての腕
時計にまで応用するには至らなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情に鑑みてなされたもので、他人に知られずに使用者
本人だけに設定した時刻になったことを知らせることが
でき、且ついつでも腕に視線を向けるだけで容易に時計
の文字盤を見て時刻の確認ができる腕時計を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、腕時計1に、振動を発生させる発振手段
2と、その発振手段による振動の開始時刻を設定する時
刻設定手段3と、振動開始後に自動又は手動により振動
を停止させる振動停止手段4とを備えて構成するもので
ある。
【0007】また、腕時計に、アラ−ム音を発生させる
アラ−ム音発生手段5と振動を発生させる発振手段2と
を有し、前記アラ−ム音発生手段5によるアラ−ム音の
開始時刻を設定する時刻設定手段3aと前記振動を発生
させる発振手段による振動の開始時刻を設定する時刻設
定手段3とが共有され、且つアラ−ム音開始後に自動又
は手動によりアラ−ム音を停止させるアラ−ム音停止手
段4aと振動開始後に自動又は手動により振動を停止さ
せる振動停止手段4とが共有され、それら共有部分に対
して前記アラ−ム音発生手段5と前記振動の発振手段2
との作動切換えを行なう切換手段6を備えて構成するも
のである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成なので、時刻設定手段3によ
って知らせて欲しい時刻を自由に設定でき、その時刻に
なると振動が開始される。すると、その振動を腕時計の
使用者が皮膚で感知して時刻を知ることができる。そし
て、振動停止手段4によって振動開始後に一定時間で自
動的に停止させたり、また止めたいときに手動により振
動を停止することができる。また、前記アラ−ム音と前
記振動とを切換える切換手段6を備た態様では、適宜前
記アラ−ム音と前記振動とのいずれかを選択して使用す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】近年、腕時計における性能におい
ては機能の多様化が進むと共に耐水圧性、耐衝撃性など
の技術が大幅に向上してきた。そして耐振動性について
も同様に技術進歩は著しいものがあ。このような技術環
境の中にあって本発明が実現した。そこで、本発明の実
施の形態を以下説明する。本発明は、図1に示すよう
に、腕時計1に、振動を発生させる発振手段2と、その
発振手段による振動の開始時刻を設定する時刻設定手段
3と、振動開始後に自動又は手動により振動を停止させ
る振動停止手段4とを備えて構成する。
【0010】前記発振手段2は、錘7の往復動(図3
(駆動手段及び回路を省略)に示す)や偏心回転(図1
(駆動手段及び回路を省略)に示す)、又は偏心板の回
転(図1に示す)等によって振動を得る形態が可能であ
る。充分振動が感じられる程度の大きな振動を得るため
には、相当の質量錘7が存在しこれを小刻みに運動させ
なければならない。小さいエネルギ−で急激に錘7を動
かすことは困難である。しかし、初速度の運動は緩慢で
も徐々にスピ−ドアップすることができるものでは、無
理なく比較的大きな振動が得られる。例えば、錘7の偏
心回転や偏心板の回転等がそれである。最初は緩慢な回
転でも慣性がついて回転のスピ−ドがアップしてくる。
【0011】また、錘7の往復動の場合には、図3(駆
動手段及び回路を省略)に示すように、錘7のを板バネ
等の弾性体8の先端8aに固着し、弾性体の基端8bを
枢支し、その基端8bを弾性体の反発のタイミングと合
致するタイミングで振り続けると小さい力で大きな振れ
を得ることができ。それらの振動を得るためのエネルギ
−源としては、乾電池や太陽電池などの電気エネルギ−
が利用可能でき、電磁石によって鉄錘を往復させたりモ
−タ−によって錘を偏心回転させたり、また偏心板を回
転させたりすることによって振動が得られる。
【0012】物体を振動させると空気の振動が起こりそ
の振動が音として耳に聞えることは好ましくない。その
ために耳に音として聞えることのない毎秒の振動数域の
電磁的振動発生装置が使用できる。電子回路を使用する
デジタル式の腕時計では、振動数の切換え装置によって
聞えない低周波数域の振動と耳に聞える周波数域の振動
とを切換えることができる電磁的発振装置の使用が可能
である。
【0013】そして、前記時刻設定手段3としては、こ
れまでの腕時計において一般に普及しているアラ−ム音
の時刻設定方法の使用が可能であり、また前記手動によ
る振動停止手段4としては押しボタン式のスイッチの使
用ができる。また、デジタル式腕時計の場合には、前記
時刻設定手段3と振動停止手段4は、従来の腕時計に用
いられている音によって時刻を知らせるアラ−ム音付腕
時計の装置と同様の電子回路をそのまま転用し、音発生
装置部分と振動発生装置部分を置き換えすれば、設定時
刻に振動開始し、設定秒数振動した後自動的に停止させ
ることができる。
【0014】また、図2に示すように、腕時計に、アラ
−ム音発生手段5と前記発振手段2とを有し、前記アラ
−ム音発生手段5によるアラ−ム音の開始時刻を設定す
る時刻設定手段3aと、前記振動を発生させる発振手段
2による振動の開始時刻を設定する時刻設定手段3と、
またアラ−ム音開始後に自動又は手動によりアラ−ム音
を停止させるアラ−ム音停止手段4aと、振動開始後に
自動又は手動により振動を停止させる振動停止手段4と
がそれぞれ共有され、前記アラ−ム音発生手段5と前記
振動の発振手段2との作動切換えを行なう切換手段6を
備えて構成する態様が可能である。この態様では、それ
ぞれの手段に用いる部品を共有とすることによって腕時
計全体の大きさをコンパクトにでき、適宜に前記アラ−
ム音と前記振動とのいずれかを選択して使用することが
できる。
【0015】例えば、音響を発生させる金属板を、振動
発生用の金属製の錘の振動の発生を妨害しない程度の錘
が当る位置に移動することで、錘が音響用の金属板を叩
きアラ−ム音を発生させ、また戻すことでアラ−ム音を
停止させる形態もできる。
【0016】電子回路やメモリ−を備えたデジタル表示
式の腕時計では、曜日や日付や時刻の表示の切換えと曜
日や日付や時刻合せやアラ−ム時刻の設定がボタン操作
で容易になされ、アラ−ム音及び振動の切換えも電子回
路上で容易に行なえ、さらに同様にアラ−ム音及び振動
の設定確認の表示も容易である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のようで、従来のポケット
型では時刻を確かめるのにその都度ポケットから取り出
さなければならず極めて煩わしかってが、本発明は腕時
計なので何時でも文字盤を見て時刻を確かめられると共
に設定時刻を感知する方法が音ではなく振動によるもの
なので、他人に知られずに振動が直接身体で感知されて
使用者本人だけに設定した時刻になったことを知らせる
ことが可能となった。
【0018】そして、接客中に使用した場合に使用者だ
けは感知されるが、商談の雰囲気を壊すこともなくな
り、また目覚しとして使用しても周囲の人の睡眠を妨げ
ることがない。また聴覚障害があって音を聞くことがで
きない人でも、振動によるものなので身体で時刻を知る
ことができる。さらに、アラ−ム音と振動とを切換えで
きる態様においては、使用する場所に応じて、前記アラ
−ム音と前記振動とのいずれかを選択して使用すること
ができるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の模式図。
【図2】別の構成の模式図。
【図3】また別の構成の模式図。
【符号の説明】
1 腕時計 2 振動を発生させる発振手段 3 振動の開始時刻を設定する時刻設定手段 3a アラ−ム音の開始時刻を設定する時刻設定手段 4 振動を停止させる振動停止手段 4a アラ−ム音を停止させるアラ−ム音停止手段 5 アラ−ム音発生手段 6 アラ−ム音と振動の切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G04G 13/02 G04G 13/02 N

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕時計(1)に、振動を発生させる発振
    手段(2)と、その発振手段(2)による振動の開始時
    刻を設定する時刻設定手段(3)と、振動開始後に自動
    又は手動により振動を停止させる振動停止手段(4)と
    を備えて成る振動で時刻を知らせる腕時計。
  2. 【請求項2】 腕時計(1)に、アラ−ム音を発生させ
    るアラ−ム音発生手段(5)と振動を発生させる発振手
    段(2)とを有し、前記アラ−ム音発生手段(5)によ
    るアラ−ム音の開始時刻を設定する時刻設定手段(3
    a)と前記振動を発生させる発振手段による振動の開始
    時刻を設定する時刻設定手段(3)とが共有され、且つ
    アラ−ム音開始後に自動又は手動によりアラ−ム音を停
    止させるアラ−ム音停止手段(4a)と振動開始後に自
    動又は手動により振動を停止させる振動停止手段(4)
    とが共有され、それら共有部分に対して前記アラ−ム音
    発生手段(5)と前記発振手段(2)との作動切換えを
    行なう切換手段(6)を備えて成る振動で時刻を知らせ
    る腕時計。
JP9081892A 1997-03-16 1997-03-16 振動で時刻を知らせる腕時計 Pending JPH10260271A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066172A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯電話機のアラーム通知装置
JP2019093326A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 セイコーインスツル株式会社 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066172A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯電話機のアラーム通知装置
JP2019093326A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 セイコーインスツル株式会社 電子機器

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