JPH10259945A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10259945A
JPH10259945A JP9064527A JP6452797A JPH10259945A JP H10259945 A JPH10259945 A JP H10259945A JP 9064527 A JP9064527 A JP 9064527A JP 6452797 A JP6452797 A JP 6452797A JP H10259945 A JPH10259945 A JP H10259945A
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JP
Japan
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temperature
blower fan
rotation speed
compressor
stopped
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Application number
JP9064527A
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English (en)
Inventor
Isaya Morishita
偉作矢 森下
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内温度を設定温度に正確に維持する。 【課題解決手段】暖房運転の制御方法に従って圧縮機2
2の運転を停止した後にも、室内に空気を吹き出す送風
ファン8を回転させる空気調和機に適用し、圧縮機22
の運転を停止したときには、送風ファン8の回転速度
を、圧縮機22の運転を停止する以前の回転速度から、
段階的に回転速度を低下させた後、送風ファン8の回転
を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房運転の制御方
法に従って圧縮機の運転を停止させた後にも、室内に空
気を吹き出す送風ファンを回転させる空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、暖房運転中に、部屋の温
度が設定温度となった場合、室外機の圧縮機の運転を停
止する。しかし、圧縮機の運転を停止した直後では、圧
縮された高温の冷媒が熱交換器内に残っているので、多
量の熱が熱交換器から放出される。従って、室内機の内
部には、熱交換器から放出される熱が籠もり、室内機の
内部温度は、部屋の温度に比べて高くなる。このため、
室温検出用のセンサが検出する温度は、熱気の籠もった
内部の温度となる。その結果、室内機内部の温度が、圧
縮機を再起動する温度まで低下したときには、部屋の温
度は、設定値から大きく低下している。このため、室内
温度の変動幅が大きくなり、快適な暖房を行うことがで
きない。
【0003】このような事態を回避するため、従来で
は、室内に空気を吹き出す送風ファンを、圧縮機の運転
を停止した後にも、回転させる構成を用いている。この
ため、圧縮機の運転が停止した後に、熱交換器から放出
された熱は、送風ファンによって、室内機内部から外部
に放出されることになる。その結果、室内機内部の温度
と、部屋の温度との差異が少なくなり、室内温度用のセ
ンサが検出する温度と、部屋の温度との差異は少なくな
る。このため、部屋の温度の変動幅の少ない暖房運転が
行われることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た技術を用いた場合でも、以下に示す問題が生じてい
た。すなわち、圧縮機の運転停止後の送風ファンの回転
速度は、遅い回転速度に設定されている。従って、圧縮
機が停止する直前の送風ファンの回転速度が速かった場
合では、突然に回転速度が遅くなる。このため、送風フ
ァンの回転速度が、熱交換器の温度と室内温度との差異
に適合しない事態が生じる。つまり、熱交換器の温度と
室内温度との差異は、圧縮機の運転を停止したときか
ら、時間の経過と共に、徐々に減少する。一方、送風フ
ァンの回転速度は、圧縮機の停止以前では高速回転、停
止後では、直ちに低速回転となる。従って、圧縮機が運
転中のため、高速回転の送風ファンにより、部屋の広い
範囲に分散されていた高温の空気は、圧縮機の運転の停
止直後では、室内機のすぐ近くにのみ分散するに過ぎな
い。このため、室内機の回りの温度と、室内機から離れ
た部分との温度差が大きくなる。その結果、室内温度セ
ンサが検出する温度は、室内全体の温度より高い温度を
検出するので、制御が不正確になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、圧縮機
が運転を停止した後には、圧縮機の運転停止前の送風フ
ァンの回転速度を基準として、徐々に回転速度を低下さ
せた後、送風ファンの回転を停止させることにより、室
内温度を設定温度に正確に維持することのできる空気調
和機を提供することにある。また請求項2および4記載
の発明の目的は、上記目的に加え、圧縮機の運転停止後
の送風ファンの回転速度の制御を、簡単なものとするこ
とのできる空気調和機を提供することにある。また請求
項3記載の発明の目的は、上記目的に加え、圧縮機の運
転停止後の室内機内部の温度と室温との差異を、より少
なくすることのできる空気調和機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係る空気調和機は、暖房運転の制
御方法に従って圧縮機の運転を停止した後にも、室内に
空気を吹き出す送風ファンを回転させる空気調和機に適
用し、前記圧縮機の運転を停止したときには、前記送風
ファンの回転速度を、前記圧縮機の運転を停止する以前
の回転速度から、段階的に回転速度を低下させた後、前
記送風ファンの回転を停止させる構成としている。すな
わち、圧縮機の運転の停止の前後では、室内機の熱交換
器の温度は略等しい。一方、圧縮機の運転を停止した後
には、送風ファンの回転速度を、圧縮機の運転を停止さ
せる以前の回転速度から、段階的に低下させている。こ
のため、圧縮機の運転停止直後においても、送風ファン
の回転速度は、熱交換器の温度と室内温度との差異に適
合した速度となる。
【0007】また請求項2記載の発明に係る空気調和機
は、上記構成に加え、予め設定された固定値として示さ
れる温度と、熱交換器の温度との差異に基づいて、前記
送風ファンの回転速度を低下させるタイミングを決定す
る構成としている。すなわち、回転速度を低下させるタ
イミングを決定するための温度の差異は、予め設定され
た固定値と熱交換器の温度との差異である。従って、熱
交換器の温度を検出するのみで、送風ファンの回転速度
を低下させるタイミングを決定することができる。
【0008】また請求項3記載の発明に係る空気調和機
は、上記構成に加え、目標値として設定された室内温度
または室内温度を検出するセンサによって検出された室
内温度と、熱交換器の温度との差異に基づいて、前記送
風ファンの回転速度を低下させるタイミングを決定する
構成としている。すなわち、送風ファンの回転速度を低
下させるタイミングは、熱交換器の温度と室内温度との
差異によって決定される。従って、送風ファンの回転が
停止するときでは、熱交換器の温度と室内温度との差異
は、常に一定の差異であり、微少な温度差となる。
【0009】また請求項4記載の発明に係る空気調和機
は、上記構成に加え、前記圧縮器を停止させた後の経過
時間に基づいて、前記送風ファンの回転速度を低下させ
る構成としている。すなわち、回転速度を低下させるタ
イミングは、圧縮機が停止して後の経過時間によって決
定される。このため、圧縮機の運転を停止した後の経過
時間を求めるのみで、送風ファンの回転速度を低下させ
るタイミングを決定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、請求項1、2記載
の発明に係る空気調和機の一実施形態(以下では、第1
の実施形態と称する)の電気的構成を示すブロック線図
である。第1の実施形態は、大別すると、室内機1、室
外機2、およびリモートコントローラ3の3つのブロッ
クによって構成されている。
【0011】図において、室外機2に設けられた制御部
21は、室外機2としての動作を制御するブロックとな
っている。このため、制御部10からの指示に従い、圧
縮機22の動作等を制御する。また、圧縮機22は、冷
媒の圧縮を行うブロックとなっている。リモートコント
ローラ3は、電源のオン・オフの切り換え、室内温度の
設定、手動モードにおける風量設定等を行うブロックと
なっている。このため、電源キー、室内温度の設定のた
めのアップキーとダウンキー、および、手動モードによ
る風量設定キー等を備えている。
【0012】受光部11は、リモートコントローラ3か
ら送信された赤外線信号を受信するブロックとなってい
る。そして、受信した赤外線信号が示す指示を、制御部
10に出力する。温度センサ5は、熱交換器6の前方に
設けられたサーミスタ等からなるセンサであり、室内温
度を検出する。そして、検出した室内温度を制御部10
に出力する。
【0013】温度センサ7は、熱交換器6に取り付けら
れたサーミスタ等からなるセンサであり、熱交換器6の
温度を検出する。そして、検出した熱交換器6の温度を
制御部10に出力する。熱交換器6は、暖房時では、高
温高圧の冷媒が導かれ、室内機1を通過する空気(破線
30により示す)を暖める。また、冷房時では、低温の
冷媒が導かれ、室内機1を通過する空気30を冷却す
る。送風ファン8は、室内に空気を吹き出すための円筒
状のファンである。また、ファンモータ9は、送風ファ
ン8を回転させるためのモータとなっている。
【0014】制御部10は、空気調和機としての動作を
制御するブロックとなっている。このため、リモートコ
ントローラ3によって設定された室内温度、温度センサ
5が検出した室内温度、温度センサ7が検出した熱交換
器6の温度等に基づき、送風ファン8の回転速度等を制
御する。また、制御部21を介して、圧縮機22の動作
等を制御する。また、予め設定された温度を示す固定値
を、内部に記憶している。詳細には、暖房運転の制御方
法に従って圧縮機22の運転を停止したときには、運転
の停止後にも、停止直前の回転速度でもって、送風ファ
ン8を回転させる。次いで、固定値により示される温度
と熱交換器6の温度との温度差に基づいて、送風ファン
8の回転速度を段階的に低下させた後、送風ファン8の
回転を停止させる。
【0015】図2は、温度差と回転速度との対応関係を
示す説明図である。詳細に説明すると、縦軸は、回転速
度の段階であり、M0は回転停止、M1は、最も遅い段
階の回転速度を示している。そして、縦軸の上部に向か
う程に、速い段階の回転速度となる。必要に応じて図2
を参照しつつ、第1の実施形態の動作を説明する。
【0016】制御部10は、温度センサ5により検出さ
れた室内温度が、リモートコントローラ3によって設定
された温度となったとき、制御部21を介して、圧縮機
22の運転を停止する。このとき、制御部10は、送風
ファン8を、圧縮機22の運転の停止直前の回転速度と
同じ速度で、回転させ続ける。また、制御部10は、温
度センサ7によって検出された熱交換器6の温度を読み
取る。そして、読み取った温度と、予め記憶した固定値
が示す温度との温度差を求める。温度差を求めた後に
は、圧縮機22の運転停止直前の送風ファン8の回転速
度と、求めた温度差とに基づき、以後の制御に必要なデ
ータを算出する。
【0017】いま、温度差がT1であるとし、回転速度
が、5段目の速度のM5であるとする。このとき、制御
部10は、(T1,M5)として示される位置と、
(3,M0)として示される位置とを結ぶ直線51を求
める。そして、その直線51により、各回転速度の段階
に対応する温度差を算出する。このときでは、T2,T
3,・・・が算出される。
【0018】温度差T2,T3,・・・の算出を完了す
ると、制御部10は、温度差がT2となるまでは、送風
ファン8の回転速度を、段階M5に維持する。すなわ
ち、圧縮機22の運転停止直前の回転速度と同一とす
る。そして、熱交換器6の温度が低下したため、温度差
がT2となったときには、送風ファン8の回転速度を、
段階M4とする。次いで、温度差がT3となったときに
は、送風ファン8の回転速度を、段階M3とする。以
後、温度差の減少に対応して、回転速度の段階を低下さ
せる。そして、温度差が3度となったときには、送風フ
ァン8の回転を停止させる。
【0019】また、例えば、圧縮機22の運転を停止し
たときの温度差がT4であり、圧縮機22の運転停止直
前の送風ファン8の回転速度が、段階M2であるとす
る。この場合では、温度差がT5となるまでは、送風フ
ァン8の回転速度は、段階M2となる。そして、温度差
がT5となったときには、送風ファン8の回転速度は、
段階M1となる。そして後、温度差が3度になると、送
風ファン8の回転を停止させる。
【0020】以下に、請求項1、3記載の発明に対応す
る実施形態(以下では、第2の実施形態と称する)につ
いて説明する。なお、第2の実施形態と第1の実施形態
との差異は、温度差の算出方法が異なるのみである。つ
まり、第1の実施形態と第2の実施形態とは、制御部1
0の構成が異なるのみとなっている。このため、制御部
10の構成のみを説明し、その他のブロックの構成の説
明を省略する。
【0021】制御部10は、空気調和機としての動作を
制御するブロックとなっている。このため、リモートコ
ントローラ3によって設定された室内温度、温度センサ
5が検出した室内温度、温度センサ7が検出した熱交換
器6の温度等に基づき、送風ファン8の回転速度等を制
御する。また、制御部21を介して、圧縮機22の動作
等を制御する。詳細には、暖房運転の制御方法に従い、
圧縮機22の運転を停止したときには、運転の停止後に
も、停止直前の回転速度でもって、送風ファン8を回転
させる。次いで、リモートコントローラ3によって設定
された温度と、熱交換器6の温度との温度差に基づい
て、送風ファン8の回転速度を段階的に低下させた後、
送風ファン8の回転を停止させる。
【0022】図2を参照しつつ、第2の実施形態の動作
を説明する。
【0023】温度センサ5が検出する室内温度が、リモ
ートコントローラ3によって設定された温度となったと
き、制御部10は、制御部21を介して、圧縮機22の
動作を停止する。このとき、制御部10は、送風ファン
8を、圧縮機22の運転の停止直前の回転速度と同じ速
度で、回転させ続ける。この状態において、制御部10
は、温度センサ7によって検出された熱交換器6の温度
を読み取る。そして、読み取った温度と、リモートコン
トローラ3によって設定された温度との温度差を求め
る。そして、求めた温度差と、そのときの送風ファン8
の回転速度とから、以後の制御に必要とするデータを算
出する。
【0024】設定された温度と熱交換器6の温度との温
度差が求まった後の動作は、第1の実施形態の動作と同
一となる。すなわち、温度差がT1であるとし、回転速
度が、5段目の速度のM5であるとする。このとき、制
御部10は、(T1,M5)として示される位置と、
(3,M0)として示される位置とを結ぶ直線51を求
める。そして、その直線51により、各回転速度の段階
に対応する温度差を算出する。このときでは、T2,T
3,・・・が算出される。
【0025】温度差T2,T3,・・・の算出を完了す
ると、制御部10は、温度差がT2となるまでは、送風
ファン8の回転速度を、段階M5に維持する。すなわ
ち、圧縮機22の運転停止直前の回転速度と同一とす
る。そして、熱交換器6の温度が低下したため、温度差
がT2となったときには、送風ファン8の回転速度を、
段階M4とする。次いで、温度差がT3となったときに
は、送風ファン8の回転速度を、段階M3とする。以
後、温度差の減少に対応して、回転速度の段階を低下さ
せる。そして、温度差が3度となったときには、送風フ
ァン8の回転を停止する。
【0026】また、例えば、圧縮機22の運転を停止し
たときの温度差がT4であり、圧縮機22の運転停止直
前の送風ファン8の回転速度が、段階M2であるとす
る。この場合では、温度差がT5となるまでは、送風フ
ァン8の回転速度は、段階M2となる。そして、温度差
がT5となったときには、送風ファン8の回転速度は、
段階M1となり、温度差が3度となったときには、送風
ファン8の回転を停止する。
【0027】なお、第2の実施形態では、リモートコン
トローラ3によって設定された温度と、熱交換器6の温
度とから、温度差を求めているが、温度センサ5によっ
て検出された室内温度と、熱交換器6の温度とから、温
度差を求める構成としてもよい。
【0028】以下に、請求項1、4記載の発明に対応す
る実施形態(以下では、第3の実施形態と称する)につ
いて説明する。なお、第3の実施形態と第1の実施形態
との差異は、送風ファン8の回転速度を低下させるタイ
ミングの決定方法が異なるのみである。つまり、第1の
実施形態と第3の実施形態とは、制御部10の構成が異
なるのみである。このため、制御部10の構成のみを説
明し、その他のブロックの構成の説明を省略する。
【0029】制御部10は、空気調和機としての動作を
制御するブロックとなっている。このため、リモートコ
ントローラ3によって設定された室内温度と、温度セン
サ5が検出した室内温度、温度センサ7が検出した熱交
換器6の温度等に基づき、送風ファン8の回転速度等を
制御する。また、制御部21を介して、圧縮機22の動
作等を制御する。詳細には、暖房運転の制御方法に従っ
て圧縮機22の運転を停止したときには、運転の停止後
にも、停止直前の回転速度でもって、送風ファン8を回
転させる制御を行う。そして後には、経過した時間に基
づいて、送風ファン8の回転速度を段階的に低下させた
後、回転を停止させる。このため、図3に示すように、
回転速度の段階と時間との対応関係を示すデータテーブ
ルを、予め、内部に記憶している。
【0030】必要に応じて図3を参照しつつ、第3の実
施形態の動作を説明する。
【0031】温度センサ5が検出する室内温度が、リモ
ートコントローラ3によって設定された温度となったと
き、制御部10は、制御部21を介して、圧縮機22の
動作を停止する。このとき、制御部10は、送風ファン
8を、圧縮機22の運転の停止直前の回転速度と同じ速
度で、回転させ続ける。この状態において、制御部10
は、回転させ続けている送風ファン8の回転速度の段階
に対応する時間を、データテーブルから読み出す。そし
て、読み出した時間が経過したときには、送風ファン8
の回転速度の段階を、1段階低下させる。
【0032】詳細に説明すると、圧縮機22の運転を停
止したときの、送風ファン8の回転速度の段階が、M4
であるとする。段階M4に対応する時間は、S12であ
る。このため、制御部10は、S12により示される時
間が経過したときには、送風ファン8の回転速度の段階
を、段階M3に低下させる。そして、段階M3に対応す
る時間S13が、経過したときには、送風ファン8の回
転速度の段階を、段階M2に低下させる。次いで、時間
S14が経過したときには、段階M1とする。そして、
時間S15が経過したときには、送風ファン8の回転を
停止する。
【0033】また、例えば、圧縮機22の運転を停止し
たときの、送風ファン8の回転速度の段階が、段階M2
であるときには、時間S14が経過したとき、送風ファ
ン8の回転速度の段階を、段階M1に低下させる。そし
て、時間S15が経過したときには、送風ファン8の回
転を停止する。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る空気調和機
は、暖房運転の制御方法に従って圧縮機の運転を停止し
た後にも、室内に空気を吹き出す送風ファンを回転させ
る空気調和機に適用し、前記圧縮機の運転を停止したと
きには、前記送風ファンの回転速度を、前記圧縮機の運
転を停止する以前の回転速度から、段階的に回転速度を
低下させた後、前記送風ファンの回転を停止させる構成
としている。このため、圧縮機の運転が停止した後にお
いても、熱交換器の温度に適合した回転速度で送風ファ
ンが回転し、室内温度が平均するため、室内温度を設定
温度に正確に維持することが可能となっている。
【0035】また請求項2記載の発明に係る空気調和機
は、上記構成に加え、予め設定された固定値として示さ
れる温度と、熱交換器の温度との差異に基づいて、前記
送風ファンの回転速度を低下させるタイミングを決定す
る構成としている。このため、熱交換器の温度を検出す
るのみで、送風ファンの回転速度を低下させるタイミン
グを決定することができるので、圧縮機の運転停止後の
送風ファンの回転速度の制御を、簡単なものとすること
が可能となっている。
【0036】また請求項3記載の発明に係る空気調和機
は、上記構成に加え、目標値として設定された室内温度
または室内温度を検出するセンサによって検出された室
内温度と、熱交換器の温度との差異に基づいて、前記送
風ファンの回転速度を低下させるタイミングを決定する
構成としている。従って、送風ファンの回転が停止する
ときでは、熱交換器の温度と室内温度との差異は、常に
一定の差異であり、微少な温度差となる。このため、圧
縮機の運転停止後の室内機内部の温度と室温との差異
を、より少なくすることが可能となっている。
【0037】また請求項4記載の発明に係る空気調和機
は、上記構成に加え、前記圧縮器を停止させた後の経過
時間に基づいて、前記送風ファンの回転速度を低下させ
る構成としている。従って、圧縮機の運転を停止した後
の経過時間を求めるのみで、送風ファンの回転速度を低
下させるタイミングを決定することができる。このた
め、圧縮機の運転停止後の送風ファンの回転速度の制御
を、簡単なものとすることが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の実施形態の電気的構
成を示すブロック線図である。
【図2】温度差と回転速度との対応関係を示す説明図で
ある。
【図3】回転速度と継続時間との関係を示すデータテー
ブルである。
【符号の説明】
1 室内機 2 室外機 3 リモートコントローラ 5 室内温度を検出する温度センサ 6 熱交換器 7 熱交換器の温度を検出する温度センサ 8 送風ファン 9 ファンモータ 22 圧縮機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房運転の制御方法に従って圧縮機の運
    転を停止した後にも、室内に空気を吹き出す送風ファン
    を回転させる空気調和機において、 前記圧縮機の運転を停止したときには、前記送風ファン
    の回転速度を、前記圧縮機の運転を停止する以前の回転
    速度から、段階的に回転速度を低下させた後、前記送風
    ファンの回転を停止させることを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 予め設定された固定値として示される温
    度と、熱交換器の温度との差異に基づいて、前記送風フ
    ァンの回転速度を低下させるタイミングを決定すること
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 目標値として設定された室内温度または
    室内温度を検出するセンサによって検出された室内温度
    と、熱交換器の温度との差異に基づいて、前記送風ファ
    ンの回転速度を低下させるタイミングを決定することを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記圧縮器を停止させた後の経過時間に
    基づいて、前記送風ファンの回転速度を低下させること
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100853376B1 (ko) * 2007-04-03 2008-08-21 주식회사 대우일렉트로닉스 공기 조화기의 정지 제어 장치 및 방법
JP2019027613A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
CN114001446A (zh) * 2020-07-28 2022-02-01 广东美的制冷设备有限公司 空调器控制方法、空调器及计算机可读存储介质

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