JPH10259376A - スラリー連続供給方法 - Google Patents

スラリー連続供給方法

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Publication number
JPH10259376A
JPH10259376A JP8601097A JP8601097A JPH10259376A JP H10259376 A JPH10259376 A JP H10259376A JP 8601097 A JP8601097 A JP 8601097A JP 8601097 A JP8601097 A JP 8601097A JP H10259376 A JPH10259376 A JP H10259376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixer
water
solidifying agent
slurry
hardener
Prior art date
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Pending
Application number
JP8601097A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Minami
誠二 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minami Co Ltd
Original Assignee
Minami Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minami Co Ltd filed Critical Minami Co Ltd
Priority to JP8601097A priority Critical patent/JPH10259376A/ja
Publication of JPH10259376A publication Critical patent/JPH10259376A/ja
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミキサー内にスラリーの残量があっても固化
剤と水の追加供給を可能とし、連続してスラリーをアジ
テータに供給できる方法とする。 【解決手段】 固化剤と水の混合比率を予め設定し、水
タンク3より流量計17を通して供給量をコントロール
された水と、固化剤サイロ2からの固化剤を同時にミキ
サー4内に供給する。水が混合比率による設定量に達す
ると水のミキサー4内への供給を停止する。次にミキサ
ー4の計量器14によりミキサー4内の固化剤の重量を
計量し、固化剤が混合比率の設定量に達すると固化剤の
供給が停止する。ミキサー4内で固化剤と水を撹拌し、
撹拌後アジテータ5にスラリーを供給し、ミキサー4内
にスラリーが残った状態に於いても、ミキサー4内に追
加供給可能な固化剤と水の量を決定し、ミキサー4内に
固化剤と水を連続して追加供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中の連続壁形成
や地盤改良工事に使用するセメントミルク等のスラリー
を連続して供給する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来はスラリーの量が設定されると固化
剤と水を交互にミキサーに供給し計量され、撹拌後、設
定されたスラリー量となってからスラリーをアジテータ
に供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地中の連続壁形成や地
盤改良工事等に於いては、一定量のセメントミルクを連
続的に注入する必要がある。しかし、スラリーを供給中
にアジテータが満杯となると、ミキサー内にスラリーが
残ってしまうのである。このような場合に、従来のよう
にミキサー内に設定量に達するまでセメントと水を溜め
て、設定量に達してから撹拌し、スラリーをアジテータ
に供給している方法ではミキサー内に残量があるとセメ
ントと水の追加供給はできなく、ミキサー内のスラリー
の残量がなくなるまで、ミキサー内にセメントと水の供
給はできなかったのである。
【0004】従って、スラリーの残量がなくなるまでセ
メントと水の供給を待ち、ミキサー内の残量がなくなっ
た後、セメントと水の供給を開始し、再び撹拌しスラリ
ーとしているので時間的ロスが生じスラリーの連続供給
は不可能であった。
【0005】上記点より本発明は、ミキサー内にスラリ
ーの残量があっても固化剤と水の追加供給を可能とし、
連続してスラリーをアジテータに供給できるスラリー連
続供給方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明方法は、固化剤と水の混合比率を予め設定し、水
タンクより流量計を通して供給量をコントロールされた
水と、固化剤サイロからの固化剤が同時にミキサー内に
供給され、水が前記混合比率による設定量に達すると水
のミキサー内への供給が停止され、次にミキサーの計量
器によりミキサー内の固化剤の重量を計量し、この計量
により以後の供給量をコントロールされた固化剤が、前
記混合比率の設定量に達すると固化剤の供給が停止され
ると共に、ミキサー内で固化剤と水が撹拌され、撹拌
後、アジテータにスラリーを供給し、ミキサー内にスラ
リーが残った状態に於いても、ミキサー内に追加供給可
能な固化剤と水の量が決定され、ミキサー内に固化剤と
水が連続して追加供給可能とされていることを特徴とす
るものである。
【0007】本発明の作用を説明すれば、固化剤と水の
混合比率を予め設定するからミキサー内に供給される固
化剤と水の重量を認識できる。依って、水タンクより流
量計を通して供給量をコントロールされた水と、固化剤
サイロからの固化剤が同時にミキサー内に供給される
が、水は固化剤よりも供給がスムーズであるから、水が
前記混合比率による設定量に固化剤より先に達すると水
の供給を停止する。
【0008】次に、ミキサーの計量器でミキサー内の固
化剤の重量を計量するのであるが、固化剤の重量はミキ
サー内部の重量より流量計を通った水の重量を差し引け
ば現在ミキサー内に存在する固化剤の重量を認識できる
から、この計量により以後の固化剤の供給量をコントロ
ールし、固化剤が前記混合比率の設定量に達すると固化
剤の供給を停止し、ミキサー内で固化剤と水が撹拌され
スラリーとなる。撹拌後、アジテータにスラリーを供給
する。
【0009】そして、本発明はアジテータが満杯となり
ミキサー内にスラリーが残った状態に於いても、次の使
用に備えて固化剤と水の供給が可能となる。即ち、固化
剤と水の混合比率が予め設定されているため、スラリー
の残量を計算すれば追加供給可能な固化剤と水の量が容
易に決定される。従って、アジテータが満杯で、スラリ
ーのアジテータへの供給が可能となるまでの待機中に於
いてもミキサーが満杯の状態になるまで固化剤と水の供
給が継続され、連続したスラリーの供給が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法の一実施の形態
を図面に基づき説明する。図1は本発明方法に使用する
スラリー連続供給装置の一実施の形態を示す正面図、図
2は同上の右側面図、図3は同上の平面図、図4は同上
の左側面図である。
【0011】而して、図中1は枠体であり、固化剤サイ
ロ2、水タンク3、ミキサー4、アジテータ5が枠体1
内に設置されている。固化剤サイロ2は、その下部に固
化剤サイロ2に平行して搬送用の横送りスクリューコン
ベア6が設けられ、固化剤サイロ2内の固化剤を供給口
7より送り出す。又、固化剤サイロ2の外側に固化剤の
重量を計量する計量器8が片側に2箇所、反対側に1箇
所の計3箇所に設置されている。
【0012】9は内部に縦送りスクリューコンベア10
を設けた供給管であり、下方の端部付近は前記固化剤サ
イロ2の供給口7に連結し、上方の端部付近はミキサー
4の上方へ延設して連結管11でミキサー4の上部に連
結し、固化剤サイロ2から送り出される固化剤を縦送り
スクリューコンベア10でミキサー4内に送り込む。1
2は連結管11の途中に設けた固化剤の供給停止弁、1
3は縦送りスクリューコンベアの駆動用モーターであ
る。
【0013】又、ミキサー4の外側にミキサー4内の固
化剤および水の量を計量する計量器14が3箇所に取り
付けられている。又、ミキサー4の上部に一端を水中ポ
ンプ15に連結し、水タンク3より水中ポンプ15で水
を送り込む給水管16の他端が連結されている。17は
給水管16の途中に設けた流量計、18は給水管16の
途中に設けた電磁弁である。19はミキサー4のスラリ
ー排出管であり、アジテータ5に連結している。20は
スラリー排出管19の途中に設けた排出弁である。尚、
図中21はコンプレッサー、22は横送りスクリューコ
ンベア6の駆動用モーターである。
【0014】次にスラリー連続供給方法を図面に基づき
説明する。予め固化剤と水の混合比率を設定する。ミキ
サー4が運転すると給水管16の電磁弁18が開き、電
磁弁18が開くことにより水中ポンプ15が運転を開始
し、流量計17を通して水が設定量に到達すると水中ポ
ンプ15は停止する。
【0015】水中ポンプ15が運転開始すると同時に、
供給管9内の縦送りスクリューコンベア10が運転を開
始する。縦送りスクリューコンベア10が運転を開始す
ると固化剤サイロ2の横送りスクリューコンベア6が運
転し、固化剤がミキサー4内に供給される。
【0016】ミキサー4に取り付けてある計量器14で
ミキサー内部の重量より現在流量計を通った水の量を差
し引きミキサー4内の固化剤の重量を認識する。そし
て、固化剤および水が混合比率による設定値に到達する
と、スラリー排出管19の排出弁20が開きスラリーが
アジテータ5に供給される。
【0017】排出弁20はアジテータ5が満杯の時は開
かない。そしてスラリー供給中にアジテータ5が満杯と
なると排出弁20は閉じ、アジテータ5のスラリー量が
供給可能になるまで待機し、アジテータ5内のスラリー
量が減少し、供給可能になると排出弁20が開く。
【0018】又、ミキサー4内部のスラリー重量が空に
なるか、一定量以下に減少すると排出弁20は閉じ、予
め設定された固化剤と水の混合比率によりミキサー4内
に供給可能な固化剤と水の量が計算され、追加供給可能
な固化剤と水が再びミキサー4内に供給開始される。そ
して、アジテータ5が満杯で、ミキサー4も満杯の状態
になるまでこの動作が継続され、アジテータ5内のスラ
リーが使用され満杯状態でなくなると、ミキサー4内部
のスラリーがアジテータ5内に供給され再び固化剤と水
がミキサー4内へ供給開始される。
【0019】
【発明の効果】本発明に依れば、ミキサー内にスラリー
の残量があっても固化剤と水の混合比率の設定により固
化剤と水の追加供給する量を決定し連続して供給できる
ため、従来の様にスラリーの量が設定されると固化剤と
水を交互にミキサーに供給し計量され、設定されたスラ
リー量になってからアジテータに供給していたため、固
化剤と水が設定量までミキサー内に入らないとアジテー
タにスラリーが供給できなかった不便を悉く解消し得た
ものである。依って、本発明は一連の動作が連続的に行
われスラリーを連続供給できるため、地中の連続壁形成
や地盤改良工事等に際し、作業能率が一段と向上するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用するスラリー連続供給装置の
一実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明方法に使用するスラリー連続供給装置の
一実施の形態を示す右側面図である。
【図3】本発明方法に使用するスラリー連続供給装置の
一実施の形態を示す平面図である。
【図4】本発明方法に使用するスラリー連続供給装置の
一実施の形態を示す左側面図である。
【符号の説明】
2 固化剤サイロ 3 水タンク 4 ミキサー 5 アジテータ 6 横送りスクリューコンベア 8 計量器 9 供給管 10 縦送りスクリューコンベア 12 供給停止弁 14 計量器 15 水中ポンプ 16 給水管 17 流量計 18 電磁弁 19 スラリー排出管 20 排出弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固化剤と水の混合比率を予め設定し、水
    タンクより流量計を通して供給量をコントロールされた
    水と、固化剤サイロからの固化剤が同時にミキサー内に
    供給され、水が前記混合比率による設定量に達すると水
    のミキサー内への供給が停止され、次にミキサーの計量
    器によりミキサー内の固化剤の重量を計量し、この計量
    により以後の供給量をコントロールされた固化剤が、前
    記混合比率の設定量に達すると固化剤の供給が停止され
    ると共に、ミキサー内で固化剤と水が撹拌され、撹拌
    後、アジテータにスラリーを供給し、ミキサー内にスラ
    リーが残った状態に於いても、ミキサー内に追加供給可
    能な固化剤と水の量が決定され、ミキサー内に固化剤と
    水が連続して追加供給可能とされていることを特徴とす
    るスラリー連続供給方法。
JP8601097A 1997-03-19 1997-03-19 スラリー連続供給方法 Pending JPH10259376A (ja)

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JP8601097A JPH10259376A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 スラリー連続供給方法

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JPH10259376A true JPH10259376A (ja) 1998-09-29

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