JPH10258979A - 間接式油圧エレベータ - Google Patents
間接式油圧エレベータInfo
- Publication number
- JPH10258979A JPH10258979A JP8456397A JP8456397A JPH10258979A JP H10258979 A JPH10258979 A JP H10258979A JP 8456397 A JP8456397 A JP 8456397A JP 8456397 A JP8456397 A JP 8456397A JP H10258979 A JPH10258979 A JP H10258979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- plunger
- bracket
- plunger guide
- guide bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 かご用ガイドレールとプランジャ用ガイドレ
ールを共用した間接式油圧エレベータにおいて、建築誤
差によりピットの深さに誤差が生じた場合でも、プラン
ジャ21の上部に配置したプランジャガイドブラケット
28が、昇降路天井2やかごのローラガイド11に干渉
しないようにすること。 【解決手段】 プランジャ21の支持部材30と、プラ
ンジャガイドブラケット28に固定した補助ブラケット
31とを、長穴31aによって位置調節可能に連結する
ことにより、プランジャガイドブラケット28の上下方
向の位置を調節できるようにした。
ールを共用した間接式油圧エレベータにおいて、建築誤
差によりピットの深さに誤差が生じた場合でも、プラン
ジャ21の上部に配置したプランジャガイドブラケット
28が、昇降路天井2やかごのローラガイド11に干渉
しないようにすること。 【解決手段】 プランジャ21の支持部材30と、プラ
ンジャガイドブラケット28に固定した補助ブラケット
31とを、長穴31aによって位置調節可能に連結する
ことにより、プランジャガイドブラケット28の上下方
向の位置を調節できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ジャッキによ
りかごを昇降する間接式油圧エレベータに係り、特に、
油圧ジャッキのプランジャをガイドレールに沿って昇降
案内する装置に関するものである。
りかごを昇降する間接式油圧エレベータに係り、特に、
油圧ジャッキのプランジャをガイドレールに沿って昇降
案内する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の間接式油圧エレベータの一例を図
3、及び図3のA−A断面図である図4により説明す
る。この油圧エレベータは、かご用のガイドレールとプ
ランジャ用のガイドレールを共用したタイプのものであ
り、図はかごが最上階にいる場合を示している。
3、及び図3のA−A断面図である図4により説明す
る。この油圧エレベータは、かご用のガイドレールとプ
ランジャ用のガイドレールを共用したタイプのものであ
り、図はかごが最上階にいる場合を示している。
【0003】図において、1は昇降路、2は昇降路天
井、3はピット床、4は昇降路1に立設した一対のガイ
ドレールである。5は、一対の竪枠6、上枠7、下枠
8、受枠9を備えたかご枠であり、かご室10を支持し
ている。11はかご枠5の上部の設置された一対のロー
ラガイド、12は同じくかご枠5の下部に設置された一
対のローラガイドであり、これらかご枠5〜ローラガイ
ド12によりかご13を構成している。
井、3はピット床、4は昇降路1に立設した一対のガイ
ドレールである。5は、一対の竪枠6、上枠7、下枠
8、受枠9を備えたかご枠であり、かご室10を支持し
ている。11はかご枠5の上部の設置された一対のロー
ラガイド、12は同じくかご枠5の下部に設置された一
対のローラガイドであり、これらかご枠5〜ローラガイ
ド12によりかご13を構成している。
【0004】20はプランジャ21とシリンダ22を備
えた油圧ジャッキであり、ジャッキスタンド23によっ
て、ピット床3に立設されている。24はプランジャ2
1の上部に固定された支持部材であり、プランジャシー
ブ25を回動可能に支持している。26はシーブ25に
巻き掛けられ、一端はかご枠5、他端はジャッキスタン
ド23に固定された主ロープ、27は主ロープ26の外
れ止め部材、28は支持部材24の上部に固定されたプ
ランジャガイドブラケット、29はプランジャガイドブ
ラケットに設置した一対のスライディングガイドシュー
である。この従来例では、ガイドレール4が一対で良い
ため、省スペース化が図れる、という利点がある。
えた油圧ジャッキであり、ジャッキスタンド23によっ
て、ピット床3に立設されている。24はプランジャ2
1の上部に固定された支持部材であり、プランジャシー
ブ25を回動可能に支持している。26はシーブ25に
巻き掛けられ、一端はかご枠5、他端はジャッキスタン
ド23に固定された主ロープ、27は主ロープ26の外
れ止め部材、28は支持部材24の上部に固定されたプ
ランジャガイドブラケット、29はプランジャガイドブ
ラケットに設置した一対のスライディングガイドシュー
である。この従来例では、ガイドレール4が一対で良い
ため、省スペース化が図れる、という利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種のエレベータの
場合、ローラガイド11とプランジャガイドブラケット
28との間隔a及びガイドシュー29と昇降路天井2と
の間隔bは、かご13が突き上げた場合であっても、常
にa>0,b>0でなければならない。ところで、一般
に油圧エレベータの場合、頂部隙間が小さいため、間隔
a,bの設定値も小さいものになっている。
場合、ローラガイド11とプランジャガイドブラケット
28との間隔a及びガイドシュー29と昇降路天井2と
の間隔bは、かご13が突き上げた場合であっても、常
にa>0,b>0でなければならない。ところで、一般
に油圧エレベータの場合、頂部隙間が小さいため、間隔
a,bの設定値も小さいものになっている。
【0006】そのため、建築誤差により、ピットが深く
なっている場合には、プランジャガイドブラケット28
の位置が低くなるため、間隔aが小さくなり、ローラガ
イド11とプランジャガイドブラケット28とが干渉し
てしまう可能性がある。逆に、ピットが浅くなっている
場合には、プランジャガイドブラケット28の位置が高
くなるため、間隔bが小さくなり、ガイドシュー29が
昇降路天井2に干渉する可能性が出てくる、という問題
があった。
なっている場合には、プランジャガイドブラケット28
の位置が低くなるため、間隔aが小さくなり、ローラガ
イド11とプランジャガイドブラケット28とが干渉し
てしまう可能性がある。逆に、ピットが浅くなっている
場合には、プランジャガイドブラケット28の位置が高
くなるため、間隔bが小さくなり、ガイドシュー29が
昇降路天井2に干渉する可能性が出てくる、という問題
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持部材への
プランジャガイドブラケットの取り付け位置を調節可能
とし、間隔a,bを現場にて調節できるようにしたもの
である。
プランジャガイドブラケットの取り付け位置を調節可能
とし、間隔a,bを現場にて調節できるようにしたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、支持部材
とプランジャガイドブラケットを上下方向に位置調節可
能に取り付けられる構成にしたものである。また本発明
の他の実施の形態は、プランジャガイドブラケットに補
助ブラケットを固定し、この補助ブラケットと支持部材
とを、上下方向に位置調節可能に連結したものである。
とプランジャガイドブラケットを上下方向に位置調節可
能に取り付けられる構成にしたものである。また本発明
の他の実施の形態は、プランジャガイドブラケットに補
助ブラケットを固定し、この補助ブラケットと支持部材
とを、上下方向に位置調節可能に連結したものである。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図により説明する。図1
は要部正面図、図2は図1のB−B断面図である。図に
おいて、30は本実施例の支持部材、31はプランジャ
ガイドブラケット28に固定された補助ブラケットであ
り、上下方向の長穴31aを有している。この補助ブラ
ケット31は、長穴31aを介して、支持部材30に連
結しているため、支持部材30と補助ブラケット31の
上下方向の相対位置は調節可能になっている。また、図
3と同一符号のものは同一のものを示している。
は要部正面図、図2は図1のB−B断面図である。図に
おいて、30は本実施例の支持部材、31はプランジャ
ガイドブラケット28に固定された補助ブラケットであ
り、上下方向の長穴31aを有している。この補助ブラ
ケット31は、長穴31aを介して、支持部材30に連
結しているため、支持部材30と補助ブラケット31の
上下方向の相対位置は調節可能になっている。また、図
3と同一符号のものは同一のものを示している。
【0010】本実施例によれば、長穴31aにより、プ
ランジャガイドブラケット28の上下方向の位置を容易
に調節できるため、建築誤差によりピット深さに誤差が
あった場合ても、現場で容易に間隔a,bの調節を行う
ことができる。
ランジャガイドブラケット28の上下方向の位置を容易
に調節できるため、建築誤差によりピット深さに誤差が
あった場合ても、現場で容易に間隔a,bの調節を行う
ことができる。
【0011】前記実施例では支持部材30と補助ブラケ
ット31を長穴31aを介して連結しているが、複数の
丸穴を設ける等他の手段でもよく、要するにシーブ25
とプランジャガイドブラケット28との上下方向位置を
調節できる構成であればよい。また、エレベータの速度
等に応じて、ローラガイド11,12の代わりにスライ
ディングガイドシューを、又は逆に、スライディングガ
イドシュー29の代わりにローラガイドを使用すること
もできる。
ット31を長穴31aを介して連結しているが、複数の
丸穴を設ける等他の手段でもよく、要するにシーブ25
とプランジャガイドブラケット28との上下方向位置を
調節できる構成であればよい。また、エレベータの速度
等に応じて、ローラガイド11,12の代わりにスライ
ディングガイドシューを、又は逆に、スライディングガ
イドシュー29の代わりにローラガイドを使用すること
もできる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
建築誤差により、ピット深さ等に誤差が生じても、現場
にて容易に調節をすることができるため、プランジャガ
イドブラケットの昇降路天井との干渉や、かごローラガ
イドとの干渉を防止することができる。
建築誤差により、ピット深さ等に誤差が生じても、現場
にて容易に調節をすることができるため、プランジャガ
イドブラケットの昇降路天井との干渉や、かごローラガ
イドとの干渉を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】従来の間接式油圧エレベータの一例を示す図で
ある。
ある。
【図4】図3のA−A断面図である。
4 ガイドレール 5 かご枠 13 かご 21 プランジャ 24,30 支持部材 25 シーブ 28 プランジャガイドブラケット 31 補助ブラケット
Claims (2)
- 【請求項1】 プランジャ上部に、支持部材と、この支
持部材の上部に配置したプランジャガイドブラケットを
備え、かご用ガイドレールとプランジャ用ガイドレール
を共用した間接式油圧エレベータにおいて、 前記プランジャガイドブラケットと前記支持部材との上
下方向の相対位置を調節可能にしたことを特徴とする間
接式油圧エレベータ。 - 【請求項2】 前記プランジャガイドブラケットには補
助ブラケットが固定され、前記支持部材と前記補助ブラ
ケットとを上下方向に位置調節可能に連結したことを特
徴とする請求項1記載の間接式油圧エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8456397A JPH10258979A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 間接式油圧エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8456397A JPH10258979A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 間接式油圧エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258979A true JPH10258979A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13834132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8456397A Pending JPH10258979A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 間接式油圧エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10258979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6659231B2 (en) * | 2002-03-12 | 2003-12-09 | Inventio Ag | Self-balancing synchronization assembly for a hydraulic elevator |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP8456397A patent/JPH10258979A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6659231B2 (en) * | 2002-03-12 | 2003-12-09 | Inventio Ag | Self-balancing synchronization assembly for a hydraulic elevator |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0464312B1 (en) | Method and apparatus for erecting hydraulic elevator rails | |
JP3605417B2 (ja) | エレベータ設置方法および装置 | |
US6848543B2 (en) | Single wall interface traction elevator | |
EP1405812B1 (en) | Method for installing hoist | |
KR101487117B1 (ko) | 엘리베이터의 엘리베이터칸 | |
JP2008520517A (ja) | エレベータシステムにおけるガイドレールの据付 | |
EP0687644B1 (en) | Suspension arrangement for a hydraulic elevator | |
JP2002087741A (ja) | エレベータ | |
JPH10258979A (ja) | 間接式油圧エレベータ | |
US5351787A (en) | Elevator | |
CN107010512A (zh) | 支承导轨的电梯系统门框 | |
CN206553032U (zh) | 一种无机房电梯的曳引系统布局 | |
JP2846528B2 (ja) | 油圧エレベーターのガイドレール据付け方法 | |
JP4454100B2 (ja) | エレベータのガイドレール芯出し用テンプレート及びエレベータのガイドレール芯出し方法 | |
CN218403229U (zh) | 曳引式家用电梯 | |
CN217376922U (zh) | 一种导靴组件、支撑架及施工作业平台 | |
JP2001247270A (ja) | エレベータの着床検出装置 | |
JP2006151578A (ja) | エレベータ装置 | |
JPH0117574Y2 (ja) | ||
KR200303249Y1 (ko) | 엘리베이터의 벨런싱을 맞추기가 용이한 카 | |
JPH05246658A (ja) | エレベーターかご枠 | |
EP2746209A1 (en) | Mounting of guides for guide rails on an elevator car. | |
JPH07110755B2 (ja) | エレベータの扉装置 | |
JP2846546B2 (ja) | つり合いおもり用ガイドレールの芯出し装置 | |
JP2549838Y2 (ja) | リニアモータ式エレベーターのかご吊り構造 |