JPH10257650A - 電線保持用クランプ - Google Patents

電線保持用クランプ

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Publication number
JPH10257650A
JPH10257650A JP9059320A JP5932097A JPH10257650A JP H10257650 A JPH10257650 A JP H10257650A JP 9059320 A JP9059320 A JP 9059320A JP 5932097 A JP5932097 A JP 5932097A JP H10257650 A JPH10257650 A JP H10257650A
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JP
Japan
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electric wire
wire holding
wire
support wall
holding clamp
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Application number
JP9059320A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Sasagawa
秀敏 笹川
Masaaki Shiga
昌明 志賀
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径の異なる複数種の電線が各電線径に対応
して振動等で弛まない安定して係止できるとともに、誤
挿入を確実に防止する。 【解決手段】 本発明の電線保持用クランプ21は、電
線係止ケース22上に適数の凹溝3を設け、該凹溝3の
一方の支持壁4に電線保持部6を設け、電線保持部6前
後の近傍の一方の支持壁4に一対のスリット7、7を設
けることで、該スリット間に可撓性支持壁8を形成し、
可撓性支持壁8裏面と隣接の凹溝3の他方の支持壁5裏
面との間に可撓性強化片11を設け、可撓性支持壁8に
対向する位置の他方の支持壁5に該支持壁の傾斜面より
凹溝3の底面に対し小さい角度の傾斜面を有する支持リ
ブ23が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に取り付け
られて数種類の電線を係止する電線保持用クランプに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から車両等に取り付けられて数種類
の電線を係止する電線保持用クランプに関しては種々な
ものが知られている。例えば、図11,図12に示した
ようなものが知られている。図11に示すように電線保
持用クランプ51は、電線係止ケース52上に直径が大
径と小径の異なる2種類の電線W1、W3を受け止める
チャンネル状の凹溝53、54を設けて電線W1、W3
を導入する。そして、図12に示すように、電線W1、
W3の一部を強く係止するために凹溝53、54の一方
の支持壁55、56に突起状の電線保持部57が設けら
れている。なお、他方の支持壁58、59には突起物は
設けられていない。また、電線係止ケース52の一方の
辺にはヒンジ61を介してカバー60が開閉可能に設け
られている。
【0003】前記電線保持用クランプ51は、先ず電線
W1、W3が所定の寸法の凹溝53、54上に置かれて
上方から押圧されると、電線W1、W3が電線保持部5
7と他方の支持壁58、59とに挟持される。そして、
電線係止ケース52上にカバー59が被せられると、電
線W1、W3は振動や電線保持時の抜け方向の分力で凹
溝53、54から抜け出すようなことはなく、外部から
の異物の衝突によって損傷されるようなこともない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電線保持用クランプ51においては、図12に示し
たように、保持する電線W1、W3の直径によって凹溝
53、54の幅寸法や電線保持部57との間の幅寸法D
1、D3が異なるため、挟持する電線サイズが決まって
しまう。そのため、ワイヤーハーネス上から配索する際
に凹溝53、54の寸法に合わせて電線W1、W3のサ
イズを選び出して配索しなければならず、作業性が悪い
という問題があった。また、大寸法D1の凹溝53に小
直径の電線W3を誤挿入してしまうという問題もあっ
た。
【0005】本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、外径の異なる複数種の電線が各電線径に
対応して振動等で弛まない安定して係止できるととも
に、誤挿入を確実に防止することができる電線保持用ク
ランプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、下記1)乃至6)項によって解決することができ
る。 1)電線係止ケース上に電線を受け止める適数の凹溝を
設け、該凹溝の一方の支持壁に突起状の適数の電線保持
部を設けた電線保持用クランプにおいて、前記支持壁が
可撓性を有していることを特徴とする電線保持用クラン
プ。 2)前記1)記載の電線保持用クランプにおいて、前記
電線保持部近傍の前記一方の支持壁に一対のスリットが
設けられることで、該スリット間に可撓性支持壁が形成
されていることを特徴とする電線保持用クランプ。
【0007】3)前記2)記載の電線保持用クランプに
おいて、前記可撓性支持壁の裏面と、該裏面に対向した
他方の支持壁の裏面との間に可撓性強化片が設けられて
いることを特徴とする電線保持用クランプ。 4)前記3)記載の電線保持用クランプにおいて、前記
他方の支持壁に該他方の支持壁の傾斜面より前記凹溝の
底面に対して小角度の傾斜面を有する支持リブが設けら
れていることを特徴とする電線保持用クランプ。
【0008】5)前記1)及び2)記載の電線保持用ク
ランプにおいて、前記電線保持部の尖端部より下方の電
線押圧面が、電線保持状態の時に前記凹溝底面に対して
直角より小さい角度になるように設けられていることを
特徴とする電線保持用クランプ。 6)前記1)記載の電線保持用クランプにおいて、前記
電線係止ケースが、開閉可能または着脱可能なカバーを
備えていることを特徴とする電線保持用クランプ。
【0009】上記1)の構成の電線保持用クランプによ
ると、電線を受け止める凹溝の一方の支持壁に電線保持
部を設け、該電線保持部を有する一方の支持壁が可撓性
の壁になっているので、外径が異なる複数の電線を保持
することができる。よって、組付け作業の効率を向上さ
せることができると共に、異なる幅寸法を有する凹溝に
不適当な外径の電線を誤挿入するようなことがないか
ら、電線保持用クランプの信頼性を向上させることがで
きる。上記2)の構成の電線保持用クランプによると、
電線保持部前後の近傍における一方の支持壁にそれぞれ
一対のスリットを設けて、該スリット間が可撓性支持壁
になっていると、異なる外径の複数電線の保持能力が一
層顕著になり、組付けの作業性が一層向上される。
【0010】上記3)の構成の電線保持用クランプによ
ると、一方の支持壁に設けられた可撓性支持壁の裏面
と、隣接した凹溝の他方の支持壁の裏面との間に可撓性
強化片が設けられていると、可撓性強化片が可撓性支持
壁にかかる作動応力を軽減することで、電線保持用クラ
ンプの耐久性を向上させることができる。上記4)の構
成の電線保持用クランプによると、可撓性支持壁に対向
する位置における他方の支持壁に該他方の支持壁の傾斜
面より凹溝の底面に対して小さい角度の傾斜面を有する
支持リブが設けられていると、大径の電線を保持して
も、電線を保持する力によって発生する引き抜き方向の
分力を小さくすることができるから、振動等によって電
線が凹溝から外れるような不具合を軽減することがで
き、電線保持用クランプの信頼性を一層向上させること
ができる。
【0011】上記5)の構成の電線保持用クランプによ
ると、電線保持部の尖端部の高さを電線の導入が可能な
限り高くすると共に、尖端部より下方の電線押圧面が凹
溝の底面と直角より小さい角度になるように設けられて
いると、引き抜き方向の分力が一層軽減されるか、また
は逆に押し込み方向の分力に変えることができる。した
がって、振動等によって電線が凹溝から外れるような不
具合は発生しないから、電線保持用クランプの信頼性を
より一層向上させることができる。上記6)の構成の電
線保持用クランプによると、電線係止ケースにヒンジに
より開閉可能または着脱可能なカバーが設けられている
と、振動等によって電線が凹溝から放出されるのを防止
することができると共に、外部からの不慮の障害物によ
る衝突から電線を確実に保護することができ、電線保持
用クランプの信頼性を一層向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電線保持用クラン
プの実施の形態例を図1乃至図10に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明の電線保持用クランプの第1実施
の形態例を示した斜視図、図2は図1における要部Aの
部分拡大斜視図、図3は図1における要部の部分断面
図、図4は図3における力の作用を示す説明図、図5は
本発明の電線保持用クランプの第2実施の形態例を示し
た斜視図、図6は図5における要部Bの部分拡大斜視
図、図7は図5における要部の部分断面図、図8は図7
における力の作用を示す説明図、図9は図7における一
変形例の力の作用を示す説明図、図10は図5における
一使用例を示す斜視図である。
【0013】本発明の電線保持用クランプの第1実施の
形態例を図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。本実
施の形態の電線保持用クランプ1は、電線係止ケース2
上に外径が大、中、小と異なる多種類の電線W1、W
2、W3を受け止めるチャンネル状の適数(本実施の形
態では6本)の凹溝3を設けて電線W1、W2、W3を
導入するものである。図2に示すように、これらの電線
W1、W2、W3の一部を強く係止するために凹溝3の
一方の支持壁4に突起状の適数(本実施の形態では両端
近くに1個ずつ)の電線保持部6が設けられている。な
お、他方の支持壁5には電線保持部6に相当する突起物
は設けられていない。また、電線係止ケース2の一方の
辺にはヒンジ9を介してカバー10が開閉可能に設けら
れている。
【0014】さらに詳しくは、電線保持部6前後の近傍
の一方の支持壁4にそれぞれ一対のスリット7、7を設
け、該スリット間を可撓性支持壁8として撓み易く構成
している。また、一方の支持壁4に設けられた可撓性支
持壁8の裏面と、隣接した凹溝3の他方の支持壁5の裏
面との間に瓦板状の可撓性強化片11が設けられてい
る。
【0015】前記構成の電線保持用クランプ1において
は、先ず電線W1、W2、W3が凹溝3上に置かれて上
方から押圧されると、電線W1、W2、W3は電線保持
部6と他方の支持壁5とに挟持されて保持される。この
とき、図3に示したように電線W1のように外径が大き
いほど可撓性保持壁8と可撓性強化片11とが大きく撓
むから電線W1は大きい力で保持されることになる。そ
して、電線係止ケース2上にカバー10が被せられる
と、電線W1、W2、W3は振動や電線保持時の抜け方
向の分力で凹溝3から抜け出るようなことはない。ま
た、外部からの異物の衝突によって損傷されるようなこ
ともない。
【0016】上述した構成の第1実施の形態例の電線保
持用クランプ1は、電線W1、W2、W3を受け止める
凹溝3の一方の支持壁4の前後端付近に突起状の2個の
電線保持部6を設け、この電線保持部6前後の近傍の一
方の支持壁4に一対のスリット7、7を設け、該スリッ
ト7、7間に可撓性支持壁8が形成されている。従っ
て、外径サイズが異なる電線W1、W2、W3を区別せ
ずに無造作に保持することができる。よって、複数種の
電線の電線保持用クランプへの組付け作業を効率的に行
うことができると共に、異なるサイズの凹溝に不適当な
サイズの電線を挿入するような誤挿入がないから、信頼
性の高い電線保持用クランプを得ることができる。
【0017】また、前記一方の支持壁4に設けられた可
撓性支持壁8の裏面と、隣接した凹溝3の他方の支持壁
5の裏面との間に瓦板状の可撓性強化片11が設けられ
ているので、可撓性強化片11が可撓性保持壁にかかる
作動応力を軽減することができ、電線保持用クランプの
耐久性を向上させることができる。
【0018】しかし、図4に示すように大径の電線W1
を保持したときは、可撓性保持壁8が大きく撓んで電線
保持部6の電線導入面6cが電線W1の中心より低い位
置を押圧力Pで斜め上方に押し上げようとする。この押
圧力Pは電線W1を介して他方の支持壁5の面上で接圧
力Pfとして受け止められる。ところが、他方の支持壁
5の斜面は斜め外側に開いているので接圧力Pfは斜め
下方に向う。従って、押圧力Pのベクトル分力として電
線W1を上方へ引き抜こうとする引抜き力Pnが発生す
る。これにより、電線W1は押圧力Pおよび接圧力Pf
の作用点に摩擦力が働いているので直ぐには抜けない
が、振動等によって上方へ外れる可能性がある。
【0019】この外れをカバー10で積極的に押さえる
にはカバー10の裏面に大径の電線W1に適応した押え
部材を設ける必要がある。また、引抜き力Pnを小さく
するには、他方の支持壁5の傾斜角αを小さくすれば良
く、次の第2の実施の形態例が考えられる。
【0020】次に、本発明の電線保持用クランプの第2
実施の形態例を図5乃至図10に基づいて詳細に説明す
る。本実施の形態の電線保持用クランプ21が上記第1
実施の形態の電線保持用クランプ1と異なる構成は、電
線係止ケース22上の可撓性支持壁8に対向する他方の
支持壁5に該他方の支持壁5の傾斜面より凹溝3の底面
に対して小さな角度の傾斜面を有する適数(本実施の形
態では両端に3個ずつ)の支持リブ23が設けられてい
る点である。従って、上記第1実施の形態と同一構成の
部品には同一符号を付けることによって説明を省略す
る。
【0021】図8に示すように、電線係止ケース22上
の凹溝3内に大径の電線W1を保持したときは、可撓性
支持壁8が大きく撓んで電線保持部6の電線導入面6c
が電線W1の中心より低い位置を大きな押圧力Pで斜め
上方に押し上げようとする。この押圧力Pは電線W1を
介して他方の支持壁5の面上で接圧力Pfとして受け止
められる。ところが、支持リブ23の傾斜面は他方の支
持壁5の傾斜面より凹溝3の底面に対して角度βだけ小
さく、しかも凹溝3の底面に対して直角より小さい角度
に設定されているので接圧力Pfは斜めやや上方に作用
する。
【0022】従って、押圧力Pのベクトル分力として電
線W1を上方へ引き抜こうとする引抜き力Pnを小さく
抑えることができ、振動等によって電線W1が凹溝3か
ら外れるような不具合を確実に防止することができる。
よって、電線保持用クランプの信頼性を一層向上させる
ことができる。
【0023】次に、上述した第2実施の形態例の電線保
持用クランプ21の変形例を図9に基づいて説明する。
図9に示すように、上記電線保持部6の尖端部6aの高
さを電線の導入が可能な限り高くすると共に、尖端部6
aより下の電線押圧面6bと凹溝3の底面との角度が直
角より小さく設定されている。従って、電線保持部6の
電線押圧面6bが電線W1を押圧する押圧力Pの方向が
斜めやや下方向になるから、押圧力Pのベクトル分力は
支持リブ23への接圧力Pfと電線W1を下方向に押さ
える押さえ付け力Pcが作用することになる。すなわ
ち、押さえ付け力Pcによって電線W1が凹溝3の底面
へ押さえ付けられるので、例えカバー10がなくても電
線W1が凹溝3から外れるようなことはなく、電線保持
用クランプの信頼性をより一層向上させることができ
る。
【0024】また、図10に示すように、上述した電線
保持用クランプ1、21は、外径が大、中、小と異なる
電線W1、W2、W3を無造作に凹溝3に保持でき、ワ
イヤーハーネス上から電線の太さを凹溝の幅寸法に合わ
せて揃える必要がなく。従って、そのまま電線保持用ク
ランプ1、21に組付けることができるから、作業効率
を著しく向上させることができると共に、小径の電線W
3を大きな幅寸法の凹溝内に挿入するような誤挿入の問
題は起らない。
【0025】なお、本発明は上述した実施の形態例に限
定されるものでなく、適宜な変更を行うことにより他の
態様でも実施することができる。例えば、本実施の形態
例では電線保持部6の前後の一方の支持壁4にスリット
7が設けられていて、撓み易い可撓性支持壁8が形成さ
れていたが、スリット7を設けないで一方の支持壁4全
体を可撓性にして支持壁4全体で電線を押さえ込む構成
にすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電線保持用
クランプによれば、電線係止ケース上に電線を受け止め
る適数の凹溝を設け、該凹溝の一方の支持壁に突起状の
適数の電線保持部を設けた電線保持用クランプにおい
て、支持壁が可撓性を有している。従って、外径サイズ
が異なる電線を無造作に保持することができ、電線保持
用クランプへの電線組付け作業の効率を向上させること
ができると共に、異なる幅寸法の凹溝に不適当な外径サ
イズの電線を挿入するような誤挿入を防止することがで
きるから、電線保持用クランプの信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0027】また、前記電線保持部近傍の一方の支持壁
に一対のスリットが設けられることで、該スリット間に
可撓性支持壁が形成されることで、異なる外径サイズの
電線の保持能力が一層向上されるから、電線組付けの作
業性が一層向上される。また、前記可撓性支持壁の裏面
と、該裏面に対向した他方の支持壁の裏面との間に可撓
性強化片が設けられていることで、可撓性強化片が可撓
性支持壁にかかる作動応力を軽減することができ、電線
保持用クランプの耐久性を向上させることができる。ま
た、前記他方の支持壁に該他方の支持壁の傾斜面より凹
溝の底面に対して小角度の傾斜面を有する支持リブが設
けられていることで、大きな外径サイズの電線を保持し
ても、電線を保持する力によって発生する引き抜き方向
の分力を小さくすることができるから、振動等によって
電線が凹溝から外れるような不具合を防止することがで
き、電線保持用クランプの信頼性を一層向上させること
ができる。
【0028】さらに、前記電線保持部の尖端部より下方
の電線押圧面が、電線保持状態の時に凹溝底面に対して
直角より小さい角度になるように設けられていること
で、引き抜き方向の分力が一層軽減されるか又は押し込
み方向の分力に変えることができるので、振動等によっ
て電線が凹溝から外れるような不具合を確実に防止する
ことができ、電線保持用クランプの信頼性をより一層向
上させることができる。また、前記電線係止ケースが、
開閉可能または着脱可能なカバーを備えていることで、
振動等によって電線が凹溝から外れるような不具合を確
実に防止することができと共に、外部からの不慮の障害
物による衝突から電線を防護することができ、電線保持
用クランプの信頼性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線保持用クランプの第1実施の形態
例を示す斜視図である。
【図2】図1における要部Aの拡大斜視図である。
【図3】図1における要部の断面図である。
【図4】図3における力の作用方向を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の電線保持用クランプの第2実施の形態
例を示す斜視図である。
【図6】図5における要部Bの拡大斜視図である。
【図7】図5における要部の断面図である。
【図8】図7における力の作用方向を示す説明図であ
る。
【図9】図7の一変形例を示す説明図である。
【図10】図5における一使用例を示す斜視図である。
【図11】従来の電線保持用クランプの一例を示す斜視
図である。
【図12】図11における要部の断面図である。
【符号の説明】
1 電線保持用クランプ(第1実施の形態) 2 電線係止ケース 3 凹溝 4 一方の支持壁 5 他方の支持壁 6 電線保持部 6a 尖端部 6b 電線押圧面 6c 電線導入面 7 スリット 8 可撓性支持壁 9 ヒンジ 10 カバー 11 可撓性強化片 21 電線保持用クランプ(第2実施の形態) 22 電線係止ケース 23 支持リブ W1 電線(大径) W2 電線(中径) W3 電線(小径)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線係止ケース上に電線を受け止める適
    数の凹溝を設け、該凹溝の一方の支持壁に突起状の適数
    の電線保持部を設けた電線保持用クランプにおいて、 前記支持壁が可撓性を有していることを特徴とする電線
    保持用クランプ。
  2. 【請求項2】 前記電線保持部近傍の前記一方の支持壁
    に一対のスリットが設けられることで、該スリット間に
    可撓性支持壁が形成されることを特徴とする請求項1記
    載の電線保持用クランプ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性支持壁の裏面と、該裏面に対
    向した他方の支持壁の裏面との間に可撓性強化片が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の電線保持用
    クランプ。
  4. 【請求項4】 前記他方の支持壁に該他方の支持壁の傾
    斜面より前記凹溝の底面に対して小角度の傾斜面を有す
    る支持リブが設けられていることを特徴とする請求項3
    記載の電線保持用クランプ。
  5. 【請求項5】 前記電線保持部の尖端部より下方の電線
    押圧面が、電線保持状態の時に前記凹溝底面に対して直
    角より小さい角度になるように設けられていることを特
    徴とする請求項1及び2記載の電線保持用クランプ。
  6. 【請求項6】 前記電線係止ケースが、開閉可能または
    着脱可能なカバーを備えていることを特徴とする請求項
    1記載の電線保持用クランプ。
JP9059320A 1997-03-13 1997-03-13 電線保持用クランプ Pending JPH10257650A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010135920A1 (zh) * 2009-05-24 2010-12-02 中山大洋电机制造有限公司 一种引线护套

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